JPH097654A - 配電盤用端子台 - Google Patents

配電盤用端子台

Info

Publication number
JPH097654A
JPH097654A JP15014795A JP15014795A JPH097654A JP H097654 A JPH097654 A JP H097654A JP 15014795 A JP15014795 A JP 15014795A JP 15014795 A JP15014795 A JP 15014795A JP H097654 A JPH097654 A JP H097654A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
board
switchboard
wiring
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15014795A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Ono
幹夫 小野
Setsuo Yanagida
節雄 柳田
Shigeru Nakajima
中島  茂
Takahiro Murakawa
隆弘 邑川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Fuji Electric Devices Industries Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Fuji Electric Devices Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Fuji Electric Devices Industries Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP15014795A priority Critical patent/JPH097654A/ja
Publication of JPH097654A publication Critical patent/JPH097654A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部配線用ケーブルと配電盤内配線用電線と
を中継接続する配電盤用端子台における誤配線を防止
し、外部配線用ケーブルおよび盤内配線用電線のそれぞ
れについて圧着端子の反転接続を許容し、配線作業の効
率を向上させることが可能な配電盤用端子台を提供す
る。 【構成】 配電盤用端子台3の外部ケーブル側ねじ9を
盤内側ねじ10よりも大きくし、盤内側ねじ10の取付
け中心をずらすとともに、盤内側の極間隔壁16を厚く
する。 【効果】 盤内側のねじ10よりもケーブル側のねじ9
の面積を大きくし、ねじ10の取付け中心をずらし、盤
内側の極間隔壁16を厚くしたので、誤配線が防止さ
れ、盤内配線作業の作業効率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発電所,変電所等の配
電盤用端子台に係り、特に、太い外部配線用ケーブルと
細い盤内配線用電線とをそれぞれが対応する端子台に誤
り無く、しかも迅速に接続するための配電盤用端子台の
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】配電盤の盤内には、必要なシーケンス動
作を実行するための高圧主回路機器,各種制御器具,リ
レー等の機器が配置され、それぞれの間は、盤内配線用
電線により複雑に接続されている。集合監視が発達して
きている現状においては、配電盤の配線本数はますます
増加する傾向にある。
【0003】配電盤の盤内には、LSI等の電子化部品
が多用されてきており、スペースの有効活用と配線の作
業効率の向上には、盤内配線用電線をより細線化するこ
とが望ましい。配電盤の盤内では、必要なシーケンス動
作に見合う制御電流を流すために盤内配線用電線のサイ
ズが決定される。一般には、JEM1425等に規定さ
れているように、1.25mm2や2mm2の電線が使用され
る。
【0004】配電盤内の前記機器は、面ユニット毎に、
配電盤端子台からケーブルダクトを経由し、外部配線用
ケーブル,地下ケーブル等により、監視盤等の外部の機
器に接続される。配電盤と監視盤との間では、制御機器
や各種コンピュータが、情報伝達や情報処理を実行す
る。
【0005】制御現場の配電盤と中央の監視盤との距離
は、システムの大型化に伴って長くなる傾向にある。両
者を接続する外部配線用ケーブルとして、盤内配線用電
線やそれに近い細さの電線を用いた場合、この細い電線
の内部抵抗による電圧降下が大きくなるので、必要な品
質の信号が得られなくなる。
【0006】このように、配電盤から監視盤までの距離
に応じて外部配線用ケーブルの電気抵抗が高くなり、こ
の部分での電圧降下が大きくなり、制御器具等が誤動作
や不動作に状態になることを防ぐためには、外部配線用
ケーブルは、例えば8mm2〜14mm2程度のサイズにする
必要がある。その結果、この外部配線用ケーブルの両端
に固着される圧着端子や配電盤の中継端子台も大形にな
らざるを得ない。
【0007】そこで、外部配線用ケーブルとして太線を
使用し、盤内配線用電線として細線を用いるための配電
盤用端子台を製作する場合、圧着端子の取付けねじのピ
ッチは、太線のサイズに合わせる必要があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一方、端子板に取付け
ねじをねじ込んだままでは、圧着端子を取り付けられな
いので、圧着端子を端子板に載せた後に、圧着端子のね
じ孔および端子板のねじ孔に取付けねじを挿入し、締め
付けなければならない。
【0009】この欠点を解消するため、ばねにより取付
けねじを端子板上に持ち上げ、圧着端子挿入用の隙間を
自動的に確保する構造が、例えば,実公昭53−280
67号,実公昭63−18129号公報に開示されてい
る。
【0010】これらの場合、外部配線側のねじおよびば
ねと盤内配線側のねじおよびばねとが同じなので、配電
盤用端子台に載せられる圧着端子の形状が基本的に同じ
になり、外部配線側と盤内配線側とを間違えて接続する
おそれがある。このように間違えて接続すると、盤内配
線用電線の一端の圧着端子と他端の圧着端子とは互換性
が無いから、一旦取外して、接続しなおす手間が掛り、
作業効率低下の一因となっていた。
【0011】さらに、最近のように、配線作業合理化の
ため、モデル等によって配線作業を実施する場合、盤内
配線用電線の両端子が異なることは、誤配線のもとにな
るとともに、作業効率が非常に低下する。
【0012】本発明の目的は、外部配線用ケーブルと配
電盤内配線用電線とを中継接続する配電盤用端子台にお
ける誤配線を防止し、外部配線用ケーブルおよび盤内配
線用電線のそれぞれについて圧着端子の反転接続を許容
し、配線作業の効率を向上させ、外部配線用ケーブルと
盤内配線用電線とを標準化し量産化することが可能な配
電盤用端子台を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、背部に極間隔壁を有する絶縁支持部材
と、少なくとも2つのねじ孔を有し絶縁支持部材に取り
付けられた金属固定板と、金属固定板のねじ孔にそれぞ
れ対応する孔を水平端子部分に有しそれぞれの垂直片に
係合突起を有する複数の逆L字形保持金具と、逆L字形
保持金具の孔に装着され外部配線用ケーブルの圧着端子
に挿入され金属固定板のねじ孔にねじ込まれるケーブル
側ねじと、逆L字形保持金具の孔に装着され盤内配線用
電線の圧着端子に挿入され金属固定板のねじ孔にねじ込
まれる盤内側ねじと、複数の係合突起のそれぞれと絶縁
支持部材の下端内部との間に装着され逆L字形保持金具
を常時押し上げるばねとからなる配電盤用端子台におい
て、金属固定板の外部配線用ケーブルの圧着端子を載置
する部分の面積を盤内配線用電線の圧着端子を載置する
部分の面積よりも大きくした配電盤用端子台を提案する
ものである。
【0014】盤内側ねじの取付け中心は、極間隔壁の位
置を基準として、ケーブル側ねじの取付け中心よりもシ
フトさせることができる。
【0015】また、ケーブル側ねじは、盤内側ねじより
も長くしてもよい。
【0016】いずれの場合も、盤内側ねじを金属固定板
の上部に保持するためのばねの長さを、ケーブル側ねじ
を金属固定板の上部に保持するためのばねの長さとは変
えることも可能である。
【0017】さらに、盤内側ねじ背部の極間隔壁を、ケ
ーブル側ねじ背部の極間隔壁よりも厚くすることができ
る。
【0018】この場合は、盤内側ねじ背部の極間隔壁の
裏側に少なくとも1つの穴を形成することが望ましい。
【0019】
【作用】本発明においては、金属固定板の外部配線用ケ
ーブルの圧着端子を載置する部分の面積を盤内配線用電
線の圧着端子を載置する部分の面積よりも大きくしたの
で、すなわち、盤内配線用電線を締め付け固定する盤内
側ねじよりも外部配線用ケーブルを締め付け固定するケ
ーブル側ねじの面積を大きくしたことから、盤内配線用
電線に特殊圧着端子を使用しないで、外部配線用ケーブ
ルと盤内配線用電線とを間違い無く迅速に接続できる。
【0020】また、盤内側ねじの背部とケーブル側ねじ
の背部とでは接続端子の有効幅が異なるため、それぞれ
に対応する圧着端子のみの挿入が可能となり、この点で
も、誤配線が防止される。
【0021】さらに、盤内側ねじ背部の厚い極間隔壁の
裏側に少なくとも1つの穴が設けられているので、絶縁
支持部材の成形に際して、盤内側の極間隔壁を厚くした
ことによる歪みの発生が抑制され、配電盤用端子台のス
ムーズな組立てや盤内配線用電線のスムーズな配線作業
を実現できる。
【0022】
【実施例】次に、図1〜図7を参照して、本発明による
配電盤用端子台の一実施例を説明する。
【0023】図7は、本発明の配電盤用端子台を装着す
べき配電盤1と監視盤6等の外部の機器との関係を示す
斜視図である。配電盤1には、必要なシーケンスに基づ
き、高圧主回路機器,各種制御器具,リレー等の機器2
が配置されて、盤内配線用電線18により相互に接続さ
れている。配電盤1の面ユニットは、端子台3により外
部配線用ケーブル5に接続されている。外部配線用ケー
ブル5は、ケーブルダクト4やここでは図示していない
地下ケーブルスペース等を経由して、監視盤6等の外部
の機器に接続されている。配電盤1と監視盤6等の外部
の機器との間では、制御機器や各種コンピュータが、情
報伝達や情報処理を実行する。
【0024】制御現場の配電盤1と中央の監視盤6との
距離が遠くなってきており、両者を接続する外部配線用
ケーブル5として盤内配線用電線18やそれに近い細さ
の電線を用いた場合に、この細い電線18の内部抵抗に
よる電圧降下が大きくなるので、必要な品質の信号が得
られなくなる。したがって、外部配線用ケーブル5の断
面積を大きくすることになり、例えば8mm2〜14mm2
度のサイズである。
【0025】このように太い外部配線用ケーブル5を用
いるのは、配電盤1から監視盤6までの距離に応じて外
部配線用ケーブル5の電気抵抗が高くなり、この部分で
の電圧降下が大きくなり、制御器具等が誤動作や不動作
に状態になることを防ぐためである。外部配線用ケーブ
ル5の両端に固着される圧着端子や配電盤1の中継端子
台3も大形にならざるを得ない。
【0026】そこで、外部配線用ケーブル5として太線
を使用し、盤内配線用電線18として細線を用いるため
の配電盤用端子台3を製作する場合、圧着端子の取付け
ねじのピッチは、太線すなわちの外部配線用ケーブル5
のサイズに合わせる必要があった。
【0027】したがって、外部配線用ケーブル5を接続
する中継端子台3としては、通常の配電盤用端子台より
も大型の端子台が使用される。端子台が大型になれば、
通電電流も大きくなるので、端子ねじが大きいサイズに
なり、外部配線用ケーブル5側も盤内配線用電線18も
に同じサイズにした場合、設計や作業上、次のような注
意をしなければならず、効率が悪く、誤配線の原因とも
なっていた。
【0028】すなわち、盤内配線用電線18は、1.2
5mm2や2mm2等の細線であるから、圧着端子のねじ孔の
サイズは小さくてよく、本来は、配電盤内同士を接続す
る際のサイズの圧着端子を使用できれば望ましい。しか
し、外部配線用ケーブル5を接続する中継端子台3につ
いては、太線接続を主体にしているため、圧着端子のね
じ孔のサイズが大きくなり、盤内配線用電線に用いるも
のではあるが、ねじ孔のサイズが大きい圧着端子とする
必要があり、特殊端子となっている。
【0029】最近のように、配線作業を合理化するため
モデル等により配線作業を実施する場合、盤内配線用電
線の両端の圧着端子のサイズが異なることは、誤配線の
原因となり、間違って接続した時は、一旦取外し接続し
なおす手間が掛り、作業効率低下の一因となっていた。
【0030】図1は、この欠点を解消するための本発明
による配電盤用端子台の一実施例の1ユニットの構造を
示す斜視図であり、図2は、図1の1ユニットの配電盤
用端子台の平面図であり、図3は、図1の1ユニットの
配電盤用端子台の内部の詳細な構造を部分断面で示す立
面図であり、図4は、図1の1ユニットの配電盤用端子
台の裏側構造の一例を示す斜視図である。
【0031】本実施例の配電盤用端子台3の絶縁支持部
材7には、端子ねじ接続用の金属固定板8が取付けら
れ、外部配線用ケーブル側ねじ9と盤内側ねじ10と
が、それぞれ保持金具11,12により保持されてい
る。
【0032】図3に示すように、正面から見ると逆L字
形の保持金具11,12は、金属固定板8の孔を貫通し
て下方に延びており、それぞれ、ばね13と14とによ
り、下端を常時押し上げられた状態にある。したがっ
て、ケーブル側ねじ9および盤内側ねじ10と金属固定
板8との間に、それぞれd1,d2のギャップを確保し、
外部配線用ケーブル5および盤内配線用電線18の圧着
端子を容易に挿入できるようになっており、圧着端子の
挿入に先立って、金属固定板8からねじ9,10を一旦
外す必要が無いので、接続作業の能率が上がる。
【0033】さて、ケーブル側ねじ9は、太い外部配線
用ケーブル5の圧着端子を固定できるように、直径が大
きくなっており、接触面の幅D1も広くなっている。こ
れに対して、盤内側ねじ10は、細い盤内配線用電線1
8の圧着端子を固定できるように、直径が小さくなって
おり、接触面の幅D2も狭くなっている。
【0034】また、図2に示すように、盤内側ねじ10
の取付け中心をケーブル側ねじ9の取付け中心よりも、
極間隔壁15を基準にして寸法Lだけ遠くにシフトさせ
てある。寸法Lだけシフトさせると、複数のユニットを
並べて組み上げた状態では、外部配線用ケーブル5の大
きなサイズの圧着端子を盤内側ねじ10の下部に挿入し
ても、盤内側ねじ10の中心が大きなサイズの圧着端子
の中心とは合わないので、締め付け固定できず、誤接続
の恐れがなくなる。
【0035】一方、盤内配線用電線18の小さなサイズ
の圧着端子をケーブル側ねじ9の下部に置いても、ケー
ブル側ねじ9が小さなサイズの圧着端子には入らないか
ら、こちらも誤接続の恐れがなくなる。
【0036】外部配線用ケーブルおよび盤内配線用電線
の接続を確実にするために、図3に示すように、ケーブ
ル側ねじ9長さK1および盤内側ねじ10の長さK2と、
保持金具11および12を押し上げるばね13の長さお
よび14の長さとを変えてある。すなわち、ばね13と
ばね14の形状が似ており、同じ長さにした場合に、こ
れらのばねを反対に装着してしまう恐れがあるので、非
対称にするとともに、ねじサイズに合わせて最適な押し
上げ力を得るため、絶縁支持部材7に段差を設けて、ス
ペースP1,P2にばね13とばね14とをそれぞれ収納
してある。
【0037】金属固定板8の片方の背部には、各ユニッ
トすなわち各極を隔離するための極間隔壁15が設けら
れているが、本実施例においては、さらに、盤内側ねじ
側隔壁16を形成してある。したがって、極間隔壁15
に近い側から大きなサイズの圧着端子を挿入することさ
えできなくなり、誤接続の恐れが完全に無くなる。
【0038】しかし、このように盤内ねじ側隔壁16を
厚くすると、隔壁成形時の残留応力により変形すること
があるので、保持金具12の上下動が防げられ事態が生
ずることもあり得る。
【0039】本実施例では、この変形を避けるため、図
4に示すように、裏側に穴17を形成してある。なお、
裏側の穴17を盤内側ねじ10に面して形成してもよい
が、保持金具12の滑らかな上下動を確保することを考
えると、裏側に形成する方がより確実である。
【0040】図5は、外部配線用ケーブルと組み上げら
れた配電盤用端子台と盤内配線用電線との関係を示す平
面図であり、図6は、複数の外部配線用ケーブルと複数
の盤内配線用電線とをそれぞれまとめた配線の状態を示
す平面図である。
【0041】図1〜図4に示した本実施例によれば、外
部配線用ケーブル5と配電盤内配線用電線18とを中継
接続する配電盤用端子台3において、配電盤用端子台3
の外部ケーブル側ねじ9を盤内側ねじ10よりも大きく
し、盤内側ねじ10の取付け中心をLだけずらすととも
に、盤内側の極間隔壁16を厚くしたので、誤配線が防
止され、盤内配線作業の作業効率が向上するという効果
が得られる。
【0042】外部配線用ケーブル5および盤内配線用電
線18のそれぞれについて、両端の圧着端子の大きさを
同じにできるから、特に、盤内配線用電線の両端の圧着
端子19に方向性が無くなり、盤内配線用電線18のど
ちらの端部の圧着端子19を配電盤用端子台3に接続し
ても盤内機器に接続しても良くなるから、接続しなおす
手間が不要となり、配線作業の効率の向上になる。ま
た、配線ユニットの標準化にもつながり、盤外でのユニ
ット組立て作業や盤内配線用電線18の規格の標準化に
役立ち、作業効率の改善効果が大きい。
【0043】さらに、極間隔壁16の裏側に複数の穴1
7を設けた場合、盤内側の極間隔壁16を厚くしたこと
による歪みの発生が抑制され、配電盤用端子台3のスム
ーズな組立てや盤内配線用電線18のスムーズな配線作
業に寄与する。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、外部配線用ケーブルと
配電盤内配線用電線とを中継接続する配電盤用端子台に
おいて、配電盤用端子台の外部ケーブル側ねじを盤内側
ねじよりも大きくし、盤内側ねじの取付け中心をずらす
とともに、盤内側の極間隔壁を厚くしたので、誤配線が
防止され、盤内配線作業の作業効率が向上するという効
果が得られる。
【0045】特に、外部配線用ケーブルおよび盤内配線
用電線のそれぞれについて、両端の圧着端子の大きさを
同じにできるから、盤内配線用電線の両端の圧着端子に
方向性が無くなり、盤内配線用電線のどちらの端部の圧
着端子を配電盤用端子台に接続しても盤内機器に接続し
ても良くなるから、接続しなおす手間が不要となり、配
線作業の効率の向上になる。また、配線ユニットの標準
化にもつながり、盤外でのユニット組立て作業や盤内配
線用電線の規格の標準化に役立ち、作業効率の改善効果
が大きい。
【0046】さらに、極間隔壁の裏側に複数の穴を設け
た場合、盤内側の極間隔壁を厚くしたことによる歪みの
発生が抑制され、配電盤用端子台のスムーズな組立てや
盤内配線用電線のスムーズな配線作業に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による配電盤用端子台の1ユニットの構
造を示す斜視図である。
【図2】図1の1ユニットの配電盤用端子台の平面図で
ある。
【図3】図1の1ユニットの配電盤用端子台の内部の詳
細な構造を部分断面で示す立面図である。
【図4】図1の1ユニットの配電盤用端子台の裏側構造
の一例を示す斜視図である。
【図5】外部配線用ケーブルと組み上げられた配電盤用
端子台と盤内配線用電線との関係を示す平面図である。
【図6】複数の外部配線用ケーブルと複数の盤内配線用
電線とをそれぞれまとめた配線の状態を示す平面図であ
る。
【図7】本発明の配電盤用端子台を装着すべき配電盤と
監視盤等との関係を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 配電盤 2 機器 3 端子台 4 ケーブルダクト 5 外部配線用ケーブル 6 監視盤 7 絶縁支持部材 8 金属固定板 9 外部配線用ケーブル側ねじ 10 盤内側ねじ 11 保持金具 12 保持金具 13 ばね 14 ばね 15 極間隔壁 16 盤内ねじ側隔壁 17 穴 18 盤内配線用電線 19 圧着端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳田 節雄 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分工場内 (72)発明者 中島 茂 滋賀県草津市野村三丁目4番1号 不二電 機工業株式会社草津製作所内 (72)発明者 邑川 隆弘 滋賀県草津市野村三丁目4番1号 不二電 機工業株式会社草津製作所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】背部に極間隔壁を有する絶縁支持部材と、
    少なくとも2つのねじ孔を有し前記絶縁支持部材に取り
    付けられた金属固定板と、前記金属固定板のねじ孔にそ
    れぞれ対応する孔を水平端子部分に有しそれぞれの垂直
    片に係合突起を有する複数の逆L字形保持金具と、前記
    逆L字形保持金具の孔に装着され外部配線用ケーブルの
    圧着端子に挿入され前記金属固定板のねじ孔にねじ込ま
    れるケーブル側ねじと、前記逆L字形保持金具の孔に装
    着され盤内配線用電線の圧着端子に挿入され前記金属固
    定板のねじ孔にねじ込まれる盤内側ねじと、前記複数の
    係合突起のそれぞれと前記絶縁支持部材の下端内部との
    間に装着され前記逆L字形保持金具を常時押し上げるば
    ねとからなる配電盤用端子台において、 前記金属固定板の前記外部配線用ケーブルの圧着端子を
    載置する部分の面積を前記盤内配線用電線の圧着端子を
    載置する部分の面積よりも大きくしたことを特徴とする
    配電盤用端子台。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の配電盤用端子台におい
    て、 前記極間隔壁の位置を基準として前記盤内側ねじの取付
    け中心を前記ケーブル側ねじの取付け中心よりもシフト
    させたことを特徴とする配電盤用端子台。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の配電盤用端子
    台において、 前記ケーブル側ねじが前記盤内側ねじよりも長いことを
    特徴とする配電盤用端子台。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか一項に記載
    の配電盤用端子台において、 前記盤内側ねじを前記金属固定板の上部に保持するため
    の前記ばねの長さと前記ケーブル側ねじを前記金属固定
    板の上部に保持するための前記ばねの長さとが異なるこ
    とを特徴とする配電盤用端子台。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか一項に記載
    の配電盤用端子台において、 前記盤内側ねじ背部の極間隔壁が、前記ケーブル側ねじ
    背部の極間隔壁よりも厚いことを特徴とする配電盤用端
    子台。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の配電盤用端子台におい
    て、 前記盤内側ねじ背部の極間隔壁の裏側に少なくとも1つ
    の穴を有することを特徴とする配電盤用端子台。
JP15014795A 1995-06-16 1995-06-16 配電盤用端子台 Pending JPH097654A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15014795A JPH097654A (ja) 1995-06-16 1995-06-16 配電盤用端子台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15014795A JPH097654A (ja) 1995-06-16 1995-06-16 配電盤用端子台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH097654A true JPH097654A (ja) 1997-01-10

Family

ID=15490530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15014795A Pending JPH097654A (ja) 1995-06-16 1995-06-16 配電盤用端子台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH097654A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100332454B1 (ko) * 1999-07-21 2002-04-13 윤종용 단자 접속 장치
CN105428831A (zh) * 2015-12-29 2016-03-23 苏州卓德电子有限公司 一种结构优化的接线端子

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100332454B1 (ko) * 1999-07-21 2002-04-13 윤종용 단자 접속 장치
CN105428831A (zh) * 2015-12-29 2016-03-23 苏州卓德电子有限公司 一种结构优化的接线端子

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20140216530A1 (en) Photovoltaic mounting system with grounding bars and method of installing same
US6273750B1 (en) Connector and cable system for panel-mounted circuitry
US6487091B2 (en) Method and apparatus for supplying data and power to panel-supported components
US20010023769A1 (en) Modular electrical system
US7497711B2 (en) Modular method and system for insulated bus bar cable harness termination concept
MX2011000138A (es) Bloque de terminal de poste frontal/posterior universal y enlace de prueba.
CN107851923B (zh) 能够防御外物损坏的可连接多根缆线的电连接装置
JPH1083851A (ja) 接地モジュール
JPWO2004055954A1 (ja) 絶縁母線システムおよびその母線ユニットの連結方法
EP0228405B1 (en) Earthing system for an apparatus cabinet
JP2006238562A (ja) プラグイン分電盤
US3277426A (en) Cable connectors and methods for the manufacture thereof
JPS6232582B2 (ja)
JPH097654A (ja) 配電盤用端子台
KR100622743B1 (ko) 보호 계전기용 터미널 블록
CN216929091U (zh) 具有屏蔽功能的连接器
CN210379461U (zh) 一种组合式便于测试导通的连接器
KR100594909B1 (ko) 분,배전반용 주차단기와 모선부스바의 접속장치
CN111384614A (zh) 端子组件和电源连接器
JP4983640B2 (ja) 低圧配電設備
JP2573456B2 (ja) 屋内配線システム
CN218632546U (zh) 一种便于插合的司机台连接器
KR100320613B1 (ko) 조립식 배전반
JPH0963667A (ja) 同軸ケーブルの接続構造
JP4523086B2 (ja) アース中継端子付住宅用分電盤