JPH0976029A - ころ軸受のころ製造方法 - Google Patents

ころ軸受のころ製造方法

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JPH0976029A
JPH0976029A JP23685095A JP23685095A JPH0976029A JP H0976029 A JPH0976029 A JP H0976029A JP 23685095 A JP23685095 A JP 23685095A JP 23685095 A JP23685095 A JP 23685095A JP H0976029 A JPH0976029 A JP H0976029A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ころの転動面と面取り部とのつなぎ部でシャー
プエッジが形成されることがないころ軸受のころ製造方
法を提供する。 【解決手段】ころ軸受のころを、ころ転動面を成形する
上型1Bと面取り部Rを成形する下型1Aとからなる分
割金型を用いて密閉鍛造する際に、鍛造されたころの上
型1Bと下型1Aとのつなぎ部4の位置に、ころ転動面
外径を拡大させてなる段12を形成させ、次いで当該鍛
造品の外径面を研削加工して前記段12を除去し、その
後バレル加工する。段12を除去するように研削加工す
るから、つなぎ部4には従来のようなシャープエッジは
形成されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ころ軸受のころ
製造方法に関し、特に、ころ鍛造金型を改良してころ転
動面と面取り部とのつなぎ部にシャープエッジが形成さ
れることを防止し、ころ同士のぶつかりによる損傷や軸
受軌道面との間のエッジロードの発生しない品質の優れ
たころを量産可能とするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動調心ころ軸受等の転動
体として多用されているころは、図10に示すような金
型1を用いて密閉鍛造された部材を、研削加工し、その
後更にバレル加工を施して製造されている。金型1は割
型であって、ころの端面と面取り部とを形成するキャビ
ティ2を有する外径面テーパ状の金型1A(下型)と、
ころの転動面を形成するキャビティ3を有する同じく外
径面テーパ状の金型1B(上型)とに分割されている。
両分割金型1A,1Bは、つなぎ部4で接合して、内径
面テーパ状のケース1Cに組み込まれて保持される。そ
のつなぎ部4は、軸受の転動体であるころの転動面と面
取り部(チャンファー部)との連結する箇所となってい
る。
【0003】上記従来の金型1では、下型1Aのキャビ
ティ2におけるころ端面を形成する内面2aの寸法と、
上型1Bのキャビティ3におけるころ転動面を形成する
内面3aの寸法とが、研削加工の研削代を見込んでその
分、製品ころの寸法より拡張されている(但し、面取り
部の曲面Rは研削代なし)。図11は、上記金型1を用
いて鍛造したころと、それを更に研削加工して整形した
ころとの形状の変化を比較した部分断面である。図11
の破線(一部実線)が研削前のころの形状、サイズ(即
ち金型1のキャビティの形状,サイズ)を表し、実線が
研削加工後のころの形状,サイズを表している。図1
0,図11から明らかなように、従来金型1にあって
は、下型1Aと上型1Bとが、つなぎ部4において滑ら
かな曲線を描いてつながっている。そして、この両型1
A,1Bとケース1Cとの間のはめあいを変え、剛性の
小さい上型1Bのはめあいをきつくして弾性変形を抑制
している。その金型1を用いたころ鍛造品の研削加工前
の形状は、研削代5Aを含んで破線で示される被研削端
面6と研削代5Bを含んで破線で示される被研削転動面
7と面取り部Rとが滑らかな曲線を描いて連なってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、研削代
を研削加工した後のころの形状は、図11に示した端面
の研削代5Aと転動面の研削代5Bとがなくなり、面取
り部Rはそのままに残されることから、下型1Aと上型
1Bとのつなぎ部4(ころ転動面と面取り部Rとの接続
部分)がシャープエッジを形成してしまう。
【0005】このようなシャープエッジを、研削加工後
のバレル加工で十分に丸めるには、長時間バレルにかけ
なくてはならず、実際上は非常に困難で生産性が阻害さ
れるという未解決の課題があった。因みに、このシャー
プエッジを十分に丸めないでおくと、軸受の疲れ寿命に
大きく影響を及ぼすことになる。つなぎ部4の部分のシ
ャープエッジが十分に丸まらずに残ったままにしておく
と、そのころ軸受を中荷重ないし重荷重下で使用した際
に、シャープエッジのつなぎ部4と軸受の内・外輪の軌
道面とでエッジロードを生じる恐れがある。
【0006】また、つなぎ部4にシャープエッジが残っ
ていると、製造工程中でころ同士がぶつかり合うときに
ころ転動面に打ち傷ができ易い。そこで本発明は、この
ような従来の未解決の課題に着目してなされたものであ
り、ころの転動面と面取り部とのつなぎ部でシャープエ
ッジが形成されることがないころ軸受のころ製造方法を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明は、ころ軸受のころを、ころ転動面を成形する上型
と面取り部を成形する下型とからなる分割金型を用いて
密閉鍛造する際に、鍛造されたころの前記上型と下型と
のつなぎ部の位置に、ころ転動面外径を拡張させてなる
段を形成させ、次いで当該鍛造品の外径面を研削加工し
て前記段を除去し、その後バレル加工することを特徴と
する。
【0008】すなわち、本発明は、密閉鍛造型でころ軸
受のころ形状を鍛造する際に、その鍛造品形状を従来と
は異ならしめる。すなわち、上型と下型とのつなぎ部の
位置に、図6に示すように意識的に「段」を形成する。
従来は、この「段」が付かないように苦心していたもの
を、本発明ではむしろ積極的に一定の狙いの値を有する
段を利用して、つなぎ部にシャープエッジが形成される
ことがないころ製造方法を提供するものである。その段
は、金型自体に予め形成しておいてもよく、あるいは鍛
造時の加圧力で上型が外周方向に拡張されることにより
形成されるものであってもよい。
【0009】このようなつなぎ部が段になった形状の鍛
造品を研削加工すれば、つなぎ部にシャープエッジが形
成されることがない。これをバレル加工すれば、短時間
のバレル加工で、転動面と面取り部とのつなぎ部を十分
に丸めることができる。ひいては、このころを用いてこ
ろ軸受の内・外輪の軌道面でのエッジロードを抑制する
ことができ、また、製造中のころ同士のぶつかり合いに
より発生するころ転動面の打ち傷も無くすことができ
る。
【0010】本発明は、金型を従来とは僅かに変更する
のみで、製造工程を変更することなく簡単に実施するこ
とができて、しかも従来より大幅に生産性を向上せしめ
得るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1は、この実施形態で製造さ
れる自動調心ころ軸受用の製品ころ10で、その最大径
がころ中央から一端側に片寄った位置にあるいわゆる非
対称ころである。ころの一端の小端面10Aから面取り
部Rを経て外周面を形成する転動面10Bの球面に滑ら
かに連なり、他端は大端面10Cになっている。
【0012】図2ないし図8は上記ころ10を密閉鍛造
する金型の第1の実施の形態を示す図である。この密閉
鍛造用の金型1は、強度上の問題から一般的に図2,図
3に示すように下型(下ニブ)1Aと上型(上ニブ)1
Bとからなる割型になっている。下型1Aには、ころの
小端面10Aと面取り部Rの部分を形成するキャビティ
2が形成され、外径面はテーパ状である。
【0013】一方、上型1Bには、ころの転動面10B
を形成するキャビティ3が形成され、外周面はテーパ状
である。キャビティ3の内周面は、ころ10の転動面1
0Bに研削代5Bを見込んだ転動面寸法7(図4参照)
に拡大して形成されている。しかし、その研削代5B
は、従来のように上型1Bの下端で厚みを急減させて下
型1Aの面取り部Rに曲線を描いて滑らかに接続させる
ものとは異なり、上型1Bの全長にわたり同じ厚みの研
削代5Bとされ、図3に示すように下型1Aとのつなぎ
部4に意識的に段12を形成するようにしている。すな
わち、本実施形態例においては、予め両型1A,1Bの
つなぎ部4の曲面の径寸法を変えて段12を形成してあ
る。これにより、研削代5Bを研削加工で除去してころ
の転動面10Bを仕上げると、その転動面10Bと面取
り部Rとのつなぎ部4は滑らかになり、シャープエッジ
にはならないのである。なお、13は下型1Aに形成さ
れたノックアウトピンのピン孔である。
【0014】上記の両分割金型1A,1Bは、つなぎ部
4で接合して内径面テーパ状のケース1Cに組み込まれ
る。しかして、下型1Aと上型1Bとでは形状・肉厚が
異なるため径方向の剛性に差があり、プレス時にキャビ
ティ内面にかかる外周方向への圧力に対してリング状・
薄肉の上型1Bの方が弾性変形して径が拡張し易い。か
かる変形の違いが分割型に生じると、鍛造品の形状・寸
法が狂ってしまい、予め設定した通りの段12は得られ
ないことになる。そこで、プレスする際に両型1A,1
Bの変形差が生じないように、ケース1Cと両型1A,
1Bとのはめあいを変えて両型1A,1Bの剛性(弾性
変形)の差を実質的に消去している。
【0015】こうして、ケース1Cに両型1A,1Bを
嵌めこんだ後、図4に示すように下からノックアウトピ
ン孔14を有するフィラー15を挿入して、ころ10の
密閉鍛造金型1が形成される。この金型1を、図5に
示すヘッダのダイホルダ16にセットし、フィラー15
の下側からノックアウトピン孔14,13にノックアウ
トピン17を挿入して、鍛造の準備を整える。
【0016】図5に、上記金型1を使用してころ10の
ヘッダ加工を行う加工工程を示す。同図は「材料送り
工程」である。材料の線材20を、送りロール21によ
り、ダイホルダ16に取り付けられているクイル23を
通して、カッタ24に所定長さだけ送り込む。カッタ2
4には、クイルの真上に対向させて材料保持孔24a、
その材料保持孔24aに上方から挿通されるバネリター
ン式のカッターピン24b、そのカッターピン24bの
ストッパ24cが設けられており、ストッパ24cでカ
ッターピン24bのストローク長を規制して線材20の
送り長さを一定にする。
【0017】同図は「切断工程」である。材料の線材
20が一定長さ送りこまれたカッター24を水平移動さ
せて、線材20を所定長さに切断すると共に、金型1の
真上に運ぶ。同図は「第1圧縮(予備成形)工程」で
ある。この工程では、ヘッダの第1パンチ25を圧下し
てカッターピン24bを加圧することにより、材料の線
材20の下端側を金型1の上型1Bのキャビティ3に圧
入する。
【0018】同図は「第2圧縮(仕上成形)工程」で
ある。前記第1圧縮に続くもので、第1パンチ25及び
カッタ24を退避させて第2パンチケース26と入れ換
え、第2パンチ27により材料の線材20を下型のキャ
ビティ3まで深く圧入して、ころ形状のワークに鍛造す
る。同図は「鍛造品のノックアウト工程」である。
【0019】仕上成形されたワークWを、ノックアウト
ピン17で金型1の外に突き出して取り出す。この手順
を経て金型1を用い鍛造されたワークWの形状は、下型
1Aと上型1Bとの分割部がそのまま転写される結果、
図6に示すように被研削端面6と被研削転動面7とのつ
なぎ部4に段12が形成されたものとなる。
【0020】段12を有する上記ワークWを研削加工し
て、被研削端面6の研削代5A及び被研削転動面7の研
削代5Bを研削することにより、端面10Aと転動面1
0Bとが形成され、その転動面10Bと面取り部Rとの
つなぎ部4は従来のようなシャープエッジにはならな
い。この研削加工済のワークをバレル加工することによ
り、転動面10Bと面取り部Rとのつなぎ部4を短時間
で十分に丸めることができる。したがって、本第1の実
施形態例によれば、従来、極めて長時間を要していたバ
レル加工工程が短時間で完了することとなり、ころ軸受
のころを極めて高能率で量産することが可能になって生
産性向上に大きく貢献できる。
【0021】しかも、シャープエッジがないので、製造
工程中でころ同士がぶつかり合うときにころ転動面に打
ち傷ができるおそれがなく、高品質のころが得られる。
また、本第1実施形態例の方法で製造したころを組み付
けたころ軸受を使用すれば、中荷重ないし重荷重下でも
軸受の内・外輪の軌道面にエッジロードを生じる恐れは
なくなり、長時間の疲れ寿命を維持することができるか
ら、軸受の品質面でも大きく貢献することができる。
【0022】更に、本第1実施形態例の方法によれば、
密閉鍛造用の金型のキャビティ寸法・形状のみを従来の
ものとは若干変えるだけで済み、製造工程はそのままで
変更する必要はないから、製造設備等に新たな投資は全
く不要で容易に実施可能である。図7〜図9は、本発明
の第2の実施形態を示す図である。なお、上記第1の実
施形態例と同一または相当する部分には同じ符号を付し
て、重複する説明は省略する。
【0023】この実施形態例では、両金型1A,1Bの
剛性の違いを積極的に利用して、鍛造時にワークに型分
割線の段12を形成する点が上記第1の実施形態例とは
異なっている。すなわち、この第2の実施形態例にあっ
ては、図7に示すように、下型1Aと上型1Bとのつな
ぎ部4の曲面の径寸法を同じにして、つなぎ部4を滑ら
かな曲線を描いてつなげてあり、型自体にはつなぎ部の
段12を形成してない。一方、両型1A,1Bとケース
Cとのはめあいに関しては、上記第1の実施形態例の場
合のように殊更に変えてはいない。換言すれば、剛性が
低い上型1Bの径方向の弾性変形による拡張を意識的に
許容し、これを積極的に利用して鍛造時に研削代を拡張
形成することにより、ワークにつなぎ部の段12を形成
しようとするものである。
【0024】因みに、この第2の実施の形態と同じく、
両金型1A,1BとケースCとのはめあいを同じままに
して、両者の剛性の違いにより鍛造時の加圧力で上型が
外周方向に拡張される従来の他のころ製造法では、図1
2に示すように、下型1Aと上型1Bとのつなぎ部4の
曲面の径寸法を異なるものにし(上型1Bの方を小さく
する)、つなぎ部4に段差を付けてつなげた金型を使用
している。プレスの加圧力で上型1Bが図13,図14
に示すように拡張される。その結果、プレスされたワー
クWの形状は、図15に示すようにつなぎ部4が滑らか
な曲線を描いてつながっている。このワークWの表面を
研削するので、つなぎ部4がシャープエッジになる。
【0025】さて、この第2の実施の形態における両金
型1A,1Bを組み込んだ金型1を用いて上記同様の手
順で鍛造を行うと、ヘッダでプレスした際に、図8に実
線で示すように、下型1Aより剛性の低い上型1Bが変
形してその径寸法(二点鎖線で示す)が拡張される。そ
の結果、図9に部分拡大して示すように、プレス後のつ
なぎ部4には段12が形成されることになる。したがっ
て、この第2の実施形態例の金型1を用いて鍛造された
ワークWの形状は、図6に示す第1の実施形態例のもの
と同じになり、つなぎ部の段12が形成されたものとな
る。
【0026】この段12を有するワークWを研削加工し
て、更にバレル加工することにより、転動面10Bと面
取り部Rとのつなぎ部4を短時間で十分に丸めることが
できる。したがって、本第2の実施形態例によれば、上
記第1の実施形態例と同様の効果が得られる。なお、上
記実施形態例では、非対称ころの場合を例にとって説明
したが、これに限らず、本発明は対称ころに対しても適
用可能である。その場合には、図5のに示される第2
パンチケース26及び第2パンチ27を本発明の金型1
と入れ換えて、上下同時に鍛造する。
【0027】また、上記実施の形態では、自動調心ころ
軸受のころを例にとって説明したが、本発明のころ軸受
のころ製造方法は、これに限らずその他のころ軸受のこ
ろにも適用できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
分割金型を用いて密閉鍛造されたころの上型と下型との
つなぎ部の位置に、研削代のぶん径を拡大させた段を形
成し、その段を除去するように鍛造品の外径面を研削加
工するものとしたため、つなぎ部にシャープエッジが形
成されることがない。これをバレル加工すれば、短時間
のバレル加工で、転動面と面取り部とのつなぎ部を十分
に丸めることができ、その結果、製造工程を従来と変え
ることなく高品質のころが容易に量産できるという効果
がある。
【0029】また、従来、極めて長時間を要していたバ
レル加工工程が短時間で完了することとなり、ころ軸受
のころを極めて高能率で量産できて生産性向上に大きく
貢献できるという効果を奏する。しかも、鍛造品にシャ
ープエッジがないので、製造工程中でころ同士が衝突し
てころ転動面に打ち傷ができるおそれがなく、高品質の
ころが得られるという効果がある。
【0030】また、本発明の方法で製造したころを組み
付けたころ軸受を使用すれば、中荷重ないし重荷重下で
も軸受の内・外輪の軌道面にエッジロードを生じる恐れ
はなくなり、軸受の品質面でも大きく貢献することがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ころ軸受のころの正面図である。
【図2】本発明の一実施形態例で使用されるころ鍛造型
を分解した断面図である。
【図3】図2の金型を組み立てた断面図である。
【図4】ころ鍛造型の全体組み立て断面図である。
【図5】ころの鍛造工程を説明する図である。
【図6】図3の金型を用いて鍛造された研削前のころの
正面図(大端面側は省略)である。
【図7】本発明の他の実施形態例で使用されるころ鍛造
型の断面図である。
【図8】図7の鍛造型の鍛造加圧時の変形態様を示す断
面図である。
【図9】図8のIX部の部分拡大図である。
【図10】従来のころ鍛造型の断面図である。
【図11】図10の金型を用いて鍛造した従来のころの
研削加工前後の形状の違いを示す要部断面図である。
【図12】従来の他のころ鍛造型の断面図である。
【図13】図12の鍛造型の加圧時の変形態様を示す断
面図である。
【図14】図13のXIV 部の部分拡大図である。
【図15】図12の金型を用いて鍛造された研削前のこ
ろの正面図である。
【符号の説明】
1 金型 1A 下型 1B 上型 4 つなぎ部 10 ころ 10B 転動面 R 面取り部 12 段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ころ軸受のころを、ころ転動面を成形す
    る上型と面取り部を成形する下型とからなる分割金型を
    用いて密閉鍛造する際に、鍛造されたころの前記上型と
    下型とのつなぎ部の位置に、ころ転動面外径を拡張させ
    てなる段を形成させ、次いで当該鍛造品の外径面を研削
    加工して前記段を除去し、その後バレル加工することを
    特徴とするころ軸受のころ製造方法。
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