JPH0975802A - 塗装補修ライン及び塗装補修ブース - Google Patents
塗装補修ライン及び塗装補修ブースInfo
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Abstract
来、しかも大掛かりな装置構成でない塗装設備等の提供
を図る。 【解決手段】 塗装本ライン1で生じた塗装不良を補修
するため検査工程3の下流に塗装補修ライン4を形成
し、塗装補修ライン4に、上流側からワークの塗装不良
面を再塗装する塗装補修ブース6と、再塗装完了のワー
クを蓄積保管する保管ブース7と、ワークの塗装面を乾
燥させる乾燥炉8を設ける。また、塗装補修ブース6の
上壁6aにエア吹出ダクト10を接続し、その室内開口
部10aに漏斗状の風向調整部材16、17を設け、室
内空間部をフィルター15によって上方の風向調整室1
3と下方の塗装室14に区画する一方、フィルター15
の上部に複数の風向調整板19、…を取付ける。又、塗
装室14の一方側に排気室11を設けこの排気室11に
接続した排気ダクト12を塗装本ブース2の捕集室29
に連通する。
Description
ンパーの塗装ラインにおいて塗装不良の補修を円滑に行
うための技術に関する。
ンにおいて、検査工程で塗装不良が発見されるとペーパ
ー等によって塗装不良面を研削して局部的に塗膜を剥離
させ、その後、再度元の塗装ラインに投入して研削部を
再塗装するような技術が知られている。そしてこのよう
な塗装ラインでは、塗装ブースで塗装した後、下流の乾
燥炉で乾燥させるようなライン構成が多く、例えば特開
平5−50006号の場合は、塗装ブースと乾燥炉の間
にセッティングブースを設け、このセッティングブース
で塗料を自然乾燥させた後、乾燥炉に投入して焼付け乾
燥するようにしている。
上記特開平5−50006号にも示されるように、室内
空間部を上方から下方にかけて動圧室、静圧室、塗装
室、捕集室に区画するのが一般的であり、塗装ブースの
上壁にエア吹出ダクトを接続して、吹出しエアを動圧室
に導入し、動圧室と静圧室の間に配設したパンチングメ
タルを通して静圧室に均一な風量で送り込むようにして
いる。そしてこの静圧室のエアは、静圧室と塗装室を仕
切るフィルターを通して下方の塗装室に供給され、塗装
室に供給されたエア流は、塗装室内の未塗着塗料ミスト
を捕捉して地下の捕集室に送り込み、捕集室内を流動す
る捕集水によって未塗着塗料を捕集するようにしてい
る。
188995号に示されるような装置構成が知られてお
り、この技術では、炉体内の長手方向に沿ってワーク搬
路を設け、この搬路に沿って台車に載せたワークを流動
させるとともに、搬路を挟んで炉体内の両側方下部に熱
風供給ダクトを設け、また、上壁に熱風排出ダクトを接
続している。そして熱風供給ダクトから吹出した熱風に
よってワークの塗装面を乾燥させ、その後、この熱風を
排出ダクトから排出するようにしている。
に検査工程で塗装不良が発見された場合に、塗装面を研
削した後、再度元の塗装ラインに戻して再塗装を施すの
は、塗装条件が異なる新規塗装ワークと再塗装ワークが
混在して生産性があがらないという問題がある。
区画形成したり、地下に捕集室を設けたり、捕集室に捕
集水の循環路を設けたりするような構成は、塗装ブース
自体を大掛かりなものにし、コスト高になるという問題
がある。
のワークが、トラブル等によって非常停止した時とか、
コンベアタクトが低下した時等には、塗装面に対して必
要以上の熱風が吹付けられて設定温度以上に昇温し、ワ
ークの歪み、伸び等の不具合が発生する虞れがある。ま
た、短時間で設定温度にセットするには、熱風供給系、
排出系が大掛かりになりやすい。そこで、塗装不良が発
生した場合でも効率良く補修出来、しかも大掛かりな装
置構成でなく、簡易に補修出来る手段が望まれていた。
本発明は、請求項1において、塗装本ラインで生じた塗
装不良を補修するため検査工程の下流に塗装補修ライン
を形成するようにした。そしてこの塗装補修ラインに、
上流側から下流側に向けて、ワークの塗装不良面を再塗
装する塗装補修ブースと、再塗装完了のワークを蓄積保
管する保管ブースと、ワークの塗装面を乾燥させる乾燥
炉を設けた。そして、検査工程で塗装不良のワークが発
見されると、補修専用の塗装補修ラインに投入して補修
する。そして例えば塗装不良箇所を局部的に研削して塗
膜を剥離させた後、塗装補修ブースで局部的に再塗装し
て保管ブースに移送する。そして保管ブースで補修ワー
クが一定量になるまで蓄積保管し、一定量になると纏め
て乾燥炉に移送して乾燥させる。
修ラインにおいて、塗装補修ブースのワーク搬路側方に
排気室を設け、この排気室を塗装本ラインの塗装ブース
内の捕集室に連通させるようにした。このように塗装補
修ブースに設けた排気室を塗装ブース内の捕集室に連通
させることで、塗装補修ブースに捕集室を設ける必要が
なくなり、塗装補修ブースの構成を簡素にすることが出
来る。
2記載の塗装補修ラインにおいて、乾燥炉の一方側の側
壁下部に熱風供給ダクトを接続し、他方側の側壁上部に
熱風排出ダクトを接続するようにした。そしてこのよう
に一方側の側壁下部の熱風供給ダクトから熱風を吹込
み、他方側の側壁上部の熱風排出ダクトから熱風を排出
すれば、短時間で設定温度に昇温可能となり、しかも乾
燥炉内を設定温度に保持することが出来る。また設備構
成も簡素になる。
て、上壁に接続するエア吹出ダクトの室内開口部にエア
拡散用の風向調整部材を設け、また室内空間部をフィル
ターによって上下に仕切って上部風向調整室と下部塗装
室に区画するとともに、このフィルターの上部に複数の
風向調整板を取付け、且つ下部塗装室の一方側の側壁に
エア排出口を設けた。かかる塗装補修ブースの構成によ
って、動圧室とか静圧室等を区画形成しなくても塗装室
内の風量、風速を一定に保つことが出来、構成が簡素と
なる。
て添付した図面に基づき説明する。ここで図1は塗装補
修ラインの構成図、図2は塗装補修ブースの説明図、図
3は図2のA−A方向から見た部分図、図4は図2のB
−B方向から見た部分図、図5は図2のC−C線断面図
である。本発明は、例えば自動車のバンパーの塗装ライ
ンに適用され、塗装本ラインで発見された塗装不良のバ
ンパーを効率的に補修出来るようにしている。
ン1の塗装本ブース2で塗装されたバンパーは、不図示
の乾燥炉等で焼付け乾燥された後、検査工程3に送られ
塗装状況が検査される。そして塗装に異常がなければそ
のまま製品として図中左方に搬出されるが、塗装不良で
あれば図中右方の塗装補修ライン4に投入される。
流側に向けて研削工程5、塗装補修ブース6、保管ブー
ス7、乾燥炉8が設けられ、研削工程5で塗装不良箇所
の塗膜をペーパー等で局部的に削って剥離した後、塗装
補修ブース6で研削箇所に再塗装を施し、保管ブース7
で一定量に達するまで蓄積保管して、最後に乾燥炉8に
送り込んで塗装面を乾燥させるようにしている。そし
て、このように塗装不良のバンパーだけを専用の塗装補
修ライン4に投入することで、効率良く補修することが
出来、生産性を向上させることが出来る。
示すように、ブース6の上壁6aに接続される2本のエ
ア吹出ダクト10、10と、ブース6内のワーク搬路側
方に形成される排気室11と、この排気室11に接続さ
れる排気ダクト12を備え、またブース6内には室内空
間部を上方の風向調整室13と下方の塗装室14に区画
するフィルター15が設けられている。そして前記エア
吹出ダクト10の室内開口部10aには、下方側が開い
た複数の漏斗状の風向調整部材16、17が設けられ、
下方の風向調整部材17の下面には、図4に示すよう
に、パンチングメタル18を取り付けている。そして、
これら風向調整部材16、17によって吹出されるエア
を室内に均一に拡散するようにしている。
ース6の長手方向に沿って複数の風向調整板19、…を
取り付けており、この風向調整板19、…は、排気室1
1から最も遠い位置の風向調整板19を垂直姿勢にし、
排気室11側に近い風向調整板19、…ほど上端が排気
室11側に向けて大きく傾くようにしている。
側壁6bには排出口20が設けられ、塗装室14と排気
室11とを連通せしめるとともに、前記排気ダクト12
は、排気ファン21を介して塗装本ブース2の捕集室2
9に接続されている。すなわち、塗装本ブース2は従来
一般のブース形態で構成され、上壁2aにエア吹出ダク
ト22が接続されるとともに、ブース内には上方から順
にパンチングメタル23、フィルター24、すのこ25
が配設され、室内空間部を動圧室26と、静圧室27
と、塗装室28と、地下の捕集室29に区画形成してい
る。
沿って左右一対の捕集水貯溜槽31、31が形成され、
この捕集水貯溜槽31から内側の斜め下方に向けて一対
の導水板32a、32bが設けられている。そしてこれ
ら左右の導水板32a、32bはほぼ中央で隙間を持っ
て上下に重なり合い、この隙間を導水通路33としてい
る。また、ブース2の下壁は幅方向に傾斜して、低位側
の側壁寄りの底部が排水ピット34となり、反対側の側
壁に排気ダクト35が接続されている。そして、この排
気ダクト35には排気ファン36が接続され、また前記
導水板32a、32bの下方には、排水ピット34側の
導水板32aに1本の邪魔板37が、排気ダクト35側
の導水板32bに2本の邪魔板37、37が夫々垂設さ
れている。
ると前記塗装補修ブース6の構成は極めて簡素である
が、この塗装補修ブース6内の塗装条件等は良好であ
る。すなわち、前記エア吹出ダクト10から140m3
/minでエアを供給し、且つ前記排気ファン21によっ
て140m3/minで排気した時のブース内のa〜j点の
風速をアネモマスター風速計Model6151で測定した
結果、a点が0.40m/sec、b点が0.45m/sec、c
点が0.45m/sec、d点が0.40m/sec、e点が0.
40m/sec、f点が0.40m/sec、g点が0.40m/se
c、h点が0.40m/sec、i点が0.40m/sec、j点
が0.40m/secであり、いずれも0.40m/sec〜0.
45m/secの範囲の均一で且つ適切な風速が得られるこ
とが判った。
上に載置されて塗装ガン40等によって塗装されるが、
ブース6内に浮遊する塗料ミストはエアーに捕捉されて
排気室11に送り込まれ、排気ファン21によって塗装
本ブース2の捕集室29に排出される。このため、塗装
補修ブース6に捕集室等は不要であり、ブース6の単純
化、小型化が図れる。
8に基づき説明する。ここで図6は乾燥炉のワーク搬路
直交方向の断面図、図7は図6のD−D線断面図、図8
は図6のE−E線断面図である。この乾燥炉8は、バン
パーWを乾燥用台車41に載せて搬入し室内で乾燥する
バッチ炉として構成され、台車搬路の入口側と出口側に
は、図7、図8に示すような観音開きの開閉扉42、4
2が設けられている。そして、搬路に沿った長手方向の
一方側の側壁8a下部には熱風供給口43が設けられ、
この熱風供給口43に熱風供給ダクト44が接続される
とともに、他方側の側壁8b上部には一定間隔置きに複
数の熱風排出口45、…が設けられ、この熱風排出口4
5、…に熱風排出ダクト46が接続されている。
側枠47と、この側枠47から水平に張出す上下3本前
後一対の支持部材48、…と、各支持部材48、…に立
設される3本のワーク支持棒49、…を備え、前後一対
のワーク支持棒49、49で1個のバンパーWを保持し
得るようにするとともに、実施例の場合、1台の乾燥用
台車41で合計9個のバンパーWを載置出来るようにし
ている。そして、前記乾燥炉8内に合計3台の乾燥用台
車41を収容し得るようにしている。
短時間で乾燥させるためには、炉内に熱風の供給を始め
てから早期に所定温度に昇温した後、所定温度で安定す
ることが好ましいが、今、3台の乾燥用台車41を収容
し、前後の開閉扉42、42を閉じた後、熱風供給口4
3から例えば85℃の熱風を供給して昇温状況等の試験
を行った。そして炉内のa〜f点の温度を測定した結果
は図9に示す通りである。すなわち、炉内の雰囲気温度
を測定したa点とb点は、約25分程度で85℃に達し
て一定化し、また、バンパーWの表面温度を測定したc
〜f点も、約25分程度で80℃に達して一定化した。
つその後炉内温度は一定に保持されることが判る。因み
に、3台の乾燥用台車41を炉内に収容して実際に乾燥
させた結果、乾燥開始から約55分で各バンパーWの塗
装表面は均一な乾燥状態となった。従って、この乾燥炉
8の管理項目は供給する熱風の温度と時間だけで良く、
乾燥炉8の構成自体も簡素である。
塗装されたバンパーWが前記補修用台車38によって搬
入されると、前記乾燥用台車41に移載して蓄積保管す
るようにしており、ある程度蓄積されると搬出して乾燥
炉8に送り込むようにしている。そしてこのような手順
によってエネルギー効率の良い乾燥を行うことが出来
る。
いて、塗装本ライン1の塗装本ブース2で塗装されたバ
ンパーWは検査工程3で検査され、塗装が正常であれば
そのまま正常ラインを流動する。一方、塗装に不具合が
発見されると本塗装補修ライン4に投入され、研削工程
5で不具合箇所周辺の塗膜が剥離された後、塗装補修ブ
ース6に送り込まれて局部的な再塗装が行われる。この
際、塗装補修ブース6には動圧室、静圧室が区画形成さ
れていないにも拘らず、塗装室14の風量、風速は適切
であり、安定した条件で塗装を行うことが出来る。ま
た、捕集した塗料ミストの排出は、塗装本ブース6の捕
集室29を活用するようにしているため、特に塗装補修
ブース6用の独自の捕集室が不要であり、ブース6の小
型化、簡素化が可能となっている。
38に載せられて保管ブース7に移送され、保管ブース
7で乾燥用台車41に移載される。そして、保管ブース
7内で所定量の補修バンパーWが蓄積されるまで保管さ
れ、所定量に達したら纏めて乾燥炉8に移送される。そ
して乾燥炉8内に熱風を供給して所定時間が経過したと
ころで搬出される。こうして塗装不良のバンパーWを専
用の補修ライン4で補修することで効率的に補修がなさ
れる。
は、請求項1のように検査工程で塗装不良のワークが発
見されると、これを塗装補修ラインの塗装補修ブースに
送り込み、局部的に再塗装して保管ブースに移送すると
ともに、保管ブースで一定量に達すると乾燥炉に移送し
て乾燥させるようにしたため、塗装本ラインの塗装本ブ
ース内に正規のワークと補修ワークが混在するような事
態がなくなり、効率良く円滑に補修することが出来る。
ク搬路側方に排気室を設け、この排気室を塗装本ライン
の塗装ブース内の捕集室に連通させることで、塗装本ブ
ースの捕集室を共用するようにしたため、塗装補修ブー
スに独自の捕集室を設ける必要がなくなり、塗装補修ブ
ースの構成を簡素にすることが出来る。この際、乾燥炉
として、請求項3のように一方側の側壁下部に熱風供給
ダクトを接続し、他方側の側壁上部に熱風排出ダクトを
接続すれば、炉内温度の昇温が比較的短時間に行われ、
その後一定温度に保持出来る。また、構成も簡素であ
る。
て、上壁に接続するエア吹出ダクトの室内開口部にエア
拡散用の風向調整部材を設け、また室内空間部をフィル
ターによって上下に仕切って上部風向調整室と下部塗装
室に区画するとともに、このフィルターの上部に複数の
風向調整板を取付け、且つ下部塗装室の一方側の側壁に
エア排出ダクトを接続するようにしたため、動圧室とか
静圧室を区画形成しなくても塗装室内の風速を一定に保
つことが出来、構成が簡素となる。
4…塗装補修ライン、6…塗装補修ブース、6a…上
壁、7…保管ブース、8…乾燥炉、10…エア吹出ダク
ト、11…排気室、12…排気ダクト、13…風向調整
室、14…塗装室、15…フィルター、16、17…風
向調整部材、19…風向調整板、20…排出口、43…
熱風供給ダクト、46…熱風排出ダクト、W…バンパ
ー。
Claims (4)
- 【請求項1】 塗装本ラインで生じた塗装不良を補修す
るため検査工程の下流に構成される塗装補修ラインであ
って、上流側から下流側に向けて、ワークの塗装不良面
を再塗装する塗装補修ブースと、再塗装完了のワークを
蓄積保管する保管ブースと、ワークの塗装面を乾燥させ
る乾燥炉が設けられたことを特徴とする塗装補修ライ
ン。 - 【請求項2】 請求項1記載の塗装補修ラインにおい
て、前記塗装補修ブースのワーク搬路側方には排気室が
設けられ、この排気室は前記塗装本ラインの塗装ブース
内の捕集室に連通することを特徴とする塗装補修ライ
ン。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の塗装補修ラ
インにおいて、前記乾燥炉の一方側の側壁下部には熱風
供給ダクトが接続され、他方側の側壁上部には熱風排出
ダクトが接続されることを特徴とする塗装補修ライン。 - 【請求項4】 上壁に接続するエア吹出ダクトの室内開
口部にエア拡散用の風向調整部材を設け、また室内空間
部をフィルターによって上下に仕切って上部風向調整室
と下部塗装室に区画するとともに、このフィルターの上
部に複数の風向調整板を取付け、且つ前記下部塗装室の
一方側の側壁にエア排出口を設けたことを特徴とする塗
装補修ブース。
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