JPH0975612A - 流体濾過装置における濾体の装填機構 - Google Patents

流体濾過装置における濾体の装填機構

Info

Publication number
JPH0975612A
JPH0975612A JP7256981A JP25698195A JPH0975612A JP H0975612 A JPH0975612 A JP H0975612A JP 7256981 A JP7256981 A JP 7256981A JP 25698195 A JP25698195 A JP 25698195A JP H0975612 A JPH0975612 A JP H0975612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
end plate
filter body
support cylinder
filter member
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7256981A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Sato
己喜男 佐藤
Tsuneo Yamaguchi
常雄 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wako Sangyo KK
Original Assignee
Wako Sangyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wako Sangyo KK filed Critical Wako Sangyo KK
Priority to JP7256981A priority Critical patent/JPH0975612A/ja
Publication of JPH0975612A publication Critical patent/JPH0975612A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 濾体及び濾体が装填される容器内の支持筒に
工夫を加えて、装填作業の容易化と装填コストの低減を
図ることを目的とする。 【解決手段】 流体濾過装置を構成する容器内に支持筒
を片持状に突設し、この支持筒に円筒状の濾体を着脱交
換自在に挿嵌するようにした濾体の装填機構において、
上記支持筒に濾体の一端を当接させる固定のエンドプレ
ートと、濾体の他端を当接させる着脱可能のエンドプレ
ートとを設け、両エンドプレートに、エンドプレート未
装着状態の濾体の両端面を当着挟持したことを特徴とし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、流体濾過装置
の、特に円筒状の濾体装填機構に関する。
【0002】
【従来技術】 従来、この種流体濾過装置の濾体装填機
構は、図3に示すように円筒状の濾材(イ)と、その両
端に当接した上下のエンドプレート(ロ),(ハ)と、
上下のエンドプレート(ロ),(ハ)同志を連結する数
本の連結ロッド(ニ)との三者一体構造からなる濾体
(ホ)を濾過装置を構成する容器(ヘ)内に片持状に起
立突設せしめた支持筒(ト)の下部受座(チ)にガスケ
ット(リ)をを介して濾体(ホ)の下端を当接し、また
上端エンドプレート(ロ)にも同様のガスケット(リ)
を介して上部当座(ヌ)を当接し、この上部当座(ヌ)
を支持筒(ト)に連結したロッド(ル)に螺合せる締付
部材(オ)の締付けによって濾体(ホ)全体を下部受座
(チ)に押圧固定する装填機構が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 従来技術で述べた濾
体(ホ)は、濾材(イ),上下のエンドプレート
(ロ),(ハ),連結ロッド(ニ)との一体構造になっ
ているため部品点数も多く、これらの組立てには相当の
煩雑さが伴い、勢い濾体(ホ)をコストアップにしてい
る。一方、濾体(ホ)の容器(ヘ)への装填には、ガス
ケット(リ)を使用せねばならず、特に流体が樹脂溶融
性状の特殊流体などの場合には、流体性状に耐え得る高
価なガスケット(リ)を使用せねばならず、しかも濾体
(ホ)は容器(イ)内に多数本装填使用される関係上、
必然的にガスケット(リ)の使用枚数も多量となり、ガ
スケットの費用だけでも1容器当たり数10万円と多額
にのぼるなどガスケットの使用は経済性を考慮するに問
題がある。また、連結ロッド(ニ)により上下のエンド
プレート同志を張出し状に連結しているため、濾体
(ホ)の全体の外径が太くなり、連結ロッドの張出し量
を見込んだ分容器(イ)をも太く形成せねばならぬ問題
がある。加えて連結ロッド(ニ)の存在により装填作業
性を困難にしていると云う不都合がある。そこで、本発
明は、ガスケットや連結ロッドを不要とした濾体の装填
機構を提供し、もって従来技術に生じた諸問題を一掃す
ることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
めの本発明は、流体濾過装置を構成する容器内に支持筒
を片持状に突設し、この支持筒に円筒状の濾体を着脱交
換自在に挿嵌するようにした濾体の装填機構において、
上記支持筒に濾体の一端を当接させる固定のエンドプレ
ートと、濾体の他端を当接させる着脱可能のエンドプレ
ートとを設け、両エンドプレートに、エンドプレート未
装着状態の濾体の両端面を当着挟持したことを特徴とす
る流体濾過装置における濾体の装填機構を要旨とするも
のである。
【0005】
【発明の実施態様】 図1,図2において、1は流体濾
過装置を構成する縦型の容器で、この容器1内には隔壁
2を介して下部に流体の流入室3が、上部に濾過室4が
区画形成され、濾過室4には下端を流入室3に連通さ
せ、かつ該下端を隔壁2に片持状に固着した濾体挿入用
の支持筒5が挿入介在される。
【0006】そこで、本発明の要旨構成は、上記支持筒
5の下部側外周に溶着により固定した下部エンドプレー
ト6を張出し形成し、また支持筒5の上端に着脱可能の
上部エンドプレート7を設け、両エンドプレート6,7
に、エンドプレート未装着状態の濾体8の両端面を当着
挟持させる。上部エンドプレート7は、本例では支持筒
5にねじ座9を溶着し、このねじ座9の中央部にボルト
10を上向き突出状態でねじ込み固定し、このボルト1
0に上部エンドプレート7に設けた中央孔10aを遊挿
せしめてOリング10bによりシールし、中央孔10a
の上方に突出したボルト部分に締付けナット11を螺合
したものにて構成されている。
【0007】又、上記支持筒5は、濾体8の全長を挿嵌
し得る長尺に形成され、かつ支持筒5には濾体8の挿嵌
長さ範囲に多数の通液孔5aが設けられている。
【0008】上記実施例に示した作用を述べる。容器1
の流入室3に圧力的に流入される流体は、支持筒5を通
じて濾体8の内側から外側に抜け、その途上で例えば、
水と油とに濾過分離され、図示せざる常法の手段によ
り、夫々が容器外に取り出されるものである。
【0009】そこで本発明の要旨に基く、濾体8の容器
1への装填操作としては、容器1の上蓋を取り外し、支
持筒5に設けたナット11と上部エンドプレート7をボ
ルト10から予じめ取り外しておき、この取り外し状態
で、エンドプレート未装填状態の濾体8を支持筒5の上
端解放端から挿嵌し、この挿嵌によって濾体8の下端面
は自ずと下部エンドプレート6に当接する。この当接状
態で上部エンドプレート7の中央孔10aをボルト10
に挿通させ、ナット11をボルト10に螺合して締付け
ることにより濾体8の両端面は、上下のエンドプレート
6,7に圧着挟持され、装填を完了する。 また、濾体
8を目詰りなどにより交換するときは、ナット11と上
部エンドプレート7とを離脱させて目詰り濾体を抜き去
り、新しい濾体に先の要領で取り替え装填する。
【0010】なお、本例に示した濾体8は、石油化学プ
ラントなどの特殊流体の濾過に使用する例を示している
ため、濾体8は金属パンチプレート製の内外二重筒8
a,8b間にグラスウールからなる濾材8cを厚層に充
填し、濾体両端部に位置する濾材部分を外周からバンド
12で締付けて圧縮させ、この圧縮によって流体の浸透
を阻止する高密度部13を形成し、かつ高密度部13へ
の流体の侵入を更に強力に阻止するために、本例では上
下のエンドプレート6,7に無端状の断面くさび部14
を形成し、このくさび部14を濾体の端面に喰い込ませ
るようにしてある。
【0011】
【発明の効果】 上述のように本発明によれば、次の効
果が得られる。 (a)濾過装置を構成する容器内の支持筒に固定のエン
ドプレートと着脱可能のエンドプレートを設けて、この
容器内のエンドプレートにエンドプレートなしの状態の
濾体の両端を当接挟持させるようにしたので、従来のよ
うなエンドプレートを連結ロッドで組付ける煩雑な作業
を不要とし、濾体そのものの構成を大巾に簡易化するこ
とができ、濾体のローコスト化を図ることができる。 (b)従来のようなエンドプレート同志を連結するため
の連結ロッドが不要となり、連結ロッドのない分、濾体
を細径に形成することができるので、容器を不必要に大
きくすることなく多数本の濾体の装填を可能とし、それ
により濾過効率を高めることができる。併せて装填作業
を極端に容易化できる。 (c)容器内の支持筒にエンドプレートを設けているの
で、エンドプレートそのものがパッキン作用を果たし、
従って濾体装填時のガスケットは不要となり、濾体の装
填コストを大巾に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 流体濾過装置の一部切欠正面図である。
【図2】 濾体の装填状態を示す一部切欠正面図であ
る。
【図3】 従来の濾体装填状態の一部切欠正面図であ
る。
【符号の説明】
1 流体濾過装置を構成する容器 5 支持筒 6 固定のエンドプレート 7 着脱可能のエンドプレート 8 エンドプレート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体濾過装置を構成する容器内に支持筒
    を片持状に突設し、この支持筒に円筒状の濾体を着脱交
    換自在に挿嵌するようにした濾体の装填機構において、 上記支持筒に濾体の一端を当接させる固定のエンドプレ
    ートと、濾体の他端を当接させる着脱可能のエンドプレ
    ートとを設け、両エンドプレートに、エンドプレート未
    装着状態の濾体の両端面を当着挟持したことを特徴とす
    る流体濾過装置における濾体の装填機構。
JP7256981A 1995-09-08 1995-09-08 流体濾過装置における濾体の装填機構 Pending JPH0975612A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7256981A JPH0975612A (ja) 1995-09-08 1995-09-08 流体濾過装置における濾体の装填機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7256981A JPH0975612A (ja) 1995-09-08 1995-09-08 流体濾過装置における濾体の装填機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0975612A true JPH0975612A (ja) 1997-03-25

Family

ID=17300071

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7256981A Pending JPH0975612A (ja) 1995-09-08 1995-09-08 流体濾過装置における濾体の装填機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0975612A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005254081A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Wako Industrial Co Ltd 流体濾過用エレメント
JP2007061817A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Bha Technologies Inc キャンドルフィルタアセンブリおよびキャンドルフィルタエレメント
JP4766171B2 (ja) * 2006-06-30 2011-09-07 ナムローゼ・フエンノートシャップ・ベカート・ソシエテ・アノニム 細長いメッシュパックを備えるフィルタキャンドル

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005254081A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Wako Industrial Co Ltd 流体濾過用エレメント
KR101096486B1 (ko) * 2004-03-10 2011-12-20 와코 산교 가부시키가이샤 유체 여과용 엘리먼트
JP2007061817A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Bha Technologies Inc キャンドルフィルタアセンブリおよびキャンドルフィルタエレメント
JP4766171B2 (ja) * 2006-06-30 2011-09-07 ナムローゼ・フエンノートシャップ・ベカート・ソシエテ・アノニム 細長いメッシュパックを備えるフィルタキャンドル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7487875B2 (en) Candle filter assembly and candle filter element
US4839048A (en) Container for pressurized fluid
US6024229A (en) Reusable filter assembly
US4218324A (en) Filter element having removable filter media member
US4105562A (en) Filtering apparatus with modular filter elements
ES2041171T3 (es) Aparato filtrador para la separacion de sustancias solidas y en suspension a partir de liquidos.
JP2000503890A (ja) 細長フィルタ装置及びそのためのフィルタ素子及びその製造方法
US4402828A (en) Pressure filter vessel
DK1227868T3 (da) Genanvendelig filterpatron og trykbeholder
JPH0268107A (ja) 粉体収集器用のカートリッジ取付装置
US3720322A (en) Upflow cartridge filter apparatus
WO2002004087A1 (en) Chromatography column
US6030531A (en) Filter element assembly
US4225440A (en) Filter holding assembly
US3592766A (en) Separable filter element assembly
US5443721A (en) Filter cartridge mounting assembly
JPH0975612A (ja) 流体濾過装置における濾体の装填機構
US6576124B2 (en) Chromatography device
US20040069450A1 (en) Component for supporting a filter member, a device including a tubular filter member and said component, a plate heat exchanger including a tubular filter member and said component
JP4377095B2 (ja) 立上り管を備えたフィルタ要素
US3846307A (en) Filter housing with removable diaphragm and seal means therefor
US5076917A (en) Filter candle and filter stocking
JPH0424081B2 (ja)
KR100824558B1 (ko) 조립식 산업용 여과기
JPH03500263A (ja) 回転加圧式濾過器のための槽型濾過プレート