JPH097387A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH097387A
JPH097387A JP7155665A JP15566595A JPH097387A JP H097387 A JPH097387 A JP H097387A JP 7155665 A JP7155665 A JP 7155665A JP 15566595 A JP15566595 A JP 15566595A JP H097387 A JPH097387 A JP H097387A
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JP
Japan
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signal
memory
semiconductor device
outputting
majority
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JP7155665A
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Hiroshige Hirano
博茂 平野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体メモリの歩留まり及び信頼性を向上さ
せる。 【構成】 3個のメモリチップ1〜3と、16個の多数
決出力回路10を内蔵した1個の周辺回路チップ4とを
1個のパッケージ内に封止する。3個のメモリチップ1
〜3は、外部から与えられた18ビットのアドレス信号
A0〜A17に応じて、それぞれ16ビットのデータ信
号D0〜D15を出力する。周辺回路チップ4は、3個
のメモリチップ1〜3の各々の中に不良箇所がランダム
に点在する場合でも正しい出力が得られるように、また
実使用中に3個のメモリチップ1〜3のうちのいずれか
1個に不具合が発生しても正しい出力が得られるよう
に、3個のメモリチップ1〜3の各々から出力されたデ
ータ信号D0〜D15のビット毎の過半数で決定された
16ビットのデータ信号D0〜D15を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各々部分的に不良箇所
を持つ複数のメモリチップ又は複数のメモリセルアレイ
ブロックを組み合わせてなる半導体装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】特開平3−16162号公報には、歩留
まりの向上のために、互いに異なる部分に不良箇所を持
つ複数のパーシャル不良チップを組み合わせて半導体装
置の良品を構成するための技術が開示されている。この
技術に係る半導体装置は、アドレス前半の良品メモリチ
ップと、アドレス後半の良品メモリチップと、アドレス
信号の最上位ビットに応じて両メモリチップのうちのい
ずれかを活性化するための周辺回路チップとを1個のパ
ッケージ内に封止したものである。同公報に示された他
の半導体装置は、8ビットの出力データ信号のうちの上
位4ビットの良品メモリチップと、下位4ビットの良品
メモリチップとを1個のパッケージ内に封止したもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の半導体装置
は、各々不良箇所が特定部分に遍在した複数のパーシャ
ル不良チップを組み合わせたものであった。したがっ
て、不良箇所がランダムに点在するパーシャル不良チッ
プを利用できなかった。また、実使用中に生じる不具合
に対処できないという問題もあった。
【0004】本発明の目的は、半導体装置の歩留まりを
更に向上させ、かつその信頼性を向上させることにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、複数のメモリチップの出力データ信号の
ビット毎の多数決をもって、あるいは1チップ中の複数
のメモリセルアレイブロックのデータ信号のビット毎の
多数決をもって1個の半導体装置の出力データ信号とす
る構成を採用したものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、複数のメモリチップ又は複数
のメモリセルアレイブロックの各々の中に不良箇所が遍
在する場合はもとより、不良箇所がランダムに点在する
場合でも、複数のメモリチップ又は複数のメモリセルア
レイブロックのデータ信号のビット毎の多数決により半
導体装置の正しいデータ信号が得られる。したがって、
半導体装置の歩留まりが向上する。また、実使用中にあ
るメモリチップ又はあるメモリセルアレイブロックに不
具合が発生しても半導体装置全体は良品として動作可能
であり、信頼性が向上する。
【0007】ダイナミック・ランダム・アクセス・メモ
リ(DRAM)に本発明を適用すれば、多数決の採用に
よりデータ保持時間が延長される結果、リフレッシュ頻
度を低減できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例に係る半導体装置につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0009】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施
例に係る半導体装置の構成を示すブロック図である。図
1の半導体装置は、第1〜第3のメモリチップ1〜3
と、16個の多数決出力回路10を内蔵した1個の周辺
回路チップ4とを1個のパッケージ内に封止したもので
ある。外部から供給されるチップイネーブル制御信号
(/CE)及び出力イネーブル制御信号(/OE)は、
3個のメモリチップ1〜3及び16個の多数決出力回路
10の各々に与えられる。18ビットのアドレス信号A
0〜A17は、3個のメモリチップ1〜3の各々に与え
られる。3個のメモリチップ1〜3は、それぞれ16ビ
ットのデータ信号D0〜D15を出力する。周辺回路チ
ップ4の中のn(n=0〜15)番目の多数決出力回路
10は、3個のメモリチップ1〜3の各々のデータ信号
の第nビットDnを第1、第2及び第3の信号A,B,
Cとして受け取り、該受け取った第1〜第3の信号A〜
Cの論理電圧の過半数を占める論理電圧を出力端子Mへ
出力するものである。16個の多数決出力回路10の各
々の出力端子Mの論理電圧は、図1の半導体装置の16
ビットのデータ信号D0〜D15として外部へ出力され
るようになっている。
【0010】図2は、図1中の周辺回路チップ4の中の
16個の多数決出力回路10の各々の内部構成を示す回
路図である。図2中の20は、第1〜第4のNAND回
路21〜24で構成された多数決論理回路である。ま
た、31はNOR回路、32はインバータ、33はPチ
ャネル型MOSトランジスタ、34はNチャネル型MO
Sトランジスタである。第1のNAND回路21は、第
1の信号Aと第2の信号Bとの論理積の否定信号をノー
ドN21へ出力する。第2のNAND回路22は、第2
の信号Bと第3の信号Cとの論理積の否定信号をノード
N22へ出力する。第3のNAND回路23は、第3の
信号Cと第1の信号Aとの論理積の否定信号をノードN
23へ出力する。第4のNAND回路24は、3個のノ
ードN21,N22,N23の信号の論理積の否定信号
をノードN24へ出力する。NOR回路31は、チップ
イネーブル制御信号(/CE)と出力イネーブル制御信
号(/OE)との論理和の否定信号をノードN31へ出
力する。インバータ32は、ノードN31の信号の否定
信号をノードN32へ出力する。Pチャネル型MOSト
ランジスタ33のゲート、ソース及びドレインはそれぞ
れノードN32、ノードN24及び出力端子Mに接続さ
れ、Nチャネル型MOSトランジスタ34のゲート、ソ
ース及びドレインはそれぞれノードN31、ノードN2
4及び出力端子Mに接続されている。
【0011】周辺回路チップ4の中のn(n=0〜1
5)番目の多数決出力回路10が有する多数決論理回路
20は、3個のメモリチップ1〜3の各々のデータ信号
の第nビットDnを第1、第2及び第3の信号A,B,
Cとして受け取り、該受け取った第1〜第3の信号A〜
Cの論理電圧の過半数を占める論理電圧をノードN24
へ出力する。このノードN24の論理電圧は、チップイ
ネーブル制御信号(/CE)の論理電圧と出力イネーブ
ル制御信号(/OE)の論理電圧とが共に“L”のとき
に、出力端子Mへ出力される。これにより、3個のメモ
リチップ1〜3のうちのいずれか1個が誤った第nビッ
ト・データ信号Dnを出力しても、図1の半導体装置は
正しい第nビット・データ信号Dnを出力できる。つま
り、3個のメモリチップ1〜3の各々の中に不良箇所が
遍在する場合はもとより、不良箇所がランダムに点在す
る場合でも、図1の半導体装置から正しい16ビットの
データ信号D0〜D15が得られる。また、実使用中に
3個のメモリチップ1〜3のうちのいずれか1個に不具
合が発生しても、図1の半導体装置全体は良品として動
作可能である。なお、メモリチップの数は3以上の奇数
であればよい。
【0012】図3は、図1中の3個のメモリチップ1〜
3がDRAMチップである場合のデータ保持時間と累積
不良ビット数との関係を従来の1メモリチップの場合と
比較して示す図である。1メモリチップの場合には、デ
ータ保持時間が最も短いビットは1秒である。これに対
して、本実施例のように3メモリチップの多数決の場合
には、出力データのデータ保持時間が最も短いビットは
5秒である。これは、データ保持時間が最も短いビット
はそれぞれのメモリチップで異なるため、3個のメモリ
チップのうちの2番目にデータ保持時間が短いビットの
データ保持時間が全体のデータ保持時間となるためであ
る。このように、本実施例ではデータ保持時間を従来の
5倍とすることができる。これは、低消費電力動作の効
果もある。3個のメモリチップを動作させるため、1メ
モリチップの動作に比べて3倍の消費電力となる。しか
し、データ保持時間は5倍であるため、データ保持のた
めのリフレッシュ動作は1メモリチップの場合に比べて
1/5でよい。すなわち、従来の3/5(60%)の消
費電力となる。
【0013】なお、図1中の3個のメモリチップ1〜3
の機能と周辺回路チップ4の機能とを1チップの中に集
積してもよい。つまり、3個のメモリチップ1〜3の各
々に対応した3個のメモリセルアレイブロックと、周辺
回路チップ4に対応した周辺回路ブロックとを1チップ
の中に備えた半導体装置でも、上記と同様の効果が得ら
れる。
【0014】(実施例2)図4は、本発明の第2の実施
例に係る半導体装置の構成を示すブロック図である。図
4の半導体装置は、第1〜第6のメモリチップ1a,1
b,2a,2b,3a,3bと、図1の場合と同様の多
数決のための周辺回路チップ4と、2個のインバータ4
1,42と2個のNAND回路43,44とを内蔵した
他の周辺回路チップ5とを1個のパッケージ内に封止し
たものである。第1及び第2のメモリチップ1a,1b
は各々互いに異なる部分に不良箇所を持つパーシャル不
良メモリチップであって、第1のメモリモジュールを構
成するように、各々の16ビットのデータ信号D0〜D
15はワイヤード・オア接続されている。第3及び第4
のメモリチップ2a,2bは第2のメモリモジュール
を、第5及び第6のメモリチップ3a,3bは第3のメ
モリモジュールをそれぞれ構成している。
【0015】外部から供給される出力イネーブル制御信
号(/OE)は、6個のメモリチップ1a〜3b及び多
数決のための周辺回路チップ4の各々に与えられる。1
8ビットのアドレス信号のうちの下位17ビットA0〜
A16は、6個のメモリチップ1a〜3bの各々に与え
られる。チップイネーブル制御信号(/CE)は、18
ビットのアドレス信号のうちの最上位ビットA17に応
じて3個のメモリチップ1a,2a,3a又は他の3個
のメモリチップ1b,2b,3bが活性化されるよう
に、周辺回路チップ5を介して6個のメモリチップ1a
〜3bへ供給される。最上位ビットA17の論理電圧が
“L”の場合に活性化される3個のメモリチップ1a,
2a,3aの各々の最上位ビットA17の入力端子は接
地され、最上位ビットA17の論理電圧が“H”の場合
に活性化される3個のメモリチップ1b,2b,3bの
各々の最上位ビットA17の入力端子は電源に接続され
ている。チップイネーブル制御信号(/CE)は、多数
決のための周辺回路チップ4へも供給される。
【0016】6個のメモリチップ1a〜3bは、それぞ
れ16ビットのデータ信号D0〜D15を出力する。周
辺回路チップ4の中のn(n=0〜15)番目の多数決
出力回路(内部構成は図2のとおり)は、3個のメモリ
モジュールの各々のデータ信号の第nビットDnを第1
〜第3の信号として受け取り、該受け取った第1〜第3
の信号の論理電圧の過半数を占める論理電圧を出力端子
へ出力するものである。周辺回路チップ4の中の16個
の多数決出力回路の各々の出力端子の論理電圧は、図4
の半導体装置の16ビットのデータ信号D0〜D15と
して外部へ出力されるようになっている。
【0017】本実施例によれば、18ビットのアドレス
信号のうちの最上位ビットA17の論理電圧が“L”の
場合には3個のメモリチップ1a,2a,3aのデータ
信号D0〜D15のビット毎の多数決により図4の半導
体装置の出力データ信号D0〜D15が決定される。こ
の際、該3個のメモリチップ1a,2a,3aのうちの
いずれか1個が誤った第nビット・データ信号Dnを出
力しても、図4の半導体装置は正しい第nビット・デー
タ信号Dnを出力できる。つまり、該3個のメモリチッ
プ1a,2a,3aの中のアドレス前半部分に不良箇所
がランダムに点在しても、図4の半導体装置から正しい
16ビットのデータ信号D0〜D15が得られる。ま
た、実使用中に該3個のメモリチップ1a,2a,3a
のうちのいずれか1個のアドレス前半部分に不具合が発
生しても、図4の半導体装置全体は良品として動作可能
である。該3個のメモリチップ1a,2a,3aの中の
アドレス後半部分は使用されないので、このアドレス後
半部分の中に不良箇所が多数存在しても支障はない。
【0018】また、最上位ビットA17の論理電圧が
“H”の場合には他の3個のメモリチップ1b,2b,
3bのデータ信号D0〜D15のビット毎の多数決によ
り図4の半導体装置の出力データ信号D0〜D15が決
定される。この際、該3個のメモリチップ1b,2b,
3bのうちのいずれか1個が誤った第nビット・データ
信号Dnを出力しても、図4の半導体装置は正しい第n
ビット・データ信号Dnを出力できる。つまり、該3個
のメモリチップ1b,2b,3bの中のアドレス後半部
分に不良箇所がランダムに点在しても、図4の半導体装
置から正しい16ビットのデータ信号D0〜D15が得
られる。また、実使用中に該3個のメモリチップ1b,
2b,3bのうちのいずれか1個のアドレス後半部分に
不具合が発生しても、図4の半導体装置全体は良品とし
て動作可能である。該3個のメモリチップ1b,2b,
3bの中のアドレス前半部分は使用されないので、この
アドレス前半部分の中に不良箇所が多数存在しても支障
はない。
【0019】図4中の6個のメモリチップ1a〜3bが
DRAMチップである場合には、多数決の採用によりデ
ータ保持時間が延長される結果、リフレッシュ頻度及び
消費電力を低減できる。
【0020】なお、メモリモジュールの数は3以上の奇
数であればよい。その中の一部のメモリモジュールを1
個のメモリチップで構成してもよい。図4中の2個の周
辺回路チップ4,5を1個の周辺回路チップにまとめて
もよい。また、図4中の6個のメモリチップ1a〜3b
の機能と2個の周辺回路チップ4,5の機能とを1チッ
プの中に集積してもよい。つまり、6個のメモリチップ
1a〜3bの各々に対応した6個のメモリセルアレイブ
ロックと、2個の周辺回路チップ4,5に対応した2個
の周辺回路ブロックとを1チップの中に備えた半導体装
置でも、上記と同様の効果が得られる。
【0021】(実施例3)図5は、本発明の第3の実施
例に係る半導体装置の構成を示すブロック図である。図
5の半導体装置は、第1〜第4のメモリセルアレイブロ
ック51〜54と、第1〜第4の多数決出力回路(内部
構成は図2のとおり)10とを内蔵した1個のメモリチ
ップ50を1個のパッケージ内に封止したものである。
外部から供給されるチップイネーブル制御信号(/C
E)及び出力イネーブル制御信号(/OE)は、4個の
メモリセルアレイブロック51〜54及び4個の多数決
出力回路10の各々に与えられる。18ビットのアドレ
ス信号A0〜A17は、4個のメモリセルアレイブロッ
ク51〜54の各々に与えられる。4個のメモリセルア
レイブロック51〜54は、16ビットの内部データ信
号D0〜D15を出力する1個のメモリブロックを構成
するように、それぞれ4ビットのデータ信号を出力する
ものである。16ビットの内部データ信号D0〜D15
のうちD3、D6、D9及びD12を除く12ビットの
データ信号は、3ビット毎に4個のグループに分割され
る。第1のグループを構成する3ビットのデータ信号D
0,D1,D2は第1の多数決出力回路10を介して1
ビットのデータ信号DQ0となり、第2のグループを構
成する3ビットのデータ信号D4,D5,D7は、第2
の多数決出力回路10を介して1ビットのデータ信号D
Q1となり、第3のグループを構成する3ビットのデー
タ信号D8,D10,D11は、第3の多数決出力回路
10を介して1ビットのデータ信号DQ2となり、第4
のグループを構成する3ビットのデータ信号D13,D
14,D15は、第4の多数決出力回路10を介して1
ビットのデータ信号DQ3となる。この結果、図5のメ
モリチップ50から4ビットの外部データ信号DQ0〜
DQ3が得られるようになっている。
【0022】図5中の4個のメモリセルアレイブロック
51〜54の中に不良箇所が全く存在しないならば、1
6ビットの内部データ信号D0〜D15をそのまま16
ビットの外部データ信号として出力できる。ところが、
図5の半導体装置では、メモリセルアレイブロック51
〜54の中に不良箇所が存在することを考慮して、外部
データ信号が4ビットDQ0〜DQ3に制限されてい
る。つまり、16ビット出力の不良品チップを、記憶容
量が低減された4ビット出力の良品チップとして動作さ
せるものである。具体的には、第1のメモリセルアレイ
ブロック51の4ビット出力の中から選択された3ビッ
トD0,D1,D2のうちのいずれか1ビットに誤りが
発生しても、図5の半導体装置は正しい外部データ信号
DQ0を出力できる。4ビットの外部データ信号のうち
の他の3ビットDQ1,DQ2,DQ3についても同様
である。つまり、4個のメモリセルアレイブロック51
〜54の各々の中に不良箇所が遍在する場合はもとよ
り、不良箇所がランダムに点在する場合でも、図5の半
導体装置から正しい4ビットの外部データ信号DQ0〜
DQ3が得られる。また、実使用中に4個のメモリセル
アレイブロック51〜54の中に不具合が発生しても、
図5の半導体装置全体は4ビット出力の良品として動作
可能である。
【0023】図5中の4個のメモリセルアレイブロック
51〜54がDRAMブロックである場合には、多数決
の採用によりデータ保持時間が延長される結果、リフレ
ッシュ頻度及び消費電力が低減されたメモリチップ50
を実現できる。
【0024】なお、4個のメモリセルアレイブロック5
1〜54の各々から出力される4ビットのデータ信号の
中から3ビットをプログラマブルに選択することも可能
である。また、4個のメモリセルアレイブロック51〜
54で構成されたメモリブロックから得られる16ビッ
トの内部データ信号D0〜D15の中から3ビット・4
組を任意に選択し、4個の多数決出力回路10から4ビ
ットの外部データ信号DQ0〜DQ3を出力するように
してもよい。
【0025】一般的には、N(Nは自然数)ビットの内
部データ信号を出力するメモリブロックを備え、該メモ
リブロックから出力されたNビットの内部データ信号の
中から選択されたK×M(Kは3以上の奇数、かつMは
K×M≦Nを満たす自然数)ビットのデータ信号がKビ
ット毎にM個のグループに分割され、該M個のグループ
の各々を構成するKビットのデータ信号の過半数で決定
された1ビットのデータ信号をそれぞれ出力するための
M個の多数決出力回路を更に備えたチップを採用し、該
チップからMビットのデータ信号が出力されるようにす
る。上記第3の実施例は、N=16、K=3かつM=4
の場合を示したものである。
【0026】
【発明の効果】以上説明してきたとおり、本発明によれ
ば、複数のメモリチップの出力データ信号のビット毎の
多数決をもって、あるいは1チップ中の複数のメモリセ
ルアレイブロックのデータ信号のビット毎の多数決をも
って1個の半導体装置の出力データ信号とする構成を採
用したので、半導体装置の歩留まり及び信頼性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る半導体装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1中の周辺回路チップの中の16個の多数決
出力回路の各々の内部構成を示す回路図である。
【図3】図1の半導体装置がDRAMである場合のデー
タ保持時間と累積不良ビット数との関係を従来例と比較
して示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係る半導体装置の構成
を示すブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施例に係る半導体装置の構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1〜3 メモリチップ 1a,1b メモリチップ 2a,2b メモリチップ 3a,3b メモリチップ 4,5 周辺回路チップ 10 多数決出力回路 20 多数決論理回路 21〜24 NAND回路 31 NOR回路 32 インバータ 33 Pチャネル型MOSトランジスタ 34 Nチャネル型MOSトランジスタ 41,42 インバータ 43,44 NAND回路 50 メモリチップ 51〜54 メモリセルアレイブロック

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々N(Nは自然数)ビットのデータ信
    号を出力する複数のメモリチップと、 前記複数のメモリチップの各々に同じアドレス信号が付
    与された際に、該複数のメモリチップの各々から出力さ
    れたデータ信号のビット毎の過半数で決定されたNビッ
    トのデータ信号を出力するための周辺回路チップとを備
    えたことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のメモリチップと前記周辺回路
    チップとは1個のパッケージ内に封止されたことを特徴
    とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記メモリチップの数は3以上の奇数で
    あることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記複数のメモリチップの各々はダイナ
    ミック・ランダム・アクセス・メモリのチップであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記周辺回路チップは各々第1〜第3の
    信号の論理電圧の過半数を占める論理電圧を出力するた
    めのN個の多数決論理回路を備え、 前記N個の多数決論理回路の各々は、 前記第1の信号と第2の信号との論理積の否定信号を出
    力するための第1のNAND回路と、 前記第2の信号と第3の信号との論理積の否定信号を出
    力するための第2のNAND回路と、 前記第3の信号と第1の信号との論理積の否定信号を出
    力するための第3のNAND回路と、 前記第1、第2及び第3のNAND回路の各々の出力の
    論理積の否定信号を出力するための第4のNAND回路
    とを備えたことを特徴とする請求項1記載の半導体装
    置。
  6. 【請求項6】 各々N(Nは自然数)ビットのデータ信
    号を出力する複数のメモリモジュールと、 前記複数のメモリモジュールの各々に同じアドレス信号
    が付与された際に、該複数のメモリモジュールの各々か
    ら出力されたデータ信号のビット毎の過半数で決定され
    たNビットのデータ信号を出力するための周辺回路チッ
    プとを備え、 前記複数のメモリモジュールのうちの少なくとも1つ
    は、互いに異なる部分に不良箇所を持つ複数のパーシャ
    ル不良メモリチップの組み合わせにより構成されたこと
    を特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記複数のメモリモジュールと前記周辺
    回路チップとは1個のパッケージ内に封止されたことを
    特徴とする請求項6記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記メモリモジュールの数は3以上の奇
    数であることを特徴とする請求項6記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記複数のメモリモジュールの各々はダ
    イナミック・ランダム・アクセス・メモリのモジュール
    であることを特徴とする請求項6記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記周辺回路チップは各々第1〜第3
    の信号の論理電圧の過半数を占める論理電圧を出力する
    ためのN個の多数決論理回路を備え、 前記N個の多数決論理回路の各々は、 前記第1の信号と第2の信号との論理積の否定信号を出
    力するための第1のNAND回路と、 前記第2の信号と第3の信号との論理積の否定信号を出
    力するための第2のNAND回路と、 前記第3の信号と第1の信号との論理積の否定信号を出
    力するための第3のNAND回路と、 前記第1、第2及び第3のNAND回路の各々の出力の
    論理積の否定信号を出力するための第4のNAND回路
    とを備えたことを特徴とする請求項6記載の半導体装
    置。
  11. 【請求項11】 各々N(Nは自然数)ビットのデータ
    信号を出力する複数のメモリセルアレイブロックと、 前記複数のメモリセルアレイブロックの各々に同じアド
    レス信号が付与された際に、該複数のメモリセルアレイ
    ブロックの各々から出力されたデータ信号のビット毎の
    過半数で決定されたNビットのデータ信号を出力するた
    めの周辺回路ブロックとを1チップの中に備えたことを
    特徴とする半導体装置。
  12. 【請求項12】 前記メモリセルアレイブロックの数は
    3以上の奇数であることを特徴とする請求項11記載の
    半導体装置。
  13. 【請求項13】 前記複数のメモリセルアレイブロック
    の各々はダイナミック・ランダム・アクセス・メモリの
    ブロックであることを特徴とする請求項11記載の半導
    体装置。
  14. 【請求項14】 N(Nは自然数)ビットの内部データ
    信号を出力するメモリブロックと、 前記メモリブロックから出力されたNビットの内部デー
    タ信号の中から選択されたK×M(Kは3以上の奇数、
    かつMはK×M≦Nを満たす自然数)ビットのデータ信
    号がKビット毎にM個のグループに分割され、該M個の
    グループの各々を構成するKビットのデータ信号の過半
    数で決定された1ビットのデータ信号をそれぞれ出力す
    るためのM個の多数決論理回路とを1チップの中に備
    え、 前記チップからMビットのデータ信号が出力されること
    を特徴とする半導体装置。
  15. 【請求項15】 前記メモリブロックはダイナミック・
    ランダム・アクセス・メモリのブロックであることを特
    徴とする請求項14記載の半導体装置。
JP7155665A 1995-06-22 1995-06-22 半導体装置 Withdrawn JPH097387A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006302487A (ja) * 2005-04-21 2006-11-02 Hynix Semiconductor Inc 不良セル補正が可能なメモリを含むrfid装置及びその補正方法
JP2008186515A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Sharp Corp 半導体記憶装置および電子機器

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