JPH0973458A - 情報検索装置 - Google Patents

情報検索装置

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JPH0973458A
JPH0973458A JP7226395A JP22639595A JPH0973458A JP H0973458 A JPH0973458 A JP H0973458A JP 7226395 A JP7226395 A JP 7226395A JP 22639595 A JP22639595 A JP 22639595A JP H0973458 A JPH0973458 A JP H0973458A
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清治 濱口
Toshio Akaha
俊夫 赤羽
Koichi Yamaguchi
耕市 山口
Hiroyuki Kanza
浩幸 勘座
Ikuo Karashi
育雄 芥子
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Abstract

(57)【要約】 【課題】音声、手書き文字によってキーワードが入力さ
れた際に、情報検索を円滑に開始することができる。 【解決手段】音声、手書き文字のいずれかによって情報
検索のためのキーワードが入力されると、入力されたキ
ーワードに対する認識尤度が高い複数の認識候補キーワ
ードが抽出されて表示部に表示される。そして、表示部
に表示された複数の認識候補キーワードのいずれか一つ
が、入力部によって選択されることにより、選択された
認識候補キーワードに基づく情報検索を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声、手書き文字
のいずれかによってキーワードが入力されて、その入力
キーワードに基づいて情報を検索する情報検索装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、データベースの普及に伴い、各種
情報検索装置が開発されている。情報検索装置として
は、キーワード、検索要求文等を入力して、入力された
キーワード、検索要求文等に関連した情報を検索する方
式が一般的である。キーワード、検索要求文等の入力に
使用されるユーザーインターフェースとしては、通常、
キーボードが使用されている。
【0003】特開昭64−10300号公報には、キー
ボードによって自然言語で入力される検索要求文に基づ
いて情報を検索する情報検索装置が開示されている。こ
の情報検索装置は、検索要求文が入力される際に、次に
入力されるであろう単語や文節を予測して表示し、表示
された単語や文節をユーザーに選択させることによって
検索処理を開始するようになっている。このような情報
検索装置では、キーボードにて検索要求文を入力する際
に、全ての検索要求文をキーボード入力する必要がな
く、入力操作が軽減されるという特徴を有している。し
かし、キーボードの操作によって検索要求文を入力する
必要があり、入力操作が煩わしいという問題がある。
【0004】このような、キーボードの操作による入力
に替わって、最近では、音声または手書き文字による入
力方式のインターフェースが採用されるようになってい
る。音声入力方式では、キーボード操作のような複雑な
操作を必要としないために入力作業が容易であり、高速
でキーワード等を入力することができる。その結果、情
報検索を効率的に実施することができる。また、音声入
力方式および手書き文字入力方式では、キーボードを配
置するための広いスペースを必要としないために、情報
検索装置を小型化することも可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、音声ま
たは手書き文字にてキーワードが入力される場合には、
入力されたキーワードを、完全に正確に認識することが
できないという問題がある。このために、入力されたキ
ーワードを間違って認識することにより、所望する情報
が得られないおそれがある。
【0006】このような問題を解決するために、入力キ
ーワードに対する認識尤度(認識率)が高い複数の認識
候補キーワードを表示部に表示して、ユーザーに正しい
キーワードを選択させるようにした情報検索装置が開発
されている。このような情報検索装置では、音声または
手書き文字にて入力されたキーワードを正しく認識でき
る確率が低い場合にも、複数の認識候補キーワード内
に、入力されたキーワードが含まれる確率が高い場合に
は効果的である。
【0007】しかし、この場合には、表示された複数の
認識候補キーワードからユーザーが正しいキーワードを
選択し、さらに、その選択されたキーワードに基づいて
情報検索を開始すべきことを指示する必要がある。この
ために、音声または手書き文字によって、キーワードを
高速で、あるいは容易に入力できるにもかかわらず、情
報検索を開始するまでに手間がかかり、情報検索の開始
が遅れて情報検索を効率よく実施できないという問題が
ある。
【0008】また、所望する情報を確実に得るために
は、複数のキーワードを音声または手書き文字によって
入力して、入力されたキーワードの組み合わせに基づい
て情報を検索することが行われるが、この場合には、音
声または手書き文字によって入力した複数のキーワード
毎に、複数の認識候補キーワードが表示され、表示され
た複数のキーワードから正しい入力キーワードをそれぞ
れ選択しなければならない。その結果、ユーザーが認識
候補キーワードを選択する回数が多くなり、ユーザーに
対する負担が大きくなって、円滑に情報検索を開始する
ことができないおそれがある。
【0009】さらに、複数のキーワードを入力して検索
した場合に得られた情報が、最初に入力されたキーワー
ドにのみ基づいて検索した場合に得られる場合がある。
この場合、最初の入力キーワード以外の入力キーワード
は、特に必要とするものでなく無駄である。このような
事態を防止するためには、複数のキーワードを入力する
際にも、1つのキーワードが入力される毎にその入力キ
ーワードに基づいて検索を実行すればよい。しかしなが
ら、音声または手書き文字によってキーワードを入力す
る場合には、入力されるキーワード毎に、複数の認識候
補キーワードから正しいキーワードを選択し、さらに、
検索の実行を指示しなければならず、著しく手間がかか
ることになる。
【0010】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、音声または手書き文字によってキ
ーワードを入力した際にも、円滑に検索が開始される情
報検索装置を提供することにある。本発明の他の目的
は、音声または手書き文字によって複数のキーワードを
入力した場合にも、特別な操作をすることなく、検索が
開始されて、確実に、しかも、効率よく所望する情報を
検索することができる情報検索装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
の情報検索装置は、音声、手書き文字のいずれかによっ
て情報検索のためのキーワードが入力されるようになっ
ており、入力されたキーワードに対する認識尤度が高い
複数の認識候補キーワードを抽出する入力手段と、抽出
された複数の認識候補キーワードを表示する表示手段と
を具備し、表示手段にて表示された複数の認識候補キー
ワードのいずれか一つが、前記入力手段中に含まれる選
択手段によって選択されることにより、選択された認識
候補キーワードに基づく情報検索を開始することを特徴
とする。
【0012】請求項2に記載の本発明の情報検索装置
は、音声、手書き文字のいずれかによって情報検索のた
めのキーワードが入力されるようになっており、入力さ
れたキーワードに対する認識尤度が高い複数の認識候補
キーワードを抽出する入力手段と、抽出された各認識候
補キーワードに対して、予め設定された検索尤度が高い
複数の検索情報を検索し、各認識候補キーワードの認識
尤度と各検索情報の検索尤度に基づいて各検索情報の総
合尤度をそれぞれ演算する検索手段と、検索手段によっ
て検索された各検索情報を、それぞれの総合尤度に基づ
いて表示する表示手段と、を具備することを特徴とす
る。
【0013】この場合、前記入力手段は、入力される複
数のキーワードそれぞれに対して複数の認識候補キーワ
ードをそれぞれ抽出するようになっており、また、前記
検索手段は、各入力キーワードに対するそれぞれの認識
候補キーワードの組み合わせに基づいて検索情報を検索
するようになっている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の情報検索装置の実施の形
態の一例を示すブロック図である。この情報検索装置
は、音声によってキーワードが入力される入力部11を
有している。この入力部11には、音声入力を捉えるマ
イクロフォン11aが設けられており、マイクロフォン
11aから入力された音声は、A/Dコンバータ11b
によってディジタル化されて、特徴抽出部11cに出力
される。特徴抽出部11cは、ディジタル化された音声
を分析して特徴パラメーターをマイクロプロセッサ11
dに出力する。
【0016】マイクロプロセッサ11dでは、抽出され
た特徴パラメーターに基づいて、標準パターン記憶部1
1eに蓄積された標準パターンとのマッチングが行わ
れ、そのマッチングに基づいて、認識尤度の高い複数の
認識候補キーワードが抽出される。認識尤度は、認識候
補の評価を示すものであり、認識尤度が高いほど認識順
位が高くなる。そして、抽出された認識候補キーワード
は、認識結果として表示部12に出力されて、表示部1
2に表示される。
【0017】入力部11には、表示部12に表示された
複数の認識候補キーワードから、音声入力された正しい
キーワードを選択するための選択部11fが設けられて
いる。選択部11fは、マウス、キーボード等によって
構成されている。
【0018】マイクロプロセッサ11dは、選択部11
fにて選択された1つの認識候補キーワードを検索部1
3に出力する。検出部13は、検索情報が蓄積されたデ
ータベース14にアクセスして、選択された1つの認識
候補キーワードに基づいて、データベースに蓄積された
情報を検索する。そして、検索結果が表示部12に表示
される。
【0019】図2は、本発明の情報検索装置の実施の形
態の他の例を示すブロック図である。この情報検索装置
は、手書き文字入力式の入力部15を有している。この
入力部15には、手書き文字が入力されるタブレット1
5aが設けられており、タブレット15aに手書き文字
が入力されると、特徴抽出部15bにてその手書き文字
の特徴が分析される。特徴抽出部15bの分析結果は、
マイクロプロセッサ15cに与えられて、マイクロプロ
セッサ15cによって、標準パターン記憶部15dに蓄
積されている標準パターンとのマッチングが行われ、認
識尤度の高い複数の認識候補キーワードが抽出される。
そして、抽出された認識候補キーワードは、認識結果と
して表示部12に出力されて、表示部12に表示され
る。
【0020】入力部15には、表示部12に表示された
複数の認識候補キーワードから、手書き文字入力された
正しいキーワードを選択するための選択部15eが設け
られている。この選択部15eも、マウス、キーボード
等によって構成されている。マイクロプロセッサ15e
から出力された複数の認識候補キーワードが、選択部1
5eによって選択されると、検索部13は、データーベ
ースにアクセスして、その選択されたキーワードに基づ
いてデータベース14に蓄積された情報を検索する。そ
して、その検索結果が表示部12に表示される。
【0021】図3は、図1および図2に示す情報検索装
置の動作説明のためのフローチャートである。いずれの
情報検索装置も、入力部11または15に対する入力が
音声または手書き文字になっていること以外は、同様の
構成であり、図3に示すフローチャートに基づいてまと
めて説明する。
【0022】マイクロフォン11aに音声によるキーワ
ード入力、あるいはタブレット15aに手書き文字によ
るキーワード入力があると(図3のステップS1参照、
以下同様)、特徴抽出部11cあるいは15bによっ
て、音声入力あるいは手書き文字入力されたキーワード
が分析される。そして、マイクロプロセッサ11dある
いは15cによって、音声入力あるいは手書き文字入力
のキーボードが標準パターン記憶部11eあるいは15
dに蓄積された標準パターンとのパターンマッチング等
によって認識される(ステップS2)。そして、認識尤
度の高い複数の認識候補キーワードが表示部12に出力
されて、表示部12に表示される(ステップS3)。
【0023】表示部12に複数の認識候補のキーワード
が表示されると、ユーザーは、表示された複数の認識候
補のキーワードから、入力された正しいキーワードを、
キーボード、マウス等の選択部11fあるいは15eに
よって選択する(ステップS4)。これにより、選択さ
れたキーワードが自動的に検索部13に送られて、検索
部13は、データベース14にアクセスし、選択された
キーワードに基づいて、データベース14に蓄積された
情報の検索を開始する(ステップS5)。
【0024】このように、複数の認識候補キーワードの
中の1つを選択することにより、検索の開始を特別に指
示することなく、検索部13はデータベース14にアク
セスして検索を開始する。
【0025】しかしながら、表示部12に表示された複
数の認識候補キーワードに、入力された正しいキーワー
ドが含まれていない場合には、選択部11fあるいは1
5eによって、キーワードの選択がキャンセルされる。
これにより、検索部13による検索は実施されなくな
る。
【0026】検索部13による検索結果は、表示部12
に表示され(ステップS6)、ユーザーによって確認さ
れる。ユーザーは、表示部12に表示された検索結果か
ら、希望する情報が得られた場合には、選択部11fあ
るいは15eによって、検索の終了を指示する(ステッ
プS7)。これにより検索部13による検索が終了す
る。
【0027】表示部12に表示された検索結果に、希望
する情報が含まれていない場合には、新たなキーワード
が、音声により、あるいは手書き文字により入力され
(ステップS1)、前述したように、複数の認識候補キ
ーワードが表示部12に表示されて、正しいキーワード
が選択されると、そのキーワードが検索部13に送られ
る。これにより、検索部13は、再度、データベース1
4にアクセスして、先に検索部13に入力されたキーワ
ードと、新たに検索部13に入力されたキーワードとの
組み合わせに基づいて、データベース14内の情報を検
索する。そして、その検索結果が表示部12に表示され
る。
【0028】このようにして、希望する情報が得られる
まで、新たなキーワードが順次入力されて、複数のキー
ワードの組み合わせに基づいて検索が実行される。そし
て、希望する情報が得られた段階で検索は終了する。
【0029】図4は、図1および図2に示す情報検索装
置の異なる動作説明のためのフローチャートである。マ
イクロフォン11aに対する音声入力、あるいは、タブ
レット15aに対する手書き文字入力があると(図4の
ステップS11参照、以下同様)、その入力は、特徴抽
出部11cあるいは15bによって分析されて、マイク
ロプロセッサ11dあるいは15cによって標準パター
ン記憶部11eあるいは15dに蓄積された標準パター
ンとマッチングされて、音声入力されたキーワードある
いは手書き文字入力されたキーワードが認識される(ス
テップS12)。そして、認識尤度の高い複数の認識候
補キーワードが抽出されて、表示部12に出力され、表
示部12にて表示される(ステップS13)。
【0030】認識候補キーワードとして複数(例えば3
つ)が表示部12に表示されると、ユーザーによって正
しいキーワードが選択されるまで待機することなく、各
認識候補キーワードが検索部13に送られる。そして、
検索部13は、データベース14にアクセスして、それ
らの認識候補キーワードに基づいて情報の検索を開始す
る(ステップS14)。
【0031】この場合、ユーザーによって、表示部12
に表示された3つの認識候補キーワードから正しいキー
ワードが選択されると(ステップS15)、検索部13
は、その選択されたキーワードにのみ基づいて検索を実
行する。
【0032】データベース14に蓄積された検索情報に
は、検索尤度がそれぞれ設定されている。この検索尤度
は、キーワードに対する意味的な関連性(連想性)の程
度を示す度数であり、その度数が高いほど、キーワード
に対する関連性が高いと判断される。検索部13は、各
認識候補キーワードに対して、検索尤度の高い複数(例
えば3つ)の情報をそれぞれ抽出する。そして、抽出さ
れた各検索情報に対して、総合尤度がそれぞれ演算され
る(ステップS16)。総合尤度は、各検索情報が検索
結果としての必要度を示すものであり、認識候補キーワ
ードの認識尤度とその認識候補キーワードに基づいて検
索された各検索情報の検索尤度とから演算される。
【0033】各検索情報の総合尤度をχとすると、総合
尤度χは次の(1)式で求められる。但し、入力キーワ
ード数をN、i番目に入力されたキーワードに対する認
識候補キーワードの認識尤度をψi 、検索尤度をωとす
る。
【0034】
【数1】
【0035】αは重み係数であり、一定な値ではなく、
入力キーワード数が多くなって、得られる検索結果の信
頼性が高くなるような場合には、入力キーワード数に応
じて小さくされる。
【0036】このようにして、3つの認識候補キーワー
ドに対してそれぞれ抽出された3つの検索情報に対して
総合尤度χがそれぞれ求められる。そして、各検索情報
は、総合尤度χの値の大きい順にソートされて、表示部
12に表示される。この場合、同じ検索情報が得られて
いる場合には、総合尤度χの大きな検索情報だけが表示
部12に表示される。
【0037】例えば、入力されるキーワードが「気体」
の場合、図5に示すように、認識尤度の高い「機械」、
「気体」、「立体」の3つの単語が抽出されて、それら
の単語が、認識候補キーワードとして表示部12に表示
される。この場合、認識尤度は、「機械」が 0.9、「気
体」が 0.7、「立体」が 0.6であり、音声入力された
「気体」は、認識尤度が2番目になっている。3つの認
識候補キーワードは、認識尤度の高い順にソートされて
表示部12に表示される。
【0038】このようにして、3つの認識候補キーワー
ドが抽出されると、各認識候補キーワードに対して、予
め設定された検索尤度が高い3つの検索情報が検索され
る。例えば、認識候補キーワード「機械」に対して、検
索尤度が高い3つの検索情報「時計」、「モーター」、
「ロボット」が得られる。最初に入力されたキーワード
に対する認識候補キーワードである「機械」の認識尤度
ψ1 は 0.9、「機械」に対する検索情報「時計」の検索
尤度は 0.6であり、重み係数αを 0.5とすると、検索情
報「時計」の総合尤度χは、0.75になる。
【0039】他の認識候補キーワード「気体」に対して
も、3つの検索情報「酸素」、「水素」、「窒素」が得
られ、また、認識候補キーワード「立体」に対しても、
3つの検索情報「立方体」、「直方体」、「球」が得ら
れる。そして、これら9つの検索情報に対して総合尤度
χがそれぞれ求められて、各検索情報は、それぞれの総
合尤度χの大きさに基づいてソートされ、「時計」、
「モーター」、「ロボット」、「酸素」、「水素」、
「立方体」、「窒素」、「直方体」、「球」の順番で表
示部12に表示される。
【0040】検索結果として表示部12に検索情報が表
示された段階で、表示部12に表示された認識候補キー
ワードに対して、ユーザーが正しいキーワードを指定す
ると(ステップS18)、指定された認識候補キーワー
ドに関する検索情報のみが表示部12に表示され、他の
認識候補キーワードに関する検索情報は表示部12から
除去されて表示されない状態とされる(ステップS1
9)。
【0041】表示部12に表示された検索情報に、所望
する情報がある場合には、検索を終了するように指示さ
れる(ステップS20)。
【0042】表示部12に表示された検索情報に、所望
する情報がない場合には、再度、新たなキーワードが、
音声により、あるいは、手書き文字により入力される。
そして、前述したように、そのキーワードに対する3つ
の認識候補キーワードが抽出されて、各認識候補キーワ
ードに対して検索情報が検索され、各検索情報の総合尤
度χが演算されるとともに、その総合尤度χに基づい
て、各検索情報が表示部12に表示される。
【0043】図6は、最初にキーワード「気体」が入力
されて、次に、2つ目のキーワード「発火」が入力され
た場合の説明図である。キーワード「発火」に対する認
識候補キーワードとして、「悪化」、「墓」、「発火」
の3つの単語が抽出されており、入力キーワード「発
火」は、認識尤度が 0.5で、第3位の認識候補キーワー
ドになっている。そして、最初のキーワード「気体」に
対する3つの認識候補キーワードの各認識尤度と、2番
目のキーワード「発火」に対する3つの認識候補キーワ
ードの各認識尤度とに基づいて、検索情報が検索される
とともに、各検索情報の総合尤度χが、前記(1)式に
よってそれぞれ演算される。この場合、(1)式の重み
係数αは、入力キーワード数が2になるために、前回よ
りも小さく設定され、例えば 0.3とされる。
【0044】最初の認識候補キーワード「機械」と、次
の認識候補キーワード「悪化」とに基づいて検索された
情報「故障」および「経年劣化」の総合尤度χは、それ
ぞれ、0.395 および0.325 になる。
【0045】最初の入力キーワードに対する認識候補キ
ーワードと次の入力キーワードに対する認識候補キーワ
ードとの組み合わせに基づいて検索すると、3つの検索
情報が得られず、2つあるいは1つの検索情報しかえら
れない場合があり、また、全く検索情報が得られないよ
うな場合もある。
【0046】得られた全ての検索情報は、それぞれの総
合尤度χの大きさに順にソートされて表示部12に表示
される。
【0047】本実施例では、入力キーワード「気体」お
よび「発火」は、認識候補キーワードとしては、それぞ
れ、2番目および3番目の順位であったが、それらの認
識キーワードの組み合わせに基づいて検索された情報
「水素」、「メタン」、「エタン」は、総合尤度χが大
きくなり、表示部12では上位に表示される。
【0048】なお、前述したように、検索結果が表示部
12に表示された状態で、入力キーワードに対して認識
候補キーワードをユーザーが選択した場合には、その選
択された認識候補キーワード以外の認識候補キーワード
に関連する検索情報は、表示部12の表示から除外され
る。例えば、図6において、最初の入力キーワードに対
する3つの認識候補キーワードから、認識候補キーワー
ド「気体」をユーザーが選択すると、認識候補キーワー
ド「機械」および「立体」に基づいて検索された検索情
報は、表示部12から除外され、検索結果としては、
「水素」、「メタン」、「エタン」の3つの検索情報だ
けが表示される。
【0049】検索部13による検索作業が継続中であっ
て検索結果がまだ得られていない状態で、ユーザーが複
数の認識候補キーワードから1つを選択すると、検索部
13は、それまで実施していた検索を中止して、ユーザ
ーが選択した認識候補キーワードに基づいて検索を、再
度、実施し直す。
【0050】このように、入力キーワードに対する認識
候補キーワードから正解を特別に指定しなくても、認識
候補キーワードの組み合わせによって、信頼性の高い検
索情報が得られる。また、入力キーワードに対して認識
候補キーワードを確定しない状態でも、認識候補キーワ
ードの組み合わせ数が増加することにより、検索尤度の
高い検索情報が得られる認識候補キーワードの組み合わ
せが限定されるために、入力部11における音声入力の
認識性能、あるいは入力部15の手書き文字入力の認識
性能が低くても、信頼性の高い検索情報が得られる。
【0051】なお、本発明の検索情報装置では、情報検
索の方式については特に限定されるものではないが、複
数のキーワードに対する関連度が高い情報ほど、検索尤
度が大きくなるような方式、あるいは、特定のキーワー
ドの組み合わせに対して高い検索尤度が得られるような
方式が適している。複数のキーワードに関連する情報を
得る方式としては、特開平5−135110号公報に開
示された技術が適用できる。
【0052】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明の情報検索装置
は、このように、音声または手書き文字によって入力さ
れたキーワードに対して複数の認識候補キーワードが抽
出された際に、いずれか一つの認識候補キーワードが選
択されることによって、検索が開始されるようになって
いるために、音声または手書き文字という簡便な入力操
作に対して、認識候補キーワードの選択という簡単な操
作だけで検索を開始することができる。
【0053】また、請求項2および3に記載の本発明の
情報検索装置は、音声または手書き文字によって入力さ
れたキーワードに対して複数の認識候補キーワードが抽
出された際に、特別な操作を実施しなくても、検索が開
始されるようになっており、しかも、、認識候補キーワ
ードの認識尤度と、検索情報の検索尤度とに基づいて総
合尤度を演算するようになっているために、情報検索が
円滑に実施され、しかも、所望する情報を確実に得るこ
とができる。また、キーワードを入力するたびに検索が
自動的に行われて、ユーザーが検索結果を確認できるの
で、希望する情報が得られた時点でキーワード入力を終
了することができる。従って、キーワードの入力回数を
最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報検索装置の実施の形態の一例を示
すブロック図である。
【図2】本発明の情報検索装置の実施の形態の他の例を
示すブロック図である。
【図3】それらの情報検索装置の動作の一例を説明のた
めのフローチャートである。
【図4】それらの情報検索装置の異なる動作の一例を説
明するためのフローチャートである。
【図5】それの情報検索装置に1つのキーワードが入力
された状態における情報検索の説明図である。
【図6】それらの情報検索装置に2つのキーワードが入
力された状態における情報検索の説明図である。
【符号の説明】
11 入力部 11a マイクロホン 11b A/Dコンバータ 11c 特徴抽出部 11d マイクロプロセッサ 11e 標準パターン記憶部 12 表示部 13 検索部 14 データベース 15 入力部 15a タブレット 15b 特徴抽出部 15c マイクロプロセッサ 15d 標準パターン記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 勘座 浩幸 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 芥子 育雄 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声、手書き文字のいずれかによって情
    報検索のためのキーワードが入力されるようになってお
    り、入力されたキーワードに対する認識尤度が高い複数
    の認識候補キーワードを抽出する入力手段と、 抽出された複数の認識候補キーワードを表示する表示手
    段とを具備し、 表示手段にて表示された複数の認識候補キーワードのい
    ずれか一つが、前記入力手段中に含まれる選択手段によ
    って選択されることにより、選択された認識候補キーワ
    ードに基づく情報検索を開始することを特徴とする情報
    検索装置。
  2. 【請求項2】 音声、手書き文字のいずれかによって情
    報検索のためのキーワードが入力されるようになってお
    り、入力されたキーワードに対する認識尤度が高い複数
    の認識候補キーワードを抽出する入力手段と、 抽出された各認識候補キーワードに対して、予め設定さ
    れた検索尤度が高い複数の検索情報を検索し、各認識候
    補キーワードの認識尤度と各検索情報の検索尤度に基づ
    いて各検索情報の総合尤度をそれぞれ演算する検索手段
    と、 検索手段によって検索された各検索情報を、それぞれの
    総合尤度に基づいて表示する表示手段と、 を具備することを特徴とする情報検索装置。
  3. 【請求項3】 前記入力手段は、入力される複数のキー
    ワードそれぞれに対して複数の認識候補キーワードをそ
    れぞれ抽出するようになっており、また、前記検索手段
    は、各入力キーワードに対するそれぞれの認識候補キー
    ワードの組み合わせに基づいて検索情報を検索するよう
    になっている請求項2に記載の情報検索装置。
JP22639595A 1995-09-04 1995-09-04 情報検索装置 Expired - Fee Related JP3383485B2 (ja)

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