JPH0972211A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

内燃機関の排気浄化装置

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JPH0972211A
JPH0972211A JP22662795A JP22662795A JPH0972211A JP H0972211 A JPH0972211 A JP H0972211A JP 22662795 A JP22662795 A JP 22662795A JP 22662795 A JP22662795 A JP 22662795A JP H0972211 A JPH0972211 A JP H0972211A
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JP
Japan
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exhaust gas
exhaust
catalyst
fuel ratio
air
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JP22662795A
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English (en)
Inventor
Akira Tayama
彰 田山
Yoshiki Sekiya
芳樹 関谷
Hirobumi Tsuchida
博文 土田
Tsutomu Nakada
勉 中田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排気切替バルブを備える内燃機関の排気浄化
装置において、排気切替バルブの作動不良によって排気
エミッションが悪化しないようにする。 【解決手段】 排気通路の触媒コンバータ102より上
流と下流にそれぞれ設置された排気中の酸素濃度に応じ
て出力が反転する触媒前空燃比検出手段106および触
媒後空燃比検出手段107と、触媒前空燃比検出手段1
06および触媒後空燃比検出手段107の出力を比較し
て排気通路切替手段103の排気洩れ率Lを算出する排
気洩れ率算出手段101とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の排気浄
化装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用内燃機関等にあっては、排気を
清浄化するため、空燃比を理論空燃比となるようにフィ
ードバック制御するとともに、排気通路にHC,COの
酸化と、NOxの還元を同時に行う三元触媒を設置した
システムが、広く実用化されている。
【0003】この三元触媒に用いられる触媒金属とし
て、白金を主成分とした白金系触媒は理論空燃比よりリ
ーン側の空燃比で高温の排気雰囲気に晒されると、白金
が酸化してしまい、触媒性能が一時的に低下する、いわ
ゆる一時劣化を起こす。この一時劣化は、高温リーン排
気雰囲気に晒すことで進行するが、高温リッチ排気雰囲
気に晒すことで回復する特性がある。
【0004】また、触媒低温時の活性化を早めるため
に、触媒コンバータを機関のエキゾーストマニホールド
の直下に設置するものがある。
【0005】エキゾーストマニホールドの直下に設置さ
れた触媒コンバータの耐熱性を確保するため、排気が高
温となる運転時に触媒コンバータへの排気の導入を制限
する排気切替バルブを備えるものがある(特開昭57−
210116号公報、参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、排気切
替バルブはその経時劣化や故障等により所定の全閉位置
に戻らない閉弁作動不良を起こす可能性があり、排気切
替バルブの開度が過大になると、上流触媒コンバータの
熱劣化を早めるばかりか、上流触媒コンバータがリーン
排気雰囲気に晒されて、一時劣化が進むという問題点が
考えられる。
【0007】本発明は上記の問題点を解消し、排気切替
バルブを備える内燃機関の排気浄化装置において、排気
切替バルブの作動不良によって排気エミッションが悪化
しないようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の内燃機
関の排気浄化装置は、図17に示すように、排気通路に
設置される排気浄化用の触媒コンバータ102と、運転
条件に応じて触媒コンバータ102への排気の導入を制
限する排気通路切替手段103と、を備える内燃機関の
排気浄化装置において、排気通路の触媒コンバータ10
2より上流と下流にそれぞれ設置された排気中の酸素濃
度に応じて出力が反転する触媒前空燃比検出手段106
および触媒後空燃比検出手段107と、触媒前空燃比検
出手段106および触媒後空燃比検出手段107の出力
を比較して排気通路切替手段103の排気洩れ率Lを算
出する排気洩れ率算出手段101と、を備える。
【0009】請求項2に記載の内燃機関の排気浄化装置
は、請求項1に記載の発明において、前記排気洩れ率算
出手段101として、触媒前空燃比検出手段106およ
び触媒後空燃比検出手段107の出力の反転周期比F1
/F2を算出し、反転周期比F1/F2に応じて排気通
路切替手段103の排気洩れ率Lを算出する。
【0010】請求項3に記載の内燃機関の排気浄化装置
は、請求項1に記載の発明において、前記排気洩れ率算
出手段として、触媒前空燃比検出手段の出力が反転して
から触媒後空燃比検出手段の出力が反転するまでにかか
る時間tを算出し、時間tに応じて排気通路切替手段の
排気洩れ率Lを算出する。
【0011】請求項4に記載の内燃機関の排気浄化装置
は、請求項1から3のいずれか一つに記載の発明におい
て、図18に示すように、運転条件に応じて目標空燃比
を設定する空燃比設定手段110と、目標空燃比が得ら
れるように燃料供給量を制御する燃料供給量制御手段1
11と、を備える内燃機関において、前記排気洩れ率L
に基づいて排気通路切替手段103を介して触媒コンバ
ータ102に導かれる排気洩れ量Mを算出する排気洩れ
量算出手段105と、排気洩れ量Mと排気温度Tmpを
掛け合わせた触媒劣化強度rを算出する触媒劣化強度算
出手段105と、触媒劣化強度rに応じて触媒コンバー
タ102の劣化を防止するように目標空燃比を補正する
触媒劣化抑制手段109と、を備える。
【0012】請求項5に記載の内燃機関の排気浄化装置
は、請求項4に記載の発明において、前記触媒コンバー
タの触媒金属として主として白金を担持させ、機関の空
燃比を理論空燃比にフィードバック補正係数αを用いて
フィードバック制御する内燃機関において、触媒劣化抑
制手段は触媒劣化強度rに応じてフィードバック補正係
数αを補正して空燃比をリッチ側にシフトさせる。
【0013】請求項6に記載の内燃機関の排気浄化装置
は、請求項4に記載の発明において、前記触媒コンバー
タの触媒金属として主として白金を担持させ、所定のフ
ューエルカット域で燃料の供給を停止するフューエルカ
ットを行う内燃機関において、排気洩れ量Mに基づいて
フューエルカットを禁止する排気温度Tfを設定するフ
ューエルカット禁止排気温度設定手段と、排気温度Tm
pが禁止温度Tfを越えて上昇したらフューエルカット
を禁止するフューエルカット禁止手段と、を備える。
【0014】
【作用】請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置にお
いて、排気通路切替手段103が正常に閉作動して、触
媒コンバータ102に排気が導かれない運転状態では、
触媒前空燃比検出手段106の出力は変動しない。
【0015】これに対して、排気通路切替手段103が
正常に閉作動せず、触媒コンバータ102に排気通路切
替手段103から洩れた排気が導かれる運転状態では、
触媒前空燃比検出手段106の出力も変動する。
【0016】したがって、触媒前空燃比検出手段106
および触媒後空燃比検出手段107の出力を比較して排
気通路切替手段103の排気洩れ率Lを算出することに
より、排気洩れ率Lに基づいて排気通路切替手段103
の閉作動不良が起きたかどうかを適確に判定することが
できる。
【0017】請求項2に記載の内燃機関の排気浄化装置
において、排気通路切替手段103が正常に閉作動して
触媒コンバータ102に排気が導かれない運転状態で
は、触媒前空燃比検出手段106の出力は反転せず、反
転周期比F1/F2=0となる。
【0018】これに対して、排気通路切替手段103が
正常に閉作動せず、触媒コンバータ102に排気通路切
替手段103から洩れた排気が導かれる運転状態では、
触媒前空燃比検出手段106の出力も反転する。排気洩
れ量Mが多くなるほど、触媒前空燃比検出手段106の
出力反転回数は、触媒後空燃比検出手段107の出力の
反転回数に近づき、反転周期比F1/F2は排気洩れ率
が大きくなるほど1に近づいてくる。
【0019】したがって、触媒前空燃比検出手段106
および触媒後空燃比検出手段107の出力の反転周期比
F1/F2に基づき排気通路切替手段103の排気洩れ
率Lを正確に算出することができる。
【0020】請求項3に記載の内燃機関の排気浄化装置
において、排気通路切替手段103が正常に閉作動し、
触媒コンバータ102に導かれる洩れ排気量が少ない運
転状態では、洩れた排気の酸素濃度が触媒前空燃比検出
手段106によって検出される前に、触媒後空燃比検出
手段107によって排気の酸素濃度が検出される。つま
り、触媒前空燃比検出手段106の出力が反転してから
触媒後空燃比検出手段107の出力が反転するまでにか
かる時間tを測定すると、触媒後空燃比検出手段107
がセンシングした排気は触媒前空燃比検出手段106が
センシングした排気ではなく、次に酸素濃度が変動する
排気をセンシングすることになり、測定された遅れ時間
tは比較的長くなる。
【0021】これに対して、排気通路切替手段103が
正常に閉作動せず、触媒コンバータ102に導かれる洩
れ排気量が多い運転状態では、洩れた排気の酸素濃度が
触媒前空燃比検出手段106によって検出された後に、
触媒後空燃比検出手段107によって排気の酸素濃度が
検出される。つまり、触媒前空燃比検出手段106の出
力が反転してから触媒後空燃比検出手段107の出力が
反転するまでにかかる時間tを測定するとき、触媒後空
燃比検出手段107がセンシングした排気は触媒前空燃
比検出手段106がセンシングした排気は同一時期に排
出されたものであり、測定される遅れ時間tは比較的短
くなる。
【0022】したがって、触媒前空燃比検出手段106
の出力が反転してから触媒後空燃比検出手段107の出
力が反転するまでにかかる時間tが長くなるほど、排気
通路切替手段103の排気洩れ量は大きくなり、測定さ
れた時間tに基づき排気通路切替手段103の排気洩れ
率Lを正確に算出することができる。
【0023】請求項4に記載の内燃機関の排気浄化装置
において、排気洩れ量Mは機関の排気ガス量と洩れ率L
とに基づいて求まる。
【0024】排気通路切替手段103から洩れる排気に
より触媒コンバータ102がどれくらい劣化するかを表
す触媒劣化強度rは、排気洩れ量Mと排気温度Tmpの
とに基づいて求まる。
【0025】触媒劣化抑制手段109は、触媒劣化強度
rに応じて触媒コンバータ102の劣化が進まないよう
に目標空燃比を補正することにより、排気エミッション
の悪化を抑えられる。
【0026】請求項5に記載の内燃機関の排気浄化装置
において、触媒コンバータ102は、白金触媒の特性と
して、排気雰囲気が理論空燃比よりもリーンになるほ
ど、高温になるほど、触媒金属の酸化により触媒転化率
が低下する、いわゆる一時劣化が進行する。
【0027】触媒劣化抑制手段109は、劣化強度rが
大きくなるほど機関の空燃比をフィードバック補正係数
αを補正して空燃比をリッチ側にシフトさせることによ
り、排気温度も下がるため、触媒金属の酸化を抑える触
媒劣化抑制効果が大きくなり、排気エミッションの悪化
を抑えられる。
【0028】請求項6に記載の内燃機関の排気浄化装置
において、排気高温時に燃料供給を停止するフューエル
カットが行われると、排気雰囲気が理論空燃比よりもリ
ーンになるとともに、さらに排気温度が上昇するため、
フューエルカット時に排気が触媒コンバータ102に導
かれると、触媒コンバータ102の劣化が進行する。
【0029】これに対処して、排気通路切替手段103
を洩れる排気洩れ量Mが大きくなるのにしたがって、フ
ューエルカット禁止温度Tfを低下させることにより、
触媒コンバータ102の劣化が進行することを抑え、排
気エミッションの悪化を抑えられる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0031】図1に示すように、エンジン1の吸気通路
8には燃料噴射弁10が取付けられ、コントロールユニ
ット5からの信号に応じて燃料を噴射する。
【0032】排気通路9には上流触媒コンバータ2と下
流触媒コンバータ3が直列に設置される。上流触媒コン
バータ2と下流触媒コンバータ3は、それぞれの担体に
触媒金属として、白金(Pt)を主に担持させた白金系
の三元触媒で構成され、排気中のHC,COの酸化と、
NOxの還元を同時に行う。
【0033】排気通路9には上流触媒コンバータ2の上
流と下流にそれぞれ触媒前O2センサ6と触媒後O2セン
サ7が設置される。
【0034】コントロールユニット5は、図示しない
が、エンジン吸入空気量Q、回転数N等の検出信号を入
力し、空燃比を理論空燃比に近づける基本燃料噴射量T
p(=K×Q/N;Kは定数)が算出されるとととも
に、触媒前O2センサ6または触媒後O2センサ7の検出
信号を入力し、所定のストイキ域で燃料噴射量が目標値
を中心とした狭い範囲に収まるように最終的な燃料噴射
量Tiを次式で算出して空燃比をフィードバック制御す
る。
【0035】 Ti=Tp×α×H×COEF+Ts …(1) ただし、αは空燃比フィードバック補正係数、Hは後述
する触媒の劣化を抑制するための空燃比補正量、COE
Fはエンジン冷却水温等をパラメータとした各種補正係
数の和、Tsは無効噴射パルス幅である。
【0036】エンジン1に供給される混合気の空燃比が
理論空燃比を中心とした狭い範囲に収まるようにフィー
ドバック制御されることにより、上流触媒コンバータ2
または下流触媒コンバータ3が有効に働き、排気中のH
C,COの酸化と、NOxの還元が同時に行われる。
【0037】減速時における所定のフューエルカット域
で燃料噴射弁10からの燃料噴射を停止する。フューエ
ルカットが行われることにより、燃費の低減、排気エミ
ッションの低減がはかられる。
【0038】ところで、上流触媒コンバータ2および下
流触媒コンバータ3は、白金触媒の特性として、理論空
燃比よりもリーンな高温排気雰囲気に晒されることによ
り、触媒金属の酸化により触媒転化率が低下する、いわ
ゆる一時劣化を起こす。
【0039】これに対処して、コントロールユニット5
は、触媒前O2センサ6と触媒後O2センサ7の出力がそ
れぞれリッチリーンに反転する回数を比較して上流触媒
コンバータ2の劣化度合Rを検出し、この劣化度合Rに
基づいて上流触媒コンバータ2または下流触媒コンバー
タ3の一時劣化が進んだことを判定し、所定の排気温度
が得られる運転条件に上流触媒コンバータ2または下流
触媒コンバータ3を理論空燃比よりもリッチな高温排気
雰囲気に晒すリッチ処理を施して、触媒金属の還元によ
り触媒転化率を回復させるようになっている。この触媒
の一時劣化を回復させる制御内容については、本出願人
により特願平6−42794号として、既に提案されて
いる。
【0040】図2は上流触媒コンバータ2の劣化度Rを
検出するルーチンを示す。
【0041】これについて説明すると、まず、ステップ
1で図示しないセンサにより検出されたエンジン冷却水
温度Twが暖機終了後の所定値を越え、かつ空燃比のフ
ィードバックが行われる診断領域かどうかを判定する。
【0042】ステップ2と3では、それぞれ触媒前O2
センサ6と触媒後O2センサ7のリッチリーンの反転周
波数F1とF2を読込む。
【0043】反転周期比F2/F1は、図3に示すよう
に、上流触媒コンバータ2の転化率が低下するほど1に
近づく。上流触媒コンバータ2が正常に機能していると
きは、排気中の酸素をストレージするので、上流の排気
中に含まれている酸素を、そのまま上流触媒コンバータ
2の下流で検出することはできない。しかし、上流触媒
コンバータ2が劣化してくると、上流の排気中の酸素が
そのまま下流に流れるため、触媒後O2センサ7の出力
反転回数は、触媒前O2センサ6の出力の反転回数に近
づいてくる。
【0044】ステップ4では、この反転周期比Fを、F
2/F1として算出する。ステップ5と6で、この周期
比Fから図4に示すマップに基づき触媒性能の劣化度R
を算出し、更新記憶する。
【0045】ステップ7で、触媒劣化度Rが所定値以内
かどうかを判定する。ここで、所定値以内と判定された
場合は、ステップ9に進んで通常の空燃比制御ルーチン
に戻り、所定値以上と判定された場合は、ステップ8に
進んで劣化回復処理ルーチンへ移行する。
【0046】ところで、上流触媒コンバータ2はエンジ
ン1にできるだけ近づけて配置され、触媒低温時の活性
化を早めるようになっている。
【0047】排気通路9にはエンジン1からの排気を上
流触媒コンバータ2を迂回させて下流触媒コンバータ3
へと導くバイパス通路11が配設される。
【0048】運転条件に応じて上流触媒コンバータ2へ
の排気の導入を制限する排気通路切替手段として、排気
通路9にはバイパス通路11と上流触媒コンバータ2を
選択的に開通させる排気切替バルブ4が介装される。
【0049】コントロールユニット5は、排気温度が上
昇する運転時に排気切替バルブ4を介して上流触媒コン
バータ2を閉じて排気を上流触媒コンバータ2を迂回さ
せて、上流触媒コンバータ2の耐熱性を確保するように
なっている。
【0050】図5は排気切替バルブ4の開閉等を制御す
るルーチンを示す。
【0051】これについて説明すると、まず、ステップ
11で排気温度Tmpを図6に示すマップに基づきエン
ジン回転数Nと基本燃料噴射量Tpに応じて算出する。
【0052】続いてステップ12で排気温度Tmpが上
流触媒コンバータ2の劣化を早める所定値TR(例えば
700°C)以下かどうかを判定する。
【0053】排気温度Tmpが所定値TR以下と判定さ
れた場合、ステップ13に進んで排気切替バルブ4を開
き排気を上流触媒コンバータ2に導き、ステップ14で
触媒前O2センサ6の検出信号に基づいて空燃比をフィ
ードバック制御する。
【0054】排気温度Tmpが所定値TRより高い判定
された場合、ステップ15に進んで排気切替バルブ4を
閉じ排気をバイパス通路11を介して上流触媒コンバー
タ2を迂回させ、ステップ16で触媒後O2センサ6の
検出信号に基づいて空燃比をフィードバック制御する。
【0055】このようにして、下流触媒コンバータ3が
充分に活性していない排気低温時に上流触媒コンバータ
2と下流触媒コンバータ3の両方で排気を浄化し、下流
触媒コンバータ3が充分に活性した排気高温時は下流触
媒コンバータ3のみで排気を浄化し、上流触媒コンバー
タ2の劣化を抑えるようになっている。
【0056】ところで、排気切替バルブ4はその経時劣
化や故障等により所定の全閉位置に戻らない閉弁作動不
良を起こす可能性がある。排気切替バルブ4の開度が過
大になると、上流触媒コンバータ2の熱劣化を早めるば
かりか、上流触媒コンバータ2がリーン排気雰囲気に晒
されて、一時劣化が進む。
【0057】これに対処して本発明は、触媒前O2セン
サ6と触媒後O2センサ7の検出信号を比較して排気切
替バルブ4が全閉位置に戻らない閉弁作動不良を起こし
たかどうかを判定し、閉弁作動不良判定時に上流触媒コ
ンバータ2の一時劣化が進まないように空燃比を制御す
る。
【0058】コントロールユニット5は、触媒前O2
ンサ6と、触媒後O2センサ7の出力が、それぞれリッ
チリーンに反転する反転周期比F1/F2を算出し、反
転周期比F1/F2に応じて排気切替バルブ4の洩れ率
Lを算出し、洩れ率Lに基づいて排気切替バルブ4を介
して上流触媒コンバータ2に導かれる排気洩れ量Mを算
出し、排気洩れ量Mと排気温度Tmpを掛け合わせた触
媒劣化強度rを算出し、触媒劣化強度rに応じて上流触
媒コンバータ2の一時劣化が進まないように空燃比を制
御する。
【0059】図7は排気切替バルブ4の閉弁作動不良時
に上流触媒コンバータ2の一時劣化が進まないように空
燃比を制御するルーチンを示す。
【0060】これについて説明すると、まず、ステップ
21で排気切替バルブ4が閉弁される運転条件かどうか
を判定する。
【0061】ステップ22と23では、触媒前O2セン
サ6と触媒後O2センサ7のリッチリーンの反転周波数
F1とF2をそれぞれ読込む。
【0062】排気切替バルブ4が正常に閉弁作動し、上
流触媒コンバータ2に排気が導かれない運転状態では、
触媒前O2センサ6の出力は反転せず、反転周期比F1
/F2=0となる。しかし、排気切替バルブ4が正常に
閉弁作動せず、上流触媒コンバータ2に排気切替バルブ
4から洩れた排気が導かれる運転状態では、触媒前O2
センサ6の出力も反転するため、この排気洩れ量Mが多
くなるほど、触媒前O2センサ6の出力反転回数は、触
媒後O2センサ7の出力の反転回数に近づく。したがっ
て、図8に示すように反転周期比F1/F2は排気洩れ
率が大きくなるほど1に近づいてくる。
【0063】ステップ24では、反転周期比Frを、F
1/F2として算出する。
【0064】ステップ25では、周期比Frから図9に
示すマップに基づき排気切替バルブ4の排気洩れ率Lを
算出する。
【0065】ステップ26では、触媒劣化強度rを次式
で算出する。
【0066】 r=M×Tmp=(Tp×N)×L×Tmp …(2) このように、排気切替バルブ4を洩れる排気により上流
触媒コンバータ2がどれくらい劣化するかを表す触媒劣
化強度rは、排気洩れ量Mと排気温度Tmpの積によっ
て求まる。
【0067】排気洩れ量Mはエンジン1の排気ガス量
(基本燃料噴射量Tp×回転数N)と洩れ率Lの積によ
って求まる。
【0068】ステップ27で前記空燃比補正量Hを図1
0に示すマップに基づき劣化強度rに応じて算出する。
空燃比補正量Hは劣化強度rが大きくなるほど空燃比が
リッチ側にシフトするように設定されている。
【0069】前述したように、上流触媒コンバータ2
は、白金触媒の特性として、排気雰囲気が理論空燃比よ
りもリーンになるほど、高温になるほど、触媒金属の酸
化により触媒転化率が低下する、いわゆる一時劣化が進
行する。
【0070】これに対処して、排気切替バルブ4を洩れ
る排気洩れ量Mが大きくなるのにしたがって、排気空燃
比をリッチにシフトすることにより、排気温度も下がる
ため、触媒金属の酸化を抑える触媒劣化抑制効果が大き
くなり、排気エミッションの悪化を抑えられる。
【0071】さらにステップ28で、フューエルカット
禁止温度Tfを図11に示すマップに基づき排気洩れ量
Mに応じて算出し、ステップ29で排気温度Tmpがフ
ューエルカット禁止温度Tfを越えて上昇したことが判
定されると、フューエルカットを禁止する。
【0072】排気高温時に燃料供給を停止するフューエ
ルカットが行われると、排気雰囲気が理論空燃比よりも
リーンになるとともに、さらに排気温度が上昇するた
め、フューエルカット時に排気が上流触媒コンバータ2
に導かれると、上流触媒コンバータ2の一時劣化が進行
する。
【0073】これに対処して、排気切替バルブ4を洩れ
る排気洩れ量Mが大きくなるのにしたがって、フューエ
ルカット禁止温度Tfを低下させることにより、上流触
媒コンバータ2の一時劣化が進行することを抑え、排気
エミッションの悪化を抑えられる。
【0074】このようにして、排気切替バルブ4の閉弁
作動不良時に触媒の劣化を抑えるように空燃比を制御す
るが、それでも排気エミッションの悪化を来すほど触媒
の劣化が進んだことが触媒劣化度Rに基づいて判定され
た場合、この異常を図示しない警告灯等を介して運転者
に知らせるようになっている。
【0075】次に、他の実施の形態として、コントロー
ルユニット5は、触媒前O2センサ6の出力がリッチか
らリーンに反転してから触媒後O2センサ7の出力がリ
ッチからリーンに反転するまでにかかる時間tを測定
し、この時間tに基づいて排気ガス量に応じて補正した
酸素センサ反転遅れ時間trを算出し、反転遅れ時間t
rに応じて排気切替バルブ4の洩れ率Lを算出し、洩れ
率Lに応じて排気切替バルブ4を介して上流触媒コンバ
ータ2に導かれる排気洩れ量Mを算出し、排気洩れ量M
と排気温度Tmpを掛け合わせた触媒劣化強度rを算出
し、触媒劣化強度rに応じて上流触媒コンバータ2の一
時劣化が進まないように空燃比を制御する。
【0076】図12は排気切替バルブ4の閉弁作動不良
時に上流触媒コンバータ2の一時劣化が進まないように
空燃比を制御するルーチンを示す。
【0077】まず、ステップ31で排気切替バルブ4が
閉弁される運転条件であることを判定する。
【0078】ステップ32で触媒前O2センサ6の出力
がリッチからリーンに反転することを判定し、ステップ
34で触媒後O2センサ7の出力がリッチからリーンに
反転することを判定し、ステップ33と35で両者の時
間差tを測定する。
【0079】排気切替バルブ4が正常に閉弁作動し、上
流触媒コンバータ2に導かれる排気が少ない運転状態で
は、洩れた排気の酸素濃度が触媒前O2センサ6によっ
て検出される前に、触媒後O2センサ7によって排気の
酸素濃度が検出される。つまり、図16に示すように、
触媒前O2センサ6の出力がリッチからリーンに反転し
てから触媒後O2センサ7の出力がリッチからリーンに
反転するまでにかかる時間tを測定すると、触媒後O2
センサ7がリッチからリーンに反転するのは、触媒前O
2センサ6がリッチからリーンに反転した排気ではな
く、次のリッチからリーンに反転する排気をセンシング
することになるため、測定された遅れ時間tは比較的長
くなる。
【0080】これに対して、排気切替バルブ4が正常に
閉弁作動せず、上流触媒コンバータ2に導かれる排気が
多い運転状態では、洩れた排気の酸素濃度が触媒前O2
センサ6によって検出された後に、触媒後O2センサ7
によって排気の酸素濃度が検出される。つまり、図16
に示すように、触媒前O2センサ6の出力がリッチから
リーンに反転してから触媒後O2センサ7の出力がリッ
チからリーンに反転するまでにかかる時間tを測定する
とき、触媒後O2センサ7がセンシングする排気は触媒
前O2センサ6がセンシングする排気は同時期に排出さ
れたものであり、測定された遅れ時間tは比較的短くな
る。
【0081】したがって、触媒前O2センサ6の出力が
リッチからリーンに反転してから触媒後O2センサ7の
出力がリッチからリーンに反転するまでにかかる時間t
が短くなるほど、排気切替バルブ4の排気洩れ量は大き
くなる。
【0082】また、排気が到達する所要時間thは機関
の排気ガス量(Tp×N)に依存するため、ステップ3
6では排気ガス量に応じて図13に示すマップに基づい
て酸素センサ反転洩れ補正時間thを算出し、ステップ
37で酸素センサ反転遅れ時間trをtr=t−thと
して算出する。
【0083】ステップ38では、算出された酸素センサ
反転遅れ時間trから図15に示すマップに基づき排気
切替バルブ4の排気洩れ率Lを算出する。
【0084】以下、前記図7に示すフローチャートと同
様に、ステップ39では、触媒劣化強度rを次式で算出
する。
【0085】 r=M×Tmp=(Tp×N)×L×Tmp …(2) ステップ40で前記空燃比補正量Hを図10に示すマッ
プに基づき劣化強度rに応じて算出する。空燃比補正量
Hは劣化強度rが大きくなるほど空燃比がリッチ側にシ
フトするように設定されている。排気切替バルブ4を洩
れる排気洩れ量Mが大きくなるのにしたがって、排気空
燃比をリッチにシフトすることにより、排気温度も下が
るため、触媒金属の酸化を抑える触媒劣化抑制効果が大
きくなり、排気エミッションの悪化を抑えられる。
【0086】さらにステップ41で、フューエルカット
禁止温度Tfを図11に示すマップに基づき排気洩れ量
Mに応じて算出し、ステップ42で排気温度Tmpがフ
ューエルカット禁止温度Tfを越えて上昇したことが判
定されると、フューエルカットを禁止する。排気切替バ
ルブ4を洩れる排気洩れ量Mが大きくなるのにしたがっ
て、フューエルカット禁止温度Tfを低下させることに
より、上流触媒コンバータ2の一時劣化が進行すること
を抑え、排気エミッションの悪化を抑えられる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の内
燃機関の排気浄化装置は、触媒前空燃比検出手段および
触媒後空燃比検出手段の出力を比較して排気通路切替手
段の排気洩れ率Lを算出することにより、排気洩れ率L
に基づいて排気通路切替手段の閉作動不良が起きたかど
うかを適確に判定し、警告を発したり、触媒コンバータ
の劣化を抑制するように空燃比を制御することが可能と
なる。
【0088】請求項2に記載の内燃機関の排気浄化装置
は、触媒前空燃比検出手段6および触媒後空燃比検出手
段の出力の反転周期比F1/F2に基づき排気通路切替
手段の排気洩れ率Lを正確に算出することができる。
【0089】請求項3に記載の内燃機関の排気浄化装置
は、触媒前空燃比検出手段の出力が反転してから触媒後
空燃比検出手段の出力が反転するまでにかかる時間tに
基づき排気通路切替手段の排気洩れ率Lを正確に算出す
ることができる。
【0090】請求項4に記載の内燃機関の排気浄化装置
は、排気通路切替手段から洩れる排気により触媒コンバ
ータがどれくらい劣化するかを表す触媒劣化強度rを、
排気洩れ量Mと排気温度Tmpとに基づいて求め、排気
通路切替手段を修理する必要なく、排気エミッションの
悪化を抑えられる。
【0091】請求項5に記載の内燃機関の排気浄化装置
は、劣化強度rが大きくなるほど機関の空燃比をフィー
ドバック補正係数αを補正して空燃比をリッチ側にシフ
トさせることにより、排気温度も下がるため、触媒金属
の酸化を抑える触媒劣化抑制効果が大きくなり、排気エ
ミッションの悪化を抑えられる。
【0092】請求項6に記載の内燃機関の排気浄化装置
は、排気通路切替手段を洩れる排気洩れ量Mが大きくな
るのにしたがって、フューエルカット禁止温度Tfを低
下させることにより、触媒コンバータの劣化が進行する
ことを抑え、排気エミッションの悪化を抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すシステム図。
【図2】同じく触媒の劣化判定を行う制御内容を示すフ
ローチャート。
【図3】同じく反転周期比Fと触媒性能の関係を示す特
性図。
【図4】同じく反転周期比Fに基づいて劣化度Rを設定
したマップ。
【図5】同じく排気切替バルブの開閉等を行う制御内容
を示すフローチャート。
【図6】同じく運転条件に基づいて排気温度Tmpを設
定したマップ。
【図7】同じく排気切替バルブの作動不良を診断して上
流触媒コンバータの劣化を抑制する制御内容を示すフロ
ーチャート。
【図8】同じく反転周期比Fと洩れ率の関係を示す特性
図。
【図9】同じく反転周期比Fに基づいて洩れ率Lを設定
したマップ。
【図10】同じく触媒劣化強度rに基づいて空燃比補正
係数Hを設定したマップ。
【図11】同じく洩れ量Mに基づいてフューエルカット
禁止温度Tfを設定したマップ。
【図12】他の実施の形態を示す排気切替バルブの作動
不良を診断して上流触媒コンバータの劣化を抑制する制
御内容を示すフローチャート。
【図13】同じく排気ガス量に基づいて酸素センサ遅れ
補正時間thを設定したマップ。
【図14】同じく酸素センサ反転遅れ時間trと洩れ率
の関係を示す特性図。
【図15】同じく酸素センサ反転遅れ時間trに基づい
て洩れ率Lを設定したマップ。
【図16】同じく洩れガス量とセンサ出力の関係を示す
特性図。
【図17】請求項1に記載の発明を示すクレーム対応
図。
【図18】請求項4に記載の発明を示すレーム対応図。
【符号の説明】
1 エンジン 2 上流触媒コンバータ 3 下流触媒コンバータ 4 排気切替バルブ 5 コントロールユニット 6 触媒前O2センサ 7 触媒後O2センサ 8 吸気通路 9 排気通路 10 燃料噴射弁 11 バイパス通路 101 排気洩れ率算出手段 102 触媒コンバータ 103 排気通路切替手段 105 排気洩れ量算出手段 106 触媒前空燃比検出手段 107 触媒後空燃比検出手段 108 触媒劣化強度算出手段 109 触媒劣化抑制手段 110 目標空燃比設定手段 111 燃料供給量制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 45/00 368 F02D 45/00 368G (72)発明者 中田 勉 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排気通路に設置される排気浄化用の触媒コ
    ンバータと、 運転条件に応じて触媒コンバータへの排気の導入を制限
    する排気通路切替手段と、 を備える内燃機関の排気浄化装置において、 排気通路の触媒コンバータより上流と下流にそれぞれ設
    置された排気中の酸素濃度に応じて出力が反転する触媒
    前空燃比検出手段および触媒後空燃比検出手段と、 触媒前空燃比検出手段および触媒後空燃比検出手段の出
    力を比較して排気通路切替手段の排気洩れ率Lを算出す
    る排気洩れ率算出手段と、 を備えたことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 【請求項2】前記排気洩れ率算出手段として、 触媒前空燃比検出手段および触媒後空燃比検出手段の出
    力の反転周期比F1/F2を算出し、 反転周期比F1/F2に応じて排気通路切替手段の排気
    洩れ率Lを算出することを特徴とする請求項1に記載の
    内燃機関の排気浄化装置。
  3. 【請求項3】前記排気洩れ率算出手段として、 触媒前空燃比検出手段の出力が反転してから触媒後空燃
    比検出手段の出力が反転するまでにかかる時間tを算出
    し、 時間tに応じて排気通路切替手段の排気洩れ率Lを算出
    することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気
    浄化装置。
  4. 【請求項4】運転条件に応じて目標空燃比を設定する空
    燃比設定手段と、 目標空燃比が得られるように燃料供給量を制御する燃料
    供給量制御手段と、 を備える内燃機関において、 前記排気洩れ率Lに基づいて排気通路切替手段を介して
    触媒コンバータに導かれる排気洩れ量Mを算出する排気
    洩れ量算出手段と、 触媒劣化強度rを排気洩れ量Mと排気温度Tmpとに基
    づいて算出する触媒劣化強度算出手段と、 触媒劣化強度rに応じて触媒コンバータの劣化を防止す
    るように目標空燃比を補正する触媒劣化抑制手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一
    つに記載の内燃機関の排気浄化装置。
  5. 【請求項5】前記触媒コンバータの触媒金属として主と
    して白金を担持させ、 機関の空燃比を理論空燃比にフィードバック補正係数α
    を用いてフィードバック制御する内燃機関において、 触媒劣化抑制手段は触媒劣化強度rに応じてフィードバ
    ック補正係数αを補正して空燃比をリッチ側にシフトさ
    せることを特徴とする請求項4に記載の内燃機関の排気
    浄化装置。
  6. 【請求項6】前記触媒コンバータの触媒金属として主と
    して白金を担持させ、 所定のフューエルカット域で燃料の供給を停止するフュ
    ーエルカットを行う内燃機関において、 排気洩れ量Mに基づいてフューエルカットを禁止する排
    気温度Tfを設定するフューエルカット禁止排気温度設
    定手段と、 排気温度Tmpが禁止温度Tfを越えて上昇したらフュ
    ーエルカットを禁止するフューエルカット禁止手段と、 を備えたことを特徴とする請求項4に記載の内燃機関の
    排気浄化装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002285832A (ja) * 2001-03-28 2002-10-03 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の触媒劣化検出装置
JP2007247486A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の排気浄化装置の故障診断装置
JP2007255319A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Toyota Motor Corp 内燃機関の可変排気装置
US8341937B2 (en) 2006-03-15 2013-01-01 Nissan Motor Co., Ltd. Diagnostic apparatus for an exhaust gas purification system of an internal combustion engine, an exhaust gas purification system and a diagnostic method thereof

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