JPH0972056A - 集熱装置のガラス支持部材 - Google Patents
集熱装置のガラス支持部材Info
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- JPH0972056A JPH0972056A JP7248289A JP24828995A JPH0972056A JP H0972056 A JPH0972056 A JP H0972056A JP 7248289 A JP7248289 A JP 7248289A JP 24828995 A JP24828995 A JP 24828995A JP H0972056 A JPH0972056 A JP H0972056A
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- heat collecting
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- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24S—SOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
- F24S25/00—Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
- F24S25/60—Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules
- F24S25/63—Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules for fixing modules or their peripheral frames to supporting elements
- F24S25/634—Clamps; Clips
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24S—SOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
- F24S20/00—Solar heat collectors specially adapted for particular uses or environments
- F24S20/60—Solar heat collectors integrated in fixed constructions, e.g. in buildings
- F24S20/67—Solar heat collectors integrated in fixed constructions, e.g. in buildings in the form of roof constructions
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24S—SOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
- F24S80/00—Details, accessories or component parts of solar heat collectors not provided for in groups F24S10/00-F24S70/00
- F24S80/50—Elements for transmitting incoming solar rays and preventing outgoing heat radiation; Transparent coverings
- F24S80/58—Elements for transmitting incoming solar rays and preventing outgoing heat radiation; Transparent coverings characterised by their mountings or fixing means
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- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24S—SOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
- F24S80/00—Details, accessories or component parts of solar heat collectors not provided for in groups F24S10/00-F24S70/00
- F24S80/70—Sealing means
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- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B10/00—Integration of renewable energy sources in buildings
- Y02B10/20—Solar thermal
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
- Y02E10/47—Mountings or tracking
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 集熱装置において規格化した形状を有し、ガ
ラスを密に安定して支持する部材を提供する。 【解決手段】 野知板と、野知板と平行状に葺いた屋根
板間は空気の流通空間とするとともに屋根板と、屋根板
上に固定した芯木を介して平行状に設置したガラスとの
間は密封状態の温室空間とし、屋根勾配にそって流通空
間内を上昇する空気を温めるようにした集熱装置におい
て、ゴムのような弾性材からなる長尺なガスケット1
と、長尺な金属板からなる固定具2との間にガラスの端
部を挟持して固定可能としてある。
ラスを密に安定して支持する部材を提供する。 【解決手段】 野知板と、野知板と平行状に葺いた屋根
板間は空気の流通空間とするとともに屋根板と、屋根板
上に固定した芯木を介して平行状に設置したガラスとの
間は密封状態の温室空間とし、屋根勾配にそって流通空
間内を上昇する空気を温めるようにした集熱装置におい
て、ゴムのような弾性材からなる長尺なガスケット1
と、長尺な金属板からなる固定具2との間にガラスの端
部を挟持して固定可能としてある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅の屋根上に構
築した集熱装置において集熱用のガラスを支持する部材
に関するものである。
築した集熱装置において集熱用のガラスを支持する部材
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、一般住宅の屋根上に集熱装置(集
熱屋根)を構築し、この装置で温められた空気(暖気)
を屋内に取り入れ、暖房として使用することが行われて
いる。図4、図5は集熱装置の一例を示すものであり、
集熱装置Aは、従来と同様にして建築した建物の野地板
aと金属製の屋根板bと集熱ガラスcとの3層構造とな
っている。野地板aと、この野地板aと平行状に葺いた
屋根板b間は空気の流通空間dとなっており、また、屋
根板bと、屋根板bの上方に平行状に設置したガラスc
との間は温室空間eとなっている。屋根板bは従来と同
様の施工で屋根葺きを行ったものであるが、野地板aと
の間に垂木あるいは瓦棒を使用して流通空間dを形成し
ている。
熱屋根)を構築し、この装置で温められた空気(暖気)
を屋内に取り入れ、暖房として使用することが行われて
いる。図4、図5は集熱装置の一例を示すものであり、
集熱装置Aは、従来と同様にして建築した建物の野地板
aと金属製の屋根板bと集熱ガラスcとの3層構造とな
っている。野地板aと、この野地板aと平行状に葺いた
屋根板b間は空気の流通空間dとなっており、また、屋
根板bと、屋根板bの上方に平行状に設置したガラスc
との間は温室空間eとなっている。屋根板bは従来と同
様の施工で屋根葺きを行ったものであるが、野地板aと
の間に垂木あるいは瓦棒を使用して流通空間dを形成し
ている。
【0003】集熱装置Aを構築するには、図6に示すよ
うに、屋根板bの上面に、棟fの長さ方向にそって所定
の間隔ごとに芯木gを配設し、各芯木gは屋根勾配にそ
ってを固定してある。各芯木g間にはガラスcの端部を
設置して固定し、棟f側と軒側に面するガラスcの端部
を適宜の手段により密閉し、雨仕舞い処理をして密封状
の温室空間eを形成する。
うに、屋根板bの上面に、棟fの長さ方向にそって所定
の間隔ごとに芯木gを配設し、各芯木gは屋根勾配にそ
ってを固定してある。各芯木g間にはガラスcの端部を
設置して固定し、棟f側と軒側に面するガラスcの端部
を適宜の手段により密閉し、雨仕舞い処理をして密封状
の温室空間eを形成する。
【0004】野地板aの軒先h側には外気の取り入れ口
iが形成してあり、外気は取り入れ口iから野地板aと
屋根板b間の流通空間d内に入り、屋根勾配にそって上
昇可能となっている。集熱ガラスcは、屋根板bを風に
よる放熱から遮断し、温室空間eおよび屋根板bを温め
る機能を有しており、前記のように流通空間dを通る空
気は温室空間eおよび屋根板bの下側を通過する時に温
められることになる。
iが形成してあり、外気は取り入れ口iから野地板aと
屋根板b間の流通空間d内に入り、屋根勾配にそって上
昇可能となっている。集熱ガラスcは、屋根板bを風に
よる放熱から遮断し、温室空間eおよび屋根板bを温め
る機能を有しており、前記のように流通空間dを通る空
気は温室空間eおよび屋根板bの下側を通過する時に温
められることになる。
【0005】屋根の上方には棟方向にそって長いメイン
ダクトjが設置してあり、温室空間e内において野地板
aには貫通する暖気流入口kが形成してあるので、流通
空間d内の暖気は流路kを通ってメインダクトj内に入
る。メインダクトjには複数本の分岐ダントlが連結し
てあり、分岐ダクトlを各方向に延長させておくことに
より台所、居間、寝室等の各室内に暖気を供給可能とな
る。あるいは、図示していないが、建物の地下や屋外等
に金属製またはコンクリート製の大型の保温容器を設置
し、この容器内に、例えば、拳大の石を多数収容してお
き、メインダクトjと保温容器とをダクトによって連結
することにより暖気によって石を加熱し、石が保温状態
を保持して夜間でも保温容器内の暖気を室内に送るよう
になっている。
ダクトjが設置してあり、温室空間e内において野地板
aには貫通する暖気流入口kが形成してあるので、流通
空間d内の暖気は流路kを通ってメインダクトj内に入
る。メインダクトjには複数本の分岐ダントlが連結し
てあり、分岐ダクトlを各方向に延長させておくことに
より台所、居間、寝室等の各室内に暖気を供給可能とな
る。あるいは、図示していないが、建物の地下や屋外等
に金属製またはコンクリート製の大型の保温容器を設置
し、この容器内に、例えば、拳大の石を多数収容してお
き、メインダクトjと保温容器とをダクトによって連結
することにより暖気によって石を加熱し、石が保温状態
を保持して夜間でも保温容器内の暖気を室内に送るよう
になっている。
【0006】尚、図示において集熱ガラスcは屋根板b
の一部を被覆した場合であるが、屋根板bの全面を被覆
してもよく、これらは屋根全体の大きさや集熱面の向き
によって任意に選択することができる。図示のように屋
根板bを露出させた場合でも屋根板bが太陽光によって
加熱されるので、その下方を通る空気は一次的に加熱さ
れ、温室空間eに達して二次的に加熱可能である。ま
た、集熱面の下方部分は断熱材mによって熱を遮断する
ようになっている。
の一部を被覆した場合であるが、屋根板bの全面を被覆
してもよく、これらは屋根全体の大きさや集熱面の向き
によって任意に選択することができる。図示のように屋
根板bを露出させた場合でも屋根板bが太陽光によって
加熱されるので、その下方を通る空気は一次的に加熱さ
れ、温室空間eに達して二次的に加熱可能である。ま
た、集熱面の下方部分は断熱材mによって熱を遮断する
ようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記する集熱装置Aに
おいて、屋根板b上に芯木gを介して集熱ガラスcが構
築され、温室空間dを形成するが、従来、ガラスcを固
定するためには、図7に示すようにガラスcの端部が載
る芯木g上にブチルゴム、ネオプレンゴム、フエルト等
のクッション材nを貼り付け、その上にガラスcを載
せ、更に、ガラスcの端部上に貼り付けたクッション材
nを介して芯木g方向の長さを有するアルミ平板oを設
置し、アルミ平板oと芯木gとを釘やネジ等の止着具p
を使用して連結し、ガラスcの端部を固定する。そし
て、アルミ平板oとガラスcとの間および止着具pの上
面をコーキング材qによって被覆し、雨仕舞い処理する
ようになっている。
おいて、屋根板b上に芯木gを介して集熱ガラスcが構
築され、温室空間dを形成するが、従来、ガラスcを固
定するためには、図7に示すようにガラスcの端部が載
る芯木g上にブチルゴム、ネオプレンゴム、フエルト等
のクッション材nを貼り付け、その上にガラスcを載
せ、更に、ガラスcの端部上に貼り付けたクッション材
nを介して芯木g方向の長さを有するアルミ平板oを設
置し、アルミ平板oと芯木gとを釘やネジ等の止着具p
を使用して連結し、ガラスcの端部を固定する。そし
て、アルミ平板oとガラスcとの間および止着具pの上
面をコーキング材qによって被覆し、雨仕舞い処理する
ようになっている。
【0008】しかし、ガラスc上下面のクッション材n
の貼り付けやアルミ平板oの固定、コーキングq処理等
は大工や鈑金工等の熟練した作業員によってなされる
が、すべて手作業であるため、クッション材nの貼り付
けやコーキングq処理、アルミ平板oによるガラスcの
固定作業等が均一なものではなく、全体にあるいは部分
的にばらつきを生じていた。従って、ガラスcの支持状
態が不安定なものであり、ガラスcと芯木gとの間に隙
間が形成されて温室空間e内の暖気が外部に漏れたり、
温室空間e内に雨水が進入する恐れがあった。
の貼り付けやアルミ平板oの固定、コーキングq処理等
は大工や鈑金工等の熟練した作業員によってなされる
が、すべて手作業であるため、クッション材nの貼り付
けやコーキングq処理、アルミ平板oによるガラスcの
固定作業等が均一なものではなく、全体にあるいは部分
的にばらつきを生じていた。従って、ガラスcの支持状
態が不安定なものであり、ガラスcと芯木gとの間に隙
間が形成されて温室空間e内の暖気が外部に漏れたり、
温室空間e内に雨水が進入する恐れがあった。
【0009】また、コーキングqは、巾や厚さ、直線形
状等にばらつきを生ずるものであり、これが集熱装置A
の表面に表れるので、外観上、意匠的美観を損なうもの
であった。しかも、クッション材nの貼り付けやコーキ
ングq処理には時間を要し、このため集熱装置A全体の
構築に時間がかかるので作業員が屋根上から転落する危
険性を有していた。
状等にばらつきを生ずるものであり、これが集熱装置A
の表面に表れるので、外観上、意匠的美観を損なうもの
であった。しかも、クッション材nの貼り付けやコーキ
ングq処理には時間を要し、このため集熱装置A全体の
構築に時間がかかるので作業員が屋根上から転落する危
険性を有していた。
【0010】本発明は、上記する従来の集熱装置Aにお
ける採光ガラスcの支持構造に鑑み、ガラスを密にかつ
安定して支持可能であり、規格化された形状を有する支
持部材を提供することを目的とするものである。
ける採光ガラスcの支持構造に鑑み、ガラスを密にかつ
安定して支持可能であり、規格化された形状を有する支
持部材を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、野地板と金属製屋根板と集熱ガラスとの
3層構造からなり、野地板と、野地板と平行状に葺いた
屋根板間は空気の流通空間とするとともに屋根板と、屋
根板上に固定した芯木を介して平行状に設置したガラス
との間は密封状態の温室空間とし、屋根勾配にそって流
通空間内を上昇する空気を温めるようにした集熱装置に
おいて、ゴムのような弾性材からなる長尺なガスケット
1と、このガスケット1を芯木10上に固定可能な長尺
な金属製の固定具2とからなり、ガスケット1の長さ方
向にそった両側面に隣接するガラス12の端部を挟持し
て固定可能としてある。
めに本発明は、野地板と金属製屋根板と集熱ガラスとの
3層構造からなり、野地板と、野地板と平行状に葺いた
屋根板間は空気の流通空間とするとともに屋根板と、屋
根板上に固定した芯木を介して平行状に設置したガラス
との間は密封状態の温室空間とし、屋根勾配にそって流
通空間内を上昇する空気を温めるようにした集熱装置に
おいて、ゴムのような弾性材からなる長尺なガスケット
1と、このガスケット1を芯木10上に固定可能な長尺
な金属製の固定具2とからなり、ガスケット1の長さ方
向にそった両側面に隣接するガラス12の端部を挟持し
て固定可能としてある。
【0012】ガスケット1は、長尺体の長さ方向両側に
下向きの押圧弾性を有する押圧部3を形成するとともに
長さ方向下面中央部には、両側に掛止段部5を有する掛
止部4を突設したものであり、固定具2は、長尺な金属
板の長さ方向中央部上に一対の掛止体7からなる掛止部
8を突設し、両掛止体7の対称面には掛止段部9を形成
したものである。
下向きの押圧弾性を有する押圧部3を形成するとともに
長さ方向下面中央部には、両側に掛止段部5を有する掛
止部4を突設したものであり、固定具2は、長尺な金属
板の長さ方向中央部上に一対の掛止体7からなる掛止部
8を突設し、両掛止体7の対称面には掛止段部9を形成
したものである。
【0013】ガスケット1内には、押圧部3の補助的押
圧機能を有する金属板13を埋設してもよく、また、固
定具2の長さ方向両側に上向きに形成した折曲片14に
はガラス12を載置可能なクッション材15を設けても
よい。
圧機能を有する金属板13を埋設してもよく、また、固
定具2の長さ方向両側に上向きに形成した折曲片14に
はガラス12を載置可能なクッション材15を設けても
よい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って、本発明の実
施の形態について説明する。図1は本発明支持部材を構
成するガスケット1、図2はガスケット1を固定するた
めの固定具2である。ガスケット1は、全体がゴムのよ
うな弾性材からなる長尺体であり、長尺体の長さ方向両
側には下方向への押圧弾性を有する押圧部3を形成する
とともに長尺体の長さ方向下面中央部には掛止部4を突
設したものである。掛止部4は、板状である突設体4a
の長さ方向両側に、上向き傾斜状の掛止段部5を上下に
複数突設した形状を有している。尚、符号6は補強体で
あり、掛止部4の両側において掛止部4に対して所定の
間隔で平行状となるように長尺体の下面に突設したもの
である。
施の形態について説明する。図1は本発明支持部材を構
成するガスケット1、図2はガスケット1を固定するた
めの固定具2である。ガスケット1は、全体がゴムのよ
うな弾性材からなる長尺体であり、長尺体の長さ方向両
側には下方向への押圧弾性を有する押圧部3を形成する
とともに長尺体の長さ方向下面中央部には掛止部4を突
設したものである。掛止部4は、板状である突設体4a
の長さ方向両側に、上向き傾斜状の掛止段部5を上下に
複数突設した形状を有している。尚、符号6は補強体で
あり、掛止部4の両側において掛止部4に対して所定の
間隔で平行状となるように長尺体の下面に突設したもの
である。
【0015】固定具2は、図2に示すように、ガスケッ
ト1と同じく長尺な金属板の長さ方向中央部上に、一対
の掛止体7から成る掛止部8を長さ方向にそって突設し
たものであり、両掛止体7の対称面には下向き傾斜状態
の掛止段部9が上下に複数形成してある。そして、前記
のガスケット1の掛止部4は固定具2の掛止部8内に嵌
まり込んで掛合可能となっている。
ト1と同じく長尺な金属板の長さ方向中央部上に、一対
の掛止体7から成る掛止部8を長さ方向にそって突設し
たものであり、両掛止体7の対称面には下向き傾斜状態
の掛止段部9が上下に複数形成してある。そして、前記
のガスケット1の掛止部4は固定具2の掛止部8内に嵌
まり込んで掛合可能となっている。
【0016】ガスケット1および固定具2は上記の構成
であり、次に使用状態について説明する。図3において
符号10は芯木であり、従来の集熱装置と同じく図示し
ない金属製の屋根板上に棟の長さ方向にそって複数本配
設され、かつ、屋根板の傾斜面にそって固定される。芯
木10上には長さ方向にそって固定具2をビスやネジ等
を使用して一体的に固定する。固定具2の長さ方向にそ
った両側上には適度の弾性を有するクッション材11を
固定し、各クッション材11上に隣接する集熱ガラス1
2の端部を載せる。その後、ガスケット1の掛止部4全
体を固定具2の掛止部8内に嵌め込めば、両掛止段部
5、9が掛合し、ガスケット1と固定具2とは一体的に
連結し、固定される。
であり、次に使用状態について説明する。図3において
符号10は芯木であり、従来の集熱装置と同じく図示し
ない金属製の屋根板上に棟の長さ方向にそって複数本配
設され、かつ、屋根板の傾斜面にそって固定される。芯
木10上には長さ方向にそって固定具2をビスやネジ等
を使用して一体的に固定する。固定具2の長さ方向にそ
った両側上には適度の弾性を有するクッション材11を
固定し、各クッション材11上に隣接する集熱ガラス1
2の端部を載せる。その後、ガスケット1の掛止部4全
体を固定具2の掛止部8内に嵌め込めば、両掛止段部
5、9が掛合し、ガスケット1と固定具2とは一体的に
連結し、固定される。
【0017】このようにしてガスケット1を固定具2に
連結すれば、ガスケット1の両側の押圧部3の下面はガ
ラス12の上面に圧接され、ガラス12の上下面は押圧
部3と圧縮されたクッション材11との間に強く挟持さ
れることになる。上記ようにして複数本の芯木10間に
集熱ガラス12を固定し、ガラス12の棟側と軒側とを
密閉すれば屋根板とガラス12間に温室空間が形成され
ることになる。
連結すれば、ガスケット1の両側の押圧部3の下面はガ
ラス12の上面に圧接され、ガラス12の上下面は押圧
部3と圧縮されたクッション材11との間に強く挟持さ
れることになる。上記ようにして複数本の芯木10間に
集熱ガラス12を固定し、ガラス12の棟側と軒側とを
密閉すれば屋根板とガラス12間に温室空間が形成され
ることになる。
【0018】尚、図1に示すように、ガスケット1の内
部には、ガスケット1の横巾に近い長さを有し、適度の
弾性を有する金属板13を長さ方向にそって埋設してお
けば、前記のようにしてガスケット1の押圧部3とクッ
ション材11との間にガラス12の端部を挟持した時、
金属板13の弾性が補助的に作用するので挟持力は更に
強いものとなる。また、図2に鎖線で示すように、固定
具2の長さ方向両側に上向きに形成した折曲片14にク
ッション材15を嵌め合わせて設置しておけば、固定具
2の上面にクッション材11を設けることなくガラス1
2の端部の載置が可能である。
部には、ガスケット1の横巾に近い長さを有し、適度の
弾性を有する金属板13を長さ方向にそって埋設してお
けば、前記のようにしてガスケット1の押圧部3とクッ
ション材11との間にガラス12の端部を挟持した時、
金属板13の弾性が補助的に作用するので挟持力は更に
強いものとなる。また、図2に鎖線で示すように、固定
具2の長さ方向両側に上向きに形成した折曲片14にク
ッション材15を嵌め合わせて設置しておけば、固定具
2の上面にクッション材11を設けることなくガラス1
2の端部の載置が可能である。
【0019】
【発明の効果】以上、説明した本発明によれば、支持部
材を構成する長尺体であるガスケット1は、長さ方向両
側に下方向への押圧部3を有するとともに長さ方向にそ
った下面中央部には両側に掛止段部5を有する掛止部4
を形成した形状であり、また、長尺な金属板からなる固
定具2は、長さ方向にそった中央部上に、一対の掛止体
7からなる掛止部8を突設し、両掛止体7の対称面には
掛止段部9を形成した形状としたことにより、ガスケッ
ト1の掛止部4を固定具2の掛止部8内に嵌め込むだけ
で両者は一体的に連結し、固定可能となる。
材を構成する長尺体であるガスケット1は、長さ方向両
側に下方向への押圧部3を有するとともに長さ方向にそ
った下面中央部には両側に掛止段部5を有する掛止部4
を形成した形状であり、また、長尺な金属板からなる固
定具2は、長さ方向にそった中央部上に、一対の掛止体
7からなる掛止部8を突設し、両掛止体7の対称面には
掛止段部9を形成した形状としたことにより、ガスケッ
ト1の掛止部4を固定具2の掛止部8内に嵌め込むだけ
で両者は一体的に連結し、固定可能となる。
【0020】従って、固定具2を金属製の屋根板上に設
置した芯木10上に固定し、固定具2の長さ方向にそっ
た両側上にクッション材11、15を介して隣接するガ
ラス12の端部を載せた状態でガスケット1と固定具2
とを連結するだけでガラス12の端部はガスケット1と
固定具2との間に挟持して固定される。これらの作業は
短時間で簡単に行うことが可能である。しかも、集熱装
置のガラス12の上面にはガスケット1が表れるだけで
あり、ガスケット1の形状は一定であるから外観上の意
匠的美観を保持することができる。
置した芯木10上に固定し、固定具2の長さ方向にそっ
た両側上にクッション材11、15を介して隣接するガ
ラス12の端部を載せた状態でガスケット1と固定具2
とを連結するだけでガラス12の端部はガスケット1と
固定具2との間に挟持して固定される。これらの作業は
短時間で簡単に行うことが可能である。しかも、集熱装
置のガラス12の上面にはガスケット1が表れるだけで
あり、ガスケット1の形状は一定であるから外観上の意
匠的美観を保持することができる。
【0021】ガスケット1の掛止部4の両側に補強体6
を形成しておけば、掛止部4を固定具2の掛止部8内に
嵌め込んだ時、掛止体7は掛止部4と補強体6間に入る
ことになるので、掛止体7は両側に拡開することがな
く、両掛止部4、8相互の掛止状態は安定して保持され
ることになる。
を形成しておけば、掛止部4を固定具2の掛止部8内に
嵌め込んだ時、掛止体7は掛止部4と補強体6間に入る
ことになるので、掛止体7は両側に拡開することがな
く、両掛止部4、8相互の掛止状態は安定して保持され
ることになる。
【0022】また、ガスケット1には金属板13を埋設
しておけば、ガスケット1と固定具2間にガラス12を
挟持した時、金属板13の弾性が作用するのでガラス1
2の保持状態を安定して維持することができる。更に、
固定具2の両側の折曲片14にあらかじめクッション材
15を設けておけば、固定具2の平板上にクッション材
11を貼り合わせることなく、ガラス12の載置が可能
であり、作業能率の向上を図ることができる。
しておけば、ガスケット1と固定具2間にガラス12を
挟持した時、金属板13の弾性が作用するのでガラス1
2の保持状態を安定して維持することができる。更に、
固定具2の両側の折曲片14にあらかじめクッション材
15を設けておけば、固定具2の平板上にクッション材
11を貼り合わせることなく、ガラス12の載置が可能
であり、作業能率の向上を図ることができる。
【図1】本発明支持部材を構成するガスケットの斜視図
である。
である。
【図2】本発明支持部材を構成する固定具の斜視図であ
る。
る。
【図3】ガスケットと固定具とによりガラスを固定した
状態の断面図である。
状態の断面図である。
【図4】従来の集熱装置の一例を示す斜視図である。
【図5】従来の集熱装置の一例を示す要部の断面図であ
る。
る。
【図6】従来の集熱装置の芯木を並べた状態の斜視図で
ある。
ある。
【図7】従来の集熱装置において芯木にガラスを固定し
た状態の断面図である。
た状態の断面図である。
1 ガスケット 2 固定具 3 押圧部 4 掛止部 5 掛止段部 6 補強体 7 掛止体 8 掛止部 9 静止段部 10 芯木 11 クッション材 12 集熱ガラス 13 金属板 14 折曲片 15 クッション材 a 野地板 b 屋根板 c 集熱ガラス d 流通空間 e 温室空間 f 棟 g 芯木 h 軒先 i メインダクト j 空気取り入れ口 k 暖気流入口 l 分岐ダクト m 断熱材 n クッション材 o アルミ平板 q コーキング
フロントページの続き (72)発明者 寺崎 浩一 広島県広島市西区三篠町2丁目2番8号 西川ゴム工業株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 野地板と金属製屋根板と集熱ガラスとの
3層構造からなり、野地板と、野地板と平行状に葺いた
屋根板間は空気の流通空間とするとともに屋根板と、屋
根板上に固定した芯木を介して平行状に設置したガラス
との間は密封状態の温室空間とし、屋根勾配にそって流
通空間内を上昇する空気を温めるようにした集熱装置に
おいて、ゴムのような弾性材からなる長尺なガスケット
1と、ガスケット1を芯木10上に固定可能な長尺な金
属製の固定具2とからなり、ガスケット1の長さ方向に
そった両側面に隣接するガラス12の端部を挟持して固
定可能として成ることを特徴とする集熱装置のガラス支
持部材。 - 【請求項2】 ガスケット1は、長尺体の長さ方向両側
に下向きの押圧弾性を有する押圧部3を形成するととも
に長さ方向下面中央部には、両側に掛止段部5を有する
掛止部4を突設して成ることを特徴とする請求項1に記
載する集熱装置のガラス支持部材。 - 【請求項3】 固定具2は、長尺な金属板の長さ方向中
央部上に一対の掛止体7からなる掛止部8を突設し、両
掛止体7の対称面には掛止段部9を形成して成ることを
特徴とする請求項1に記載する集熱装置のガラス支持部
材。 - 【請求項4】 ガスケット1内には、押圧部3の補助的
押圧機能を有する金属板13を埋設して成ることを特徴
とする請求項1、2に記載する集熱装置のガラス支持部
材。 - 【請求項5】 固定具2の長さ方向両側に上向きに形成
した折曲片14にガラス12を載置可能なクッション材
15を設けて成ることを特徴とする請求項1、3に記載
する集熱装置のガラス支持部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7248289A JPH0972056A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 集熱装置のガラス支持部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7248289A JPH0972056A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 集熱装置のガラス支持部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0972056A true JPH0972056A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=17175882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7248289A Pending JPH0972056A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 集熱装置のガラス支持部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0972056A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002317529A (ja) * | 2001-04-18 | 2002-10-31 | Asahi Kasei Corp | 瓦一体型太陽電池モジュール |
KR200451849Y1 (ko) * | 2009-03-25 | 2011-01-13 | 한국서부발전 주식회사 | 틈새밀봉용 실링장치를 구비한 태양광 발전설비장치 |
KR200472438Y1 (ko) * | 2009-09-14 | 2014-04-29 | 주식회사 케이씨씨 | 고단열 조이너 시스템 |
-
1995
- 1995-09-04 JP JP7248289A patent/JPH0972056A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002317529A (ja) * | 2001-04-18 | 2002-10-31 | Asahi Kasei Corp | 瓦一体型太陽電池モジュール |
JP4579442B2 (ja) * | 2001-04-18 | 2010-11-10 | 旭化成建材株式会社 | 瓦一体型太陽電池モジュール |
KR200451849Y1 (ko) * | 2009-03-25 | 2011-01-13 | 한국서부발전 주식회사 | 틈새밀봉용 실링장치를 구비한 태양광 발전설비장치 |
KR200472438Y1 (ko) * | 2009-09-14 | 2014-04-29 | 주식회사 케이씨씨 | 고단열 조이너 시스템 |
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