JPH0970963A - インクジェット記録装置の駆動回路 - Google Patents

インクジェット記録装置の駆動回路

Info

Publication number
JPH0970963A
JPH0970963A JP22557495A JP22557495A JPH0970963A JP H0970963 A JPH0970963 A JP H0970963A JP 22557495 A JP22557495 A JP 22557495A JP 22557495 A JP22557495 A JP 22557495A JP H0970963 A JPH0970963 A JP H0970963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching
piezoelectric element
charging
circuit
discharging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22557495A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichi Tone
栄一 刀根
Yoshihiro Nakajima
義弘 中嶋
Toshiharu Nakai
俊治 中井
Yoshinobu Umetani
佳伸 梅谷
Koji Umeno
幸司 梅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP22557495A priority Critical patent/JPH0970963A/ja
Publication of JPH0970963A publication Critical patent/JPH0970963A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、構成が簡単でしかも引き打ち駆
動方式が採用可能なインクジェット記録装置の駆動回路
を提供することを目的とする。 【解決手段】 各圧電素子P11〜P33の一方の電極
は、対応する充放電回路A1〜A3の充電用スイッチン
グ素子Qaに、充電用スイッチング素子Qaから圧電素
子P11〜P33に向かう方向にのみ電流を流すための
ダイオードDaを介して接続されているとともに、対応
する充放電回路A1〜A3の放電用スイッチング素子Q
bに、圧電素子P11〜P33から放電用スイッチング
素子Qbに向かう方向にのみ電流を流すためのダイオー
ドDbを介して接続されており、各圧電素子P11〜P
33の他方の電極は、対応するスイッチング回路B1〜
B3に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インクジェット
記録装置の駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置は、インクを吐
出するための複数のノズルを備えている。各ノズルに連
通する加圧室に圧電素子が設けられいる。圧電素子が駆
動されると圧電素子が変形し、加圧室が加圧されてイン
クがノズルから吐出される。
【0003】圧電素子の駆動方式には、押し打ち駆動方
式と、引き打ち駆動方式とがある。押し打ち駆動方式
は、定常状態では圧電素子に電圧を印加せずに、印字を
行なうときに圧電素子に電圧を印加することにより、加
圧室を加圧してノズルからインクを吐出させる方式であ
る。
【0004】引き打ち駆動方式は、定常状態では圧電素
子に電圧を印加して加圧室が収縮するように圧電素子を
撓ませておき、印字の直前に圧電素子の駆動電圧を一旦
低下させて圧電素子の撓みを解除した後、圧電素子に駆
動電圧を再度印加して圧電素子を撓ませて加圧室を加圧
させることにより、インクを吐出させる方式である。
【0005】引き打ち駆動方式は、インク滴の初発と後
発がほぼ一定である、ノズル先端のインクメニスカスの
不規則な振動が少ないためインク吐出周波数を向上でき
る等、押し打ち駆動方式より優れたインク吐出性能を有
している。
【0006】圧電素子の駆動回路として、m個のスイッ
チング・トランジスタと、k個のスイッチング・トラン
ジスタとの間に、複数の圧電素子をマトリクス状に接続
することにより、圧電素子を選択的に駆動する駆動回路
が開発されている(特開平4−77260号公報)。こ
の駆動回路では、圧電素子の数に対して、スイッチング
素子の数を低減させることができるので、駆動回路の構
成が簡単となる。しかしながら、この駆動回路では、定
常状態において、圧電素子を充電状態に保持することが
できないため、引き打ち駆動方式を採用することができ
ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、構成が簡
単で、しかも引き打ち駆動方式が採用可能なインクジェ
ット記録装置の駆動回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明によるインクジ
ェット記録装置の駆動回路は、充電用スイッチング素子
および放電用スイッチング素子とをそれぞれ備えた複数
の充放電回路および複数のスイッチング回路を備え、複
数の充放電回路と、複数のスイッチング回路との間に、
複数の圧電素子がマトリクス状に接続されているインク
ジェット記録装置の駆動回路であって、各圧電素子の一
方の電極は、対応する充放電回路の充電用スイッチング
素子に、充電用スイッチング素子から圧電素子に向かう
方向にのみ電流を流すためのダイオードを介して接続さ
れているとともに、対応する充放電回路の放電用スイッ
チング素子に、圧電素子から放電用スイッチング素子に
向かう方向にのみ電流を流すためのダイオードを介して
接続されており、各圧電素子の他方の電極は、対応する
スイッチング回路に接続されていることを特徴とする。
【0009】スイッチング回路としては、たとえば、そ
れに接続されている圧電素子の他方の電極を、接地する
か、電気的に浮いた状態にさせるかを切り替えるものが
用いられる。
【0010】スイッチング回路として、それに接続され
ている圧電素子の他方の電極を、接地するか、負電源に
接続するかを切り替えるものを用いてもよい。
【0011】スイッチング回路として、それに接続され
ている圧電素子の他方の電極を、接地するか、電気的に
浮いた状態にさせるかを切り替えるものを用いた場合の
動作について説明する。
【0012】各スイッチング回路は、時分割的に順次オ
ンされる。スイッチング回路がオンとなると、それに接
続されている圧電素子の電極が接地される。充電用スイ
ッチング素子は、所定時間おきにオンされる。圧電素子
に接続されている充電用スイッチング素子およびスイッ
チング回路が共にオンになると、圧電素子に電荷が充電
される。放電用スイッチング素子は印字データに基づい
てオンオフされる。圧電素子に接続されている放電用ス
イッチング素子およびスイッチング回路が共にオンにな
ると、圧電素子に充電されている電荷が放電される。
【0013】インクを吐出させるノズルの圧電素子に対
しては、その圧電素子がスイッチング回路によって接地
されている状態のときに、その圧電素子に接続されてい
る放電用スイッチング素子がオンとなった後、その圧電
素子に接続されている充電用スイッチング素子がオンと
なるように、放電用スイッチング素子が制御される。こ
れにより、当該圧電素子は充電状態から一旦放電状態に
なった後、充電状態にされるので、当該圧電素子が設け
られているノズルからインクが吐出される。
【0014】その他の圧電素子に対しては、その圧電素
子がスイッチング回路によって接地されているときにお
いても、その圧電素子に接続されている放電用スイッチ
ング素子がオフ状態になるように、放電用スイッチング
素子が制御される。これにより、当該圧電素子に充電さ
れている電荷が放電されないので、当該圧電素子が設け
られているノズルからインクは吐出されない。
【0015】スイッチング回路として、それに接続され
ている圧電素子の他方の電極を、接地するか、負電源に
接続するかを切り替えるものを用いた場合の動作につい
て説明する。
【0016】充電用スイッチング素子は、所定時間おき
にオンされる。放電用スイッチング素子も所定時間おき
にオンされる。スイッチング回路は、印字データに基づ
いて制御される。
【0017】インクを吐出させるノズルの圧電素子に対
しては、その圧電素子がスイッチング回路によって接地
されている状態において、その圧電素子に接続された放
電用スイッチング素子がオンとなり、それに続いて充電
用スイッチがオンとなるように、スイッチング回路が制
御される。これにより、当該圧電素子は充電状態から一
旦放電状態になった後、充電状態にされるので、当該圧
電素子が設けられているノズルからインクが吐出され
る。
【0018】その他の圧電素子に対しては、それに接続
された放電用スイッチング素子がオンとなるときに、そ
の圧電素子が負電源に接続するようにスイッチング回路
が制御される。これにより、当該圧電素子に充電されて
いる電荷は放電されなくなるので、当該圧電素子が設け
られているノズルからインクは吐出されない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。
【0020】図1は、インクジェット記録装置の駆動回
路を示している。
【0021】インクジェット記録装置は、通常は多くの
圧電素子を備えているが、説明の便宜上、ここでは、9
個の圧電素子P11〜P33を備えたインクジェット記
録装置の駆動回路について説明する。
【0022】駆動回路A1、A2、A3と、スイッチン
グ回路B1、B2、B3との間に、ノズルに設けられた
9個の圧電素子P11、P12、P13、P21、P2
2、P23、P31、P32、P33が、マトリクス状
に接続されている。
【0023】圧電素子P11、P12、P13を第1グ
ループの圧電素子、圧電素子P21、P22、P23を
第2グループの圧電素子、圧電素子P31、P32、P
33を第3グループの圧電素子ということにする。
【0024】駆動回路A1、A2、A3は、それぞれ第
1グループ、第2グループ、第3グループの圧電素子の
充放電制御を行なうための回路であり、充電用スイッチ
ング・トランジスタQaと、放電用スイッチング・トラ
ンジスタQbとをそれぞれ備えている。
【0025】各駆動回路A1、A2、A3の充電用スイ
ッチング・トランジスタQaのエミッタには、正電圧を
供給するための直流電源VAが接続されている。各駆動
回路A1、A2、A3の充電用スイッチング・トランジ
スタQaのコレクタは、その制御対象であるグループの
圧電素子の第1電極に、抵抗RaおよびダイオードDa
を介して接続されている。ダイオードDaは、充電用ス
イッチング・トランジスタQaから圧電素子の方向にの
み電流が流れるように、そのアノードが抵抗Raに、そ
のカソードが圧電素子に接続されている。各駆動回路A
1、A2、A3の充電用スイッチング・トランジスタQ
aのベースには、一定周期のパルス信号(充電信号)S
a1、Sa2、Sa3が入力される。
【0026】各駆動回路A1、A2、A3の放電用スイ
ッチング・トランジスタQbのエミッタは、接地されて
いる。各駆動回路A1、A2、A3の放電用スイッチン
グ・トランジスタQbのコレクタは、その制御対象であ
るグループの圧電素子の第1電極に、ダイオードDbお
よび抵抗Rbを介して接続されている。ダイオードDb
は、圧電素子から放電用スイッチング・トランジスタQ
bの方向にのみ電流が流れるように、そのアノードが圧
電素子に、そのカソードが抵抗Rbに接続されている。
各駆動回路A1、A2、A3の放電用スイッチング・ト
ランジスタQbのベースには、印字データに応じたパル
ス信号(放電信号)Sb1、Sb2、Sb3が入力され
る。
【0027】第1グループの圧電素子P11、第2グル
ープの圧電素子P21および第3グループの圧電素子P
31の第2電極は、スイッチング回路B1を介して接地
されている。第1グループの圧電素子P12、第2グル
ープの圧電素子P22および第3グループの圧電素子P
32の第2電極は、スイッチング回路B2を介して接地
されている。第1グループの圧電素子P13、第2グル
ープの圧電素子P23および第3グループの圧電素子P
33の第2電極は、スイッチング回路B3を介して接地
されている。
【0028】各スイッチング回路B1〜B3としては、
トランスミッションゲートが用いられている。各スイッ
チング回路B1〜B3のゲート入力端子には、各スイッ
チング回路B1〜B3が時分割的に順次オンとなるよう
に、タイミング信号Sc1、Sc2、Sc3が入力され
る。
【0029】図2を参照して、引き打ち駆動方式によっ
て、圧電素子P11が設けられているノズルからインク
を吐出する場合の動作について説明する。
【0030】各スイッチング回路B1〜B3のゲート入
力端子に入力されるタイミング信号Sc1、Sc2、S
c3によって、各スイッチング回路B1〜B3は時分割
的に順次オンとなる。
【0031】駆動回路A1の充電用スイッチング・トラ
ンジスタQaのベースには、各スイッチング回路B1〜
B3が時分割的にオンとなるごとに、放電信号Sbがオ
ンとなるうるタイミングより遅いタイミングで、充電用
スイッチング・トランジスタQaが必ずオンとなるよう
に、タイミング信号によって定まる一定周期のパルス信
号(充電信号Sa1)が印加される。
【0032】したがって、各スイッチング回路B1〜B
3は時分割的にオンとなったときには、オンとなったス
イッチング回路B1〜B3に接続されている圧電素子
に、充電用スイッチング・トランジスタQa、抵抗Ra
およびダイオードDaを介して直流電圧が印加されるの
で、オンとなったスイッチング回路B1〜B3に接続さ
れている圧電素子が充電される。このため、定常状態で
は、各圧電素子は充電された状態となっている。つま
り、定常状態では、各圧電素子は加圧室を収縮するよう
に撓んだ状態となっている。
【0033】駆動回路A1の放電用スイッチング・トラ
ンジスタQbのベースには、圧電素子P11、P12、
P13が設けられたノズルに対応するドットの印字デー
タに応じたオンオフ信号(充電信号Sb1)が印加され
る。この例では、圧電素子P11、P12、P13が設
けられたノズルに対応するドットの印字データが全て印
字有りの例を示している。
【0034】圧電素子P11が引き打ち駆動方式で駆動
される場合には、スイッチング回路B1のゲート入力端
子に入力するタイミング信号Sc1がHレベルであると
き(時点t1〜t5)に、駆動回路A1の放電用スイッ
チング・トランジスタQbのベースに入力する放電信号
Sb1が一定時間(時点t2〜t3)だけHレベルとな
り、放電信号Sb1がLレベルに立ち下がった後、駆動
回路A1の充電用スイッチング・トランジスタQaのベ
ースに入力する充電信号Sa1が一定期間(時点t3〜
t4)だけHレベルとなる。
【0035】タイミング信号Sc1がHレベルになると
(時点t1)、スイッチング回路B1がオンとなり、圧
電素子P11の第2電極が接地される。この状態におい
て、圧電素子P11が設けられているノズルからインク
を吐出させるために、放電信号Sb1がHレベルとなる
と(時点t2)、駆動回路A1の放電用スイッチング・
トランジスタQbがオンとなり、圧電素子P11に充電
されている電荷がダイオードDb、抵抗Rbおよび放電
用スイッチング・トランジスタQbを介して放電され
る。つまり、圧電素子P11の撓みが解除され、加圧室
にインクが充填される。
【0036】この際、スイッチング回路B2、B3はオ
フとなっているため、駆動回路A1の放電用スイッチン
グ・トランジスタQbがオンとなっても、第1グループ
の他の圧電素子P12、P13に充電されている電荷は
放電されない。
【0037】放電信号Sb1がLレベルに立ち下がり、
充電信号Sa1がオンとなると(時点t3)、駆動回路
A1の充電用スイッチング・トランジスタQaがオンと
なり、圧電素子P11が充電される。これにより、圧電
素子P11が、加圧室を収縮するように撓み、加圧室が
加圧され、インクがノズルから吐出される。
【0038】なお、圧電素子P11が設けられているノ
ズルからインクを吐出させないときには、時点t2〜t
3において、放電信号Sb1がLレベルに保持される。
【0039】図3は、駆動回路の変形例を示している。
【0040】図3において、図1と同じものには、同じ
符号を付してその説明を省略する。図3の駆動回路で
は、スイッチング回路C1、C2、C3の構成が異なっ
ている。
【0041】各スイッチング回路C1、C2、C3は、
負電圧を供給する負電源VBおよび負電源VBと接地と
を切り換える切替えスイッチSWを備えている。
【0042】スイッチング回路C1のスイッチSWは、
圧電素子P11、21、31に接続されている。スイッ
チング回路C2のスイッチSWは、圧電素子P12、2
2、32に接続されている。スイッチング回路C3のス
イッチSWは、圧電素子P13、23、33に接続され
ている。
【0043】図4を参照して、引き打ち駆動方式によっ
て、圧電素子P11が設けられているノズルからインク
を吐出する場合の動作について説明する。
【0044】駆動回路A1の充電用スイッチング・トラ
ンジスタQaのベースには、所定時間間隔で充電用スイ
ッチング・トランジスタQaが一定期間必ずオンとなる
ように、一定周期のパルス信号(充電信号Sa1)が印
加される。
【0045】駆動回路A1の放電用スイッチング・トラ
ンジスタQbのベースには、充電信号Sa1がHレベル
になる直前に、放電用スイッチング・トランジスタQb
が一定期間必ずオンとなるように、一定周期のパルス信
号(放電信号Sb1)が印加される。
【0046】各スイッチング回路C1、C2、C3のス
イッチSWは、印字データに基づいて、次のように制御
される。
【0047】インクを吐出させるノズルの圧電素子に対
しては、スイッチSWを接地側に切り替えた状態でその
圧電素子の放電および充電が行われ、その他の圧電素子
に対しては、放電信号SbがHレベルとなっているとき
に、スイッチSWが負電源VB側に切り替えられるよう
に、各スイッチSWは制御される。
【0048】図4の例では、時点t1〜t2で圧電素子
P11が放電され、時点t2〜t3で圧電素子P11が
充電されることにより、圧電素子P11が設けられてい
るノズルからインクが吐出される。時点t1〜t2にお
いては、スイッチング回路C2、C3のスイッチSW
は、負電源VB側に切り替えられているので、放電用ス
イッチング・トランジスタQbがオンとなっても、圧電
素子P12、P13に充電されている電荷は放電されな
い。
【0049】また、時点t4〜t5で圧電素子P12が
放電され、時点t5〜t6で圧電素子P12が充電され
ることにより、圧電素子P12が設けられているノズル
からインクが吐出される。時点t4〜t5においては、
スイッチング回路C1、C3のスイッチSWは、負電源
VB側に切り替えられているので、放電用スイッチング
・トランジスタQbがオンとなっても、圧電素子P1
1、P13に充電されている電荷は放電されない。
【0050】また、時点t7〜t8で圧電素子P13が
放電され、時点t8〜t9で圧電素子P13が充電され
ることにより、圧電素子P13が設けられているノズル
からインクが吐出される。時点t7〜t8においては、
スイッチング回路C1、C2のスイッチSWは、負電源
VB側に切り替えられているので、放電用スイッチング
・トランジスタQbがオンとなっても、圧電素子P1
1、P12に充電されている電荷は放電されない。
【0051】
【発明の効果】この発明によれば、構成が簡単で、しか
も引き打ち駆動方式によって各圧電素子を駆動すること
ができる駆動回路を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット記録装置の駆動回路を示す電気
回路図である。
【図2】図1の各部の信号を示すタイムチャートであ
る。
【図3】他のインクジェット記録装置の駆動回路を示す
電気回路図である。
【図4】図3の各部の信号を示すタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
P11〜P33 圧電素子 A1〜A3 駆動回路 B1〜B3 スイッチング回路 Qa 充電用スイッチング・トランジスタ Qb 放電用スイッチング・トランジスタ Da、Db ダイオード C1〜C3 スイッチング回路 SW 切替スイッチ VA、VB 直流電源
フロントページの続き (72)発明者 梅谷 佳伸 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 梅野 幸司 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充電用スイッチング素子および放電用ス
    イッチング素子とをそれぞれ備えた複数の充放電回路お
    よび複数のスイッチング回路を備え、複数の充放電回路
    と、複数のスイッチング回路との間に、複数の圧電素子
    がマトリクス状に接続されているインクジェット記録装
    置の駆動回路であって、 各圧電素子の一方の電極は、対応する充放電回路の充電
    用スイッチング素子に、充電用スイッチング素子から圧
    電素子に向かう方向にのみ電流を流すためのダイオード
    を介して接続されているとともに、対応する充放電回路
    の放電用スイッチング素子に、圧電素子から放電用スイ
    ッチング素子に向かう方向にのみ電流を流すためのダイ
    オードを介して接続されており、 各圧電素子の他方の電極は、対応するスイッチング回路
    に接続されていることを特徴とするインクジェット記録
    装置の駆動回路。
  2. 【請求項2】 スイッチング回路は、それに接続されて
    いる圧電素子の他方の電極を、接地するか、電気的に浮
    いた状態にさせるかを切り替えるものである請求項1に
    記載のインクジェット記録装置の駆動回路。
  3. 【請求項3】 スイッチング回路は、それに接続されて
    いる圧電素子の他方の電極を、接地するか、負電源に接
    続するかを切り替えるものである請求項1に記載のイン
    クジェット記録装置の駆動回路。
JP22557495A 1995-09-01 1995-09-01 インクジェット記録装置の駆動回路 Pending JPH0970963A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22557495A JPH0970963A (ja) 1995-09-01 1995-09-01 インクジェット記録装置の駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22557495A JPH0970963A (ja) 1995-09-01 1995-09-01 インクジェット記録装置の駆動回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0970963A true JPH0970963A (ja) 1997-03-18

Family

ID=16831448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22557495A Pending JPH0970963A (ja) 1995-09-01 1995-09-01 インクジェット記録装置の駆動回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0970963A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4894461A (en) * 1981-04-27 1990-01-16 Hoechst-Roussel Pharmaceuticals, Inc. 3-(γ-chloropropyl)-6-fluoro-1,2-benzisoxazole
EP1947505A1 (en) 2000-05-26 2008-07-23 Seiko Epson Corporation Display device and recording medium

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4894461A (en) * 1981-04-27 1990-01-16 Hoechst-Roussel Pharmaceuticals, Inc. 3-(γ-chloropropyl)-6-fluoro-1,2-benzisoxazole
EP1947505A1 (en) 2000-05-26 2008-07-23 Seiko Epson Corporation Display device and recording medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0596530A2 (en) Ink jet type recording apparatus
US6619777B2 (en) Liquid jet apparatus and method for driving the same
JP4038598B2 (ja) インクジェットプリンタ及びその駆動方法
EP0738598A2 (en) Drive device for jetting ink droplets
WO1994026521A1 (en) Three element switched digital drive system for an ink jet printhead
US4459599A (en) Drive circuit for a drop-on-demand ink jet printer
JPS5841744B2 (ja) 速度制御偏向型インクジェット記録装置
JPH0970963A (ja) インクジェット記録装置の駆動回路
US5781203A (en) Ink ejecting device for use in an ink jet printing apparatus
JP3711447B2 (ja) インクジェット式プリンタのヘッド駆動装置及び駆動方法
US6908166B2 (en) Inkjet recording device with ink refresh function
JP3757808B2 (ja) インクジェット式プリンタのヘッド駆動装置及び駆動方法
US5521618A (en) Dual element switched digital drive system for an ink jet printhead
JPH10244670A (ja) インクジェットプリンタにおけるインク吐出制御方法及びその装置
JP2666084B2 (ja) マルチプレクサー回路
JPH07178907A (ja) インクジェット式記録ヘッドの駆動装置及び駆動方法
JP3193126B2 (ja) インクジェットヘッドの駆動装置
JP2859238B2 (ja) インクジェットヘッドの駆動方式
JPH06191023A (ja) 液体噴射記録装置
JPH06286130A (ja) インクジェットプリンタ
EP0865921A2 (en) Piezoelectric element driving circuit and ink jet recording apparatus
JPH09234866A (ja) インクジェット式印字ヘッドの駆動回路
JPH0939231A (ja) プリンタ
JPH08281937A (ja) インクジェットヘッドの駆動回路
JP2001129989A (ja) 液滴噴霧装置駆動回路