JPH0970825A - 半導体ウェハクランプ装置 - Google Patents

半導体ウェハクランプ装置

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JPH0970825A
JPH0970825A JP24825995A JP24825995A JPH0970825A JP H0970825 A JPH0970825 A JP H0970825A JP 24825995 A JP24825995 A JP 24825995A JP 24825995 A JP24825995 A JP 24825995A JP H0970825 A JPH0970825 A JP H0970825A
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JP
Japan
Prior art keywords
clamp
ring
semiconductor wafer
wafer
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP24825995A
Other languages
English (en)
Inventor
Iwao Kusamoto
巌 草本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体ウェハのクランプを確実に行うことが
できるようにする。 【解決手段】 リング状のクランプベース31と、コイ
ルバネ12と、クランプリング13と、クランプリング
押えリング14とを備える。クランプリング13の下面
側に円周に沿って等間隔に5箇所の凹部16が形成さ
れ、これらに対応してクランプベース31のベース面3
2に円周に沿って凹部33が形成されている。コイル圧
縮ばね12は、クランプリング13をクランプベース3
1の凹部17に組み付けるときに凹部16および凹部3
3に同時に嵌合する。コイル圧縮ばね12の巻き径の外
径は凹部16および凹部33の内径より僅かに小さく、
コイル圧縮ばね12は凹部16および凹部33に遊びな
く嵌合する。これにより、コイル圧縮ばね12の位置ず
れがなくなり、クランプリング13の位置ずれもなくな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体製造工程にお
いて半導体ウェハをクランプするために使用される半導
体ウェハクランプ装置に係り、例えばイオン注入装置に
おける半導体ウェハクランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の半導体ウェハクランプ装
置は、例えば図6に示すような構成になっていた。この
図は各構成部品に分解した状態の断面を表すものであ
る。この装置は半導体ウェハをイオン注入装置の真空チ
ャンバ内に保持するためのもので、リング状のクランプ
ベース11と、コイルばね12と、リング状のクランプ
リング13と、リング状のクランプリング押えリング1
4とを備えている。クランプリング13の下面側には、
円周に沿って等間隔に複数(例えば5か所)の凹部16
が形成され、これに圧縮コイルばね12の上端を収容し
た状態でクランプリング13がクランプベース11の凹
部17に組み付けられるようになっている。このとき、
圧縮コイルばね12の下端はクランプベース11のベー
ス面18と接することとなる。クランプリング13が組
み付けられた後からはクランプリング押えリング14が
組み付けられ、円周上の等間隔位置においてねじ19に
よってクランプベース11に締結されるようになってい
る。こうして組み立てられた半導体ウェハクランプ装置
は、例えば図示しないイオン注入装置の真空チャンバ内
に多数配置され、それぞれ図示しないキャリアから取り
出された半導体ウェハを保持するようになっている。
【0003】図7はこのような半導体ウェハクランプ装
置の組み上り状態の要部を表すものである。この図に示
すように、圧縮コイルばね12は、クランプベース11
のベース面18とクランプリング13の凹部16底面と
の間に圧縮された状態で配置され、クランプリング13
を上方に付勢している。クランプリング13の上面はク
ランプリング押えリング14によって押えられ、クラン
プベース11の凹部17から脱落しないようになってい
る。クランプリング13の内周側には、円周上等間隔
(4箇所)にウェハ押え爪20が形成されている。
【0004】図8はこのような半導体ウェハクランプ装
置の作用を表すものである。この図に示すように、プラ
テン21は図示しないキャリアから取り出した1枚の半
導体ウェハ22を吸着し、これを半導体ウェハクランプ
装置のクランプリング13のウェハ押え爪20に押しつ
ける。このとき、圧縮コイルばね12が圧縮されてクラ
ンプリング13が下方に必要分だけ逃げるため、半導体
ウェハ22に過重が掛かることが回避される。これによ
り、クランプ圧による半導体ウェハ22の割れや欠け等
が防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
半導体ウェハクランプ装置では、圧縮コイルばね12の
上端はクランプリング13の凹部16に嵌合しているも
のの、下端は単にクランプベース11のベース面18に
接しているのみであるため、クランプ動作が繰り返し行
われることにより、クランプリング13がずれる可能性
があり、ウェハ押え爪20の位置が一定しない。このた
め、半導体ウェハ22に対するウェハ押え爪20の接触
状態が不均一となり、半導体ウェハ22の割れや欠けの
原因となる。
【0006】また、圧縮コイルばね12が最も圧縮され
た状態、すなわちクランプリング13が最下位にある状
態において、クランプリング13とベース面18との間
には余裕として所定量の隙間aが確保されている。この
ため、圧縮コイルばね12の上端側がクランプリング1
3の凹部16に嵌合していない状態、あるいは圧縮コイ
ルばね12が横転して凹部16に入っている状態であっ
ても、クランプリング押えリング14の組付けには支障
がなく、これらの異常に気づかずに半導体ウェハクラン
プ装置を組み立てて使用する可能性がある。このような
異常な組付け状態で使用すると、クランプリング13が
適切にプラテン21によるクランプ圧を逃がすことがで
きず、半導体ウェハ22に割れや欠けが生ずるおそれが
ある。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その課題は、半導体製造工程において半導体ウェ
ハのクランプを安全確実に行うことができる半導体ウェ
ハクランプ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体ウェハク
ランプ装置は、半導体ウェハに接触する支持面と反対側
の面に円周に沿って複数の凹部が形成された円環平板状
のウェハ押えリングと、このウェハ押えリングを収容す
るための円環状の凹部を有すると共に、この円環状の凹
部の底面の、ウェハ押えリングを収容したときに前記複
数の凹部と相対する位置にそれぞれ凹部が形成された支
持基体と、前記ウェハ押えリングの各凹部とこれに対応
する前記支持基体の各凹部の双方に嵌合配置され、前記
ウェハ押えリングに半導体ウェハが押し付けられたとき
に圧縮されることにより半導体ウェハに掛かるクランプ
圧を緩和するばね部材とを備えている。
【0009】この半導体ウェハクランプ装置では、ばね
部材がウェハ押えリングの各凹部とこれに対応する支持
基体の各凹部の双方に嵌合するようにして配置されてい
るため、ばね部材の位置ずれが生じることはなく、ま
た、ばね部材の異常な組み付けが回避される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の一実施の形態に係る半導体
ウェハクランプ装置を各構成部品に分解した状態の断面
を表すものである。なお、この図で、上記従来の技術
(図6)と同一構成要素には同一符号を付するものとす
る。
【0012】この装置は、リング状のクランプベース3
1(支持基体)と、コイルばね12(ばね部材)と、リ
ング状のクランプリング13(ウェハ押えリング)と、
リング状のクランプリング押えリング14とを備えてい
る。クランプリング13の下面側には、円周に沿って等
間隔に複数(例えば5箇所)の凹部16が形成され、こ
れらに対応するようにして、クランプベース31のベー
ス面32には円周に沿って等間隔に複数(例えば5箇
所)の凹部33が形成されている。圧縮コイルばね12
は、クランプリング13をクランプベース31の凹部1
7に組み付けるときに凹部16および凹部33各々に同
時に嵌合するようになっている。圧縮コイルばね12の
巻き径の外径は凹部16および凹部33の内径より僅か
に小さく、圧縮コイルばね12は凹部16および凹部3
3に遊びなく嵌合するようになっている。
【0013】クランプリング13が組み付けられた後か
らはクランプリング押えリング14が組み付けられ、円
周に沿って等間隔位置においてねじ19によってクラン
プベース31に締結されるようになっている。こうして
組み立てられた半導体ウェハクランプ装置は、例えば図
示しないイオン注入装置の真空チャンバ内に多数配置さ
れ、それぞれ図示しないキャリアから取り出された半導
体ウェハを保持するようになっている。
【0014】図2はこのようなウェハクランプ装置の組
上がり状態を表し、図4はその要部を表すものである。
これらの図に示すように、圧縮コイルばね12は、クラ
ンプベース31の凹部33の底面とクランプリング13
の凹部16の底面との間に圧縮された状態で配置され、
クランプリング13を上方に付勢している。クランプリ
ング13の上面はクランプリング押えリング14によっ
て押えられ、クランプベース31の凹部17から脱落し
ないようになっている。クランプリング13の内周側に
は、円周に沿って等間隔(4箇所)にウェハ押え爪20
が形成されている。また、この装置では、クランプベー
ス31のベース面32は従来のベース面よりも所定量b
だけ高く形成されると共に、この所定量bに相当する深
さの凹部33が円周上等間隔に5か所形成されている。
このため、圧縮コイルばね12が最も圧縮された状態、
すなわちクランプリング13が最下位にある状態におい
て、クランプリング13とベース面32との間の隙間量
は(a−b)となっている(図8参照)。
【0015】図3はこのような構成のウェハクランプ装
置の作用を説明するためのものであり、図5は図3の要
部を表すものである。これらの図に示すように、プラテ
ン21は図示しないキャリアから取り出した1枚の半導
体ウェハ22を吸着し、これをウェハクランプ装置のク
ランプリング13のウェハ押え爪20に押しつける。こ
のとき、圧縮コイルばね12が圧縮してクランプリング
13が下方に必要分だけ逃げるため、半導体ウェハ22
に過重が掛かることが回避される。これにより、クラン
プ圧による半導体ウェハ22の割れや欠け等が防止され
る。
【0016】本実施形態では、圧縮コイルばね12はク
ランプリング13の凹部16に嵌合すると共に、クラン
プベース31の凹部33にも嵌合している。従って、ク
ランプ動作が繰り返えされても、クランプリング13が
円周方向および半径方向にずれることがない。また、ク
ランプリング13が最下位にある状態におけるクランプ
リング13とベース面32との間の隙間量は(a−b)
と微小であるため、圧縮コイルばね12が凹部16また
は凹部33に適切に嵌合してしないときには、クランプ
リング押えリング14が浮き上がる。そのため、その異
常は組み付け時に容易に判明する。また、圧縮コイルば
ね12は、上端および下端が凹部に嵌合しているため、
横転する可能性が極めて少なくなる。このため、ウェハ
クランプ装置は常に正常に組み立てられることとなり、
従来のように、異常な組み立て状態のまま使用されるこ
とがない。従って、プラテン21によるクランプ圧に対
して圧縮コイルばね12は正常に圧縮されて半導体ウェ
ハ22に掛かる過重を適切に逃がすことができ、半導体
ウェハ22の割れや欠けを確実に防止することができ
る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明による半導体
ウェハクランプ装置によれば、ウェハ押えリングの各凹
部に対応する支持基体の相対面にもそれぞれ凹部を形成
し、ばね部材をウェハ押えリングの各凹部と支持基体の
各凹部の双方に嵌合するようにして配置したので、ばね
部材の位置ずれが生じることがなく、このためウェハ押
えリングの位置ずれも生じない。また、ばね部材の異常
な組付けを効果的に回避できるので、半導体ウェハの押
しつけ時のクランプ圧の緩和というばね部材の本来の作
用を確保できる。したがって、半導体ウェハのクランプ
時における割れや欠け等を確実に防止することができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るウェハクランプ装
置を各構成部品に分解した状態を表す断面図である。
【図2】図1のウェハクランプ装置の組立状態を表す断
面図である。
【図3】図1のウェハクランプ装置の作用状態を表す断
面図である。
【図4】図2のウェハクランプ装置の組立状態の要部を
拡大して表す断面図である。
【図5】図3のウェハクランプ装置の作用状態の要部を
拡大して表す断面図である。
【図6】従来のウェハクランプ装置を各構成部品に分解
した状態の断面図である。
【図7】図6のウェハクランプ装置の組立状態の要部を
拡大して表す断面図である。
【図8】図6のウェハクランプ装置の作用状態を拡大し
て表す断面図である。
【符号の説明】
12 圧縮コイルばね(ばね部材) 13 クランプリング(ウェハ押えリング) 14 クランプリング押えリング 16,33 凹部 20 ウェハ押え爪 21 プラテン 22 半導体ウェハ 31 クランプベース(支持基体)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウェハに接触する支持面と反対側
    の面に円周に沿って複数の凹部が形成された円環平板状
    のウェハ押えリングと、 このウェハ押えリングを収容するための円環状の凹部を
    有すると共に、この円環状の凹部の底面の、ウェハ押え
    リングを収容したときに前記複数の凹部と相対する位置
    にそれぞれ凹部が形成された支持基体と、 前記ウェハ押えリングの各凹部とこれに対応する前記支
    持基体の各凹部の双方に嵌合配置され、前記ウェハ押え
    リングに半導体ウェハが押し付けられたときに圧縮され
    ることにより半導体ウェハに掛かるクランプ圧を緩和す
    るばね部材とを備えたことを特徴とする半導体ウェハク
    ランプ装置。
JP24825995A 1995-09-04 1995-09-04 半導体ウェハクランプ装置 Pending JPH0970825A (ja)

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JP24825995A JPH0970825A (ja) 1995-09-04 1995-09-04 半導体ウェハクランプ装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101360012B1 (ko) * 2007-01-26 2014-02-11 인덕터썸코포레이션 반도체 컴포넌트의 압축 클램핑
CN108581532A (zh) * 2018-05-03 2018-09-28 桂林电子科技大学 一种夹具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101360012B1 (ko) * 2007-01-26 2014-02-11 인덕터썸코포레이션 반도체 컴포넌트의 압축 클램핑
CN108581532A (zh) * 2018-05-03 2018-09-28 桂林电子科技大学 一种夹具
CN108581532B (zh) * 2018-05-03 2023-12-29 桂林电子科技大学 一种夹具

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