JPH0970547A - 破砕機の制御装置 - Google Patents

破砕機の制御装置

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JPH0970547A
JPH0970547A JP25178495A JP25178495A JPH0970547A JP H0970547 A JPH0970547 A JP H0970547A JP 25178495 A JP25178495 A JP 25178495A JP 25178495 A JP25178495 A JP 25178495A JP H0970547 A JPH0970547 A JP H0970547A
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JP
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crusher
load
outer frame
primary
rotation
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Application number
JP25178495A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Nishii
和弘 西井
Kunihiro Kiuchi
国博 木内
Masahiko Ueda
正彦 植田
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KOUDENKOU KK
Tadano Ltd
Original Assignee
KOUDENKOU KK
Tadano Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、一次破砕機または二次破砕機に供
給される被処理物を定量供給することを目的とする。 【構成】 被処理物を一次破砕機8で一次破砕した後二
次破砕機14で二次破砕するように構成した破砕機に、
二次破砕機14の負荷を検出する負荷検出器27と、負
荷検出器27からの信号に応じて一次破砕機8または二
次破砕機14に供給される被処理物の供給量を調整する
ようにし、被処理物を定量供給するもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス製あるいは陶磁
器製の空きびんやガラス製品等を破砕する破砕機の制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のガラス等の破砕機は、図7
に図示する如く構成されている。すなわち、ガラス等の
被処理物を投入するホッパー1、ホッパー1の出口2に
入口3を上方に開口させ下方に出口4を開口させた第1
外枠5、第1外枠5内に回転自在に配置され回転軸6に
直交して設けた複数のハンマ7を有する一次破砕機8、
第1外枠5の出口4に入口9を上方に開口させ下方に出
口10を設けた第2外枠11、第2外枠11内に回転自
在に配置され回転軸12に直交して設けた複数のハンマ
13を有する二次破砕機14を備えている。一次破砕機
8と二次破砕機14は、適宜の伝達手段で以てそれぞれ
モータM1,M2からの動力が伝達されモータM1,M
2で駆動されるように構成している。即ち、二次破砕機
14は一次破砕機8で粗破砕された被処理物をさらに二
次破砕するようにしている。
【0003】出口10は、多孔ネットからなるスリット
19が形成されており、二次破砕された被処理物がこの
スリット19を通過して下方に配置した受け箱20に堆
積されるように構成している。ハンマ13は、柄21と
ハンマヘッド22で構成されている。柄21は、回転に
よって適度の風圧流を生じるようにひねりが設けられて
おり、ハンマヘッド22は、回転方向に頂点を持つ三角
形状に形成させ破砕能力を向上させるようにしている。
第2外枠11の上部には第2出口23を設け、この第2
出口23より二次破砕機14の風圧流で飛ばされたびん
の口栓、レッテル等の付属物を第2外枠11より排出さ
せるようにしている。第2出口23より排出された付属
物は、付属物受け箱24に導かれるようになっている。
【0004】第1外枠5の入口3位置には被処理物を一
時支持させるとともに前記一次破砕機8のハンマ7が経
過できる開口部を有し当該開口部よりハンマ7を突出さ
せる支持板25を備え、支持板25上に支持された被処
理物を一次破砕機8のハンマ7が経過して一次破砕する
とともに一次破砕機8の回転により被処理物の供給量を
調整するようにしている。すなわち、支持板25の取付
け高さの調整による前記開口部より突出するハンマ7の
突出量の調整と一次破砕機8の回転を調整することによ
り被処理物を定量供給するようにしているものである。
【0005】この定量供給は、次のような問題に対処す
るために行うものである。すなわち、被処理物の供給量
が多いと二次破砕機14の負荷が大となり二次破砕機1
4の回転が停止してしまう状態になり装置が機能しなく
なる。また、被処理物の供給量が少ないと二次破砕機1
4の負荷は小さくなるが、二次破砕機14の風圧流によ
って破砕された被処理物が互いに衝突して角を丸くする
処理が十分に行われず、被処理物が尖ったままの状態で
処理されることと、処理される量が少なくなり効率が悪
くなる。このような問題に対処するめために適切な供給
量で以て被処理物を供給するようにしているものであ
る。
【0006】図7に図示する破砕機は、一次破砕機8に
より被処理物の一次破砕と定量供給を兼用させたもので
あるが、図8に図示する破砕機は、専用の供給装置を備
えたものである。この破砕機を説明するにあたって、図
7に図示して説明した破砕機と共通する部分について
は、説明を省略し同符号を用いる。図8において、第1
外枠5内には、入口3と一次破砕機8間に搬送機15を
配置している。この搬送機15は、第1外枠内5に回転
自在に配置された回転軸16に直交して等間隔に仕切り
17を設け、定量室18を区画構成している。搬送機1
5はモータM3からの動力が伝達されモータM3で駆動
されるように構成されており、モータM3の回転調整即
ち搬送機15の回転速度を調整することによりホッパー
1の出口2から投入される被処理物の供給量を調整する
ようにしている。この搬送機15は図7に図示して説明
した破砕機と同様に適切な供給量で以て被処理物を供給
するさせる目的で配置しているものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのように構
成された従来の破砕機は、図7と図8の破砕機を用いて
も、供給される被処理物の供給量は必ずしも定量供給で
きないものであった。すなわち、ホッパー1から供給さ
れる被処理物の大きさは一定でない(例えば、ガラス瓶
であれば、種々の大きさの瓶がホッパー1に混入してい
る。)ために、支持板25上に乗る被破砕物は一定の密
度でなく一次破砕機8の回転を一定に回転させても、破
砕される量は定量とならないものであった。また上記搬
送機15を用いた場合も同様に搬送機15の定量室18
上に乗る被処理物の量は一定とならないものであった。
したがって、被処理物の供給量が多くなると二次破砕機
14の負荷が大となり二次破砕機14の回転が停止して
しまう状態になり破砕機が機能しなくなる。また、被処
理物の供給量が少ないと二次破砕機14の負荷は小さく
なるが、二次破砕機14の風圧流によって破砕された被
処理物が互いに衝突して角を丸くする処理が十分に行わ
れず、被処理物が尖ったままの状態で処理されことと、
処理される量が少なくなり効率が悪くなると言う課題が
あった。本発明は、上記課題を解決した破砕機の制御装
置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、ガラス等の被処理物を投入する
ホッパー、ホッパーの出口に入口を上方に開口させ下方
に出口を開口させた第1外枠、第1外枠内に回転自在に
配置された回転軸に直交して設けた複数のハンマを有す
る一次破砕機、第1外枠の出口に入口を上方に開口させ
下方に出口を設けた第2外枠、第2外枠内に回転自在に
配置された回転軸に直交して設けた複数のハンマを有す
る二次破砕機、前記第1外枠の入口位置に前記被処理物
を一時支持させるとともに前記一次破砕機のハンマが経
過できる開口部を有し当該開口部よりハンマを突出させ
る支持板を備え、支持板上に支持された被処理物を一次
破砕機のハンマが経過して一次破砕するとともに一次破
砕機の回転により被処理物の供給量を調整するように構
成した破砕機において、前記二次破砕機の負荷を検出す
る負荷検出器と、当該負荷検出器からの信号に応じて一
次破砕機の回転を制御する回転制御器とからなる供給量
調整装置を備え、当該供給量調整装置により二次破砕機
に供給される被処理物の供給量を調整するように構成し
たものである。
【0009】請求項2の発明は、ガラス等の被処理物を
投入するホッパー、ホッパーの出口に入口を上方に開口
させ下方に出口を開口させた第1外枠、第1外枠内に回
転自在に配置された回転軸に直交して設けた複数のハン
マを有する一次破砕機、第1外枠の出口に入口を上方に
開口させ下方に出口を設けた第2外枠、第2外枠内に回
転自在に配置された回転軸に直交して設けた複数のハン
マを有する二次破砕機、ホッパーの出口と一次破砕機間
に被処理物を供給する供給装置を備えた破砕機におい
て、前記二次破砕機の負荷を検出する負荷検出器と、当
該負荷検出器からの信号に応じて前記供給装置による供
給量を調整する調整手段とからなる供給量調整装置を備
え、当該供給量調整装置により一次破砕機に供給される
被処理物の供給量を調整するように構成したものであ
る。
【0010】請求項3の発明は、請求項2の構成におい
て、前記供給装置は、前記第1外枠の入口位置に前記被
処理物を一時支持させるとともに前記一次破砕機のハン
マが経過できる開口部を有しその取付け高さを変更する
ことにより突出する前記ハンマの突出量を変更可能に構
成した支持板で構成し、調整手段は、負荷検出器からの
信号に応じて前記支持板の取付け高さを変更する高さ調
整器で構成したものである。
【0011】請求項4の発明は、請求項2の構成におい
て、前記供給装置は、回転自在に配置された回転軸に直
交して等間隔に仕切った定量室を複数区画有し当該回転
軸の回転により被処理物を供給する搬送機で構成し、前
記調整手段は、負荷検出器からの信号に応じて前記搬送
機の回転を制御する回転制御器で構成したものである。
【0012】
【作用】請求項1によると、供給量調整装置は二次破砕
機の負荷を検出する負荷検出器からの信号に応じて回転
制御器により一次破砕機の回転を制御するものであるか
ら、一次破砕機にて破砕される被処理物の量すなわち二
次破砕機に供給される被処理物の量を二次破砕機の負荷
によって決定できる。
【0013】また、請求項2によると、二次破砕機の負
荷を検出する負荷検出器からの信号に応じて調整手段に
より供給装置による供給量を調整するものであるから、
一次破砕機に供給される被処理物の供給量を二次破砕機
の負荷によって決定できる。
【0014】更に、請求項3によると、二次破砕機の負
荷を検出する負荷検出器からの信号に応じて調整手段の
調整器により支持板の取付け高さを変更して一次破砕機
に供給される被処理物の供給量を二次破砕機の負荷によ
って決定できる。
【0015】そして、請求項4によると、二次破砕機の
負荷を検出する負荷検出器からの信号に応じて調整手段
の回転制御器により搬送機の回転を制御して一次破砕機
に供給される被処理物の供給量を二次破砕機の負荷によ
って決定できる。
【0016】よって上記何れの場合においても、被処理
物の供給量が多くなり二次破砕機の負荷が大となり二次
破砕機の回転が停止して破砕機が機能しなくなることを
防止できる。また、被処理物の供給量が少ないと二次破
砕機の負荷は小さくなるが、二次破砕機の風圧流によっ
て破砕された被処理物が互いに衝突して角を丸くする処
理が十分に行われず、被処理物が尖ったままの状態で処
理されことと、処理される量が少なくなり効率が悪くな
ると言うこともなくすることができる。
【0017】
【実施例】以下本発明の破砕機の制御装置について図1
〜図6に基づいて説明する。図1および図2は、本発明
の破砕機の制御装置を説明する説明図で、請求項1に対
応した第1実施例を図示している。図3および図4は、
本発明の破砕機の制御装置を説明する説明図で、請求項
2および請求項3に対応した第2実施例を図示してい
る。図5および図6は、本発明の破砕機の制御装置を説
明する説明図で、請求項2および請求項4に対応した第
3実施例を図示している。なお従来の技術で説明した符
号1〜符号25および符号M1〜M3は、以下の説明で
も同じものとして使用し、詳細な説明は省略する。
【0018】まず請求項1に対応した第1実施例につい
て、図1および図2に基づいて説明する。第1実施例の
破砕機は、図7に図示し従来の技術で説明した破砕機に
次に説明する供給量調整装置26を備えたものであるか
ら、破砕機の構造についての説明は省略し、供給量調整
装置26による本発明の破砕機の制御装置についてのみ
以下に説明する。
【0019】図1において、26は、供給量調整装置で
あって、次に説明する負荷検出器27と回転制御器28
とからなり、二次破砕機14に供給される被処理物の供
給量を調整するものである。負荷検出器27は、二次破
砕機の負荷を検出する検出器であって、モータM2を回
転させるに要する負荷電流I2を検出するすることで二
次破砕機の負荷を検出するようにしている。回転制御器
28は、負荷検出器27からの信号に応じて一次破砕機
の回転を制御する制御器であって、図2に図示するよう
にモータM2に流れる電流I2が増すと、モータM1に
流れる電流I1を減少させる関係でもって前記負荷電流
I2に基づいてモータM1に流れる電流I1を制御する
ようにしている。
【0020】このように構成した本発明の破砕機の制御
装置の第1実施例では次のように作用する。いま図2に
図示する如く、二次破砕機14を回転させるモータM2
は負荷電流I2aで回転しており、この時一次破砕機8
を回転させるモータM1は負荷電量I1aで回転してい
たとする。ところが一次破砕機8による破砕量が多くな
り、二次破砕機14に供給される被処理物の量が多くな
ってきたとする。すると二次破砕機14の負荷すなわち
二次破砕機14を回転させるモータM2の負荷電流I2
が増加し、負荷電流がL2a’になったとする。前記負
荷検出器27は、負荷電流I2a’を検出しこの信号を
回転制御器28に伝達する。回転制御器28は、負荷電
流I2a’に対応じてモータM1の負荷電流をI1aか
らI1a’に制御する。したがって一次破砕機8の回転
が減少し、一次破砕機8により破砕される被処理物の量
が少なくなり、二次破砕機14に供給される被処理物の
量を減少させる。
【0021】逆に一次破砕機8により破砕される被処理
物の量が少なくなった場合は、モータM2の負荷電流I
2が減少するものであるから、前記負荷検出器27によ
り負荷電流の減少を検出して回転制御器28によりモー
タM1の負荷電流を増加させるように制御する。このよ
うに本発明の破砕機の制御装置は、前記供給量調整装置
26を備え、常時二次破砕機14の負荷状況に基づいて
二次破砕機14に供給される被処理物の供給量を調整す
るようにしたものであるから、被処理物の供給量が多く
なり二次破砕機14の負荷が大となり二次破砕機14の
回転が停止して破砕機が機能しなくなることを防止でき
る。また、被処理物の供給量が少ないと二次破砕機14
の負荷は小さくなるが、二次破砕機14の風圧流によっ
て破砕された被処理物が互いに衝突して角を丸くする処
理が十分に行われず、被処理物が尖ったままの状態で処
理されことと、処理される量が少なくなり効率が悪くな
ると言うこともなくすることができる。
【0022】次に請求項2および請求項3に対応した第
2実施例について、図3および図4に基づいて説明す
る。第2実施例の破砕機は、図7に図示し従来の技術で
説明した破砕機に次に説明する供給量調整装置30を備
えたもので、ここでも破砕機の構造についての説明は省
略して以下に説明する。
【0023】29は、ホッパー1の出口2と一次破砕機
8間に被処理物を供給する供給装置であつて、この供給
装置29は前記第1外枠5の入口3位置に前記被処理物
を一時支持させるとともに前記一次破砕機8のハンマ7
が経過できる開口部を有しその取付け高さを変更するこ
とにより突出する前記ハンマ7の突出量を変更可能に構
成した支持板25’で構成されている。すなわちこの支
持板25’は、図7に図示して説明した支持板25の一
端を枢支点31で枢支して上下に揺動自在としている。
そして図3に図示する如く他端をリンク32の一端に連
結33させている。リンク32は、中央部を枢支点34
で枢支し、他端に油圧シリンダ36を連結35してい
る。
【0024】37は、前記負荷検出器27からの信号に
応じて前記支持板25’の取付け高さを変更する高さ調
整器38で構成した調整手段である。高さ調整器38
は、制御弁制御器39と電磁比例制御弁40および前記
油圧シリンダ36で構成されている。制御弁制御器39
は、負荷検出器27からの信号に応じて電磁比例制御弁
40を制御する信号を出力するもので、図4に図示する
如くの関係で出力されるようになつている。すなわち、
負荷電流I2が増加すれば油圧シリンダ36を縮小させ
るように制御弁制御器39から電磁比例制御弁40に制
御信号が出力され、負荷電流I2が減少すれば油圧シリ
ンダ36を伸長させるように制御弁制御器39から電磁
比例制御弁40に制御信号が出力される。以上のように
供給量調整装置30は、支持板25’と負荷検出器27
および調整手段37でもつて構成されている。
【0025】このように構成した本発明の破砕機の制御
装置の第2実施例では次のように作用する。いま図3に
図示する如く、二次破砕機14を回転させるモータM2
は負荷電流I2bで回転しており、この時には制御弁制
御器39からは電磁比例制御弁40を中立位置とする信
号が出ていたとする。ところが被処理物の供給量が増加
して、二次破砕機14に供給される被処理物の量が多く
なってきたとする。すると二次破砕機14の負荷すなわ
ち二次破砕機14を回転させるモータM2の負荷電流I
2が増加し、負荷電流がI2b’になったとする。前記
負荷検出器27は、負荷電流I2b’を検出しこの信号
を制御弁制御器39に伝達する。制御弁制御器39は、
負荷電流I2b’に対応じて油圧シリンダ36を縮小さ
せるように制御弁制御器39から電磁比例制御弁40に
制御信号が出力され、油圧シリンダ36が縮小される。
すると、支持板25’はリンク32を介して枢支点31
を中心に上昇され一次破砕機8による被処理物の破砕量
が減少する。
【0026】逆に一次破砕機8により破砕される被処理
物の量が少なくなった場合は、モータM2の負荷電流I
2が減少するものであるから、前記負荷検出器27によ
り負荷電流の減少を検出して前記高さ調整器38により
油圧シリンダ36を伸長させるように制御する。このよ
うに本発明の破砕機の制御装置は、前記供給量調整装置
30を備え、常時二次破砕機14の負荷状況に基づいて
一次破砕機8に供給される被処理物の供給量を調整する
ようにしたものであるから、被処理物の供給量が多くな
り二次破砕機14の負荷が大となり二次破砕機14の回
転が停止して破砕機が機能しなくなることを防止でき
る。また、被処理物の供給量が少ないと二次破砕機14
の負荷は小さくなるが、二次破砕機14の風圧流によっ
て破砕された被処理物が互いに衝突して角を丸くする処
理が十分に行われず、被処理物が尖ったままの状態で処
理されことと、処理される量が少なくなり効率が悪くな
ると言うこともなくすることができる。
【0027】また請求項2および請求項4に対応した第
3実施例について、図5および図6に基づいて説明す
る。第3実施例の破砕機は、図8に図示し従来の技術で
説明した破砕機に次に説明する供給量調整装置41を備
えたもので、ここでも破砕機の構造についての説明は省
略して以下に説明する。なお、本実施例では、従来技術
で説明した搬送機15は、請求項2および請求項4に対
応する供給装置29に該当するものとする。
【0028】図5において、41は、供給量調整装置で
あって、次に説明する負荷検出器27と回転制御器42
とからなり、一次破砕機8に供給される被処理物の供給
量を調整するものである。負荷検出器27は、二次破砕
機の負荷を検出する検出器であって、モータM2を回転
させるに要する負荷電流I2を検出するすることで二次
破砕機の負荷を検出するようにしている。回転制御器4
2は、負荷検出器27からの信号に応じて搬送機15の
回転を制御する制御器であって、図5に図示するように
モータM2に流れる電流I2が増すと、モータM3に流
れる電流I3を減少させる関係でもって前記負荷電流I
2に基づいてモータM3に流れる電流I3を制御するよ
うにしている。
【0029】このように構成した本発明の破砕機の制御
装置の第3実施例では次のように作用する。いま図6に
図示する如く、二次破砕機14を回転させるモータM2
は負荷電流I2aで回転しており、この時搬送機15を
回転させるモータM3は負荷電流I3aで回転していた
とする。ところが二次破砕機14に供給される被処理物
の量が多くなってきたとする。すると二次破砕機14の
負荷すなわち二次破砕機14を回転させるモータM2の
負荷電流I2が増加し、負荷電流がI2a’になったと
する。前記負荷検出器27は、負荷電流I2a’を検出
しこの信号を回転制御器42に伝達する。回転制御器4
2は、負荷電流I2a’に対応してモータM3の負荷電
流をI3aからI3a’に制御する。したがって搬送機
15の回転が減少し、搬送機15により破砕される被処
理物の量が少なくなり、二次破砕機14に供給される被
処理物の量を減少させる。
【0030】逆に搬送機15により破砕される被処理物
の量が少なくなった場合は、モータM2の負荷電流I2
が減少するものであるから、前記負荷検出器27により
負荷電流の減少を検出して回転制御器42によりモータ
M3の負荷電流を増加させるように制御する。このよう
に本発明の破砕機の制御装置は、前記供給量調整装置4
1を備え、常時二次破砕機14の負荷状況に基づいて一
次破砕機8に供給される被処理物の供給量を調整するよ
うにしたものであるから、被処理物の供給量が多くなり
二次破砕機14の負荷が大となり二次破砕機14の回転
が停止して破砕機が機能しなくなることを防止できる。
また、被処理物の供給量が少ないと二次破砕機14の負
荷は小さくなるが、二次破砕機14の風圧流によって破
砕された被処理物が互いに衝突して角を丸くする処理が
十分に行われず、被処理物が尖ったままの状態で処理さ
れことと、処理される量が少なくなり効率が悪くなると
言ったこともなくすることができる。
【0031】上記実施例では、負荷検出器27として、
二次破砕機14の負荷電流を検出するようにしたが、二
次破砕機14の回転を検出し回転が減少した時に負荷が
増大したとして一次破砕機8または二次破砕機14に供
給される被処理物の供給量を減少させるようにし、回転
が増加した時に負荷が減少したとして一次破砕機8また
は二次破砕機14に供給される被処理物の供給量を増加
させるようにしてもよい。
【0032】次に、上記実施例では、回転制御器28,
42として、各モータM1,M3の負荷電流を制御する
ようにしたが、負荷検出器27からの信号により各モー
タM1,M3に供給する電圧を制御し各モータM1,M
3の回転を制御するようにしてもよい。また、モータの
巻線数を変更したタップを有するモータを使用し負荷検
出器27からの信号によりこのタップを選択させて各モ
ータM1,M3の回転を制御するようにしてもよい。更
に、各モータM1,M3が交流モータで構成されている
場合は、前記回転制御器28,42として、各モータM
1,M3にかかる周波数を変更するようにしたものであ
つてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上の如く構成し作用する本発明の破砕
機の制御装置は、二次破砕機の負荷状況に基づいて一次
破砕機または二次破砕機に供給される被処理物の供給量
を調整するようにしたものであるから、被処理物の供給
量が多くなり二次破砕機の負荷が大となり二次破砕機の
回転が停止して破砕機が機能しなくなることを防止でき
る。また、被処理物の供給量が少ないと二次破砕機の負
荷は小さくなるが、二次破砕機の風圧流によって破砕さ
れた被処理物が互いに衝突して角を丸くする処理が十分
に行われず、被処理物が尖ったままの状態で処理されこ
とと、処理される量が少なくなり効率が悪くなると言っ
たこともなくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の破砕機の制御装置を説明する説明図で
ある。
【図2】図1に図示する回転制御器の制御を説明する説
明図である。
【図3】本発明の破砕機の制御装置の第2実施例を説明
する説明図である。
【図4】図3に図示する制御弁制御器を説明する説明図
である。
【図5】本発明の破砕機の制御装置の第3実施例を説明
する説明図である。
【図6】図5に図示する回転制御器の制御を説明する説
明図である。
【図7】破砕機を説明する説明図である。
【図8】専用の供給装置を備えた破砕機を説明する説明
図である。
【符号の説明】
1 ホッパー 2 出口 3 入口 4 出口 5 第1外枠 6 回転軸 7 ハンマ 8 一次破砕機 9 入口 10 出口 11 第2外枠 12 回転軸 14 二次破砕機 25 支持板 26,30,41 供給量調整装置 27 負荷検出器 28,42 回転制御器 29 供給装置 37 調整手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス等の被処理物を投入するホッパ
    ー、ホッパーの出口に入口を上方に開口させ下方に出口
    を開口させた第1外枠、第1外枠内に回転自在に配置さ
    れた回転軸に直交して設けた複数のハンマを有する一次
    破砕機、第1外枠の出口に入口を上方に開口させ下方に
    出口を設けた第2外枠、第2外枠内に回転自在に配置さ
    れた回転軸に直交して設けた複数のハンマを有する二次
    破砕機、前記第1外枠の入口位置に前記被処理物を一時
    支持させるとともに前記一次破砕機のハンマが経過でき
    る開口部を有し当該開口部よりハンマを突出させる支持
    板を備え、支持板上に支持された被処理物を一次破砕機
    のハンマが経過して一次破砕するとともに一次破砕機の
    回転により被処理物の供給量を調整するように構成した
    破砕機において、 前記二次破砕機の負荷を検出する負荷検出器と、当該負
    荷検出器からの信号に応じて一次破砕機の回転を制御す
    る回転制御器とからなる供給量調整装置を備え、当該供
    給量調整装置により二次破砕機に供給される被処理物の
    供給量を調整するように構成したことを特徴とする破砕
    機の制御装置。
  2. 【請求項2】 ガラス等の被処理物を投入するホッパ
    ー、ホッパーの出口に入口を上方に開口させ下方に出口
    を開口させた第1外枠、第1外枠内に回転自在に配置さ
    れた回転軸に直交して設けた複数のハンマを有する一次
    破砕機、第1外枠の出口に入口を上方に開口させ下方に
    出口を設けた第2外枠、第2外枠内に回転自在に配置さ
    れた回転軸に直交して設けた複数のハンマを有する二次
    破砕機、ホッパーの出口と一次破砕機間に被処理物を供
    給する供給装置を備えた破砕機において、 前記二次破砕機の負荷を検出する負荷検出器と、当該負
    荷検出器からの信号に応じて前記供給装置による供給量
    を調整する調整手段とからなる供給量調整装置を備え、
    当該供給量調整装置により一次破砕機に供給される被処
    理物の供給量を調整するように構成したことを特徴とす
    る破砕機の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記供給装置は、前記第1外枠の入口位
    置に前記被処理物を一時支持させるとともに前記一次破
    砕機のハンマが経過できる開口部を有しその取付け高さ
    を変更することにより突出する前記ハンマの突出量を変
    更可能に構成した支持板で構成し、調整手段は、負荷検
    出器からの信号に応じて前記支持板の取付け高さを変更
    する高さ調整器で構成したことを特徴とする請求項2記
    載の破砕機の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記供給装置は、回転自在に配置された
    回転軸に直交して等間隔に仕切った定量室を複数区画有
    し当該回転軸の回転により被処理物を供給する搬送機で
    構成し、前記調整手段は、負荷検出器からの信号に応じ
    て前記搬送機の回転を制御する回転制御器で構成したこ
    とを特徴とする請求項2記載の破砕機の制御装置。
JP25178495A 1995-09-04 1995-09-04 破砕機の制御装置 Pending JPH0970547A (ja)

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