JPH0970113A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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Publication number
JPH0970113A
JPH0970113A JP7223271A JP22327195A JPH0970113A JP H0970113 A JPH0970113 A JP H0970113A JP 7223271 A JP7223271 A JP 7223271A JP 22327195 A JP22327195 A JP 22327195A JP H0970113 A JPH0970113 A JP H0970113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
gpt
tank
gas
insulated switchgear
Prior art date
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Pending
Application number
JP7223271A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Akimoto
功 秋元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP7223271A priority Critical patent/JPH0970113A/ja
Publication of JPH0970113A publication Critical patent/JPH0970113A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タンク内の電源母線とGPT(計器用変成
器)とを断路したり接続したりする際に絶縁ガスをタン
クから抜かなくてもすむようにする。 【解決手段】 絶縁ガスが充填されたタンク1の内部に
いずれかの母線導体2cに接続された接続導体16を固
定し、GPT13の接続端子19に設けた摺動コンタク
ト12に一端が挿脱自在な可動導体20を接続導体16
内に摺動自在に貫通させ、絶縁ロッド21を介して可動
導体20に連結した操作ロッド22を軸受盲板18に気
密に貫通させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス絶縁開閉装置に
関し、計器用変成器(以下、GPTという)の接続部を
改良したものである。
【0002】
【従来の技術】受電用のガス絶縁開閉装置は受電母線側
に、そして送電用のガス絶縁開閉装置は送電母線側に、
GPTを取り付けてGPTにより相互の保護回路を構成
している。
【0003】従来のガス絶縁開閉装置におけるGPT接
続部の構造を図4に示す。図4に示すように、絶縁ガス
が充填されたタンク1の内部に三相分の母線導体2a〜
2cが収容され、母線導体のうちのひとつに分岐導体3
を介して接続導体4が結合されている。この接続導体4
は支持碍子5を介してタンク1内に支持されている。タ
ンク1には対向する位置に点検作業用のフランジ部6と
GPT接続用のフランジ部7とが設けられ、盲板8,9
が取り付けられている。そして、接続導体4におけるフ
ランジ部7に臨む位置には、コンタクト10とコンタク
トシールド11とからなる摺動コンタクト12が設けら
れている。
【0004】ガス絶縁開閉装置は工場出荷時に短時間の
高圧の交流耐電圧試験を行うが、GPTはこの試験に耐
えることができない。このため、工場での試験時にはG
PTを組み込まない図4の状態で試験を行い、その後に
タンク1内の絶縁ガスを抜いて図5に示すようにGPT
13のオス端子14を摺動コンタクト12内へ挿入して
GPT13を取り付け、最後にタンク1内を真空引きし
て絶縁ガスを再充填している。
【0005】また、現地においては電気設備基準に定め
る交流耐電圧試験では交流を低圧で長時間かけるためG
PTは耐えられるが、受電側にケーブルが接続されてい
る場合は直流耐電圧試験を行うことになり、直流ではG
PTが耐えられないことから工場での試験と同様にGP
Tを取り付けないで試験を行い、その後にGPTを取り
付けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、工場内でな
ら問題はないが、現地で絶縁ガスをタンクから抜き取っ
たり充填したりするには回収装置や真空引き器具が必要
になり、ガス絶縁開閉装置がコスト高になる。また、現
地でタンクを開放することは工場内に比べて防埃の面で
好ましくなく、製品の品質保持のために神経を使うこと
になる。
【0007】そこで本発明は、斯る課題を解決したガス
絶縁開閉装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
めに本発明は、相反する方向へ向かって開口するフラン
ジ部をタンクに形成し、いずれかの母線導体と接続され
た接続導体をタンク内に支持し、一対のフランジ部の一
方には計器用変成器を取り付けて他方は軸受盲板で閉塞
し、一端が計器用変成器の端子と接離自在な可動導体を
接続導体に摺動自在に貫通させ、可動導体の他端に連結
した絶縁ロッドを軸受盲板に気密に貫通させたことを特
徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施例
に基づいて詳細に説明する。なお、本実施例は従来のガ
ス絶縁開閉装置の一部を改良したものなので、従来と同
一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分
のみを説明する。
【0010】本発明によるガス絶縁開閉装置の構成を、
図1に示す。図のように、フランジ部6,7の軸心を結
ぶ直線上に、筒状の接続導体16が碍子17を介してタ
ンク1内に取り付けられている。この接続導体16は分
岐導体3cを介して三相分の母線導体のうちのひとつの
母線導体2cに接続されている。なお、分岐導体3a,
3bを介して母線導体2a,2bに接続してもよい。単
相GPTを使用する場合は、いずれの相を指定して接続
してもよいからである。一方、フランジ部7にはGPT
13が取り付けられ、フランジ部6には軸受盲板18が
取り付けられている。そして、一端がGPT13の接続
端子19と接離自在な可動導体20がリングコンタクト
23を介して接続導体16内を摺動自在に貫通してい
る。GPT13の接続端子19には前述したコンタクト
10とコンタクトシールド11とからなる摺動コンタク
ト12が設けられ、可動導体20の一端がコンタクト1
0内へ挿入自在となっている。可動導体20の他端には
中空の絶縁ロッド21を介して操作ロッド22が連結さ
れ、操作ロッド22が図2に示すように、2つのシール
24を介して軸受盲板18を気密に貫通している。
【0011】図2に示すように、操作ロッド22の一端
には投入ストッパー25が挿通され、おねじ部30に螺
合したナット26を介して固定されている。また、操作
ロッド22の他端には遮断ストッパ用段部27が形成さ
れている。なお、28は蓋である。
【0012】次に、斯かるガス絶縁開閉装置の作用を説
明する。図1のようにGPT13が母線導体2cに接続
されているときは、図2に示すように操作ロッド22が
右方へ押されて投入ストッパ25が軸受盲板18に当接
しており、可動導体20の一端が摺動コンタクト12に
挿入されている。この状態からGPT13を断路するに
は、蓋28を取り外したのちに、図2に示す引き出し金
具29のめねじ部31を操作ロッド22のおねじ部30
に螺合し、引き出し金具29を把持して引っ張る。する
と、可動導体20の一端が摺動コンタクト12から抜け
たのちに遮断ストッパ用段部27が軸受盲板18に当た
って停止する。遮断状態を保持するため、図3に示すよ
うに保持金具32を軸受盲板18と引き出し金具29と
の間に介在させる。このようにしておけば、何らかのは
ずみで引き出し金具29が押されて不意にGPT13が
母線導体2cに接続されるという事故が防止される。
【0013】つまり、GPT13と母線導体2cとの接
続・断路の際に操作ロッド22を移動させてもシール2
4によりタンク1内は気密に保持されるため、従来のよ
うに絶縁ガスを抜き取ったりあるいは真空引き出して絶
縁ガスを充填するという作業が不要になる。
【0014】フランジ部6,7を設けたことにより、い
ずれの母線導体にも接続導体を接続できるようにするた
め接続導体を長くしても、絶縁ロッド21を介在させる
空間を確保できる。
【0015】なお、本実施例では絶縁ロッドに操作ロッ
ドを連結したが、絶縁ロッドを長くして軸受盲板まで貫
通させるようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、本発明に
よるガス絶縁開閉装置によればタンク内の絶縁ガスを抜
き取ることなくGPTと母線導体との接続を断路したり
再接続したりできるので、耐電圧値の低いGPTを母線
導体から切り離す際にガス抜き作業やガス充填作業が不
要であり、現地での直流耐電圧試験に要する時間が大幅
に短縮される。また、タンク内を大気中に開放しないた
め、工場出荷時の性能が維持されガス絶縁開閉装置の信
頼性が損なわれない。更に、GPTとの断路がガス抜き
作業等を伴わず行えるので、万が一GPTに不具合が生
じたらGPTを断路して再度短時間内にガス絶縁開閉装
置を充電することができ、電力の安定供給が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガス絶縁開閉装置の実施例におけ
る要部断面図。
【図2】本発明によるガス絶縁開閉装置の実施例におけ
るGPTを断路する際の作用説明図。
【図3】本発明によるガス絶縁開閉装置の実施例におけ
るGPTを断路した状態の作用説明図。
【図4】従来のガス絶縁開閉装置におけるGPTを切り
離した状態の断面図。
【図5】従来のガス絶縁開閉装置におけるGPTを接続
した状態の断面図。
【符号の説明】
1…タンク 2a〜2c…母線導体 3a〜3c…分岐導体 6,7…フランジ部 12…摺動コンタクト 13…GPT(計器用変成器) 16…接続導体 17…碍子 18…軸受盲板 19…接続端子 20…可動導体 21…絶縁ロッド 22…操作ロッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ガスが充填されたタンクに、相反す
    る方向へ向かって開口する一対のフランジ部を形成し、
    三相分の母線導体のうちのいずれかと接続された接続導
    体をタンク内に支持し、一対のフランジ部のうちの一方
    には計器用変成器を取り付けて他方は軸受盲板で閉塞
    し、一端が計器用変成器の端子と接離自在な可動導体を
    接続導体に摺動自在に貫通させ、可動導体の他端に連結
    した絶縁ロッドを軸受盲板に気密に貫通させたことを特
    徴とするガス絶縁開閉装置。
JP7223271A 1995-08-31 1995-08-31 ガス絶縁開閉装置 Pending JPH0970113A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7223271A JPH0970113A (ja) 1995-08-31 1995-08-31 ガス絶縁開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7223271A JPH0970113A (ja) 1995-08-31 1995-08-31 ガス絶縁開閉装置

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Publication Number Publication Date
JPH0970113A true JPH0970113A (ja) 1997-03-11

Family

ID=16795511

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JP7223271A Pending JPH0970113A (ja) 1995-08-31 1995-08-31 ガス絶縁開閉装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0970113A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1099732C (zh) * 1997-08-21 2003-01-22 西门子公司 电耦合元件
JP2007336658A (ja) * 2006-06-14 2007-12-27 Mitsubishi Electric Corp スイッチギヤ
JP2011205897A (ja) * 2011-07-22 2011-10-13 Mitsubishi Electric Corp スイッチギヤ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1099732C (zh) * 1997-08-21 2003-01-22 西门子公司 电耦合元件
JP2007336658A (ja) * 2006-06-14 2007-12-27 Mitsubishi Electric Corp スイッチギヤ
JP2011205897A (ja) * 2011-07-22 2011-10-13 Mitsubishi Electric Corp スイッチギヤ

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