JPH0970110A - 分電盤 - Google Patents

分電盤

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Publication number
JPH0970110A
JPH0970110A JP7223100A JP22310095A JPH0970110A JP H0970110 A JPH0970110 A JP H0970110A JP 7223100 A JP7223100 A JP 7223100A JP 22310095 A JP22310095 A JP 22310095A JP H0970110 A JPH0970110 A JP H0970110A
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JP
Japan
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power supply
distribution board
circuit
current
currents
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Pending
Application number
JP7223100A
Other languages
English (en)
Inventor
Misao Shiina
操 椎名
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0970110A publication Critical patent/JPH0970110A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分電盤において、給電端子に接続する装置の
合計定格負荷電流を最大にする際、各装置の突入電流特
性を考慮する必要があることから、電源設備を効率よく
利用できないという問題点があった。 【解決手段】 分電盤2に突入電流防止回路3を備える
ことにより、電源投入時に突入電流が発生することを抑
制し、電源設備1や電気装置6を保護するための遮断器
が遮断されることを防止できる。よって、分電盤2に接
続する装置の定格負荷電流容量の最大構成をするにあた
って各装置の突入電流特性を考慮する必要がなく、電源
設備を効率よく利用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分電盤に関し、特
に突入電流防止回路を備えた分電盤に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電源設備の電流を複数の電気装置
に分配するための装置として分電盤が用いられてきた。
このような分電盤においては、分電盤に接続された電気
装置に対して電流を供給するために電源投入を行うと、
短時間ではあるが、各電気装置の合計定格負荷電流の数
倍を超える突入電流が発生することがあった。分電盤に
は電源設備や電気装置を保護するために遮断器(過電流
防止用ブレーカ)が設けられているが、このような突入
電流によってこの遮断器が動作し、回路が遮断されてし
まうという事態がしばしば生じていた。このため、従来
の分電盤においては、突入電流が発生しても遮断器が動
作しないように分電盤に接続している各電気装置の合計
定格負荷電流を電源装置の定格負荷電流よりも小さくな
るようにしていた。すなわち、各電気装置の合計定格負
荷電流を電源設備の定格負荷電流のたとえば30〜40
%にしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の分電
盤は、電源設備の定格負荷電流の一部(たとえば30〜
40%)しか利用できず、非常に効率の悪いものであっ
た。また、分電盤と電気装置との接続を構成する際も、
遮断器を遮断するような突入電流が発生しないように、
電気装置の突入電流特性を十分考慮しながら分電盤に接
続しなければならないという手間が必要があった。本発
明はこのような問題点を解決するためのものであり、分
電盤に接続された各電気装置の突入電流特性を考慮する
ことなく接続でき、電源設備の定格負荷電流まで利用で
きる分電盤を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による分電盤は、突入電流のような大
きな電流の発生を抑制するように構成された突入電流防
止回路を備えたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の詳細について図面
を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態を示し
たブロック図である。図1において、電源設備1は交流
電流を出力する電源である。分電盤2は、一対のメイン
NFB4、複数対の個別NFB5および突入電流防止回
路3を備えている。電気装置6は電源装置1からの電流
供給を受けて駆動する負荷である。突入電流防止回路3
と電源設備1とはメインNFB4を介して接続され、突
入電流防止回路3と各電気装置6とは個別NFB5を介
して接続される。
【0006】突入電流防止回路3は、電源設備1と電気
装置6との間に設置され、突入電流による一時的な大電
流が流れることを防止し、所定値以内の電流を流すため
の装置であり、周知の構成を有している。メインNFB
4と個別NFB5とは、それぞれ所定値以上の電流が流
れると遮断される遮断器である。電源設備1から出力さ
れた定格電流Iは、メインNFB4を介して突入電流防
止回路3に供給され、電流i1、i2、i3、‥‥、in
分配されて個別NFB5を介して各電気装置6に供給さ
れるように構成されている。
【0007】以上の構成による本発明の分電盤の動作に
ついて詳細に説明する。電源設備1において各電気装置
6に対して電流を供給すべく電源を投入すると、一時的
に突入電流が発生しようとするが、突入電流防止回路3
によって突入電流が流れるのが抑制される。このよう
に、突入電流の発生が抑制されるので、電源投入時にお
けるメインNFB4、個別NFB5の動作による回路遮
断が防止される。その後、電源設備1から分電盤2に定
常的に定格電流Iが供給され、電流i1、i2、i3、‥
‥、inに分配されて各電気装置6に供給され、各電気
装置6は駆動される。
【0008】定格電流Iと電流i1、i2、i3、‥‥、
nとの間には、回路内での微小な電流損失を無視する
とほぼI=i1+i2+i3+‥‥inが成り立ち、電源設
備1の定格負荷電流を100%稼動することができる。
図2は本発明の他の実施形態を示したブロック図であ
る。図1の実施形態では、突入電流防止回路3は一対の
入力に対して内部で分流されて複数対の出力が設けられ
ていたが、図2の実施形態では突入電流防止回路3は一
対の出力を有し、その出力を複数に分流するようにした
ものである。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、分電盤
に突入電流防止回路を備えているので、分電盤に接続さ
れている電気装置の台数を減らす必要がなく、電源設備
の定格負荷電流を従来のように一部ではなく全部を利用
することができる。さらに各電気装置の突入電流特性を
考慮することなく各電気装置と分電盤とを接続すること
ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による分電盤のブロック
図である。
【図2】 本発明の他の実施形態による分電盤のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1…電源設備、2…分電盤、3…突入電流防止回路、4
…メインNFB、5…個別NFB、6…電気装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源設備から供給された電流を複数の電
    気装置に分配する分電盤において、 電源設備の電源投入によって発生する突入電流を抑制す
    る突入電流防止回路を備えていることを特徴とする分電
    盤。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 突入電流防止回路は、入力端子および出力端子がそれぞ
    れ遮断器に接続されていることを特徴とする分電盤。
JP7223100A 1995-08-31 1995-08-31 分電盤 Pending JPH0970110A (ja)

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JP7223100A JPH0970110A (ja) 1995-08-31 1995-08-31 分電盤

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JP7223100A JPH0970110A (ja) 1995-08-31 1995-08-31 分電盤

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JPH0970110A true JPH0970110A (ja) 1997-03-11

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ID=16792834

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JP7223100A Pending JPH0970110A (ja) 1995-08-31 1995-08-31 分電盤

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01152922A (ja) * 1987-12-08 1989-06-15 Meidensha Corp 限流回路

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01152922A (ja) * 1987-12-08 1989-06-15 Meidensha Corp 限流回路

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