JPH0968341A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH0968341A
JPH0968341A JP7224294A JP22429495A JPH0968341A JP H0968341 A JPH0968341 A JP H0968341A JP 7224294 A JP7224294 A JP 7224294A JP 22429495 A JP22429495 A JP 22429495A JP H0968341 A JPH0968341 A JP H0968341A
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JP
Japan
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temperature
frequency
compressor
compressor motor
value
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Application number
JP7224294A
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English (en)
Inventor
Masao Isshiki
正男 一色
Morio Hirahara
茂利夫 平原
Tetsuji Yamashita
哲司 山下
Yasuhiro Kageyama
靖洋 影山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】偏差の変動に係わらず、常にコンプレッサの運
転を遮断させることなくコンプレッサモータの回転制御
を行なう。 【解決手段】室内設定温度Tsc(t)と室内検出温度
Ta(t)とから求められた偏差データE(t)が所定
値E1 以下か否かを判断する強制周波数設定部30の図
4に示すステップS4の処理と、この処理により偏差デ
ータE(t)が所定値E1 以下と判断された場合、コン
プレッサモータ5に供給される交流出力の周波数を、コ
ンプレッサモータ5の回転を停止させない値に強制的に
設定する強制周波数設定部30の図4に示すステップS
5の処理とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インバータ回路に
対して周波数制御テーブルに基づく周波数制御を行なう
ことによりコンプレッサモータの回転数を制御する空気
調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の運転では、室内温度の調整
は、利用者が設定した温度Tsc(t;tはある時刻)
と現在の室温Ta(t)との偏差(E(t)=Tsc
(t)−Ta(t))に応じてインバータ回路に対する
周波数(インバータ周波数)、すなわちコンプレッサモ
ータの回転周波数Hzを制御して行なっている。例え
ば、上記偏差E(t)が大きい場合には、回転周波数H
zを大きくしてできるだけ早く室温が設定温度に到達す
るように制御が行なわれ、また、上記偏差E(t)が小
さい場合には、回転周波数Hzを小さくする制御が行な
われる。
【0003】ところで、上記インバータ周波数制御にお
いては、常に偏差E(t)に応じて同周波数制御を行な
っているため、上記偏差E(t)がゼロ(E(t)=T
sc(t)−Ta(t)=0)になった状態で、さらに
回転周波数Hzを小さくしたい場合では、コンプレッサ
を駆動停止、言い換えればコンプレッサモータの回転周
波数Hzをゼロにしてコンプレッサの運転を遮断してい
た(サーモオフ)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】必要に応じてコンプレ
ッサモータの回転周波数Hzをゼロにしてコンプレッサ
の運転を遮断する、いわゆるサーモオフを行なうこと
は、例えば暖房運転の場合では熱交換器の熱交換温度T
c(t)を下げることになり、この熱交換温度Tc
(t)が下がることから室温Ta(t)も大きく下がっ
てしまった。つまり、サーモオフを行なうことにより大
きな室温変動を招いてしまい、その結果室内が寒く感じ
る等、空気調和機利用者にとって不快であった。
【0005】また、冷房運転の場合では、サーモオフに
よりコンプレッサの運転を遮断すると急激に室温が上昇
し、その結果室内が蒸し暑く感じる等、空気調和機利用
者にとって不快であった。
【0006】本発明は上述したような事情に鑑みてなさ
れたもので、偏差の変動に係わらず、常にコンプレッサ
の運転を遮断させることなくコンプレッサモータの回転
制御を行なうことにより、空気調和機の利用者に常に快
適な冷暖房空間を提供することをその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明では、偏差データE(t)がある値以下まで減少
してサーモオフする可能性がある場合には、偏差データ
E(t)の状態(すなわち室内温度・設定温度に関係な
く、強制的にコンプレッサモータの回転周波数を所定値
に設定する手段を設けることにより、上記サーモオフの
発生による諸問題を解消することである。
【0008】すなわち、請求項1に記載した空気調和機
では、室内ユニットに設けられる室内熱交換器、室外ユ
ニットに設けられるコンプレッサ、室外熱交換器、膨張
弁を接続した冷凍サイクルと、少なくとも室内設定温度
と室内検出温度とから求められた偏差データE(t)に
応じて、コンプレッサモータに供給される交流出力の周
波数を周波数制御テーブルに基づいて可変制御して同コ
ンプレッサモータの回転数を制御するインバータ回路と
を備えた空気調和機において、前記偏差データE(t)
が所定値E1 以下か否かを判断する判断手段と、この判
断手段により前記偏差データE(t)が前記所定値E1
以下と判断された場合、前記コンプレッサモータに供給
される交流出力の周波数を、前記コンプレッサモータの
回転を停止させない値に強制的に設定する強制設定手段
とを備えている。
【0009】特に、請求項2に記載した空気調和機によ
れば、前記強制設定手段は、前記室内熱交換器の熱交換
温度を検出する熱交センサと、前記コンプレッサモータ
に供給される交流出力の周波数を、前記熱交センサによ
り検出された熱交換温度が暖房運転では所定温度以上と
なる値に、冷房運転では所定温度以下となる値に強制的
に設定している。
【0010】さらに、請求項3に記載した空気調和機に
よれば、前記強制設定手段は、前記室内熱交換器を通し
て送られる吹出風の温度を検出する吹出風センサと、前
記コンプレッサモータに供給される交流出力の周波数
を、前記吹出風センサにより検出される温度が暖房運転
では所定温度となる値に、冷房運転では所定温度以下と
なる値に強制的に設定する温度制御手段とを備えてい
る。
【0011】さらにまた、請求項4に記載した空気調和
機によれば、前記強制設定手段は、前記室外熱交換器の
熱交換温度を検出する第1の温度センサと、前記室外熱
交換器から前記コンプレッサへ送られる冷媒の温度を検
出する第2の温度センサと、前記第1及び第2の温度セ
ンサにより検出された冷媒温度と熱交換温度との差の目
標値が所定値より高くなるように膨張弁の開度を調整す
る開度調整手段とを備えている。
【0012】本発明の構成によれば、判断手段により偏
差データE(t)が所定値E1 以下か否かが判断され、
その判断の結果偏差データE(t)が前記所定値E1 以
下と判断された場合、強制設定手段により前記コンプレ
ッサモータに供給される交流出力の周波数が前記コンプ
レッサモータの回転を停止させない値に強制的に設定さ
れるため、偏差データが所定値E1 を越えて減少した場
合でもコンプレッサ(コンプレッサモータ)がサーモオ
フすることがなくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、添付図面を参照して説明する。
【0014】(第1実施形態)図1は、本実施形態にお
ける空気調和機の構成を示す概略ブロック図である。図
1に示すように、空気調和機は、室内ユニットに室内熱
交換器8と、送風機8aが設けられ、室外ユニットに圧
縮機(コンプレッサ)6、四方弁7、室外熱交換器1
0、送風機10aが設けられている。そして、コンプレ
ッサ6への電源供給のために室外ユニットにコンバータ
回路2、平滑コンデンサ3、インバータ回路4が設けら
れている。
【0015】図1において、交流電源1からの交流電力
は、コンバータ回路2で直流電力に変換され、次いでコ
ンデンサ3で平滑化された後、インバータ回路4で再度
交流電力に変換されてコンプレッサモータ5に供給され
る。
【0016】コンプレッサ6は、コンプレッサモータ5
から供給される交流電力により回転駆動されるようにな
っており、その吐出側から吐出される冷媒は、暖房モー
ドであれば、まず、四方弁7を介して室内熱交換器8に
送られ、ここで熱交換される。熱交換された冷媒は、膨
張弁9を通って室外熱交換器10へ送られ、ここで再び
熱交換された後、四方弁7を介してコンプレッサ6の吸
入側へ循環されるようになっている。
【0017】インバータ回路4に対する周波数制御は、
MCU(マルチコントロールユニット)に備えられる周
波数制御部により行なわれるようになっている。この周
波数制御部は、インバータ周波数決定部15、状態空間
分割部16、最適制御規則テーブル部17により構成さ
れている。
【0018】状態空間分割部16には、室温設定器であ
るリモコン20及び室内温度を検出する室温センサ21
が接続され、状態空間分割部16の出力は、最適制御規
則テーブル部17が接続されたインバータ周波数決定部
15に接続され、このインバータ周波数決定部15の出
力は、インバータ回路4に接続されている。図1に示す
空気調和機では、室内検出温度Taを制御量とし、圧縮
機(コンプレッサ)の周波数Hzを操作量としている。
そして、そのコンプレッサ周波数Hzより室内検出温度
Taが設定温度Tsになるように制御するものである。
【0019】図1では、ある時刻tにおいてリモコン2
0で設定された室内設定温度Tsc(t)及び一定時間
毎に室温センサ21から送られる室内検出温度Taにお
ける時刻tでの検出温度Ta(t)に基づいて偏差デー
タE(t)及びその偏差データE(t)の変化率ΔE
(t)をそれぞれ、
【数1】
【数2】 と定義する(但し、δはサンプリングタイムである)。
【0020】状態空間分割部16は、E(t)を例えば
室温センサ21の検出分解能に基づく一定の制御幅
(0.5℃)で量子化し、次のような状態空間に分類し
て時刻tにおける環境状態を定義する。
【0021】
【数3】
【0022】さらに、状態空間分割部16は、ΔE′
(t)を所定の制御幅(0.5℃)で量子化し、次のよ
うな状態空間に分類して時刻tにおける環境状態を定義
する。
【数4】
【0023】最適化制御規則テーブル部17は、例えば
ROM等のメモリを有し、周波数制御テーブル最適化装
置18により電子計算され最適化された最適数制御規則
テーブルを記憶するようになっている。
【0024】インバータ周波数決定部15は、式(3)
及び式(4)により定義された環境状態を入力値として
最適化制御規則テーブル部17に記憶された最適数制御
規則テーブルに応じて周波数の変化データを求め、この
周波数の変化データ及び前回供給された周波数に基づい
て、通常状態での次にインバータ回路4に供給される交
流出力の周波数Hznを決定するようになっている。
【0025】すなわち、インバータ周波数決定部15
は、図2に示すように、{E′(t),ΔE′(t)}
の2次元の制御規則テーブル(その要素は各々の環境状
態に対応した操作変化量ΔHz(E′(t),ΔE′
(t)))から時刻(t+δ)における操作量Hz(t
+δ)を求める。すなわち、時刻(t+δ)における操
作量Hz(t+δ)は、
【数5】 で与えられる。この制御規則テーブルは、制御性、省エ
ネ性、圧縮機信頼性、制御規則テーブルの滑らかさ等を
考慮した評価関数を具備する周波数制御テーブル最適化
装置18により予め設計されて最適化制御規則テーブル
部17に記憶されている。
【0026】周波数制御テーブル最適化装置18は、図
3にその構成を詳細に示すように、インバータ周波数−
室内温度系設定部24、数式モデル部25、数式モデル
代入部26、評価関数による評価部27、遺伝的アルゴ
リズム適用部28、評価用制御規則テーブル部29から
構成されている。
【0027】インバータ周波数−室内温度系設定部24
は、圧縮機の運転周波数域で複数の異なる周波数で個々
に運転した時の室内温度の変化具合を系統的に示す数値
(群)を出力する。
【0028】数式モデル部25は、圧縮機周波数−室内
温度系設定部24からの入力値によりインバータ周波数
と室内温度の相対関係を数式に変換する。なお、この数
式モデル部25は、インバータ周波数−室内温度系のシ
ステムを例えば線形モデルと仮定して、M系列信号を入
力して最小二乗法にこのシステムを同定している(例え
ば、中溝高好:信号解析とシステム同定、コロナ社、1
988参照)。
【0029】数式モデル代入部26は、数式モデル部2
5で変換された数式に評価用制御規則テーブル部29で
設定されているテーブルの操作量を代入する。
【0030】評価関数による評価部27は、数式モデル
代入部26の出力を評価関数により評価する。
【0031】すなわち、評価部27は、3種類の因子を
考慮して評価関数を設定している。まず、制御性は、
「速く設定温度に到達し、且つハンチングを生じないも
のがよい」という考えから評価関数J1 を
【数6】 のように定義、設定する。
【0032】次に、空気調和機の場合では、コンプレッ
サがその消費電力の大半を占めているので、省エネ性を
考慮し、評価関数J2 を
【数7】 と定義、設定する。
【0033】また、コンプレッサ6の周波数変動が小さ
いものほど、その信頼性及びユーザー快適感が向上する
ので、評価関数J3 を
【数8】 と定義、設定する。
【0034】さらに、周波数制御テーブルの滑らかさを
考慮して、評価関数J4 を
【数9】 のように定義する。但し、m,nは制御規則テーブル
(周波数制御テーブル)の大きさを示している。
【0035】最後に、これらの評価関数J1 〜J4 を
【数10】 のように4つの評価関数を1つに統合して使用する。但
し、w1 〜w4 は正の重み係数である 遺伝的アルゴリズム適用部28は、評価部27の出力に
基づき評価関数の計算結果が最小になるように遺伝的ア
ルゴリズムを用いて新しい評価用制御規則テーブルを生
成する。
【0036】評価用制御規則テーブル部29は、遺伝的
アルゴリズム適用部28の出力に基づいてテーブルを作
成する。
【0037】このように構成する周波数制御テーブル最
適化装置18の動作を説明する。まず、最初は、遺伝的
アルゴリズム適用部28の出力により評価用制御規則テ
ーブル部29のテーブルの各操作量がランダムに設定さ
れる。設定されたテーブルの操作量が数式モデル代入部
25に入力され、数式に代入される。
【0038】そして、数式に代入された結果が評価部2
7へ送られ評価関数に基づいて計算される。評価関数の
計算結果が遺伝的アルゴリズム適用部28に戻されて、
これに基づいて遺伝的アルゴリズム28は新しい制御規
則テーブルをアレンジして再設定していく。
【0039】このようなサイクルでシミュレートしてい
き、評価関数の計算結果が最小になるテーブルが最適制
御規則テーブル部17に出力される。
【0040】以下、遺伝的アルゴリズムについて詳述す
る。
【0041】遺伝的アルゴリズム適用部28(特開平7
−160663中の図3に示すフローチャート参照)
は、まず事象のモデル化を行なうが、この事象のモデル
化では、遺伝子として回路内部の記号列を使用し、各記
号列にどのような数字、文字を割り当てるかを決定す
る。本実施例の場合には、制御規則テーブルそのものを
割り当てる。
【0042】そして、事象のモデル化で決定された遺伝
子型に基づき、多数の集団を作り出し、交叉を行なう
が、これは遺伝子集団の中から特定の遺伝子対を選び、
その特定部位の入れ替えを行なって新たな個体を作り出
す。そして、遺伝子の特定部位をある確率で変化させる
という突然変異を行ない、続いて個体(テーブル)の評
価を行なう。すなわち、評価部27により設定された評
価関数J=w1 J1 +w2 J2 +w3 J3 +w4 J4 を
読み込み、この評価関数Jに基づいて記号列から実際の
対象への対応づけを行なう。この評価関数Jが実世界と
記号列を結び付ける最も重要な役割を果たす。そして、
評価関数Jの値に従い、後の世代に生き残れる個体(テ
ーブル)を選択するという淘汰を行なう。
【0043】以上の過程を終了条件まで繰り返すことに
より、遺伝子集団(制御規則テーブルA)のパフォーマ
ンスを向上させ、その集団の中で評価関数Jの値が最も
高いもの(テーブル)を最適な組み合わせに対する解、
すなわち最適制御規則テーブルが作成される。
【0044】上述したように、周波数制御テーブル最適
化装置18は、制御規則テーブルを遺伝子としてコーテ
ィングし、上述した数式モデルに対して、式(9)の評
価関数を最小にするように構成された遺伝的アルゴリズ
ムに基づいて制御シミュレーションを行なうことによ
り、最適制御規則テーブルを作成するようになってい
る。
【0045】なお、上述した周波数制御テーブル最適化
装置18は、データ処理にあたり多量のデータを取り扱
うため、空気調和機の制御装置に搭載するには、制御容
量を多くとり過ぎることから制御装置には搭載せず、予
め電子計算処理装置によりシミュレートして最終的に得
られた最適制御規則テーブルのデータのみを用いること
が、空気調和機の小型化、コスト低減化からみて好まし
い。
【0046】一方、本構成の空気調和機は、強制周波数
設定部30を有している。この強制周波数設定部30
は、所定の温度データE1 (例えば「0」近傍の値)及
びコンプレッサモータの所定回転周波数(例えばコンプ
レッサモータ5の最小の回転周波数Hz(min))を
予め記憶した内部メモリ,CPU等を備え、状態空間分
割部16から送られるE(t)の値が前記所定の温度デ
ータE1 以下になった場合に、インバータ周波数決定部
15から送られる周波数Hznを強制的にHz(mi
n)に設定してインバータ回路4に送るように構成され
ている。
【0047】次に本実施形態の全体動作について説明す
る。
【0048】図4は、本実施形態におけるインバータ回
路4に対する周波数制御の全体処理を示す概略フローチ
ャートである。
【0049】図4によれば、空気調和機を運転状態に
し、室温センサ21から所定の温度Tsc(t)を設定
すると、この設定温度Tsc(t)は、状態空間分割部
16及に入力される(ステップS1)。一方、空気調和
機が設置された部屋の室温は、室温センサ21によりサ
ンプリングタイムδで検出されている。すなわち、ある
時刻tに検出された室温Ta(t)及びその時刻tから
サンプリングタイムδ前に検出された室温Ta(t−
δ)は、共に状態分割空間部16に入力される(ステッ
プS2)。
【0050】インバータ周波数決定部15は、状態空間
分割部16から送られたE(t)及びΔE(t)の値に
より、最適制御規則テーブル部29に記憶された最適制
御規則テーブルの各欄を参照して周波数データを読み出
し、この周波数データに基づいてインバータ周波数の変
化データdHzを求める。そして、その変化データdH
zに基づいて今回のコンプレッサ6(コンプレッサモー
タ5)回転周波数Hznを下式
【数11】 Hzn=Hz0 +dHz ……(11) により決定し、その値Hznを強制周波数設定部30に
送る(ステップS3)。
【0051】強制周波数設定部30は、送られた周波数
値Hznを内部メモリに保持するとともに、状態空間分
割部16から送られるE(t)が内部メモリに保持され
た値E1 以下(E(t)≦E1 )か否かを判断する(ス
テップS4)。
【0052】このステップS4の判断の結果、YES
(E(t)≦E1 )の場合には、強制周波数設定部30
は、送られた回転周波数Hznではなく、内部メモリに
保持された最小周波数値Hz(min)に設定し、この
周波数Hz(min)をインバータ回路4に送る(ステ
ップS5)。
【0053】一方、ステップS5の判断の結果、NO
(E(t)>E1 )の場合には、強制周波数設定部30
は、送られた回転周波数Hznをインバータ回路4へ回
転周波数Hznを送る(ステップS6)。
【0054】インバータ回路4は、送られた最小周波数
Hz(min)、あるいは周波数Hznに基づいて交流
出力を供給し、コンプレッサモータ5を回転させてコン
プレッサ6を駆動させる(ステップS7)。
【0055】すなわち、本実施形態によれば、偏差デー
タE(t)が所定の温度データE1以下であった場合、
つまり、偏差データE(t)が「0」に近い場合には、
サーモオフを回避するために、偏差データE(t)に関
係なく強制的に最小の周波数Hz(min)によりコン
プレッサモータ5を回転駆動させることができる。この
結果、サーモオフに伴う室温変動を解消し、快適な冷暖
房空間を空調利用者に提供することができる。
【0056】なお、第1実施形態において、偏差データ
E(t)が所定の温度データE1 以下であった場合のイ
ンバータ回路4の周波数をHz(min)としたが、本
発明はこれに限定されるものではなく、Hz(min)
以上のある範囲内の値であってもよい。
【0057】(第2実施形態)図5に本発明の第2実施
形態を示す。本実施形態では、室内熱交換器8に熱交換
温度Tcを検出する温度センサ11が取り付けられてい
る。この温度センサ11の出力は、常時強制周波数設定
部30のCPUに送られるようになっている。
【0058】強制周波数設定部30は、その内部メモリ
に第1実施形態の最小周波数Hz(min)の代わり
に、熱交換器8の熱交換機能が劣化せず室内温度の低下
の少ない熱交換温度Tcの最低温度Tc1 及び熱交換温
度Tcとコンプレッサ6(コンプレッサモータ5)の回
転周波数値Hznとの関係を表すデータをそれぞれ記憶
している。なお、この他は第1実施形態の構成と略同一
であるため、その説明は省略する。
【0059】次に本実施形態の全体動作について説明す
る。
【0060】本実施形態の全体動作は、図4のステップ
S4までは第1実施形態と同様であり、その説明は省略
する。
【0061】図4のステップS4の判断の結果YES
(E(t)≦E1 )の場合には、強制周波数設定部30
は、図6に示すように、温度センサ11から送られる熱
交換温度Tcを読み込み(ステップS20)、この熱交
換温度Tcを最低熱交換温度Tc1 にするためのコンプ
レッサモータ回転周波数Hzaを内部メモリに記憶され
たデータから求める(ステップS21)。そして、強制
周波数設定部30は、送られたHznではなく、検出さ
れた熱交換温度Tcに基づいて求められた周波数Hza
をコンプレッサモータ回転周波数としてインバータ回路
4に送る(ステップS22)。
【0062】インバータ回路4は、送られた周波数Hz
aに基づいて交流出力を供給し、コンプレッサモータ5
を回転させてコンプレッサ6を駆動させる(ステップS
23)。
【0063】すなわち、本実施形態によれば、偏差デー
タE(t)が所定の温度データE1以下であった場合、
つまり、偏差データE(t)が「0」に近い場合には、
室内熱交換器10の熱交換機能が維持できるような温度
Tc1 に対応するコンプレッサモータ回転周波数Hza
により強制的にコンプレッサモータ5を回転駆動させる
ことができる。したがって、サーモオフを回避してその
サーモオフに伴う熱交換温度Tcの急激な減少(急激な
室温変動の原因の一つ)を防止することができ、快適な
冷暖房空間を空調利用者に提供することができる。
【0064】なお、本実施形態において、偏差データE
(t)が所定の温度データE1 以下であった場合、イン
バータ回路4の周波数を、熱交換温度Tcを最低熱交換
温度Tc1 にするための周波数Hzaとしたが、本発明
はこれに限定されるものではなく、例えば、Tc1 ≦T
c≦Tc2 (Tc2 =Tc1 +所定温度)を満足するH
za以上の値であってもよい。
【0065】また、最低熱交換温度Tc1 をリモコンで
設定される設定温度Tsとしても良い。あるいは、暖房
時はTc1 を設定温度Tsに所定値を加えた温度とし、
冷房時にはTc1 を設定温度Tsから所定値を減じた温
度として、設定温度に応じて変動するようにしても良
い。
【0066】(第3実施形態)図7に本発明の第3実施
形態を示す。本実施形態では、送風機8aにより室内熱
交換器8を通過して吹き出される吹出風の温度Tcdを
検出する温度センサ12が室内ユニットの所定位置に取
り付けられている。この温度センサ12の出力は、常時
強制周波数設定部30に送られるようになっている。
【0067】強制周波数設定部30は、内部メモリに吹
出風の所定温度Tcd1 及び吹出風温度Tcdとコンプ
レッサ6(コンプレッサモータ5)の回転周波数値Hz
nとの関係を表すデータをそれぞれ記憶している。
【0068】次に本実施形態の全体動作について説明す
る。
【0069】本実施形態の全体動作は、図4のステップ
S4までは第1実施形態と同様であり、その説明は省略
する。
【0070】図4のステップS4の判断の結果YES
(E(t)≦E1 )の場合には、強制周波数設定部30
は、図8に示すように、温度センサ12から送られる吹
出風温度Tcdを読み込み(ステップS100)、この
吹出風温度Tcdを所定の温度Tcd1 にするためのコ
ンプレッサモータ回転周波数Hzbを内部メモリに記憶
されたデータから求める(ステップS101)。そし
て、強制周波数設定部30は、送られたHznではな
く、求められた周波数Hzbをコンプレッサモータ回転
周波数としてインバータ回路4に送る(ステップS10
2)。
【0071】インバータ回路4は、送られた周波数Hz
bに基づいて交流出力を供給し、コンプレッサモータ5
を回転させてコンプレッサ6を駆動させる(ステップS
103)。
【0072】すなわち、本実施形態によれば、偏差デー
タE(t)が所定の温度データE1以下であった場合、
つまり、偏差データE(t)が「0」に近い場合には所
定の吹出風温度Tcd1 に対応するコンプレッサモータ
回転周波数Hzbにより強制的にコンプレッサモータ5
を回転駆動させることができる。この結果、サーモオフ
を回避してそのサーモオフに伴う吹出風温度Tcdの急
激な減少(室温変動の原因の一つ)を解消して快適な冷
暖房空間を空調利用者に提供することができる。
【0073】(第4実施形態)図9に本発明の第4実施
形態を示す。本実施形態では、第2実施形態と同様に、
室内熱交換器8に熱交換(凝縮)温度Tcを検出する温
度センサ11が取り付けられており、さらに、室外熱交
換器10に熱交換(蒸発)温度Teを検出する温度セン
サ31が取り付けられている。これらの温度センサ1
1,31の出力は、常時強制周波数設定部30に送られ
るようになっている。
【0074】また、本実施形態では、熱交換器10から
コンプレッサ6へ送られる冷媒(ガス)の温度Tsdを
検出する温度センサ32が取り付けられている。この温
度センサ32の出力は、常時強制周波数設定部30に送
られるようになっている。
【0075】さらに本実施形態における膨張弁は、暖房
時にはコンプレッサ6の冷媒ガス(吸込)温度Tsdと
室外熱交換器10の熱交換温度Teとの差(SH(t)
=|Tsd−Te|;スーパーヒート量),冷房時には
冷媒ガス温度Tsdと室内熱交換器8の熱交換温度Tc
との差(SH′(t)=|Tsd−Tc|)が目標値S
H1 になるようにその弁(絞り部)の開度(絞り度)を
自動的に調整する電磁膨張弁13で構成されている。こ
の電磁膨張弁13の開度制御は、強制周波数設定部30
により行なわれる。
【0076】強制周波数設定部30は、その内部メモリ
に室内熱交換器8の熱交換機能が低下しない熱交換温度
Tcの最低温度Tc1 ,及び熱交換温度Tcとコンプレ
ッサ6(コンプレッサモータ5)の回転周波数値Hzn
との関係を表すデータをそれぞれ記憶している。
【0077】次に本実施形態の全体動作について説明す
る。
【0078】本実施形態の全体動作は、図4のステップ
S4までは第1実施形態と同様であり、その説明は省略
する。
【0079】図4のステップS4の判断の結果YES
(E(t)≦E1 )の場合には、強制周波数設定部30
は、図10に示すように、温度センサ11から送られる
熱交換温度Tcを読み込み(ステップS150)、この
熱交換温度Tcを最低熱交換温度Tc1 近傍の値にする
ためのコンプレッサモータ回転周波数Hzcを内部メモ
リに記憶されたデータから求める(ステップS15
1)。さらに、強制周波数設定部30は、暖房時には温
度センサ31から送られる熱交換温度Te及び温度セン
サ32から送られる冷媒ガス温度Tsdに基づいてSH
(t)を演算し、また冷房時には温度センサ11から送
られる熱交間温度Tc及び温度センサ32から送られる
冷媒ガス温度Tsdに基づいてSH(t)を演算し(ス
テップS152)、内部メモリに保持された目標値SH
1 とSH(t)とを比較して電磁膨張弁13の開度を設
定する処理を行なっている(ステップS153)。
【0080】続いて強制周波数設定部30は、送られた
Hznではなく、求められた周波数Hzcをコンプレッ
サモータ回転周波数としてインバータ回路4に送る(ス
テップS154)。
【0081】インバータ回路4は、送られた周波数Hz
cに基づいて交流出力を供給し、コンプレッサモータ5
を回転させてコンプレッサ6を駆動させる(ステップS
155)。
【0082】続いて、強制周波数設定回路30は、電磁
膨張弁13の開度の目標値SH1 をSH2 (SH1 <S
H2 )に設定する(ステップS156)。このとき、電
磁膨張弁13は、その設定変更に合わせて自動的に所定
量絞る(ステップS157)。この電磁膨張弁13の開
度減少(絞り増加)により熱交換器10の熱交換温度T
eが下降し、吸熱作用が上昇するため、SH(t)は、
実際のSH(t)ではなく、サンプリングタイムδ前の
SH(t−δ)(通常の開度)に基づき
【数12】 に強制的に設定される。ただし、αは、電磁膨張弁13
の所定量の開度変化により上昇するスーパーヒート量を
示している。
【0083】すなわち、本実施形態によれば、偏差デー
タE(t)が所定の温度データE1以下であった場合、
つまり、偏差データE(t)が「0」に近い場合には、
熱交換機能が維持できるような温度Tc1 に対応するコ
ンプレッサモータ回転周波数Hzcにより強制的にコン
プレッサモータ5を回転駆動させることができる。この
結果、サーモオフを回避してそのサーモオフに伴う熱交
換温度Tcの急激な減少を防止し、快適な冷暖房空間を
空調利用者に提供することができる。
【0084】また、このとき、電磁膨張弁13の開度調
整により、SH(t)を実際のSH(t)ではなくSH
(t)′=SH(t−δ)+αに強制的に設定するた
め、上記偏差データE(t)の変化に係わらずスーパー
ヒート量SH(t)を安定に維持することができ、快適
な冷暖房空間を空調利用者に提供することができる。
【0085】なお、第4実施形態では、熱交換温度とス
ーパーヒート量SH(t)の制御を行なっているが、吹
出風温度及びスーパーヒート量SH(t)の制御を実施
してもよい。
【0086】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る空気調和
機によれば、偏差データE(t)が所定値E1 以下か否
かが判断され、その判断の結果偏差データE(t)が前
記所定値E1 以下と判断された場合に前記コンプレッサ
モータに供給される交流出力の周波数がコンプレッサモ
ータを停止させない値(例えば、コンプレッサモータの
最小回転周波数や室内熱交換器の熱交換温度が所定温度
以上となるような周波数等)に強制的に設定されるた
め、偏差の変動(室温変動等)に係わらず、常にコンプ
レッサモータの運転状態を保つため、サーモオフに伴う
室温変動を解消し、空気調和機の利用者に常に快適な冷
暖房空間を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係わる空気調和機の構
成を示す概略ブロック図。
【図2】制御規則テーブルの一例を示す図。
【図3】周波数制御テーブル最適化装置の概略構成を示
すブロック図。
【図4】第1実施形態における全体動作を説明する概略
フローチャート。
【図5】本発明の第2実施形態に係わる空気調和機の構
成を示す概略ブロック図。
【図6】第2実施形態における全体動作を説明する概略
フローチャート。
【図7】本発明の第3実施形態に係わる空気調和機の構
成を示す概略ブロック図。
【図8】第3実施形態における全体動作を説明する概略
フローチャート。
【図9】本発明の第4実施形態に係わる空気調和機の構
成を示す概略ブロック図。
【図10】第4実施形態における全体動作を説明する概
略フローチャート。
【符号の説明】
5 コンプレッサモータ 6 コンプレッサ 8 室内熱交換器 8a 送風機 10 室外熱交換器 10a 送風機 11 温度センサ 12 温度センサ 13 膨張弁 15 インバータ周波数決定部 16 状態空間分割部 17 最適制御規則テーブル部 18 周波数制御テーブル最適化装置 20 リモコン(室温設定器) 21 室温センサ 24 インバータ周波数−室温温度系設定部 25 数式モデル部 26 数式モデル代入部 27 評価部 28 遺伝的アルゴリズム適用部 29 評価用制御規則テーブル部 30 強制周波数設定部 31 温度センサ 32 温度センサ
フロントページの続き (72)発明者 影山 靖洋 静岡県富士市蓼原336番地 株式会社東芝 富士工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内ユニットに設けられる室内熱交換
    器、室外ユニットに設けられるコンプレッサ、室外熱交
    換器、膨張弁を接続した冷凍サイクルと、少なくとも室
    内設定温度と室内検出温度とから求められた偏差データ
    E(t)に応じて、コンプレッサモータに供給される交
    流出力の周波数を周波数制御テーブルに基づいて可変制
    御して同コンプレッサモータの回転数を制御するインバ
    ータ回路とを備えた空気調和機において、 前記偏差データE(t)が所定値E1 以下か否かを判断
    する判断手段と、この判断手段により前記偏差データE
    (t)が前記所定値E1 以下と判断された場合、前記コ
    ンプレッサモータに供給される交流出力の周波数を、前
    記コンプレッサモータの回転を停止させない値に強制的
    に設定する強制設定手段とを備えたことを特徴とする空
    気調和機。
  2. 【請求項2】 前記強制設定手段は、前記室内熱交換器
    の熱交換温度を検出する熱交センサと、前記コンプレッ
    サモータに供給される交流出力の周波数を、前記熱交セ
    ンサにより検出された熱交換温度が暖房運転では所定温
    度以上となる値に、冷房運転では所定温度以下となる値
    に強制的に設定する温度制御手段とを備えた請求項1記
    載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記強制設定手段は、前記室内熱交換器
    を通して送られる吹出風の温度を検出する吹出風センサ
    と、前記コンプレッサモータに供給される交流出力の周
    波数を、前記吹出風センサにより検出される温度が暖房
    運転では所定温度以上となる値に、冷房運転では所定温
    度以下となる値に強制的に設定する温度制御手段とを備
    えた請求項1記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記強制設定手段は、前記室外熱交換器
    の熱交換温度を検出する第1の温度センサと、前記室外
    熱交換器から前記コンプレッサへ送られる冷媒の温度を
    検出する第2の温度センサと、前記第1及び第2の温度
    センサにより検出された冷媒温度と熱交換温度との差の
    目標値が所定値より高くなるように膨張弁の開度を調整
    する開度調整手段とを備えた請求項2または3記載の空
    気調和機。
JP7224294A 1995-08-31 1995-08-31 空気調和機 Pending JPH0968341A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010249452A (ja) * 2009-04-17 2010-11-04 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置
JP2014219153A (ja) * 2013-05-08 2014-11-20 三菱電機株式会社 換気空調装置
JP2015055442A (ja) * 2013-09-13 2015-03-23 パナソニック株式会社 空気調和機

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