JPH096831A - 半導体回路用パタンレイアウト生成方法および生成装置 - Google Patents
半導体回路用パタンレイアウト生成方法および生成装置Info
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- JPH096831A JPH096831A JP15906095A JP15906095A JPH096831A JP H096831 A JPH096831 A JP H096831A JP 15906095 A JP15906095 A JP 15906095A JP 15906095 A JP15906095 A JP 15906095A JP H096831 A JPH096831 A JP H096831A
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Landscapes
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
ート寸法が許容範囲内となるように加工できる半導体回
路用パタンレイアウトの生成を可能にする。 【構成】 回路図入力部102に回路図101を入力
し、トランジスタの配置部103でトランジスタの配置
を行ったレイアウトを作成する。配線部104でトラン
ジスタの仮配線を行ったレイアウトを作成し、ゲートの
主要部のセグメント作成部105でゲート配線を表すセ
グメントを作成した後、ゲートの主要部を表すセグメン
トを作成する。形状シミュレータによるゲート寸法の計
算部106でゲートの主要部を表すセグメントに対して
各ゲート寸法の設計値からのずれを計算し、そのずれを
補償するための寸法補償値を作成し、これに基づいてゲ
ートパタン発生部107でゲートパタンを生成した後、
最終配線部108で最終配線を行い、パタンレイアウト
出力部109からマスクデータ110として出力する。
Description
路用パタンレイアウト生成方法および生成装置に関する
ものである。
その加工ルールは転写する光の波長に迫りつつある。そ
れに伴い光近接効果による設計寸法と加工寸法の差は無
視できなくなってきた。そのため、従来の光近接効果を
考慮しないでレイアウト面積の縮小を目的として図形パ
タンを単純にはめ込んでいく半導体回路のパタンレイア
ウト生成方法では、設計上の性能を実現することが困難
になってきている。
半導体回路のパタンレイアウト生成方法の一例について
説明する。図14は従来の半導体回路用パタンレイアウ
ト生成方法のフローを示す図である。まず、設計回路図
1201からトランジスタ部のパタンとその結線情報に
対応した配置図1202を生成する。次に、配置面積が
縮小されるようにトランジスタパタンを縮退させた配置
図1203を生成する。最後に、所定のデザインルール
に従って配線を行なったレイアウト図1204を生成す
る。
うな従来のパタンレイアウト生成方法では、ゲートの配
置状態においては密なものと疎なものが混在してくる。
そのため、転写されたパターンにおいては近接効果によ
り、ゲート幅やゲート長において設計寸法と加工寸法の
差が許容範囲を超えるものが発生する。
考慮し、ゲート幅やゲート長のゲート寸法が許容範囲内
となるように加工できるパタンレイアウトの生成を可能
にする半導体回路用パタンレイアウト生成方法および生
成装置を提供することを目的とする。
パタンレイアウト生成方法は、設計データとして取り込
んだ複数のトランジスタを含む回路図から各トランジス
タの配置場所を決定した後、形状シミュレーションによ
り製造工程におけるゲート寸法を予測し、この予測寸法
と設計寸法との差を補償してゲートパタンを生成するこ
とを特徴とする。
生成方法は、設計データとして取り込んだ複数のトラン
ジスタを含む回路図から各トランジスタの配置場所を決
定した後、形状シミュレーションにより製造工程におけ
るゲート寸法を予測し、この予測寸法と設計寸法との差
を補償する波形エッジを有するゲートパタンを生成する
ことを特徴とする。
生成方法は、設計データとして取り込んだ複数のトラン
ジスタを含む回路図から各トランジスタの配置場所を決
定した後、形状シミュレーションにより製造工程におけ
るゲート寸法を予測し、この予測寸法と設計寸法との差
を補償する補助パタンを付加してゲートパタンを生成す
ることを特徴とする。
生成方法は、請求項1,2または3記載の半導体回路用
パタンレイアウト生成方法において、形状シミュレーシ
ョンによるゲート寸法の予測を製造工程中のリソグラフ
ィ工程に限定し、光強度計算によって行なうことを特徴
とする。請求項5の半導体回路用パタンレイアウト生成
方法は、請求項1,2または3記載の半導体回路用パタ
ンレイアウト生成方法において、形状シミュレーション
によるゲート寸法の予測を製造工程中のリソグラフィ工
程に限定し、光強度計算とレジスト溶解速度計算によっ
て行なうことを特徴とする。
生成装置は、設計データとして複数のトランジスタを含
む回路図を取り込む回路図入力手段と、この回路図入力
手段で取り込んだ回路図から各トランジスタの配置場所
を決定するトランジスタ配置手段と、形状シミュレーシ
ョンにより製造工程におけるゲート寸法を予測し、この
予測寸法と設計寸法との差を補償する補償値を算出する
ゲート寸法補償値算出手段と、このゲート寸法補償値算
出手段で算出した補償値に基づいて予測寸法と設計寸法
との差を補償するゲートパタンを生成するゲートパタン
生成手段と、ゲートパタンを含んだトランジスタを配線
する配線手段とを備えている。
生成装置は、設計データとして複数のトランジスタを含
む回路図を取り込む回路図入力手段と、この回路図入力
手段で取り込んだ回路図から各トランジスタの配置場所
を決定するトランジスタ配置手段と、形状シミュレーシ
ョンにより製造工程におけるゲート寸法を予測し、この
予測寸法と設計寸法との差を補償する補償値を算出する
ゲート寸法補償値算出手段と、このゲート寸法補償値算
出手段で算出した補償値に基づいて予測寸法と設計寸法
との差を補償する波形エッジを有するゲートパタンを生
成するゲートパタン生成手段と、ゲートパタンを含んだ
トランジスタを配線する配線手段とを備えている。
生成装置は、設計データとして複数のトランジスタを含
む回路図を取り込む回路図入力手段と、この回路図入力
手段で取り込んだ回路図から各トランジスタの配置場所
を決定するトランジスタ配置手段と、形状シミュレーシ
ョンにより製造工程におけるゲート寸法を予測し、この
予測寸法と設計寸法との差を補償する補償値を算出する
ゲート寸法補償値算出手段と、このゲート寸法補償値算
出手段で算出した補償値に基づいて予測寸法と設計寸法
との差を補償する補助パタンを付加したゲートパタンを
生成するゲートパタン生成手段と、ゲートパタンを含ん
だトランジスタを配線する配線手段とを備えている。
生成装置は、請求項6,7または8記載の半導体回路用
パタンレイアウト生成装置において、ゲート寸法補償値
算出手段は、形状シミュレーションによるゲート寸法の
予測を製造工程中のリソグラフィ工程に限定し、光強度
計算によって行なうようにしたことを特徴とする。請求
項10の半導体回路用パタンレイアウト生成装置は、請
求項6,7または8記載の半導体回路用パタンレイアウ
ト生成装置において、ゲート寸法補償値算出手段は、形
状シミュレーションによるゲート寸法の予測を製造工程
中のリソグラフィ工程に限定し、光強度計算とレジスト
溶解速度計算によって行なうようにしたことを特徴とす
る。
ゲートに対して、形状シミュレーションによって加工寸
法を予測し、この予測寸法と設計寸法との差を補償して
ゲートパタンを生成することにより、全てのゲート寸法
が許容範囲内となるように加工できるパタンレイアウト
の生成を可能とする。
る波形エッジを有するゲートパタンを生成することによ
り、リソグラフィ工程において設計データで設定された
寸法よりも小さな寸法を制御することが可能となり、高
価なマスクを使用しなくても全てのゲート寸法が許容範
囲内となるように加工できるパタンレイアウトの生成を
可能とする。
る補助パタンを付加してゲートパタンを生成することに
より、パタンの疎密による寸法バラツキを抑制でき、全
てのゲート寸法が許容範囲内となるように加工できるパ
タンレイアウトの生成を可能とする。
て、図面を参照しながら説明する。図1はこの発明の第
1の実施例における半導体回路用パタンレイアウト生成
装置の構成図である。図1において、101は設計デー
タの回路図、102は回路図入力部(回路図入力手
段)、103はトランジスタの配置部(トランジスタ配
置手段)、104は配線部、105はゲートの主要部の
セグメント作成部、106は形状シミュレータによるゲ
ート寸法の計算部(ゲート寸法補償値算出手段)、10
7はゲートパタン発生部(ゲートパタン生成手段)、1
08は最終配線部(配線手段)、109はパタンレイア
ウト出力部、110はマスクデータである。
導体回路用パタンレイアウト生成方法を示すフローチャ
ートである。以下、図1の半導体回路用パタンレイアウ
ト生成装置の動作を、図2に示すフローチャートに基づ
いて、さらに図3を用いて説明する。図3はこの実施例
における処理説明のためのフローを示す図である。な
お、図2と図3との対応を示すために、図2の処理ブロ
ックの隣に図3の符号を付している。
1として例えば所定の設計装置により設計された図3
(a)に示す回路図301を入力する(ステップS1
1)。次に、トランジスタの配置部103により回路図
301に記されたトランジスタの配置を行なったレイア
ウト302を作成する(ステップS12)。次に、配線
部104により配置されたトランジスタの仮配線を行な
ったレイアウト303を作成する(ステップS13)。
105により、ゲート配線を表すセグメント304を作
成した後、ゲートの主要部を表すセグメント305を作
成する(ステップS14)。このとき、ゲートの主要部
を表すセグメント305の端には、連続結線となる端で
あるか、開放端であるかを設定する。この実施例では、
連続結線となる端にフラグ306を設け、開放端には何
も設けていない。
の計算部106によりゲートの主要部を表すセグメント
305に対して各ゲート寸法の設計値からのずれを計算
し、そのずれを補償するための寸法補償値307を作成
する(ステップS15)。このときに用いる形状シミュ
レータとしては光強度のみで実際のプロセス条件にフィ
ッティングを行なったものでもよいし、光強度計算とレ
ジスト溶解速度計算を組み合わせたものでもよい。
なる場合はゲートパタンとして設計値に対してライン幅
として−0.1μmの補償値を与え、活性領域からの突
き出しを含めたゲート幅が0.2μm短くなる場合には
ライン長として+0.2μmの補償値を与える方法があ
る。次に、ゲートパタン発生部107により、ゲート寸
法の計算部106で計算された寸法補償値307に基づ
いてゲートパタン308を生成(ステップS16)した
後、最終配線部108により最終配線を行ない、パタン
レイアウト309を作成する(ステップS17)。
より、パタンレイアウト309をマスクデータ110と
して出力する(ステップS18)。以上のようにこの実
施例によれば、形状シミュレーションにより、ゲート寸
法の設計値からのずれを予測し、パタンレイアウト生成
段階でそのずれ量を補償したパタンレイアウトの発生が
可能となり、その結果、全てのゲート寸法が許容範囲内
となるように加工できる。
ひとつのセグメントのみで表したが、複数のセグメント
でひとつのゲートを表し、各セグメントにおける線幅を
独立に調整してもよい。 〔第2の実施例〕以下、この発明の第2の実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。
導体回路用パタンレイアウト生成装置の構成図である。
図4において、401は設計データの回路図、402は
回路図入力部(回路図入力手段)、403はトランジス
タの配置部(トランジスタ配置手段)、404は配線
部、405はゲートの主要部のセグメント作成部、40
6は形状シミュレータによるゲート寸法の計算部(ゲー
ト寸法補償値算出手段)、407は波形エッジのゲート
パタン発生部(ゲートパタン生成手段)、408は最終
配線部(配線手段)、409はパタンレイアウト出力
部、410はマスクデータである。
部107の代わりに、波形エッジのゲートパタン発生部
407を設けた点が、第1の実施例と異なる。波形エッ
ジのゲートパタン発生部407は、ゲート長を表す線幅
を単純に寸法補償値に基づいて生成する代わりに、波形
エッジ図形の波形のピッチをそれぞれの寸法補償値に合
わせて変更することにより、リソグラフィ行程における
仕上がり寸法の調整を行なう機能を備えたものである。
なお、ゲート幅については、第1の実施例と同様、単純
に寸法補償値に基づいて補償する。
導体回路用パタンレイアウト生成方法を示すフローチャ
ートである。以下、図4の半導体回路用パタンレイアウ
ト生成装置の動作を、図5に示すフローチャートに基づ
いて、さらに図6を用いて説明する。図6はこの実施例
における処理説明のためのフローを示す図である。な
お、図5と図6との対応を示すために、図5の処理ブロ
ックの隣に図6の符号を付している。
1として例えば所定の設計装置により設計された図6
(a)に示す回路図601を入力する(ステップS2
1)。次に、トランジスタの配置部403により回路図
601に記されたトランジスタの配置を行なったレイア
ウト602を作成する(ステップS22)。次に、配線
部404により配置されたトランジスタの仮配線を行な
ったレイアウト603を作成する(ステップS23)。
405により、ゲート配線を表すセグメント604を作
成した後、ゲートの主要部を表すセグメント605を作
成する(ステップS24)。このとき、ゲートの主要部
を表すセグメント605の端には、連続結線となる端で
あるか、開放端であるかを設定する。この実施例では、
連続結線となる端にフラグ606を設け、開放端には何
も設けていない。
の計算部406によりゲートの主要部を表すセグメント
605に対して各ゲート寸法の設計値からのずれを計算
し、そのずれを補償するための寸法補償値607を作成
する(ステップS25)。このときに用いる形状シミュ
レータとしては光強度のみで実際のプロセス条件にフィ
ッティングを行なったものでもよいし、光強度計算とレ
ジスト溶解速度計算を組み合わせたものでもよい。
なる場合はゲートパタンとして設計値に対してライン幅
として−0.1μmの補償値を与え、活性領域からの突
き出しを含めたゲート幅が0.2μm短くなる場合には
ライン長として+0.2μmの補償値を与える方法があ
る。以上の動作は第1の実施例と同様である。
07により、ゲート寸法の計算部406で計算された寸
法補償値に基づいて波形エッジを有するゲートパタン6
08を生成(ステップS26)した後、最終配線部40
8により最終配線を行ない、パタンレイアウト609を
作成する(ステップS27)。図7に波形エッジを有す
るゲートパタンを示す。図7において、Dwは波形エッ
ジの振幅の寸法、Pwは波形エッジのピッチ幅、Owは
波形エッジの山部分の寸法、Wは線幅である。
形エッジ図形のピッチ幅Pwを変更することによっても
調整できる。ここでは、一例として、図8に、0.4μ
mの線幅Wを持った波形エッジ図形で、波形エッジの振
幅の寸法Dwを0.05μm、波形エッジの山部分の寸
法Owを0.2μmとして固定したときに、波形エッジ
のピッチ幅Pwを0.10μmから0.30μmまで変
化させたときの光強度から計算される線幅寸法を示す。
ただし、計算条件は、光源はi線で、干渉度は0.6
で、開口数は0.5である。なお、上記のリソグラフィ
工程で形成される線幅は実際の加工での仕上がり寸法で
あり、線幅Wは設計寸法であり、光強度から計算される
線幅はシミュレーションから計算される設計寸法の線幅
Wに対する仕上がり予想寸法である。
0.05μm程度(実際には5倍マスクを用いれば0.
25μm)の寸法制御で作成できるピッチ図形を用い
て、リソグラフィ工程で生成されるパタンに対して0.
01μm程度の寸法調整が可能である。なお、マスクの
作成において、0.01μm程度(実際には5倍マスク
を用いれば0.05μm)の寸法を制御するためには、
非常に高価なマスクを作成する必要があるが、波形エッ
ジ図形を用いる方法では、高価なマスクを使用しなくて
も十分な効果を得ることができる。
より、パタンレイアウト609をマスクデータ410と
して出力する(ステップS28)。以上のようにこの実
施例によれば、形状シミュレーションにより、ゲート寸
法の設計値からのずれを予測し、パタンレイアウト生成
段階でそのずれ量を補償したパタンレイアウトの発生が
可能となり、その結果、全てのゲート寸法が許容範囲内
となるように加工できる。
に、ゲートの主要部はひとつのセグメントのみで表した
が、複数のセグメントでひとつのゲートを表し、各セグ
メントにおける波形エッジのピッチ幅Pwを独立に調整
してもよい。また、この実施例では、波形エッジ図形に
よる寸法調整は、図7に示す波形エッジのピッチ幅Pw
を変化させて行なったが、波形エッジの山部分の寸法O
wあるいは波形エッジの振幅の寸法Dwをそれぞれ単独
あるいは組み合わせて変化させてもよい。
実施例について、図面を参照しながら説明する。図9は
この発明の第3の実施例における半導体回路用パタンレ
イアウト生成装置の構成図である。図9において、80
1は設計データの回路図、802は回路図入力部(回路
図入力手段)、803はトランジスタの配置部(トラン
ジスタ配置手段)、804は配線部、805はゲートの
主要部のセグメント作成部、806は形状シミュレータ
によるゲート寸法の計算部(ゲート寸法補償値算出手
段)、807はゲートの並行補助付加パタン発生部(ゲ
ートパタン生成手段)、808は最終配線部(配線手
段)、809はパタンレイアウト出力部、810はマス
クデータである。
部107の代わりに、ゲートの並行補助付加パタン発生
部807を設けた点が、第1の実施例と異なる。ゲート
の並行補助付加パタン発生部807は、ゲート長を表す
線幅を単純に寸法補償値に基づいて生成する代わりに、
それぞれの寸法補償値に合わせてゲートの主パタンに並
行な補助パタンを付加したゲートパタンを生成し、リソ
グラフィ行程における仕上がり寸法の調整を行なう機能
を備えたものである。なお、ゲート幅については、第1
の実施例と同様、単純に寸法補償値に基づいて補償す
る。
半導体回路用パタンレイアウト生成方法を示すフローチ
ャートである。以下、図9の半導体回路用パタンレイア
ウト生成装置の動作を、図10に示すフローチャートに
基づいて、さらに図11を用いて説明する。図11はこ
の実施例における処理説明のためのフローを示す図であ
る。なお、図10と図11との対応を示すために、図1
0の処理ブロックの隣に図11の符号を付している。
1として例えば所定の設計装置により設計された図11
(a)に示す回路図1001を入力する(ステップS3
1)。次に、トランジスタの配置部803により回路図
1001に記されたトランジスタの配置を行なったレイ
アウト1002を作成する(ステップS32)。
ンジスタの仮配線を行なったレイアウト1003を作成
する(ステップS33)。次に、ゲートの主要部のセグ
メント作成部805により、ゲート配線を表すセグメン
ト1004を作成した後、ゲートの主要部を表すセグメ
ント1005を作成する(ステップS34)。このと
き、ゲートの主要部を表すセグメント1005の端に
は、連続結線となる端であるか、開放端であるかを設定
する。この実施例では、連続結線となる端にフラグ10
06を設け、開放端には何も設けていない。
の計算部806によりゲートの主要部を表すセグメント
1005に対して各ゲート寸法の設計値からのずれを計
算し、そのずれを補償するための寸法補償値1007を
作成する(ステップS35)。このときに用いる形状シ
ミュレータとしては光強度のみで実際のプロセス条件に
フィッティングを行なったものでもよいし、光強度計算
とレジスト溶解速度計算を組み合わせたものでもよい。
なる場合はゲートパタンとして設計値に対してライン幅
として−0.1μmの補償値を与え、活性領域からの突
き出しを含めたゲート幅が0.2μm短くなる場合には
ライン長として+0.2μmの補償値を与える方法があ
る。以上の動作は第1,第2の実施例と同様である。
807より、ゲート寸法の計算部806で計算された寸
法補償値1007に基づいて並行補助パタンを付加した
ゲートパタン1008を生成(ステップS36)した
後、最終配線部808により最終配線を行ない、パタン
レイアウト1009を作成する(ステップS37)。図
12に並行補助パタンを付加したゲートパタンを示す。
図12において、1101は並行補助パタン、Dは並行
補助パタン1101の幅、Sは並行補助パタン1101
と主パタンとの距離、Wは主パタンの線幅である。
行補助パタンを付加することによっても調整できる。こ
こでは、一例として、図13に、0.4μmの線幅Wを
持った主パタンに、幅Dが0.15μmの並行補助パタ
ン1101を付加した場合において、距離Sを0.2μ
mから1.2μmまで変化させたときの光強度から計算
される線幅寸法を示す。ただし、計算条件は、光源はi
線で、干渉度は0.6で、開口数は0.5である。
より、パタンレイアウト1009をマスクデータ810
として出力する(ステップS38)。以上のようにこの
実施例によれば、形状シミュレーションにより、ゲート
寸法の設計値からのずれを予測し、そのずれ量を補償す
るために、ゲート領域となるマスクパタンに対して並行
な補助パタンを追加することにより、パタンの疎密によ
る線幅のバラツキを抑制したパタンレイアウトの発生が
可能となる。その結果、全てのゲート寸法が許容範囲内
となるように加工できる。
実施例の並行補助パタン発生方法、第1の実施例の線幅
の調整方法、第2の実施例の波形エッジ図形の方法の複
数の方法を組み合わせてもよい。以上のように上記実施
例によれば、回路図からパタンレイアウトの発生におい
て、設計寸法とリソグラフィ工程における仕上がり寸法
におけるずれを抑制し、全てのゲート寸法が許容範囲内
となるように加工できるパタンレイアウトを生成でき、
自動レイアウトを用いたLSI設計手法によっても人で
作成されたパタンレイアウト同様に製造における不良率
を低減できる。
規定が重要なゲートに対して、形状シミュレーションに
よって加工寸法を予測し、この予測寸法と設計寸法との
差を補償してゲートパタンを生成することにより、全て
のゲート寸法が許容範囲内となるように加工できるパタ
ンレイアウトの生成を可能とする。
る波形エッジを有するゲートパタンを生成することによ
り、リソグラフィ工程において設計データで設定された
寸法よりも小さな寸法を制御することが可能となり、高
価なマスクを使用しなくても全てのゲート寸法が許容範
囲内となるように加工できるパタンレイアウトの生成を
可能とする。
る補助パタンを付加してゲートパタンを生成することに
より、パタンの疎密による寸法バラツキを抑制でき、全
てのゲート寸法が許容範囲内となるように加工できるパ
タンレイアウトの生成を可能とする。
パタンレイアウト生成装置の構成図である。
ト生成方法のフローチャートである。
す図である。
パタンレイアウト生成装置の構成図である。
ト生成方法のフローチャートである。
す図である。
タンを示す図である。
線幅との関係を示す図である。
パタンレイアウト生成装置の構成図である。
ウト生成方法のフローチャートである。
示す図である。
ゲートパタンを示す図である。
の距離と線幅との関係を示す図である。
す図である。
成部 106,406,806 ゲート寸法の計算部 107 ゲートパタン発生部 407 波形エッジのゲートパタン発生部 807 ゲートの並行補助付加パタン発生部 108,408,808 最終配線部 109,409,809 パタンレイアウト出力部 110,410,810 マスクデータ
Claims (10)
- 【請求項1】 設計データとして取り込んだ複数のトラ
ンジスタを含む回路図から各トランジスタの配置場所を
決定した後、形状シミュレーションにより製造工程にお
けるゲート寸法を予測し、この予測寸法と設計寸法との
差を補償してゲートパタンを生成することを特徴とする
半導体回路用パタンレイアウト生成方法。 - 【請求項2】 設計データとして取り込んだ複数のトラ
ンジスタを含む回路図から各トランジスタの配置場所を
決定した後、形状シミュレーションにより製造工程にお
けるゲート寸法を予測し、この予測寸法と設計寸法との
差を補償する波形エッジを有するゲートパタンを生成す
ることを特徴とする半導体回路用パタンレイアウト生成
方法。 - 【請求項3】 設計データとして取り込んだ複数のトラ
ンジスタを含む回路図から各トランジスタの配置場所を
決定した後、形状シミュレーションにより製造工程にお
けるゲート寸法を予測し、この予測寸法と設計寸法との
差を補償する補助パタンを付加してゲートパタンを生成
することを特徴とする半導体回路用パタンレイアウト生
成方法。 - 【請求項4】 形状シミュレーションによるゲート寸法
の予測を製造工程中のリソグラフィ工程に限定し、光強
度計算によって行なうことを特徴とする請求項1,2ま
たは3記載の半導体回路用パタンレイアウト生成方法。 - 【請求項5】 形状シミュレーションによるゲート寸法
の予測を製造工程中のリソグラフィ工程に限定し、光強
度計算とレジスト溶解速度計算によって行なうことを特
徴とする請求項1,2または3記載の半導体回路用パタ
ンレイアウト生成方法。 - 【請求項6】 設計データとして複数のトランジスタを
含む回路図を取り込む回路図入力手段と、この回路図入
力手段で取り込んだ前記回路図から各トランジスタの配
置場所を決定するトランジスタ配置手段と、形状シミュ
レーションにより製造工程におけるゲート寸法を予測
し、この予測寸法と設計寸法との差を補償する補償値を
算出するゲート寸法補償値算出手段と、このゲート寸法
補償値算出手段で算出した補償値に基づいて前記予測寸
法と設計寸法との差を補償するゲートパタンを生成する
ゲートパタン生成手段と、前記ゲートパタンを含んだト
ランジスタを配線する配線手段とを備えた半導体回路用
パタンレイアウト生成装置。 - 【請求項7】 設計データとして複数のトランジスタを
含む回路図を取り込む回路図入力手段と、この回路図入
力手段で取り込んだ前記回路図から各トランジスタの配
置場所を決定するトランジスタ配置手段と、形状シミュ
レーションにより製造工程におけるゲート寸法を予測
し、この予測寸法と設計寸法との差を補償する補償値を
算出するゲート寸法補償値算出手段と、このゲート寸法
補償値算出手段で算出した補償値に基づいて前記予測寸
法と設計寸法との差を補償する波形エッジを有するゲー
トパタンを生成するゲートパタン生成手段と、前記ゲー
トパタンを含んだトランジスタを配線する配線手段とを
備えた半導体回路用パタンレイアウト生成装置。 - 【請求項8】 設計データとして複数のトランジスタを
含む回路図を取り込む回路図入力手段と、この回路図入
力手段で取り込んだ前記回路図から各トランジスタの配
置場所を決定するトランジスタ配置手段と、形状シミュ
レーションにより製造工程におけるゲート寸法を予測
し、この予測寸法と設計寸法との差を補償する補償値を
算出するゲート寸法補償値算出手段と、このゲート寸法
補償値算出手段で算出した補償値に基づいて前記予測寸
法と設計寸法との差を補償する補助パタンを付加したゲ
ートパタンを生成するゲートパタン生成手段と、前記ゲ
ートパタンを含んだトランジスタを配線する配線手段と
を備えた半導体回路用パタンレイアウト生成装置。 - 【請求項9】 ゲート寸法補償値算出手段は、形状シミ
ュレーションによるゲート寸法の予測を製造工程中のリ
ソグラフィ工程に限定し、光強度計算によって行なうよ
うにしたことを特徴とする請求項6,7または8記載の
半導体回路用パタンレイアウト生成装置。 - 【請求項10】 ゲート寸法補償値算出手段は、形状シ
ミュレーションによるゲート寸法の予測を製造工程中の
リソグラフィ工程に限定し、光強度計算とレジスト溶解
速度計算によって行なうようにしたことを特徴とする請
求項6,7または8記載の半導体回路用パタンレイアウ
ト生成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15906095A JPH096831A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 半導体回路用パタンレイアウト生成方法および生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15906095A JPH096831A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 半導体回路用パタンレイアウト生成方法および生成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH096831A true JPH096831A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15685350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15906095A Pending JPH096831A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 半導体回路用パタンレイアウト生成方法および生成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH096831A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-06-26 JP JP15906095A patent/JPH096831A/ja active Pending
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