JPH0967892A - 浴室用天井パネル - Google Patents

浴室用天井パネル

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JPH0967892A
JPH0967892A JP8061243A JP6124396A JPH0967892A JP H0967892 A JPH0967892 A JP H0967892A JP 8061243 A JP8061243 A JP 8061243A JP 6124396 A JP6124396 A JP 6124396A JP H0967892 A JPH0967892 A JP H0967892A
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JP
Japan
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ceiling panel
ceiling
bathroom
panel
connecting portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP8061243A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Mori
恵一 森
Tanehisa Amano
種久 天野
Masashi Hirai
正志 平井
Soichi Kawakami
宗一 川上
Kazuo Ito
一夫 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kasei Unit Ltd
Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Hitachi Kasei Unit Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd, Hitachi Kasei Unit Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分割構造の天井パネル同士の接続部に生じる
隙間を目立たなくさせ、意匠性を向上させた浴室用天井
パネルを提供する。 【解決手段】 分割して形成された2枚の天井パネル2
と3を接続することにより形成される浴室用天井パネル
において、天井パネル2と3との接続部における表面側
に、天井パネル同士の接続部4に平行で、且つ天井パネ
ル2と3の接続により互いに連続し、その凹部5aが天
井パネル同士の接続部4に位置する複数列からなる略波
形状の凹凸部5、5を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室ユニット等の
天井用としてプラスチック等により分割して形成された
少なくとも2枚の天井パネル同士を接続することにより
形成される浴室用天井パネルに係るもので、特に、天井
パネル同士の接続部の隙間を目立たなくさせて意匠性を
向上させた浴室用天井パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、浴室ユニットに使用され天井
高を上げることを目的とした嵩上げ天井は、図3(a)
に示すように、天井本体を天井パネル12と天井パネル
13とに分割して形成したドーム型形状のものが多く見
受けられ、この分割構造の天井パネル12と天井パネル
13とを接続結合して、一方側の天井パネル12の平面
部12aには換気扇6を取付けて、壁1の壁上面1aに
設置して取付けるように構成されている。
【0003】そして、この分割構造による嵩上げ式の天
井パネルには、FRPのハンドレイアップ成形などによ
る天井パネルに比較して軽く施工が容易などの利点があ
るところから、ポリスチロールなどの真空成形による成
形品が多く使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の技術
で述べたような分割構造の天井パネルは、天井全体が一
体成形すなわち一体型の天井パネルに比べて、施工の際
の持ち運びに便利である、作業スペースが狭い天井上部
において小回りが利く、作業がしやすいなどの利点はあ
るものの、天井パネル同士の接続部を有するため、この
接続部に生じる隙間のために意匠上から次ぎのような問
題点を有していた。
【0005】すなわち、図3(a)に示した分割された
天井パネル12と天井パネル13との接続部は、図3
(b)に示すように、天井パネル12及び天井パネル1
3の端部にそれぞれ形成されたフランジ部12bとフラ
ンジ部13bとの間にパッキンとしての防水シール8を
介在させてボルト・ナットなどの螺子9により固定する
ように構成されており、この場合、防水シール8の存在
のために天井パネル12と天井パネル13との間に接続
部の隙間が発生し、さらに、フランジ部12b及びフラ
ンジ部13bの形成のために天井パネル12及び天井パ
ネル13の接続端部にはアール(丸み)12c、13c
もそれぞれ形成されるので、上記隙間がより倍加して目
立ち、この接続部において天井本体全体の一体感が失わ
れるという意匠上の問題を有していたのである。
【0006】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたもので、分割構造の天井パネル
における接続部に生じる隙間を目立たなくさせ、意匠性
を向上させた浴室用天井パネルを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明における浴室用天井パネルは、分割して形成
された少なくとも2枚の天井パネルを接続することによ
り形成される浴室用天井パネルであって、前記天井パネ
ルの接続部における表面側に、該天井パネルの接続部に
平行で、且つ該天井パネルの接続により互いに連続する
複数列からなる略波形状の凹凸部を形成してなるもので
ある。
【0008】そして、接続部に生じる隙間をより効果的
に目立たないようにするために、天井パネルの接続によ
り互いに連続する複数列からなる略波形状の凹凸部は、
前記天井パネル同士の接続部で凹部を形成するように構
成するのが好ましい。
【0009】また、連続する複数列からなる略波形状の
凹凸部は、前記天井パネルの接続部を含む少なくとも一
部に形成するように構成してもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る浴室用天井パ
ネルの実施形態について、図1及び図2を参照して詳細
に説明する。
【0011】図1(a)は本発明による浴室用天井パネ
ルの一実施例を示す全体外観斜視図、図1(b)は図1
(a)の浴室用天井パネルにおける天井パネル同士の接
続部の拡大断面図、図2(a)は図1の浴室用天井パネ
ルの他の実施例による天井パネル同士の接続部における
拡大断面図、図2(b)は天井パネルの平面部に装着し
た点検口蓋の部分を示す拡大断面図である。
【0012】図1(a)において、浴室用天井パネル
は、接続部4の部分で天井パネル2と天井パネル3とに
分割して形成した分割構造の天井パネルとして構成され
ており、この天井パネル2及び天井パネル3は、耐水性
及び耐久性に優れるハイインパクトポリスチロールの真
空成形により成形される。
【0013】天井パネル2及び天井パネル3は壁1の壁
上面1aに位置して取付けられ、各天井パネル2及び3
には、上記壁上面1a側から上方に向かう段部2a、2
b、3a、3bが設けられ、一方の天井パネル2には、
換気扇6を取付ける平面部2cが形成され、この平面部
2cから一段高いところに天井平面部2eが形成されて
いる。そして、前記平面部2cとこれよりも一段高い天
井平面部2eとはドーム形状部2dで連続するように形
成されている。
【0014】また、他方側の天井パネル3には、前記天
井パネル2側の天井平面部2eと繋がるように天井平面
部3eが設けられ、この天井平面部3eと天井パネル3
の反対側の辺との間にはドーム形状部3dが形成され
る。また、天井パネル3の天井平面部3eには、天井平
面部3eに形成した開口部に点検口蓋7が装着されてい
る。
【0015】天井パネル2と天井パネル3との接続部4
は、天井パネル2における天井平面部2eと天井パネル
3における天井平面部3eとの間に位置して設けられて
おり、この接続部4において天井パネル2と天井パネル
3を接続して結合されている。
【0016】そこで、この実施例の浴室用天井パネルに
おいては、天井パネル2の天井平面部2e及び天井パネ
ル3の天井平面部3eの浴室内を臨む面に、図1(b)
に示すように、接続部4に平行な複数列の波形状ライン
をなす凹凸部5、5が形成されている。そして、この天
井パネル2の天井平面部2e及び天井パネル3の天井平
面部3eに形成されている複数列の波形状ラインをなす
凹凸部5、5は、天井パネル2と天井パネル3との接続
部4、すなわち天井パネル同士の分割部において連続す
る形状となる形状になっている。
【0017】図1(b)は、前記天井パネル2と天井パ
ネル3との接続部4、すなわち結合部を拡大して示した
ものであり、天井パネル2における接続部4側にはフラ
ンジ部2fが設けられ、同様に天井パネル3における接
続部4側にもフランジ部3fが設けられる。
【0018】天井パネル2と天井パネル3との接続結合
に際しては、前記フランジ部2fとフランジ部3fとを
突き合わせ、このフランジ部2fとフランジ部3fとの
間に防水シール8を介在させて、フランジ部2fとフラ
ンジ部3fとをボルト・ナットなどの螺子9を用いて固
定する。
【0019】ここで、天井パネル2及び天井パネル3に
形成される複数列からなる波形状ラインをなす凹凸部
5、5は、天井パネル2と天井パネル3との接続部4の
中央に対し左右対称で、且つ接続部4で凹凸形状が連続
し、さらにこの凹凸部5、5における凹部5aが天井パ
ネル2と天井パネル3との接続部4に位置するように構
成されている。
【0020】すなわち、図1(b)に示すように、天井
パネル2及び天井パネル3の凹凸部5、5は、天井パネ
ル2と天井パネル3とで対称に現れ、ここで天井パネル
2の接続部4における凹凸形状及び天井パネル3の接続
部における凹凸形状は、それぞれ複数列からなる波形の
形状の半分の形状となるので、天井パネル2と天井パネ
ル3との凹凸形状は接続部4の左右において滑らかに連
続され、更に、天井パネル2と天井パネル3との接続部
には凹凸部5の形状の凹部5aが位置しているので、そ
の結果、防水シール8を介在させることによって天井パ
ネル2と天井パネル3との接続部に生じる隙間をより目
立たなくすることができる。
【0021】ここで、凹凸部5の形状の間隔寸法Aは、
例えば12mm程度であり、また凹凸部5の高さ寸法B
は、例えば2mm程度である。
【0022】なお、図1(b)に示すように、凹凸部5
における凹部5a側のアールすなわち曲率半径を、凸部
5b側のアールすなわち曲率半径よりも大きくなるよう
に設定すれば、これによって天井パネル2及び天井パネ
ル3の凹凸形状部分に汚れが付いたときの掃除が容易に
なる。
【0023】また、天井パネル2及び天井パネル3の凹
凸形状は、浴室内の照明により陰影をもたらし、これに
よって視覚的変化が生じ、従来の浴室用天井パネルにお
けるような単なる平坦面のときに比較して高級感を醸し
出すことができる。
【0024】なお、上記凹凸部5、5の形状は、図1
(b)に示したような起伏の少ない波形状に限らず、図
2(a)に示すように略三角形状を繋ぎ合わせたような
起伏の大きい波形状にしてもよい。このような形状にし
た場合も防水シール8を介在させることによって天井パ
ネル2と天井パネル3との分割接続部に生じる隙間を目
立たなくすることができ、この場合においても、天井パ
ネル2と天井パネル3との接続部に凹凸部5の凹部5a
が位置するようにすることによって、天井パネル2と天
井パネル3との接続部に生じる隙間は更に目立たなくな
る。
【0025】また、天井パネル3の天井平面部3eに装
着された点検口蓋7の浴室内を臨む面にも天井パネル3
の平面部3eに形成された凹凸部5と同様の凹凸部5を
同様の態様で形成することにより、この点検口蓋7を浴
室内部から見て目立たないようにすることができる。
【0026】図2(b)は、天井パネル3の天井平面部
3eに装着した点検口蓋7の部分を拡大して断面図で示
したものであり、点検口蓋7は天井パネル3の天井平面
部3eに上方から載せるようにして配設される。ここ
で、点検口蓋7の浴室内を臨む面には、天井3の平面部
3eに形成された凹凸部5と同様の凹凸部5が同様の態
様で形成され、この点検口蓋7の浴室内を臨む面に形成
された凹凸部5は天井平面部3eに形成された凹凸部5
に連続し、天井平面部3eと点検口蓋7の境界部には凹
凸部5の凹部5aが位置するようにされている。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
分割して形成された少なくとも2枚の天井パネルを接続
することにより形成される浴室用天井パネルにおいて、
前記天井パネルの接続部における表面側に、該天井パネ
ルの接続部に平行で、且つ該天井パネルの接続により互
いに連続する複数列からなる略波形状の凹凸部を形成よ
うに構成したので、分割構造の天井パネルの接続結合部
に生じる隙間が目立たなくなって、意匠性の向上した浴
室用天井パネルを提供することができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示し、(a)は本発明による
浴室用天井パネルの一実施例を示す全体外観斜視図、
(b)は図1(a)の浴室用天井パネルにおける天井パ
ネル同士の接続部の拡大断面図である。
【図2】(a)は図1の浴室用天井パネルの他の実施例
による天井パネル同士の接続部の拡大断面図、(b)は
天井パネルの天井平面部に装着した点検口蓋の部分を示
す拡大断面図である。
【図3】従来例による浴室用天井パネルを示し、(a)
は浴室用天井パネルを示す全体外観斜視図、(b)は
(a)の浴室用天井パネルにおける天井パネル同士の接
続部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1…壁 1a…壁上面 2…天井パネル 2a,2b…段部 2c…平面部 2d…ドーム形
状部 2e…天井平面部 2f…フランジ
部 3…天井パネル 3a,3b…段部 3d…ドーム形状部 3e…天井平面
部 3f…フランジ部 4…接続部 5…凹凸部 5a…凹部 5b…凸部 6…換気扇 7…点検口蓋 8…防水シール 9…螺子 12…天井パネル 12a…平面部 12b…フランジ
部 12c…アール(丸み) 13…天井パネ
ル 13a…平面部 13b…フランジ
部 13c…アール(丸み)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平井 正志 富山県富山市一本木1010番地 日立化成ユ ニット株式会社内 (72)発明者 川上 宗一 富山県富山市一本木1010番地 日立化成ユ ニット株式会社内 (72)発明者 伊藤 一夫 富山県富山市一本木1010番地 日立化成ユ ニット株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分割して形成された少なくとも2枚の天
    井パネルを接続することにより形成される浴室用天井パ
    ネルであって、前記天井パネルの接続部における表面側
    に、該天井パネルの接続部に平行で、且つ該天井パネル
    の接続により互いに連続する複数列からなる略波形状の
    凹凸部を形成したことを特徴とする浴室用天井パネル。
  2. 【請求項2】 天井パネルの接続により互いに連続する
    複数列からなる略波形状の凹凸部は、前記天井パネルの
    接続部で凹部を形成するものである請求項1記載の浴室
    用天井パネル。
  3. 【請求項3】 連続する複数列からなる略波形状の凹凸
    部は、前記天井パネルの接続部を含む少なくとも一部に
    形成されたものである請求項1又は2記載の浴室用天井
    パネル。
JP8061243A 1996-03-18 1996-03-18 浴室用天井パネル Pending JPH0967892A (ja)

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