JPH0966285A - 水処理装置 - Google Patents

水処理装置

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JPH0966285A
JPH0966285A JP24523195A JP24523195A JPH0966285A JP H0966285 A JPH0966285 A JP H0966285A JP 24523195 A JP24523195 A JP 24523195A JP 24523195 A JP24523195 A JP 24523195A JP H0966285 A JPH0966285 A JP H0966285A
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JP
Japan
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inflow port
magnetic
magnet
frequency
oscillator
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Hiroshi Honma
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高周波処理、磁気処理あるいは超音波処理と
の組み合わせにより、配管中に発生している赤錆、スケ
ール等の除去効率が高く、また、赤錆、スケール等が発
生するのを防止することができる水処理装置を提供する
ことである。 【構成】 流入口3の近傍に高周波発振子4…を設けた
高周波照射装置1の流出口5に、内部に磁石を積層した
磁石積層体を有する磁気処理装置7の流入口9を接続す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配管中に発生した赤
錆、スケール等を短時間で除去し、また、赤錆、スケー
ル等の発生を防止することができる水処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】建築物等における給水、給湯用の配管
は、長年使用している間に管の内壁が腐蝕され赤さびが
発生したり、また、水中の不純物が沈着したりして、管
の内径がしだいに小さくなり、水圧が低下すると共にい
わゆる赤水が発生し、最後には水もれ、断水等が起こる
ようになる。
【0003】近年、長期にわたり断水させることなく工
事が行なえ、水質についての問題もなく、また、費用も
安いことから、給水、給湯設備に磁石を設け、供給水を
磁極間に通し、水を磁気的に処理し、処理した水を配管
中に通すことにより、管の内壁に形成された赤さび等を
除去し、あるいは、赤さびの発生や不純物の沈着を防止
する磁気処理工法が採用されつつあり、これら水を磁気
処理するのに用いる装置として種々のものが提案されて
いる。
【0004】本発明者も先に、特公平3−2032号公
報、特公平3−2033号公報、実公平4−29917
号公報、実願平2−55935号出願、実願平2−55
936号出願、実開平4−99289号公報、実開平4
−131487号公報において磁気処理装置を提案し
た。
【0005】しかし、これら磁気処理装置によれば、配
管中に発生した赤錆、スケール等を除去し、また、赤
錆、スケール等が発生するのを防止することができる
が、配管中に発生した赤錆、スケール等の除去効率が悪
く、赤錆、スケール等が除去されるまでに長時間を要
し、顧客に赤錆、スケール等の除去に対する効果に不信
感を抱かせる原因となっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであ
り、その目的とするところは、高周波処理、磁気処理あ
るいは超音波処理との組み合わせにより、配管中に発生
している赤錆、スケール等の除去効率が高く、また、赤
錆、スケール等が発生するのを防止することができる水
処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明がなした技術的手段は、流入口の近傍に高周波
発振子を設けた高周波照射装置の流出口に、内部に磁石
を積層した磁石積層体を有する磁気処理装置の流入口を
接続したことである。
【0008】また、内部に磁石を積層した磁石積層体を
有する磁気処理装置の流出口に、流入口の近傍に高周波
発振子を設けた高周波照射装置の流入口を接続したこと
である。
【0009】また、流入口の近傍に高周波発振子を設け
た高周波照射装置の流出口に、内部に磁石を積層した磁
石積層体を有する磁気処理装置の流入口を接続し、磁気
処理装置の流出口に、流入口の近傍に高周波発振子を設
けた高周波照射装置の流入口を接続したことである。
【0010】また、流入口の近傍に超音波発振子を設け
た超音波照射装置の流出口に、内部に磁石を積層した磁
石積層体を有する磁気処理装置の流入口を接続し、磁気
処理装置の流出口に、流入口の近傍に高周波発振子を設
けた高周波照射装置の流入口を接続したことである。
【0011】また、流入口の近傍に高周波発振子を設け
た高周波照射装置の流出口に、内部に磁石を積層した磁
石積層体を有する磁気処理装置の流入口を接続し、該磁
気処理装置の流出口に、流入口の近傍に超音波発振子を
設けた超音波照射装置の流入口を接続したことである。
【0012】上記磁石積層体が、磁石を間隔をあけて積
層されたものとしたことである。
【0013】上記磁気処理装置が、磁石を非磁性材料で
構成されたスペーサーを介し、間隔をあけて積層された
磁石積層体を有する構成としたことである。
【0014】また上記磁気処理装置が、磁性材料又は非
磁性材料で構成された螺旋構造体を外周に設けた非磁性
材料で構成された多孔筒状体の中に磁石を積層した、磁
石積層体が配置された構成としたことである。
【0015】さらに、磁気処理装置が外周に複数の磁石
を配置した構成としたことである。
【0016】また、磁気処理装置が、磁性材料又は非磁
性材料で構成された螺旋構造体を外周に設けた非磁性材
料で構成された多孔筒状体の中に配置された磁石を非磁
性材料で構成されたスペーサーを介し間隔をあけて積層
された磁石積層体を有し、磁気処理装置の外周に複数の
磁石を配置した構成としたことである。
【0017】
【実施例】以下、本発明水処理装置の実施例を図に基づ
いて説明する。
【0018】図1は、流入口の近傍に高周波発振子を設
けた高周波照射装置の流出口に、内部に磁石を積層した
磁石積層体を有する磁気処理装置の流入口を接続した水
処理装置の実施例を説明するものであって、図1におい
て、1は高周波照射装置、7は磁気処理装置を示す。
【0019】高周波照射装置1は、円筒型の筒状体2の
側面に、処理される水の流入口3が設けられ、該流入口
3の近傍には複数の高周波発振子4……が設けられてお
り、高周波照射装置1内に流れ入る水を高周波で処理す
ることができるようになっている。
【0020】磁気処理装置7は、流入口9と流出口10
とを備えたハウジング8の内部に、磁石を積層した磁石
積層体が設けられており、上記高周波照射装置1によっ
て高周波処理された水が、その後本装置7内に流入口9
より流れ入り磁気処理されるようになっている。
【0021】高周波照射装置1の流出口5と磁気処理装
置7の流入口9は直接結合されており、高周波照射装置
1の流入口3から入った処理される水は、高周波照射装
置1で高周波処理され、次いで下流側の磁気処理装置7
で磁気処理された後に流出口10から排出される。ま
た、高周波照射装置1の流出口5と磁気処理装置7の流
入口9とは所望な連結管(図示省略、例えば図10に示
されている連結管28と同様)によって間接的に結合さ
れるものとしてもよく任意である。
【0022】図2は、高周波照射装置1の一例を断面図
で示したものであって、4は高周波発振子、2は円筒状
の筒状体、3は高周波処理される水の流入口、5は高周
波処理された水の流出口、6は筒状体2の一端に取り付
けられた振動板である。尚、図示形状は一実施例を示し
ているにすぎず何等これに限定されるものではなく本発
明の範囲内において適宜変更可能である。
【0023】高周波発振子4としては、フェライト振動
子、金属磁歪振動子、水晶振動子、圧電セラミック振動
子等各種のものを用いることができるが、圧電素子を用
いたボルト締めランジバン振動子は堅牢で、取扱いが容
易であるので本発明で用いるのに好ましい高周波発振子
である。高周波発振子4は、振動板6に接着剤、ねじ等
の固着具で取り付けられ、振動板6としては、厚さ1〜
2mmのステンレス鋼板を用いることができる。
【0024】振動板6に高周波発振子4がねじ等の固着
具で着脱自在に取り付けられている場合、配管中に発生
している赤錆、スケール等が除去された後において、高
周波発振子4を取りはずして他に使用することができる
ので経費削減の点から好ましい。
【0025】上記磁気処理装置7を、図3〜図9に基づ
いて説明する。図3は、磁気処理装置7のハウジング8
内に配される磁石積層体の一例を断面図で示したもので
あって、11は磁石、12は磁極片、13はスペーサー
である。尚、図示形状は一実施例を示しているにすぎず
何等これに限定されるものではなく本発明の範囲内にお
いて適宜変更可能である。
【0026】磁極片12は磁性を有するステンレス鋼か
らなり、図4に示すように中心には組み立て具14を通
す孔15を有し、また、周縁には通孔16を有してい
る。磁石11及びスペーサー13も中心に組み立て具1
4を通す孔を有しており、磁石11、スペーサー13及
び磁極片12は、図3に示す配置で組み立て具14によ
って一体に積層されている。
【0027】図3に示されるように、磁極片12を挟ん
で配置される2つの磁石11は同一の極が磁極片12に
向くように配置するのが好ましい。また、隣り合う磁極
片12を挟んで配置される2つの磁石11よりなる集合
体は、図3に示されるように、該集合体のN極とS極と
が向かい合うようにスペーサー13を介して配置するの
が好ましい。
【0028】磁気処理装置7が大型のものである場合、
磁気処理装置7内に磁石を積層した磁石積層体を複数個
平行に配置することができる。
【0029】図5は、磁性材料又は非磁性材料で構成さ
れた螺旋構造体を外周に設けた非磁性材料で構成された
多孔筒状体の中に磁石を積層した磁石積層体の一例を示
すものであり、図6は図5に示された磁石積層体の断面
図を示す。
【0030】図5及び図6において、17は多孔筒状
体、18は磁性材料又は非磁性材料で構成された螺旋構
造体、19は磁石積層体、20は磁石積層体19を支持
する支持板を示す。
【0031】多孔筒状体17は、網、パンチングメタル
等通水性を有する材料で構成することができる。螺旋構
造体18は多孔筒状体17の周囲に設けられており、多
孔筒状体17の周囲を通過する処理される水に旋回流を
与える。
【0032】支持板20には処理される水が多孔筒状体
17内を通過できるように通水孔22が設けられてい
る。
【0033】磁気処理装置7には、外周に複数の磁石を
配置することができる。図7は、外周に複数の磁石を配
置した磁気処理装置の一例を示すものであって、図7に
おいて、23……は磁気処理装置の外周全面に配置した
複数の磁石を示す。複数配置される磁石23…の磁極の
向きは特に限定されるものではないが、隣接する磁石の
磁極の向きは逆になっているのが好ましい。
【0034】図8及び図9は、本発明に用いることがで
きる磁石積層体の他の例を示したものである。図8及び
図9において、24は磁石、25は磁極片、26はスペ
ーサー、27は組み立て具である。
【0035】磁極片25は磁性を有するステンレス鋼か
らなり、スペーサー26は非磁性の材料で構成される。
磁石24、磁極片25、スペーサー26は組み立て具2
7によって一体に積層されている。
【0036】磁石24は、磁極が図8及び図9に示され
る配置になるように配置することが好ましい。
【0037】上記磁気処理装置に用いる磁石24として
は、高い磁束密度を有するものが好ましく、電磁石であ
ってもよくまた永久磁石であってもよい。実用上は安価
で入手が容易なフェライト系磁石で十分である。
【0038】図10は、内部に磁石を積層した磁石積層
体を有する磁気処理装置7の流出口10に、流入口3の
近傍に高周波発振子4を設けた高周波照射装置1の流入
口3を接続した水処理装置の実施例を説明するものであ
る。尚、図示形状は一実施例を示しているにすぎず何等
これに限定されるものではなく本発明の範囲内において
適宜変更可能である。
【0039】高周波照射装置1は、円筒型の筒状体2の
側面に、処理される水の流入口3が設けられ、該流入口
3の近傍には複数の高周波発振子4……が設けられてお
り、高周波照射装置1に流れ入る水を高周波で処理する
ことができるようになっている。
【0040】磁気処理装置7は、流入口9と流出口10
とを備えたハウジング8の内部に、磁石を積層した磁石
積層体が設けられている。磁石積層体としては、上記同
様に図3〜図9に記載のものが使用され、その説明は省
略する。
【0041】磁気処理装置7の流出口10と高周波照射
装置1の流入口3は連結管28によって結合されてお
り、磁気処理装置7で磁気処理され流出口10から排出
された水は、高周波照射装置1の流入口3から入り、高
周波照射装置1で高周波処理される。
【0042】高周波照射装置1の一例を図2に示し、4
は高周波発振子、2は筒状体、3は高周波処理される水
の流入口、5は高周波処理された水の流出口、6は筒状
体2の一端に取り付けられた振動板である。
【0043】高周波発振子4としては、フェライト振動
子、金属磁歪振動子、水晶振動子、圧電セラミック振動
子等各種のものを用いることができるが、圧電素子を用
いたボルト締めランジバン振動子は堅牢で、取扱いが容
易であるので本発明で用いるのに好ましい高周波発振子
である。高周波発振子4は振動板6に接着剤、ねじ等の
固着具で取り付けられる。振動板6としては、厚さ1〜
2mmのステンレス鋼板を用いることができる。
【0044】振動板6に高周波発振子4がねじ等の固着
具で着脱自在に取り付けられている場合、配管中に発生
している赤錆、スケール等が除去された後において、高
周波発振子4を取りはずして他に使用することができる
ので経費削減の点から好ましい。
【0045】図11は、水流入口3の近傍に高周波発振
子4を設けた高周波照射装置1の流出口5に、内部に磁
石を積層した磁石積層体を有する磁気処理装置7の流入
口9を接続し、磁気処理装置7の流出口10に、流入口
3の近傍に高周波発振子4を設けた高周波照射装置1の
流入口3を接続した水処理装置の実施例を説明するもの
である。尚、図示形状は一実施例を示しているにすぎず
何等これに限定されるものではなく本発明の範囲内にお
いて適宜変更可能である。
【0046】高周波照射装置1は、円筒型の筒状体2の
側面に、処理される水の流入口3が設けられ、該流入口
3の近傍には複数の高周波発振子4……が設けられてお
り、高周波照射装置1に流れ入る水を高周波で処理する
ことができるようになっている。
【0047】磁気処理装置7は、流入口9と流出口10
とを備えたハウジング8の内部に、磁石を積層した磁石
積層体が設けられており、上記高周波照射装置1にて高
周波処理された水が流出口5から流入口9を介して本装
置7内に流入して磁気処理される。磁石積層体として
は、上記同様に図3〜図9に記載のものが使用され、そ
の説明は省略する。
【0048】高周波照射装置1の流出口5と磁気処理装
置7の流入口9とは直接連結され、磁気処理装置7の流
出口10と次の高周波照射装置1の流入口3は連結管2
8によって結合されており、高周波処理装置1で高周波
処理された水は、磁気処理装置7で磁気処理され、さら
に次の高周波照射装置1の流入口3から入り高周波照射
装置1で再び高周波処理される。
【0049】高周波照射装置1の一例を図2に示し、4
は高周波発振子、2は筒状体、3は高周波処理される水
の流入口、5は高周波処理された水の流出口、6は筒状
体2の一端に取り付けられた振動板である。
【0050】また、高周波照射装置1の流出口5と磁気
処理装置7の流入口9とは連結管を介して間接的に連
結、あるいは磁気処理装置7の流出口10と次の高周波
照射装置1の流入口3とを連結管28を介さずに直接連
結するものであってもよく、各装置間の連結は直接間接
任意である。
【0051】高周波発振子4としては、フェライト振動
子、金属磁歪振動子、水晶振動子、圧電セラミック振動
子等各種のものを用いることができるが、圧電素子を用
いたボルト締めランジバン振動子は堅牢で、取扱いが容
易であるので本発明で用いるのに好ましい高周波発振子
である。高周波発振子4は振動板6に接着剤、ねじ等の
固着具で取り付けられる。振動板6としては、厚さ1〜
2mmのステンレス鋼板を用いることができる。
【0052】振動板6に高周波発振子4がねじ等の固着
具で着脱自在に取り付けられている場合、配管中に発生
している赤錆、スケール等が除去された後において、高
周波発振子4を取りはずして他に使用することができる
ので経費削減の点から好ましい。
【0053】図12は、水流入口31の近傍に超音波発
振子30を設けた超音波照射装置29の流出口32に、
内部に磁石を積層した磁石積層体を有する磁気処理装置
7の流入口9を接続し、磁気処理装置7の流出口10
に、流入口3の近傍に高周波発振子4を設けた高周波照
射装置1の流入口3を接続した水処理装置の実施例を説
明するものである。尚、図示形状は一実施例を示してい
るにすぎず何等これに限定されるものではなく本発明の
範囲内において適宜変更可能である。
【0054】超音波照射装置29には、処理される水の
流入口31が円筒状の筒状体33の側面に設けられてお
り、流入口31の近傍には複数の超音波発振子30……
が設けられ、超音波照射装置29を流れる水を超音波照
射によるキャビテーション作用により処理することがで
きるようになっている。
【0055】超音波発振子30としては、フェライト振
動子、金属磁歪振動子、水晶振動子、圧電セラミック振
動子等各種のものを用いることができるが、圧電素子を
用いたボルト締めランジバン振動子は堅牢で、取扱いが
容易であるので本発明で用いるのに好ましい超音波発振
子30である。超音波発振子30は振動板6に接着剤、
ねじ等の固着具で取り付けられる。振動板6としては、
厚さ1〜2mmのステンレス鋼板を用いることができ
る。
【0056】磁気処理装置7は、流入口9と流出口10
とを備えたハウジング8の内部に、磁石を積層した磁石
積層体が設けられており、上記超音波照射装置29にて
超音波処理されたが、流出口33から流入口9を介して
本装置7内に流入して磁気処理される。磁石積層体とし
ては、上記同様に図3〜図9に記載のものが使用され、
その説明は省略する。
【0057】高周波照射装置1は、円筒型の筒状体2の
側面に、処理される水の流入口3が設けられ、該流入口
3の近傍には複数の高周波発振子4……が設けられてお
り、上記磁気処理されて流出口10から連結管28を介
して流入口3より流入し、高周波照射装置1を流れる水
を高周波で処理することができるようになっている。
【0058】高周波照射装置1の一例を図2に示し、4
は高周波発振子、2は筒状体、3は高周波処理される水
の流入口、5は高周波処理された水の流出口、6は筒状
体2の一端に取り付けられた振動板である。
【0059】また、超音波照射装置29の流出口32と
磁気処理装置7の流入口9とは連結管を介して間接的に
連結、あるいは磁気処理装置7の流出口10と高周波照
射装置1の流入口3とを連結管28を介さずに直接連結
するものであってもよく、各装置間の連結は直接間接任
意である。
【0060】高周波発振子4としては、フェライト振動
子、金属磁歪振動子、水晶振動子、圧電セラミック振動
子等各種のものを用いることができるが、圧電素子を用
いたボルト締めランジバン振動子は堅牢で、取扱いが容
易であるので本発明で用いるのに好ましい高周波発振子
である。高周波発振子4は振動板6に接着剤、ねじ等の
固着具で取り付けられる。振動板6としては、厚さ1〜
2mmのステンレス鋼板を用いることができる。
【0061】振動板6に高周波発振子4がねじ等の固着
具で着脱自在に取り付けられている場合、配管中に発生
している赤錆、スケール等が除去された後において、高
周波発振子4を取りはずして他に使用することができる
ので経費削減の点から好ましい。
【0062】図13は、水流入口31の近傍に高周波発
振子4を設けた高周波照射装置1の流出口5に、内部に
磁石を積層した磁石積層体を有する磁気処理装置7の流
入口9を接続し、磁気処理装置7の流出口10に、流入
口31の近傍に超音波波発振子30を設けた高周波照射
装置29の流入口31を接続した水処理装置の実施例を
説明するものである。尚、図示形状は一実施例を示して
いるにすぎず何等これに限定されるものではなく本発明
の範囲内において適宜変更可能である。
【0063】超音波照射装置29には、処理される水の
流入口31が円筒状の筒状体33の側面に設けられてお
り、流入口31の近傍には複数の超音波発振子30……
が設けられ、上記磁気処理されて流出口10から連結管
28を介して流入口31より流入し、超音波照射装置2
9を流れる水を超音波照射によるキャビテーション作用
により処理することができるようになっている。
【0064】超音波発振子30としては、フェライト振
動子、金属磁歪振動子、水晶振動子、圧電セラミック振
動子等各種のものを用いることができるが、圧電素子を
用いたボルト締めランジバン振動子は堅牢で、取扱いが
容易であるので本発明で用いるのに好ましい超音波発振
子30である。超音波発振子30は振動板6に接着剤、
ねじ等の固着具で取り付けられる。振動板6としては、
厚さ1〜2mmのステンレス鋼板を用いることができ
る。
【0065】高周波照射装置1は、円筒型の筒状体2の
側面に、処理される水の流入口3が設けられ、該流入口
3の近傍には複数の高周波発振子4……が設けられてお
り、高周波照射装置1を流れる水を高周波で処理するこ
とができるようになっている。
【0066】磁気処理装置7は、流入口9と流出口10
とを備えたハウジング8の内部に、磁石を積層した磁石
積層体が設けられており、上記高周波照射装置1にて高
周波処理された水が、流出口5から流入口9を介して本
装置7内に流入して磁気処理される。磁石積層体として
は、上記同様に図3〜図9に記載のものが使用され、そ
の説明は省略する。
【0067】高周波照射装置1の一例を図2に示し、4
は高周波発振子、2は筒状体、3は高周波処理される水
の流入口、5は高周波処理された水の流出口、6は筒状
体2の一端に取り付けられた振動板である。
【0068】また、超音波照射装置29の流出口32と
磁気処理装置7の流入口9とは連結管を介して間接的に
連結、あるいは磁気処理装置7の流出口10と高周波照
射装置1の流入口3とを連結管28を介さずに直接連結
するものであってもよく、各装置間の連結は直接間接任
意である。
【0069】高周波発振子4としては、フェライト振動
子、金属磁歪振動子、水晶振動子、圧電セラミック振動
子等各種のものを用いることができるが、圧電素子を用
いたボルト締めランジバン振動子は堅牢で、取扱いが容
易であるので本発明で用いるのに好ましい高周波発振子
である。高周波発振子4は振動板6に接着剤、ねじ等の
固着具で取り付けられる。振動板6としては、厚さ1〜
2mmのステンレス鋼板を用いることができる。
【0070】振動板6に高周波発振子4がねじ等の固着
具で着脱自在に取り付けられている場合、配管中に発生
している赤錆、スケール等が除去された後において、高
周波発振子4を取りはずして他に使用することができる
ので経費削減の点から好ましい。
【0071】尚、上記各実施例は図示(図1及び図10
乃至図13)するように横方向(水平方向)に各装置
(高周波処理装置1、磁気処理装置7、超音波照射装置
29)を適宜組み合わせて構成しているが、これに限定
されるものではなく、縦方向(垂直方向)に上記各装置
を適宜組み合わせて構成するものとしてもよく任意であ
る。
【0072】
【発明の効果】本発明の水処理装置は、上記せるように
高周波処理装置と磁気処理装置、磁気処理装置と高周波
処理装置、超音波処理装置と磁気処理装置と高周波処理
装置、あるいは高周波処理装置と磁気処理装置と超音波
処理装置とからなる構成を有するため、配管中に発生し
た赤錆、スケール等の除去効率が高く、短期間で配管中
の赤錆、スケール等が除去することができ、また、赤
錆、スケール等が発生するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 高周波照射装置と磁気処理装置とで構成され
る本発明水処理装置の一実施例示す図である。
【図2】 高周波照射装置の一例を示す拡大断面図であ
る。
【図3】 磁石積層体の一例を示す断面図である。
【図4】 図3に示された磁石積層体の磁極片の側面図
である。
【図5】 磁性材料又は非磁性材料で構成された螺旋構
造体を外周に設けた非磁性材料で構成された多孔筒状体
の一例を示す正面図である。
【図6】 図7に示された多孔筒状体の側面図である。
【図7】 磁石積層体の他の例を示す断面図である。
【図8】 磁石積層体の他の例を示す断面図である。
【図9】 磁石積層体の他の例を示す断面図である。
【図10】 磁気処理装置と高周波照射装置とで構成さ
れる本発明水処理装置の一実施例を示す図である。
【図11】 高周波処理装置と磁気処理装置と高周波処
理装置とで構成される本発明水処理装置の一実施例を示
す図である。
【図12】 超音波処理装置と磁気処理装置と高周波処
理装置とで構成される本発明水処理装置の一実施例を示
す図である。
【図13】 高周波処理装置と磁気処理装置と超音波処
理装置とで構成される本発明水処理装置の一実施例を示
す図である。
【符号の説明】 1:高周波照射装置 4:高周波発振子 7:磁気処理装置 24:磁石 25:磁極片 26:スペーサー 29:超音波照射装置 30:超音波発振子

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入口の近傍に高周波発振子を設けた高
    周波照射装置の流出口に、内部に磁石を積層した磁石積
    層体を有する磁気処理装置の流入口を接続してなること
    を特徴とする水処理装置。
  2. 【請求項2】 内部に磁石を積層した磁石積層体を有す
    る磁気処理装置の流出口に、流入口の近傍に高周波発振
    子を設けた高周波照射装置の流入口を接続してなること
    を特徴とする水処理装置。
  3. 【請求項3】 流入口の近傍に高周波発振子を設けた高
    周波照射装置の流出口に、内部に磁石を積層した磁石積
    層体を有する磁気処理装置の流入口を接続し、該磁気処
    理装置の流出口に、流入口の近傍に高周波発振子を設け
    た高周波照射装置の流入口を接続してなることを特徴と
    する水処理装置。
  4. 【請求項4】 流入口の近傍に超音波発振子を設けた超
    音波照射装置の流出口に、内部に磁石を積層した磁石積
    層体を有する磁気処理装置の流入口を接続し、該磁気処
    理装置の流出口に、流入口の近傍に高周波発振子を設け
    た高周波照射装置の流入口を接続してなることを特徴と
    する水処理装置。
  5. 【請求項5】 流入口の近傍に高周波発振子を設けた高
    周波照射装置の流出口に、内部に磁石を積層した磁石積
    層体を有する磁気処理装置の流入口を接続し、該磁気処
    理装置の流出口に、流入口の近傍に超音波発振子を設け
    た超音波照射装置の流入口を接続してなることを特徴と
    する水処理装置。
  6. 【請求項6】 複数の磁石を夫々間隔をあけて積層した
    磁石積層体であることを特徴とする請求項1又は2又は
    3又は4又は5のいずれかに記載の水処理装置。
  7. 【請求項7】 磁石を非磁性材料で構成されたスペーサ
    ーを介し、間隔をあけて積層された磁石積層体を有する
    磁気処理装置であることを特徴とする請求項1又は2又
    は3又は4又は5又は6のいずれかに記載の水処理装
    置。
  8. 【請求項8】 磁性材料又は非磁性材料で構成された螺
    旋構造体を外周に設けた非磁性材料で構成された多孔筒
    状体の中に磁石を積層した、磁石積層体が配置された磁
    気処理装置であることを特徴とする請求項1又は2又は
    3又は4又は5又は6又は7のいずれかに記載の水処理
    装置。
  9. 【請求項9】 外周に複数の磁石を配置した磁気処理装
    置であることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4
    又は5又は6又は7又は8のいずれかに記載の水処理装
    置。
  10. 【請求項10】 磁性材料又は非磁性材料で構成された
    螺旋構造体を外周に設けた非磁性材料で構成された多孔
    筒状体の中に配置された磁石を非磁性材料で構成された
    スペーサーを介し間隔をあけて積層された磁石積層体を
    有し、磁気処理装置の外周に複数の磁石を配置した磁気
    処理装置であることを特徴とする請求項1又は2又は3
    又は4又は5又は6又は7又は8又は9のいずれかに記
    載の水処理装置。
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