JPH0965835A - アイスクリームの製造方法 - Google Patents

アイスクリームの製造方法

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JPH0965835A
JPH0965835A JP24539495A JP24539495A JPH0965835A JP H0965835 A JPH0965835 A JP H0965835A JP 24539495 A JP24539495 A JP 24539495A JP 24539495 A JP24539495 A JP 24539495A JP H0965835 A JPH0965835 A JP H0965835A
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ice cream
ice
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dry ice
container
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JP24539495A
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Hiroshi Murakami
博 村上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な装置で安全かつ安価にアイスクリーム
を製造する。 【解決手段】 アイスクリーム容器1に入れたアイスク
リーム原料2を攪拌しながらドライアイス3で冷却して
アイスクリームを製造する。ドライアイス3を入れる断
熱された外装缶4の内部に、熱は伝導させるがドライア
イス3がなだれ込むのを阻止する熱伝導ケース5を配設
する。この熱伝導ケース5でもって、外装缶4に入れた
ドライアイス3が熱伝導ケース5の内部になだれ込むの
を阻止して、熱伝導ケース5に出し入れできるようにア
イスクリーム容器1を入れる。外装缶4に入れたドライ
アイス3でもって、熱伝導ケース5を介してアイスクリ
ーム容器1を冷却し、ドライアイス3でもってアイスク
リーム容器1に入れられたアイスクリーム原料2を冷却
してアイスクリームを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアイスクリームを製
造する方法に関し、とくに、短時間で手軽にアイスクリ
ームを製造できる方法に関する。本明細書においてアイ
スクリームとは、シャーベット等の氷菓を含む広い意味
に使用する。
【0002】
【従来の技術】アイスクリームの製造方法は、家庭で手
軽に製造する方法と、工場で大量生産する方法とがあ
る。家庭で製造する方法は、アイスクリーム原料をボー
ルに入れて、攪拌して泡立てる。ボールは、水氷に入れ
て外側から冷却する。ボールで攪拌した後、冷凍庫に入
れて冷却する。冷凍庫に入れて冷却する工程と、冷凍庫
から取り出して攪拌する工程とを何回か繰り返し、最後
に冷凍庫で−10〜20℃に冷却して凍結させる。その
後、冷却温度を例えば約−5℃に調整して、食べやすい
固さに調整する。
【0003】この方法は、アイスクリームの製造に極め
て時間がかかる欠点がある。それは、冷凍庫で冷却する
のに時間がかかるからである。とくに、攪拌と冷凍を何
回も繰り返すので、アイスクリームができるまでには、
1日以上もかかる欠点がある。さらに、この方法は、冷
凍庫で冷凍する時間がずれると、美味で優れた食感のア
イスクリームとならない欠点がある。たとえば、1回の
冷凍時間が長すぎると、アイスクリーム原料が完全に凍
結して、攪拌してもソフトな食感のアイスクリームにな
らない。このように家庭でアイスクリームを製造する方
法では、何回も冷凍と攪拌とを繰り返さねばならず、さ
らに、冷凍時間が決っているので、美味なアイスクリー
ムを作るためには、細心の注意と多大な手間を必要とす
る。
【0004】上記のような手間と時間がかかる方法で
は、アイスクリームの大量生産は不可能であるために、
アイスクリームを工場で量産する方法には、液体窒素を
使用している。液体窒素を使用するアイスクリームの製
造方法は、例えば特開平6−62753号公報に記載さ
れる。この公報に記載されるアイスクリームの製造方法
は、例えばシャ−ベットを製造する場合には、アイスク
リーム原料として、メロン、アンズ、イチゴ、ミカン等
の果汁に香味料、水等を適宜配合して調製する。このよ
うにして調製したアイスクリーム原料をアイスクリーム
容器に入れて、攪拌しながら、液体窒素供給装置により
液体窒素をアイスクリーム原料の入ったアイスクリーム
容器に導通し、アイスクリーム原料を液体窒素で冷凍す
る。
【0005】以上の方法は、アイスクリームを簡単かつ
効率よく製造できる特長がある。とくにこの方法は、ア
イスクリーム原料の冷却に、極めて低温の液体窒素を使
用するので、短時間で急速冷凍できる特徴がある。
【0006】しかしながら、この方法は、工場における
アイスクリームの大量生産には使用できても、家庭や販
売店の店先でアイスクリームを製造する方法には使用で
きない。それは、液体窒素が瞬時に窒素ガスとなって膨
張するために、周囲の環境を酸欠状態として、窒息死さ
せる危険があるからである。液体窒素が窒素ガスになる
と、わずか28gの液体窒素が22400ccの窒素ガ
スに膨張する。さらに、液体窒素が気化する温度は極め
て低温であるために、ほとんど瞬時に気化して窒素ガス
になる。このため、膨張したガスが空気中の酸素を排出
するので、酸欠の原因となる。
【0007】特公平2−48221号公報にも、液体窒
素を使用したアイスクリームの製造方法が記載される。
この方法は、アイスクリーム原料をアイスクリーム容器
に充填して攪拌し、このアイスクリーム容器に液体窒素
を導入して冷却して、喫茶店等の店頭で、客の好みに応
じたアイスクリ−ムを短時間で製造する方法である。し
かしながら、このように液体窒素を使用する方法は、ア
イスクリームの製造には優れた環境となるが、酸欠死の
恐れがある極めて危険な状態となる欠点がある。
【0008】液体窒素に代わって、ドライアイスでアイ
スクリーム原料を冷却する方法も開発されている。たと
えば、特開平6−62754号公報には、アイスクリー
ム等の冷菓の製造方法が記載される。この方法は、アイ
スクリーム原料等の冷菓用ミックスにドライアイスを混
合し、ドライアイスで冷菓用ミックスを冷却して、ミッ
クス中に均一に氷結晶を析出させて半凍結状態とし、こ
のミックスをアイスクリーム容器内で凍結させて、アイ
スクリーム等の冷菓を製造するものである。
【0009】この方法は、ドライアイスを使用するので
酸欠死の心配がない。ドライアイスは、液体窒素とは比
較にならないほどガスになる温度が高く、また、ガス化
するときの倍率も液体窒素よりも少ないからである。し
たがって、この方法は安全にアイスクリームを短時間で
製造できる特長がある。ただ、この方法はドライアイス
を冷菓用ミックスに直に混入するものであり、ミックス
中に均一に氷結晶を析出させるためには、混入するドラ
イアイスの粒の大きさを揃える必要がある。ドライアイ
スを任意の大きさにするためには、ドライアイスの固体
を細かく砕く必要があるが、砕かれたドライアイスの粒
を任意の大きさに揃えるのは大変困難である。ドライア
イスを砕いても、砕かれたドライアイスの粒の大きさは
一定とならず、大きな粒と小さな粒が混在する状態とな
り、大きすぎる粒はさらに細かく砕く必要があり、また
細かく砕かれた粒が小さすぎて使えないものもあり、ド
ライアイスの製造に多大な手間とコストがかかる欠点が
あった。
【0010】また、ドライアイスを直接にアイスクリー
ム原料に混合する方法は、混合するドライアイスを不純
物や異物が混入しないように製造し、かつ、アイスクリ
ーム原料に混合するまでの間にも異物等が付着しないよ
うに厳密に品質を管理する必要がある。ドライアイス等
の取り扱いが悪いと、ドライアイスと一緒に異物がアイ
スクリーム原料に混入して、美味なアイスクリームを製
造できなくなる。このため、アイスクリームとドライア
イスの製造工程と、混入するまでの間の品質を厳密に管
理する必要があり、簡単に美味なアイスクリームを製造
するのが難しい欠点がある。
【0011】この欠点を防止するために、ドライアイス
が直接にアイスクリーム原料に接触しないアイスクリー
ムの製造方法を実現する装置が、特開平4−44725
号公報に記載される。この公報に記載される装置は、図
1に示すように、ミキサー6のカップ7に、ドライアイ
ス3を入れたコップ8を入れ、ドライアイス3で間接的
にアイスクリーム原料2を冷却する。この装置による方
法は、水氷でアイスクリーム原料を冷却する方法に比較
すると、アイスクリーム原料を短時間で冷却できる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法は、ドライアイス3の昇華熱を有効に利用して、アイ
スクリーム原料2を短時間で効率よく冷却するのは難し
い。それは、コップ8とアイスクリーム原料2との伝熱
面積を広くするのが難しいからである。さらに、この方
法は、アイスクリーム原料2を理想的な状態で攪拌する
こともできない。ミキサー6のカップ7に入れたコップ
8が邪魔になって、アイスクリーム原料全体を均一に攪
拌できないからである。この構造のミキサーでは、カッ
プ7の下部に設けられたスクリュー9で、コップ8の下
部ではアイスクリーム原料2を攪拌できても、コップ8
の周囲とミキサー6の間の部分は十分に攪拌することが
できず、アイスクリーム原料2がよく練られた部分とそ
うでない部分とができてしまい、練り方にムラが生じ
る。
【0013】さらにまた、この方法は、アイスクリーム
原料2を、たとえば、−10〜20℃と極めて低温に冷
却するのが難しい欠点もある。それは、ミキサー6のカ
ップ7の外周から熱が侵入して、アイスクリーム原料2
の冷却を阻害するからである。アイスクリームは、攪拌
した後、−10〜20℃に冷却して、一度は固く凍結す
る必要がある。氷結晶を作って、アイスクリームを独得
の食感とするためである。このため、この方法は、アイ
スクリーム原料2を冷却して攪拌することはできるが、
極低温に凍結して氷結晶を作って独得の食感とすること
ができず、このことを実現するには、カップ7をミキサ
ー6から外して、これを冷凍庫に入れて強制的に冷却す
る必要がある。このため、アイスクリームを攪拌しなが
ら店先で製造して販売できない欠点がある。
【0014】さらに、アイスクリーム原料2を冷却し
て、コップ8をミキサー6のカップ7からとりだすとき
に、コップ8の外周にアイスクリーム原料2が付着して
コップ8が汚れる欠点がある。このため、コップ8に付
着したアイスクリーム原料2を洗浄するのに手間がかか
る。とくに、コップ8の周囲では攪拌が不十分なため、
アイスクリーム原料2がよく調合されていない状態でコ
ップ8の外周にこびりついてしまう。また、コップ8の
周囲にアイスクリーム原料のようなべとべとした物質が
付着した状態では、異物がさらに付着しやすく、触れる
ものを汚し、さらにコップ8の底も汚れているので下に
置くこともできず、扱いが面倒である。コップ8の周囲
は、食べ物となるアイスクリーム原料2が直接触れるの
で、きれいに洗浄して清潔にしておかなければならな
い。さらにまた、付着した分のアイスクリーム原料2が
無駄になってしまう欠点もある。
【0015】本発明は、さらにこれ等の欠点を解決する
ことを目的に開発されたもので、本発明の重要な目的
は、簡単かつ容易に、しかも短時間で安全に、美味なア
イスクリームを製造できる製造方法を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のアイスクリーム
の製造方法は、前述の目的を達成するために下記のよう
にしてアイスクリームを製造する。本発明の製法は、ア
イスクリーム容器1に入れたアイスクリーム原料2を攪
拌しながらドライアイス3で冷却してアイスクリームを
製造する方法を改良したものである。本発明のアイスク
リームの製造方法は、ドライアイス3を入れる断熱され
た外装缶4の内部に、熱は伝導させるがドライアイス3
がなだれ込むのを阻止する熱伝導ケース5を配設する。
この熱伝導ケース5でもって、外装缶4に入れたドライ
アイス3が熱伝導ケース5の内部になだれ込むのを阻止
して、熱伝導ケース5に出し入れできるようにアイスク
リーム容器1を入れる。外装缶4に入れたドライアイス
3でもって、熱伝導ケース5を介してアイスクリーム容
器1を冷却し、ドライアイス3でもってアイスクリーム
容器1に入れられたアイスクリーム原料2を冷却してア
イスクリームを製造する。
【0017】以上のようにしてアイスクリームを製造す
る本発明の製法は、外装缶4に入れたドライアイス3で
アイスクリーム容器1を周囲から冷却する。外装缶4に
は、内部に熱伝導ケース5を配設して、アイスクリーム
容器1を入れる部分にドライアイス3がなだれ込まない
ようにしている。アイスクリーム容器1は、熱伝導ケー
ス5に入れて、外装缶4のドライアイス3で冷却され
る。熱伝導ケース5は、熱を効率よく伝導させるが、ド
ライアイス3がなだれ込むのを阻止するもの、たとえ
ば、金属板や網材である。熱伝導ケース5の周囲にはド
ライアイス3があるので、ここに入れたアイスクリーム
容器1は、周囲からドライアイス3で効率よく極低温に
冷却される。このため、アイスクリーム容器1に入れた
アイスクリーム原料2は、外装缶4に入れたドライアイ
ス3で効率よく冷却される。
【0018】ちなみに、ドライアイスは、1気圧のもと
では−78.5℃で昇華して炭酸ガスになる。さらに、
ドライアイスの昇華熱は、136.8cal/gであ
る。ドライアイスの冷却力は、冷却目的温度によって変
化するが、0℃では152cal/gと極めて大きい。
【0019】周囲から冷却されるアイスクリーム容器1
は、広い面積でドライアイス3に効率良く冷却される。
さらに、アイスクリーム容器1の内部には、コップ等攪
拌の邪魔になる部材を配設する必要がないので、アイス
クリーム容器1に入れたアイスクリーム原料2の全体を
均一に攪拌できる。さらに、アイスクリーム容器1を熱
伝導ケース5から取り出しできるので、アイスクリーム
容器1を取り出した状態で、アイスクリーム原料2を調
合して容器内に充填でき、また冷却されたアイスクリー
ムの取り出しも容易に行える。さらに、アイスクリーム
ができたアイスクリーム容器1と、次のアイスクリーム
容器1の交換も簡単にすばやく行うことができ、ドライ
アイス3の冷却力を有効に活用できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するためのアイスクリームの製造方
法を例示するものであって、本発明はアイスクリームの
製造方法を下記の方法に特定するものでない。
【0021】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施の形態に示される部材に対応す
る番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解
決するための手段の欄」に示される部材に付記してい
る。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施の形
態の部材に特定するものでは決してない。
【0022】本発明のアイスクリームの製造方法は、図
2および図3に示す装置を用いて実現される。これらの
図に示す装置は、本体であるフリーザー10に外装缶4
と熱伝導ケース5を配設しており、外装缶4にはドライ
アイス3が充填され、熱伝導ケース5にはアイスクリー
ム容器1が挿入される。アイスクリーム容器1は、内部
にアイスクリーム原料2を充填し、このアイスクリーム
原料2を攪拌する攪拌機12を装着している。この装置
を用いて、外装缶4に充填されたドライアイス3でアイ
スクリーム容器1内のアイスクリーム原料2を冷却し、
アイスクリーム容器1に設けられた攪拌機12で攪拌し
ながらアイスクリーム原料全体を均一に冷やし、アイス
クリームを製造する。
【0023】図2に示す装置の外観は方形状の箱型で、
本体を保温性を有するフリーザー10としている。フリ
ーザー10は、断熱性を有する材質で構成され、たとえ
ばステンレス、ガラス等の内面を断熱材で断熱してい
る。断熱構造とするのは、内部の冷気を外部に漏らさ
ず、余計な熱交換を避けて熱伝導効率をよくするためで
ある。外形は、内部に外装缶4等を内蔵できるスペース
があればどのような形状、デザインにもでき、方形状の
他、円筒状、多角形状等とすることもできる。たとえ
ば、フリーザー10を、魔法瓶にように透明な二重ガラ
ス構造として、内部の状態が確認できるようにすること
もできる。フリーザー10を透明とする装置は、ドライ
アイス3の残量確認できるので、便利に使用できる。ま
た、店頭で使用すると、アイスクリームの製法のデモン
ストレーションや、暑い日に冷たいアイスクリームをで
きたてで提供できるとして買い物客にアピールできる等
の宣伝、促販効果もある。
【0024】フリーザー10の内部には外装缶4と、熱
伝導ケース5が内蔵されている。外装缶4はフリーザー
10の中心に設けられ、全体を円筒状としている。外装
缶4は上部を開口し、周囲の側面はステンレスや樹脂等
の円筒で構成される。外装缶4の中央には更に円筒状の
熱伝導ケース5が設けられており、ドライアイス3は外
装缶4の内側と熱伝導ケース5の外側の間にできるドー
ナツ状のスペースに充填される。ドライアイス3を外装
缶4の上部の開口部から充填するために、図3に示すよ
うに、フリーザー10の上部には、ドライアイス3を出
し入れするための上部蓋11が開閉自在に設けられてい
る。ドライアイス3を充填するスペースは、外装缶4の
容量と熱伝導ケース5の容量の差で決まるので、アイス
クリームの一回の製造に必要な冷却温度と冷却時間を考
慮し、必要な量のドライアイス3が収納できるよう外装
缶4の内径と全長を最適値に決定する。
【0025】外装缶4に充填するドライアイス3は、従
来から食品の低温保存に使用されている通常のものが使
用できる。冷却剤として使用されるドライアイス3は、
粒状のものが使用できる。粒状であれば、外装缶4に多
くの量のドライアイス3を充填しやすく、取扱いが容易
で便利に使用できる。ただ、粒の大きさは正確に揃える
必要はなく、多少不揃いであっても外装缶4と熱伝導ケ
ース5の間に充填できる大きさであれば問題なく使用で
きる。ドライアイスの粒の大きさは、例えば直径3mm
〜2cm、好ましくは3mm〜1cm、さらに好ましく
は3〜5mm程度とする。
【0026】ドライアイス3の粒子の大きさと充填する
量によって、アイスクリームの冷却力および持続時間を
調整できる。粒子の大きさが小さいほど、ドライアイス
3の表面積が大きくなり、冷却する作用が強くなる。ド
ライアイス3の量が多いほど、冷却力が増加する。逆
に、ドライアイス3の粒子が大きいほど、冷却作用は弱
くなる。これらのことを考慮して、ドライアイス3の粒
の大きさと充填する量が決定される。ドライアイス3の
充填量は、例えば100g〜40Kg、好ましくは500
g〜30Kg、さらに好ましくは1〜20Kgとする。
【0027】ドライアイス3は固体二酸化炭素であり、
取り扱いが簡単で冷却力が強く、人体に害がないので、
本発明のアイスクリームの冷却媒体として理想的な特性
を備える。ドライアイスの冷却力は、0℃で約152c
al/gもあり、少量でも強い冷却力を有し、アイスク
リームの製造方法に使用する冷却媒体として理想的な特
性がある。
【0028】ドライアイスは液化することなく、固体か
ら気体に昇華して炭酸ガス(二酸化炭素)になる。その
際、周囲からドライアイス1gにつき136.8cal
の熱を奪うので、周囲は冷却される。また、炭酸ガス自
身も十分冷たい冷気となっているので、この炭酸ガスに
よっても冷却することができる。これらの冷却力は、熱
伝導ケース5を介して伝えられ、熱伝導ケース5内に密
着して挿入されているアイスクリーム容器1が冷却さ
れ、アイスクリーム容器1内のアイスクリーム原料2が
極低温に保持される。
【0029】熱伝導ケース5は外装缶4の中心に設けら
れ、外装缶4と同じく上部を開口した円筒形としてい
る。熱伝導効率をよくするため、熱伝導ケース5と外装
缶4の間の距離が一定値となるように、熱伝導ケース5
と外装缶4は同じ形状とし、熱伝導ケース5の外径が外
装缶4の内径より小さくなるようにしている。なお、外
装缶4と熱伝導ケース5は円筒形でなくてもよく、たと
えば多角形状とすることもできる。多角形の熱伝導ケー
ス5は、ケースの強度を強くでき、また同じく多角形と
したアイスクリーム容器1を外形面に沿って挿入でき、
さらにアイスクリーム容器1と熱伝導ケース5が攪拌機
12の振動等で回転してずれることなく、同じ位置で両
者を接触状態に保てる特長がある。ただ、円筒形とする
熱伝導ケース5は全ての円周上、すなわち熱伝導ケース
5とアイスクリーム容器1の接触面でドライアイス3と
アイスクリーム原料2の位置関係が等しくなり、コップ
等で邪魔されることなく同一条件で均一に攪拌、熱交換
が行われ、熱伝導効率の最もよい形状となるので、好ま
しくは熱伝導ケース5と外装缶4は円筒形状とする。
【0030】熱伝導ケース5は、熱伝導が良く、さらに
ドライアイス3がなだれ込むのを阻止する構造のものが
使用でき、たとえばステンレス等の金属板、または網状
としたものや穴をあけたもの等が使用できる。網状ある
いは穴のある熱伝導ケースは、網目や穴の大きさを、充
填するドライアイス3が自由になだれ込まない大きさ、
たとえば、1mm以下とする。ドライアイスは昇華する
と次第に小さくなって、熱伝導ケースを通過するように
なるが、1mm以下の網目や穴を通過する量は極めて少
なく、多少通過しても、図2に示すように、熱伝導ケー
スとアイスクリーム容器との間に空隙を設けることによ
って、ここに蓄えることができる。アイスクリーム容器
を熱伝導ケースに入れる前に、ドライアイス3が熱伝導
ケース5を自由に通過してなだれ込むと、ケース内部に
ドライアイス3の固体がいっぱいになって、アイスクリ
ーム容器1を熱伝導ケース5に挿入しにくくなるため、
熱伝導ケース5で、ドライアイス3が熱伝導ケース5に
なだれ込むのを阻止する。冷却力は、ドライアイス3が
昇華する際の昇華熱として、周囲の温度を奪うことで温
度が下がり、熱伝導ケース5と接触するアイスクリーム
容器1に伝えられる。これに加え、ドライアイス3が昇
華した炭酸ガス自体も冷気ガスとなって、熱伝導ケース
5の穴、網目等を通過してアイスクリーム容器1の外壁
に吹きつけられて冷却する。
【0031】本発明のアイスクリームの製造方法は、ド
ライアイス3を充填するスペースとアイスクリーム原料
2を充填するスペースを分離することで、両者が混じっ
てアイスクリームに不純物が混入することを防ぎ、また
ドライアイス3の容器をアイスクリームで汚すこともな
く、冷却したアイスクリーム原料2の交換、および昇華
したドライアイス3の補給がスムーズに行えるので、作
業を手早く進められ、簡単かつ便利に装置を使用でき、
アイスクリームを能率よく製造できる特長が実現され
る。
【0032】熱伝導ケース5には、アイスクリーム原料
2を充填したアイスクリーム容器1が出し入れ自在に挿
入される。アイスクリーム容器1は、熱伝導ケース5に
挿入できるように、熱伝導ケース5の内形と同じ形状と
し、挿入した状態で熱伝導ケース5の内面に密着するよ
うに、熱伝導ケース5より若干小さくしている。熱伝導
ケース5に挿入されたアイスクリーム容器1がケースに
密着して、熱交換を効率よく行うために、アイスクリー
ム容器1は熱伝導の良い金属で構成される。たとえば、
アルミニウム、ステンレス、銅等とする。ただ、容器の
内部には食べ物となるアイスクリーム原料2が接触する
ので、人体に害がなく、かつ味や臭いの付かない、変質
しにくい材質で構成し、もしくは容器の内側表面をその
ような材質でコーティングする。アイスクリーム容器1
は、上部蓋11から突出する部分をラッパのように拡開
し、上端の開口部を、攪拌機12を固定している上蓋1
6で閉塞している。
【0033】図に示す装置は、フリーザー10にファン
17を設けている。ファン17は、フリーザー10の内
部空気を強制的に攪拌して、フリーザー10の内部温度
を均一にする。さらに、図の装置は、外装缶4と熱伝導
ケース5に半径方向に換気孔18を開口し、この換気孔
18にドライアイスが流入するのを阻止する網筒19を
固定している。この構造の装置は、ファン17で、強制
的に冷気を送風して熱伝導ケース5の内部に循環でき
る。このため、熱伝導ケース5の内部に入れるアイスク
リーム容器1を効率よく、しかも均一な温度に冷却でき
る。
【0034】アイスクリーム容器1に充填するアイスク
リーム原料2は、市販されているアイスクリーム用ミッ
クス、たとえば牛乳、卵、果汁、香味料、砂糖、クリー
ム、水等を適宜配合して調整したものが使用できる。ア
イスクリーム原料2は、市販のものをそのまま利用した
り、好みに応じてフルーツ等を追加したり、自分で調合
することもできる。これらの調整されたアイスクリーム
原料2をアイスクリーム容器1に充填する際には、容器
を熱伝導ケース5から取り出した状態で行え、必要があ
ればアイスクリーム容器1で直接調合できるので、便利
に使用できる。
【0035】アイスクリーム容器1の上部には、図2に
示すように、アイスクリーム原料2を攪拌するための攪
拌機12が、脱着自在に装着されている。攪拌機12
は、攪拌羽13を有する回転軸15と、回転軸15に連
結されるモーター14とからなる。攪拌羽13は、回転
軸15に傾斜して交互に設けられたプロペラ状の羽根や
スクリュー、スパイラルコイル等、原料を攪拌できる全
ての部材が使用できる。攪拌羽13の大きさは、回転半
径がアイスクリーム容器1の内径に納まり、容器に充填
されたアイスクリーム原料2を全体に均一に、十分に攪
拌できる能力を有するものとする。モーター14は、出
力軸が攪拌羽13の回転軸15に連結され、原料を充填
した状態で、アイスクリーム容器1の外壁から伝わる冷
温がアイスクリーム原料2の全体に行き渡るように、攪
拌羽13を回転できる十分な出力トルクを有するものを
使用する。
【0036】攪拌機12は、アイスクリーム容器1の上
部に脱着自在に装着する。脱着自在とすることで、容易
に攪拌機12を洗浄、点検でき、また別のアイスクリー
ム容器1に交換する際にも簡単に装置を着け換えて、一
台の攪拌機12を効率よく使用できる。
【0037】本発明のアイスクリームの製造方法は、下
記のようにして、アイスクリームを製造する。 アイスクリーム原料2を調合し、アイスクリーム容
器1に充填する。アイスクリーム原料2は、1回分の製
造に必要な分量に調整する。たとえば、100gのアイ
スクリーム原料を1人分の分量として、50人分で5Kg
とする。
【0038】 フリーザー10の上部蓋11を開け
て、外装缶4と熱伝導ケース5の間にドライアイス3を
充填する。ドライアイス3の量は、アイスクリーム原料
2を、アイスクリームの製造に必要とされる温度に決め
られた時間保持できるだけの冷却力と持続時間を有する
量に調整する。たとえば、ドライアイス3の大きさを直
径3cm、分量を15Kgとする。 適量のアイスクリーム原料2が入ったアイスクリー
ム容器1を、熱伝導ケース5内に挿入する。先にドライ
アイス3を外装缶4に充填しておき、予め熱伝導ケース
5を充分冷却しておくと、冷却時間を短縮することがで
きる。
【0039】 アイスクリーム容器1の上部に、攪拌
機12をセットする。攪拌機12の攪拌羽13がアイス
クリーム原料2に浸かるように、攪拌機12を垂直にア
イスクリーム容器1の中心に挿入し、攪拌機12本体を
アイスクリーム容器1の上端部、または上部蓋11の中
心に設けた開口部、もしくは製造装置本体であるフリー
ザー10に固定する。攪拌機12を固定した状態で、ド
ライアイス3の冷気が装置の外部に漏れないよう密閉す
る。特に、アイスクリーム容器1の上端開口部付近で、
攪拌機12との連結部分や外装缶4との境界部分で隙間
ができないよう注意する。 モーター14のスイッチを入れ、攪拌羽13を回転
させて、アイスクリーム原料2を攪拌しながらドライア
イス3で冷却する。攪拌機12の回転数は、アイスクリ
ームが全体に均一に攪拌できるように、アイスクリーム
の量や攪拌羽13の大きさ、攪拌羽13の数等によって
調節し、例えば50rpmとする。
【0040】 攪拌機12でアイスクリーム原料2は
均一に攪拌されながら、ドライアイス3によって冷却さ
れる。外装缶4に充填されたドライアイス3は、昇華す
る際の昇華熱を周囲から奪うので、熱伝導ケース5を介
してアイスクリーム容器1の熱を奪って、アイスクリー
ム原料2を冷却する。また、昇華して炭酸ガスとなった
冷気が、熱伝導ケース5の穴等を通過して、アイスクリ
ーム容器1を冷却し、アイスクリーム原料2を冷やす。
ドライアイス3を用いた熱交換作用によって、アイスク
リームの製造に必要とされる温度にアイスクリーム原料
2を決められた時間冷却する。この方法であれば、アイ
スクリーム原料2を攪拌しながら冷却できるので、従来
の方法のように、ボールに入れた材料をかき混ぜて、冷
凍庫で冷却する作業を繰り返すことなく、簡単にアイス
クリームを製造することができる。
【0041】 アイスクリーム原料2を一定時間冷却
してアイスクリームが出来上がると、攪拌機12を止め
て装置を取り外し、アイスクリーム容器1を熱伝導ケー
ス5から抜く。アイスクリーム容器1から完成したアイ
スクリームを取り出す。さらに別のアイスクリームを製
造するときは、別にアイスクリーム原料2をアイスクリ
ーム容器1に入れておき、取り出したアイスクリーム容
器1と交換して熱伝導ケース5に挿入し、同様に攪拌、
冷却する。続けてアイスクリームの製造を行うと、装置
自体が充分に冷却されているので、効率よく冷却力を活
用してアイスクリームを製造できる。ドライアイス3が
消費されると炭酸ガスとなるので、外装缶4には何も残
らず廃棄物処理等の問題は生じない。なくなった分のド
ライアイス3を外装缶4に補充するだけでよいので、き
わめて簡単に取り扱うことができ、次々と装置を使用し
てアイスクリームを製造できる。
【0042】
【発明の効果】本発明のアイスクリームの製造装置は、
従来の装置と比較して、きわめて簡単かつ安全にアイス
クリームを手軽に製造できる特長を実現する。それは、
冷却媒体に取扱いの容易なドライアイスを使用している
からである。ドライアイスは業務用、家庭用に冷却材と
して広く利用されており、入手が容易で安価である。本
発明は、窒息のおそれのある液体窒素のような危険な媒
体によらず、安全性の高いドライアイスを使用して、強
い冷却力を実現する。さらに、ドライアイスをアイスク
リーム原料に直に混入して冷却するのでなく、アイスク
リーム容器を介して冷却するので、不純物の混入がな
く、清潔で安全なアイスクリームを提供できる。また、
使用するドライアイスの粒の大きさを一定に揃える必要
がないので、ドライアイスを砕く作業を簡単にできる。
特に、従来の方法ではアイスクリームを均質に冷凍する
ため、ドライアイスを小さく砕いて使用していたが、ド
ライアイスの粒の大きさが揃わず、使用できないドライ
アイスが大量に発生していた。本発明の方法では、粒の
大きさが不揃いであっても使用できるので、ドライアイ
スを無駄なく使用でき、手間とコストの低減が図れる。
【0043】さらにまた、本発明のアイスクリームの製
造方法は、ドライアイスの収納スペースとアイスクリー
ム原料の収納スペースを熱伝導ケースで完全に分離して
いるので、容器の交換や原料の充填が簡単にでき、また
原料全体をまんべんなく攪拌できる特長を有する。アイ
スクリーム原料はドライアイスを収納する外装缶に直接
触れることがないので、外装缶や熱伝導ケースを汚すこ
とはなく、また不要な部分に原料を付着しないので原料
を無駄にせず、洗浄等の作業も省ける。熱伝導ケース
は、ドライアイスをなだれ込むのを阻止して、熱を伝導
させるので、アイスクリーム容器の外周から、内部のア
イスクリーム原料を効率よく冷却する。さらに、熱伝導
ケースとアイスクリーム容器は円筒状としており、両者
を密着させることで伝熱面積を広く取り、高い熱交換効
率を実現している。さらにまた、外装缶を断熱性を有す
るフリーザーでシールドすることにより、外部への冷温
の発散を防止している。特に、本発明の装置は容器を縦
長の円筒状として、この中心軸上に攪拌羽を備えている
ので、アイスクリーム原料全体をくまなく攪拌でき、攪
拌の邪魔になるコップ等もないので、隅々まで冷却する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のアイスクリームの製造方法にかかる装
置を示す断面図
【図2】 本発明のアイスクリームの製造方法にかかる
装置を示す断面図
【図3】 図2に示す装置の平面図
【符号の説明】
1…アイスクリーム容器 2…アイスクリーム原料 3…ドライアイス 4…外装缶 5…熱伝導ケース 6…ミキサー 7…カップ 8…コップ 9…スクリュー 10…フリーザー 11…上部蓋 12…攪拌機 13…攪拌羽 14…モーター 15…回転軸 16…上蓋 17…ファン 18…換気孔 19…網筒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アイスクリーム容器(1)に入れたアイス
    クリーム原料(2)を攪拌しながらドライアイス(3)で冷却
    してアイスクリームを製造する方法において、 ドライアイス(3)を入れる断熱された外装缶(4)の内部
    に、熱は伝導させるがドライアイス(3)がなだれ込むの
    を阻止する熱伝導ケース(5)を配設し、この熱伝導ケー
    ス(5)でもって、外装缶(4)に入れたドライアイス(3)が
    熱伝導ケース(5)の内部になだれ込むのを阻止し、この
    熱伝導ケース(5)に出し入れできるようにアイスクリー
    ム容器(1)を入れ、外装缶(4)に入れたドライアイス(3)
    でもって、熱伝導ケース(5)を介してアイスクリーム容
    器(1)を冷却し、ドライアイス(3)でもってアイスクリー
    ム容器(1)に入れられたアイスクリーム原料(2)を冷却す
    るアイスクリームの製造方法。
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