JPH0965682A - モータ駆動回路 - Google Patents
モータ駆動回路Info
- Publication number
- JPH0965682A JPH0965682A JP7218500A JP21850095A JPH0965682A JP H0965682 A JPH0965682 A JP H0965682A JP 7218500 A JP7218500 A JP 7218500A JP 21850095 A JP21850095 A JP 21850095A JP H0965682 A JPH0965682 A JP H0965682A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hall element
- motor
- resistor
- drive circuit
- rotation angle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロータの回転角を検出するホール素子のバイ
アス電流を常に最適な値にすると共に、誤作業によるホ
ール素子の破損を防止する。 【解決手段】 ロータ部の回転角を検出するホール素子
HU、HV、HWに最適なバイアス電流を印加する抵抗
R1 、R2 をモータ本体100の内部に設ける。抵抗R
1 はホール素子HUと接続する側とは反対の一端を端子
板4上で電源VCCに接続され、また、抵抗R2 はホール
素子HWと接続する側とは反対の一端を端子板4上でG
NDに接続される構成にする。前記ホール素子HU、H
V、HWの検出角に基づき最適のモータ駆動電圧がモー
タ駆動回路5で生成されると共に、端子板4の端子U、
V、Wを介して励磁コイル6に供給される。
アス電流を常に最適な値にすると共に、誤作業によるホ
ール素子の破損を防止する。 【解決手段】 ロータ部の回転角を検出するホール素子
HU、HV、HWに最適なバイアス電流を印加する抵抗
R1 、R2 をモータ本体100の内部に設ける。抵抗R
1 はホール素子HUと接続する側とは反対の一端を端子
板4上で電源VCCに接続され、また、抵抗R2 はホール
素子HWと接続する側とは反対の一端を端子板4上でG
NDに接続される構成にする。前記ホール素子HU、H
V、HWの検出角に基づき最適のモータ駆動電圧がモー
タ駆動回路5で生成されると共に、端子板4の端子U、
V、Wを介して励磁コイル6に供給される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータの駆動回路に
関し、更に詳しくはロータ部の回転角を検出するホール
素子に与えるバイアス電流を決める抵抗をモータ内部に
設けたモータ駆動回路に関するものである。
関し、更に詳しくはロータ部の回転角を検出するホール
素子に与えるバイアス電流を決める抵抗をモータ内部に
設けたモータ駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時における光ディスク等の普及と装置
の一層の小型化に伴い、光ディスクを回転するモータに
ついても、更なる小型化、高性能化が求められてきてい
る。また、これらの要求に合致するものとして、ホール
素子を用いてロータ部のステータ部に対する回転角を検
出し、その結果に基づいて回転を制御する構成のモータ
も多く用いられてきた。
の一層の小型化に伴い、光ディスクを回転するモータに
ついても、更なる小型化、高性能化が求められてきてい
る。また、これらの要求に合致するものとして、ホール
素子を用いてロータ部のステータ部に対する回転角を検
出し、その結果に基づいて回転を制御する構成のモータ
も多く用いられてきた。
【0003】図1は上述したモータの概略の外観斜視図
である。符号1は固定側であるステータ部であり、符号
2および符号3は回転側であるシャフトとディスク装着
部であり、符号4はモータの回転を制御する電気信号を
伝達するフレキシブルな部材で構成された端子板であ
り、また、符号5は端子板4に接続してモータの回転を
制御するモータ駆動回路である。
である。符号1は固定側であるステータ部であり、符号
2および符号3は回転側であるシャフトとディスク装着
部であり、符号4はモータの回転を制御する電気信号を
伝達するフレキシブルな部材で構成された端子板であ
り、また、符号5は端子板4に接続してモータの回転を
制御するモータ駆動回路である。
【0004】図3は従来のモータ駆動の回路構成例であ
って、同図(a)は回路の接続を示し、モータ本体10
0の回転側の回転角を検出するホール素子HUの端子H
U+、HU−、ホール素子HVの端子HV+、HV−、
ホール素子HWのHW+、HW−、および電源Vcc、G
NDが、また、励磁コイル6の励磁コイル端子U、V、
Wが端子板4を介してモータ駆動回路5に接続されてい
る。
って、同図(a)は回路の接続を示し、モータ本体10
0の回転側の回転角を検出するホール素子HUの端子H
U+、HU−、ホール素子HVの端子HV+、HV−、
ホール素子HWのHW+、HW−、および電源Vcc、G
NDが、また、励磁コイル6の励磁コイル端子U、V、
Wが端子板4を介してモータ駆動回路5に接続されてい
る。
【0005】同図(b)は各端子の電圧波形を示してい
て、符号10はホール素子HUの端子HU+、HU−間
の角度検出波形を、符号11はホール素子HVの端子H
V+、HV−間の角度検出波形を、符号12はホール素
子HWの端子HW+、HW−間の角度検出波形である。
また、符号13、符号14および符号15は励磁コイル
6の励磁コイル端子U、V、Wに印加される駆動電圧で
あって、前記ホール素子HU、HV、HWの検出結果に
基づいてこの電圧波形は形成される。
て、符号10はホール素子HUの端子HU+、HU−間
の角度検出波形を、符号11はホール素子HVの端子H
V+、HV−間の角度検出波形を、符号12はホール素
子HWの端子HW+、HW−間の角度検出波形である。
また、符号13、符号14および符号15は励磁コイル
6の励磁コイル端子U、V、Wに印加される駆動電圧で
あって、前記ホール素子HU、HV、HWの検出結果に
基づいてこの電圧波形は形成される。
【0006】また、同図(a)に示されているように、
従来においては端子板4とモータ駆動回路5との間で抵
抗R1 がVccに、また、抵抗R2 がGNDに接続されて
いる。これら抵抗R1 および抵抗R2 はホール素子H
U、HV、HWに印加するバイアス電流を調整するもの
であって、回転角を最適に検出するように設定されるも
のである。
従来においては端子板4とモータ駆動回路5との間で抵
抗R1 がVccに、また、抵抗R2 がGNDに接続されて
いる。これら抵抗R1 および抵抗R2 はホール素子H
U、HV、HWに印加するバイアス電流を調整するもの
であって、回転角を最適に検出するように設定されるも
のである。
【0007】しかしながら、上述したようにこれら抵抗
R1 、R2 は端子板4とモータ駆動回路5との間に設け
られているため、モータ本体100を他のモータ駆動回
路5と交換して接続したときに、駆動回路側にある抵抗
R1 、R2 は新しいモータのホール素子HU、HV、H
Wに最適なバイアス電流を印加する抵抗値であるとは限
らず、再度抵抗R1 、R2 の抵抗値を調整する必要があ
った。また、抵抗R1、R2 が欠落している場合、これ
を知らずに接続し、電源電圧がそのままホール素子H
U、HV、HWに印加されて、これら素子を破壊する虞
れがあった。
R1 、R2 は端子板4とモータ駆動回路5との間に設け
られているため、モータ本体100を他のモータ駆動回
路5と交換して接続したときに、駆動回路側にある抵抗
R1 、R2 は新しいモータのホール素子HU、HV、H
Wに最適なバイアス電流を印加する抵抗値であるとは限
らず、再度抵抗R1 、R2 の抵抗値を調整する必要があ
った。また、抵抗R1、R2 が欠落している場合、これ
を知らずに接続し、電源電圧がそのままホール素子H
U、HV、HWに印加されて、これら素子を破壊する虞
れがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、モータと駆動回路の交換時においてホール素子のバ
イアス電流調整を不要にしようとするものであり、ま
た、電源の誤接続によるホール素子の破壊を防止しよう
とするものである。
は、モータと駆動回路の交換時においてホール素子のバ
イアス電流調整を不要にしようとするものであり、ま
た、電源の誤接続によるホール素子の破壊を防止しよう
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題に鑑
み発案されたものであって、ロータ部の回転角を検出す
るホール素子に最適なバイアス電流を印加する抵抗をモ
ータ内部に設け、前記抵抗の一端を前記ホール素子に接
続すると共に、他の一端はモータの外部に設けたモータ
を駆動する回路に接続する構成にして上記課題を解決す
る。
み発案されたものであって、ロータ部の回転角を検出す
るホール素子に最適なバイアス電流を印加する抵抗をモ
ータ内部に設け、前記抵抗の一端を前記ホール素子に接
続すると共に、他の一端はモータの外部に設けたモータ
を駆動する回路に接続する構成にして上記課題を解決す
る。
【0010】モータとモータ駆動回路を交換して接続す
る場合においても、常にホール素子に印加するバイアス
電流は最適な値であり、バイアス電流を合わせるための
抵抗値の調整は不要となる。また、抵抗が欠落している
状態で、誤って電源をホール素子に印加してもこれを破
損することはない。
る場合においても、常にホール素子に印加するバイアス
電流は最適な値であり、バイアス電流を合わせるための
抵抗値の調整は不要となる。また、抵抗が欠落している
状態で、誤って電源をホール素子に印加してもこれを破
損することはない。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態例について図
2を参照して説明する。本発明は従来例において示した
ホール素子に印加するバイアス電流を調整する抵抗R1
、R2 をモータ本体100に内蔵することにおいて異
なるものであって、その他の回路構成、駆動方法等は図
3の従来例と同一であり、同一の部位には同一の符号を
付し、ここでの説明は省略する。
2を参照して説明する。本発明は従来例において示した
ホール素子に印加するバイアス電流を調整する抵抗R1
、R2 をモータ本体100に内蔵することにおいて異
なるものであって、その他の回路構成、駆動方法等は図
3の従来例と同一であり、同一の部位には同一の符号を
付し、ここでの説明は省略する。
【0012】図2(a)に示すように、ホール素子H
U、HV、HWに最適なバイアス電流を印加するための
抵抗R1 、R2 はモータ本体100の内部に設けられて
いて、抵抗R1 のホール素子HUに接続している側とは
反対の一端が端子板4上で電源Vccに接続し、また、抵
抗R2 のホール素子HWに接続している側とは反対の一
端が端子板4上でGNDに接続するものである。
U、HV、HWに最適なバイアス電流を印加するための
抵抗R1 、R2 はモータ本体100の内部に設けられて
いて、抵抗R1 のホール素子HUに接続している側とは
反対の一端が端子板4上で電源Vccに接続し、また、抵
抗R2 のホール素子HWに接続している側とは反対の一
端が端子板4上でGNDに接続するものである。
【0013】従って上述した構成によれば、モータ本体
100と駆動回路との種々の組み合わせにおいても、抵
抗R1 、R2 の調整は不要であり、ホール素子HU、H
V、HWは常に最適のバイアス電流が印加されることに
なる。また、これによる回転角の検出結果に基づいて最
適な駆動電圧を励磁コイルに加えることができる。更
に、従来においては誤作業により抵抗を介さずホール素
子に電源を接続する事故が生じていたが、これを防止す
ることができる。
100と駆動回路との種々の組み合わせにおいても、抵
抗R1 、R2 の調整は不要であり、ホール素子HU、H
V、HWは常に最適のバイアス電流が印加されることに
なる。また、これによる回転角の検出結果に基づいて最
適な駆動電圧を励磁コイルに加えることができる。更
に、従来においては誤作業により抵抗を介さずホール素
子に電源を接続する事故が生じていたが、これを防止す
ることができる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、モータと駆動回路の交
換時においてホール素子のバイアス電流調整が不要とな
り、ユニット交換作業、保守作業の効率が向上する。ま
た、誤って回転角を検出するホール素子のバイアス電流
印加端子に電源を接続してもホール素子を破壊する虞れ
はない。更に、駆動回路基板上の部品点数が削減し、基
板を小さくすることができると共に、装置の小型化に寄
与する。
換時においてホール素子のバイアス電流調整が不要とな
り、ユニット交換作業、保守作業の効率が向上する。ま
た、誤って回転角を検出するホール素子のバイアス電流
印加端子に電源を接続してもホール素子を破壊する虞れ
はない。更に、駆動回路基板上の部品点数が削減し、基
板を小さくすることができると共に、装置の小型化に寄
与する。
【図1】 本発明を適用するモータの外観を示す概略斜
視図である。
視図である。
【図2】 本発明によるモータの駆動を説明するための
図であって、(a)は駆動回路の構成を示し、(b)は
各端子の電圧波形を示す。
図であって、(a)は駆動回路の構成を示し、(b)は
各端子の電圧波形を示す。
【図3】 従来のモータの駆動を説明するための図であ
って、(a)は駆動回路の構成を示し、(b)は各端子
の電圧波形を示す。
って、(a)は駆動回路の構成を示し、(b)は各端子
の電圧波形を示す。
1 ステータ部 2 シャフト 3 ディスク装着部 4 端子板 5 モータ駆動回路 6 励磁コイル R1 、R2 抵抗 HU、HV、HW ホール素子 HU+、HU− ホール素子HU端子 HV+、HV− ホール素子HV端子 HW+、HW− ホール素子HW端子 U、V、W 励磁コイル端子
Claims (1)
- 【請求項1】 ロータ部の回転角を検出する複数のホー
ル素子を内蔵したモータにおいて、 前記ホール素子に最適なバイアス電流を印加する抵抗を
モータ内部に設け、 前記抵抗の一端を前記ホール素子に接続すると共に、 前記抵抗の他の一端はモータの外部に設けたモータを駆
動する回路に接続する構成にしたこと、 を特徴とするモータ駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7218500A JPH0965682A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | モータ駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7218500A JPH0965682A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | モータ駆動回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0965682A true JPH0965682A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16720909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7218500A Pending JPH0965682A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | モータ駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0965682A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6720761B1 (en) | 2000-01-25 | 2004-04-13 | Sharp Kabushiki Kaisha | Hall device biasing circuit and magnetism detection circuit including the same |
-
1995
- 1995-08-28 JP JP7218500A patent/JPH0965682A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6720761B1 (en) | 2000-01-25 | 2004-04-13 | Sharp Kabushiki Kaisha | Hall device biasing circuit and magnetism detection circuit including the same |
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