JPH0964791A - 波形等化装置 - Google Patents

波形等化装置

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JPH0964791A
JPH0964791A JP7232104A JP23210495A JPH0964791A JP H0964791 A JPH0964791 A JP H0964791A JP 7232104 A JP7232104 A JP 7232104A JP 23210495 A JP23210495 A JP 23210495A JP H0964791 A JPH0964791 A JP H0964791A
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JP
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data
output
input
transversal filter
tap coefficient
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JP7232104A
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Inventor
Keiji Yamahai
啓司 山灰
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】トランスバーサルフィルタの数を減らしてその
回路規模を縮小しディジタル復調器に使用される波形等
化器の縮小化を図る。 【解決手段】多重化された2つのトランスバーサルフィ
ルタ32,33に対しタップ係数設定装置34により2
つのタップ係数(Cr,Ci)を設定し、信号切り替え
装置31により2つのトランスバーサルフィルタに対し
それぞれ選択的に切り替え入力された入力データ11,
12に対し2つのタップ係数により等化を行い、加減算
装置35おいて2つのトランスバーサルフィルタからの
等化された出力データに対し選択的に加算演算及び減算
演算を行うことにより波形等化された出力データ13,
14を出力し、タップ係数設定装置34が入力データと
出力データとにより、出力データの誤差が少なくようタ
ップ係数を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル信号
(またはデータ)を処理するシステムにおいて、トラン
スバーサルフィルタを用いてゴースト除去及び波形等化
等を行う波形等化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、QAM変調されたデータのゴース
ト除去及び波形等化等を行うディジタルデータを処理す
るシステムの波形等化部においては、複素FIRフィル
タが用いられており、それは、一般にトランスバーサル
フィルタを用いて構成されている。そこで、従来のトラ
ンスバーサルフィルタ及びそれを使用した波形等化装置
としては図4及び図5に示すようなものがあった。
【0003】図4は従来のNタップのトランスバーサル
フィルタの構成を示すブロック図、図5は図4に示すト
ランスバーサルフィルタを使用した波形等化装置の構成
を示すブロック図である。図4において、201は入力
データX(n)(一般に並列複数ビットからなる)を入
力する入力端子、202は、例えば、N−1個直列に接
続された、例えば、ラッチ等からなり入力データX
(n)を1クロック宛遅延させる遅延器、203は各遅
延器202の入力データ及び出力データに対し1群のタ
ップ係数C(0),C(1),C(2),・・・・・,
C(N−1)(205,206,207,・・・・・,
209)のそれぞれを掛け算する乗算器、204は乗算
器の出力を加算して出力データZ(n)を出力する加算
器、210は出力データZ(n)を出力する出力端子で
ある。
【0004】以下、図4を参照して、上記トランスバー
サルフィルタの動作を説明する。まず、入力端子201
から順次連続的に入力されたN−1個の入力データX
(n)はN−1個の遅延器202の遅延により、各遅延
器202の出力と最初の遅延器202の入力とから連続
的なN個のデータが得られる。このN個のデータは、乗
算器203に出力され、それぞれ独立なN個のタップ係
数(C(0)〜C(N−1))205,206,20
7,208,209と乗算される。そのN個の乗算結果
は加算器204で加算され、出力端子210に出力され
る。
【0005】このときの入力端子201に連続的に入力
された各入力データをX(n)、N個の独立したタップ
係数をC(0),C(1),C(2),・・・・・,C
(N−1)とすると、出力端子210に出力される出力
データZ(n)は、下記方程式に示す通りとなる。
【0006】
【0007】以下、図5を参照して、上記図4に示すト
ランスバーサルフィルタを用いて構成された複素FIR
フィルタからなる波形等化装置の構成について説明す
る。図5において101,102はそれぞれ入力データ
11(Xr),12(Xi)(一般に並列複数ビットか
らなる、例えば、I,Qデータ)を入力する入力端子、
103,104は等化された出力データ13(Zr),
14(Zi)を出力する出力端子、51,52,53,
54はNタップのトランスバーサルフィルタ、34は入
力データ11(Xr),12(Xi)及び出力データ1
3(Zr),14(Zi)を入力してタップ係数Cr,
Ciを出力するタップ係数設定装置、56はトランスバ
ーサルフィルタ51の出力からトランスバーサルフィル
タ52の出力を減算する減算装置、57はトランスバー
サルフィルタ53の出力とトランスバーサルフィルタ5
4の出力を加算する加算装置である。
【0008】次に、図5を参照して、上記従来の波形等
化装置の動作について説明する。QAM復調システムに
おいて直行検波された後の歪んだI,Qデータからなる
入力データ11(Xr),12(Xi)は、それぞれ入
力端子101,102から順次連続的に入力される。入
力端子101からの入力データ11(Xr)はトランス
バーサルフィルタ51と53に、入力端子102からの
入力データ12(Xi)はトランスバーサルフィルタ5
2と54にそれぞれ入力され等化される。
【0009】このとき、トランスバーサルフィルタ51
及び54にはタップ係数設定装置34からN個のタップ
係数Cr(m)(m=0,1,2,・・・,N−1)が
供給され、トランスバーサルフィルタ52,53にはタ
ップ係数設定装置34からN個のタップ係数Ci(m)
(m=0,1,2,・・・,N−1)が供給される。ト
ランスバーサルフィルタ51,52の出力は減算器56
に入力され、その減算結果は出力データZrとして出力
端子103から出力される。トランスバーサルフィルタ
53,54の出力は加算器57に入力され、加算結果は
出力データZiとして出力端子104に出力される。
【0010】それら演算を方程式で示すと下記の通りと
なる。すなわち、入力端子101,102から入力され
た入力データをそれぞれXr(n),Xi(n)とし、
出力端子103,104に出力された出力データをそれ
ぞれZr(n),Zi(n)とすると、つぎの如くな
る。
【0011】
【0012】タップ係数設定装置34は、この入力デー
タXr(n),Xi(n)及び出力データZr(n),
Zi(n)を用いて、基準信号の基準値(タップ係数設
定装置34においてそのアルゴリズムにより設定され
る)と等化された出力データZr(n),Zi(n)と
の誤差が最小となる方向にタップ係数Cr(m)及びC
i(m)を更新していく。その結果、最終的には、基準
値に対する等化された出力データの誤差は最小となり、
入力データの変化に適応した等化特性が得られる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の波形等化装置においては、トランスバーサルフィ
ルタをそれぞれ独立に4個備えているため、この波形等
化装置を実現しようとしたときに、回路規模とか消費電
力が非常に大きなものになってしまうという問題があっ
た。特に、上記従来の波形等化装置をディジタル変復調
の集積回路中に組み込み設定するような場合には、回路
規模とか消費電力の大きさが非常に問題であった。
【0014】本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされ
たもので、回路規模を縮小して、小型且つ電力消費の少
ない波形等化装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明による波形等化装
置は、上記の目的を達成するため、波形等化装置を構成
する従来のトランスバーサルフィルタを2つまたは4つ
多重化して、その回路規模を縮小するようにしたことを
特徴とするものである。
【0016】すなわち、本発明による波形等化装置は、
上記の目的を達成するため、第1及び第2の入力データ
(Xr,Xi)を入力する第1及び第2の入力端子と、
第1及び第2の入力データを交換しまたは非交換して2
つの出力端子に出力する信号切り替え手段(装置)と、
交換されまたは非交換された第1及び第2の入力データ
をそれぞれ交互に入力して第1及び第2のタップ係数
(Cr,Ci)によりそれぞれ波形等化を行う第1及び
第2のトランスバーサルフィルタ(32,33)と、該
第1及び第2のトランスバーサルフィルタにそれぞれ第
1及び第2のタップ係数を設定するタップ係数設定手段
(装置)と、該第1及び第2のトランスバーサルフィル
タの出力データ(XrCr,XiCr及びXrCi,X
iCi)を選択的に減算演算または加算演算しその演算
結果を個々に出力する加減算手段(装置)と、該加減算
手段からの減算演算の結果を第1の出力データ(Zr=
XrCr−XiCi)として出力する第1の出力端子
と、加算演算の結果を第2の出力データ(Zi=XiC
r+XrCi)として出力する第2の出力端子とを備
え、タップ係数設定手段において第1及び第2の入力デ
ータと第1及び第2の出力データとから第1及び第2の
タップ係数を適応的に演算し更新することを特徴とし、
それによって、トランスバーサルフィルタの数を減ら
し、波形等化装置の回路規模の縮小を実現することがで
きる。
【0017】すなわち、かかる本発明による波形等化装
置では、従来のトランスバーサルフィルタを2つ多重化
する方法をとり、多重化したトランスバーサルフィルタ
を2個使用する。その多重化したトランスバーサルフィ
ルタは、入力された時系列的に連続な入力データを1つ
置きに選択して得られた2種類の入力データに対して同
一のタップ係数で等化を行い、それぞれの等化したデー
タを交互に出力するよう動作する。
【0018】この多重化した第1及び第2のトランスバ
ーサルフィルタと、ぞれぞれ独立した第1及び第2のタ
ップ係数を該第1及び第2のトランスバーサルフィルタ
に設定するためのタップ係数設定手段と、第1及び第2
の時系列的に連続な入力データに対してデータが入力さ
れる度にデータを交換または非交換して第1及び第2の
トランスバーサルフィルタに入力するための信号切り替
え手段と、交換及び非交換して入力された入力データに
対し第1及び第2のトランスバーサルフィルタからそれ
ぞれ出力されたデータの減算演算または加算演算を選択
的に切り替えて行う加減算手段とを備え、タップ係数設
定手段により入力データと加減算手段の出力データとか
らタップ係数を適応的に更新するよう構成したものであ
る。
【0019】また、本発明による波形等化装置は、上記
の目的を達成するため、第1及び第2の入力データ(X
r,Xi)を入力する第1及び第2の入力端子と、第1
及び第2の入力データを交互に選択して出力する信号切
り替え手段(装置)と、信号切り替え手段からの選択し
出力された第1又は第2の入力データに対し第1又は第
2のタップ係数(Cr,Ci)により選択的に波形等化
を行うトランスバーサルフィルタと、トランスバーサル
フィルタで用いる第1及び第2のタップ係数を生成する
タップ係数設定手段(装置)と、該タップ係数設定手段
から出力された第1及び第2のタップ係数の一方を選択
してトランスバーサルフィルタに対し設定するタップ係
数切り替え手段(装置)と、トランスバーサルフィルタ
における等化の結果出力された第1及び第2の入力デー
タと第1及び第2のタップ係数との組み合わせからなる
4つのトランスバーサルフィルタ出力データ(XrC
r,XiCr,XrCi,XiCi)を保持しその中か
ら各々2つのデータからなる2組のトランスバーサルフ
ィルタ出力データを選択的に出力する信号選択手段(装
置)と、該信号選択手段から出力された該1組または他
の1組のトランスバーサルフィルタ出力データ(XrC
r,XiCi又はXiCr,XrCi)を用いて選択的
に減算演算または加算演算しその演算結果を個々に出力
する加減算手段(装置)と、該加減算手段からの減算演
算の結果を第1の出力データ(Zr=XrCr−XiC
i)として出力する第1の出力端子と、加算演算の結果
を第2の出力データとして出力する第2の出力端子とを
備え、タップ係数設定手段において第1及び第2の入力
データ(Zi=XiCr+XrCi)と第1及び第2の
出力データとから第1及び第2のタップ係数を適応的に
演算し更新することを特徴とし、それによって、トラン
スバーサルフィルタの数を減らし、波形等化装置の回路
規模の縮小を実現することができる。
【0020】すなわち、かかる本発明による波形等化装
置では、従来のトランスバーサルフィルタを4つ多重化
する方法をとり、多重化したトランスバーサルフィルタ
を1個使用する。その多重化したトランスバーサルフィ
ルタは、入力された時系列的に連続なデータを1つ置き
に選択することにより得られた2種類の入力データに対
し、それぞれ2種類のタップ係数で等化を行い、等化さ
れた4種類のデータを順番に出力するよう動作する。
【0021】この多重化したトランスバーサルフィルタ
と、該多重化したトランスバーサルフィルタに設定する
第1及び第2のタップ係数を生成するタップ係数設定手
段と、該タップ係数設定手段により出力された第1及び
第2のタップ係数を選択的に切り替えて該トランスバー
サルフィルタに出力する係数切り替え手段と、第1又は
第2の入力データの一方を選択的に切り替えて出力する
信号切り替え手段と、タップ係数切り替え手段と信号切
り替え手段とによりタップ係数と入力データとを切り替
えて選択的に組み合わせトランスバーサルフィルタにお
いて波形等化した結果出力された4種類のデータを選択
的に切り替えて2つのデータを出力する信号選択手段
と、信号選択手段から出力された2つのデータの減算演
算または加算演算を選択的に切り替えて行う加減算手段
とを備え、タップ係数設定手段により入力データと加減
算手段の出力データとからタップ係数を適応的に更新す
るよう構成したものである。
【0022】また、本発明による波形等化装置は、上記
の目的を達成するため、トランスバーサルフィルタが交
互に切り替え入力した第1又は第2の入力データを順次
遅延する2個1組からなる2(N−1)個の遅延器と、
第1又は第2の入力データ及び各組の遅延器の出力デー
タに対し個々にタップ係数を乗算するN個の乗算器と、
該N個の乗算器の出力データを加算する加算機とからな
り、交互に且つ連続的に入力した第1及び第2の入力デ
ータを時分割的な多重化により第1又は第2のタップ係
数で波形等化を行うことを特徴とし、それによって、ト
ランスバーサルフィルタの数を減らし、波形等化装置の
回路規模の縮小を実現することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付図面、図1乃至図3に
基づき、本発明の実施の形態1及び2における波形等化
装置について詳細に説明する。図1は本発明の実施の形
態1における波形等化装置の構成を示すブロック図、図
2は本発明の実施の形態2における波形等化装置の構成
を示すブロック図、図3は図1及び図2に示す本発明の
実施の形態1及び2における波形等化装置に使用する多
重化したトランスバーサルフィルタの詳細な構成の一例
を示すブロック図である。
【0024】(発明の実施の形態1)以下、図3及び図
1を参照して、本発明の実施の形態1におけるトランス
バーサルフィルタ及びそれを使用した波形等化装置につ
いて詳細に説明する。図1に示す波形等化装置は、従来
のNタップのトランスバーサルフィルタを2重に多重化
したもので、該Nタップのトランスバーサルフィルタの
詳細な構成は図3に示す。
【0025】まず、図3を参照して、Nタップのトラン
スバーサルフィルタ(図1の32又は33)の構成につ
いて詳細に説明する。図3において、220は入力デー
タXr(n)またはXi(n)(一般に並列複数ビット
からなる)を入力する入力端子、202は、例えば、2
(N−1)個直列に接続されたラッチ等からなり、それ
ぞれ入力データXr(n),Xi(n)を1クロック宛
遅延させる2個1組からなる遅延器、203は各1組の
遅延器202の入力データ及び出力データに対し1群の
タップ係数205,206,207,・・・・・,20
8,209(図1のトランスバーサルフィルタ32の場
合は、Cr(0),Cr(1),Cr(2),・・・・
・,Cr(N−2),Cr(N−1)、図1のトランス
バーサルフィルタ33の場合は、Ci(0),Ci
(1),Ci(2),・・・・・,Ci(N−2),C
i(N−1))を掛け算する乗算器、204は乗算器の
出力を加算して出力データZ(n)を出力する加算器、
221は出力データZ(n)を出力する出力端子であ
る。
【0026】次に、図3を参照して、上記Nタップのト
ランスバーサルフィルタ(図1の32又は33)の動作
について詳細に説明する。入力端子220から順次連続
的に入力された(時系列的に連続な、または時間的に直
列な)入力データXr(n)またはXi(n)を入力し
て、2個1組からなる2( N−1) 個の遅延器202を
通しその作用により、図3に示すように、最初の遅延器
202の入力と各組の遅延器202の出力から時系列的
に連続な2N個のデータを求める。この2N個のデータ
のうち、一回に乗算器203に入力されるデータは連続
して入力されたデータの中の1つおきのデータ、すなわ
ち、本発明の実施の形態1においては、交互に切り替え
て入力された2種類の入力データXr(n)及びXi
(n)のうちどちらかの入力データに基づくデータであ
り、これも乗算器203に対し交互に入力される。
【0027】つまり、乗算器203に送られ等化される
データまたはデータ列は2種類あり(入力データXr
(n)に基づくもの及び入力データXi(n)に基づく
もの)、それら乗算器203に送られるデータは遅延器
202の遅延時間Tごとに入れ替わり入力される。これ
ら2種類のデータに対し、それぞれN個のタップ係数2
05,206,207,208,209(Cr(0),
Cr(1),Cr(2),・・・・・,Cr(N−
2),Cr(N−1)、またはCi(0),Ci
(1),Ci(2),・・・・・,Ci(N−2),C
i(N−1))が乗算器203で乗算され、その乗算結
果が加算器204で加算されて出力端子221から出力
される。つまり、出力端子221からは、2種類の入力
データXr(n)及びXi(n)を等化した結果のデー
タが出力データZ(n)として交互に出力される。
【0028】この場合、入力端子220から時系列的に
連続な2つの入力データXr(n),Xi(n)が交互
に入力されているとき、すなわち、その入力データ列が
Xr(0),Xi(0),Xr(1),Xi(1),X
r(2),Xi(2),・・・,Xr(n),Xi
(n),・・・であり、またN個の独立したタップ係数
がC(0),C(1),C(2),・・・・・,C(N
−1)であるとすると、出力端子221に出力される出
力データZ(n)は、下記方程式に示す通りとなる。
【0029】
【0030】次に、図1を参照して、図3に示す上記の
トランスバーサルフィルタを用いた本発明の実施の形態
1における波形等化装置について詳細に説明する。ま
ず、その構成について説明すると、図1において、10
1,102はそれぞれ入力データ11(Xr),12
(Xi)(一般に並列複数ビットからなる、例えば、
I,Qデータ)を入力する入力端子、31は入力データ
11(Xr)及び12(Xi)をデータごとに切り替え
てそれぞれトランスバーサルフィルタ32及び33に出
力する信号切り替え装置、103,104はそれぞれ等
化された出力データ13(Zr),14(Zi)を出力
する出力端子である。
【0031】また、32,33はNタップのトランスバ
ーサルフィルタ、34は入力データ11(Xr),12
(Xi)及び出力データ13(Zr),14(Zi)を
入力してタップ係数Cr(15)及びCi(16)を設
定し、それらタップ係数をそれぞれトランスバーサルフ
ィルタ32に、及びトランスバーサルフィルタ33に出
力するタップ係数設定装置、35は、交互に、トランス
バーサルフィルタ32の出力からトランスバーサルフィ
ルタ33の出力を減算し、トランスバーサルフィルタ3
2の出力とトランスバーサルフィルタ33の出力とを加
算する加減算装置であり、36は信号切り替え装置31
及び加減算装置35を制御する制御装置である。
【0032】次に、図1を参照して、本発明の実施の形
態1における波形等化装置の動作について詳細に説明す
る。入力端子101には入力データ11(Xr)、入力
端子102には入力データ12(Xi)が入力され、そ
れぞれ信号切り替え装置31に送られる。信号切り替え
装置31では、制御装置36からの制御信号により、入
力データ11(Xr)をデータ17(Xr)としてトラ
ンスバーサルフィルタ32に出力し、及び入力データ1
2(Xi)をデータ18(Xi)としてトランスバーサ
ルフィルタ33に出力する。トランスバーサルフィルタ
32は入力したデータ17(Xr)に対しタップ係数設
定装置34により設定されているタップ係数15(C
r)による等化を行い、データ19(Xr)を出力す
る。このデータ19(Xr)は2(N−1)個の遅延器
202(図3)通過後に出力されることになる。
【0033】一方、信号切り替え装置31からデータ1
8(Xi)が入力されたトランスバーサルフィルタ33
は、タップ係数設定装置34により設定されているタッ
プ係数16(Ci)による等化を行い、データ20(X
i)を出力する。加減算装置35では、制御装置36か
らの制御信号により、データ19(Xr)からデータ2
0(Xi)を減算する減算演算を行い、出力端子103
に出力データ13(Zr)を出力する。
【0034】つぎに、信号切り替え装置31は、制御装
置36からの制御信号により入力データ11(Xr)と
入力データ12(Xi)とを交換して、入力データ11
(Xr)をトランスバーサルフィルタ33に対しデータ
18(Xr)として出力し、入力データ12(Xi)を
トランスバーサルフィルタ32に対しデータ17(X
i)として出力する。信号切り替え装置31からデータ
17(Xi)が入力されたトランスバーサルフィルタ3
2は、タップ係数設定装置34により設定されているタ
ップ係数15(Cr)による等化を行い、データ19
(Xi)を出力する。
【0035】一方、信号切り替え装置31からデータ1
8(Xr)が入力されたトランスバーサルフィルタ33
は、タップ係数設定装置34により設定されているタッ
プ係数16(Ci)による等化を行い、データ20(X
r)を出力する。加減算装置35では、制御装置36か
らの制御信号により、データ19(Xi)とデータ20
(Xr)とを加算する加算演算を行い、出力端子104
に出力データ14(Zi)を出力する。
【0036】以上の操作の後、入力データ11(Xr)
と、入力データ12(Xi)と、出力データ13(X
r)と、出力データ14(Zi)とによりタップ係数設
定装置34において新たなタップ係数を演算して、タッ
プ係数15(Cr)及びタップ係数16(Ci)を更新
し、トランスバーサルフィルタ32及びトランスバーサ
ルフィルタ33に対し更新したタップ係数を供給する。
【0037】(発明の実施の形態2)以下、図3及び図
2を参照して、本発明の実施の形態2におけるトランス
バーサルフィルタ及びそれを使用した波形等化装置につ
いて詳細に説明する。図2に示す波形等化装置は、従来
のNタップのトランスバーサルフィルタを4重に多重化
したもので、該Nタップのトランスバーサルフィルタの
詳細な構成は図3に示した本発明の実施の形態1で使用
したものと同様である。従って、これ以上の構成の説明
は省略する。しかし、タップ係数及びその供給タイミン
グが異なるので、その点については下記の動作の説明で
言及する。
【0038】次に、図3を参照して、上記Nタップのト
ランスバーサルフィルタ(図2の42)の動作について
詳細に説明する。入力端子220から順次連続的に入力
された(時系列的に連続な、または時間的に直列な)入
力データXr(n)またはXi(n)を入力して、2個
1組からなる2( N−1) 個の遅延器202を通しその
作用により、図3に示すように、最初の遅延器202の
入力と各組の遅延器202の出力とから時系列的に連続
な2N個のデータを求める。この2N個のデータのう
ち、一回に乗算器203に入力されるデータは連続して
入力されたデータの中の1つおきのデータ、すなわち、
本発明の実施の形態2においては、交互に切り替えて入
力された2種類の入力データXr(n)及びXi(n)
のうちどちらかの入力データに基づくデータであり、こ
れも乗算器203に対し交互に入力される。
【0039】つまり、乗算器203に送られ等化される
データまたはデータ列は2種類あり(入力データXr
(n)に基づくもの及び入力データXi(n)に基づく
もの)、それら乗算器203に送られるデータは遅延器
202の遅延時間Tごとに入れ替わり入力される。これ
ら2種類のデータに対し、それぞれN個のタップ係数2
05,206,207,208,209(Cr(0),
Cr(1),Cr(2),・・・・・,Cr(N−
2),Cr(N−1)、またはCi(0),Ci
(1),Ci(2),・・・・・,Ci(N−2),C
i(N−1))が乗算器203で乗算され、その乗算結
果が加算器204で加算されて出力端子221から出力
される。つまり、出力端子221からは、2種類の入力
データXr(n)及びXi(n)を等化した結果のデー
タが出力データZ(n)として交互に出力される。
【0040】次に、乗算器203に入力されるN個のタ
ップ係数205,206,207,208,209(C
r(0),Cr(1),Cr(2),・・・・・,Cr
(N−2),Cr(N−1)、またはCi(0),Ci
(1),Ci(2),・・・・・,Ci(N−2),C
i(N−1))の動作について更に詳細に説明する。こ
れらタップ係数205,206,207,208,20
9(ここでは、単にCr及びCiとして示す)は、タッ
プ係数選択装置43において、制御装置45からの制御
信号により、2分のT時間ごとにタップ係数Crからタ
ップ係数Ciに、またはタップ係数Ciからタップ係数
Crへと連続して切り替え供給される。この結果、2分
のT時間ごとに、データXrとタップ係数Cr、データ
Xrとタップ係数Ci、データXiとタップ係数Cr、
データXiとタップ係数Ciのタップ係数の組み合わせ
で乗算器203に入力されることになり、その乗算結果
が加算器204でそれぞれ加算され、出力端子221に
出力される。
【0041】この場合、入力端子220から時系列的に
連続な2つの入力データXr(n),Xi(n)が交互
に入力されているとき、すなわち、その入力データ列が
Xr(0),Xi(0),Xr(1),Xi(1),X
r(2),Xi(2),・・・,Xr(n),Xi
(n),・・・であり、またN個の独立したタップ係数
がC(0),C(1),C(2),・・・・・,C(N
−1)であるとすると、出力端子221に出力される出
力データZ(n)は、下記方程式に示す通りとなる。
【0042】
【0043】次に、図2を参照して、図3に示す上記の
トランスバーサルフィルタを用いた本発明の実施の形態
2における波形等化装置について詳細に説明する。ま
ず、その構成について説明すると、図2において、10
1,102はそれぞれ入力データ11(Xr),12
(Xi)(一般に並列複数ビットからなる、例えば、
I,Qデータ)を入力する入力端子、41は入力データ
11(Xr)及び12(Xi)をデータごとに切り替え
てトランスバーサルフィルタ42に対し交互に出力する
信号切り替え装置、103,104はそれぞれ等化され
た出力データ13(Zr),14(Zi)を出力する出
力端子である。
【0044】また、42はNタップのトランスバーサル
フィルタ、34は入力データ11(Xr),12(X
i)及び出力データ13(Zr),14(Zi)を入力
してタップ係数Cr(15)及びCi(16)を設定
し、それをタップ係数選択装置43に対し出力するタッ
プ係数設定装置、43はタップ係数設定装置34からタ
ップ係数Cr(15)及びCi(16)を受けてトラン
スバーサルフィルタ42に対しタップ係数Cr(15)
又はCi(16)を2分のT時間毎に交互に選択出力す
るタップ係数選択装置、44はトランスバーサルフィル
タ42からの出力データ23を第1乃至第4のデータと
して一時保持し、第1及び第4のデータを加減算装置3
5に出力し、次に第2及び第3のデータを加減算装置3
5に出力する信号選択装置、35は交互に第1のデータ
から第4のデータを減算し、第2のデータと第3のデー
タとを加算して出力する加減算装置、36は信号切り替
え装置41、るタップ係数選択装置43、信号選択装置
44及び加減算装置35を制御する制御装置である。
【0045】次に、図2を参照して、本発明の実施の形
態2における波形等化装置の動作について詳細に説明す
る。入力端子101には入力データ11(Xr)、入力
端子102には入力データ12(Xi)が入力され、そ
れぞれ信号切り替え装置41に送られる。信号切り替え
装置41は、制御装置45からの制御信号により、入力
データ11(Xr)を選択してデータ21(Xr)とし
てトランスバーサルフィルタ42に出力する。
【0046】信号切り替え装置41からのデータ21
(Xr)が入力されたトランスバーサルフィルタ42
は、タップ係数設定装置34から出力されているタップ
係数15(Cr)とタップ係数16(Ci)のうち、制
御装置45からの制御信号によりタップ係数選択装置4
3で選択されたタップ係数15(Cr)により等化を行
い、データ23(Xr,Cr)を出力する。信号選択装
置44は、このデータ23(Xr,Cr)を第1のデー
タとして保持する。このデータ23(Xr,Cr)は、
実際には、最後の遅延器202(図3)を通過するま
で、2個1組の遅延器202を通過する度に乗算器20
3に供給され、その乗算器203に対するタップ係数1
5(Cr(n))またはタップ係数16(Ci(n))
(ここで、n=0,1,2,・・・・・,N−1)と乗
算され、その前後N個の乗算器203の出力が加算器2
04において加算され出力される。
【0047】次の2分のT時間後に、入力データ11
(Xr)が入力されている状態で、信号切り替え装置4
1からのデータ21(Xr)が入力されているトランス
バーサルフィルタ42は、タップ係数設定装置34から
出力されているタップ係数15(Cr)とタップ係数1
6(Ci)のうち、制御装置45からの制御信号により
タップ係数選択装置43において切り替え選択されたタ
ップ係数16(Ci)によって等化を行い、データ23
(Xr,Ci)を出力する。信号選択装置44は、この
データ23(Xr,Ci)を第2のデータとして保持す
る。
【0048】次の2分のT時間後に、制御装置45から
の制御信号により、信号切り替え装置41は入力データ
12(Xi)を選択してデータ21(Xi)として出力
する。信号切り替え装置41からのデータ21(Xi)
が入力されたトランスバーサルフィルタ42は、タップ
係数設定装置34から出力されているタップ係数15
(Cr)とタップ係数16(Ci)のうち、制御装置4
5からの制御信号によりタップ係数選択装置43におい
て切り替え選択されたタップ係数15(Cr)により等
化を行い、新しいデータ23(Xi,Cr)を出力す
る。信号選択装置44は、このデータ23(Xi,C
r)を第3のデータとして保持する。
【0049】次の2分のT時間後に、入力データ12
(Xi)が入力されている状態で、信号切り替え装置4
1からのデータ21(Xi)が入力されているトランス
バーサルフィルタ42は、タップ係数設定装置34から
出力されているタップ係数15(Cr)とタップ係数1
6(Ci)のうち、制御装置45からの制御信号におい
てタップ係数選択装置43により切り替え選択されたタ
ップ係数16(Ci)により等化を行い、新しいデータ
23(Xi,Ci)を出力する。信号選択装置44で
は、このデータ23(Xi,Ci)を第4のデータとし
て保持する。
【0050】次に、制御装置45からの制御信号によ
り、信号選択手段44で保持されている第1乃至第4の
データ(Xr,Cr:Xr,Ci:Xi,Cr:Xi,
Ci)の中から、第1のデータ(Xr,Cr)をデータ
19とし、第4のデータ(Xi,Ci)をデータ20と
して加減算装置35に出力する。加減算装置35は、制
御装置45からの制御信号により、データ19(Xr,
Cr)からデータ20(Xi,Ci)を減算する減算演
算を行い、その減算結果を出力端子103から出力デー
タ13(Zr)として出力する。
【0051】次に、制御装置45からの制御信号によ
り、信号選択手段44で保持されている第1乃至第4の
データの中から、第2のデータ(Xr,Ci)を新しい
データ19とし、第3のデータ(Xi,Cr)を新しい
データ20として加減算装置35に出力する。加減算装
置35は、制御装置45からの制御信号により、データ
19(Xr,Ci)とデータ20(Xi,Cr)を加算
する加算演算を行い、その加算結果を出力端子104か
ら出力データ13(Zi)として出力する。
【0052】以上の操作の後、入力データ11(Xr)
と、入力データ12(Xi)と、出力データ13(Z
r)と、出力データ14(Zi)とによりタップ係数設
定装置34において新たなタップ係数を演算し、タップ
係数15(Cr)とタップ係数16(Ci)を更新し、
トランスバーサルフィルタ42に対して新たなタップ係
数を供給する。
【0053】
【発明の効果】本発明による波形等化装置は、上記の説
明のように構成し、トランスバーサルフィルタを多重化
するようにしたことにより、その回路規模を大幅に縮小
すると共に、チップ面積の縮小化に貢献することがで
き、さらに、回路規模が小さくなったことにより、その
チップの消費電力量を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における波形等化装置の
構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2における波形等化装置の
構成を示すブロック図
【図3】図1及び図2に示した本発明の実施の形態1及
び2における波形等化装置に使用する多重化したトラン
スバーサルフィルタの詳細な構成の一例を示すブロック
【図4】従来のNタップのトランスバーサルフィルタの
構成を示すブロック図
【図5】図4に示すトランスバーサルフィルタを使用し
た波形等化装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
31 信号切り替え装置 32 トランスバーサルフィルタ 33 トランスバーサルフィルタ 34 タップ係数設定装置 35 加減算装置 36 制御装置 41 信号切り替え装置 42 トランスバーサルフィルタ 43 タップ係数選択装置 44 信号選択装置 45 制御装置 51 トランスバーサルフィルタ 52 トランスバーサルフィルタ 53 トランスバーサルフィルタ 54 トランスバーサルフィルタ 56 減算装置 57 加算装置 101,102 入力端子 103,104 出力端子 210,220 入力端子 221 出力端子 202 遅延器 203 乗算器 204 加算器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1及び第2の入力データを入力する第1
    及び第2の入力端子と、前記第1及び第2の入力データ
    を交換しまたは非交換して2つの出力端子に出力する信
    号切り替え手段と、前記交換されまたは非交換された第
    1及び第2の入力データをそれぞれ交互に入力して第1
    及び第2のタップ係数によりそれぞれ波形等化を行う第
    1及び第2のトランスバーサルフィルタと、該第1及び
    第2のトランスバーサルフィルタにそれぞれ第1及び第
    2のタップ係数を設定するタップ係数設定手段と、前記
    第1及び第2のトランスバーサルフィルタの出力データ
    を選択的に減算演算または加算演算しその演算結果を個
    々に出力する加減算手段と、該加減算手段からの減算演
    算の結果を第1の出力データとして出力する第1の出力
    端子と、前記加算演算の結果を第2の出力データとして
    出力する第2の出力端子とを備え、前記タップ係数設定
    手段において前記第1及び第2の入力データと前記第1
    及び第2の出力データとから前記第1及び第2のタップ
    係数を適応的に演算し更新することを特徴とする波形等
    化装置。
  2. 【請求項2】第1及び第2の入力データを入力する第1
    及び第2の入力端子と、前記第1及び第2の入力データ
    を交互に選択して出力する信号切り替え手段と、前記信
    号切り替え手段からの選択し出力された第1又は第2の
    入力データに対し第1又は第2のタップ係数により選択
    的に波形等化を行うトランスバーサルフィルタと、前記
    トランスバーサルフィルタで用いる第1及び第2のタッ
    プ係数を生成するタップ係数設定手段と、該タップ係数
    設定手段から出力された第1及び第2のタップ係数の一
    方を選択して前記トランスバーサルフィルタに対し設定
    するタップ係数切り替え手段と、前記トランスバーサル
    フィルタにおける等化の結果出力された第1及び第2の
    入力データと第1及び第2のタップ係数との組み合わせ
    からなる4つのトランスバーサルフィルタ出力データを
    保持しその中から各々2つのデータからなる2組のトラ
    ンスバーサルフィルタ出力データを選択的に出力する信
    号選択手段と、該信号選択手段から出力された前記1組
    または他の1組のトランスバーサルフィルタ出力データ
    を用いて選択的に減算演算または加算演算しその演算結
    果を個々に出力する加減算手段と、該加減算手段からの
    減算演算の結果を第1の出力データとして出力する第1
    の出力端子と、前記加算演算の結果を第2の出力データ
    として出力する第2の出力端子とを備え、前記タップ係
    数設定手段において前記第1及び第2の入力データと前
    記第1及び第2の出力データとから前記第1及び第2の
    タップ係数を適応的に演算し更新することを特徴とする
    波形等化装置。
  3. 【請求項3】前記トランスバーサルフィルタは交互に切
    り替え入力した第1又は第2の入力データを順次遅延す
    る2個1組からなる2(N−1)個の遅延器と、前記第
    1又は第2の入力データ及び前記各組の遅延器の出力デ
    ータに対し個々にタップ係数を乗算するN個の乗算器
    と、該N個の乗算器の出力データを加算する加算機とか
    らなり、交互に且つ連続的に入力した第1及び第2の入
    力データを時分割的な多重化により第1又は第2のタッ
    プ係数で波形等化を行うことを特徴とする請求項1また
    は2記載の波形等化装置。
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