JPH0963928A - 光リソグラフィ用反射防止膜およびその製造方法並びにその使用方法 - Google Patents

光リソグラフィ用反射防止膜およびその製造方法並びにその使用方法

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JPH0963928A
JPH0963928A JP21714395A JP21714395A JPH0963928A JP H0963928 A JPH0963928 A JP H0963928A JP 21714395 A JP21714395 A JP 21714395A JP 21714395 A JP21714395 A JP 21714395A JP H0963928 A JPH0963928 A JP H0963928A
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JP
Japan
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film
siox
antireflection film
hydrogen
antireflection
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Application number
JP21714395A
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English (en)
Inventor
Mikiho Kiuchi
幹保 木内
Yoshiaki Mimura
義昭 三村
Katsuyuki Machida
克之 町田
Kazunori Anzai
一典 安斉
Hiroshi Ishibashi
洋 石橋
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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  • Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • ing And Chemical Polishing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射防止膜として電子サイクロトロン共鳴プ
ラズマ付着法により理想的な光学特性を有する薄膜を低
温で制御性良く形成する。 【解決手段】 シリコン基板3上にゲート電極となるリ
ンド−プポリシリコン膜4を厚さ0.3μm堆積した
後、この上に反射防止膜となるSiOX :H膜5を厚さ
約0.1μm堆積する。SiOX :H膜5上にレジスト
膜6を塗布してi線ステッパまたはKrFステッパを用
いてゲート電極パタンを露光,現像してレジストパタン
7を形成した後、これをマスクにしてSiOX :H膜5
をエッチングする。レジスト膜6を除去した後、ECR
エッチング加工装置によりSiOX :H膜5をマスクに
してCl2 ガスによりポリシリコン膜4をエッチングし
てポリシリコン膜4とSiOX :H膜5とからなるゲ−
ト電極8を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路な
どの電子デバイス製造のためのパタン形成法において、
i線およびKrFエキシマレ−ザ等の紫外線を露光光源
として利用して高精度な微細パタンを形成するための光
リソグラフィ技術において反射率の高い基板上に微細パ
タンを高精度に形成するに必要な光リソグラフィ用反射
防止膜およびその製造方法並びにその使用方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、LSIの高性能化および大規模集
積化が進んでいるが、これは主としてパタンを微細化す
ることによって成し遂げられている。パタンの微細化技
術ではパタン寸法精度をより高精度化することも同時に
達成しなければならない。LSI製造工程中、最もパタ
ンの寸法精度を必要とする工程であるゲ−ト形成工程に
ついて説明すると、LSIの基本性能であるMOSFE
Tの閾値電圧のバラツキは、ゲ−ト長の寸法精度によっ
て直接決定される。
【0003】このために通常、ゲ−ト長の1/10以内
の寸法精度が要求される。このような微細で高精度なパ
タンの形成には、光リソグラフィ技術が使用されている
が、0.5μm以下の微細パタンの形成が必要な今日で
は、従来のg線(波長436nm)に代わってより短波
長で高解像度が得られるi線(波長365nm)または
KrFエキシマレ−ザ光(波長248nm)の単色光源
を用いた縮小投影露光装置(以後ステッパと呼ぶ)が用
いられるようになってきた。
【0004】さらにゲ−ト形成工程では、トランジスタ
の形成されるべき活性領域と素子分離領域との間で基板
表面に通常100〜200nmの表面段差がある。この
ような表面段差があり、かつポリシリコンやタングステ
ンポリサイド膜のように反射率の高い基板上にパタン寸
法0.5μm以下の微細パタンをその寸法の1/10以
内の精度で歩留りよく形成することは、以下の理由から
技術的にかなりの困難性を伴う。
【0005】(1)レジスト膜内の多重干渉による定在
波効果によってレジストパタン寸法がレジスト膜厚の僅
かな相違によって周期的に変動する。 (2)基板表面、特に基板段差の斜め部分からの反射に
よるハレーションに起因したレジストパタンの局所的な
崩れやノッチング(パタンが波打つ現象)が発生し、パ
タン品質を大きく劣化させる。このような現象は、前述
したように露光波長がg線からi線やKrFへと短波長
化にされるにしたがって基板となるポリシリコン,タン
グステンポリサイドやSiO2 膜の反射率が増大するこ
とから、より深刻な技術的問題になっている。
【0006】前述した(1)を改善する方法としては、
レジストの下層または上層に反射防止膜を配置する方法
がある。また、前述した(2)を改善する方法しては、
レジストの下層に反射防止膜を配置する方法が知られて
いる。ゲ−ト形成工程のように高反射率の段差基板に対
しては、前述した(1)および(2)の両方を同時に改
善できる下層反射防止膜が最も効果的であることが広く
知られている。
【0007】下層反射防止膜としては、干渉型と吸収型
とに大別される。干渉型は、屈折率等の光学定数の異な
る複数の薄膜を該基板上に積層することにより、該積層
膜と界面とで反射した光と、該積層膜と基板界面とで反
射した光とが互いに干渉して打ち消すような最適屈折率
と膜厚が要求される。積層膜の光学定数と膜厚が最適条
件から僅かにずれただけでも、反射率が急激に増大し、
反射防止効果が急激に薄れることから、一般に積層膜の
光学定数とその膜厚とを厳しく制御しなければならない
ので、実用上、極めて困難な方法である。
【0008】これに対し、反射防止膜自身に光を吸収さ
せてしまう吸収型の反射防止膜は、下地基板の光学定数
には殆ど依存せず、また、反射防止膜が一定以上の厚さ
があれば、膜厚が多少変動しても、反射率はは殆ど変化
せず、安定した反射防止効果が得られる。
【0009】反射防止膜としては、これまで、現像液
溶解型有機反射防止コ−ト,ドライエッチング型有機
反射防止コ−ト,水素含有アモノファスカ−ボン膜,
窒化チタン膜,プラズマCVD技術で成膜した水素
含有アモノファスSiOXNY(以後、プラズマCVD−
SiOXNY:H膜と称する)等が知られている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】これらの反射防止膜の
うち、〜は吸収型であるが、は干渉型として使用
されている。前述した現像液溶解型有機反射防止コ−
ト膜は、上層のレジストパタン現像時に反射防止塗布膜
をレジスト現像液を用いてウェットエッチング加工を行
う必要があり、この際の反射防止膜のアンダ−カッテン
グ量の制御性に困難性があることから、0.5μm以下
の微細パタンの形成に適用するには困難性がある。
【0011】また、ドライエッチング型有機反射防止
膜は、上層レジストパタン形成後に酸素ガス雰囲気リア
クティブイオンエッチング等により、前記レジストパタ
ンをマスクにして下層の反射防止膜をドライエッチング
する必要がある。この際、両者とも有機膜であるため、
エッチング速度に大差がない。このため、下層の反射防
止膜をドライエッチング中に上層のレジストパタンもエ
ッチングされてパタン寸法の萎縮が生じ、この結果、所
要のパタン寸法に精度よく加工することが困難である。
【0012】また、水素含有アモノファスカ−ボン膜
は、通常プラズマCVD技術を用いて堆積するので、薄
くかつ均一に形成できる利点があるが、上層レジストパ
タン形成後に、前述したと同様にドライエッチング技
術を用いてカ−ボン膜を加工しなければならず、その
際、と同様にレジストパタンの萎縮が生じて所望の寸
法に精度よく加工することに困難性がある。その上、ゲ
−ト電極材料の加工後にカ−ボン膜を除去する必要があ
り、その除去速度が遅いため、迅速な処理に困難性があ
る。
【0013】また、窒化チタン膜は、アルミニウム電
極膜の反射防止膜として広く使用されており、その効果
も優れていることは周知である。ただし、本発明で主と
して述べているゲ−ト形成工程では、前述したようなポ
リシリコン等の別な材料が使用される上、トランジスタ
の電気特性上、チタン等の金属汚染を極端に嫌う。ポリ
シリコン等のゲ−ト電極加工後に窒化チタン膜を原子レ
ベル単位で完全に除去することは技術的に困難なことか
ら、ゲ−ト形成工程用反射防止膜として使用するには困
難性がある。
【0014】他方、プラズマCVD−SiOXNY:H
膜は、文献(T.Ogawa et al.,”Novel ARC Optimizatio
n Methodology for KrF Eximer Laser Lithograpy at L
ow K1 Factor",Proc.SPIE,Vol.1674,p.362(1992),およ
びT.Ogawa et al.,"Practicalresolution enhancement
effects by new complete anti-reflective layer inKr
F eximer laser lithography",Proc.SPIE,vol.1927,p.2
63(1993))によれば、原料ガスにSiH4とN2Oを使用
し、その混合比とプラズマ条件を制御してKrFおよび
i線波長に対し、屈折率n:2〜3.6,消衰係数k:
0〜2程度の範囲内の光学特性を有するSiOXNY:H
が作製できるとしている。
【0015】また、反射防止膜として使用する場合は、
干渉型として使用することにより、特定の光学定数の反
射防止膜を決められた膜厚で用いれば、レジスト膜内で
の干渉によるパタン寸法変動を完全に抑制可能であると
している。また、構成材料がLSI基板と同じシリコン
化合物であることから、ゲ−ト電極加工後に除去する必
要はなく、LSI構成膜の一部として残置させることが
可能であるという利点がある。
【0016】また、短所として以下の点が指摘される。
すなわち、この反射防止膜の製造方法では、前述したよ
うにプラズマCVD技術が使されている。したがって被
覆基板はプラズマ中に直接曝されるので、トランジスタ
等の素子にプラズマ損傷を与えやすく、この結果、原理
的にトランジスタの閾値電圧を変動させたり、リ−ク電
流を増大させる等の重大な特性劣化を引き起こす恐れが
ある。
【0017】また、プラズマCVD法は、RF放電によ
りプラズマを発生させているため反応エネルギが弱く、
膜形成になお熱エネルギの助けが必要であり、少なくと
も200〜300℃に基板加熱しなければならないの
で、膜質の制御要因が多くなるうえ、耐熱性の低い基板
には適用できない。さらに製造工程が簡単にできないな
どの問題がある。
【0018】また、材料的にはSiOXNY:H膜は、三
元系の化合物であり、組成の制御が複雑であるため、光
学定数の制御性と安定性に難がある。また、デバイス中
に残した場合は膜中のNによりデバイスへの悪影響も考
えられる。
【0019】さらに干渉型の反射防止膜は、実用上、大
きな問題点が指摘できる。問題点を説明するため、図9
(a)に示すポリシリコン基板31上にi線波長に対
し、屈折率n=2.6,消衰係数k=0.5の光学定数
を有する反射防止膜32を被覆した場合の反射防止膜3
2の膜厚と反射率R(I/I0 )との関係を図9(b)
に示す。この例において、反射防止膜がないポリシリコ
ン基板表面の反射率は、約30%であるのに対し、その
上に厚さ約35nmの反射防止膜32を被覆することに
よって反射率をほぼ0%に低減できることが判る。
【0020】しかし、反射防止膜の膜厚や光学定数が最
適値から僅かにずれると反射率が急激に増大することも
判る。したがって、前述した光学定数の反射防止膜を膜
厚35nmでいつも正確に被覆できれば、問題ないが、
通常、堆積された反射防止膜は、ウェハ面内で膜厚分布
を持っており、また、製造ロット間の光学特性や膜厚変
動を考慮した場合、この図9(b)に示したような反射
率がゼロになる干渉条件の反射防止膜を常時安定して形
成することは実用上、極めて困難である。
【0021】したがって本発明は、前述した従来の課題
を解決するためになされたものであり、その目的は、反
射防止膜として電子サイクロトロン共鳴プラズマ付着法
(以後ECRプラズマ付着法と略称)により理想的な光
学特性を有する薄膜を低温で制御性良く形成することが
できる光リソグラフィ用反射防止膜およびその製造方法
並びにその使用方法を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明による光リソグラフィ用反射防止膜は酸
素の組成比が化学量論的組成よりも小さい水素含有Si
OX 膜を有している。また、この水素含有SiOX 膜
は、その酸素の組成比X が0.5〜1.1の範囲を有し
ている。また、この水素含有SiOX 膜は、波長365
nmの露光波長に対して屈折率が2.3〜2.6,消衰
係数がほぼ0.5以上の光学定数を有している。また、
この水素含有SiOX 膜は、波長248nmの露光波長
に対して屈折率1.8〜2.1,消衰係数がほぼ0.5
以上を有している。
【0023】また、本発明による光リソグラフィ用反射
防止膜の製造方法は、この水素含有SiOX 膜の形成に
際し、SiH4ガスとO2ガスを用いた電子サイクロトロ
ン共鳴プラズマ付着法を用いて形成するものである。ま
た、このSiH4ガスの流量とO2ガスとの流量比をSi
H4/O2=1〜1.5の範囲内で調節することにより水
素含有SiOX 膜を形成するものである。また、本発明
による光リソグラフィ用反射防止膜の使用方法は、水素
含有SiOX 膜を光リソグラフィ用反射防止膜として使
用した後、ゲ−ト電極エッチング加工マスクとし使用す
るようにしたものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
形態について説明する。図1(a)〜(e)は、本発明
による実施形態を示す各工程図における断面図である。
図1において、ゲート電極を加工するには、図1(a)
に示すように層間絶縁膜1と活性領域2との間で段差が
あるシリコン基板3上にゲート電極となるリンド−プポ
リシリコン膜4を減圧CVD法により約0.3μmの厚
さに堆積する。層間絶縁膜1と活性領域2との間の表面
段差は、LSIの品種やプロセス条件によって異なる
が、通常0.1〜0.2μmである。
【0025】次に図1(b)に示すようにポリシリコン
膜4上に反射防止膜となるべき薄膜として図2に示すよ
うなECRプラズマ付着装置によりSiOX :H膜5を
約0.1μmの厚さに堆積する。なお、このECRプラ
ズマ付着装置は、特願平03−029395号(プラズ
マ処理装置)に詳細に説明されている。この場合、供給
ガスとして試料室11にSiH4 ガスをSiH4 ガス導
入系12より導入し、プラズマ生成室13にO2ガスを
O2 ,N2 ガス導入系14より導入し、基板15の加熱
なしの低温にて形成する。詳細は後述するが、膜の光学
特性はガス流量およびマイクロ波パワーなどのプラズマ
付着条件により、膜の化学量論比を変えることで広範囲
に制御できる。
【0026】なお、図2に示したECRプラズマ付着装
置おいて、16はモード変換器、17はマイクロ波導入
窓、18a,18bは磁気コイル、19はプラズマ流を
示している。
【0027】次に図1(c)に示すようにSiOX :H
膜5上に回転塗布法によりレジスト膜6を回転塗布す
る。この場合、段差底部の活性領域2の上方にレジスト
膜6が厚く塗布される。レジスト材料には、i線露光の
場合は、ジアゾナフトキノン(DNQ)感光剤/ノボラ
ック樹脂からなる市販のポジ型レジストを約1μmの厚
さに塗布する。また、KrFエキシマ露光の場合は、市
販の化学増幅型ポジレジストを約0.7μmの厚さに塗
布する。
【0028】次に図1(d)に示すようにi線ステッパ
またはKrFステッパを用いて所望のゲ−ト電極パタン
を露光,現像処理してレジストパタン7を形成する。こ
の場合、詳細は後述するが、レジスト膜6の下層に形成
されたSiOX :H膜5がパタン寸法精度改善に大きな
威力を発揮する。
【0029】次に図1(e)に示すようにリアクティブ
イオンエッチング装置により、レジストパタン7を加工
マスクにしてSiOX :H膜5をエッチングする。エッ
チングガスには、CHF3/O2の混合ガスを使用する。
レジスト膜6を通常のドライおよびウェット剥離プロセ
スで除去した後、ECRエッチング加工装置を用いてS
iOX :H膜5を加工マスクにしてO2およびSF6ガス
を少量添加したCl2ガスにより、ポリシリコン膜4を
エッチングしてポリシリコン膜4とSiOX :H膜5と
の積層構造からなるゲ−ト電極8を形成してゲート電極
形成プロセスが完了する。
【0030】なお、ゲ−ト電極8としてのポリシリコン
膜4に代えてタングステンポリサイド膜を使用した場合
も、基本的に前述したプロセス条件とほとんど同一の条
件でゲ−ト電極が形成できる。
【0031】ここで、反射防止膜の形成条件を検討する
前に光リソグラフィ技術に用いるに最適な反射防止膜の
光学定数を明らかにするため、計算機シミュレ−ション
による評価実験を行った。図3は、レジスト膜内での干
渉に起因してレジスト膜厚に対してレジストパタン寸法
が周期的に変動する様子を光リソグラフィシミュレ−タ
(PROLITH/2(商品名))を使用して計算によ
り求めた例を示したものである。ステッパは、NA0.
57のi線を使用し、レジストは、市販のDNQ/ノボ
ラック型ポジ型レジストを使用した。また、基板は、ポ
リシリコンで代表例として反射防止膜を用いない場合
と、ポリシリコン膜上にn=2.6/k=0.5の光学
定数を有する膜厚100nmの反射防止膜を被覆した場
合の例を示した。
【0032】レジストパタン寸法の設計値は、0.35
μmであるが、出来上がりパタン寸法は、同一露光量に
も拘らず、露光波長の1/4波長毎に周期的に極大/極
小値を繰り返す。実際のLSI製造に使用されるレジス
ト膜厚である1.0〜1.1μm付近でのレジストパタ
ン寸法の極大値と極小値の差、すなわち、その振幅がレ
ジスト膜厚による寸法変動量である。寸法変動量の絶対
値は、使用するレジスト,そのプロセス条件および露光
条件等に依存する。そこで、デ−タを普遍化するため、
以後は反射防止膜を使用しない場合の寸法変動量を1と
して規格化した寸法変動率で評価する。
【0033】図4(a)にi線露光における反射防止膜
(膜厚0.1μm)の屈折率nおよび消衰係数kの値に
対する寸法変動率の等高線マップを示す。また、同様の
方法で算出したKrF露光の場合(NA0.55のステ
ッパで0.25μmパタンを露光、レジストには化学増
幅系ポジ型のAPEX−E(商品名)0.7μm厚を使
用)の結果を図4(b)に示した。図中、点線で表示し
た部分(kが0.5未満)は、干渉効果が強く、反射防
止膜の僅かな膜厚変動で寸法変動率が大きく変わるた
め、実用上適用し難い領域を示している。
【0034】これらのシミュレ−ション結果によれば、
反射防止膜の最適光学定数は、i線露光では、nが2.
3〜2.6で、kが0.5〜0.6の範囲であり、ま
た、KrF露光では、nが1.8〜2.1で、kが0.
5〜0.6の範囲であり、この場合、何れも寸法変動率
を0.3以下に低減できることが判った。したがって、
それぞれの露光波長に対し、前述した光学定数を有する
反射防止膜が最適値であることが明らになった。
【0035】次に前記最適光学定数を有する反射防止膜
を得るため、水素含有シリコン酸化膜(SiOX :H
膜)の形成をECRプラズマ付着法により、種々の成膜
条件で実験し、その光学特性を分光エリプソメ−タを用
いて評価した。図5(a),(b)に示すグラフは、種
々のガス混合比で形成したSiOX :H膜のi線,Kr
Fに対する屈折率n値および消衰係数k値を示したもの
で、マイクロ波パワー100WでO2 流量を10scc
mに固定してSiH4 ガスの流量を5〜18sccmま
で変化させた場合のデ−タであり、SiH4/O2ガスの
流量比に換算すると、0.5〜1.8の範囲となる。
【0036】この結果、SiH4 の流量比を増すと、i
線に対しては、屈折率nおよび消衰係数kがともに単調
に増加するのに対し、KrFでは、流量比が大きくなる
と、屈折率nは2.1付近でほとんど変化しないのに対
し、消衰係数kのみが単調増加する傾向にある。また、
g線では、SiH4 の流量比を大幅に増やしても、屈折
率nのみが単調増加するが、消衰係数kはほとんど増加
しないことが判った。
【0037】これらの実験デ−タから、屈折率nと消衰
係数kとを独立に制御することは困難であることが判
る。屈折率nと消衰係数kとの依存性をi線およびKr
Fに対してプロットしたものを図6に示す。この図6よ
り、各波長に対する両者の依存性は明かであり、また、
SiH4とO2ガスとの混合比の調節のみで前述したシミ
ュレ−ションデ−タで示したi線およびKrFの各波長
に対し、最適光学定数を有するSiOX :H膜が容易に
形成できることが判る。
【0038】具体的に説明すると、図4および図5から
i線に対して最適光学定数(屈折率n=2.6,消衰係
数k=0.5)の膜は、SiH4/O2=1.3/1の流
量比で、また、KrFに対して最適な光学定数(屈折率
n=2.1,消衰係数k=0.5)の膜は、SiH4/
O2=1.1/1の流量比でそれぞれ形成できることが
明らかになった。
【0039】また、これらSiOX :H膜の膜組成をA
ES,SIMSおよびFTIRを用いて分析した結果、
前述した条件で形成した膜は、1021〜1022cm-3
水素原子を含んだシリコン過剰のシリコン酸化膜である
ことが明らかになった。また、SiH4 ガスの流量比が
大きくなるにしたがってSi−O結合のSiが急激に減
少し、メタル状Siが急激に増大することがAES分析
から明らかになっている。これは、ECRプラズマ付着
法で形成したSiOX :H膜には、光吸収の核になるダ
ングリングボンドが多量に存在することを示唆するもの
である。
【0040】そこで、図7(a),(b)に酸素濃度を
表すSiOX :H膜のX 値に対するi線およびKrF波
長における屈折率n,消衰係数k値の相関関係を示す。
この結果によれば、i線に適した膜のX 値は約0.5,
KrFに適した膜のX 値は約1.1であり、何れの膜も
通常の二酸化シリコン膜(X =2)に比べ、大幅にシリ
コン過剰な膜であることが判る。
【0041】次にこれらSiOX :H膜のエッチング加
工特性について検討を行った。エッチング条件は、並行
平板型RIE装置により、ガス圧50mTorr,DC
バイアス400V,エッチングガスにはCHF3/O2混
合ガスを使用した。図8にCHF3/O2ガスの混合比を
変えた場合のi線露光に最適化されたSiOX :H(X
=0.5)膜とSiO2 膜とのエッチング速度の実験デ
−タを示す。
【0042】SiO2 の標準的なエッチング条件である
CHF3/O2=100/20の流量比において、前述し
たX =0.5の膜は、SiO2 の約1/2のエッチング
速度しか得られないが、CHF3/O2=100/30
と、O2 ガス成分を僅かに増やすことによって前述した
標準条件でのSiO2 とほとんど同じエッチング速度お
よび良好なエッチング形状が得られることが判った。こ
の膜より酸素成分の多いX =約1.1のKrF用膜もこ
のエッチング条件で良好な加工ができることは勿論、言
うまでもない。
【0043】最後に図1(e)で説明した条件により、
前述したSiOX :H膜を加工用マスクとして下層のポ
リシリコン膜を加工した。SiO2 を加工マスクとして
用いた場合と同様に上記SiOX :H膜は、ポリシリコ
ンに対し1/20以下のエッチング速度であり、エッチ
ングマスクとして十分な選択比を有することが確認され
ている。
【0044】本発明を実際のLSI製造に適用し、その
効果の確認実験を行った結果について以下に説明する。
前述した図1(a)の構造を有するLSI基板上にSi
H4 :13sccm,O2 :10sccmのガス流量比
を保持し、前述した図2の構造を有するECRプラズマ
付着装置を用い、マイクロ波パワ−:100W,試料室
の圧力2×10-4Torrの条件で、i線に対し、屈折
率n=2.6,消衰係数k=0.5の光学定数を有する
SiOX :H膜を設定膜厚100nmの条件で前述した
膜厚300nmのリンド−プポリシリコン膜上に堆積す
る。
【0045】堆積中の基板温度は、100℃以下であ
り、本条件での付着速度は約65nm/minである。
この際の6インチ径ウェハ内の膜厚分布は±7.5%以
内、また、ウェハ間の膜厚バラツキは±5%以内であっ
た。この後、ヘキサメチルジシラザン蒸気による表面改
質処理を行ったのに引き続き、ポジ型ホトレジストTH
MR−iP3300(商品名)をこのSiOX :H膜上
に1.04μmの膜厚になるよう回転塗布した後、90
℃に加熱したホットプレ−ト上で90秒間プリベ−キン
グ処理を行った。
【0046】次に前述したi線ステッパにより、設計ゲ
−ト長0.35μmのLSIゲ−トレイヤ−パタンを3
00mJ/cm2 一定のド−ズ量にて25枚連続して露
光したのに引き続き、115℃に加熱したホットプレ−
ト上で90秒露光後現像前ベ−キングした後、静止パド
ル方式により60秒間のレジスト現像処理と、約20秒
間の水洗工程とを経てウェハを回転乾燥する。この際の
現像液には、2.38%テトラメチルアンモニウムハイ
ドロオキサイド水溶液を使用した。現像処理後にウェハ
を再びホットプレ−ト上で115℃で90秒間ベ−キン
グ処理して現像工程を終了した。
【0047】その後、この基板を並行平板型RIE装置
にセットし、ガス流量比:CHF3100sccm/O2
30sccm,圧力50mTorr一定の条件に保
ち、DCバイアス400VのRFパワ−によりSiOX
:H膜のエッチングを約6分間行った。ちなみにこの
条件下でのこのSiOX :H膜のエッチング速度は、前
述した図7に示したように約23nm/minである。
【0048】その後、マイクロ波プラズマ方式のレジス
ト剥離装置により、ホトレジスト膜を灰化,分解して除
去した後、約120℃に加熱した濃硫酸と過酸化水素水
の混合液中にこの基板を浸漬したのに引き続き、純水洗
浄を経てスピン乾燥を行って有機物汚染を完全に除去す
る。引き続き、この基板をECRエッチング装置にセッ
トし、Cl2 ガスとO2 ガスとの混合雰囲気中でSiO
X :H膜をマスクとしてポリシリコンのエッチング加工
を行った。
【0049】その後、すべて同一条件で前述のプロセス
が完了した25枚のウェハから任意のウェハを6枚抜き
取り、ウェハ内に多数配置されているLSIチップのう
ちからウェハ中心部およびウェハ周辺部の任意の10チ
ップを選び出し、走査型電子顕微鏡式測長装置を使用し
てエッチング加工されたポリシリコンゲ−ト電極長を測
定した。その結果、前記6枚のウェハ内の60ポイント
のゲ−ト電極(設計値0.35μm)寸法バラツキの3
σとして19nmの値が得られ、本実施形態の反射防止
膜の寸法精度改善効果が確認できた。
【0050】ちなみに、反射防止効果のない透明なSi
O2 膜を被覆して同様のプロセス条件でゲ−ト電極を形
成した場合の寸法精度は、±約100nmと低い上、層
間絶縁膜と活性領域との境界付近に深刻なパタンノッチ
ングや形状不良が発生し、実用には遥かにおよばない低
品質のパタンしか得られないことことが確認されてい
る。また、SiOX :膜は十分な耐熱性を有し、シリコ
ン以外の金属イオンの汚染源になることもないので、本
プロセス完了後においても、除去すること無く、LSI
の構造膜の一部としてそのまま残置させても、LSIの
特性に悪影響を与えることはない。
【0051】なお、本実施形態では、ゲ−ト電極材料と
して主としてポリシリコン膜について説明したが、これ
と並列してよく使用されるタングステンポリサイド膜の
場合の最適反射防止条件もポリシリコンの場合とほとん
ど同じであり、基本的に基板によって実施条件を変える
必要はない。その理由は、本発明における反射防止膜の
使用方法は、基本的に基板条件にほとんど無関係に最適
条件が決まる吸収型であるためである。
【0052】また、本発明では、本発明のECRプラズ
マ付着SiOX :H膜を吸収型反射防止膜として使用し
た場合の実施形態について説明したが、この膜を干渉型
反射防止膜として使用しても一向に差し支えない。反射
防止膜の光学定数や膜厚の制御精度およびレジスト膜厚
の制御精度が向上すれば、干渉型として使用しても十分
なパタン寸法制御精度を得ることが可能になる。
【0053】さらにSiH4 /O2 /N2 の3種類の混
合ガスを前述したECRプラズマ付着装置に導入し、前
述したSiOX :H膜形成の場合と同一の成膜条件でS
iOXNY:H膜の形成実験を試みた結果、SiH4 :1
2sccm,O2 :1sccm,N2 :15sccmの
ガス流量比の条件でi線露光に対し最適光学定数に近
い、屈折率n=2.8,消衰係数k=0.4のSiOX
NY:H膜が得られた。
【0054】また、SiH4 :10sccm,O2 :1
sccm,N2 :15sccmのガス流量比の条件でK
rF露光に対し最適光学定数に近い屈折率n=2.3,
消衰係数k=0.5のSiOXNY:H膜が得られてい
る。したがって従来プラズマCVD法でのみで成膜され
てきたSiOX NY :H反射防止膜は、前述したように
本ECRプラズマ付着方法でも形成可能である。
【0055】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
i線およびKrFの各光リソグラフィに対して最適な光
学定数を有する反射防止膜としての水素含有SiOX 膜
を簡単かつ制御性よく形成できる。
【0056】また、本発明によれば、電子サイクロトロ
ン共鳴プラズマ付着法を使用することにより、組成の簡
単な水素含有SiOX 膜(二元系SiOX :H膜)およ
び三元系のSiOXNY:H膜を低温で形成でき、しか
も、SiH4 ガスの流量比の調節のみで屈折率nおよび
消衰係数kの光学定数を広範囲に制御でき、かつシミュ
レ−ションによってi線およびKrFの各露光に対して
最適化した光学定数の反射防止膜が容易に形成すること
ができる。
【0057】また、本発明によれば、最適光学条件の水
素含有SiOX 膜は、CHF3 /O2 のガス組成を用い
たRIE加工によってSiO2 膜同様に良好なエッチ特
性が得られ、さらにCl2 /O2 ガスを用いたECRに
よるポリシリコン膜のエッチング加工においても、Si
O2 膜と同様に良好な選択比が得られる。また、この膜
をデバイスの構造膜として残してもLSIの特性に悪影
響をおよぼすことはない。
【0058】また、本発明によれば、反射防止用として
の水素含有SiOX 膜は、その膜厚を例えば100nm
程度に厚く形成することにより、基板と反射防止膜と間
の干渉による反射光の抑制効果に代わり、反射防止膜自
身の光吸収による反射光の抑制効果が主体になる。この
結果、基板の種類による反射防止効果の差異がほとんど
なく、かつ、反射防止膜の厚さや光学定数による反射防
止効果の変動が大幅に軽減されて再現性,安定性および
均一性に優れたパタン形成が実現できる。
【0059】したがって、本発明によれば、i線および
KrFの両光リソグラフィ技術の反射防止膜として電子
サイクロトロン共鳴プラズマ付着法により形成された水
素含有SiOX 膜を用いることにより、微細ゲート電極
を段差のあるLSI基板上に高精度かつ制御性よく形成
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態をゲート電極の形成方法に
適用した各工程の断面図である。
【図2】 本発明に係わる反射防止膜の製造方法に用い
るECRプラズマ付着装置の構成を示す断面図である。
【図3】 レジスト膜内での干渉に起因して発生するレ
ジスト膜厚に対するレジストパタン寸法の周期的変動を
示す図である。
【図4】 i線露光における反射防止膜の屈折率nおよ
び消衰係数k値に対する寸法変動率の等高線マップを示
す図である。
【図5】 SiOX :H膜のi線およびKrFに対する
屈折率nおよび消衰係数kを示す図である。
【図6】 i線およびKrFの各波長に対する屈折率n
および消衰係数kの依存性を示す図である。
【図7】 SiOX :H膜のX 値に対するi線およびK
rF波長における屈折率nおよび消衰係数k値の相関関
係を示す図である。
【図8】 i線露光に最適化されたSiOX :H(X =
0.5)膜およびSiO2 膜のエッチング速度の実験デ
ータを示す図である。
【図9】 反射防止膜の膜厚と反射率の関係を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…層間絶縁膜、2…活性領域、3…シリコン基板、4
…ポリシリコン膜、5…SiOX :H膜、6…レジスト
膜、7…レジストパタン、8…ゲート電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安斉 一典 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目14番5号 エヌティティエレクトロニクステクノロ ジー株式会社内 (72)発明者 石橋 洋 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目14番5号 エヌティティエレクトロニクステクノロ ジー株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸素の組成比が化学量論的組成よりも小
    さい水素含有SiOX 膜を有することを特徴とする光リ
    ソグラフィ用反射防止膜。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記水素含有SiO
    X 膜の酸素の組成比X が0.5〜1.1とすることを特
    徴とする光リソグラフィ用反射防止膜。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
    水素含有SiOX 膜は波長365nmの露光波長に対
    し、屈折率が2.3〜2.6,消衰係数がほぼ0.5以
    上の光学定数を有することを特徴とする光リソグラフィ
    用反射防止膜。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2において、前記
    水素含有SiOX 膜は波長248nmの露光波長に対
    し、屈折率1.8〜2.1,消衰係数がほぼ0.5以上
    の光学定数を有することを特徴とする光リソグラフィ用
    反射防止膜。
  5. 【請求項5】 請求項1,請求項2,請求項3または請
    求項4における前記水素含有SiOX 膜の形成に際し、
    SiH4ガスとO2ガスとを用いた電子サイクロトロン共
    鳴プラズマ付着法を用いることを特徴とする光リソグラ
    フィ用反射防止膜の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記水素含有SiO
    X 膜は前記SiH4ガスの流量とO2 ガスの流量との比
    をSiH4/O2=1〜1.5の範囲内で調節することに
    より形成することを特徴とする光リソグラフィ用反射防
    止膜の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1,請求項2,請求項3または請
    求項4において、前記水素含有SiOX 膜を光リソグラ
    フィ用反射防止膜として使用した後、ゲ−ト電極のエッ
    チング加工マスクとし使用することを特徴とする光リソ
    グラフィ用反射防止膜の使用方法。
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