JPH0963344A - 照明装置および照明器具 - Google Patents

照明装置および照明器具

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JPH0963344A
JPH0963344A JP7215833A JP21583395A JPH0963344A JP H0963344 A JPH0963344 A JP H0963344A JP 7215833 A JP7215833 A JP 7215833A JP 21583395 A JP21583395 A JP 21583395A JP H0963344 A JPH0963344 A JP H0963344A
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JP
Japan
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ceiling
rail
light source
lighting
light
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JP7215833A
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English (en)
Inventor
Yukio Akashi
行生 明石
Yoshinori Tanabe
吉徳 田辺
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レイアウト変更に対応でき、天井用タスク照
明の具体的な手段を提供することによって、少ない照明
エネルギーで作業性がよく、快適な雰囲気が得られる照
明装置および照明器具を実現することを目的としてい
る。 【構成】 レール支持部1により天井躯体9に取り付け
たレール2とそのレール2上を自在に移動できる可動器
具支持部3により吊り下げた周辺に可動天井材8を載せ
るL形フック5を有する照明器具4とレール2上を自在
に移動できる可動T形フック支持部6により吊り下げた
可動天井材8を載せるT形フック7と可動天井材8とで
構成される照明装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内のレイアウト変更
や用途変更に応じて自在に照明器具の位置または配光を
変化させ、少ない照明エネルギーで常に適切な照明環境
を実現できる事務所などで使用される照明装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】1960年頃から、一般的なオフィス執
務室では、蛍光ランプ用照明器具により、天井から均一
に照明する全般照明方式が用いられてきた。しかし、1
973年のオイルショックを契機に省エネルギーの必要
性が叫ばれ、その全般照明方式が問題視されるようにな
った。一時は、政府が間引き点灯の勧告を出すまでに至
った。その勧告に従って間引き点灯が行なわれたオフィ
ス執務室では、作業面照度が低下して作業の妨げになる
席が少なからず生じ、また、室内の雰囲気が陰気になる
という問題が生じた。そのため、間引き点灯は景気の回
復も手伝って、次第に行なわれなくなった。それに変わ
り、欧米から、省エネルギーを実現する照明方式として
タスク&アンビエント照明方式が提案された。この照明
方式は、従来の全般照明を作業面を照明するタスク照明
とその周辺を照明するアンビエント照明とに分離して考
え、視作業に直接関係のあるタスク照明はスタンドによ
り、十分な照度を確保しながら、視作業に関係のないア
ンビエント照明の照度を下げることにより、視作業性を
損なわずに省エネルギーを実現しようとするものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの照明
方式は、当時のわが国でも試みられたが、次のような問
題があり、しだいに用いられなくなってしまった。 (1)天井に照明器具の発光部が無いために、室内が暗
い雰囲気になる。 (2)スタンドにより、机上が煩雑になり、室内全体の
美観が損なわれる。 (3)光源が被照射面である作業面に極端に近いため、
光源から、作業面の各点までの距離の変化が大きいた
め、作業面の周辺部の照度が急激に低下し、照度分布が
不均一になる。 (4)光源が作業者の目の前にあるため、まぶしさや煩
わしさを感じる。 つまり、(1)および(2)に示したように、快適な雰
囲気の照明環境が得られないこと、(3)および(4)
に示したように、適正な視作業性が得られないことが問
題であった。
【0004】これらの問題は、全て机の上にタスク照明
であるスタンドを置かずに、天井にタスク照明器具を取
り付けることで解決できると考えられる。このため、本
発明は、天井用タスク照明器具の具体的な手段を示すこ
とを目的としているが、それを実現する上で別の新たな
問題が生じる。つまり、一般に、オフィスの執務室を建
築または改装する際、将来、その執務室に入る作業者の
人数や机のレイアウトは不明であるため、施工時にタス
ク照明器具を天井に設置することができない。仮にレイ
アウトが既知であれば、執務室の施工時にタスク照明器
具を天井に設置することができるが、一般のオフィスで
は、施工後も机のレイアウト変更は頻繁に行われるた
め、机のレイアウト変更の度にタスク照明器具の位置を
変更する必要が生じた。このため、従来の固定形の照明
方式では今回の目的を達成できなかった。このような問
題を解決するために、レイアウト変更に容易に対応でき
る天井用タスク照明器具の実現が課題であった。
【0005】本発明は、かかる点に鑑み、レイアウト変
更に対応できる、天井用タスク照明の具体的な手段を提
供することにより、少ない照明エネルギーで作業性がよ
く、快適な雰囲気が得られる照明装置および照明器具を
実現することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、第1に、レール支持部により天井躯体に取り
付けたレールとそのレール上を自在に移動できる器具支
持部により吊り下げた周辺に天井材を載せるL形フック
を有する照明器具と前記レール上を自在に移動できるフ
ック支持部で吊り下げたT形フックとそれら両フックの
間に載せる天井材とで構成される照明装置としたもので
ある。第2に、所定の指向性配光を有する複数の光源で
構成され、それぞれの光源が独立して調光できる機能を
有し、それぞれの光源の調光度を自在に設定すること
で、照明器具の配光を自在に変化できることを特徴とす
る照明器具である。第3に、作業面もしくは作業面の近
傍に設置した光源と、その光源からの光を反射する、作
業面の上方の天井面に設置した天井反射板とで構成され
る照明装置である。第4に、所定の配光を有する照明器
具およびその照明器具の電源とそれらを空中に浮遊させ
る空気より比重が低い気体を入れた容器とで構成される
照明装置としたものである。
【0007】
【作用】上記の手段により、本発明は、室内のレイアウ
ト変更や用途変更に応じて自在に照明器具の位置または
配光を変化させ、少ない照明エネルギーで視作業性がよ
く、快適な雰囲気が得られる照明環境を実現する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1(a)は本発明を実現する一実施
例を示す照明装置の略断面図、図1(b)は図1(a)のレ
ール2の略断面図、図1(c)は本発明の照明装置を設置
した室内の内観図である。
【0009】図1(a)(b)(c)において、1はレール支
持部、2はレール、3は可動器具支持部、4は照明器
具、5はL形フック、6は可動T形フック支持部、7は
T形フック、8は可動天井材、9は天井躯体、10はレ
ール本体、11は車輪、12は軸である。
【0010】レール支持部1の上部は天井躯体9にアン
カーボルトなどで固定され、下部はレール2を支持して
いる。レール2は図1(b)に示すような構造になってお
り、その内部には、可動器具支持部3、または、可動T
形フック支持部6がレール2上を移動できるように取り
付けられている。可動器具支持部3に固定された照明器
具4は、その周辺にL形フック5が取り付けられてい
る。一方、可動T形フック支持部6にT形フック7が固
定されている。この照明器具4のL形フック5とT形フ
ック7の上に可動天井材8を載せることができる。
【0011】このような構造にすることにより、居室の
用途やレイアウトを変更する場合、照明器具4をレール
2上を移動させて、思いどおりの位置に設定することが
できる。T形フック7もレール2上を移動できるため、
照明器具4とT形フック7との間、または、T形フック
とT形フックとの間に可動天井材8を、各フックに載せ
て設置することができる。そのため、可動天井材8は任
意の位置に設置することができる。さらに、図1(c)の
ように、天井はすっきりした美観が保たれる。なお、可
動天井材8の幅を小さくすると、照明器具と照明器具と
の間隔をさらに縮めることもできる。また、今後、可動
天井材8の材料の軽量化が進むことにより、本発明の実
用化はさらに容易になる。
【0012】本発明をタスク&アンビエント照明に適応
すると机のレイアウト変更に応じてタスク照明器具を任
意の位置に変更することができる。
【0013】また、上記レール2を図2に示す略断面図
のような構造にすることにより、レール2から照明器具
4に直接、給電することができる。図2において、13
は給電手段であるレール側電源ライン、14は器具側電
源ライン、15は絶縁体である。
【0014】給電手段であるレール側電源ライン13を
通って供給される電気は、車輪11を通り、さらに、車
輪11に接触して、可動器具支持部3に固定された軸1
2を伝わり器具側電源ライン14を介して照明器具4に
運ばれる。このような構造の給電システムを本発明の照
明装置に組み込むことにより、電気を安全、かつ、簡便
に供給することができる。
【0015】図3は本発明を実現する他の実施例を示す
照明器具の略断面図、図4(a)はその照明器具を天井に
取り付けた室の略断面図、図4(b)は、照明器具のレイ
アウト図である。図3および図4において、16は照明
器具本体、17は中央光源、18は右光源、19は左光
源、20は反射板、21は天井材、22は机、23は床
である。中央光源17、右光源18、左光源19のそれ
ぞれの光源には、例えば、32WのHf蛍光ランプを用
い、それらの光源と反射板20との組合せにより、それ
ぞれの光源から出た光は、ビーム角(照射される光の開
き角)が35度程度の指向性の高い配光を有するように
設計されている。さらに、各光源は、調光回路と接続さ
れ、連続調光ができるようになっている。このため、各
光源を単独で点灯・調光した場合、床上0.7[m]の机
上面の高さで測定した照度で0から750[lx]程度が確
保できる。
【0016】最近の事務所等で用いられている机の寸法
は、一般に、幅1.4[m]、奥行き0.7[m]である。
そのため、この照明器具本体16を2.8[m]の間隔T
1で天井に取り付ければ、机のあらゆるレイアウトにほ
ぼ対応できる。図4(a)にこの照明器具本体16を天井
高さ2.7[m]の室内に取り付けた場合を一例として示
す。この時、実線で示した位置(照明器具の直下の位
置)に机をレイアウトする場合、中央光源17の調光レ
ベルを机上面で測定して500[lx]程度になるように設
定し、さらに、右光源18と左光源19の調光レベルを
それぞれ床上0.7[m]で測定して250[lx]程度にな
るように設定することにより、これら3つの光源からの
光を合計して机上面で750[lx]、周辺部で250[lx]
の照度を確保することができる。
【0017】さらに、机を破線の位置(照明器具の中央
から下ろした垂線が机の端になる位置)にレイアウトし
た場合、右光源18の調光レベルを高め、右光源18に
より机上面照度750[lx]程度を確保できるように調光
する。一方、中央光源17は消灯し、左光源18を調光
して机上面で測定して250[lx]程度が確保できるよう
にする。また、破線や実線で示した位置以外に机がレイ
アウトされた場合も、3種類の光源の調光レベルを調整
することによって、机上面を750[lx]程度とし、その
周辺を250[lx]程度に設定することができる。これに
より、机の位置がどのように変更されても、常に、作業
面以外の周辺部に無駄な光が照射されることなく、省エ
ネルギーが実現できる。なお、調光レベルの調整値を予
めICなどに記憶して置けば、机のレイアウト変更にあ
わせて照明を瞬時に切り替えることができる。また、照
度センサ等の明るさを感知するセンサと接続しておく
と、自動的に切り替えることも可能である。
【0018】なお、本実施例では、作業面照度を750
[lx]、周辺照度を250[lx]としたが、周辺照度250
[lx]という値は、今回、作業面照度を750[lx]として
周辺照度の許容値を求める実験を行って決めたものであ
る。しかし、好みに応じてこの値を変更してもよい。
【0019】図5は本発明を実現するさらに他の実施例
を示す照明装置の略断面図である。図5において、24
は光源、25は光源反射板、26は天井反射板、27は
パーティション、28は机、29は天井、30は床であ
る。光源24は、ハロゲンランプを用いており、パーテ
ィション27に埋め込まれている。光源24から照射さ
れた光の一部は、直接、天井反射板26に向かって照射
され、光源24から照射された残りの光は、光学設計さ
れた光源反射板25で反射して、ビーム角約22度で天
井反射板26に向けて照射される。
【0020】天井反射板26は、軽量プラスチックで成
形され、中央部が平面、周辺部が曲面である。中央部の
表面は、銀蒸着処理が施されているため、高反射率を有
しており、光を正反射する。一方、曲面の周辺部は、拡
散反射処理が施され、光を拡散反射する。このため、天
井反射板26の中央部で正反射された光は、机上の作業
面を水平面照度が750[lx]程度になるように照明し、
天井反射板26の周辺部で拡散反射された光は、作業面
の周辺を水平面照度が250[lx]程度になるように照明
する。この時、作業面を750[lx]程度で照明するため
には、12000[cd]程度の光度を有した高出力のハロ
ゲンランプが必要であるが、将来、高演色性のHIDラ
ンプの性能が向上すれば、低電力で照明できるようにな
る。
【0021】このような構造にすることにより、机28
のレイアウト変更に容易に対応することができる。つま
り、机28の移動とともに光源24が内蔵されたパーテ
ィション27は移動されるため、それと同時に、天井反
射板26だけを移動するだけで照明のレイアウト変更が
完了する。天井反射板26は、軽量であるため、両面テ
ープや磁石などで簡便に天井に固定することができる。
天井反射板26を発泡スチロールなどで成形して置け
ば、さらに軽量になるため、落下の可能性は低くなり、
万一落下しても危険性が無い。なお、天井反射板26を
方向可変にすることにより、離れた位置にある机上の作
業面やほかの対象物を照明することができる。
【0022】尚、天井29の表面の全面を再輝性反射材
料で仕上げることにより、本発明の効果はさらに向上す
る。再輝性反射材料は、それに入射した光をその光が来
た方向に反射させる特性がある(道路の路肩の位置の表
示等に広く使われている)。そのため、これを天井材と
して用いることにより、光源24及び光源反射板25か
ら照射される光の指向性を高める必要と天井反射板26
を用いる必要はなく、パーティション27に内蔵された
光源24から照射された光は天井29で光源24の近傍
に反射されるため、光源24に隣接する机28の作業面
が照明される。再輝性反射材料の特徴を、光が来た方向
ではなくある程度の角度(例えば5度)を持たせて反射
するように改良することができれば、再輝性反射材料で
仕上げられた天井29で反射された光が、光源24自身
に戻ってこないで、それに隣接する机28の作業面だけ
を照明することができる。これにより、照明装置全体の
効率が向上する。
【0023】図6(a)(b)は本発明を実現する一実施例
を示す照明装置の略断面図である。図6(a)(b)のそれ
ぞれにおいて、31は容器、32は電池、33は反射
板、34は光源、35は天井、36は照明器具、37は
受信・制御部、38は駆動部、39はプロペラ、40は
舵である。
【0024】図6(a)において、容器31の中には、ヘ
リウムガスなどの空気よりも比重の低い気体を封入して
あり、その容器31が電池32と光源34と反射板33
を空中に浮かせている。屋外にこの照明装置を放置する
と、はるか上空へ飛び去ってしまうが、屋内では、容器
31は天井35に接触して留まる。一方、照明器具35
は、小形の光源34と山形の反射板33とで構成されて
いる。光源34は、低電力のハロゲンランプである。
【0025】反射板33は2つの山を重ねた形状をして
おり、光源34から出た光の一部は直接照明器具36の
直下に照射されるが、他の一部は反射板33の中央の山
形の部分で反射され、器具直下の作業面を照明する。ま
た、光源34から出た光の残りの一部は、反射板33の
周辺の山形の部分で反射され、作業面の周辺部を照明す
る。このとき、作業面を750[lx]とし、周辺を250
[lx]とすることもできる。また、室の用途や執務者の好
みに応じて反射板や光源の種類を変更してもよい。光源
34の電源である電池32は蓄電池である。尚、これを
蓄電池でなく、乾電池、太陽電池など他の種類の電池と
してもよい。将来、これらの電池の軽量化と容量の増大
により本発明の実現はさらに容易になる。
【0026】このような構成の照明装置を執務者ひとり
に1台ずつ持つことにより、机のレイアウト変更にも容
易に対応できる。さらに、照明器具5等から紐などを垂
らしておき、執務者が必要に応じてその紐を引っ張るこ
とにより照明器具を連れ歩くようにしておけば、レイア
ウト変更の時だけでなく、常に、自分の欲しい場所に照
明器具5を移動することができる。また、それにより、
室内の天井に予め取り付けておく照明器具の台数を大幅
に減らすことができ、省エネルギーとともに、照明設備
の省施工とイニシャルコストの削減に大きく貢献でき
る。
【0027】なお、容器31に入れる気体の種類や量を
調整することにより、照明装置全体の比重を空気と同一
にすると、本照明装置は、天井36に接触することな
く、空中の任意の位置に留まらせることができる。こう
すれば、光源34と机の作業面との距離を自在に変える
ことができるので、作業面照度の変更が容易であり、作
業内容や要求される雰囲気に適応した照明条件が設定で
きる。このとき、温度差や換気扇により空気の流れを起
こし、室内の空中に散らばった照明器具を室内に設けた
蓄電装置の周辺に集め、蓄電装置の蓄電用の電源供給用
端子に、電池32の受電用端子を磁石などで吸い寄せる
機能を持たせることにより、電池32に自動的に蓄電す
ることが可能である。
【0028】また、本発明の照明装置を図6(b)のよう
な構造にすることによって、さらに使いやすくなる。つ
まり、容器31にプロペラ39とそれを回転させる駆動
部38、推進方向を変える舵40、駆動部38および舵
40を制御する受信・制御部37を搭載する。例えば、
執務者の手元のリモコンや室内に設けられたコントロー
ラなどから制御信号を送れば、その信号を受けた受信・
制御部37がその信号の内容に応じて駆動部38と舵4
0を制御し、プロペラ39の推進力と進む方向を容易に
変更できる。このため、前述の蓄電の際に、空気の流れ
により容器31を集める必要はなく、照明装置自身の推
進力により蓄電ターミナルに到達することができる。ま
た、蓄電終了後、各執務者が自分の照明装置を要求する
位置に呼び戻すことができる。なお、この照明装置全体
や容器31を自分の好みの形状にすることにより、さら
に愛着が涌くものになる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明は、第1に、レール
支持部により天井躯体に取り付けたレールとそのレール
上を自在に移動できる器具支持部により吊り下げた周辺
に天井材を載せるL形フックを有する照明器具と前記レ
ール上を自在に移動できるフック支持部で吊り下げたT
形フックとそれら両フックの間に載せる天井材とで構成
される照明装置とした。第2に、所定の指向性配光を有
する複数の光源で構成され、それぞれの光源が独立して
調光できる機能を有し、それぞれの光源の調光度を自在
に設定することで、照明器具の配光を自在に変化できる
ことを特徴とする照明器具である。第3に、作業面もし
くは作業面の近傍に設置した光源と、その光源からの光
を反射する、作業面の上方の天井面に設置した天井反射
板とで構成される照明装置である。第4に、所定の配光
を有する照明器具およびその照明器具の電源とそれらを
空中に浮遊させる空気より比重が低い気体を入れた容器
とで構成される照明装置とした。これらの照明装置およ
び照明器具により、従来のスタンド照明の問題を解決
し、レイアウト変更に対応できる、天井用タスク照明の
具体的な手段を提供することができる。さらに、それに
より少ない照明エネルギーで視作業性がよく、快適な雰
囲気が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例における照明装置の構
成を示す略断面図 (b)は本発明の一実施例における照明装置のレールの略
断面図 (c)は本発明の一実施例における照明装置を使用した室
内天井の内観図
【図2】本発明の一実施例における照明装置の配線され
たレールの略断面図
【図3】本発明の他の実施例における照明器具の構成を
示す略断面図
【図4】(a)は本発明の他の実施例における照明器具を
設置した室内の略断面図 (b)は本発明の他の実施例における照明器具の配置図
【図5】本発明のさらに他の実施例における照明装置の
略断面図
【図6】(a)は本発明のさらに別の実施例における照明
装置の略断面図 (b)は本発明のさらに別の実施例における照明装置の略
断面図
【符号の説明】
1 レール支持部 2 レール 3 可動器具支持部 4 照明器具 5 L形フック 6 可動T形フック支持部 7 T形フック 8 可動天井材 9 天井躯体 10 レール本体 11 車輪 12 軸 13 レール側電源ライン 14 器具側電源ライン 15 絶縁体 16 照明器具本体 17 中央光源 18 右光源 19 左光源 20 反射板 21 天井材 22 机 23 床 24 光源 25 光源反射板 26 天井反射板 27 パーティション 28 机 29 天井 30 床 31 容器 32 電池 33 反射板 34 光源 35 天井 36 照明器具 37 受信・制御部 38 駆動部 39 プロペラ 40 舵

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レール支持部により天井躯体に取り付けた
    レールとそのレール上を自在に移動できる器具支持部に
    より吊り下げた周辺に天井材を載せるL形フックを有す
    る照明器具と前記レール上を自在に移動できるフック支
    持部により吊り下げた天井材を載せるT形フックと天井
    材とで構成される照明装置。
  2. 【請求項2】前記レール内部に給電手段を配設してお
    き、前記器具支持部が前記レール上を自在に摺動すると
    同時に給電手段から器具支持部取り付け部を介して前記
    照明器具に給電することを特徴とする請求項1記載の照
    明装置。
  3. 【請求項3】所定の指向性配光を有する複数の光源で構
    成され、それぞれの光源が独立して調光できる機能を有
    し、それぞれの光源の調光度を自在に設定することで、
    照明器具の配光を自在に変化できることを特徴とする照
    明器具。
  4. 【請求項4】作業面もしくは作業面の近傍に設置した光
    源と、その光源からの光を反射する、作業面の上方の天
    井面に設置した天井反射板とで構成される照明装置。
  5. 【請求項5】所定の配光を有する照明器具およびその照
    明器具の電源とそれらを空中に浮遊させる空気より比重
    が低い気体を入れた容器とで構成される照明装置。
JP7215833A 1995-08-24 1995-08-24 照明装置および照明器具 Pending JPH0963344A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008243580A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Yamaha Corp 給電レール装置
JP2011514622A (ja) * 2008-02-04 2011-05-06 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 照明システム、光要素及び表示器

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