JPH096267A - 表示体用感光性樹脂板 - Google Patents

表示体用感光性樹脂板

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JPH096267A
JPH096267A JP7179364A JP17936495A JPH096267A JP H096267 A JPH096267 A JP H096267A JP 7179364 A JP7179364 A JP 7179364A JP 17936495 A JP17936495 A JP 17936495A JP H096267 A JPH096267 A JP H096267A
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plate
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Takaaki Hirai
隆昭 平井
Hiroshi Komano
博司 駒野
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    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F13/00Illuminated signs; Luminous advertising
    • G09F13/20Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts
    • G09F13/22Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts electroluminescent

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量、安価であり切断などの加工がし易く、
レリーフの再現性、耐摩耗性に優れ、特に点字等の表示
体に好適な表示体用感光性樹脂板を提供する。 【構成】 支持体上に直接または接着層を介して感光性
樹脂層を有する表示体用感光性樹脂板において、前記支
持体は、紙基材に油脂変性フェノール樹脂または油脂変
性クレゾール樹脂を含浸させて形成した含浸体を、複数
個用いて多層に積層して形成した樹脂積層板であって、
当該支持体のロックウェル硬度がMスケールで70以上
102以下であり、かつ支持体の0℃〜200℃の範囲
における縦横方向の寸法変化率が0.5%以下であるよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示体用レリーフを形成
するための表示体用感光性樹脂板に関し、特に、軽量、
安価であり、しかも切断等の加工がし易く、さらにはレ
リーフの再現性、耐摩耗性に優れ、特に点字等の表示体
に好適な表示体用感光性樹脂板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より感光性樹脂層をパターンを介し
て露光し、その後現像することを特徴とする表示体用感
光性樹脂板については、例えば、特開昭58−5592
7号公報等にすでに開示されており、レリーフを有する
案内板や、点字を有する樹脂点字シートなど各種の方面
で実用化がなされている。
【0003】このような従来の表示体用感光性樹脂板
は、支持体としてアルミニウム、銅、鉄、ステンレスな
どの金属板や、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエ
チレンテレフタレートなどのプラスチックフィルムを使
用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
金属板を使用した場合には、表示体用感光性樹脂板自体
が重くなり取り扱いが不便となり、さらに板を簡単に切
断しにくいことや、表示体の再現性が低下するため感光
性樹脂層や接着層に反射防止剤を含有させることが必要
となり製造が容易でない等の問題点を有している。また
後者の場合には、プラスチックフィルムそのもののたわ
み性が大きいために、このものにさらにアルミニウムや
鉄などの金属板やポリアクリル板などのプラスチック板
を貼り合わせして強度を出さなければならず、作業性が
悪く、接着の際の位置合わせの際に位置ずれを起こし易
い等の問題点を有している。
【0005】このような問題点を解決するために、支持
体にアクリル板などの強度のあるプラスチック板を用い
ることが考えられる。しかしながら、この場合、接着層
を設けた後に熱処理を行うと支持体そのものが変形して
しまい再現性の高い表示体用感光性樹脂板が得られにく
いという問題が生じてしまう。
【0006】このような実情のもとに、本発明は創案さ
れたものであり、その目的は製造が容易であり、軽量、
安価であり切断などの加工がし易く、レリーフの再現
性、耐摩耗性に優れた表示体用感光性樹脂板を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の課題
を解決すべく鋭意研究した結果、特定の硬度、寸法変化
率を有する樹脂積層板を支持体とすることにより上記問
題点が解決できることを見出し、本発明を完成するに至
った。
【0008】すなわち本発明は、支持体上に直接または
接着層を介して感光性樹脂層を有する表示体用感光性樹
脂板において、前記支持体は、紙基材に油脂変性フェノ
ール樹脂または油脂変性クレゾール樹脂を含浸させて形
成した含浸体を、複数個用いて多層に積層して形成した
樹脂積層板であって、当該支持体のロックウェル硬度が
Mスケールで70以上102以下であり、かつ支持体の
0℃〜200℃の範囲における縦横方向の寸法変化率が
0.5%以下であるように構成される。
【0009】
【作用】本発明では、特に支持体の構成を特定の硬度、
寸法変化率を有する樹脂積層板としたので、製造が容易
であり、軽量、安価であり切断などの加工がし易く、レ
リーフの再現性、耐摩耗性に優れた表示体用感光性樹脂
板が得られる。
【0010】
【実施例】本発明の表示体用感光性樹脂板の実施例を図
1を参照しつつ以下に詳細に説明する。図1に示される
ように、本発明の表示体用感光性樹脂板1は、支持体1
0上に直接または接着層21を介して感光性樹脂層31
を有している。通常は、接着層21を設けることが好ま
しいが、支持体10の表面にエンボス加工などを施し、
接着性を向上させるための処理を行えば、接着層21が
不要になる場合も生じる。
【0011】前記支持体10は、紙基材11に油脂変性
フェノール樹脂または油脂変性クレゾール樹脂を含浸さ
せて形成した含浸体12を、複数個用いて多層に積層し
て形成される樹脂積層板である。
【0012】そして、本発明の支持体10のロックウェ
ル硬度(ロックウェル硬度計を用いての硬度:JIS
K7202に準拠する)は、Mスケールで70以上10
2以下、より好ましくは、85以上100以下に設定さ
れる。この硬度が70未満になると熱変形が生じ易くな
り実用的でなくなり、この硬度が102を超えると衝撃
に対して脆くなり、切断加工時に板が割れ易いなどの問
題点を有する。
【0013】さらに、本発明においては支持体10の0
℃〜200℃の範囲における縦横方向の寸法変化率が
0.5%以下、より好ましくは0.3%以下に設定され
る。この値が0.5%を超えると、(例えば、接着層の
熱処理時に)表示体用感光性樹脂板1の全体に反りが発
生し易くなり好ましくない。この寸法変化率の測定条件
としては、0℃、100℃および200℃での積層板の
長さ方向及び幅方向の長さを、JIS B7512又は
これと同等以上の測定器を用いて測り、100℃で測定
した値と0℃、200℃での測定値とを比較するものと
する。
【0014】支持体10を構成する紙基材11として
は、公知の種々のいわゆる紙を呼ばれるものが用いられ
得るが、中でも発明の所定の物性を得るためにはクラフ
ト紙、リンターパルプ紙が好適である。このような紙基
材11に含浸される油脂変性フェノール樹脂としては、
ロジン変性フェノール樹脂、メラミン変性フェノール樹
脂、キリ油変性フェノール樹脂等が挙げられ、油脂変性
クレゾール樹脂としてはロジン変性クレゾール樹脂、メ
ラミン変性クレゾール樹脂、キリ油変性クレゾール樹脂
等が挙げられる。中でも、キリ油変性のフェノール樹脂
およびクレゾール樹脂が好ましい。上記の油脂変性フェ
ノール樹脂および油脂変性クレゾール樹脂は、適宜混合
して用いてもよい。
【0015】好適な紙基材11とこれに含浸される樹脂
との組合せとしては、クラフト紙−ロジン変性フェノー
ル樹脂および/またはロジン変性クレゾール樹脂、クラ
フト紙−メラミン変性フェノール樹脂および/またはメ
ラミン変性クレゾール樹脂、クラフト紙−キリ油変性フ
ェノールおよび/またはキリ油変性クレゾール樹脂、リ
ンターパルプ紙−ロジン変性フェノール樹脂および/ま
たはロジン変性クレゾール樹脂、リンターパルプ紙−メ
ラミン変性フェノール樹脂および/またはメラミン変性
クレゾール樹脂、リンターパルプ紙−キリ油変性フェノ
ール樹脂および/またはキリ油変性クレゾール樹脂など
が挙げられる。これらの中でも特に、熱による体積膨張
率変化が比較的小さい、リンターパルプ紙−キリ油変性
フェノール樹脂および/またはキリ油変性クレゾール樹
脂の組合せが好適に用いられる。このような樹脂が含浸
された含浸体12は、複数個用いられ多層に積層・固着
されて樹脂積層板を形成し、本発明に用いられる支持体
10となる。積層にして固着させる方法としては、クラ
フト紙、リンター紙などの基材を、フェノール樹脂ワニ
ス中を通し、含浸させたのち乾燥し、ワニス中の溶剤を
除去してプリプレグとし、このプリプレグを複数枚重ね
合わせて70Kg/cm2 以上の圧力で130℃〜14
0℃程度に加温しながら積層成形するという方法を用い
ればよい。
【0016】この支持体10の厚さは、表示体の用途に
よっても異なるが通常、0.5〜3mmの範囲で適宜選
定される。
【0017】このような支持体10の上には前述のごと
く通常、接着層21を介して感光性樹脂層31が設けら
れる。接着層21は従来公知のポリエステル系、エポキ
シ系等各種接着剤が使用できる。これらの中でも特に、
支持体10および感光性樹脂層31双方の接着性を考慮
してポリエステル系の接着剤を使用することが好まし
い。
【0018】感光性樹脂層31としては、従来公知の各
種感光性樹脂組成物を使用することができる。その中で
も特に、水現像可能であり廃液処理等の取り扱いが便利
であることや、レリーフの再現性が高く摩耗性にも優れ
ることから、 a)ポリビニルアルコール、 b)N−メチロールアクリルアミド又はN−メチロールメ
タクリルアミドと多価アルコールとのエーテル型縮合物
および、 c)光重合開始剤を主成分とする感光性樹脂組成物が好ま
しく使用できる。
【0019】このa)成分としては、ポリ酢酸ビニルの完
全ケン化物又は部分ケン化物、好ましくは重合度300
〜2000のポリ酢酸ビニルのポリ酢酸ビニルであっ
て、ケン化度が70〜95%程度のものである。
【0020】b)成分としてはN−メチロールアクリルア
ミド又はN−メチロールメタクリルアミドをエチレング
リコール、プロパンジオール、ブタンジオール、ジエチ
レングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチ
レングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、ペンタンジ
オール、ヘキサンジオール、グリセリン、ペンタエリス
リトール、トリメチロールプロパンなどの多価アルコー
ルと反応して得られるエーテル型縮合物である。
【0021】c)成分としては、ベンゾフェノン、2,4
−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−
アルコキシベンゾフェノンなどのベンゾフェノン誘導
体、ベンゾイン、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベ
ンゾインメチルエーテルなどのベンゾイン誘導体、2−
クロロチオキサントン、硫酸ウラニル、硝酸ウラニルな
どのウラニル誘導体、メチレンブルー、リボフランのよ
うな感光性染料、その他、アントラキノンおよびその誘
導体、アルデヒド誘導体、硫黄化合物、ハロゲン化合物
など公知のものが使用可能である。
【0022】また、a)〜c)成分それぞれの配合割合はa)
成分100重量部に対し、b)成分が10〜120重量
部、c)成分が0.02〜10重量部の範囲である。
【0023】本発明においては、上記支持体10上に接
着層21を設けこれをホットプレート上等で80℃〜2
00℃で5分〜1時間程度熱処理し、接着層21を半硬
化状態にした後、これと予めポリエチレンテレフタレー
ト(以下PETとする)フィルム上に乾燥後の膜厚が
0.3〜3mmとなるようにカーテンフローコーター、
バーコーター、リバースコーター、ホエラー等の塗布装
置によって感光性樹脂組成物を塗布、乾燥して準備して
おいたもの(感光性樹脂層31を形成)とを接着層21
と感光性樹脂層31とが接するように圧着することによ
って表示体用感光性樹脂板1が製造される。
【0024】製造された表示体用感光性樹脂板1はネガ
マスク等を介してケミカルランプや超高圧水銀灯を用い
て紫外線を選択的に照射した後、水によって現像するこ
とによって表示体を得ることができる。
【0025】(実施例1)支持体として厚さ2mmのリ
ンターパルプ紙−キリ油変性フェノールおよびクレゾー
ル樹脂の混合積層体である住友ベークライト社製「PL
−1131K」(ロックウェル硬度:Mスケールで9
5、温度100℃を基準として0℃〜200℃の範囲に
おける平面(長さ、幅)方向の寸法変化率:0.3%)
上に、日本ポリウレタン工業社製ポリエステル系接着剤
「ニッポラン3027」を膜厚が5μmとなるように塗
布して接着層とした後、ホットプレート上で150℃、
10分間熱処理した。これに予め、以下の組成からなる
感光性樹脂組成物をよくかくはん、混合したものをカー
テンフローコーターを用いて、厚さ125μmのPET
フィルム上に乾燥膜厚が0.7mmとなるように塗布、
乾燥し、感光性樹脂層を形成した。しかる後、接着層と
感光性樹脂層とが接するように圧着して表示体用感光性
樹脂板を完成した。
【0026】 感光性樹脂組成物 ・部分ケン化ポリビニルアルコール(ケン化度70%、重合度500) … 100重量部 ・N−メチロールアクリルアミドとエチレングリコールとのビスエーテル … 60重量部 ・ダイアセトンアクリルアミド … 30重量部 ・メチルヒドロキノン(重合禁止剤) …0.05重量部 ・ベンゾインイソプロピルエーテル … 4重量部 ・水 … 200重量部 得られた表示体用感光性樹脂板を複数のパターンを有す
るネガマスクを介してケミカルランプ(東芝社製:FL
20BL型)を用いて15分間露光し、次いでスプレー
式洗い出し機を用いて40℃の温水で3分間洗い出し、
乾燥して表示体を完成した。得られた表示体にはネガマ
スクのパターンが忠実に再現されており板の変形や割れ
等全く見られなかった。この表示体をシャーリングを用
いて複数のパターンを個々のパターンに分割カットを行
ったが表示体に割れ等は発生せず、切断面も比較的平滑
で極めて良好なものであった。
【0027】(比較例1)上記実施例1において支持体
として厚さ2mmのクラフト紙−クレゾール樹脂の積層
板である住友ベークライト社製「PL−1280」(ロ
ックウェル硬度:Mスケールで105、温度100℃を
基準として0℃〜200℃の範囲における平面(長さ、
幅)方向の寸法変化率:0.2%)を使用した以外は上
記実施例1と同様にして表示体を作成しようとしたが、
シャーリングを用いて個々のパターンにカットを行おう
とした際、樹脂板が割れてしまった。
【0028】(実施例2)上記実施例1において支持体
として厚さ2mmのクラフト紙−メラミン変性フェノー
ル樹脂の積層板である住友ベークライト社製「PL−1
252」(ロックウェル硬度:Mスケールで100、温
度100℃を基準として0℃〜200℃の範囲における
平面(長さ、幅)方向の寸法変化率:0.2%)を使用
した以外は上記実施例1と同様にして表示体を作成し
た。得られた表示体にはネガマスクのパターンが忠実に
再現されており板の変形や割れ等全く見られなかった。
この表示体をシャーリングを用いて複数のパターンを個
々のパターンに分割カットを行ったが表示体に割れ等は
発生せず、切断面も比較的平滑できわめて良好なもので
あった。
【0029】(比較例2)上記実施例1において支持体
として厚さ2mmの未晒しクラフト紙−フェノール樹脂
の積層板である住友ベークライト社製「PL−1009
K」(ロックウェル硬度:Mスケールで100、温度1
00℃を基準として0℃〜200℃の範囲における平面
(長さ、幅)方向の寸法変化率:0.6%)を使用した
以外は上記実施例1と同様にして表示体を作成した。そ
の結果、接着層の形成時にホットプレート上で150℃
で10分間乾燥を行ったところ、積層板に反りが発生し
てしまい、常温に戻してもこの反りは直らなかった。
【0030】(比較例3)上記実施例1において支持体
として厚さ2mmの、銅版を使用した以外は上記実施例
1と同様にして表示体を作成した。その結果、露光時に
銅板表面のハレーションにより、パターンに太りが発生
してしまった。
【0031】(比較例4)上記実施例1において支持体
として厚さ2mmの、アクリル板(メチルメタクリレー
ト;ロックウェル硬度:Mスケールで100)を使用し
た以外は上記実施例1と同様にして表示体を作成した。
【0032】その結果、接着層の形成時にホットプレー
ト上で150℃で10分間乾燥を行ったところ、積層板
に反り、ねじれが発生してしまい、常温に戻してもこの
変形は直らなかった。
【0033】
【発明の効果】本発明の表示体用感光性樹脂板は上記の
ように構成しているので軽量、安価であり切断などの加
工がし易く、レリーフの再現性、耐摩耗性に優れ、特に
点字等の表示体に好適な表示体用感光性樹脂板を提供し
得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示体用感光性樹脂板の断面図を模式
的に示した図である。
【符号の説明】
1 …表示体用感光性樹脂板 10…支持体 11…紙基材 12…含浸体 21…接着層 31…感光性樹脂層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09F 7/00 G09F 7/00 D 7/16 7/16 D

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に直接または接着層を介して感
    光性樹脂層を有する表示体用感光性樹脂板において、 前記支持体は、紙基材に油脂変性フェノール樹脂または
    油脂変性クレゾール樹脂を含浸させて形成した含浸体
    を、複数個用いて多層に積層して形成した樹脂積層板で
    あって、 当該支持体のロックウェル硬度がMスケールで70以上
    102以下であり、かつ支持体の0℃〜200℃の範囲
    における縦横方向の寸法変化率が0.5%以下であるこ
    とを特徴とする表示体用感光性樹脂板。
  2. 【請求項2】 前記支持体のロックウェル硬度がMスケ
    ールで85以上100以下である請求項1に記載の表示
    体用感光性樹脂板。
  3. 【請求項3】 前記支持体の0℃〜200℃の範囲にお
    ける縦横方向の寸法変化率が0.3%以下である請求項
    1に記載の表示体用感光性樹脂板。
  4. 【請求項4】 前記紙基材がリンターパルプである請求
    項1乃至請求項3のいずれかに記載の表示体用感光性樹
    脂板。
  5. 【請求項5】 前記油脂変性フェノール樹脂がキリ油変
    性フェノール樹脂である請求項1乃至請求項4のいずれ
    かに記載の表示体用感光性樹脂板。
  6. 【請求項6】 前記油脂変性クレゾール樹脂がキリ油変
    性クレゾール樹脂である請求項1乃至請求項4のいずれ
    かに記載の表示体用感光性樹脂板。
  7. 【請求項7】 前記接着層がポリエステル系接着剤を主
    成分とする請求項1に記載の表示体用感光性樹脂板。
  8. 【請求項8】 前記感光性樹脂層が、 a)ポリビニルアルコール樹脂、 b)N−メチロールアクリルアミド又はN−メチロールメ
    タクリルアミドと多価アルコールとのエーテル型縮合物
    および、 c)光重合開始剤を主成分とする請求項1乃至請求項7の
    いずれかに記載の表示体用感光性樹脂板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1040912A2 (en) * 1999-03-31 2000-10-04 Toyo Boseki Kabushiki Kaisha Photosensitive resin laminate and production method thereof

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1040912A2 (en) * 1999-03-31 2000-10-04 Toyo Boseki Kabushiki Kaisha Photosensitive resin laminate and production method thereof
EP1040912A3 (en) * 1999-03-31 2001-09-05 Toyo Boseki Kabushiki Kaisha Photosensitive resin laminate and production method thereof
US6743569B2 (en) 1999-03-31 2004-06-01 Toyo Boseki Kabushiki Kaisha Photosensitive resin laminate and production method thereof

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