JPH096228A - 室内装備品の立体式レイアウトツール - Google Patents

室内装備品の立体式レイアウトツール

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JPH096228A
JPH096228A JP15487695A JP15487695A JPH096228A JP H096228 A JPH096228 A JP H096228A JP 15487695 A JP15487695 A JP 15487695A JP 15487695 A JP15487695 A JP 15487695A JP H096228 A JPH096228 A JP H096228A
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JP
Japan
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layout
chip
indoor equipment
light
dimensional
Prior art date
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Application number
JP15487695A
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English (en)
Inventor
Mikio Itou
藤 巳 紀 雄 伊
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I T O KK
Original Assignee
I T O KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的とするところは、躯体図の表面の
所定位置に適宜のチップを配置した状態をコピー等によ
り一体かしたレイアウト用紙を作成し、該レイアウト用
紙をスペースボード上に配置し、前記レイアウト用紙に
描かれた個々のチップに対応するミニチア模型を配置す
ることによりリアリティに富んだプランニングを的確に
しかも迅速に制作できる室内装備品の立体式レイアウト
ツールを提供することにある。 【構成】本発明は、室内等の間取りを描いた躯体図と、
表面にカタログの管理番号、頁指定及びカタログに掲載
された種々の室内装備品の特長を表示したチップと、前
記躯体図の表面の所定位置に適宜のチップを配置した状
態をコピー等により一体かしたレイアウト用紙と、該レ
イアウト用紙を配置するスペースボードと、前記チップ
に表示された室内装備品の特長を具体的に立体化したミ
ニチア模型とからなり、該ミニチア模型をスペースボー
ドに配置したレイアウト用紙上の個々のチップに対応さ
せて配置することにより室内装備品の立体的なレイアウ
トを行うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフィス用或いはホー
ム用の室内装備品のレイアウトを行なうため、例えば躯
体図の表面の所定位置に適宜のチップを配置した状態を
コピー等により一体かしたレイアウト用紙を作成し、該
レイアウト用紙をスペースボード上に配置し、前記レイ
アウト用紙に描かれた個々のチップに対応するミニチア
模型を配置することによりリアリティに富んだプランニ
ングを的確に、しかも迅速に製作できるようにした室内
装備品の立体式レイアウトツールに関するものである。
【0002】
【背景の技術】オフィスやホームにおける室内装備品の
レイアウト表示は通常平面図を用いて二次元的に描かれ
ているのが現状である。しかし、こうしたレイアウト方
法は、プランナーにとっても顧客にとってもレイアウト
方法が平面的なものであるから、現実の三次元空間に配
置された室内装備品の配置とはおおいに異なり、これよ
り実際の室内装備品のレイアウト状態を的確に認識また
は想像することは非常に困難であり、そのためプランニ
ングに時間がかかり過ぎ、極端な場合にはレイアウト・
ミスが生じる等の問題を有していた。
【0003】殊に、現在の様に種々のオフィス用或いは
ホーム用の室内装備品が開発されている現況において
は、そうした室内装備品を沢山掲載した総合カタログ乃
至個々に区別された商品群別カタログ等を参照して所望
の室内装備品の決定を行わなければならず、しかも同
時、かつ的確・迅速にプランニングを行わなければなら
ないような状況下では、当然に熟知しているプランナー
でも集中力を欠くのであるから、素人の顧客では、所望
の室内装備品を決定することは至難の技である。
【0004】また、逆に、顧客がショールーム等で展示
品を見てプランニングを要求する様な場合は、顧客が要
求するオフィス用或いはホーム用の室内装備品がどの様
な室内装備品であるかは、熟知しているプランナーにと
っては感覚的い容易に判断することが可能であっても、
当該室内装備品を総合カタログ乃至商品群別カタログ等
で特定することは非常に困難であると共に、目的とする
空間をイメージしつつ、当該室内装備品の実際に配置さ
れた場合を感覚的に捕らえて的確にレイアウトすること
は極めて困難であり、顧客の満足する優れたプランニン
グを行うことが出来ない等の問題を有していた。
【0005】そこで、上記の問題点を解消する一手段と
して、本願出願人は、室内装備品のレイアウトシステム
とその装置〔特願平4−8175号〕と、室内装備品配
置プランニング用チップ、ツールおよび室内装備品配置
三次元表示方法〔特願平4−132816号〕を開発し
ているが、上記の三次元表示方法はあくまでも電子装置
を利用した三次元グラフィック表示であり、しかも、所
定の室内装備品の三次元グラフィック表示を行うために
は、当該室内装備品が有する所定のデータを電子装置に
しなければならず、そのための入力作業はもとより操作
も非常に煩雑であり、かかる処理は高度に訓練されたオ
ペレータでないと容易に使いこなせない等の問題と、電
子装置で描かれた三次元グラフィック表示では如何に素
晴らしく描かれていても、その表示は所詮平面的な画像
でしか捕らえることができず、立体感も乏しく顧客の要
望を充分に満足させることができない等の問題を有して
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
に鑑みなしたものであり、オフィス用或いはホーム用の
室内装備品のレイアウトを行なうため、例えば躯体図の
表面の所定位置に適宜のチップを配置した状態をコピー
等により一体かしたレイアウト用紙を作成し、該レイア
ウト用紙をスペースボード上に配置し、前記レイアウト
用紙に描かれた個々のチップに対応するミニチア模型を
配置することによりリアリティに富んだプランニングを
的確にしかも迅速に製作できる室内装備品の立体式レイ
アウトツールを提供することにある。
【0007】
【課題を達成するための手段】本発明では上記の目的を
達成するために、室内等の間取りを描いた躯体図と、表
面にカタログの管理番号、頁指定及びカタログに掲載さ
れた種々の室内装備品の特長を表示したチップと、前記
躯体図の表面の所定位置に適宜のチップを配置した状態
をコピー等により一体かしたレイアウト用紙と、該レイ
アウト用紙を配置するスペースボードと、前記チップに
表示された室内装備品の特長を具体的に立体化したミニ
チア模型とからなり、該ミニチア模型をスペースボード
に配置したレイアウト用紙上の個々のチップに対応させ
て配置することにより室内装備品の立体的なレイアウト
を行うように構成する。
【0008】
【作用】上記のように構成したので、プランナーは先ず
カタログに掲載された種々の室内装備品の形状、構造、
材質、色調、模様等の特長を表示したチップを室内等の
間取りを描いた躯体図上の所定の位置に配置し、配置し
た状態をコピー等により一体かしたレイアウト用紙を作
成し、該レイアウト用紙をスペースボード上に配置して
レイアウト用紙に描かれた個々のチップに対応するミニ
チア模型を所定のチップ上に配置することによりリアリ
ティに富んだプランニングを的確にしかも迅速に製作す
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る室内装備品の立体式レイ
アウトツールの実施例について図面を参照して説明す
る。図1、図2、図3、図4、図5、図6(a)、
(b)、(c)、図7、図8は本発明に係る室内装備品
の立体式レイアウトツールの説明図である。
【0010】図1に示した1は室内等の間取りを描いた
躯体図である。図4、図5に示した2は種々のオフィス
用或いはホーム用の室内装備品の特長を表示したチップ
であり、該チップ2は、その表面にカタログの管理番
号、頁指定及びカタログに掲載された種々の室内装備品
の形状、構造、材質、色調、模様等の特長を(例えば、
管理番号01、02等、頁指定P50、P100等及び
カタログを特定する色区分表示青、赤等を施し、プラン
ナーが当該チップ2の表面に表示された管理番号01、
02等、頁指定P50、P100等及びカタログを特定
する色区分表示青、赤等を確認することにより所定の室
内装備品の商品群別カタログより目的とする装備品を容
易に選択乃至識別できる)数字、バーコード等からなる
識別コードが記載された、例えばチェア2a、デスク2
b、テーブル2c等として成形される。
【0011】なお、前記チップ2は、本実施例ではチェ
ア2a、デスク2b、テーブル2c等の個々の室内装備
品を表示するものとして説明するが、例えば図6
(a)、(b)、(c)に示した如く、セットチップ
X、Y、Zであってもよく、このようなセットチップ
X、Y、Zを使用する場合は、個々のチェア2a、デス
ク2b、テーブル2c等を使用して行うレイアウトに比
べて多少レイアウトのバリエーションは限定されるが、
セット化されている分躯体図1上に対するチップの配置
作業が簡素化でき、迅速化も図れる。但し、セットによ
れば個々のチップを配置するレイアウトに比べてレイア
ウトのバリエーションは限定されるが、この問題もセッ
トチップを沢山製作しておくことにより解消されるもの
であり、特に問題とはならない。
【0012】図2に示した3は、前記躯体図1の表面の
所定位置にチップ、例えばチェア2a、デスク2b、テ
ーブル2c等や、例えば、図6の(a)、(b)、
(c)に示した如く、セットチップX、Y、Zを配置
し、コピー撮りにより両者を一体かしたレイアウト用紙
である。図3に示した4は、上記でコピーしたレイアウ
ト用紙3を配置するスペースボードである。このスペー
スボード4は、例えばレイアウト用紙3を挟み込むこと
ができる大きさの透明な樹脂ケース4aで構成され、ケ
ースの片面4bを構成する全体には、例えば5mm間隔
の罫線による方眼メモリー4cが印刷され、ケース4a
内に挿入するレイアウト用紙3のスケールが容易に理解
することができるように構成されている。
【0013】図5に示した5は、前記チェア2a、デス
ク2b、テーブル2c等のチップに表示された室内装備
品を立体的に現したミニチア模型である。ところで、前
記スペースボード4に挟み込むまれたレイアウト用紙3
に描かれた個々のチェア2a、デスク2b、テーブル2
c等のチップに対応するミニチア模型5のケース4aに
対する配置は、個々のミニチア模型5とスペースボード
4のケース4aとの双方に設けた固定手段、本実施例で
は、ケース4a側の5mm間隔の罫線による方眼メモリ
ー4cの交点部を利用して碁盤の目状に凸部を設け、該
凸部に前記ミニチア模型5の下面に少なくとも2箇所以
上の位置に形成した凹部を嵌合し、スペースボード4に
配置するミニチア模型5の立設を安定にすると共に立設
したミニチア模型5が容易に移動することがないように
構成している。
【0014】なお、上記の固定手段は、ケース4aに設
けた凸部と、ミニチア模型5の下面に設けた凹部を嵌合
することによりミニチア模型5をケース4a上に固定す
るように構成したが、例えばケース4aに磁性を持た
せ、かつミニチア模型5を磁気により吸着可能な素材で
構成するようにして固定してもよく、また、ミニチア模
型5の下面に両面テープ等を添着するように構成しても
よく特に上記の実施れいにのみ限定するものではない。
【0015】また、上記の実施例では、前記躯体図1の
表面の所定位置に所望のチップ2を配置した状態をコピ
ー等により一体かしたレイアウト用紙3をスペースボー
ド4に載置し、前記レイアウト用紙3上の個々のチップ
に対応させてミニチア模型5を順次配置することにより
室内装備品の立体的なレイアウトを行うものとして説明
したが、例えば躯体図1の表面の所定位置に配置したチ
ップ2の上部に直接ミニチア模型5を対応させて配置す
ることにより室内装備品の立体的なレイアウトを行うも
のであってもよく特に上記の実施例にのみ限定するもの
ではない。
【0016】ところで、上記の実施例では、スペースボ
ード4は、カードケース状のものとして説明したが、図
9〜図11に開示したスペースボード6を使用してもよ
い。図9に示したスペースボード6は、略四角な蓋付き
函体6aで構成され、その函体6aの表面には前述した
躯体図1が載置できる凹部6bが設けられ、該凹部6b
の内側略全面には碁盤目状のX−Y配線6cがなされ、
各X−Y配線6cの交点P1 〜Pn には凹部6bの表面
より認識できる発光素子付きスイッチQ1 〜Qn が交点
の数だけ配置されている。これら各スイッチQ1 〜Qn
の発光素子の発光は凹部6bの周囲に配置するX−Y配
線6cの手元発光素子付きスイッチS 1 〜Sn が少なく
とも2個(X−Y配線の2個)操作されてON作動する
ことにより発光する。また、逆に凹部6bの周囲に配置
する個々のX−Y配線6cの手元発光素子付きスイッチ
1 〜Sn の手元発光素子の発光はX−Y配線6cの個
々の交点P1 〜Pn に配置した発光素子付きスイッチQ
1 〜Qn が押圧操作されてON作動することにより発光
するように構成されている。
【0017】ところで、上記のスペースボード6に装備
される各交点P1 〜Pn の発光素子付きスイッチQ1
n 及び凹部6bの周囲に配置する手元発光素子付きス
イッチS1 〜Sn は、例えば露出面にLED等を配置し
たタッチスイッチ等で構成され、各X−Y配線6cの交
点P1 〜Pn のうちの何れかの交点の発光素子付きスイ
ッチQ1 〜Qn が押圧されると当該交点P1 〜Pn で交
わるX−Y配線6cの手元発光素子付きスイッチS1
n の発光素子(本実施例では、露出面に丸型のLED
等を配置したタッチスイッチを埋め込んで構成し、個々
の発光部にはX−Y配線6c毎に数字が順番に付されて
いる。)が発光するように構成され、また逆に前記個々
のX−Y配線の手元発光素子付きスイッチS1 〜Sn
うちの何れか2個が押圧されると当該X−Y配線の交点
1 〜Pn に配置した発光素子付きスイッチQ1 〜Qn
の一つが発光するように構成されている。なお、発光素
子付きスイッチQ1 〜Qn 及び手元発光素子付きスイッ
チS1 〜Sn の電源等の回路は周知の電源回路によって
構成することができるので本実施例では詳細な説明は省
略する。
【0018】以下、上記の室内装備品の立体式レイアウ
トツールの使用要領と、実際のレイアウトの状況を説明
する。先ず、プランナーは顧客のオフイス等の間取りを
聞き、これに沿って的確な躯体図1を作成する。次に、
この作成した躯体図1の所定位置に顧客が希望する室内
装備品の特長を表示したチップ2a、2b、2c・・・
を順次配置して行く。この場合、プランナーは、所定の
チップ2a、2b、2c・・・を選択するに際し、個々
のチップ2a、2b、2c・・・の表面に表示したカタ
ログの管理番号01、02等、頁指定P50、P100
等及びカタログを特定する色区分表示青、赤等の確認し
ながら、希望の室内装備品のチェア2a、デスク2b、
テーブル2c等を選択して決定して行く。なお、この場
合、プランナーは顧客の希望を聴いて、セットチップ
X、Y、Zを勧め、レイアウトの迅速化を図ってもよ
い。
【0019】以上により、躯体図1上に対する室内装備
品のチェア2a、デスク2b、テーブル2c等の配置が
決定すると、この状態をコピーに撮り、レイアウト用紙
3を作成する。そして作成したレイアウト用紙3をスペ
ースボード4に挟み込む。スペースボード4に挟み込ま
れたレイアウト用紙3に記載された躯体図1と室内装備
品であるチェア2a、デスク2b、テーブル2c等は、
ケースの片面4bに設けた方眼メモリー4cを利用する
ことができるから、躯体図1と室内装備品であるチェア
2a、デスク2b、テーブル2c等の位置あるいは配置
箇所の寸法等が容易に決定できる。
【0020】しかる後、スペースボード4内のレイアウ
ト用紙3に記載された室内装備品であるチェア2a、デ
スク2b、テーブル2c等のチップ情報に基づいて、個
々のチップの上にミニチア模型5を配置して立体感のあ
るレイアウトを創作して行く。このミニチア模型5をケ
ース4a上に配置するに際しては、本実施例ではケース
4a側の5mm間隔の罫線による方眼メモリー4cの交
点部に設けた凸部に前記ミニチア模型5の下面に形成し
た凹部を嵌合して配置するので配置したミニチア模型5
は容易に移動することはない。また、ケース4aの凸部
とミニチア模型5の凹部との嵌合は、ミニチア模型5の
下面に少なくとも2個設けた凹部を嵌合して、位置決め
するので、正確な位置決定が可能でありミニチア模型5
の配置(図4の完成したもの参照)が非常に簡単かつ容
易である。
【0021】以上により、躯体図1とチップ(チェア2
a、デスク2b、テーブル2c等)に対するミニチア模
型5によるレイアウトが完了すると、この完成した状態
をビデオテープに録画したり、写真等で記録してプラン
ナーは、顧客に説明をしたり、更には、今後の参考資料
として保存することもできる。ことに、この室内装備品
の立体式レイアウトツールを利用することで、プランナ
ーは豊富なレイアウトの例示を示すごとができるから、
『提案型の営業』が非常に容易となり、しかもプランを
容易に整理することも可能である。
【0022】また、他の実施例で説明したスペースボー
ド6の使用要領を図11を参照しつつ説明する。まず、
この実施例では、躯体図1を函体6aの表面に設けた凹
部6bに載置する。この載置が終了すると、躯体図1の
所定位置に顧客が希望する室内装備品の特長を表示した
チップ2a、2b、2c・・・を順次配置して行く。こ
の場合、プランナーは、所定のチップ2a、2b、2c
・・・を選択するに際し、個々のチップ2a、2b、2
c・・・の表面に表示したカタログの管理番号01、0
2等、頁指定P50、P100等及びカタログを特定す
る色区分表示青、赤等の確認しながら、希望の室内装備
品のチェア2a、デスク2b、テーブル2c等を選択し
て決定して行く。なお、この場合、プランナーは顧客の
希望を聴いて、セットチップX、Y、Zを勧め、レイア
ウトの迅速化を図ってもよい。
【0023】以上により、躯体図1上に対する室内装備
品の個々のチップ2a、2b、2c・・・の配置が終了
すると、プランナーは、個々のチップ2a、2b、2c
・・・の中央を軽くペン先等で押圧する。この押圧によ
り個々のチップ2a、2b、2c・・・が配置されてい
る直下に配線しているX−Y配線6cの交点P1 〜P n
の発光素子付きスイッチQ1 〜Qn が作動する。この作
動で各スイッチQ1 〜Qn のそれぞれに対応するX−Y
配線6cの手元発光素子付きスイッチS1 〜S n が発光
する。そして、プランナーは発光した手元発光素子付き
スイッチS1 〜Sn に記載された番号を記録用紙S(図
11参照)の所定位置に書き込む。例えば、躯体図1上
に載置したチェア2a、デスク2b、テーブル2cの中
央を押圧することにより発光する個々の手元発光素子付
きスイッチS1 〜Sn の数字−、−、−・
・・等を順次記録用紙Sに記録する。
【0024】以上により、躯体図1上に対する室内装備
品のチェア2a、デスク2b、テーブル2c等の配置が
決定すると、スペースボード6上より個々のチェア2
a、デスク2b、テーブル2c等のチップが載っている
躯体図1を取り出し、この状態をコピーに撮り、レイア
ウト用紙3(本実施例では、レイアウト用紙として透明
あるいは半透明のものを使用する。)を作成する。そし
て作成したレイアウト用紙3を再度スペースボード6に
載置する。
【0025】しかる後、スペースボード6内のレイアウ
ト用紙3に記載された室内装備品であるチェア2a、デ
スク2b、テーブル2c等のチップ情報に基づいて、個
々のチップの上にミニチア模型5を配置して立体感のあ
るレイアウトを創作して行くのであるが、この実施例で
は、前処理として得ている記録用紙Sの所定位置に書き
込まれた、数字−、−、−・・・に従っ
て、手元発光素子付きスイッチS1 〜Sn を順次押圧操
作していく。この数字−、−、−・・・に
従う手元発光素子付きスイッチS1 〜Sn の押圧操作が
行われると、当該数字−、−、−・・・に
対応したX−Y配線6cの個々の交点に配置した発光素
子付きスイッチQ1 〜Qn が順番に発光する。そして発
光素子付きスイッチQ1 〜Qn の各交点P1 〜Pn の発
光は、前述したレイアウト用紙3にコピーされた室内装
備品であるチェア2a、デスク2b、テーブル2c等の
中央直下の位置関係をプランナーに表示することにな
る。
【0026】そしてプランナーは、発光素子付きスイッ
チQ1 〜Qn の発光位置を確認しながらレイアウト用紙
3上の個々のチェア2a、デスク2b、テーブル2cの
上方にこれらチェア2a、デスク2b、テーブル2cに
対応したミニチア模型5を順次配置していく。なお、こ
のミニチア模型5のレイアウト用紙3上での固定は、先
の実施例と同様にレイアウト用紙3の表面に交点部に凸
部を設けた透明なカバー(図では省略)を載置し、該カ
バーの凸部に前記ミニチア模型5の下面に形成した凹部
を嵌合して行う。即ち、上記のスペースボード6を利用
した実施例は、躯体図1上に載置するチップ2の数量が
多い大規模レイアウトのような場合にチップ2の所在が
容易かつ迅速に確認することができるから、ミニチア模
型5を立設する作業が非常に簡単である。
【0027】以上により、躯体図1とチップ(チェア2
a、デスク2b、テーブル2c等)に対するミニチア模
型5によるレイアウトが完了すると、この完成した状態
をビデオテープに録画したり、写真等で記録してプラン
ナーは、顧客に説明をしたり、更には、今後の参考資料
として保存することもできることは先の実施例の場合と
同様である。また、他の実施例に使用する記録用紙S
は、使用後は、レイアウト用紙3と同じに保存すること
により、同様のレイアウトを受けた場合に、同様のミニ
チア模型5を用いて再現するのが極めて容易である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
室内等の間取りを描いた躯体図と、表面にカタログの管
理番号、頁指定及びカタログに掲載された種々の室内装
備品の特長を表示したチップと、前記躯体図の表面の所
定位置に適宜のチップを配置した状態をコピー等により
一体かしたレイアウト用紙と、該レイアウト用紙を配置
するスペースボードと、前記チップに表示された室内装
備品の特長を具体的に立体化したミニチア模型とからな
り、該ミニチア模型をスペースボードに配置したレイア
ウト用紙上の個々のチップに対応させて配置することに
より室内装備品の立体的なレイアウトを行うように構成
したので、プランナーはカタログに掲載の種々の室内装
備品の形状、構造、材質、色調、模様等の特長を表示し
たチップを室内等の間取りを描いた躯体図上の所定の位
置に配置するだけで、室内装備品のレイアウトができ、
しかも、この状態をレイアウト用紙にコピーし、このコ
ピーしたレイアウト用紙をスペースボードに挟み込み、
このスペースボードの上に対して個々のチップに対応し
て成形した室内装備品のミニチア模型を載置するだけ
で、室内装備品の立体的なレイアウトが可能である。従
って従来の営業では、非常に困難とされた所謂提案型営
業等が容易となり、しかも顧客に対してプランナーが推
薦するレイアウト等を幾種類も豊富に提供することがで
き顧客に対するサービスの面でも従来にない優れた効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明に係る室内装備品の立体式レイアウ
トツールの躯体図
【図2】は、本発明に係る室内装備品の立体式レイアウ
トツールのレイアウト用紙す説明図
【図3】は、本発明に係る室内装備品の立体式レイアウ
トツールのスペースボード
【図4】は、本発明に係る室内装備品の立体式レイアウ
トツールのチップ
【図5】は、本発明に係る室内装備品の立体式レイアウ
トツールのミニチア模型
【図6】a、b、cは、本発明に係る室内装備品の立体
式レイアウトツールのセットチップ
【図7】は、本発明に係る室内装備品の立体式レイアウ
トツールのフローチャート
【図8】は、本発明に係る室内装備品の立体式レイアウ
トツールの完成図
【図9】は、本発明に係る室内装備品の立体式レイアウ
トツールのスペースボードの他の実施例を示す斜視図
【図10】は、本発明に係る室内装備品の立体式レイア
ウトツールのスペースボードの他の実施例を示す平面図
【図11】は、本発明に係る室内装備品の立体式レイア
ウトツールのスペースボードの他の実施例を使用する状
況の説明図
【符合の説明】
1 躯体図 2a チップ例 2b チップ例 2c チップ例 3 レイアウト用紙 4 スペースボード 5 ミニチア模型 6 スペースボード 6a 函体 6b 凹部 6c X−Y配線 P1 〜Pn 交点 Q1 〜Qn 発光素子付きスイッチ S1 〜Sn 手元発光素子付きスイッチ S 記録紙

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内等の間取りを描いた躯体図と、表面に
    カタログの管理番号、頁指定及びカタログに掲載された
    種々の室内装備品の特長を表示したチップと、前記躯体
    図の表面の所定位置に適宜のチップを配置した状態をコ
    ピー等により一体かしたレイアウト用紙と、該レイアウ
    ト用紙を配置するスペースボードと、前記チップに表示
    された室内装備品の特長を具体的に立体化したミニチア
    模型とからなり、該ミニチア模型をスペースボードに配
    置したレイアウト用紙上の個々のチップに対応させて配
    置することにより室内装備品の立体的なレイアウトを行
    うようにしたことを特徴とする室内装備品の立体式レイ
    アウトツール。
  2. 【請求項2】室内等の間取りを描いた躯体図と、表面に
    カタログの管理番号、頁指定及びカタログに掲載された
    種々の室内装備品の特長を表示したチップと、前記躯体
    図の表面の所定位置に配置したチップに表示された室内
    装備品の特長を具体的に立体化したミニチア模型とから
    なり、該ミニチア模型を躯体図上の所定位置された個々
    のチップに対応させて配置することにより室内装備品の
    立体的なレイアウトを行うようにしたことを特徴とする
    室内装備品の立体式レイアウトツール。
  3. 【請求項3】前記チップの表面には、室内装備品のカタ
    ログに掲載された種々の室内装備品の形状、構造、材
    質、色調、模様等が所定の識別手段により表現されてい
    ることを特徴とする請求項1および請求項2に記載した
    室内装備品の立体式レイアウトツール。
  4. 【請求項4】前記スペースボードに配置されたレイアウ
    ト用紙上に描かれた個々のチップに対応するミニチア模
    型の配置は、スペースボードと個々のミニチア模型の一
    方あるいは双方に設けた固定手段により固定することが
    できるようにしたことを特徴とする請求項1および請求
    項2に記載した室内装備品の立体式レイアウトツール。
  5. 【請求項5】前記スペースボードは、略四角な函体で構
    成され、その表面には躯体図が載置できる凹部が設けら
    れ、該凹部内側の略全面には碁盤目状のX−Y配線がな
    され、各X−Y配線の交点には凹部表面より認識できる
    発光素子付きスイッチが交点の数だけ配置されており、
    各スイッチの発光素子の発光は凹部の周囲に配置するX
    −Y配線の手元発光素子付きスイッチのON作動で発光
    し、逆に凹部の周囲に配置する個々のX−Y配線の手元
    発光素子付きスイッチの手元発光素子の発光はX−Y配
    線の個々の交点に配置した発光素子付きスイッチのON
    作動で発光するように構成されたことを特徴とする請求
    項1および請求項2に記載した室内装備品の立体式レイ
    アウトツール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111143929A (zh) * 2019-12-24 2020-05-12 中山路得斯空调有限公司 一种实验室的空间布局设计方法和系统
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