JPH0962206A - Led表示装置 - Google Patents

Led表示装置

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JPH0962206A
JPH0962206A JP22026495A JP22026495A JPH0962206A JP H0962206 A JPH0962206 A JP H0962206A JP 22026495 A JP22026495 A JP 22026495A JP 22026495 A JP22026495 A JP 22026495A JP H0962206 A JPH0962206 A JP H0962206A
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JP
Japan
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light
segment window
segment
display device
led
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JP22026495A
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Inventor
Hiromoto Hiroki
宏基 石長
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来に比較して特に厚み方向に著しく小型化
されたLED表示装置を提供し、かつ、発光セグメント
からLEDチップが直接視認されることを効果的に抑制
する。 【解決手段】 板状反射ケース3のセグメント窓孔4内
に充填された導光樹脂8中にLEDチップ5が封止され
たLED表示装置1において、反射ケース3の厚み寸法
を、LEDチップ5の厚み寸法の4倍以内に設定し、か
つ、各セグメント窓孔4の開口部には、ハーフミラー1
0等の光透過制限手段が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本願発明は、LED表示装置に関し、特に
7セグメントLEDと呼ばれるものに好適に適用しうる
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の7セグメントLEDと呼ばれるL
ED表示装置aの一例を図6に示す。反射ケースbと呼
ばれる所定厚みの矩形箱体b′の表面に、細長状の発光
セグメントcが7本、8の字状に配置されている。各発
光セグメントcは、反射ケースbに設けた窓孔d内に光
拡散材を含んだ樹脂が充填されて形成されており、反射
ケースbの底部に配置された基板上のLEDチップが発
する光が、セグメント窓孔d内で拡散し、発光セグメン
トc全体が光っているように見える。7つの発光セグメ
ントcを選択して発光させることにより、0から9まで
の数字と、アルファベットの幾つかを表示することがで
きる。この従来の7セグメントLEDaは、反射ケース
bの底部に配置した基板の裏面から端子リードeが突出
しており、回路基板に対し、上記の端子リードeを挿入
状態においてハンダ付けすることにより、実装される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の7セグメン
トLEDaは、各発光セグメントcを1つのLEDチッ
プで発光させるにもかかわらず、比較的寸法が大きく、
それゆえに反射ケースbを含めた全体形状が大型化して
いる。その理由のひとつには、LEDチップから発する
光を充分に拡散させて発光セグメント全体が光っている
ようにみせるために、発光セグメントcを形成するべく
反射ケースbに設けられたセグメント窓孔dを大きく
し、かつその深さを十分にとることが必要であると考え
られていたからである。
【0004】さらには、従来の7セグメントLEDa
は、図6に表れているように、端子リードeが基板の裏
面から突出する形態となっており、回路基板に対する自
動実装が困難であるとともに、全体が嵩張っており、高
密度実装を行うことができなかった。
【0005】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、7セグメントLEDに代表され
る、反射ケース表面に設けられた各発光セグメントを光
らせるタイプのLED表示装置を、従来に比較して劇的
に小型化することを主たる課題としている。
【0006】本願発明はまた、反射ケースを薄型化して
この種のLED表示装置の小型化を図る場合に、LED
チップからの直接光によって外部から発光セグメント内
のLEDチップが直接的に見えてしまうという問題を好
適に解消することを第2の課題としている。
【0007】
【発明の開示】上記の課題を解決するために、本願発明
では、次の各技術的手段を採用した。
【0008】本願発明の第1の側面によるLED表示装
置は、複数個のLEDチップがボンディングされた基板
と、セグメント窓孔をもち、このセグメント窓孔内に上
記LEDチップが臨むようにして上記基板上に取付けら
れた板状反射ケースと、を備え、上記セグメント窓孔内
には、透明な導光樹脂が充填されているとともに、上記
各セグメント窓孔の開口部には、ハーフミラーが設けら
れていることを特徴とする。
【0009】本願発明の第2の側面によるLED表示装
置は、複数個のLEDチップがボンディングされた基板
と、セグメント窓孔をもち、このセグメント窓孔内に上
記LEDチップが臨むようにして上記基板上に取付けら
れた板状反射ケースと、を備え、上記セグメント窓孔内
には、透明な導光樹脂が充填されているとともに、上記
各セグメント窓孔の開口部には、上記LEDチップが発
する光の半波長の整数倍の実質厚みを有する光透過制限
膜が設けられていることを特徴とする。
【0010】上記本願発明の各側面によるLED表示装
置の好ましい実施の形態においては、上記板状反射ケー
スの厚み寸法は、上記LEDチップの厚み寸法より大
で、かつその4倍以内に設定されているとともに、上記
基板の端部には、端子部が膜形成されている。
【0011】LEDチップの厚み寸法は、その製造工程
の必然から、0.25〜0.3mm程度である。したが
って、板状反射ケースの厚み寸法を上記のようにLED
チップの厚み寸法の4倍以内に設定する場合、板状反射
ケースの厚み寸法は、最大でも1.2mm程度となる。
基板の厚みは、たとえば0.5mm程度とすることがで
きる。したがって、この場合のLED表示装置の全体厚
みは、たかだか1.7mmないしはそれ以下となる。
【0012】このように厚み寸法が減縮される本願発明
のLED表示装置における各発光セグメントの大きさも
また、従前に比較して著しく小さなものとなる。一方、
各発光セグメントを光らせるためのLEDチップは、従
前と同じ出力のものを用いることができる。その結果、
本願発明のLED表示装置の各発光セグメントの単位面
積当たりの発光量は従前のこの種のLED表示装置に比
較してきわめて大きくなる。導光樹脂が充填されるセグ
メント窓孔の厚みが上記のように薄型化されていても、
LEDチップから発する光はセグメント窓孔の内面、基
板表面、導光樹脂の表面において乱反射を繰り返した
後、導光樹脂の表面を透過して外部に放射されるので、
発光セグメント全体が光っているように見える。前述し
たように、単位面積当たりの発光量が大きいので、仮に
外部からセグメント窓孔内に配置されているLEDチッ
プからの直接光を視認することができたとしても、あま
りめだたず、大きな不具合とはならない。
【0013】とりわけ、上記のようにセグメント窓孔の
厚みが上記のように薄型化されている場合、LEDチッ
プからセグメント窓孔内の導光樹脂表面までの距離が小
さいため、外部からLEDチップを視認できる範囲が限
定される。また、外部空気に対する導光樹脂の屈折率の
相違により、LEDチップからの直接光を視認できる範
囲、すなわち導光樹脂表面に対する垂線からの傾斜角が
限定されるため、LED表示装置表面に対する垂線に対
してある一定の傾斜した角度範囲内に視点がある場合の
み上記セグメント窓孔内のLEDチップが直接認められ
るだけとなり、しかも、前述したように発光セグメント
の単位面積発光量が大きいことから、仮にLEDチップ
が外部から視認できたとしても、あまり目立たないので
ある。
【0014】そうして、上記した本願発明の第1の側面
によるLED表示装置においてはさらに、透明な導光樹
脂が充填された各セグメント窓孔の開口部にハーフミラ
ーを設けている。
【0015】ハーフミラーは、セグメント窓孔内のLE
Dチップから発する光の多くを導光樹脂表面で反射させ
るので、導光樹脂内での光拡散が促進されるとともに、
外部からセグメント窓孔内のLEDチップが見える程度
をさらに低減させることができる。
【0016】また、上記した本願発明の第2の側面によ
るLED表示装置においてはさらに、透明な導光樹脂が
充填された各セグメント窓孔の開口部には、上記LED
チップが発する光の半波長の整数倍の実質厚みを有する
光透過制限膜が設けられている。たとえば、LEDチッ
プを660nm波長の赤色LEDチップとする場合、上
記光透過制限膜の厚みは、330nmの整数倍の実質厚
みを有するものとする。そうすると、導光樹脂の内部か
らその表面に向けて直交する方向に進む光がのみがこの
光透過制限膜を透過することができるという傾向を与え
ることができる。この場合、導光樹脂内からその表面に
傾斜状に進む光は光透過制限膜の内面で反射させられる
ことになる。したがって、この場合、LED表示装置の
表面に対して直交する方向から少しでも傾斜する位置に
視点があると、もはやこの視点からセグメント窓孔内に
LEDチップが直接見えなくなることを意味する。その
結果、板状反射ケースの厚み寸法を上記したようにきわ
めて薄状としても、セグメント窓孔の外部からその内部
で発光するLEDチップが直接見えてしまうという問題
は、ほとんど完全に解消できる。
【0017】好ましい実施の形態においては、上記光透
過制限膜は、光拡散手段を備えた透明板の裏面に設けら
れている。したがって、光透過制限膜をその表面に対し
て直交する方向に透過した光は、透明板の光拡散手段に
よってあらゆる方向に拡散されるため、どの方向からみ
ても、セグメント窓孔全体が光っているように見える。
【0018】好ましい実施の形態において、上記光拡散
手段は、上記透明板の表面側に形成された微小の凹凸と
してある。すなわち、いわゆる擦りガラスの表面のよう
な凹凸が上記透明板の表面に形成されているのであり、
したがって、この透明板の表面から光があらゆる方向に
拡散され、視点をどのような位置に配置させても、各セ
グメント窓孔の表面全域が光っているように見える。
【0019】さらに、上記本願発明の各側面によるLE
D表示装置においては、基板の縁部に端子部が膜形成さ
れている。すなわち、本願発明のLED表示装置におけ
る端子部は、従前のようなリード端子ではなく、たとえ
ば導体エッチングや導体ペーストを用いて厚膜印刷する
ことによって形成される膜状端子である。したがって、
このことによっても、LED表示装置の薄型化がさらに
促進され、また、基板に対する面実装が可能となる。そ
の結果、このLED表示装置は、基板に対する高密度実
装が可能となるとともに、自動実装が容易となる。
【0020】このように、本願発明のLED表示装置
は、従前のこの種のLED表示装置に比較し、セグメン
ト窓孔内に発光するLEDチップが輝点として直接視認
されてしまうという不具合を解消ないし軽減しつつ、と
くに特に厚み方向について著しい薄型化を達成すること
ができる。また、これに対応して装置の平面的な大きさ
をも縮小して、全体の小型化を図ることができる。
【0021】本願発明のその他の特徴および利点は、図
面を参照して以下に行う詳細な説明により、より明らか
となろう。
【0022】
【好ましい実施の形態】図1は7セグメントLED表示
装置として構成した本願発明のLED表示装置1の1実
施形態の拡大平面図、図2はその側面図、図3は図1の
III −III 線に沿う拡大断面図である。
【0023】このLED表示装置1は、基板2と、この
基板2上に取付けられた板状反射ケース3とを備えてい
る。この板状反射ケース3は、図1に表れているよう
に、上下長矩形状をしており、その表面には、7つの棒
状セグメント窓孔4が8の字状に設けられている。この
反射ケース3は、基本的には白色の樹脂によって形成す
るのが望ましく、表面部3aは、黒色の塗装が施される
場合が多い。
【0024】基板2の表面には、LEDチップ5をボン
ディングし、かつこれに電力を供給するための配線パタ
ーン6が、銅被膜形成後これをエッチングする等によっ
て形成されている。この基板2には、平面的にみて、上
記板状反射ケース3の各セグメント窓孔4の中央に位置
するようにして、各セグメント窓孔4に対してそれぞれ
ひとつのLEDチップ5が、そのPN接合面(発光面)
が基板に対して上下方向を向くようにボンディングされ
ている。また、LEDチップ5の上面パッドと配線パタ
ーン6との間には、適宜ワイヤボンディング7が施され
ている。
【0025】そうして、図3に示すように、上記のよう
にLEDチップ5をボンディングした基板2上に板状反
射ケース3を重ねた状態において、各セグメント窓孔4
内には、透明エポキシ樹脂等からなる透明導光樹脂8が
充填されている。この導光樹脂8の充填は、熱硬化性の
透明エポキシ樹脂をたとえばポッティングによって上記
セグメント窓内に充填した後、これを熱硬化することに
よって行うことができる。
【0026】ところで、本願発明においては、まず、上
記板状反射ケース3の厚み寸法、より具体的には、上記
セグメント窓孔4に充填された導光樹脂8の厚み寸法L
1 を、LEDチップ5の厚み寸法L2 より大きく、かつ
その4倍以内に設定する。図に示す実施の形態において
は、LEDチップ5の厚み寸法L2 がたとえば0.3m
mであり、導光樹脂8の厚み寸法L1 は、たとえば0.
8mmとすることができる。LEDチップ5の厚み寸法
2 は、このLEDチップ5の製造の必然から、通常、
0.25mmないし0.3mmである。したがって、本
願発明においては、上記導光樹脂8の厚み寸法L1 は、
最大であっても、1.2mmという、きわめて薄状のも
のとなる。
【0027】また、上記基板2の厚み寸法L3 は、たと
えば0.5mmとすることができる。したがって、本願
発明のLED表示装置1は、その全体厚み寸法Lが、た
かだか1.7mmのきわめて薄状のものとなる。
【0028】さらに、図に示す実施の形態においては、
上記基板2の縁部に、導体エッチング、あるいは導体ペ
ーストによる厚膜印刷によって、電極9が膜形成されて
いる。より具体的には、上記基板2の縁部に幾つかの突
起部2aを設け、基板の上面一次電極9aと導通する二
次電極9bを上記突起部2aの側面に、この二次電極9
bと導通する三次電極9cを基板の裏面側に形成するこ
とができる。そうすると、図に示すLED表示装置1
は、いわゆるリード端子のない、面実装タイプのものと
なり、このこともLED表示装置1の薄型化に大きく寄
与している。
【0029】上記のように、板状反射ケース3が薄型化
され、そのセグメント窓孔4内に充填される導光樹脂8
の厚みも薄型化されていることから、各セグメント窓孔
4の大きさも、これらに応じて小さなものとすることが
できる。したがって、図に示す実施形態にかかるLED
表示装置1は、その平面的な寸法においても、従前のこ
の種のLED表示装置に比較し、著しく小型化が図られ
ている。
【0030】さて、図3に示す実施形態にかかるLED
表示装置においては、反射ケース3の表面側に、ハーフ
ミラー10が形成された透明薄板11が添着されてい
る。このハーフミラー10は、樹脂等でできた透明薄板
11の表面に、アルミニウム、銀、クロム等の金属、あ
るいはZnS、CeO2 、TiO2 等の非金属を所定厚
みで蒸着したものである。
【0031】このようにセグメント窓孔4の開口部にハ
ーフミラー10が設けられることにより、透明導光樹脂
8が薄状となっていることにより外部から発光するLE
Dチップ5が直接見えてしまうという不具合を都合よく
解消ないし低減することができる。
【0032】この場合の作用について、図4を参照して
説明する。外気と導光樹脂8との間の屈折率の相違によ
り、導光樹脂8の表面に対する垂線VLに対して所定角
度θの範囲内で導光樹脂表面を通過する光のみが導光樹
脂8の表面から外部に放射され、上記角度θよりも大き
い角度で導光樹脂表面に当たる光は全反射させられる。
【0033】しかも、本願発明においては、導光樹脂8
の厚み寸法L1 がLEDチップ5の厚み寸法L2 の4倍
以内のきわめて薄状とされているため、LEDチップ5
からでた光が直接的に導光樹脂8の表面から外部に放射
される範囲Wは、きわめて小さい範囲である。したがっ
て、仮にLEDチップ5から出た光が直接的に外部に放
射されることによって、外部からLEDチップ5が直接
見えることがあっても、その範囲はきわめて限られた範
囲である。これに加えて、上記のように導光樹脂8の厚
みが従来に比較して著しく薄型化されていることに対応
してセグメント窓孔4の平面的な大きさも小型化される
結果、最終的にセグメント窓孔から放射される光の単位
面積当たりの強さが従来に比較して著しく高まる。これ
らのことから、仮に上記のようにLEDチップ5が外部
から見えることがあったとしても、あまり目立たなくな
る。
【0034】さらに、図に示す実施の形態においては、
上記のようにハーフミラー10がLEDチップ5からの
直接光の外部への放射を制限することになるから、なお
さら、外部からLEDチップ5が直接見えにくくなる。
【0035】図に示す実施の形態においては、上記ハー
フミラー10は、板状反射ケース3の表面全面に添着さ
れる透明樹脂板11の表面に形成されているが、望まし
くは、図4に符号Wで示した限定された範囲、すなわ
ち、LEDチップ5からでた光が全反射することなく外
部に放射されうる範囲に限定して上記ハーフミラー5を
設けることが、セグメント窓孔4から発せられる光の総
量を減じることなく、LEDチップ5の外部からの直接
視認を防止することができる。
【0036】図5は、本願発明の他の実施形態を模式的
に示している。この実施形態においては、上記と同様の
導光樹脂8の表面に、裏面側に光透過制限膜12を設け
た透明樹脂板13を配置している。この光透過制限膜1
2は、導光樹脂8とは屈折率が異なる適当な材質を上記
透明樹脂板13の裏面に蒸着することによって形成され
る。そして、この光透過制限膜12の実質厚みは、LE
Dチップ5が発する光の半波長の整数倍とする。LED
チップ5が波長660nmの赤色発光LEDである場
合、上記光透過制限膜12の実質厚みは、330nmの
整数倍とされる。このように光透過制限膜の厚みを設定
すると、この制限膜12に対して直交する方向で通過す
る赤色光のみがこの制限膜12の通過を許容され、傾斜
方向でこの制限膜12にあたる光は、全反射させられ
る。この実施形態に係るLED表示装置における上記透
明樹脂板13以外の構成は、前述した図1ないし図4に
示すLED表示装置と同様である。
【0037】したがって、この場合、セグメント窓孔4
内に充填された透明導光樹脂8内を乱反射する光のう
ち、上記光透過制限膜12に対して直交する方向に入射
する光のみが外部に放出される。したがって、基本的
に、このLED表示装置1の表面に対して傾斜する方向
に視点をおく限りにおいて、いかにLEDチップ5が導
光樹脂8の表面に対して近かろうとも、このLEDチッ
プ5が直接外部から見えることはなくなる。
【0038】図5に示す実施の形態においては、上記透
明樹脂板13の表面に、光拡散手段としての微小な凹凸
14を形成している。したがって、この光拡散手段14
の表面からでた光は、あらゆる方向に放射され、その結
果、セグメント窓孔4の全域が等しく光っているように
見えることになる。
【0039】もちろん、この発明の範囲は、上述した実
施の形態に限定されるものではない。図に示した実施の
形態においては、いわゆる7セグメントLEDに本願発
明を適用したものであるが、発光セグメントの形態は、
これに限定されず、たとえば、16セグメントLEDに
も本願発明を適用することができるし、さらにデザイン
化された発光セグメントを有するLED表示装置にも本
願発明を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の1実施形態にかかる7セグメントL
ED表示装置の平面図である。
【図2】図1に示すLED表示装置の側面図である。
【図3】図1のIII −III 線に沿う拡大断面図である。
【図4】図1ないし図3に示す実施形態にかかるLED
表示装置の作用説明図である。
【図5】本願発明の他の実施形態に係るLED表示装置
の作用説明図である。
【図6】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 LED表示装置 2 基板 3 板状反射ケース 4 セグメント窓孔 5 LEDチップ 8 透明導光樹脂 10 ハーフミラー 12 光透過制限膜 14 凹凸(光拡散手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のLEDチップがボンディングさ
    れた基板と、 セグメント窓孔をもち、このセグメント窓孔内に上記L
    EDチップが臨むようにして上記基板上に取付けられた
    板状反射ケースと、を備え、 上記セグメント窓孔内には、透明な導光樹脂が充填され
    ているとともに、 上記各セグメント窓孔の開口部には、ハーフミラーが設
    けられていることを特徴とする、LED表示装置。
  2. 【請求項2】 複数個のLEDチップがボンディングさ
    れた基板と、 セグメント窓孔をもち、このセグメント窓孔内に上記L
    EDチップが臨むようにして上記基板上に取付けられた
    板状反射ケースと、を備え、 上記セグメント窓孔内には、透明な導光樹脂が充填され
    ているとともに、 上記各セグメント窓孔の開口部には、上記LEDチップ
    が発する光の半波長の整数倍の実質厚みを有する光透過
    制限膜が設けられていることを特徴とする、LED表示
    装置。
  3. 【請求項3】 上記板状反射ケースの厚み寸法は、上記
    LEDチップの厚み寸法より大で、かつその4倍以内に
    設定されているとともに、上記基板の縁部には、端子部
    が膜形成されている、請求項1または2に記載のLED
    表示装置。
  4. 【請求項4】 上記光透過制限膜は、光拡散手段を設け
    た透明板の裏面に設けられている、請求項2に記載のL
    ED表示装置。
  5. 【請求項5】 上記光拡散手段は、上記透明板の表面側
    に形成された微小な凹凸である、請求項4に記載のLE
    D表示装置。
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