JPH0962011A - 多色画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents

多色画像形成方法及び画像形成装置

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JPH0962011A
JPH0962011A JP21875095A JP21875095A JPH0962011A JP H0962011 A JPH0962011 A JP H0962011A JP 21875095 A JP21875095 A JP 21875095A JP 21875095 A JP21875095 A JP 21875095A JP H0962011 A JPH0962011 A JP H0962011A
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JP
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pressure
color
image forming
colored
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Application number
JP21875095A
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English (en)
Inventor
Saburo Hiraoka
三郎 平岡
Tetsuya Taniguchi
哲哉 谷口
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プルーフィング画像を形成するのに、転写処
理時間が短くて、しかも寸度ズレが殆ど認められない多
色画像形成方法の提供。 【構成】 支持体上に少なくとも感光性組成物及び着色
剤を含有する着色感光層を有する着色画像形成材料に少
なくとも像様露光を行い形成された画像部を受像材料に
順次転写する多色画像形成方法において、最終色のひと
つ手前までの各色の画像転写時間が最終色の画像転写時
間よりも短いか、或いは各色の画像転写時間が、全色転
写後に行う画像の加圧定着時間より短いことを特徴とす
る多色画像形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー印刷における色
校正用のカラープルーフを用いて作成する多色画像形成
方法及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多色刷りの印刷における本印刷の前工程
として行われる校正刷りの手間と時間を節約するため
に、色校正用のカラーシート(カラープルーフ)が用い
られる。カラープルーフを作成する校正システムは、近
年各様々なシステムが開発されているが、今日の印刷産
業分野において、受注されてから仕上がり品を得るまで
いかに簡単にかつ迅速に校正物を得るかという点につい
ては、これまでも、更に今後も要求される大きな課題で
あった。また印刷に使用される受像材料については近年
ニーズが多様化しており、当然カラープルーフについて
もこれらの受像材料を使用して画像作成されることが望
ましい。
【0003】特開平1−169449号公報には支持体
上に少なくともフォトポリマー、顔料を含有する着色感
光層を有し、露光・現像により画像のみを形成し、画像
部のみを受像材料に転写する画像形成方法が開示されて
いる。この方法では受像材料が変わると、転写に関わる
条件も変わり、例えばマットコート紙の様な表面性が比
較的凹凸の大きい受像紙の場合、画像部を充分に受像材
料に加圧する必要があり、転写にかかる時間を長くする
必要があった。簡単にかつ迅速に校正物を得るという目
的を持つ、カラープルーフにおいては致命的な問題点で
あった。また転写にかかる時間を長くした場合、支持体
の配向角や熱収縮を起因とした寸法安定性が懸念され
る。
【0004】受像材料を変えた場合、印刷物画像の質感
が変わることがあるが、カラープルーフにおいても当然
受像材料の変化に対応した印刷物近似性を持たせなけれ
ばならない。印刷物近似性をカラープルーフ画像に持た
せる技術として、特開昭63−2037号公報には画像
形成した受像シートを受像材料に転写した後、受像シー
ト表面を粗面化する方法が開示されている。また特開平
2−332187号には画像部のみを受像材料に転写
し、転写画像の表面を粗面化する方法が開示されてい
る。以上のような方法は、とりわけ表面性の粗いマット
コート紙等の受像材料には有効な手段であった。しか
し、表面性が比較的滑らかなアートコート紙等に画像を
形成した場合、画像に光沢感が不足することがあり、印
刷物近似性に欠ける画像仕上がりであった。
【0005】特願平6−332187号には感光層にマ
ット剤を含有させ、形成された画像にマット感を付与さ
せ印刷物近似性を持たせる画像形成材料が開示されてい
る。この場合もマットコート紙等に画像を形成した場合
には有効な手段であった。しかし、表面性が比較的滑ら
かなアートコート紙等に画像を形成した場合、マット感
が強調されカラープルーフとしての使用には適さなかっ
た。
【0006】寸法安定性に関しては、特開平3−180
843号公報に、2対以上の加圧ロールにより転写を行
い、転写時に最初に通過する加圧ロールの圧力を最も低
くするする画像形成方法および装置が提案されている。
この提案では寸法安定性には優れるが、転写時間を短縮
させることは不可能であった。また後に説明する本願の
「転写→支持体剥離→画像定着」とは構成を異にしてい
る。
【0007】以上のようにカラープルーフにおいては多
色画像の寸法安定性、画像転写時間の短縮、更に画像仕
上がりの向上が望まれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、色校正用の
カラープルーフを用いて多色転写画像を作成するに際し
て、 画像仕上がりの向上(光沢化処理) 画像転写処理時間の短縮 多色画像の寸度安定性の向上 を可能とした多色画像形成方法及び画像形成装置の提供
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、支持体上に
少なくとも感光性組成物及び着色剤を含有する着色感光
層を有する着色画像形成材料に少なくとも像様露光を行
い形成された画像部のみを順次受像材料に転写する多色
画像形成方法において、受像材料上に得られた転写画像
の表面に光沢化処理を行うことを特徴とする多色画像形
成方法(請求項1の発明) 支持体上に少なくとも感光性組成物及び着色剤を含有す
る着色感光層を有する着色画像形成材料に少なくとも像
様露光を行い形成された画像部を受像材料に順次転写す
る多色画像形成方法において、最終色のひとつ手前まで
の各色の画像転写時間が最終色の画像転写時間よりも短
いことを特徴とする多色画像形成方法(請求項3の発
明) 支持体上に、少なくとも感光性組成物及び着色剤を含有
する着色感光層を有する着色画像形成材料に少なくとも
像様露光を行い形成された画像部を受像材料に順次転写
する多色画像形成方法において、各色の画像転写時間
が、全色転写後に行う画像の加圧定着の時間より短いこ
とを特徴とする多色画像形成方法(請求項4の発明) 支持体上に、少なくとも感光性組成物及び着色剤を含有
する着色感光層を有する着色画像形成材料に少なくとも
像様露光を行い形成された画像部を受像材料に順次転写
する多色画像形成方法において、最終色のひとつ手前ま
での各色の画像転写圧力が最終色の画像転写圧力よりも
弱いことを特徴とする多色画像形成方法(請求項5の発
明) 支持体上に、少なくとも感光性組成物及び着色剤を含有
する着色感光層を有する着色画像形成材料に少なくとも
像様露光を行い形成された画像部を受像材料に順次転写
する多色画像形成方法において、各色の画像転写圧力
が、全色転写後に行う加圧定着の圧力より弱いことを特
徴とする多色画像形成方法(請求項6の発明) 支持体上に、少なくとも感光性組成物及び着色剤を含有
する着色感光層を有する着色画像形成材料に少なくとも
像様露光を行い形成された画像部のみを順次受像材料に
転写する多色画像形成方法において、各色の画像転写時
間が全色転写後に行う画像の加圧定着の時間より短く、
加圧定着を表面が粗面化されたシートを密着し、少なく
とも加圧しながら行うことを特徴とする多色画像形成方
法(請求項7の発明) 支持体上に、少なくとも感光性組成物及び着色剤を含有
する着色感光層を有する着色画像形成材料に少なくとも
像様露光を行い形成された画像部のみを順次受像材料に
転写する多色画像形成方法において、各色の画像転写圧
力が全色転写後に行う加圧定着の圧力より弱く、加圧定
着を表面が平滑なシートを密着し、少なくとも加圧しな
がら行うことを特徴とする多色画像形成方法(請求項8
の発明) 支持体上に、少なくとも感光性組成物及び着色剤を含有
する着色感光層を有する着色画像形成材料に少なくとも
像様露光を行い形成された画像部のみを順次受像材料に
転写する多色画像形成方法において、各色の画像転写時
間が全色転写後に行う画像の加圧定着の時間より短く、
加圧定着を表面が平滑なシートを密着し、少なくとも加
圧しながら行うことを特徴とする多色画像形成方法(請
求項9の発明) 支持体上に、少なくとも感光性組成物及び着色剤を含有
する着色感光層を有する着色画像形成材料に少なくとも
像様露光を行い形成された画像部のみを順次受像材料に
転写する多色画像形成方法において、各色の画像転写圧
力が全色転写後に行う加圧定着の圧力より弱く、加圧定
着を表面が平滑なシートを密着し、少なくとも加圧しな
がら行うことを特徴とする多色画像形成方法(請求項1
0の発明) 支持体上に、少なくとも感光性組成物及び着色剤を含有
する着色感光層を有する着色画像形成材料に少なくとも
像様露光を行う形成された画像部のみを順次受像材料に
転写する多色画像形成方法において、各色毎に「転写→
支持体剥離→受像材料上の画像を加圧定着」の一連の動
作を行うことを特徴とする多色画像形成方法(請求項1
1の発明) 画像形成材料の画像部のみを受像材料に転写する画像形
成装置であって、画像を転写する手段、支持体を剥離す
る手段、次いで受像材料上の画像を加圧定着する手段と
を有することを特徴とする画像形成装置(請求項13の
発明) により達成される。
【0010】
【作用】先に述べたように、支持体上に画像形成層が設
けられ、少なくとも像様露光を施した後に画像部のみを
受像材料に転写する画像形成材料は、アートコート紙な
ど比較的表面性の滑らかな受像材料にプルーフ画像を作
成した場合に、印刷物と比較して若干光沢感のない画像
となってしまうことがある。
【0011】しかし、画像仕上がりの向上(光沢化処
理)を目的とする本発明においては、表面性が平滑で離
型性があるシートを密着して加圧するなど、画像表面を
平滑化処理することで、比較的表面性の滑らかな受像材
料上に印刷物近似性の優れたプルーフ画像が作成でき
た。
【0012】画像転写処理時間の短縮と多色画像の
寸度安定性を目的とする本発明では、転写処理を「仮転
写」(画像形成材料が受像材料に追従するために必要な
圧力を若干低くする、若しくは圧力転写に懸かる時間を
若干短くする)+「定着」に分けることで、画像仕上が
りを劣化させることなく、寸法安定性が向上し、転写処
理時間の短縮が可能となった。
【0013】画像部が移行不良しない範囲において転写
条件を弱くして(圧力転写に懸かる時間の短縮、転写圧
力を低くする)画像を仮転写し、最終色のみを通常の転
写条件で行い、全色を定着することで、転写時間の短縮
が可能となり、寸法安定性の向上がみられた。
【0014】同様に、全色を画像部が移行不良しない範
囲において画像を仮転写し、その後、得られた多色画像
に圧力をかけ定着させることで、同様に、転写時間の短
縮が可能となり、寸法安定性の向上がみられた。この方
法の場合、とりわけ画像のみを転写する場合、離型性の
あるシートを密着させ加圧定着させることも可能であ
る。また、加圧定着させる際、離型性のあるシートの表
面性を変えることで、所望の画像仕上がりが得られた。
例えば、シートが粗面化されている場合には、マット感
のある画質が、シートが平滑化されている場合には光沢
感のある画質が得られた。
【0015】また、画像部のみを転写する際には、各色
毎に上述の技術が適応できる。すなわち画像部が移行不
良しない範囲において画像を仮転写し、画像形成材料の
支持体を剥離し、その後に加圧定着を行う。この操作を
各色毎に行うことで多色画像の作成が可能となる。この
ような画像形成方法は、「転写手段」、「剥離手段」、
「加圧定着手段」とを順に有する画像形成装置によりな
される。この「加圧定着手段」に、目的に応じ表面性の
異なる加圧ローラ等を用いることで、前記同様、所望の
画像仕上がりが得られることが認められた。
【0016】
【実施例】本発明の実施例の説明に先立って、本発明に
用いられる画像形成装置について説明する。図1(a)
に示す画像形成装置10は、後に説明する実施例1〜9
に用いる画像形成装置で、回転する転写ドラム11上に
は受像材料や画像形成材料の先端を支持するピンバー1
2が設けられており、また転写ドラム11の近傍には加
圧ローラ13、自動剥離手段14が設けられている。図
1(b)は画像形成装置10による画像形成方法を示し
たもので、(1)回転する転写ドラム11のピンバー1
2によって受像材料と離型性を有した画像形成材料の先
端が支持・設置された形で移動し、(2)加圧ローラ1
3による加圧によって画像形成材料から受像材料への画
像転写が行われ、自動剥離手段によって画像を支持して
いた画像形成材料の支持体は剥離し分離がなされる。
(3)1色目の画像の転写された受像材料上には、ピン
バー12によって2色目の画像形成材料が支持され、加
圧ローラ13の押圧がなされ2色目の画像転写がなされ
たのち自動剥離手段14によって2色目の画像形成材料
の支持体は剥離し分離がなされる。このようにして多色
の画像の転写を終えたのち、(4)離型性を有するシー
トを重ね合わせ、加圧ローラ13による加圧定着処理が
なされ、自動剥離手段14によってシート剥離がなされ
て、受像材料上には加圧定着された多色画像が形成され
る。
【0017】図2(a)に示す画像形成装置20は、後
に説明する実施例10〜13に用いる画像形成装置で、
転写ドラム21の近傍に第1,第2の転写ローラを設け
たもので、回転する転写ドラム21に設けたピンバー2
2によって、受像材料と画像形成材料とを重ね、図2
(b)に示すように第1加圧ローラ23Aによって加圧
転写したのち自動剥離手段24により画像形成材料の支
持体を剥離し、ついで第2加圧ローラ23Bによって画
像の受像材料への加圧定着を行う。
【0018】このプロセスを複数回行うことで多色の画
像形成を行うものである。
【0019】図1(a)又は図2(a)の画像形成装置
によって受像材料に画像を転写する際に、受像材料の細
かい凹凸に追従できるように画像形成材料の支持体上に
は離型性クッション層を設けてあることが望ましい。
【0020】本発明における離型性クッション層は、離
型性とクッション性を付帯させるために2層以上の構成
であることが好ましく、その際の最上層とは2層以上の
層からなる離型性クッション層のうち、支持体から最も
離れた層をさし、下層とは離型性クッション層のうち、
最上層以外の層全てをさす。
【0021】本発明の離型性クッション層の下層として
用いられる樹脂としては、VICAT軟化温度が−30
〜65℃のものが好ましい。ここで言うVICAT軟化
温度はJIS−K7206−1991に示されたA法で
測定された値を言う。下層が単独の層で形成される場合
は、厚さ3mmの試験片を作製・測定した値を、下層が
複数の層からなる場合には、下層全体の厚さが3mmに
達するまで最下層の厚さを増した試験片を作製・測定し
た値を下層のVICAT軟化温度とする。
【0022】これらに該当する樹脂として、具体的には
エチレン−α−オレフィン共重合体、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体
等のうちVICAT軟化温度が65℃以下のもの、例え
ばエチレン−ブテン共重合体(ブテン=22重量%)、
エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル=33重量
%)、エチレン−エチルアクリレート共重合体(エチル
アクリレート=25重量%)等を単独あるいは混合もし
くは各々を別の層として用いたり、これらとポリエチレ
ン、ポリプロピレン等をVICAT軟化温度が65℃を
越えないように混合あるいは各々を別の層として用いた
りすることができる。前記支持体上に該下層を設ける方
法としては、 (1)樹脂を有機溶剤に溶解した溶液を支持体上に塗布
し、熱風または加熱によって乾燥した後、カバーシート
を重ね合わせ、加熱下に圧着してラミネートする、いわ
ゆる乾式ラミネート法 (2)樹脂をそのまま加熱して溶融状態に保ちながら、
支持体上にドクターブレード法、ロールコート法、グラ
ビア法、リバースロール法等で塗布した後、ただちにカ
バーシートを貼り合わせて必要に応じて高温加熱してか
ら冷却することによりラミネートする、いわゆるホット
メルトラミネート法 (3)樹脂をそのまま加熱して溶融状態に保ちながら、
押し出し機により支持体上に押し出し、これが溶融状態
にあるうちにカバーシートを圧着してラミネートする、
いわゆる押し出しラミネート法 (4)溶融押し出し法で支持体上に複数の押し出し機あ
るいは複数の押し出し口を有する押し出し機を用いて、
1回の成形で支持体上に2種類以上の樹脂からなる層を
形成し、同様にこれが溶融状態にあるうちに、カバーシ
ートを圧着してラミネートする、いわゆる共押し出し法 (5)樹脂を有機溶剤や水に溶解した溶液を支持体上に
塗布し、熱風または加熱によって乾燥する、いわゆる溶
液塗布法 (6)常温では樹脂を溶解しない有機溶剤に加熱しなが
ら樹脂を溶解し、これを冷却することにより樹脂固体の
有機溶媒分散物を得、これを支持体上に塗設した後に乾
燥、必要に応じカレンダー加工することにより、樹脂固
体微粒子を融着して層とする方法 等が挙げられる。(1)〜(4)において用いられるカ
バーシートとしては、後述する支持体に用いられるもの
と同様のものを使用することができる。
【0023】いずれの方法を用いるかは樹脂の性質によ
り適宜選択することが好ましい。また、該下層の厚さは
20〜70μmであることが好ましく、25〜50μm
であることがより好ましい。
【0024】本発明の離型性クッション層の最上層とし
て用いられる樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−α−
オレフィン共重合体、プロピレン−α−オレフィン共重
合体等のポリオレフィン類、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−プロ
ピレン−ジエン共重合体、アイオノマー樹脂、共重合ナ
イロン、シリコーン樹脂、フッ素樹脂等が挙げられる。
【0025】また、メチルセルロース、エチルセルロー
ス、ブチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルメチルセルロール等のセルロー
ス類やこれらのホルマール化物、アセタール化物等の誘
導体も用いられる。
【0026】最上層の膜厚は、特願平7−23501号
明細書に記載された条件を満たすようにしなければなら
ない。VICAT軟化温度の値は下層と同様、JIS−
K7206−1991に示されたA法で測定された値を
用いる。
【0027】本発明において、最上層を設け、離型性ク
ッション層を多層化する好ましい方法としては、 前記下層の製造方法に示した(1)、(2)、(5)
あるいは(6)の方法を用いて予め設けた下層上に直接
最上層を設け、その後あるいは最上層を設けるのと同時
に1kgf/cm2以上の加圧下で、上層・下層のいづ
れかのVICAT軟化温度よりも高温に加熱し、必要に
応じて仮支持体を剥離・除去することにより多層型離型
性クッション層を得る方法 まず仮支持体上に前記下層の製造方法に示した
(1)、(2)、(5)あるいは(6)の方法により最
上層を設け、その最上層面を(1)、(5)あるいは
(6)の方法により設けられた下層と貼り合わせ、その
後あるいは貼り合わせるのと同時に1kgf/cm2
上の加圧下で、上層・下層のいずれかのVICAT軟化
温度よりも高温に加熱し、仮支持体を剥離・除去するこ
とにより多層型離型性クッション層を得る方法 まず仮支持体上に前記下層の製造方法に示した
(1)、(2)、(5)あるいは(6)の方法により最
上層を設け、その最上層面を(2)、(3)あるいは
(4)の方法により設けられる下層と、下層が溶融状態
にあるうちに貼り合わせ、仮支持体を剥離・除去するこ
とにより多層型離型性クッション層を得る方法がある。
【0028】本発明に用いられる支持体および仮支持体
の材質は任意であるが、ポリエステルフィルム、特に二
軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムが強度、
水、熱に対する寸法安定性、経済性等の点で好ましい。
そのほかアセテートフィルム、ポリ塩化ビニルフィル
ム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム等
を用いることができる。また、その厚さは特に限定しな
いが、作業性、経済性等の点から、支持体として用いる
場合には50〜150μm程度、仮支持体として用いる
場合には10〜50μm程度が好ましい。
【0029】本発明の画像形成材料における画像形成層
には活性光線に対して感光性を有する感光性組成物等を
用いることができる。その構成は1層構成でも2層以上
の多層構成でもよく、多層構成の場合は少なくとも1つ
以上の層に画像形成能を有していればよい、また、1つ
ないし全ての層に顔料や染料等の着色剤を含ませること
ができる。
【0030】本発明の画像形成層に用いられる感光性組
成物は、公知のポジ型感光性組成物・ネガ型感光性組成
物を用いることができるが、ポジ型感光性組成物として
はo−キノンジアジド化合物を含有する感光性組成物を
用いることが好ましい。o−キノンジアジド化合物は、
感光剤として機能し得るものであれば、任意のものを使
用できる。
【0031】具体的には例えば、1,2−ベンゾキノン
ジアジド−4−スルホニルクロライド、1,2−ナフト
キノンジアジド−4−スルホニルクロライド、1,2−
ナフトキノンジアジド−5−スルホニルクロライド、
1,2−ナフトキノンジアジド−6−スルホニルクロラ
イドと水酸基及び/またはアミノ基含有化合物を縮合さ
せた化合物が好適に用いられる。
【0032】水酸基含有化合物としては、例えばトリヒ
ドロキシベンゾフェノン、ジヒドロキシアントラキノ
ン、ビスフェノールA、フェノールノボラック樹脂、レ
ゾルシンベンズアルデヒド縮合樹脂、ピロガロールアセ
トン縮合樹脂等がある。また、アミノ基含有化合物とし
ては、例えばアニリン、p−アミノジフェニルアミン、
p−アミノベンゾフェノン、4,4′−ジアミノジフェ
ニルアミン、4,4′−ジアミノベンゾフェノン等があ
る。
【0033】ここに記したことを含めて、キノンジアジ
ド化合物に関しては、更にJ.コザー(J.Kosa
r)著「ライト・センシチブ・システム」(Light
Sensitive System)(ニューヨーク
市、ジョンワイリーアンドサンズ社、、1965年発
行)、及び永松、乾共著“感光性高分子”(講談社、1
977年発行)に記載のものに従うことができる。
【0034】ネガ型感光性組成物としては、光重合型感
光性組成物が好ましい。具体的には例えば、光重合性化
合物としては、一般に用いられているものを任意に用い
ることができる。例えばアクリル酸、メタクリル酸、ア
クリル酸エステル及びメタクリル酸エステルから成る化
合物群から任意に選ばれた少なくとも1種の化合物を用
いることができる。例えば、エチレングリコールジアク
リレート、グリセリントリアクリレート、ポリアクリレ
ート、エチレングリコールジメタアクリレート、1,3
−プロパンジオールジメタクリレート、1,2,4−ブ
タントリオールトリメタクリレート、ポリエチレングリ
コールジメタクリレート、トリメチロールエタントリア
クリレート、ペンタエリスリトールジメタクリレート、
ペンタエリスリトールトリメタクリレート、ペンタエリ
スリトールテトラメタクリレート、ペンタエリスリトー
ルジアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレ
ート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペ
ンタエリスリトールポリアクリレート、1,3−プロパ
ンジオールジアクリレート、1,5−ペンタンジオール
ジメタクリレート、ポリエチレングリコールビスアクリ
レートまたはビスメタクリレート等を挙げることができ
るが、これらに限定されるものではない。
【0035】ネガ型感光性組成物には、光重合開始剤を
含有させることができる。この場合の光重合開始剤は任
意であるが、可視部における吸収の少ないものがより好
ましく、このようなものとしては例えば、次の化合物が
挙げられる。但しこれらに限定されるものではない。即
ち、ベンゾフェノン、ミヒラーケトン[4′,4′−ビ
ス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン]、4,4′−ビ
ス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、4−メトキシ−
4′−ジメチルアミノベンゾフェノン、2−エチルアン
トラキノン、フェナントラキノン、及びその他の芳香族
ケトンのような芳香族ケトン類、ベンゾイン、ベンゾイ
ンメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル及びベン
ゾインフェニルエーテルのようなベンゾインエーテル
類、メチルベンゾイン、エチルベンゾイン及びその他の
ベンゾイン類、ならびに2−(o−クロロフェニル)−
4,5−ジフェニルイミダゾール二重体、2−(o−ク
ロロフェニル)−4,5−(m−メトキシフェニル)イ
ミダゾール二重体、2−(o−フルオロフェニル)−
4,5−ジフェニルイミダゾール二重体、2−(o−メ
トキシフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾール二
重体、2−(p−メトキシフェニル)−4,5−ジフェ
ニルイミダゾール二重体、2,4−ジ(p−メトキシフ
ェニル)−5−フェニルイミダゾール二重体、2−
(2,4−ジメトキシフェニル)−4,5−ジフェニル
イミダゾール二重体、2−(p−メチルメルカプトフェ
ニル)−4,5−ジフェニルイミダゾール二重体、及び
米国特許3,479,185号、英国特許1,047,
569号及び米国特許3,784,557号の各明細書
に記載の同様の二重体のような2,4,5−トリアクリ
−ルイミダゾール二重体を挙げることができる。
【0036】その他の光重合性化合物として、2,4−
ジエチルチオキサントンなどのチオキサントン類を用い
ることもできる。この場合、光重合促進剤として公知の
化合物、例えばp−ジメチルアミノ安息香酸イソアミル
エステル、p−ジメチルアミノ安息香酸エチルエステ
ル、N−メチルジエタノールアミン、ビスジエチルアミ
ノベンゾフェノン等を用いることができる。
【0037】次に、本発明の感光性組成物は、公知の高
分子化合物、合成樹脂を含有することができ、下記一般
式で示されるカルボン酸ビニルエステル重合単位を分子
構造中に有する高分子化合物を含有することが好まし
い。
【0038】
【化1】
【0039】但し、Rはアルキル基を表し、置換基を有
するアルキル基をも含む。
【0040】上記のような構造の高分子化合物であれ
ば、任意に用いることができるが、上記一般式で示され
る重合単位を構成するためのカルボン酸ビニルエステル
モノマーとしては、下記例示のものが好ましい。名称と
化学式とを併記して示す。
【0041】 1 酢酸ビニル CH3COOCH=CH2 2 プロピオン酸ビニル CH3CH2COOCH=CH2 3 酪酸ビニル CH3(CH22COOCH=CH2 4 ピバリン酸ビニル (CH33CCOOCH=CH2 5 カプロン酸ビニル CH3(CH24COOCH=CH2 6 カプリル酸ビニル CH3(CH26COOCH=CH2 7 カプリン酸ビニル CH3(CH28COOCH=CH2 8 ラウリン酸ビニル CH3(CH210COOCH=CH2 9 ミリスチン酸ビニル CH3(CH212COOCH=CH2 10 パルミチン酸ビニル CH3(CH214COOCH=CH2 11 ステアリン酸ビニル CH3(CH216COOCH=CH2 12 バーサチック酸ビニル
【0042】
【化2】
【0043】(R1,R2はアルキル基で、その炭素数の
和は7である。即ちR1+R2=C716の形になる) 高分子化合物は、カルボン酸ビニルエステルの1種を重
合させたポリマーでもよく、カルボン酸ビニルエステル
の2種以上を共重合させたポリマーでもよく、またカル
ボン酸ビニルエステルとこれと共重合し得る他の単量体
との任意の成分比でのコポリマーであってもよい。
【0044】上記一般式で示される重合単位と組み合わ
せて用いることができる単量体単位としては、例えばエ
チレン、プロピレン、イソブチレン、ブタジエン、イソ
プレン等のエチレン系不飽和オレフィン類、例えばスチ
レン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−
クロロスチレン等のスチレン類、例えばアクリル酸、メ
タクリル酸等のアクリル酸類、例えばイタコン酸、マレ
イン酸、無水マレイン酸等の不飽和脂肪族ジカルボン酸
類、例えばマレイン酸ジエチル、マレイン酸ジブチル、
マレイン酸ジ−2−エチルヘキシル、フマル酸ジブチ
ル、フマル酸ジ−2−エチルヘキシル等の不飽和ジカル
ボン酸のジエステル類、例えばアクリル酸メチル、アク
リル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソ
ブチル、アクリル酸フェニル、α−クロロアクリル酸メ
チル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル等のα
−メチレン脂肪族モノカルボン酸エステル類、例えばア
クリロニトリル、メタアクリロニトリル等のニトリル
類、例えばアクリルアミド等のアミド類、例えばアクリ
ルアニリド、p−クロロアクリルアニリド、、m−ニト
ロアクリルアニリド、m−メトキシアクリルアニリド等
のアニリド類、例えばメチルビニルエーテル、エチルビ
ニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、β−クロロ
エチルビニルエーテル等のビニルエーテル類、塩化ビニ
ル、ビニリデンクロライド、ビニリデンシアナイド、例
えば1−メチル−1−メトキシエチレン、1,1−ジメ
トキシエチレン、1,2−ジメトキシエチレン、1,1
−ジメトキシカルボニルエチレン、1−メチル−1−ニ
トロエチレン等のエチレン誘導体類、例えばN−ビニル
ピロール、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルインド
ール、N−ビニルピロリデン、N−ビニルピロリドン等
のN−ビニル化合物等のビニル系単量体、がある。これ
らの単量体単位は不飽和二重結合が開裂した構造で高分
子化合物中に存在する。
【0045】本発明において使用する高分子化合物とし
て特に好ましいのは、酢酸ビニル重合単位を分子構造中
に有するものである。その中でも、酢酸ビニル重合単位
を40〜95重量%有するもの、数平均分子量(MN)
が、1,000〜60,000のもの、重量平均分子量
(MW)が500〜150,000のものが好ましい。
【0046】更に好ましくは、酢酸ビニル重合単位(特
にこれが40〜95重量%のもの)及び酢酸ビニルより
長鎖のカルボン酸ビニルエステル重合単位を有する高分
子化合物がよく、特に数平均分子量(MN)が2,00
0〜60,000、重量平均分子量(MW)が10,0
00〜150,000のものが好ましい。
【0047】この場合、酢酸ビニルと共重合して酢酸ビ
ニル重合単位を有する高分子化合物を構成するモノマー
としては、共重合体を形成し得るものであれば任意であ
り、例えば上記例示の単量体の中から任意に選ぶことが
できる。
【0048】以下に本発明において高分子化合物として
用いることができる共重合体を、そのモノマー成分を示
すことにより列記する。但し当然のことであるが、以下
の例示に限られるものではない。
【0049】1 酢酸ビニル−エチレン 2 酢酸ビニル−スチレン 3 酢酸ビニル−クロトン酸 4 酢酸ビニル−マレイン酸 5 酢酸ビニル−2−エチルヘキシルアクリレート 6 酢酸ビニル−ジ−2−エチルヘキシルマレエート 7 酢酸ビニル−メチルビニルエーテル 8 酢酸ビニル−塩化ビニル 9 酢酸ビニル−N−ビニルピロリドン 10 酢酸ビニル−プロピオン酸ビニル 11 酢酸ビニル−ピバリン酸ビニル 12 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル 13 酢酸ビニル−ラウリン酸ビニル 14 酢酸ビニル−ステアリン酸ビニル 15 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル−エチレン 16 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル−2−エチル
ヘキシルアクリレート 17 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル−ラウリン酸
ビニル 18 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル−クロトン酸 19 プロピオン酸ビニル−バーサチック酸ビニル 20 プロピオン酸ビニル−バーサチック酸ビニル−ク
ロトン酸 21 ピバリン酸−ステアリン酸ビニル−マレイン酸 本発明の感光性組成物は、これを用いて画像形成材料に
使用することができる。例えばカラープルーフとして用
いる場合等の、着色画像形成材料とすることができる。
【0050】この場合の着色画像形成材料の画像形成
層、すなわち着色感光層は、像様露光に続く現像により
画像状に除去され、着色画像部を形成するものである。
【0051】着色感光層中には着色剤として染料および
/または顔料が添加される。特に、色校正に使用する場
合、そこに要求される常色、即ち、イエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックと一致した色調の顔料、染料が必
要となるが、その他金属粉、白色顔料、螢光顔料なども
使われる。本発明をカラープルーフに適用する場合、下
記のような、この技術分野で公知の多くの顔料及び染料
を使用することができる。
【0052】(C.Iはカラーインデックスを意味す
る)。
【0053】ビクトリアピュアブルー(C.I 425
95) オーラミン(C.I 41000) カチロンブリリアントフラビン(C.I ベーシック1
3) ローダミン6GCP(C.I 45160) ローダミンB(C.I 45170) サフラニンOK70:100(C.I 50240) エリオグラウシンX(C.I 42080) ファーストブラックHB(C.I 26150) No.1201リオノールイエロー(C.I 2109
0) リオノールイエローGRO(C.I 21090) シムラーファーストイエロー8GF(C.I 2110
5) ベンジジンイエロー4T−564D(C.I 2109
5) シムラーファーストレッド4015(C.I 1235
5) リオノールレッド7B4401(C.I 15830) ファーストゲンブルーTGR−L(C.I 7416
0) リオノールブルーSM(C.I 26150) 三菱カーボンブラックMA−100 三菱カーボンブラック#30,#40,#50 本発明において着色剤を用いる場合、着色感光層の着色
剤/着色剤以外の成分の比率は、目標とする光学濃度と
着色感光層の現像液に対する除去性を考慮して同業者に
公知の方法により定めることができる。例えば、染料の
場合、好ましくはその含有量は重量で5%〜75%、顔
料の場合、好ましくはその含有量は重量で5%〜90%
が適当である。
【0054】また、着色感光層の膜厚は目標とする光学
濃度、着色感光層に用いられる着色剤の種類(染料、顔
料、カーボンブラック)およびその含有率により同業者
に公知の方法により定めることができるが、好ましくは
0.1g/m2〜5g/m2の範囲で使用されるのが通常
である。
【0055】本発明の実施に際して、感光性組成物中に
は、必要に応じてさらに可塑性、塗布性向上剤等を添加
することもできる。
【0056】可塑剤としては各種低分子化合物類、例え
ばフタル酸エステル類、トリフェニルホスフェート類、
マレイン酸エステル類、塗布性向上剤としては界面活性
剤、例えばフッ素系界面活性剤、エチルセルロースポリ
アルキレンエーテル等に代表されるノニオン活性剤等を
挙げることができる。
【0057】本発明の画像形成材料には必要に応じて保
護層を用いることができる。その保護層は公知のいずれ
のものも用いることができる。現像に際して現像液に溶
解または分散することが好ましい。具体的にはポリビニ
ルアルコール、セルロース類等を用いることができる。
ただし、そのガス透過性は用いる画像形成層の種類に応
じて適宜選択される。すなわち、o−キノンジアジド等
のように露光時にガスを発生する感光性組成物を画像形
成層に用いた場合はガス透過性の良好な保護層を付与す
ることが好ましく、光重合型の感光性組成物等のように
露光時に空気中の酸素等により画像形成が阻害されるも
のを画像形成層に用いた場合はガス透過性の低い保護層
を付与することが好ましい。
【0058】また保護層の膜厚は、その効果・現像液へ
の影響から0.01〜5μm程度、特に0.03〜1μ
m程度が好ましい。
【0059】本発明の画像形成材料を現像するために用
いられる現像液としては、画像形成材料を現像する現像
作用を有するものであれば任意に使用することができ
る。具体的には特願平5−233759号記載の現像
液、現像処理方法等が挙げられる。
【0060】本発明の請求項4、6の図1の画像形成装
置を用いての加圧定着処理は、例えば離型性を有するシ
ートを多色画像の得られた受像材料の画像面に重ね、例
えばローラなどで加圧、または加熱しながら加圧し、離
型性を有するシートを画像表面から剥離することにより
行われる。もしくは表面が離型性を有するローラ等で直
接加圧、または加熱しながら加圧することにより行われ
る。
【0061】この際、画像転写条件と加圧定着条件の関
係は、{各色の画像転写時に加圧部材を通過する時
間}<{加圧定着時に加圧部材を通過する時間}、
{各色画像転写時に加圧部材によりかかる圧力}<{加
圧定着時に加圧部材によりかかる圧力}、のいずれか、
もしくは両方の条件を満たすことが好ましい。すなわ
ち、各色の画像転写時に画像の移行不良が生じない程度
に画像転写条件を緩める、全色の画像転写後に上記方法
に従って加圧定着することが好ましい。
【0062】離型性を有するシートとしてはポリプロピ
レンフィルム、ポリエチレンフィルム等が用いられる。
またポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルム等
に剛性を与え作業上の取扱い性を向上させるためにポリ
エチレンテレフタレートフィルム等の剛性の高い他の支
持体とラミネートしたものも用いられる。また前述した
離型性クッション層も用いることができる。
【0063】離型性を有するローラとしては、例えば金
属ローラ、ゴムローラ等の表面に離型性を有する樹脂、
例えばポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等がコー
ティングされているものが挙げられる。
【0064】本発明においては加圧定着処理の際に転写
画像表面を粗面化処理、もしくは光沢化処理することが
できる。すなわち、加圧定着処理に用いられる離型性を
有するシート、離型性を有するローラの表面形状を選択
することにより画像仕上がりを調整することができる。
【0065】転写画像にマット感を付与させるためには
転写画像表面に粗面化処理を行う。すなわち表面が粗面
化処理された離型性を有するシートを重ねてローラなど
で加圧、または加熱しながら加圧し、離型性を有するシ
ートを画像表面から剥離することにより行われる。ま
た、表面が粗面化処理された離型性を有するローラ等で
直接加圧、または加熱しながら加圧する方法も挙げられ
る。
【0066】離型性を有するシートを粗面化する方法と
しては種々の方法があり、具体的には、下記の方法が例
示されが、これらの方式に限定されるものではない。
【0067】(1) 比較的低温で軟化する熱可塑性フ
ィルムで、特に非結晶性ポリマーフィルムの場合、表面
に目的に応じた模様または梨地を彫刻し、更に一般的に
は表面を薄くクロームメッキした一対の金属ロール間
を、加熱、加圧の条件下で通過させることによりフィル
ム表面の粗面化を行う。
【0068】(2) 溶液流延法によって製造するフィ
ルムの場合、フィルムの成形にあたって、通常は鏡面仕
上げしたドラム、またはエンドレスベルト上に流延する
かわりに、梨地、または艶消しした表面を持ったドラ
ム、またはエンドレスベルトを使用することにより、直
接、表面が粗面化されたフィルムの製造する。
【0069】(3) ポリエステルフィルム等、軟化点
が高く、軟化する温度付近まで加熱すると物性が低下す
るようなフィルムの場合、フェノール、クレゾール等の
濃厚溶液に浸漬し、フィルムの表面を侵食した後、水洗
・中和する化学的方法、またはカーボランダム、金属の
粒子等を圧搾空気とともにフィルム上に強力に吹きつけ
てキズをつける物理的方法等により、フィルム表面の粗
面化を行う。この場合、表面が粗面化されたシートの表
面は、転写画像表面に密着し、加圧または加圧かつ加熱
処理を行う際に、転写画像が粗面化表面に接着し、被転
写材料からシートの粗面化面に逆転写されることを防止
するために、離型処理が施すことが好ましい。
【0070】また、転写画像に光沢感を付与させるため
には転写画像表面に光沢化処理を行う。すなわち表面が
平滑な離型性を有するシートを重ねてローラなどで加
圧、または加熱しながら加圧し、離型性を有するシート
を画像表面から剥離することにより行われる。また表面
が平滑で離型性を有するローラ等で直接加圧、もしくは
加熱しながら加圧する方法も挙げられる。
【0071】平滑なシートとしては中心線平均粗さRa
が0.05μm以下のものが好ましい。また、加熱、加
圧の際に表面の形状が変形しないものが好ましく、軟化
点が90℃以上のプラスチックシートが好ましい。
【0072】本発明の請求項13の図2に示す画像転写
装置は、少なくとも第一の加圧ロール、第二の加圧ロー
ル、第一と第二の加圧ロールの間に支持体を剥離する手
段とを有する画像転写装置であり、第一の加圧ロールに
より画像転写時にかかる圧力が第二の加圧ロールにより
加圧定着時にかかる圧力より低い構成としたものであ
る。
【0073】第一の加圧ロールにより画像転写時にかか
る圧力は、第二の加圧ロールにより加圧定着時にかかる
圧力より低ければ良いが、好ましくは1〜5kgf/c
2であり、その表面温度は100〜130℃であるこ
とが好ましい。
【0074】第二の加圧ロールにより加圧定着時にかか
る圧力は5〜10kgf/cm2が好ましく、その表面
温度は100℃程度であることが好ましい。また画像仕
上がりを良好に調整できるように表面が粗面化処理され
たローラ、表面が平滑なローラを用いることもできる。
【0075】本発明の画像転写方法は、受像材料に画像
を形成した画像形成材料を重ね、先ず第一の加圧ローラ
でニップし、画像部のみを受像材料に転写し、次に支持
体を剥離手段によって剥離し、最後に受像材料上の画像
を第二の加圧ローラで加圧定着することにより行われ
る。
【0076】以下本発明の実施例について、比較例とと
もに例示する。本発明は以下に記載する実施例に限定さ
れるものではない。
【0077】・実施例1〜9、比較例1〜3(請求項1
〜12関係) 〈画像形成材料の作成〉低密度ポリエチレン(ミラソン
C−2499;三井石油化学製)樹脂の5%キシレン溶
媒分散液を帯電防止加工ポリエチレンテレフタレートフ
ィルム〔T−100G(38μm);ダイアホイルヘキ
スト(株)製〕の未加工面に乾燥後の膜厚が1μmとな
るように塗布し、120℃のドライヤーで乾燥させポリ
エチレンテレフタレート上に均一な塗膜を有する仮支持
体を得た。次に、厚さ75μmのポリエチレンテレフタ
レートフィルム(ルミラーT−60;東レ(株)製)上
に、厚さ30μmのエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂層
(三井デュポンケミカル社製 EVAFLEX P−1
407、酢酸ビニル含有率14%)を押し出しラミネー
ト法により形成し、同時に前記仮支持体の塗膜面を貼り
合わせ、冷却後、仮支持体のポリエチレンテレフタレー
トのみを剥離・除去し、2層からなる離型性クッション
層を有する支持体を得た。
【0078】支持体の離型性クッション層面に、下記組
成をビーズミルを用いて2時間分散した着色感光層分散
液をワイヤーバーを用い乾燥膜厚が約1.8μmとなる
ように塗布、乾燥し、4色の着色画像形成材料を作成し
た。
【0079】 〔着色感光層分散液組成〕 p−クレゾールノボラック樹脂とナフトキノン−1,2−ジアジド−4 −スルホン酸クロライドとのエステル化物 0.616重量部 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル共重合体(重量比80:20、 平均分子量50、000、50%メタノール溶液) 8.768重量部 下記顔料 〈下記の量〉 メチルエチルケトン 35.200重量部 〔顔料〕 イエロー:リオノールイエロー No.1206(東洋インキ(株)製) 0.680重量部 マゼンタ:リオノールレッド 6BFG−4219(東洋インキ(株)製) 0.680重量部 シアン:リオノールブルー FG−7330(東洋インキ(株)製) 0.550重量部 ブラック:カーボンブラック MA−100(三菱化学(株)製) 0.990重量部 〈画像形成〉上記の着色画像形成材料をA1サイズに断
裁し、そのポリエチレンテレフタレートフィルム面に各
色の色分解網ポジフィルムを現像後の画像が感光層側か
ら見て逆像となるように密着し、4KWメタルハライド
ランプで50cmの距離から約60秒間画像露光を行っ
た。下記現像液を使用して現像を行い、各着色画像形成
材料上に画像を得た。
【0080】 〔現像液組成〕 コニカPS版現像液SDP−1(コニカ(株)製) 40ml ペレックスNB−L(界面活性剤:花王アトラス(株)製) 100ml 蒸留水 100ml 〈受像材料の設置〉A1サイズの受像材料の先端を直径
30cmの転写ドラム(表面温度70℃)のピンバー下
部に噛み込ませ、2π・rad/minの回転速度で、
加圧ローラ(表面温度120℃)でニップ(圧力5kg
f/cm2)させながら転写ドラムを1回転させ受像材
料を設置した。受像材料は以下のものを使用した。
【0081】〔受像材料〕 アートコート紙:特菱アート〔三菱製紙(株)製〕 マットコート紙:ニューエイジ〔新王子製紙(株)製〕 〈4色画像の作成〉イエロー→マゼンタ→シアン→ブラ
ックの順で、現像されたA1サイズの画像形成材料の先
端を転写ドラムのピンバーで保持させ、各実施例、比較
例について表1の条件に従って、加圧ローラでニップさ
せながら転写ドラムを1回転させ、加熱加圧により画像
部のみを受像材料に転写させた。
【0082】なお画像形成材料の支持体は転写処理と同
時並行で自動剥離手段で剥離される。
【0083】〈加圧定着処理〉各実施例、比較例につい
て表1の条件に従って加圧定着処理を行った。加圧定着
処理に際し、以下のA1サイズのシートを密着させた。
【0084】〔加圧定着処理に使用したシート〕 離型性クッション層:本件画像形成材料の支持体の離型
性クッション層を使用した。
【0085】光沢付与シート :50μmのポリエチ
レンテレフタレートフィルムに20μmのポリプロピレ
ンフィルムをラミネートしたもの。(ポリプロピレン面
表面未処理、表面粗度Ra=0.01μm、樹脂の軟化
温度124℃) マット性付与シート:上記光沢付与シートを表面が粗面
化された1対の金属ロール(表面温度130℃)間を通
過させたもの。
【0086】〈受像材料の剥離〉全色の転写、定着処理
が終わったところで受像材料を転写ドラムより剥離し
た。
【0087】
【表1】
【0088】
【表2】
【0089】最終色以前の転写条件を画像の移行不良が
生じない程度に緩める、もしくは加圧定着操作以前の転
写条件を画像の移行不良が生じない程度に緩めることで
画像転写時間の短縮及び寸度ズレの低減が可能となっ
た。また加圧定着時に光沢付与シート、マット性付与シ
ートを使用することで、印刷物に近似性の高いプルーフ
ィング画像が作成できた。
【0090】・実施例10〜13、比較例4(請求項1
3〜15関係) 直径30cmの転写ドラム(表面温度70℃)の回転方
向に画像部のみを転写する為の第1の加圧ローラ(表面
温度120℃)、画像形成材料の支持体を剥離する自動
剥離手段、受像材料上に転写された画像を加圧定着する
ための第2の加圧ローラ(表面温度100℃)が順に設
置された画像転写装置(図2(a))が用いられる。
【0091】〈受像材料の設置〉A1サイズの受像材料
の先端を直径30cmの転写ドラムのピンバー下部に噛
み込ませ、2π・rad/minの回転速度で、第1の
加圧ローラでニップ(加圧力5kgf/cm2)させな
がら転写ドラムを1回転させ受像材料を設置した。
【0092】〈4色画像の作成〉現像されたA1サイズ
の画像形成材料の先端を転写ドラムのピンバーで保持さ
せ、転写ドラムを回転させながら、各実施例、比較例に
ついて表3の条件に従って、先ず第1の加圧ローラでニ
ップさせ画像部のみを受像材料に転写、次に画像形成材
料の支持体を自動剥離手段により剥離、最後に第2の加
圧ローラでニップ、加熱加圧により転写された画像部の
定着を行い一連の転写処理が行われる。Y→M→C→B
Lの順で転写を行い、全色について転写が終わったとこ
ろで受像材料を転写ドラムより剥離した。
【0093】なお第2の加圧ローラ表面には、以下の加
工が施されている。
【0094】加圧ローラ:表面に軟化点81℃の低密
度ポリエチレン(ミラソンC2499;三井石油化学
製)が20μmの厚さでコーティングされている。
【0095】光沢付与ローラ:表面に軟化点125℃の
ポリプロピレン樹脂(ハイポールF650;三井石油化
学製)が20μmの厚さでコーティングされている。
【0096】マット性付与ローラ:上記光沢付与ローラ
の表面を粗面化処理したもの。
【0097】
【表3】
【0098】本件の画像転写装置を使用することで、短
時間で印刷物近似性の高いプルーフィング画像を作成す
ることができた。
【0099】
【発明の効果】本発明によると、多色画像について位置
ズレや色ズレが極めて小さく、寸度安定性のよいプルー
フィング画像が従来に較べて短時間で作成されることと
なった。さらに印刷物の光沢感、或いはマット感に近似
した、印刷物近似性の高いプルーフィング画像が作成さ
れることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の構成と画像形成方法を示す説明
図。
【図2】他の画像形成装置の構成と画像形成方法を示す
説明図。
【符号の説明】
10,20 画像形成装置 11,21 転写ドラム 12,22 ピンバー 13,23A,23B 加圧ローラ 14,24 自動剥離手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/11 501 G03F 7/11 501 7/40 521 7/40 521

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に少なくとも感光性組成物及び
    着色剤を含有する着色感光層を有する着色画像形成材料
    に少なくとも像様露光を行い形成された画像部のみを順
    次受像材料に転写する多色画像形成方法において、受像
    材料上に得られた転写画像の表面に光沢化処理を行うこ
    とを特徴とする多色画像形成方法。
  2. 【請求項2】 前記光沢化処理を、受像材料上に得られ
    た転写画像に表面が平滑なシートを密着し、少なくとも
    加圧しながら行うことを特徴とする請求項1記載の多色
    画像形成方法。
  3. 【請求項3】 支持体上に少なくとも感光性組成物及び
    着色剤を含有する着色感光層を有する着色画像形成材料
    に少なくとも像様露光を行い形成された画像部を受像材
    料に順次転写する多色画像形成方法において、最終色の
    ひとつ手前までの各色の画像転写時間が最終色の画像転
    写時間よりも短いことを特徴とする多色画像形成方法。
  4. 【請求項4】 支持体上に、少なくとも感光性組成物及
    び着色剤を含有する着色感光層を有する着色画像形成材
    料に少なくとも像様露光を行い形成された画像部を受像
    材料に順次転写する多色画像形成方法において、各色の
    画像転写時間が、全色転写後に行う画像の加圧定着の時
    間より短いことを特徴とする多色画像形成方法。
  5. 【請求項5】 支持体上に、少なくとも感光性組成物及
    び着色剤を含有する着色感光層を有する着色画像形成材
    料に少なくとも像様露光を行い形成された画像部を受像
    材料に順次転写する多色画像形成方法において、最終色
    のひとつ手前までの各色の画像転写圧力が最終色の画像
    転写圧力よりも弱いことを特徴とする多色画像形成方
    法。
  6. 【請求項6】 支持体上に、少なくとも感光性組成物及
    び着色剤を含有する着色感光層を有する着色画像形成材
    料に少なくとも像様露光を行い形成された画像部を受像
    材料に順次転写する多色画像形成方法において、各色の
    画像転写圧力が、全色転写後に行う加圧定着の圧力より
    弱いことを特徴とする多色画像形成方法。
  7. 【請求項7】 支持体上に、少なくとも感光性組成物及
    び着色剤を含有する着色感光層を有する着色画像形成材
    料に少なくとも像様露光を行い形成された画像部のみを
    順次受像材料に転写する多色画像形成方法において、各
    色の画像転写時間が全色転写後に行う画像の加圧定着の
    時間より短く、加圧定着を表面が粗面化されたシートを
    密着し、少なくとも加圧しながら行うことを特徴とする
    多色画像形成方法。
  8. 【請求項8】 支持体上に、少なくとも感光性組成物及
    び着色剤を含有する着色感光層を有する着色画像形成材
    料に少なくとも像様露光を行い形成された画像部のみを
    順次受像材料に転写する多色画像形成方法において、各
    色の画像転写圧力が全色転写後に行う加圧定着の圧力よ
    り弱く、加圧定着を表面が平滑なシートを密着し、少な
    くとも加圧しながら行うことを特徴とする多色画像形成
    方法。
  9. 【請求項9】 支持体上に、少なくとも感光性組成物及
    び着色剤を含有する着色感光層を有する着色画像形成材
    料に少なくとも像様露光を行い形成された画像部のみを
    順次受像材料に転写する多色画像形成方法において、各
    色の画像転写時間が全色転写後に行う画像の加圧定着の
    時間より短く、加圧定着を表面が平滑なシートを密着
    し、少なくとも加圧しながら行うことを特徴とする多色
    画像形成方法。
  10. 【請求項10】 支持体上に、少なくとも感光性組成物
    及び着色剤を含有する着色感光層を有する着色画像形成
    材料に少なくとも像様露光を行い形成された画像部のみ
    を順次受像材料に転写する多色画像形成方法において、
    各色の画像転写圧力が全色転写後に行う加圧定着の圧力
    より弱く、加圧定着を表面が平滑なシートを密着し、少
    なくとも加圧しながら行うことを特徴とする多色画像形
    成方法。
  11. 【請求項11】 支持体上に、少なくとも感光性組成物
    及び着色剤を含有する着色感光層を有する着色画像形成
    材料に少なくとも像様露光を行い形成された画像部のみ
    を順次受像材料に転写する多色画像形成方法において、
    各色毎に「転写→支持体剥離→受像材料上の画像を加圧
    定着」の一連の動作を行うことを特徴とする多色画像形
    成方法。
  12. 【請求項12】 転写にかかる圧力が加圧定着にかかる
    圧力より弱いことを特徴とする請求項11記載の多色画
    像形成方法。
  13. 【請求項13】 画像形成材料の画像部のみを受像材料
    に転写する画像形成装置であって、画像を転写する手
    段、支持体を剥離する手段、次いで受像材料上の画像を
    加圧定着する手段とを有することを特徴とする画像形成
    装置。
  14. 【請求項14】 前記の加圧定着する手段が、表面が粗
    面化された加圧ローラーであることを特徴とする請求項
    13記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記の加圧定着する手段が、表面が平
    滑な加圧ローラーであることを特徴とする請求項13記
    載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014038600A1 (ja) * 2012-09-05 2014-03-13 独立行政法人物質・材料研究機構 部分還元グラフェン階層体-連結体、部分還元グラフェン階層体-連結体の製造方法、部分還元グラフェン階層体-連結体含有粉末、部分還元グラフェン階層体-連結体含有フィルム、グラフェン電極フィルム、グラフェン電極フィルムの製造方法及びグラフェンキャパシター

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