JPH096195A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH096195A
JPH096195A JP7148646A JP14864695A JPH096195A JP H096195 A JPH096195 A JP H096195A JP 7148646 A JP7148646 A JP 7148646A JP 14864695 A JP14864695 A JP 14864695A JP H096195 A JPH096195 A JP H096195A
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JP
Japan
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toner
image
electrostatic latent
capacity
usage amount
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JP7148646A
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English (en)
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Minoru Koyada
実 古谷田
Kazuhiko Otsu
和彦 大津
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】パルス幅変調方式で多階調画像情報の階調表現
を行うものにおいて、センサを使用せずにトナーエンド
を正確に検出する。 【構成】多階調画像パターンの各ドット毎の最小パルス
単位数をカウンタでカウントし、これを1頁分カウント
したときの積算値をプリント時積算値Tx とし、この積
算値Tx を通算の積算時間Ttoとして加算する。そし
て、この積算時間Ttoからトナー使用量を算出し、この
トナー使用量を予め設定した初期トナー容量と比較し、
トナー使用量が初期トナー容量を越えたときトナーエン
ドを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光ドラム等の静電潜
像保持体を使用して電子写真方式で画像形成を行う画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置は、図7に示すよ
うに、1対の駆動ローラ1,2間に無端帯状のベルト3
を掛け渡して転写媒体である記録用紙4の搬送路を形成
し、この搬送路の途中にベルト3に接触するようにして
静電潜像保持体である感光ドラム5を配置している。そ
して、感光ドラム5の周囲にドラム帯電器6、露光装置
7、現像装置8、ドラムクリーナ9、ドラム除電器10
を配置し、また、駆動ローラ1側のベルト3の上に転写
装置11を配置し、感光ドラム5を図中矢印で示すよう
に時計方向に回転すると共にベルト3を図中矢印で示す
ように駆動ローラ1側から駆動ローラ2側へ搬送する。
【0003】感光ドラム5の回転により、先ず感光ドラ
ム5の感光面をドラム帯電器6で帯電し、その後、露光
装置7が画像情報に基づいて感光面を露光して静電潜像
を形成し、この静電潜像に現像装置8によりトナーを付
着させて現像し、顕像化する。現像装置8は、トナーを
収納したトナー容器12、このトナー容器12内のトナ
ーを攪拌する攪拌ローラ13、トナーを感光ドラム5の
感光面に接触方式で供給する現像ローラ14、トナー容
器12内のトナーを現像ローラ14に供給する供給ロー
ラ15及び現像ローラ14が感光ドラム5の感光面へ付
着させるトナー層厚を規制する規制部材16により構成
している。
【0004】一方、駆動ローラ1側のベルト3上に給紙
カセット(図示せず)から記録用紙4を供給し、この記
録用紙4に対して転写装置11により転写のための帯電
を行う。そして、帯電した記録用紙4をベルト3により
感光ドラム5との接触部位に搬送し、この接触部位にて
感光ドラム5の感光面からトナー像を転写用紙4上に転
写する。
【0005】記録用紙4に対するトナー像の転写後、感
光ドラム5の感光面上には転写に寄与しなかったトナー
が残る。そこでこの残留トナーをドラムクリーナ9のク
リーニングブレード17で欠き落し、排トナーとして排
トナー容器18に収納する。そして、残留トナーが欠き
落された感光ドラム5の感光面は、その後、ドラム除電
器10で除電されてからドラム帯電器6により再び帯電
される。トナー像が転写された記録用紙4は、その後ベ
ルト3の外部に搬送され、外部に設けた定着装置(図示
せず)により加熱、加圧定着される。そして、ベルト3
は駆動ローラ2から駆動ローラ1へ戻る途中でベルト除
電器19により除電され、さらに、ベルトクリーナ20
によりベルト3上に付着しているトナーなどの付着物が
クリーニングされる。
【0006】このような画像形成装置では、トナー容器
12内のトナーが少なくなり過ぎると現像に支障を来
す。そこで従来は、現像装置8のトナー容器12内の下
部にトナーセンサ21を設けてトナー容器内のトナーが
現像に支障を来すほど少なくなるとトナーエンド検出を
行ってトナー補給を促すようになっている。しかし、ト
ナー容器12内にトナーセンサ21を配置するものは、
現像装置の構成が複雑化し、かつトナーエンド検出のバ
ラツキが大きいという問題がある。
【0007】そこで、特開平2−39178号公報で
は、感光ドラムにドットパターン露光を行う露光装置の
点灯ドット数を計数し、この計数値をメモリに記憶し、
メモリに記憶した計数値と1ドットを構成するに必要な
トナー消費量とから全体のトナー消費量を演算し、この
演算値からトナー蓄積部のトナー残量及びトナーエンド
を検知する構成としてセンサーを不要にしている。ま
た、特開平1−295286号公報では、トナー濃度を
光ビームの強度の変化で調整できるものにおいて、ドッ
ト数のみでなく、光ビームの強度の検出手段を設け、ド
ット数と露光強度の両方を加味して全体のトナー消費量
を演算するようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、露光装置と
して、露光に使用する光源の点灯時間を点灯命令信号の
パルス幅により各ドット毎に制御して多階調画像情報の
階調表現を行うパルス幅変調方式を採用した場合、各ド
ットのパルス幅の変化により現像に使用するトナー量が
変化するため、上述した公報のように、単にドット数を
計数するものやドット数と露光強度の両方を加味するも
のでは、正確なトナーエンド検出ができないという問題
があった。
【0009】そこで、請求項1対応の発明は、露光手段
として、露光に使用する光源の点灯時間を点灯命令信号
のパルス幅により各ドット毎に制御して多階調画像情報
の階調表現を行うパルス幅変調方式を採用したものにお
いて、センサを使用せずにトナーエンドを正確に検出で
きる画像形成装置を提供する。
【0010】また、請求項2対応の発明は、さらに、転
写残りトナーを排トナーとして排トナー容器に回収する
ものにおいて、排トナー容器の満杯をセンサを使用せず
に正確に検出できる画像形成装置を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
静電潜像を保持する静電潜像保持体と、この静電潜像保
持体を帯電する帯電手段と、この帯電手段にて帯電した
静電潜像保持体を多階調画像情報に基づいたドットパタ
ーンで露光して静電潜像を形成する露光手段と、この露
光手段にて形成した静電潜像にトナー容器内に収容され
ているトナーを付着させて顕像化する現像手段と、この
現像手段にて顕像化したトナー像を転写媒体に転写して
画像形成する転写手段とを備えた画像形成装置におい
て、露光手段を、露光に使用する光源の点灯時間を点灯
命令信号のパルス幅により各ドット毎に制御して多階調
画像情報の階調表現を行うパルス幅変調方式とし、各ド
ットのパルス幅の時間を積算する積算手段と、トナー容
器内に最初に収容するトナー量を初期トナー容量として
記憶した記憶手段と、積算手段の積算時間をパルス幅の
時間とトナー消費量との対応関係からトナー使用量に換
算するトナー使用量算出手段と、このトナー使用量算出
手段が算出したトナー使用量と記憶手段の初期トナー容
量を比較し、トナー使用量が初期トナー容量を越えた時
トナーエンド検出を行うトナーエンド検出手段とを設け
たものである。
【0012】請求項2対応の発明は、静電潜像を保持す
る静電潜像保持体と、この静電潜像保持体を帯電する帯
電手段と、この帯電手段にて帯電した静電潜像保持体を
多階調画像情報に基づいたドットパターンで露光して静
電潜像を形成する露光手段と、この露光手段にて形成し
た静電潜像にトナー容器内に収容されているトナーを付
着させて顕像化する現像手段と、この現像手段にて顕像
化したトナー像を転写媒体に転写して画像形成する転写
手段と、この転写手段によるトナー像の転写後に静電潜
像保持体に残ったトナーを排トナーとして排トナー容器
に回収するクリーニング手段とを備えた画像形成装置に
おいて、露光手段を、露光に使用する光源の点灯時間を
点灯命令信号のパルス幅により各ドット毎に制御して多
階調画像情報の階調表現を行うパルス幅変調方式とし、
各ドットのパルス幅の時間を積算する積算手段と、トナ
ー容器内に最初に収容するトナー量を初期トナー容量と
して記憶した第1の記憶手段と、積算手段の積算時間を
パルス幅の時間とトナー消費量との対応関係からトナー
使用量に換算するトナー使用量算出手段と、このトナー
使用量算出手段が算出したトナー使用量と第1の記憶手
段の初期トナー容量を比較し、トナー使用量が初期トナ
ー容量を越えた時トナーエンド検出を行うトナーエンド
検出手段と、排トナー容器の容量を記憶した第2の記憶
手段と、トナー使用量算出手段が算出したトナー使用量
とトナー像を転写媒体に転写するときのトナーの転写効
率とから排トナー量を算出する排トナー量算出手段と、
この排トナー量算出手段の排トナー量と第2の記憶手段
の排トナー容器の容量を比較し、排トナー量が排トナー
容器の容量を越えた時排トナー容器の満杯検出を行う排
トナー容器満杯検出手段とを設けたものである。
【0013】
【作用】請求項1対応の発明においては、各ドットのパ
ルス幅の時間を積算し、この積算時間を、パルス幅の時
間とトナー消費量との対応関係からトナー使用量に換算
し、算出したトナー使用量を記憶している初期トナー容
量と比較し、トナー使用量が初期トナー容量を越えた時
トナーエンド検出を行う。
【0014】請求項2対応の発明においては、さらに、
算出したトナー使用量とトナー像を転写媒体に転写する
ときのトナーの転写効率とから排トナー量を算出し、こ
の排トナー量を記憶している排トナー容器の容量と比較
し、排トナー量が排トナー容器の容量を越えた時排トナ
ー容器の満杯検出を行う。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0016】図1は要部構成を示す概略図で、1対の駆
動ローラ31,32間に無端帯状のベルト33を掛け渡
して転写媒体である記録用紙34の搬送路を形成してい
る。そして、前記搬送路の途中に前記ベルト33に接触
するようにして静電潜像保持体である感光ドラム35を
配置している。前記搬送路は、各駆動ローラ31,32
が図中矢印で示すように反時計方向に回転することで前
記ベルト33を左回りに移動し、前記記録用紙34を図
中矢印で示す方向に搬送するようになっている。
【0017】前記感光ドラム35の周囲には、帯電手段
であるドラム帯電器36、露光手段である露光装置3
7、現像手段である現像装置38、クリーニング手段で
あるドラムクリーナ39、ドラム除電器40を配置して
いる。そして、前記感光ドラム5を図中矢印で示すよう
に時計方向に回転し、この感光ドラム35の感光面を、
先ず前記ドラム帯電器36で帯電し、続いて前記露光装
置37により画像情報に基づいたドットパターンで露光
して静電潜像を形成し、この静電潜像に前記現像装置3
8によりトナーを付着させて現像し顕像化するようにな
っている。前記駆動ローラ31側のベルト33の上に転
写手段である転写装置41を配置し、この転写装置41
でベルト33上を搬送する記録用紙34にトナー像転写
のための帯電を行うようになっている。
【0018】前記現像装置38は、トナーを収納したト
ナー容器42、このトナー容器42内のトナーを攪拌す
る攪拌ローラ43、トナーを前記感光ドラム35の感光
面に接触方式で供給する現像ローラ44、前記トナー容
器42内のトナーを前記現像ローラ44に供給する供給
ローラ45及び前記現像ローラ44が感光ドラム35の
感光面へ付着させるトナー層厚を規制する規制部材46
により構成している。
【0019】前記露光装置37は、光源として、例えば
半導体レーザ、LED(発光ダイオード)アレー、EL
(発光)素子などを使用し、入力する多階調画像情報に
基づいてパルス幅変調方式で露光を行うもので、光源の
点灯時間を多階調画像情報に基づく点灯命令信号のパル
ス幅により各ドット毎に制御して階調表現を行うように
なっている。
【0020】前記駆動ローラ31の外側に、例えば給紙
カセット(図示せず)を設け、このから給紙カセットか
ら記録用紙34を前記ベルト33上に供給し、前記駆動
ローラ31側のベルト33上にて前記転写装置41によ
り帯電して前記感光ドラム35とベルト33との接触部
位に搬送するようになっている。そして、前記記録用紙
34の印刷開始位置がこの接触部位に到達するタイミン
グで前記感光ドラム35の感光面上に顕像化したトナー
像を記録用紙34に転写、この転写の後、前記記録用紙
34を前記駆動ローラ32の外部に配置した定着装置
(図示せず)により加熱、加圧定着するようになってい
る。
【0021】また、前記記録用紙34に対するトナー像
の転写後、前記感光ドラム35の感光面上には転写に使
用されなかったトナーが残るので、この残留トナーを前
記ドラムクリーナ39のクリーニングブレード47で欠
き落し、排トナーとして排トナー容器48に回収するよ
うになっている。前記感光ドラム35は、前記ドラムク
リーナ39でクリーニングされた後、前記ドラム除電器
40で除電されてから前記ドラム帯電器36により再び
帯電されるようになっている。また、前記記録用紙34
を搬送したベルト33は、前記駆動ローラ32により下
方に回転してから前記駆動ローラ31へ戻るが、この戻
る途中でベルト除電器49により除電され、さらに、ベ
ルトクリーナ50によりベルト上に付着しているトナー
などの付着物がクリーニングされるようになっている。
【0022】図2は要部回路構成を示すブロック図で、
51は、制御部本体を構成するCPU(中央処理装
置)、52は、このCPU51が各部を制御するための
プログラムデータを格納したメモリ、前記トナー容器4
2内に最初に収容するトナー量を初期トナー容量として
記憶したメモリ(第1の記憶手段)、前記排トナー容器
48の容量を記憶したメモリ(第2の記憶手段)等を設
けたROM(リード・オンリー・メモリ)、53は、前
記CPU51が各種演算に使用するメモリ、外部から受
信した多階調画像情報を一時格納するメモリ、このメモ
リの多階調画像情報に基づいてドットパターン展開した
多階調画像パターンを格納するメモリ、カウンタ等を設
けたRAM(ランダム・アクセス・メモリ)である。
【0023】54は、前記露光装置37をパルス幅変調
方式に基づいて制御する露光装置コントローラで、この
露光装置コントローラ54は、前記RAM53に展開し
た多階調画像パターンに基づいて前記露光装置37の光
源の点灯時間を点灯命令信号のパルス幅により各ドット
毎に制御するようになっている。55は、前記感光ドラ
ム35、ドラム帯電器36、現像装置38、ドラム除電
器40、転写装置41、駆動ローラ31,32、ベルト
除電器49等からなるエンジン部56を駆動制御するエ
ンジンコントローラ、57は、外部接続したホストコン
ピュータから多階調画像情報を受信するなどの制御を行
う外部インターフェースである。前記CPU51と、R
OM52、RAM53、露光装置コントローラ54、エ
ンジンコントローラ55及び外部インターフェース57
とはバスライン58によって電気的に接続している。
【0024】前記CPU51は、1頁の印刷毎に図3に
基づく制御を行うようになっている。すなわち、S1に
てプリントを開始し、S2にてパルス幅計測を行う。す
なわち、CPU51は、RAM53に展開された多階調
画像パターンに基づいて露光装置コントローラ54から
前記露光装置37に光源の点灯時間を各ドット毎に制御
する点灯命令信号を出力させる。これにより露光装置3
7は、多階調画像パターンに基づいてパルス幅制御、す
なわち、光源の点灯時間を制御する。
【0025】ここでパルス幅変調について述べると、パ
ルス幅変調は図4に示すように光源をオン動作するパル
ス幅を可変するもので、例えば、1ドットの最長点灯時
間をt秒とし、その時間をn(nは任意の整数)分割し
た値t/n秒を単位時間とする点灯命令信号をN(N=
1,2,3,…n)回出力することで行う。すなわち、
1ドットのパルス幅はN×t/nで決まる。そして、露
光装置37の光源をパルス幅に応じて点灯制御すると、
帯電された感光面の表面電位が変化し、現像装置38で
現像されるときに付着するトナー量が変化する。すなわ
ち、光源を点灯制御するパルス幅に応じて画像濃度が変
化することになる。このときのパルス幅と画像濃度との
関係をグラフで示すと、図5に示すようになる。このグ
ラフにおける直線部を利用すればパルス幅と画像濃度と
は比例することになる。そして、パルス幅は階調により
決められるので、階調と画像濃度との関係も図6に示す
ように直線的となる。
【0026】続いて、S3にて各ドットの点灯命令信号
のパルス幅の積算を行う。すなわち、単位時間信号t/
nの出力回数をRAM53内のカウンタでカウントし、
これを1頁分カウントしたときの積算値をプリント時積
算値Tx としてRAM53内のメモリに記憶する。(積
算手段) そして、S4にてこの積算値Tx をRAM53内の別の
メモリに通算の積算時間Ttoとして加算する。この後、
S5にてカウンタがカウントしたプリント時積算値Tx
をクリアし、S6にてトナー使用量を算出する。トナー
使用量の算出は、露光装置37に供給する点灯命令信号
のパルス幅積算量とトナー消費量との関係を予め調査し
て求めた数値をROM52に予め設定しておき、通算の
積算時間Ttoからこの設定した数値を求めることで行
う。(トナー使用量算出手段) 続いて、S7にてROM52に予め設定した初期トナー
容量とトナー使用量を比較する。初期トナー容量も同様
の基準で数値化してROM52に設定してある。この比
較により、トナー使用量が初期トナー容量を越えること
があると、S8にてトナーエンド検出を行い、例えばブ
ザーやランプ等の報知手段を使用してオペレータに知ら
せる。(トナーエンド検出手段) また、トナー使用量が初期トナー容量以下であれば、続
いてS9にてトナー使用量と転写効率の値から記録用紙
34に転写されない残留トナー量、すなわち、ドラムク
リーナ39によりクリーニングされる排トナー量を算出
する。(排トナー量算出手段) そして、S10にて算出した排トナー量とドラムクリー
ナ39の排トナー容器48の容量を比較し、排トナー量
が排トナー容器48の容量以下であれば次の1頁のプリ
ント開始に待機する。また、排トナー量が排トナー容器
48の容量を越えたときにはS11にて排トナー容器4
8の満杯を検知し、例えばブザーやランプ等の報知手段
を使用してオペレータに知らせる。(排トナー容器満杯
検出手段) このような構成の実施例においては、ドラム帯電器36
で感光ドラム35の感光面を均一に帯電した後、露光装
置37にて感光面に多階調画像パターンに基づく露光が
行われ、多階調画像の静電潜像が形成される。そして、
この静電潜像に対して現像装置38の現像ローラ44に
よりトナーが付着されて現像が行われる。こうして、静
電潜像がトナーにより顕像化され感光面にトナー像が形
成される。
【0027】一方、給紙カセットから記録用紙34がベ
ルト33上に送り出され、転写装置41により転写のた
めの帯電が行われる。そして、記録用紙34はベルト3
3により感光ドラム35との接触部に搬送される。記録
用紙34が感光ドラム35との接触部位に到達すると、
感光面上に形成されたトナー像の先端が丁度記録用紙3
4の印刷開始位置に到達し、トナー像が感光面から記録
用紙34に転写される。こうして、トナー像が転写され
た記録用紙34はベルト33によりさらに搬送され、そ
の後、定着装置により加熱、加圧されて定着される。
【0028】このような一連に画像形成動作において、
CPU51は露光装置37を制御する過程で以下の制御
を行う。すなわち、露光装置コントローラ54から露光
装置37に対して各ドット毎に濃度に応じてt/n秒を
単位時間とする点灯命令信号がN回出力する。これに応
じて露光装置37の光源は各ドット毎に点灯動作をN回
繰り返す。この各ドット毎の点灯命令信号の出力回数を
RAM53のカウンタを駆動してカウントさせる。そし
て、1頁分の画像形成動作が終了すると、カウンタがカ
ウントした積算値をプリント時積算値Tx としてRAM
53内のメモリに記憶し、さらに、この積算値Tx をR
AM53内の別のメモリに通算の積算時間Ttoとして加
算し、プリント時積算値Tx をクリアする。
【0029】続いて、ROM52に設定されているパル
ス幅積算量とトナー消費量との関係から求めた数値を参
照して通算の積算時間Ttoからトナー使用量を算出す
る。そして、この求めたトナー使用量をROM52に設
定されている初期トナー量と比較する。トナー容器42
内にトナーが十分に入っている状態ではトナー使用量が
初期トナー量以下となっているので、この場合にはトナ
ーエンド検出は行われず、続いて、このときのトナー使
用量と転写効率の値から排トナー量を算出し、この排ト
ナー量をROM52に設定されている排トナー容器48
の容量と比較する。トナーの使用量が少ない状態では排
トナー量も少なく、排トナー量は排トナー容器48の容
量以下となっているので、この場合には排トナー容器4
8の満杯検出は行われず、次の1頁の画像形成に待機す
る。
【0030】こうして、何頁かの画像形成が行われ、通
算の積算時間Ttoから算出したトナー使用量が初期トナ
ー量を越えると、トナーエンド検出が行われ、ブザーや
ランプ等により報知される。また、何頁かの画像形成が
行われ、トナー使用量と転写効率の値から算出した排ト
ナー量が排トナー容器48の容量を越えると、排トナー
容器48の満杯検出が行われ、ブザーやランプ等により
報知される。
【0031】このように、多階調画像パターンに基づい
てパルス幅変調方式で露光を行って多段濃度の画像形成
を行う場合に、1ドットの最長点灯時間t秒をn分割し
たt/n秒を単位時間とする点灯命令信号の出力回数を
カウンタでカウントし、このを1頁分の各ドットについ
て行ってプリント時積算値Tx を求め、これを順次加算
した通算の積算時間Ttoからトナー使用量を求め、この
トナー使用量をトナー容器42内に最初に収容する初期
トナー容量と比較し、トナー使用量が初期トナー容量を
越えたときトナーエンド検出を行うようにしているの
で、トナー容器42内にセンサを配置する必要がなく、
従って、現像装置38の構成をそれだけ簡単化でき、し
かも、トナーエンド検出を正確に行うことができる。
【0032】また、算出したトナー使用量と転写効率の
値から排トナー量を求め、この排トナー量が排トナー容
器48の容量を越えたとき排トナー容器48の満杯検出
を行うようにしているので、センサを使用せずに排トナ
ー容器48の満杯検出を正確に行うことができる。
【0033】なお、前記実施例では1頁毎にプリント時
積算値Tx を求め、これを加算して通算の積算時間Tto
を求め、この積算時間Ttoからトナー使用量を算出して
初期トナー容量と比較するようにしたが必ずしもこれに
限定するものではなく、1ドット毎、1ライン毎、1回
の印刷動作で印刷する全頁毎にトナー使用量を算出して
初期トナー容量と比較する構成であってもよい。このと
きには排トナー容器の満杯検出動作もこの単位となる。
【0034】
【発明の効果】以上、請求項1対応の発明によれば、露
光手段として、露光に使用する光源の点灯時間を点灯命
令信号のパルス幅により各ドット毎に制御して多階調画
像情報の階調表現を行うパルス幅変調方式を採用したも
のにおいて、センサを使用せずにトナーエンドを正確に
検出できる。
【0035】また、請求項2対応の発明によれば、さら
に、転写残りトナーを排トナーとして排トナー容器に回
収するものにおいて、排トナー容器の満杯をセンサを使
用せずに正確に検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す要部の概略構成図。
【図2】同実施例の要部回路構成を示すブロック図。
【図3】同実施例のCPUによるトナーエンド検出及び
排トナー容器の満杯検出処理を示す流れ図。
【図4】同実施例においてパルス幅変調を行う場合のパ
ルス幅と露光強度の関係を示す図。
【図5】同実施例においてパルス幅変調を行う場合のパ
ルス幅と濃度との関係を示す図。
【図6】同実施例においてパルス幅変調を行う場合の階
調と濃度との関係を示す図。
【図7】従来例を示す概略構成図。
【符号の説明】
35…感光ドラム(画像保持体) 36…ドラム帯電器 37…露光装置 38…現像装置 41…転写装置 51…CPU(中央処理装置) 52…ROM(リード・オンリー・メモリ) 53…RAM(ランダム・アクセス・メモリ) 54…露光装置コントローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像を保持する静電潜像保持体と、
    この静電潜像保持体を帯電する帯電手段と、この帯電手
    段にて帯電した静電潜像保持体を多階調画像情報に基づ
    いたドットパターンで露光して静電潜像を形成する露光
    手段と、この露光手段にて形成した静電潜像にトナー容
    器内に収容されているトナーを付着させて顕像化する現
    像手段と、この現像手段にて顕像化したトナー像を転写
    媒体に転写して画像形成する転写手段とを備えた画像形
    成装置において、 前記露光手段を、露光に使用する光源の点灯時間を点灯
    命令信号のパルス幅により各ドット毎に制御して多階調
    画像情報の階調表現を行うパルス幅変調方式とし、 各ドットのパルス幅の時間を積算する積算手段と、前記
    トナー容器内に最初に収容するトナー量を初期トナー容
    量として記憶した記憶手段と、前記積算手段の積算時間
    をパルス幅の時間とトナー消費量との対応関係からトナ
    ー使用量に換算するトナー使用量算出手段と、このトナ
    ー使用量算出手段が算出したトナー使用量と前記記憶手
    段の初期トナー容量を比較し、トナー使用量が初期トナ
    ー容量を越えた時トナーエンド検出を行うトナーエンド
    検出手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 静電潜像を保持する静電潜像保持体と、
    この静電潜像保持体を帯電する帯電手段と、この帯電手
    段にて帯電した静電潜像保持体を多階調画像情報に基づ
    いたドットパターンで露光して静電潜像を形成する露光
    手段と、この露光手段にて形成した静電潜像にトナー容
    器内に収容されているトナーを付着させて顕像化する現
    像手段と、この現像手段にて顕像化したトナー像を転写
    媒体に転写して画像形成する転写手段と、この転写手段
    によるトナー像の転写後に前記静電潜像保持体に残った
    トナーを排トナーとして排トナー容器に回収するクリー
    ニング手段とを備えた画像形成装置において、 前記露光手段を、露光に使用する光源の点灯時間を点灯
    命令信号のパルス幅により各ドット毎に制御して多階調
    画像情報の階調表現を行うパルス幅変調方式とし、 各ドットのパルス幅の時間を積算する積算手段と、前記
    トナー容器内に最初に収容するトナー量を初期トナー容
    量として記憶した第1の記憶手段と、前記積算手段の積
    算時間をパルス幅の時間とトナー消費量との対応関係か
    らトナー使用量に換算するトナー使用量算出手段と、こ
    のトナー使用量算出手段が算出したトナー使用量と前記
    第1の記憶手段の初期トナー容量を比較し、トナー使用
    量が初期トナー容量を越えた時トナーエンド検出を行う
    トナーエンド検出手段と、前記排トナー容器の容量を記
    憶した第2の記憶手段と、前記トナー使用量算出手段が
    算出したトナー使用量とトナー像を転写媒体に転写する
    ときのトナーの転写効率とから排トナー量を算出する排
    トナー量算出手段と、この排トナー量算出手段の排トナ
    ー量と前記第2の記憶手段の排トナー容器の容量を比較
    し、排トナー量が排トナー容器の容量を越えた時排トナ
    ー容器の満杯検出を行う排トナー容器満杯検出手段とを
    設けたことを特徴とする画像形成装置。
JP7148646A 1995-06-15 1995-06-15 画像形成装置 Pending JPH096195A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000098825A (ja) * 1998-09-28 2000-04-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
US6516160B1 (en) * 2001-08-14 2003-02-04 Hewlett-Packard Co. Estimation of toner usage based on pulse width count and pulse edge count
JP2004317825A (ja) * 2003-04-17 2004-11-11 Seiko Epson Corp トナー消費量演算装置および方法と画像形成装置
EP1517195A1 (en) * 1999-08-10 2005-03-23 Hewlett-Packard Company, A Delaware Corporation Stabilization of toner consumption in an imaging device

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