JPH0961480A - 検圧装置 - Google Patents

検圧装置

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JPH0961480A
JPH0961480A JP22156295A JP22156295A JPH0961480A JP H0961480 A JPH0961480 A JP H0961480A JP 22156295 A JP22156295 A JP 22156295A JP 22156295 A JP22156295 A JP 22156295A JP H0961480 A JPH0961480 A JP H0961480A
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JP
Japan
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relay
state
circuit
inspection
mode
Prior art date
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Pending
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JP22156295A
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English (en)
Inventor
Toshitaka Mihashi
俊孝 三橋
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検圧装置を含む監視・制御装置のシステム全
体を稼働させつつ検圧装置単体の動作確認を行えるよう
にする。 【解決手段】 通常モードから点検モードに切り替わっ
たとき、直前の第1の継電器の状態を第2の継電器に保
持する状態保持回路11と、通常モードにおいて第1の
継電器Xの状態を出力部へ出力し、点検モードにおいて
第2の継電器Yの状態を出力部へ出力する出力切替回路
を設ける。これにより、監視・制御装置のシステム全体
を稼働させつつ、点検モードにおいて点検信号の状態と
継電器Xの状態とによって点検を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力系統の印加
電圧の有無を検出する検圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電力系統における監視・制御
装置において、線路に対する印加電圧の有無を検出する
ために検圧装置が用いられている。図4はこのような従
来の検圧装置の構成例を示す図である。同図において1
は検査対象である線路、2は線路1に所定距離で近接す
る電極、3はシールド線である。印加電圧検出回路21
は内部コンデンサ4と入力回路5などからなり、線路1
と電極2間の静電容量とシールド線の静電容量および内
部コンデンサ4の静電容量とによる容量分圧値に応じた
電圧信号を発生する。継電器制御回路22は整流平滑回
路7、基準電圧発生回路8、コンパレータ9および継電
器回路10などからなり、整流平滑回路7は印加電圧検
出回路21の出力信号を整流平滑し、コンパレータ9は
整流平滑回路7の出力電圧と基準電圧発生回路8の発生
する基準電圧とを比較し、継電器回路10はコンパレー
タ9の出力状態に応じて継電器Xの制御を行う。図5は
検圧装置の出力部の構成を示す図である。図4の継電器
回路10は線路1に対する印加電圧に応じて継電器Xの
制御を行うので、継電器Xの接点信号が検圧結果を表
す。すなわち、線路1に所定電圧が印加されていれば、
印加電圧検出回路21および整流平滑回路7の作用によ
り、整流平滑回路7の出力電圧が基準電圧発生回路の発
生する基準電圧より高くなり、コンパレータ9の出力に
よって継電器回路10は継電器Xを動作させる。逆に、
線路1に所定電圧が印加されていなければ、整流平滑回
路7の出力電圧は基準電圧より低くなり、継電器回路1
0は継電器Xを復帰させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の検圧
装置においては、その動作が正常になされるかどうかを
点検するために、図4に示す点検信号入力回路23を設
け、発振回路6の出力する一定電圧の信号または0
〔V〕を、スイッチSW2を切り換えることによって選
択的に継電器制御回路22へ与えるように構成し、スイ
ッチSW2の状態に応じて継電器Xが正しく動作するか
否かを確認できるようにしている。ところが、このよう
な点検を行うと、検圧装置が正常であれば図4に示した
スイッチSW2の状態に応じて継電器Xの状態が切り換
わるため、この継電器Xの接点出力に基づいて監視・制
御を行う装置が予め定められた保護動作などを行うこと
になる。これを回避するために、上記の点検を行う前に
監視・制御装置のシステムをロックし、継電器Xの状態
に拘らずシステムが動作しないようにしなければならな
かった。そのため、検圧装置のみの点検を目的としてい
る場合であっても、その期間は監視・制御装置のシステ
ム本来の動作がなされないという問題があった。
【0004】この発明の目的は、検圧装置を含むシステ
ム全体を稼働させつつ検圧装置単体の動作確認を行える
ようにして、上述した問題を解消した検圧装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の検圧装置は、
検圧装置を含むシステム全体を稼働させつつ検圧装置単
体での点検を可能として、上述した問題を解消するため
に、請求項1に記載の通り、電力系統の線路に対する印
加電圧を検出する印加電圧検出回路と、該印加電圧検出
回路により検出される前記線路に対する印加電圧が所定
電圧に達するか否かに応じて第1の継電器の状態を定め
る継電器制御回路と、点検モードにおいて前記印加電圧
検出回路の入力部または出力部に点検信号を入力する点
検信号入力回路と、通常モードから点検モードに切り替
わったとき直前の第1の継電器の状態を第2の継電器に
保持する状態保持回路と、通常モードにおいて第1の継
電器の状態を出力部へ出力し、点検モードにおいて第2
の継電器の状態を出力部へ出力する出力切替回路とを備
える。
【0006】このように構成したことによって、印加電
圧検出回路により線路に対する印加電圧が検出され、継
電器制御回路により線路に対する印加電圧が所定電圧に
達するか否かに応じて第1の継電器の状態が定められ
る。また、状態保持回路により、通常モードから点検モ
ードに切り替わる直前の第1の継電器の状態が第2の継
電器に保持され、出力切替回路により通常モードにおい
て第1の継電器の状態が出力部へ出力され、点検モード
において第2の継電器の状態が出力部へ出力される。一
方、点検信号入力回路により、点検モードにおいて印加
電圧検出回路の入力部または出力部に点検信号が入力さ
れる。従って通常モードにおいては第1の継電器の状態
が出力部へ出力されるため、線路に対する印加電圧の有
無に応じた信号が出力されることになる。通常モードか
ら点検モードに切り替えられたときには、第1の継電器
の状態が第2の継電器に保持され、点検モードにおいて
は第2の継電器の状態が出力部へ出力されるため、点検
モードにおける点検信号の状態に拘らず、監視・制御装
置は本来の動作を継続することができる。その後、点検
モードにおいては点検信号の状態に応じて第1の継電器
の状態が変化するため、点検信号と第1の継電器の状態
とから検圧装置の動作確認を行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態である検圧装
置の構成を図1〜図3を基に以下説明する。
【0008】図1は検圧装置の構成を示すブロック図で
ある。同図において1は検査対象である線路、2は線路
1に所定距離で近接する電極、3はシールド線である。
印加電圧検出回路21は内部コンデンサ4と入力回路5
などからなり、線路1と電極2間の静電容量とシールド
線の静電容量および内部コンデンサ4の静電容量とによ
る容量分圧値に応じた電圧信号を発生する。継電器制御
回路22は整流平滑回路7、基準電圧発生回路8、コン
パレータ9および継電器回路10などからなり、整流平
滑回路7は印加電圧検出回路21の出力信号を整流平滑
し、コンパレータ9は整流平滑回路7の出力電圧と基準
電圧発生回路8の発生する基準電圧とを比較し、継電器
回路10はコンパレータ9の出力状態に応じて継電器X
の制御を行う。スイッチSW1は通常モードと点検モー
ドの切り替えスイッチであり、このスイッチSW1を閉
じて、継電器Zを動作させると、点検モードとなる。状
態保持回路11はスイッチSW1が開いている通常モー
ドにおいては、継電器Xの状態を継電器Yへそのまま出
力し、スイッチSW1が閉じられて点検モードとなった
とき、継電器Yの状態をそのまま保持する。すなわち状
態保持回路11は通常モードから点検モードに切り替わ
ったとき、直前の継電器Xの状態を継電器Yに保持する
ように作用する。上記継電器X,Yは本願発明に係る第
1,第2の継電器にそれぞれ相当する。
【0009】図2は図1に示した検圧装置の出力切替回
路の構成を示す図である。この回路は継電器X,Y,Z
の接点信号を接続して成る。同図においてSa,Sb,
Scは検圧装置の出力接点信号である。同図の各接点状
態は通常モードにおける状態を示す。この通常モードに
おいては、継電器Xの状態が接点信号Sa,Sb,Sc
へそのまま出力される。点検モードにおいては、継電器
Zの状態がb側からa側に切り替わり、継電器Yの状態
がSa,Sb,Scへ出力される。上述したように、モ
ードが通常モードから点検モードに切り替わった際、直
前の通常モードにおける継電器Xの状態がYに保持され
るため、結局、点検モードにおいてはその点検モードに
切り替わった直前の状態がSa,Sb,Scへ出力され
続けることになる。この点検モードにおいては、図1に
示した点検信号入力回路23のスイッチSW2の切り替
えに応じて継電器Xの状態が切り替わる。すなわちSW
2がa側にあるとき、線路1に対して電圧が印加されて
いる状態を模擬することになるため、継電器Xの接点は
a側となり、スイッチSW2がb側に切り替えられれ
ば、線路1に対して電圧が印加されていない状態を模擬
することになるため、継電器Xの接点はb側に切り替わ
る。従って装置が正常であれば、スイッチSW2の状態
と継電器Xの接点とは同一状態を示すことになり、装置
が正常でなければ、スイッチSW2と継電器Xとは同一
状態を保たないことになる。
【0010】図3は上記継電器X,Y,Zおよびスイッ
チSW2の変化の例を示す図である。(A)に示すよう
に、継電器ZがOFF状態である通常モードにおいて
は、線路に対して電圧が印加されている状態で継電器X
はON状態(接点がb側にある状態)となり、これに連
動して継電器Yの状態も変化する。継電器ZがONして
点検モードとなれば、継電器Yの状態はそのまま保持さ
れる。一方の継電器XはスイッチSW2の状態に応じて
その状態が変化する。すなわち装置が正常であるとき、
SW2の接点がa側になれば継電器XがONし、SW2
の接点がb側になれば継電器XがOFFする。その後、
再び通常モードに戻れば、線路に対する実際の電圧印加
状態に応じて継電器Xの状態が定まり、これに連動して
継電器Yの状態も変化する。
【0011】図3において(A)は点検モードの期間に
線路に対する電圧印加の状態が印加状態のまま変化しな
かった例、(B)は点検モードの期間に線路に対する電
圧印加の状態が非印加状態のまま変化しなかった例、
(C)は点検モードの期間に線路に対する電圧印加の状
態が印加状態から非印加状態に切り替わった場合、
(D)は点検モードの期間に線路に対する電圧印加の状
態が非印加状態から印加状態に切り替わった場合をそれ
ぞれ示す。何れの場合でも、モードが通常モードから点
検モードに切り替わった際、直前の通常モードにおける
状態が継電器Yにそのまま保持され、点検モードではS
W2の状態に応じて継電器Xの状態が変化する。したが
って点検モードにおいて、スイッチSW2の状態と継電
器Xの状態とから装置の動作確認を行うことができ、そ
の点検期間中は継電器Yの状態が検圧装置の出力信号と
して出力されるため、この検圧装置を含む監視・制御装
置のシステムは通常モードの場合と同様の処理を継続す
る。
【0012】なお、上述した実施形態では、モードの切
り替えをスイッチSW1の操作によって行い、また点検
信号をスイッチSW2で切り替える例を示したが、モー
ドの切り替えを一定時間ごとに繰り返し自動的に行い、
且つ点検モードにおいて点検信号の状態を自動的に切り
替えるようにして、継電器Xの接点信号と点検信号の状
態とから装置の正常動作の確認を自動的に行うようにし
てもよい。
【0013】
【発明の効果】この発明の検圧装置によれば、通常モー
ドにおいては第1の継電器の状態が出力部へ出力される
ため、線路に対する印加電圧の有無に応じた信号が出力
され、通常モードから点検モードに切り替えられたとき
には、第1の継電器の状態が第2の継電器に保持され、
点検モードにおいては第2の継電器の状態が出力部へ出
力されるため、点検モードにおける点検信号の状態に拘
らず、監視・制御装置は本来の動作を継続することがで
きる。しかも、点検モードにおいては点検信号の状態に
応じて第1の継電器の状態が変化するため、点検信号と
第1の継電器の状態とから検圧装置の動作確認を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る検圧装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】図1に示す検圧装置における出力切替回路の構
成を示す図である。
【図3】この発明の実施形態に係る検圧装置の各部の状
態変化の例を示す図である。
【図4】従来の検圧装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】図4における出力部の構成を示す図である。
【符号の説明】
X−継電器(第1の継電器) Y−継電器(第2の継電器) Z−継電器 SW1−モード切り替えスイッチ SW2−点検信号切り替えスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力系統の線路に対する印加電圧を検出
    する印加電圧検出回路と、該印加電圧検出回路により検
    出される前記線路に対する印加電圧が所定電圧に達する
    か否かに応じて第1の継電器の状態を定める継電器制御
    回路と、点検モードにおいて前記印加電圧検出回路の入
    力部または出力部に点検信号を入力する点検信号入力回
    路と、通常モードから点検モードに切り替わったとき直
    前の第1の継電器の状態を第2の継電器に保持する状態
    保持回路と、通常モードにおいて第1の継電器の状態を
    出力部へ出力し、点検モードにおいて第2の継電器の状
    態を出力部へ出力する出力切替回路とを備えて成り、点
    検モードにおいて前記点検信号の状態と第1の継電器の
    状態との関係から装置の点検を行えるようにした検圧装
    置。
JP22156295A 1995-08-30 1995-08-30 検圧装置 Pending JPH0961480A (ja)

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JP22156295A JPH0961480A (ja) 1995-08-30 1995-08-30 検圧装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016121939A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 西日本旅客鉄道株式会社 電車線用直流電圧検出器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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