JPH10153634A - スピーカ出力自己診断装置 - Google Patents

スピーカ出力自己診断装置

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Publication number
JPH10153634A
JPH10153634A JP8310326A JP31032696A JPH10153634A JP H10153634 A JPH10153634 A JP H10153634A JP 8310326 A JP8310326 A JP 8310326A JP 31032696 A JP31032696 A JP 31032696A JP H10153634 A JPH10153634 A JP H10153634A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
speaker
impedance
power amplifier
self
Prior art date
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Pending
Application number
JP8310326A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Kawazoe
正博 川添
Hideyuki Hirano
英之 平野
Mikio Mori
幹雄 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8310326A priority Critical patent/JPH10153634A/ja
Publication of JPH10153634A publication Critical patent/JPH10153634A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 音が出ない原因をオーディオソース再生装置
自身で診断でき、接続されたスピーカのインピーダンス
を測定することも可能とするスピーカ出力自己診断装置
を実現する。 【解決手段】 出力保護回路を備えたパワーアンプ21
は必要に応じ、出力を高いインピーダンスにセットする
ことができる。スピーカ22に対し、制御手段28の制
御により抵抗26を介して微弱電圧を印加し、このとき
の検出出力の値を判定手段31で読み取ることにより、
+/−出力端子間のインピーダンスを測定することがで
きる。制御手段28の制御によりスイッチ25、26を
OFFした状態で、検出出力の値を判定手段31で読み
取ることにより、電源、グラウンドへの天絡、地絡を検
出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラジオやオーディ
オパワーアンプなどのオーディオソース再生装置に使用
し、スピーカ出力部の異常を自己診断するスピーカ出力
自己診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のラジオやオーディオパワー
アンプなどのオーディオソース再生装置におけるスピー
カ出力部を示す構成図である。
【0003】図3において、11は出力保護回路を備え
たオーディオ信号増幅器(以下、パワーアンプとい
う)、12はスピーカ、13はパワーアンプ11の出力
をスピーカ12に電送する導線である。
【0004】上記構成において、スピーカ12がショー
トしていたり、ボイスコイルが断線していたりした場
合、あるいは導線13がショートしていたり、断線して
いたり、あるいは電源やグラウンドに接触していたりし
た場合、パワーアンプ11の出力保護がかかり、音が出
なくなる。
【0005】従来、上記のような不具合を検出する先行
技術も提案されている
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、回路構成や制御、判定方法が複雑である。
また、オープン、ショートしか検出できず、診断内容が
限られて音が出ない原因がすぐには分からず、対策、あ
るいは修理に時間がかかるばかりでなく、インピーダン
スを測定することは不可能である。また、オープン、シ
ョートを同時に検出することができず、切り替え装置を
必要とする。更に、簡単な構成で出力の電源、あるいは
グラウンドへの天絡、地絡をも検出することができな
い。
【0007】本発明は、上記のような従来の問題点を解
決するものであり、音が出ない原因をオーディオソース
再生装置自身で簡単に診断することができ、または接続
されたスピーカのインピーダンスを定期的に測定するな
どにより問題の発生を未然に予測することができ、した
がって、対策、あるいは修理に要する時間を大幅に削減
することができるようにしたスピーカ出力自己診断装置
を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、+/−出力端子間のインピーダンス、ま
たは+/−出力端子間の電源、グラウンドへの天絡、地
絡を検出し、この検出出力を判定手段により判定するよ
うに構成したものである。
【0009】これにより接続されたスピーカのインピー
ダンスを測定したり、導線の断線や、ショート、または
電源、グラウンドへの接触等を検出することが可能なス
ピーカ出力自己診断装置が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ラジオやオーディオパワーアンプなどのオーディオ
ソース再生装置において、+/−出力端子間のインピー
ダンスを検出する検出手段と、上記検出手段を制御する
制御手段と、上記検出手段からの出力を判定する判定手
段とを備えたものであり、スピーカのインピーダンスや
導線の断線、ショートを検出することができるという作
用を有する。
【0011】請求項2に記載の発明は、ラジオやオーデ
ィオパワーアンプなどのオーディオソース再生装置にお
いて、+/−出力端子の電源、グランドへの天絡、地絡
を検出する検出手段と、上記検出手段を制御する制御手
段と、上記検出手段からの出力を判定する判定手段とを
備えたものであり、スピーカ出力の天絡、地絡を検出す
ることができるという作用を有する。
【0012】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照しながら説明する。図1は本発明の一実施の形態に
よるスピーカ出力自己診断装置をラジオやオーディオパ
ワーアンプなどのオーディオソース再生装置におけるス
ピーカ出力部に適用して示す構成図である。
【0013】図1において、21は出力保護回路を備え
たパワーアンプ、22はスピーカ、23はパワーアンプ
21の出力をスピーカ22に電送する導線である。24
は+/−出力端子間のインピーダンスを測定するために
必要な直流電圧、25はトランジスタやリレーなどで実
現されるスイッチで、一方が直流電源24に接続されて
いる。26は抵抗であり、スイッチ25とスピーカ出力
のプラス側に接続されている。27はスイッチ25と同
様のスイッチで、一方がグラウンドに、他方がスピーカ
出力のマイナス側に接続されている。28は制御手段で
あり、制御信号線29によりパワーアンプ21をON/
OFFさせ、制御信号線30によりスイッチ25、27
をON/OFFさせる。31は判定手段であり、検出手
段の出力32を判定する。判定手段31はA/D変換装
置をその入力に据えている。制御手段28と判定手段3
1は一般にマイクロコンピュータを用いる。
【0014】以上の構成において、以下、その動作につ
いて図2の説明図を参照しながら説明する。
【0015】まず、スピーカインピーダンス測定動作に
ついて説明する。出力保護回路を備えたパワーアンプ2
1は、制御手段28が制御信号線28から出力する制御
信号によりOFF状態に制御されたときには出力を高イ
ンピーダンスにセットすることができ、スピーカ22の
インピーダンス測定機能に影響を及ぼさない。インピー
ダンスを測定するために必要な直流電圧24は、測定対
象のインピーダンスが低いことを考慮し、必要最小限の
大きさの電圧とする。抵抗26は、スピーカ22の通常
インピーダンス(例えば、4オーム)の数倍の値の抵抗
が最適である。
【0016】そして、本測定時には制御手段28からの
制御信号線30による制御信号によりスイッチ25、2
7は両方共にONとする。このとき、抵抗26と、測定
対象であるスピーカ22のインピーダンスとの電圧バラ
ンスを検出出力信号線32により判定手段31に導き、
判定手段31では導かれたHi〜Loの電圧値によりオ
ープン、高インピーダンス、通常インピーダンス、低イ
ンピーダンス、ショートを判定し、スピーカ22のイン
ピーダンスを求めることができる。
【0017】次に、スピーカ出力天絡地絡診断動作につ
いて説明する。本診断は、パワーアンプ21が通常動作
中に実行する。したがって、直流電源24は不要であ
り、制御手段28が制御信号線29から出力する制御信
号によりパワーアンプ21はON状態に制御され、制御
手段28が制御信号線30から出力する制御信号によ
り、スイッチ25、27はOFFされなければならな
い。ただし、検出出力信号線32からの出力はスピーカ
インピーダンス測定動作と共用できる。
【0018】ここで、スピーカ22の出力が天絡、ある
いは地絡すると、パワーアンプ21の出力には破壊保護
がかかる。そして、天絡であれば電源電圧24が、地絡
であればグラウンド電圧が検出出力信号線32を通し、
制御手段31に入力される。したがって、制御手段31
は天絡、地絡を診断することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
ピーカ出力の問題点を検出したり、または接続されたス
ピーカのインピーダンスを測定し、不具合を未然に予測
したりすることを可能にし、対策、あるいは修理に要す
る時間を大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるスピーカ出力自己
診断装置をラジオやオーディオパワーアンプなどのオー
ディオソース再生装置におけるスピーカ出力部に適用し
て示す構成図
【図2】同スピーカ出力自己診断装置によるスピーカイ
ンピーダンス測定動作、スピーカ出力天絡地絡診断動作
の説明図
【図3】従来のラジオやオーディオパワーアンプなどの
オーディオソース再生装置におけるスピーカ出力部を示
す構成図
【符号の説明】
21 出力保護回路を備えたパワーアンプ 22 スピーカ 23 パワーアンプの出力をスピーカに電送する導線 24 +/−出力端子間のインピーダンスを測定するた
めに必要な電圧 25 スイッチ 26 抵抗 27 スイッチ 28 制御手段 29 制御信号線 31 判定手段 32 検出出力信号線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラジオやオーディオパワーアンプなどの
    オーディオソース再生装置において、+/−出力端子間
    のインピーダンスを検出する検出手段と、上記検出手段
    を制御する制御手段と、上記検出手段からの出力を判定
    する判定手段とを備えたスピーカ出力自己診断装置。
  2. 【請求項2】 ラジオやオーディオパワーアンプなどの
    オーディオソース再生装置において、+/−出力端子の
    電源、グランドへの天絡、地絡を検出する検出手段と、
    上記検出手段を制御する制御手段と、上記検出手段から
    の出力を判定する判定手段とを備えたスピーカ出力自己
    診断装置。
JP8310326A 1996-11-21 1996-11-21 スピーカ出力自己診断装置 Pending JPH10153634A (ja)

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