JPH0961198A - 計器装置 - Google Patents
計器装置Info
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- JPH0961198A JPH0961198A JP24093095A JP24093095A JPH0961198A JP H0961198 A JPH0961198 A JP H0961198A JP 24093095 A JP24093095 A JP 24093095A JP 24093095 A JP24093095 A JP 24093095A JP H0961198 A JPH0961198 A JP H0961198A
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- Japan
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- housing
- electric cord
- outside
- instrument
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高電圧となる電気コードのハウジング外部へ
の露出を防いで生産効率を高める。 【解決手段】 表示板1と指針2を付設した計器3をメ
インケース4,中ケース6,透明カバー7からなるハウ
ジング8に収納する。ハウジング8に計器3の表示板1
及び指針2を励起発光させる紫外線ランプ(放電管)10
とこれを点灯駆動するインバーター12を設け、両者を電
気コード13にて電気接続する。ハウジング8外部に引き
廻された電気コード13を保護カバー18a,18bで覆うこ
とにより保護してなる。
の露出を防いで生産効率を高める。 【解決手段】 表示板1と指針2を付設した計器3をメ
インケース4,中ケース6,透明カバー7からなるハウ
ジング8に収納する。ハウジング8に計器3の表示板1
及び指針2を励起発光させる紫外線ランプ(放電管)10
とこれを点灯駆動するインバーター12を設け、両者を電
気コード13にて電気接続する。ハウジング8外部に引き
廻された電気コード13を保護カバー18a,18bで覆うこ
とにより保護してなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両に搭載
される計器装置に関し、特に計器照明用光源として放電
により照明光を発生させる放電管を用いた計器装置に関
する。
される計器装置に関し、特に計器照明用光源として放電
により照明光を発生させる放電管を用いた計器装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車等の車両に搭載される計器
装置にあっては、高い装飾性や高付加価値性を具備する
表示方式が望まれており、このような要望に応えるもの
として例えばブラックフェイスメータやブラックライト
メータと称される計器装置が提案されている。
装置にあっては、高い装飾性や高付加価値性を具備する
表示方式が望まれており、このような要望に応えるもの
として例えばブラックフェイスメータやブラックライト
メータと称される計器装置が提案されている。
【0003】前記ブラックフェイスメータは、例えば特
開平6−221879号公報に開示されているように、
指針と文字,数字,目盛等の指標部とで構成される計器
表示部の発光表示像を暗色系の半透明(スモーク)板を
通して運転者に表示させることにより、運転者からは暗
色の背景中に計器表示部の発光表示像が浮上するように
視認させるもので、一方前記ブラックライトメータは、
例えば特開平3−248014号公報に開示されている
ように、蛍光体からなる計器表示部に紫外線を照射して
励起発光させ、励起発光により得られる蛍光表示像を運
転者に表示もしくは照明表示させるものである。
開平6−221879号公報に開示されているように、
指針と文字,数字,目盛等の指標部とで構成される計器
表示部の発光表示像を暗色系の半透明(スモーク)板を
通して運転者に表示させることにより、運転者からは暗
色の背景中に計器表示部の発光表示像が浮上するように
視認させるもので、一方前記ブラックライトメータは、
例えば特開平3−248014号公報に開示されている
ように、蛍光体からなる計器表示部に紫外線を照射して
励起発光させ、励起発光により得られる蛍光表示像を運
転者に表示もしくは照明表示させるものである。
【0004】そして計器表示部の発光表示像を形成する
ブラックフェイスメータの光源としては、半透明板を通
しても十分な発光輝度が得られるCCT(冷陰極管)等
の蛍光管や発光ダイオードが用いられるのが一般的であ
り、またブラックライトメータの光源としては、ブラッ
クライトと称される紫外線ランプが用いられるが、蛍光
管や紫外線ランプのように放電により照明光を発生させ
る放電管からなる光源は、通常の車載用バッテリー電源
では点灯駆動できないため、インバーターと称される駆
動回路を通じて点灯駆動するように構成され、このイン
バーターは、車載用バッテリーのDC電源電圧をAC高
電圧に処理して光源に供給するもので、光源と共に計器
装置に搭載される。
ブラックフェイスメータの光源としては、半透明板を通
しても十分な発光輝度が得られるCCT(冷陰極管)等
の蛍光管や発光ダイオードが用いられるのが一般的であ
り、またブラックライトメータの光源としては、ブラッ
クライトと称される紫外線ランプが用いられるが、蛍光
管や紫外線ランプのように放電により照明光を発生させ
る放電管からなる光源は、通常の車載用バッテリー電源
では点灯駆動できないため、インバーターと称される駆
動回路を通じて点灯駆動するように構成され、このイン
バーターは、車載用バッテリーのDC電源電圧をAC高
電圧に処理して光源に供給するもので、光源と共に計器
装置に搭載される。
【0005】ところで、計器装置は、通常、表示板及び
指針を装着した計器並びにその他周辺機器を透明カバ
ー,見返し板,ケース,その他のカバー部材等から構成
されるハウジングに内装してなり、放電管からなる光源
は、それ自体が外部に露出しないよう計器等と共にハウ
ジングに内装されるか或いは専用のカバーで覆って装着
され、またインバーターは、専用の金属性シールドケー
スを通じてユニット化してハウジング内もしくはその外
部に装着され、電気コードを介して光源とインバーター
との電気的な接続を図るようにしている。
指針を装着した計器並びにその他周辺機器を透明カバ
ー,見返し板,ケース,その他のカバー部材等から構成
されるハウジングに内装してなり、放電管からなる光源
は、それ自体が外部に露出しないよう計器等と共にハウ
ジングに内装されるか或いは専用のカバーで覆って装着
され、またインバーターは、専用の金属性シールドケー
スを通じてユニット化してハウジング内もしくはその外
部に装着され、電気コードを介して光源とインバーター
との電気的な接続を図るようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特にハ
ウジング内スペースに限界があってインバーターをハウ
ジングの外部に配置する場合や光源をハウジングに対し
外付けする構成となした場合、インバーターによりAC
高電圧に処理した駆動電源を光源に送電する前記の電気
コードがハウジングの外部に露出しやすく、このように
高電圧の電気コードがハウジングの外部に露出すると、
組付け作業や検査作業の際電気コードの破損や損傷に細
心の注意を払いながら作業しなければならず、生産効率
の低下を招くという問題がある。
ウジング内スペースに限界があってインバーターをハウ
ジングの外部に配置する場合や光源をハウジングに対し
外付けする構成となした場合、インバーターによりAC
高電圧に処理した駆動電源を光源に送電する前記の電気
コードがハウジングの外部に露出しやすく、このように
高電圧の電気コードがハウジングの外部に露出すると、
組付け作業や検査作業の際電気コードの破損や損傷に細
心の注意を払いながら作業しなければならず、生産効率
の低下を招くという問題がある。
【0007】本発明は、この点に鑑みてなされたもの
で、その主な目的は、ハウジングの外部に高電圧の電気
コードが露出することを防止して生産効率を高めること
のできる計器装置を提供せんとするものである。
で、その主な目的は、ハウジングの外部に高電圧の電気
コードが露出することを防止して生産効率を高めること
のできる計器装置を提供せんとするものである。
【0008】本発明は、前記目的を達成するため、計器
を収納するハウジングと、前記計器を照明する放電管及
びこれを駆動するインバーターと、このインバーターと
前記放電管とを電気的に接続し少なくともその一部が前
記ハウジングの外部に引き廻される電気コードと、この
電気コードの前記ハウジング外部引き廻し部分を覆う保
護カバーとを有するものである。
を収納するハウジングと、前記計器を照明する放電管及
びこれを駆動するインバーターと、このインバーターと
前記放電管とを電気的に接続し少なくともその一部が前
記ハウジングの外部に引き廻される電気コードと、この
電気コードの前記ハウジング外部引き廻し部分を覆う保
護カバーとを有するものである。
【0009】また本発明は、前記ハウジングが前記電気
コードの前記ハウジング外部引き廻し部分の案内経路を
形成するガイド部を有するものである。
コードの前記ハウジング外部引き廻し部分の案内経路を
形成するガイド部を有するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、計器を収納するハウジ
ングの外部に、放電管とインバーターとを電気接続する
電気コードの少なくとも一部が引き廻される計器装置に
おいて、ハウジングの外部に引き廻される電気コード部
分を覆う保護カバーを設けたことにより、高電圧となる
電気コードのハウジングの外部への露出が防止される。
ングの外部に、放電管とインバーターとを電気接続する
電気コードの少なくとも一部が引き廻される計器装置に
おいて、ハウジングの外部に引き廻される電気コード部
分を覆う保護カバーを設けたことにより、高電圧となる
電気コードのハウジングの外部への露出が防止される。
【0011】また本発明は、前記の構成において、ハウ
ジングがこれの外部に引き廻される電気コード部分の案
内経路を形成するガイド部を設けたことにより、保護カ
バー装着時にあらかじめ電気コードを引き廻し案内した
状態で保護カバーの装着が可能となり、組付け性が高ま
ると共に、ガイド部と保護カバーとで電気コードの引き
廻し保持状態が安定的に維持される。
ジングがこれの外部に引き廻される電気コード部分の案
内経路を形成するガイド部を設けたことにより、保護カ
バー装着時にあらかじめ電気コードを引き廻し案内した
状態で保護カバーの装着が可能となり、組付け性が高ま
ると共に、ガイド部と保護カバーとで電気コードの引き
廻し保持状態が安定的に維持される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を用いて説
明するが、図1は本発明による計器装置の外観斜視図、
図2は図1の内部構成を示す断面図、図3は図1の背面
を示す正面図、図4は図1の要部を示す分解斜視図、図
5は紫外線ランプの取付状態を示す断面図、図6(a)
は保護カバー18aの取付け状態を示す断面図、図6
(b)は保護カバー18bの取付け状態を示す断面図であ
る。
明するが、図1は本発明による計器装置の外観斜視図、
図2は図1の内部構成を示す断面図、図3は図1の背面
を示す正面図、図4は図1の要部を示す分解斜視図、図
5は紫外線ランプの取付状態を示す断面図、図6(a)
は保護カバー18aの取付け状態を示す断面図、図6
(b)は保護カバー18bの取付け状態を示す断面図であ
る。
【0013】図1及び図2において計器装置は、表示板
1及び指針2が装着された複数の計器3を収納したメイ
ンケース4と、このメインケース4の開口部前方に配置
され、表示板1及び指針2からなる計器表示部の所定部
分を開口より露出する見返し板部5を有する中ケース6
と、この中ケース6の開口部前方に配置され、見返し板
部5から露出する表示板1及び指針2を前方より透視で
きる透明カバー7とで構成されるハウジング8を備え、
このハウジング8により複数の計器3がユニット化され
てなるコンビネーションメータを構成している。
1及び指針2が装着された複数の計器3を収納したメイ
ンケース4と、このメインケース4の開口部前方に配置
され、表示板1及び指針2からなる計器表示部の所定部
分を開口より露出する見返し板部5を有する中ケース6
と、この中ケース6の開口部前方に配置され、見返し板
部5から露出する表示板1及び指針2を前方より透視で
きる透明カバー7とで構成されるハウジング8を備え、
このハウジング8により複数の計器3がユニット化され
てなるコンビネーションメータを構成している。
【0014】中ケース6の両側部前方には、内部及び外
部が共に開口する照明ケース9が中ケース6から一体に
突出形成され、この照明ケース9の内部に一対の紫外線
ランプ(放電管)10が中ケース6の外方より挿入配置さ
れ、その外部開口が照明カバー11で覆われており、紫外
線ランプ10の発する紫外線光により表示板1及び指針2
を蛍光表示もしくは蛍光照明するよう構成され、紫外線
光を受けて表示板1及び指針2が所望の表示意匠を形成
すべく、これらの所定部位には紫外線を受けて励起発光
する顔料を含んだ図示しないインク層もしくは塗料層が
施されている。
部が共に開口する照明ケース9が中ケース6から一体に
突出形成され、この照明ケース9の内部に一対の紫外線
ランプ(放電管)10が中ケース6の外方より挿入配置さ
れ、その外部開口が照明カバー11で覆われており、紫外
線ランプ10の発する紫外線光により表示板1及び指針2
を蛍光表示もしくは蛍光照明するよう構成され、紫外線
光を受けて表示板1及び指針2が所望の表示意匠を形成
すべく、これらの所定部位には紫外線を受けて励起発光
する顔料を含んだ図示しないインク層もしくは塗料層が
施されている。
【0015】紫外線ランプ10は、図示省略した車載バッ
テリーをその電源とするが、この場合、車載バッテリー
のDC電源電圧13Vをインバーター12を通じてAC電圧
略300 〜1200Vの高電圧に処理し、この処理したAC高
電圧を電気コード13(図3,図4参照)を介して紫外線
ランプ10に送電して点灯駆動するようにしており、イン
バーター12は、DC/AC変換器や変圧器(トランス)
等の回路部品14が搭載されたプリント基板15を、金属板
を箱状にプレス成形してなるシールドケース16の内部に
収納してなるもので、図3に示すように、メインケース
4の背後略中央に螺子17により固定され、これと紫外線
ランプ10とを電気接続して高圧線となる電気コード13
は、中ケース6の側面及びメインケース4の背面を経由
するようハウジング8の外部に引き廻され、保護カバー
18により覆われている。
テリーをその電源とするが、この場合、車載バッテリー
のDC電源電圧13Vをインバーター12を通じてAC電圧
略300 〜1200Vの高電圧に処理し、この処理したAC高
電圧を電気コード13(図3,図4参照)を介して紫外線
ランプ10に送電して点灯駆動するようにしており、イン
バーター12は、DC/AC変換器や変圧器(トランス)
等の回路部品14が搭載されたプリント基板15を、金属板
を箱状にプレス成形してなるシールドケース16の内部に
収納してなるもので、図3に示すように、メインケース
4の背後略中央に螺子17により固定され、これと紫外線
ランプ10とを電気接続して高圧線となる電気コード13
は、中ケース6の側面及びメインケース4の背面を経由
するようハウジング8の外部に引き廻され、保護カバー
18により覆われている。
【0016】保護カバー18は、図4に示すように、中ケ
ース6及びメインケース4の側面外部に引き廻される電
気コード13部分を覆う第1の保護カバー18aと、メイン
ケース4の背面外部に引き廻される電気コード13部分を
覆う第2の保護カバー18bとからなり、第1の保護カバ
ー18aは、照明カバー11と一体に形成され、ハウジング
8の背後方向に伸びている。また中ケース6とメインケ
ース4には、所定間隔を有して対向する一対の突出壁1
9,20から溝部21を形成してなり、この溝部21のより照
明ケース11の切欠部22からインバーター12まで連続する
ガイド部23が形成され、これにて電気コード13の案内経
路を形成している。
ース6及びメインケース4の側面外部に引き廻される電
気コード13部分を覆う第1の保護カバー18aと、メイン
ケース4の背面外部に引き廻される電気コード13部分を
覆う第2の保護カバー18bとからなり、第1の保護カバ
ー18aは、照明カバー11と一体に形成され、ハウジング
8の背後方向に伸びている。また中ケース6とメインケ
ース4には、所定間隔を有して対向する一対の突出壁1
9,20から溝部21を形成してなり、この溝部21のより照
明ケース11の切欠部22からインバーター12まで連続する
ガイド部23が形成され、これにて電気コード13の案内経
路を形成している。
【0017】以下、図4に基づいて紫外線ランプ10及び
保護カバー18の組付けについて説明すると、紫外線ラン
プ10を照明ケース9に収納配置した後、電気コード13を
ガイド部23の溝部21に沿わせて引き廻し案内して、その
先端に設けたコネクタ部24を相手側コネクタとなるイン
バーター12の接続部12aに挿入接続する。
保護カバー18の組付けについて説明すると、紫外線ラン
プ10を照明ケース9に収納配置した後、電気コード13を
ガイド部23の溝部21に沿わせて引き廻し案内して、その
先端に設けたコネクタ部24を相手側コネクタとなるイン
バーター12の接続部12aに挿入接続する。
【0018】つぎに照明ケース9に照明カバー11を被せ
て螺子25で固定すると、図5に示すように照明ケース9
に形成した突出リブ26が紫外線ランプ10のソケット部を
圧接してこれを固定保持すると共に、照明ケース11と一
体に形成された第1の保護カバー18aがハウジング8の
側面部分に位置するガイド部23の開口部を覆って第1の
保護カバー18aとガイド部23との間に電気コード18のハ
ウジング8側面引き廻し部分が収納され、また第1の保
護カバー18aに形成されたフック部27を突出壁19,20に
形成された切欠き状の係合部28に係止することにより
(係止状態については図6(a)参照)、第1の保護カ
バー18aの端部の浮き上がりが防止され、第1の保護カ
バー18aの固定が確実となる。
て螺子25で固定すると、図5に示すように照明ケース9
に形成した突出リブ26が紫外線ランプ10のソケット部を
圧接してこれを固定保持すると共に、照明ケース11と一
体に形成された第1の保護カバー18aがハウジング8の
側面部分に位置するガイド部23の開口部を覆って第1の
保護カバー18aとガイド部23との間に電気コード18のハ
ウジング8側面引き廻し部分が収納され、また第1の保
護カバー18aに形成されたフック部27を突出壁19,20に
形成された切欠き状の係合部28に係止することにより
(係止状態については図6(a)参照)、第1の保護カ
バー18aの端部の浮き上がりが防止され、第1の保護カ
バー18aの固定が確実となる。
【0019】つぎに第2の保護カバー18bをハウジング
8(メインケース4)の背面部分に位置するガイド部23
の開口部に被せてこれの近傍に形成されたフック部29に
第2の保護カバー18bに形成された突出壁状の係合部30
を係止する(係止状態については図6(b)参照)と、
第2の保護カバー18bが固定され、ガイド部23と第2の
保護カバー18bとの間に電気コード13のハウジング8背
面引き廻し部分が収納され、これにより図3に示すよう
に保護カバー18a,18bとガイド部23との間で電気コー
ド18が外部に露出しないよう保護される。なお図3中、
右側に位置する保護カバー10も左側と若干形状が異なる
が、同様な構造を備えている。
8(メインケース4)の背面部分に位置するガイド部23
の開口部に被せてこれの近傍に形成されたフック部29に
第2の保護カバー18bに形成された突出壁状の係合部30
を係止する(係止状態については図6(b)参照)と、
第2の保護カバー18bが固定され、ガイド部23と第2の
保護カバー18bとの間に電気コード13のハウジング8背
面引き廻し部分が収納され、これにより図3に示すよう
に保護カバー18a,18bとガイド部23との間で電気コー
ド18が外部に露出しないよう保護される。なお図3中、
右側に位置する保護カバー10も左側と若干形状が異なる
が、同様な構造を備えている。
【0020】以上詳述したように、本実施例によれば、
複数の計器3を収納するハウジング8の外部に、紫外線
ランプとインバーター12とを電気接続する電気コード13
が引き廻されるコンビネーションメータ(計器装置)に
おいて、ハウジング8の外部に引き廻される電気コード
13部分を覆う保護カバー18a,18bを設けたことによ
り、高電圧となる電気コード13がハウジング8の外部に
露出することを防止でき、生産効率を高めることができ
る。
複数の計器3を収納するハウジング8の外部に、紫外線
ランプとインバーター12とを電気接続する電気コード13
が引き廻されるコンビネーションメータ(計器装置)に
おいて、ハウジング8の外部に引き廻される電気コード
13部分を覆う保護カバー18a,18bを設けたことによ
り、高電圧となる電気コード13がハウジング8の外部に
露出することを防止でき、生産効率を高めることができ
る。
【0021】また本実施例によれば、ハウジング8に電
気コード13のハウジング8外部引き廻し部分の案内経路
を形成するガイド部23を設けたことにより、保護カバー
18a,18b装着時にあらかじめ電気コード13を引き回し
案内した状態で保護カバー18a,18bを装着することが
でき、組付け作業性を高めることができると共に、ガイ
ド部23と保護カバー18a,18bとで電気コード13の引き
廻し保持状態を安定的に維持できるので、保護カバー18
の変形等による電気コード13のはみ出しや露出を抑制し
てこれの保護を確実なものとすることができる。
気コード13のハウジング8外部引き廻し部分の案内経路
を形成するガイド部23を設けたことにより、保護カバー
18a,18b装着時にあらかじめ電気コード13を引き回し
案内した状態で保護カバー18a,18bを装着することが
でき、組付け作業性を高めることができると共に、ガイ
ド部23と保護カバー18a,18bとで電気コード13の引き
廻し保持状態を安定的に維持できるので、保護カバー18
の変形等による電気コード13のはみ出しや露出を抑制し
てこれの保護を確実なものとすることができる。
【0022】また本実施例によれば、照明ケース9に形
成した突出リブ26が紫外線ランプ10のソケット部を圧接
してこれを固定保持する構成としたことにより、紫外線
ランプ10を固定するに際して専用の固定手段が不要とな
り、部品点数を削減できると共に組付け作業を高めるこ
とができ、この際、紫外線ランプ10のソケット部をゴム
等の柔軟性部材から形成すれば、突出リブ26による紫外
線ランプ10の保持性を高めることができる。
成した突出リブ26が紫外線ランプ10のソケット部を圧接
してこれを固定保持する構成としたことにより、紫外線
ランプ10を固定するに際して専用の固定手段が不要とな
り、部品点数を削減できると共に組付け作業を高めるこ
とができ、この際、紫外線ランプ10のソケット部をゴム
等の柔軟性部材から形成すれば、突出リブ26による紫外
線ランプ10の保持性を高めることができる。
【0023】なお本実施例では、ガイド部23の溝部21を
単なる溝に形成したが、他の実施例として図7に示すよ
うに、溝部21の底部に複数の突起部31を間欠的に形成
し、この突起部31間を交互に縫うよう電気コード13を引
き廻してもよく、このような電気コード13の引き廻し構
成は、特に電気コード13の弛みを吸収するのに有効であ
る。
単なる溝に形成したが、他の実施例として図7に示すよ
うに、溝部21の底部に複数の突起部31を間欠的に形成
し、この突起部31間を交互に縫うよう電気コード13を引
き廻してもよく、このような電気コード13の引き廻し構
成は、特に電気コード13の弛みを吸収するのに有効であ
る。
【0024】また本実施例では、ハウジング8の外部に
ガイド部23を形成したが、これを形成しない場合は、ハ
ウジング8の外部に専用の電気コード13抑え部(図示し
ない)を設けてもよい。
ガイド部23を形成したが、これを形成しない場合は、ハ
ウジング8の外部に専用の電気コード13抑え部(図示し
ない)を設けてもよい。
【0025】また本実施例では、光源として紫外線ラン
プ10による計器装置の照明構造を示したが、本発明は、
紫外線ランプ10の他、冷陰極管(CCT),熱陰極管
(HCT),ネオン管等の放電管を用いて照明を行う計
器装置に適用することができる。
プ10による計器装置の照明構造を示したが、本発明は、
紫外線ランプ10の他、冷陰極管(CCT),熱陰極管
(HCT),ネオン管等の放電管を用いて照明を行う計
器装置に適用することができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明は、計器を収納す
るハウジングと、前記計器を照明する放電管及びこれを
駆動するインバーターと、このインバーターと前記放電
管とを電気的に接続し少なくともその一部が前記ハウジ
ングの外部に引き廻される電気コードと、この電気コー
ドの前記ハウジング外部引き廻し部分を覆う保護カバー
とを有することにより、ハウジングの外部に高電圧の電
気コードが露出することを防止でき、生産効率を高める
ことのできる計器装置を提供することができる。
るハウジングと、前記計器を照明する放電管及びこれを
駆動するインバーターと、このインバーターと前記放電
管とを電気的に接続し少なくともその一部が前記ハウジ
ングの外部に引き廻される電気コードと、この電気コー
ドの前記ハウジング外部引き廻し部分を覆う保護カバー
とを有することにより、ハウジングの外部に高電圧の電
気コードが露出することを防止でき、生産効率を高める
ことのできる計器装置を提供することができる。
【0027】また本発明は、前記ハウジングが前記電気
コードの前記ハウジング外部引き廻し部分の案内経路を
形成するガイド部を有することにより、組付け作業性を
高めることができると共に、ガイド部と保護カバーとで
電気コードの引き廻し保持状態を安定的に維持できるの
で、電気コード13の保護を確実なものとすることができ
る。
コードの前記ハウジング外部引き廻し部分の案内経路を
形成するガイド部を有することにより、組付け作業性を
高めることができると共に、ガイド部と保護カバーとで
電気コードの引き廻し保持状態を安定的に維持できるの
で、電気コード13の保護を確実なものとすることができ
る。
【図1】本発明による指示計器の外観を示す斜視図。
【図2】図1の内部構成を示す断面図。
【図3】図1の背面を示す正面図。
【図4】図1の要部分解斜視図。
【図5】紫外線ランプの取付状態を示す断面図。
【図6】(a)は保護カバー18aの取付け状態を示す断
面図、(b)は保護カバー18bの取付け状態を示す断面
図。
面図、(b)は保護カバー18bの取付け状態を示す断面
図。
【図7】本発明の他の実施例を示す要部正面図。
3 計器 8 ハウジング 10 紫外線ランプ(放電管) 12 インバーター 13 電気コード 18(18a,18b) 保護カバー 23 ガイド部
Claims (2)
- 【請求項1】 計器を収納するハウジングと、前記計器
を照明する放電管及びこれを駆動するインバーターと、
このインバーターと前記放電管とを電気的に接続し少な
くともその一部が前記ハウジングの外部に引き廻される
電気コードと、この電気コードの前記ハウジング外部引
き廻し部分を覆う保護カバーとを有することを特徴とす
る計器装置。 - 【請求項2】 前記ハウジングが前記電気コードの前記
ハウジング外部引き廻し部分の案内経路を形成するガイ
ド部を有することを特徴とする請求項1に記載の計器装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24093095A JPH0961198A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 計器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24093095A JPH0961198A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 計器装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0961198A true JPH0961198A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=17066764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24093095A Pending JPH0961198A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 計器装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0961198A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110312951A1 (en) * | 2008-12-17 | 2011-12-22 | Merck Patent Gmbh | C-Ring Modified Tricyclic Benzonaphthiridinone Protein Kinase Inhibitors and Use Thereof |
JP2020046287A (ja) * | 2018-09-19 | 2020-03-26 | 日本精機株式会社 | 表示装置 |
-
1995
- 1995-08-25 JP JP24093095A patent/JPH0961198A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110312951A1 (en) * | 2008-12-17 | 2011-12-22 | Merck Patent Gmbh | C-Ring Modified Tricyclic Benzonaphthiridinone Protein Kinase Inhibitors and Use Thereof |
JP2020046287A (ja) * | 2018-09-19 | 2020-03-26 | 日本精機株式会社 | 表示装置 |
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