JPH0960829A - ゴミ焼却灰溶融炉及びゴミ焼却灰溶融炉システム - Google Patents

ゴミ焼却灰溶融炉及びゴミ焼却灰溶融炉システム

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JPH0960829A
JPH0960829A JP7217890A JP21789095A JPH0960829A JP H0960829 A JPH0960829 A JP H0960829A JP 7217890 A JP7217890 A JP 7217890A JP 21789095 A JP21789095 A JP 21789095A JP H0960829 A JPH0960829 A JP H0960829A
Authority
JP
Japan
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melting furnace
incineration ash
ash melting
fuel
refuse
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Application number
JP7217890A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Tomomatsu
弘幸 友松
Takeshi Kajiura
彪 梶浦
Takeshi Moriya
健 守谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sharyo Ltd
Original Assignee
Nippon Sharyo Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Sharyo Ltd filed Critical Nippon Sharyo Ltd
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  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴミ処理に関して、安全無害化、減容化、資
源の有効利用を図ることができ、しかも低コストのゴミ
焼却灰溶融炉及びゴミ焼却灰溶融炉システムを提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 可燃性のゴミ又は焼却灰は、各々別個に
破砕されて微粒化され、各々の収容器18,19に収容
される。次に、各収容器18,19から燃料供給路30
に、ゴミ及び焼却灰からなる微粒化固体混合燃料が供給
される。この燃料は主バーナ32に導入されて焼却され
る。主バーナ32による燃料温度は非常な高温となるの
で、溶融して溶融スラグとなり、横室42の底部をその
傾斜に沿って徐々に縦室41側に流れてゆき、縦室41
下部のルツボ41bに収容される。ルツボ41bでは、
黒鉛電極67による電気抵抗加熱が行われるので、更に
溶融スラグの温度が上昇し、溶融スラグから溶融メタル
が分離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、都市ゴミ等のゴミ
を焼却して溶融処理するゴミ焼却灰溶融炉に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】現在、一般廃棄物の年間総排出量は50
00万tを越え、その増加傾向は鈍化しているものの、
非常に高水準である。一般廃棄物の処理方法としては、
ゴミをバーナ等を用いて燃焼させる焼却処理が主流であ
る。ところが、この焼却処理によって発生する焼却灰
は、ゴミ発生量の12%に相当し非常に多量である。
【0003】また、これまでは、ゴミは灰で終わると考
えられ、ゴミを焼却して灰にし、この焼却灰を埋立地に
投棄して処理する方法が採用されていたが、この方法で
は、埋立地の入手困難を始め、重金属の溶出、埋立地の
汚濁などの問題がある。そのため、最終処分されて埋め
立てされる物質の減容化や汚染物質の対策が検討されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この対策として、焼却
灰の溶融処理を行なう技術が考えられる。これは、例え
ばコークスを用いて焼却する高炉式溶融炉や、電気を用
いた電気アーク式溶融炉や、オイルバーナを用いた回転
式表面溶融炉等の様に、焼却灰を高温で溶融させて処理
する方法であり、減容化等には有効であるが、通常は、
特定の対象の物質を焼却する特有の構造をした専焼炉的
なものであり、また、非常に多くのエネルギーを必要と
し、製造及び運転コストが高いという問題がある。
【0005】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れたものであり、ゴミ処理に関して、安全無害化、減容
化、資源の有効利用を図ることができ、しかも低コスト
のゴミ焼却灰溶融炉及びゴミ焼却灰溶融炉システムを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、可燃性の廃棄物から形成した微
細な固体燃料又は液体燃料を、炉内にて高温にて燃焼さ
せて溶融スラグとするとともに、該溶融スラグを更に加
熱して、該溶融スラグと溶融メタルとを分離することを
特徴とするゴミ焼却灰溶融炉を要旨とする。
【0007】請求項2の発明は、前記ゴミ焼却灰溶融炉
が、熱負荷率;1000000〜1800000kcal/
m3hr、平均炉内温度;1400〜1600℃の高密度高
速燃料炉であることを特徴とする前記請求項1記載のゴ
ミ焼却灰溶融炉を要旨とする。
【0008】請求項3の発明は、前記固体燃料が、可燃
性の廃棄物を粉砕した微粒化固体燃料であることを特徴
とする前記請求項1又は2記載のゴミ焼却灰溶融炉を要
旨とする。請求項4の発明は、前記微粒化固体燃料にゴ
ミ焼却灰を加えて燃焼させることを特徴とする前記請求
項3記載のゴミ焼却灰溶融炉を要旨とする。
【0009】請求項5の発明は、前記ゴミ焼却灰溶融炉
が、立設された筒状の縦室と、該縦室の側方にて接続さ
れて上方に傾斜した横室と、を備え、前記横室にてゴミ
焼却を行なって溶融スラグとするとともに、前記縦室に
て前記横室から供給された溶融スラグと溶融メタルとを
分離することを特徴とする前記請求項1〜4のいずれか
記載のゴミ焼却灰溶融炉を要旨とする。
【0010】請求項6の発明は、前記横室の先端部に燃
料を燃焼させるバーナを備えたことを特徴とする前記請
求項5記載のゴミ焼却灰溶融炉を要旨とする。請求項7
の発明は、前記バーナ近傍に点火用の補助バーナを備え
たことを特徴とする前記請求項6記載のゴミ焼却灰溶融
炉を要旨とする。
【0011】請求項8の発明は、前記溶融スラグを前記
縦室の下部のルツボに集め、該溶融スラグを更に加熱す
る加熱部を備えたことを特徴とする前記請求項5〜7の
いずれか記載のゴミ焼却灰溶融炉を要旨とする。
【0012】請求項9の発明は、前記加熱部が、前記溶
融スラグに挿入された電極に通電して加熱する電気抵抗
加熱装置であることを特徴とする前記請求項8記載のゴ
ミ焼却灰溶融炉を要旨とする。
【0013】請求項10の発明は、前記縦室の下部のル
ツボに、前記溶融スラグと溶融メタルとを分離して取り
出す取出口を各々設けたことを特徴とする前記請求項8
又は9記載のゴミ焼却灰溶融炉を要旨とする。
【0014】請求項11の発明は、前記縦室及び横室
が、内側面ほど耐熱性が優れた傾斜機能材料から構成さ
れていることを特徴とする前記請求項1〜10のいずれ
か記載のゴミ焼却灰溶融炉を要旨とする。
【0015】請求項12の発明は、前記請求項1〜11
のいずれか記載のゴミ焼却灰溶融炉に、その燃料とし
て、可燃性の廃棄物を微細に破砕して供給する燃料供給
装置を備えたことを特徴とするゴミ焼却灰溶融炉システ
ムを要旨とする。
【0016】請求項13の発明は、前記ゴミ焼却灰溶融
炉に、その燃料として、可燃性の廃棄物を微細に破砕し
た微粒化固体燃料と同様に微粒化したゴミ焼却灰とを混
合して供給する燃料供給装置を備えたことを特徴とする
前記請求項12記載のゴミ焼却灰溶融炉システムを要旨
とする。
【0017】請求項14の発明は、前記ゴミ焼却灰溶融
炉の高温の燃焼排ガスを用いてスターリングエンジンを
駆動し発電するシステムを有することを特徴とする前記
請求項12又は13記載のゴミ焼却灰溶融炉を要旨とす
る。
【0018】請求項15の発明は、前記ゴミ焼却灰溶融
炉の燃焼排ガスを集め、該燃焼排ガスを外界に排出する
ガスと、焼却灰とに分離する分離装置を備えたことを特
徴とする前記請求項12〜14のいずれか記載のゴミ焼
却灰溶融炉システムを要旨とする。
【0019】
【発明の実施の形態】請求項1の発明のゴミ焼却炉で
は、燃料として、可燃性の廃棄物から形成した微細な固
体燃料又は液体燃料を使用するので、従来の様に重油等
を用いて加熱する必要がなく、省資源に寄与し、エネル
ギー的に有利である。また、炉内にて高温にて燃焼させ
て溶融スラグとするので、廃棄物である冷却固化したス
ラグ(滓砂)の減容化を図ることができる。更に、溶融
スラグを加熱して、溶融スラグと重金属である溶融メタ
ルとを分離するので、溶融スラグには重金属は含まれて
いない。よって、埋立地等に廃棄された滓砂から重金属
が漏れ出して環境を汚染することがない。その上、予め
重金属を分離するのであるから、分離した重金属の再利
用を図ることもできる。
【0020】請求項2の発明では、ゴミ焼却灰溶融炉
が、熱負荷率;1000000〜1800000kcal/
m3hr、平均炉内温度;1400〜1600℃の高密度高
速燃料炉であるので、好適にゴミを焼却して溶融スラグ
とすることができる。請求項3の発明では、固体燃料と
して、可燃性の廃棄物を例えば0.3cm程度に粉砕し
た微粒化固体燃料を使用することができ、この様に微粒
化されると、燃焼性に優れているという利点がある。
【0021】請求項4の発明では、微粒化固体燃料にゴ
ミ焼却灰を加えて燃焼させる。この場合、ゴミ焼却灰も
固定燃料と同程度に微粒化され、それらが混合されてい
ると燃料性が良いので好適である。尚、このゴミ焼却灰
としては、通常の焼却炉等で焼却され、まだ減容化が十
分でないものを用いると、減容化が促進されるので好適
である。
【0022】請求項5の発明では、ゴミ焼却灰溶融炉と
して、立設された筒状の縦室と縦室の側方にて接続され
て上方に傾斜した横室とを備えたものを採用できる。こ
の場合、横室にてゴミ焼却を行なって溶融スラグとする
とともに、縦室にて横室から供給された溶融スラグと溶
融メタルとを分離するので、ゴミの焼却及び溶融と、溶
融スラグ及び溶融メタルの分離とを、連続的に効率よく
行なうことができので好適である。
【0023】請求項6の発明では、横室の先端部に燃料
を燃焼させるバーナを備えたものを採用できる。この場
合、先端部、即ち上方の位置にあるバーナにてゴミの焼
却を行なって溶融スラグとし、そのまま溶融スラグを横
室の傾斜に沿って横室の根元側、即ち縦室側に案内する
ことができるので、構造的に優れたものである。
【0024】請求項7の発明では、バーナ近傍に点火用
の補助バーナを備えているので、例えば始動時等にこの
補助バーナにより容易に点火を行なうことができる。請
求項8の発明では、溶融スラグを縦室の下部のルツボに
集め、このルツボ内の溶融スラグを加熱部により加熱し
て更に高温とすることによって、溶融スラグから重金属
等である溶融メタルを分離することができる。
【0025】請求項9の発明では、加熱部として、溶融
スラグに挿入された例えば黒鉛電極に通電して加熱する
電気抵抗加熱装置を採用することができる。請求項10
の発明では、縦室の下部のルツボに、溶融スラグと溶融
メタルとを分離して取り出す取出口を各々設けているの
で、溶融スラグと溶融メタルとを容易に分離して取り出
すことができる。
【0026】請求項11の発明では、縦室及び横室が、
内側面ほど耐熱性が優れた傾斜機能材料から構成されて
いるので、極めて耐火性に優れている。また、外側表面
ほど金属成分が増加するものであれば、強度的にも優れ
ている。請求項12の発明のゴミ焼却灰溶融炉システム
では、上述したゴミ焼却灰溶融炉に、可燃性の廃棄物を
微細に破砕して供給する燃料供給装置を備えているの
で、良質な燃料の供給を連続的に且つ安定して行なうこ
とができる。
【0027】請求項13の発明では、ゴミ焼却灰溶融炉
に、可燃性の廃棄物を微細に破砕した微粒化固体燃料と
同様に微粒化したゴミ焼却灰とを混合して供給するの
で、ゴミの焼却とともに焼却灰の減容化を、連続的に安
定して行なうことができる。請求項14の発明では、ゴ
ミ焼却灰溶融炉の高温の燃焼排ガスを用いてスターリン
グエンジンを駆動し発電するので、排ガスの有効利用を
図ることができ、エネルギーコストが低減するという利
点がある。
【0028】請求項15の発明では、ゴミ焼却灰溶融炉
の燃焼排ガスを集め、その燃焼排ガスを外界に排出する
ガスと焼却灰とに分離する分離装置を備えているので、
クリーンな排ガスのみを排出することができ、環境浄化
に寄与する。
【0029】
【実施例】以下、本発明のゴミ焼却灰溶融炉及びゴミ焼
却灰溶融炉システムの実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は、実施例のゴミ焼却灰溶融炉を用いたゴミ焼
却灰溶融炉システムの説明図である。
【0030】図1に示す様に、本実施例のゴミ焼却灰溶
融炉システムは、燃料として可燃性のゴミ自身を使用す
るとともに、ゴミ焼却を高温にて行なって溶融スラグと
し、更に加熱して溶融スラグと溶融メタルとを分離して
排出するシステムである。 以下、本実施例のシステムを、上流側から順に説明す
る。
【0031】まず、可燃性のゴミとして、例えば廃プラ
スチックを投入するゴミ投入部1には、投入したゴミを
徐々に移動させるスクリュウ部材2と、ゴミ投入部1の
下部に配置されてゴミの排出量を調節するロータリバル
ブ3と、ロータリバルブ3の下方に設けられた開口部4
とを備えている。
【0032】また、前記ゴミ投入部1と並列に、焼却灰
を投入する焼却灰投入部5が配置されており、この焼却
灰投入部5には、投入した焼却灰を徐々に移動させるス
クリュウ部材6と、焼却灰投入部5の下部に配置されて
焼却灰の排出量を調節するロータリバルブ7と、ロータ
リバルブ7の下方に設けられた開口部8とを備えてい
る。尚、この焼却灰とは、例えば通常のゴミ焼却炉にて
一旦焼却されたゴミの焼却灰であるが、溶融スラグとな
るまで加熱されていないので、それほど減容化は進んで
いない。
【0033】前記ゴミ投入部1及び焼却灰投入部5の開
口部4,8の下方には、ベルトコンベア10が配置され
ており、開口部4,8から落とされたゴミ又は焼却灰
は、ベルトコンベア10によって搬送される。尚、前記
開口部4,8からは、ゴミ又は焼却灰のどちらか一方が
排出されるのみであり、それによって、ゴミ又は焼却灰
は分別して搬送されることになる。
【0034】前記ベルトコンベア10によって搬送され
たゴミ又は焼却灰(以下ゴミ等と称す)は、粗破砕機1
1内に投入される。この粗破砕機11により、ゴミ等は
数cmの大きさに破砕される。粗破砕機11から取り出
されたゴミ等は、中破砕機12内に投入される。この中
破砕機12では、ゴミ等はほぼ1cmの大きさに破砕さ
れる。
【0035】中破砕機12から取り出されたゴミ等は、
仕上げ破砕機13内に投入される。この仕上げ破砕機1
3では、ゴミ等はほぼ0.3cmの大きさに破砕され、
微粒化された固体燃料又は焼却灰となる。次に、仕上げ
破砕機13から取り出されたゴミ等は、リフト14によ
って上方に運ばれ、リフト上方部よりベルトコンベア1
5上に投入される。
【0036】このベルトコンベア15によって搬送され
たゴミ等は、その種類の応じて異なる容器に収容され
る。つまり、ゴミの場合には、ベルトコンベア15の下
方に位置する別のベルトコンベア16が図の右方向に移
動しているので、ゴミは、ベルトコンベア15から直接
に、ゴミ収容器18内に投入される。一方、焼却灰の場
合には、ベルトコンベア16が図の左方向に移動してい
るので、ベルトコンベア15によって搬送された焼却灰
は、ベルトコンベア16上に投入され、その後、ベルト
コンベア16によって搬送されて、焼却灰収容器19内
に投入される。
【0037】前記ゴミ収容器18には、投入したゴミを
徐々に移動させるスクリュウ部材21と、ゴミ収容器1
8の下部に配置されたロータリバルブ22と、ロータリ
バルブ22の下方に設けられた開口部23とを備えてい
る。また、前記焼却灰収容器19には、投入した焼却灰
を徐々に移動させるスクリュウ部材24と、焼却灰収容
器19の下部に配置されたロータリバルブ25と、ロー
タリバルブ25の下方に設けられた開口部26とを備え
ている。
【0038】尚、前記ゴミ収容器18又は焼却灰収容器
19に各々収容されたゴミ又は焼却灰は、上述した各破
砕機11,12,13によって破砕されているので、容
易に細い管の中を移動可能な様に、微粒化した固体とな
っている。前記ゴミ収容器18及び焼却灰収容器19の
開口部23,26からは、微粒化したゴミ及び焼却灰
が、細管である燃料供給路30に導入されて混合され
る。尚、ここで、ゴミと焼却灰とを混合して微粒化固体
混合燃料とするのは、一般の焼却炉等で低温にて(即ち
溶融化されないで)焼却された焼却灰を効率よく加熱溶
融して減容化を行なうためである。
【0039】また、前記燃料供給路30の端部には、管
内を負圧に保つために、ルーツブロワ34が接続されて
いるが、これは、固体である燃料の導入をスムーズに行
わせるためである。更に、燃料供給路30には、排ガス
から分離した焼却灰等を戻すために、小型の焼却灰収容
器35が接続されている。
【0040】そして、上述した微粒化固体混合燃料は、
燃料供給路30からゴミ焼却灰溶融炉31の主バーナ3
2に導かれる。このゴミ焼却灰溶融炉31は、ゴミを高
温にて焼却して溶融処理するためのものであり、後に詳
述する様に、円筒状の縦室41と、縦室41の側面に接
続された横室42とを備えている。そして、この横室4
2にて高温で焼却された微粒化固体混合燃料は、溶融ス
ラグとなって、横室42から縦室41の下部のルツボ4
1bに導かれ、一方、焼却によって発生した燃焼排ガス
は、縦室41上部に導かれる。
【0041】この縦室41内部には、スターリングエン
ジン59を駆動させる管体43が配置されており、縦室
41上端には、排ガスを排出するための排出路44が設
けられている。排出路44は、ガス減温清浄機45に接
続されており、ガス減温清浄機45の内部では、(融点
降下剤である)消石灰スラリーが噴霧され、塩素や亜硫
酸ガスを除去して清浄な排ガスと微細な粉体(焼却灰と
反応物)との分離が行われる。ガス減温清浄機45の下
部にはロータリバルブ46が設けられており、このロー
タリバルブ46を介して開口部47から、粉体が下方の
ベルトコンベア48に投入される。
【0042】一方、ガス清浄機45の上部から排出され
る排ガスは、マルチサイクロン51に導入され、更に排
ガスと(微細な)粉体との分離が行われる。マルチサイ
クロン51の下部にもロータリバルブ52が設けられて
おり、このロータリバルブ52を介して開口部53か
ら、粉体が前記ベルトコンベア48に投入される。
【0043】尚、このベルトコンベア48によって搬送
された粉体は、前記焼却灰収容器35内に投入される
が、この焼却灰収容器35には、別途、塩基性調整用
(=融点調整用)の消石灰が投入される。また、マルチ
サイクロン51の上部から排出される排ガスは、排気フ
ァン54により、煙突55を介して外界に排出される。
【0044】次に、前記ゴミ焼却灰溶融炉31の詳細
について、図2及び図3に基づいて説明する。図2に示
す様に、本実施例の要部であるゴミ焼却灰溶融炉31
は、ゴミの焼却を行なって溶融スラグとする(炉本体あ
る)横室42が、縦室41の側面に内部が連通するよう
に接続されたものであり、横室42は、溶融スラグが徐
々に縦室41に導かれる様に(即ち縦室41側が下がる
様に)約3度傾いている。
【0045】前記横室42は、先端部が円錐形とされた
円筒状であり、内径0.65m、内部の長さ3.3m、
内容積約1m3、壁部42aの厚さ350〜400m
m、炉圧10〜20mmAqに設定されている。一方、
縦室41は、その下部にルツボ41bを備えた円筒状で
あり、内部の長さ300mm、壁部41aの厚さ350
mmとされ、その下から約1/3の部分に横室42が接
続されている。
【0046】尚、前記壁部41a,42aは、いわゆる
傾斜材料から構成されている。つまり、内側はセラミッ
ク材料であるが、外側によくほど徐々にその成分が変化
して金属材料となっている。そのため、耐熱性に優れる
とともに、強度的にも優れている。
【0047】前記横室42の根元側の縦室41との境に
は、空中に浮遊する焼却灰が縦室41に入らないよう
に、スラグスクリーン42bが配置されている。また、
横室42の円錐状の先端側には、前記主バーナ32と補
助バーナ(副バーナ)61とが配置されている。
【0048】主バーナ32は、燃料供給路30から供給
される微粒化固体混合燃料を燃焼させるものであり、そ
の中心に燃料供給路30と接続された燃料供給口32a
が設けられ、燃料供給口32aの外周に、2つの空気供
給口32b,32cが環状に設けられている。この主バ
ーナ32は、その熱負荷が、例えば1000000kca
l/m3hrであり、その燃焼によって、横室42内の温度
は1400℃程度まで上昇する。
【0049】尚、前記空気供給口に32b,32cに送
られる空気は、ターボブロワ62により吸引されるもの
であるが、ゴミ焼却灰溶融炉31から排出される(ベル
トコンベア63上の)溶融スラグによって加熱されるの
で、高い温度となっている。一方、副バーナ61は、始
動時等に使用されるものであり、始動時には、着火し易
い例えば重油等の燃料と空気とが供給されて燃焼するの
で、着火性が向上する。
【0050】また、前記縦室41のルツボ41bの底部
には、溶融メタル排出口41cが設けられ、この溶融メ
タル排出口41cの反対側でやや上方には、溶融スラグ
排出口41dが設けられている。そして、溶融メタル排
出口41cの下方には、溶融メタルを受ける溶融メタル
収容器64が配置され、溶融スラグ排出口41dの下方
には、溶融スラグを受ける前記ベルトコンベア63が配
置されている。
【0051】尚、このベルトコンベア63の上方と横室
42の外部の下方とを連通して、ターボブロア63にて
吸引する空気を加熱するために、吸引用通路65が設け
られている。図3に示す様に、縦室41のルツボ41b
に貯められた溶融スラグには、2本の黒鉛電極67の先
端が挿入されている。この黒鉛電極67は、横室42の
接続方向とはほぼ垂直の面に配置されるもので、約45
度傾斜して左右で(先端部が離間した)V字を形成して
いる。そして、黒鉛電極67には交流電圧が印加される
ので、抵抗加熱によって、溶融スラグが加熱されること
になる。それによって、溶融スラグは1600℃程度ま
で上昇するので、溶融スラグと溶融メタルとが分離す
る。
【0052】また、図4に示す様に、縦室41の上部に
は、スターリングエンジン59を駆動させるための管体
43が配置されており、この管体43にスターリングエ
ンジン59が接続されている。このスターリングエンジ
ン59は、いわゆる2ピストン形のものであり、ピスト
ンの位相角は90度に設定されている。つまり、スター
リングエンジン59のヒータに相当するものが、炉内に
配置された管体43であり、この管体43の一方は、一
方のシリンダ59aに接続され、管体43の他方は、再
生熱交換器71に接続され、再生熱交換器71は、空気
による冷却器(クーラ)72を介して、他方のシリンダ
59bに接続されている。
【0053】そして、この構成によって駆動されて回転
するスターリングエンジン59の回転力は、発電機73
に伝達されて発電が行われる。 次に、本実施例のゴミ焼却灰溶融炉システムにおける
処理の全体の流れについて説明する。
【0054】図1に示す様に、可燃性のゴミ(灰プラス
チック)又は焼却灰は、各々別個に各破砕機11,1
2,13に送られて破砕され、微粒化された固体とな
り、その後、ゴミ収容器18又は焼却灰収容器19に各
々別個に収容される。次に、ゴミ収容器18及び焼却灰
収容器19から、ルーツブロア34によって負圧に保た
れた燃料供給路30に対し、微粒化されたゴミ及び焼却
灰が供給されて混合される。つまり、ゴミ及び焼却灰が
燃料供給路30に送られることによって微粒化固体混合
燃料となり、そのまま燃料供給路30にて送られる。こ
の時、他の焼却灰収容器35から、消石灰と回収された
焼却灰とが、同様に燃料供給路30に投入される。
【0055】そして、燃料供給路30にて送られた微粒
化固体混合燃料は、主バーナ32に導入される。この主
バーナ32には、微粒化固体混合燃料とともに、ターボ
ブロワ62によって高温の空気が送られ、それによって
燃焼するので、高温(約1400℃)の燃焼が行なわれ
ることになる。
【0056】次に、主バーナ32にて焼却された微粒化
固体混合燃料は、非常な高温となるので溶融して溶融ス
ラグとなり、横室42の底部をその傾斜に沿って徐々に
縦室41側に流れてゆき、縦室41下部のルツボ41b
に収容される。このルツボ41bでは、黒鉛電極67に
よる電気抵抗加熱が行われるので、更に溶融スラグの温
度が上昇する(約1600℃)。そのため、溶融スラグ
から重金属である溶融メタルが分離し、この比重の大き
な溶融メタルはルツボ41bの下部に溜る。
【0057】そして、ルツボ41bの底部に溜った溶融
メタルは、溶融メタル排出口41cから排出され、溶融
メタル収容器64に収容される。一方、溶融メタルの上
方の溶融スラグは、溶融スラグ排出口41dから排出さ
れ、ベルトコンベア63に搬送されて、所定の場所に集
められる。
【0058】また、主バーナ32による焼却によって発
生する排ガスは、縦室41の上部に導かれるが、この排
ガスの温度(〜約600℃)を利用して、上述したスタ
ーリングエンジン59を駆動して発電が行われる。更
に、縦室41の上部から排出される排ガスは、ガス減温
清浄機45からマルチサイクロンに導かれ、各々清浄な
排ガスと微粒化した粉体とに分離される。そして、分離
された焼却灰は、再度燃料供給路30側に戻され、一方
排ガスは、排気ファン54によって送られて、外部に排
出される。
【0059】この様に、本実施例では、燃料として微粒
化した可燃性ゴミを使用しているので、重油等のゴミ焼
却用の燃料を必要とせず、省資源に寄与するとともに焼
却コストを低減できるという効果がある。また、焼却し
たゴミを溶融スラグとし、その溶融スラグを固化して滓
砂として廃棄するので、ゴミの減容化を実現することが
できる。また、溶融スラグから溶融メタルを分離して取
り出すことができるので、取り出した重金属の再利用を
図ることができる。更に、溶融スラグから重金属を取り
出すので、廃棄される滓砂中には、重金属が含まれてお
らず、よって、埋立地における重金属の汚染が生じるこ
ともない。
【0060】更に、本実施例のゴミ焼却灰溶融炉は、連
続出滓である湿式炉であるので、ストーカー等が必要な
く、装置構造が簡易化されるという利点がある。その
上、高温の排ガスをスターリングエンジン59にて有効
利用することができるので、エネルギーコストが低減す
る。
【0061】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、本実施例の要旨を逸脱しない範囲内で各種の
態様で実施できることは勿論である。例えば燃料として
ゴミを微粒化した固体燃料を用いるだけでなく、この固
体燃料に適宜液体を加えて液体状の燃料として、また、
この固体燃料に化学的又は熱的処理を加えて液体燃料と
し、バーナにて燃焼させてもよい。
【0062】
【発明の効果】本発明のゴミ焼却灰溶融炉及びゴミ焼却
灰溶融炉システムでは、燃料として可燃性のゴミを加工
したものを使用することができ、しかも高温にて焼却処
理することによって、溶融スラグと溶融メタルとを分離
して取り出すことができる。
【0063】そのため、焼却したゴミの減容化を実現で
きるとともに、重金属を除去して安全無害化を実現で
き、除去した重金属による資源の有効利用を図ることが
できる。また、燃料として処理すべきゴミを利用するの
で、エネルギーコスト的に有利であるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例のゴミ焼却灰溶融炉システムを示す
説明図である。
【図2】 本実施例のゴミ焼却灰溶融炉の断面を示す説
明図である。
【図3】 本実施例のゴミ焼却灰溶融炉の縦室の断面を
示す説明図である。
【図4】 スターリングエンジンのシステムを示す説明
図である。
【符号の説明】
31…ゴミ焼却灰溶融炉 32…主バーナ 41…縦室 41b…ルツボ 42…横室 59…スターリ
ングエンジン 67…黒鉛電極

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可燃性の廃棄物から形成した微細な固体
    燃料又は液体燃料を、炉内にて高温にて燃焼させて溶融
    スラグとするとともに、該溶融スラグを更に加熱して、
    該溶融スラグと溶融メタルとを分離することを特徴とす
    るゴミ焼却灰溶融炉。
  2. 【請求項2】 前記ゴミ焼却灰溶融炉が、熱負荷率;1
    000000〜1800000kcal/m3hr、平均炉内温
    度;1400〜1600℃の高密度高速燃料炉であるこ
    とを特徴とする前記請求項1記載のゴミ焼却灰溶融炉。
  3. 【請求項3】 前記固体燃料が、可燃性の廃棄物を粉砕
    した微粒化固体燃料であることを特徴とする前記請求項
    1又は2記載のゴミ焼却灰溶融炉。
  4. 【請求項4】 前記微粒化固体燃料にゴミ焼却灰を加え
    て燃焼させることを特徴とする前記請求項3記載のゴミ
    焼却灰溶融炉。
  5. 【請求項5】 前記ゴミ焼却灰溶融炉が、立設された筒
    状の縦室と、該縦室の側方にて接続されて上方に傾斜し
    た横室と、を備え、前記横室にてゴミ焼却を行なって溶
    融スラグとするとともに、前記縦室にて前記横室から供
    給された溶融スラグと溶融メタルとを分離することを特
    徴とする前記請求項1〜4のいずれか記載のゴミ焼却灰
    溶融炉。
  6. 【請求項6】 前記横室の先端部に燃料を燃焼させるバ
    ーナを備えたことを特徴とする前記請求項5記載のゴミ
    焼却灰溶融炉。
  7. 【請求項7】 前記バーナ近傍に点火用の補助バーナを
    備えたことを特徴とする前記請求項6記載のゴミ焼却灰
    溶融炉。
  8. 【請求項8】 前記溶融スラグを前記縦室の下部のルツ
    ボに集め、該溶融スラグを更に加熱する加熱部を備えた
    ことを特徴とする前記請求項5〜7のいずれか記載のゴ
    ミ焼却灰溶融炉。
  9. 【請求項9】 前記加熱部が、前記溶融スラグに挿入さ
    れた電極に通電して加熱する電気抵抗加熱装置であるこ
    とを特徴とする前記請求項8記載のゴミ焼却灰溶融炉。
  10. 【請求項10】 前記縦室の下部のルツボに、前記溶融
    スラグと溶融メタルとを分離して取り出す取出口を各々
    設けたことを特徴とする前記請求項8又は9記載のゴミ
    焼却灰溶融炉。
  11. 【請求項11】 前記縦室及び横室が、内側面ほど耐熱
    性が優れた傾斜機能材料から構成されていることを特徴
    とする前記請求項1〜10のいずれか記載のゴミ焼却灰
    溶融炉。
  12. 【請求項12】 前記請求項1〜11のいずれか記載の
    ゴミ焼却灰溶融炉に、その燃料として、可燃性の廃棄物
    を微細に破砕して供給する燃料供給装置を備えたことを
    特徴とするゴミ焼却灰溶融炉システム。
  13. 【請求項13】 前記ゴミ焼却灰溶融炉に、その燃料と
    して、可燃性の廃棄物を微細に破砕した微粒化固体燃料
    と同様に微粒化したゴミ焼却灰とを混合して供給する燃
    料供給装置を備えたことを特徴とする前記請求項12記
    載のゴミ焼却灰溶融炉システム。
  14. 【請求項14】 前記ゴミ焼却灰溶融炉の高温の燃焼排
    ガスを用いてスターリングエンジンを駆動し発電するシ
    ステムを有することを特徴とする前記請求項12又は1
    3記載のゴミ焼却灰溶融炉。
  15. 【請求項15】 前記ゴミ焼却灰溶融炉の燃焼排ガスを
    集め、該燃焼排ガスを外界に排出するガスと、焼却灰と
    に分離する分離装置を備えたことを特徴とする前記請求
    項12〜14のいずれか記載のゴミ焼却灰溶融炉システ
    ム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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