JPH096077A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH096077A
JPH096077A JP7174283A JP17428395A JPH096077A JP H096077 A JPH096077 A JP H096077A JP 7174283 A JP7174283 A JP 7174283A JP 17428395 A JP17428395 A JP 17428395A JP H096077 A JPH096077 A JP H096077A
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JP
Japan
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scanner unit
optical scanner
image forming
image
forming apparatus
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JP7174283A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Yamashita
秀敏 山下
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像データの劣化や電気的ノイズの影響を受
けず、高画質化,高精細化できる画像形成装置を提供す
る。 【構成】 像担持体と、この像担持体に潜像を形成する
光学スキャナユニット3と、この光学スキャナユニット
3を制御する制御手段である制御基板7と、を有し、光
学スキャナユニット3と近接した位置に制御基板7を配
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば電子写真技術を利
用したプリンタや複写機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真技術を利用した画像形成装置は
ドットマトリクス方式や熱転写方式などの画像形成装置
と比較して、精細な画像を安価で得ることができる。
【0003】電子写真方式の画像形成装置は像担持体上
に潜像を形成し、この潜像に対して現像剤(以下、トナ
ーと称す。)で現像し、転写材にトナーを転写,定着さ
せることによって画像を得る。
【0004】電子写真技術は光導電性を応用しており、
光導電体を塗布された像担持体に光を当てて潜像を形成
している。
【0005】この光として指向性の高いレーザ光を使用
すると、スポット光径すなわち形成画素を小さくするこ
とが可能となる。画素が小さくなればなるほど高精細な
画像が得られるのである。
【0006】図10に従来の画像形成装置の要部概略図
を示す。
【0007】図10において、光学スキャナユニット1
03内の電気アクチュエータを制御する制御基板107
を装置内の他のユニット配置を含めて便宜上、光学スキ
ャナユニット103から離れた位置にしていた。
【0008】前述のとおり、画像形成装置の高画質化,
高精細化が進むにつれて画像データ量が多くなり、ま
た、電気処理を高速化するために制御基板107上の電
気振動数を大きくしたり、発熱による誤動作を防ぐため
弱電流化する方法がとられていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像デ
ータ数が多いとこの光学スキャナユニット103と制御
基板107を結ぶケーブル内を流れる画像データ電流が
電気的ノイズの影響を受け、形成画像の乱れが顕著にな
る傾向がある。
【0010】さらに、図10に示した画像形成装置で
は、制御基板107からスキャナユニット103へ画像
データなどを伝送するケーブル109,110を長くと
らなければならず、ケーブル109,110が長い分だ
け伝送経路中での画像データの劣化や電気的ノイズの影
響を受けやすくなっていた。
【0011】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、画像デ
ータの劣化や電気的ノイズの影響を受けず、高画質化,
高精細化できる画像形成装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、像担持体と、この像担持体に潜像
を形成する光学スキャナユニットと、この光学スキャナ
ユニットを制御する制御手段と、を有する画像形成装置
において、前記光学スキャナユニットと近接した位置に
前記制御手段を配したことを特徴とする。
【0013】前記光学スキャナユニットを装置本体より
取り外すと同時に、前記光学スキャナユニットへの電流
供給が切断されるとよい。
【0014】前記光学スキャナユニットへの電流供給経
路を切断することで、光学スキャナユニットが装置本体
から取り外し可能となるとよい。
【0015】前記光学スキャナユニットの筐体面のう
ち、前記制御手段に対向する位置に絶縁シートを設ける
とよい。
【0016】前記光学スキャナユニットの筐体面に導電
性部材を設け、この導電性部材と前記制御手段とを導通
させる導通手段を設けるとよい。
【0017】
【作用】上記のように構成された画像形成装置では、光
学スキャナユニットと近接した位置に制御手段を配した
ので、この2つの部材を導通するケーブルが短くなる。
【0018】光学スキャナユニットを装置本体より取り
外すと同時に、光学スキャナユニットへの電流供給が切
断されることで、この光学スキャナユニットが取り外さ
れた場合、光学スキャナユニットからレーザが発光され
ることはない。
【0019】光学スキャナユニットへの電流供給経路を
切断することで、光学スキャナユニットが装置本体から
取り外し可能となることで、この光学スキャナユニット
が取り外された状態でレーザが発光されることはない。
【0020】光学スキャナユニットの筐体面のうち、制
御手段に対向する位置に絶縁シートを設けることで、光
学スキャナユニットから制御手段に電気的な影響を与え
ることがなくなる。
【0021】光学スキャナユニットの筐体面に導電性部
材を設け、この導電性部材と制御手段とを導通させる導
通手段を設けることで、電気グランドと導通される。
【0022】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。
【0023】まず、図1に示すような画像形成装置の全
体構成を概略説明すると、光学スキャナユニット3から
レーザ光に変換された画像データを像担持体1に照射
し、像担持体1上に静電潜像を形成する。
【0024】その潜像に対応して現像剤による像を形成
する。これと同期して記録媒体Pは搬送手段2によって
像担持体1の下まで搬送され、像担持体1上の現像が転
写手段4の作用によって記録媒体Pに転写される。現像
剤像を転写された記録媒体Pを定着手段5へ搬送して現
像剤定着を行ない、排出部6へ排出する構成となってい
る。
【0025】図2は本発明の画像形成装置の光学スキャ
ナユニット3周辺を示す概略図である。
【0026】図2において、制御基板7は、光学スキャ
ナユニット3の上部に近接配置されている。この実施例
では上部に配置されているが、もちろん、近接する位置
であればよい。
【0027】これにより制御基板(制御手段)7から画
像データなどを光学スキャナユニット3へ伝送するケー
ブル9,10を短くすることが可能となる。
【0028】短くすれば画像データの劣化やノイズの影
響を小さくすることができ、より鮮明な画像が得られ
る。
【0029】この発明の具体例を図3(平面図)、図4
(正面図)に示す。
【0030】装置本体支持部材の一つであるステー8
(図2参照)の上に光学スキャナユニット3が締結部材
15(15a〜15d)で留められており、その上をま
たぐように基板支持部材17(17a,17b)が備わ
っている。
【0031】基板支持部材17には光学スキャナユニッ
ト3をコントロールする制御基板7が締結部材16(1
6a〜16d)でついている。光学スキャナユニット3
と制御基板7の間はケーブル9,10でつながれてお
り、画像などのデータを伝送する役割を担っている。ま
た、ケーブル14は制御基板7へ電源を供給するケーブ
ルである。
【0032】ここで本発明を実行するにあたり、光学ス
キャナユニット3と制御基板7を人の手で同時に持ち上
げられる、という問題が新たに生じることとなる。この
問題には通常、装置内にのみ照射されるレーザ光が、装
置保守時などに両者を一緒に持ち上げた場合にレーザ光
が外へ漏れる可能性を含んでおり、人間の目がレーザ光
にさらされる危険がある。
【0033】この問題を解決する例として、図5に示す
ように光学スキャナユニット3の下にスイッチ18を備
え、光学スキャナユニット3を取り外すのと連動して光
学スキャナユニット3への電源供給を断ち切る構成をと
れば良い。
【0034】また、別の実施例として図6に示すよう
に、光学スキャナユニット3を留めている締結部材15
cの導通を利用する手段もある。
【0035】光学スキャナユニット3内の電流回路の一
部を、締結部材15cおよび端子19,端子20にて形
成し、この締結部材15cを外した光学スキャナユニッ
ト3単体では、この端子19,端子20の間は絶縁され
ている。つまり、締結部材15cにて導通されている。
【0036】よって、光学スキャナユニット3をステー
8に載せて、導通性のある締結部材15cを締め込んで
はじめて端子19と端子20は電気的に接続され、光学
スキャナユニット3内に電流が流れる構成である。ステ
ー8が導電材質であるならば、締結部材15cをとめる
相手部材21を絶縁材質で作る必要がある。
【0037】また、レーザ光から作業者の安全を確保す
る手段として、強制的に光学スキャナユニット3への電
気供給経路を断ち切らなければ光学スキャナユニット3
を外せない構成を取る方法もある。その実施例を図7に
示す。
【0038】隠し部材22を装置から外さなければ、制
御基板7を留めている締結部材の一部(16a)にドラ
イバーなどの道具をアプローチできなくし、締結部材1
6aを外せない構成にする。
【0039】また、この隠し部材22は開口22aがあ
り、その中を制御基板7へ電流供給するケーブル14が
通っており、制御基板7からケーブル14のコネクタ1
4aを外さない限り隠し部材22を外せなくする。
【0040】光学スキャナユニット3への電流供給は制
御基板7を介して、ケーブル9または10で行なわれ
る。そうすることで結果的に、光学スキャナユニット3
に導かれる電流の経路を一度作業者自身が断ち切らなけ
れば、光学スキャナユニット3を外せないという構成を
実現できる。
【0041】隠し部材22を通るケーブルはもちろんケ
ーブル9や10でもいいし、電源供給源と直接光学スキ
ャナユニット3と結線するケーブルでも良い。ただし、
この隠し部材22を通るケーブルを外すことでレーザが
発光されない構成とする必要がある。
【0042】また、光学スキャナユニット3と制御基板
7を近接して配置する際に生じる新たな問題として、両
者の接触による電気ショートの可能性がある。
【0043】光学スキャナユニット3は組立性や筐体自
体の精度向上のため、ある一つの面を金属で作って筐体
の蓋とすることがある。その金属蓋と制御基板7上に実
装している電気素子が接触してショートし、装置誤動作
の原因となる。
【0044】そこで、絶縁体を金属蓋と制御基板7の間
に介在させなければならないが、本実施例では図8に示
すように、その絶縁シート23を光学スキャナユニット
3にある金属蓋(導電性部材)24上で制御基板7(破
線で図示)に対向する位置に貼る。
【0045】絶縁シート23には装置保守作業者にレー
ザ光に対する注意を促すために、文字やマークを付けた
り絶縁シート23自体を目立つ色にしたりする。絶縁シ
ート23を一枚貼ることによって装置の信頼性を高める
のと同時に、作業者の安全を確保することができるので
ある。
【0046】また、光学スキャナユニット3の金属蓋2
4内部の誘起電荷から発生する放射ノイズが、画像形成
装置自身への誤動作の原因や装置設置場所の周囲環境へ
の影響を及ぼすという懸念があったが、光学スキャナユ
ニット3に制御基板7を近接配置させ以下に示すように
構成することで解決できる。
【0047】図9に示すように、光学スキャナユニット
3にある金属蓋24の一部に制御基板7を締結する締結
部材(導通手段)16dの座24aを形成する。
【0048】制御基板7と座24aが接触するお互いの
面の導通、または締結部材16dと制御基板7,座24
aの導通のいずれかを満足(両機能を合わせ持っていて
もよい)し、かつ制御基板7の接触面が電圧がゼロであ
る電気グランドに通じているならば、金属蓋24に電荷
がたまることはなく、結果的に金属蓋24からの放射ノ
イズの発生を回避できるのである。
【0049】
【発明の効果】本発明は以上の構成および作用を有する
もので、光学スキャナユニットと近接した位置に制御手
段を配したので、この2つの部材を導通するケーブルが
短くなり、ノイズが低減でき、画像データの劣化や電気
的ノイズの影響を受けず、高画質化,高精細化できる。
【0050】光学スキャナユニットを装置本体より取り
外すと同時に、光学スキャナユニットへの電流供給が切
断されることで、この光学スキャナユニットが取り外さ
れた場合、光学スキャナユニットからレーザが発光され
ることはなく、レーザ光が漏れるという従来の危険性は
ない。
【0051】光学スキャナユニットへの電流供給経路を
切断することで、光学スキャナユニットが装置本体から
取り外し可能となることで、この光学スキャナユニット
が取り外された状態でレーザが発光されることはなく、
レーザ光が漏れるという従来の危険性はない。
【0052】光学スキャナユニットの筐体面のうち、制
御手段に対向する位置に絶縁シートを設けることで、光
学スキャナユニットから制御手段に電気的な影響を与え
ることがなくなり、漏電せずショート防止となる。
【0053】光学スキャナユニットの筐体面に導電性部
材を設け、この導電性部材と制御手段とを導通させる導
通手段を設けることで、電気グランドと導通され、制御
手段に電荷が蓄積されることはなく、放電ノイズは発生
しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の画像形成装置を示す概略図であ
る。
【図2】図2は本発明の画像形成装置に適用された光学
スキャナユニットと制御基板を示す斜視図である。
【図3】図3は本発明の画像形成装置に適用された光学
スキャナユニットと制御基板を示す平面図である。
【図4】図4は本発明の画像形成装置に適用された光学
スキャナユニットと制御基板を示す正面図である。
【図5】図5は本発明の画像形成装置に適用された光学
スキャナユニットとスイッチを示す概略図である。
【図6】図6は本発明の画像形成装置に適用された光学
スキャナユニットの締結部を示す概略図である。
【図7】図7は本発明の画像形成装置に適用された光学
スキャナユニットと制御基板と隠し部材を示す平面図で
ある。
【図8】図8は本発明の画像形成装置に適用された光学
スキャナユニットと絶縁シートを示す平面図である。
【図9】図9は本発明の画像形成装置に適用された光学
スキャナユニットと制御基板を示す正面図である。
【図10】図10は従来の画像形成装置に適用された光
学スキャナユニットと制御基板を示す概略図である。
【符号の説明】
1 像担持体 3,103 光学スキャナユニット 7,107 制御基板(制御手段) 14 ケーブル 16d 締結部材(導通手段) 18 スイッチ 22 隠し部材 23 絶縁シート 24 金属蓋(導電性部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/19 H04N 1/04 102

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、この像担持体に潜像を形成
    する光学スキャナユニットと、この光学スキャナユニッ
    トを制御する制御手段と、を有する画像形成装置におい
    て、 前記光学スキャナユニットと近接した位置に前記制御手
    段を配したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記光学スキャナユニットを装置本体よ
    り取り外すと同時に、前記光学スキャナユニットへの電
    流供給が切断されることを特徴とする請求項1に記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記光学スキャナユニットへの電流供給
    経路を切断することで、光学スキャナユニットが装置本
    体から取り外し可能となることを特徴とする請求項1に
    記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記光学スキャナユニットの筐体面のう
    ち、前記制御手段に対向する位置に絶縁シートを設ける
    ことを特徴とする請求項1,2または3に記載の画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】 前記光学スキャナユニットの筐体面に導
    電性部材を設け、この導電性部材と前記制御手段とを導
    通させる導通手段を設けたことを特徴とする請求項1,
    2,3または4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP7174283A 1995-06-16 1995-06-16 画像形成装置 Pending JPH096077A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7174283A JPH096077A (ja) 1995-06-16 1995-06-16 画像形成装置

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JP7174283A JPH096077A (ja) 1995-06-16 1995-06-16 画像形成装置

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JPH096077A true JPH096077A (ja) 1997-01-10

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ID=15975966

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JP7174283A Pending JPH096077A (ja) 1995-06-16 1995-06-16 画像形成装置

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JP (1) JPH096077A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009075522A (ja) * 2007-09-25 2009-04-09 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2012098540A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Fuji Xerox Co Ltd 露光装置および画像形成装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009075522A (ja) * 2007-09-25 2009-04-09 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
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Effective date: 20021001