JPH0960195A - 木造家屋用長尺木材 - Google Patents

木造家屋用長尺木材

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JPH0960195A
JPH0960195A JP21786195A JP21786195A JPH0960195A JP H0960195 A JPH0960195 A JP H0960195A JP 21786195 A JP21786195 A JP 21786195A JP 21786195 A JP21786195 A JP 21786195A JP H0960195 A JPH0960195 A JP H0960195A
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JP
Japan
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long
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long timber
wooden house
timber
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JP21786195A
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Inventor
Takashi Nakajo
隆志 中條
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Ibiden Co Ltd
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Ibiden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 木材の組立て位置情報が確実に読み取れるよ
うに表記された木造家屋用長尺木材を提供すること。 【解決手段】 原料木材の切断加工により、端面に雄仕
口を設けると共に、側面には軸方に沿って端面に達する
背割り用スリットを設けてなる、樹芯を含んだ長尺木材
において、長尺木材の組立て位置情報が、該雄仕口の端
面および/または胴付け面の複数箇所に表されているこ
とを特徴とする木造家屋用長尺木材である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレカット工法
によって建築される木造家屋に用いて好適な木造家屋用
長尺木材に関し、特にプレカット材に組立て位置情報が
印刷表記された長尺木材について、その印刷表記の仕方
に特徴を有する長尺木材についての提案である。
【0002】
【従来の技術】木造家屋の建築工法の一つとして、プレ
カット工法と呼ばれる方法がある。このプレカット工法
は、原料木材を予め加工工場にてプレカットし、こうし
て継手および仕口構造(ほぞやほぞ穴等)などが形造ら
れたプレカット材を建築現場に運んで組み立てる方法で
ある。それ故に、この工法は、現場での加工作業を節減
でき、コスト削減や工期短縮を図ることができるという
利点がある。
【0003】このような建築工法に用いるプレカット材
は、通常、建築現場での組立て作業を容易にするため
に、組立て位置に、文字「い、ろ、は・・・」と数字
「一、二、三・・・」で表記された組立て位置情報が印
刷されている。例えば、木材同士が交差して組み合わさ
れる位置については、「い−三」や「は−二」のような
符号を印字して、その組立て位置情報としている(図5
参照)。
【0004】こうした組立て位置情報の表記法について
は、従来、特開平3−82501 号公報には、プレカット加
工処理が施された材木の側面部に、当該材木に関する各
種情報を鮮明かつ確実に印字する材木加工制御方式が、
また、特開平3−63355 号公報には、長尺木材の木口面
にも組立て位置情報を印字する方法が、それぞれ提案さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、原料木材の
なかには、年輪の中心部分(樹芯)を含んだ,いわゆる
芯持ち材と呼ばれるものがある。この芯持ち材は、乾燥
処理などを施すとその年輪にそって収縮し、木材の側面
に多数のひび割れが発生するという欠点があった(図6
の(a) )。そのため、芯持ち材を柱材などに適用するた
めに、従来、その芯持ち材の側面に「背割り」と呼ばれ
るスリットを設ける工夫がなされてきた(図6の(b)
)。このようなスリットがあると、乾燥収縮時にその
スリットが開くことにより、上述したひび割れの発生を
防止することができる(図6の(b) )。
【0006】しかしながら、このような背割りを設けた
加工材の場合、その端面に組立て位置情報を印刷する
と、その背割りによって組立て位置情報の一部が表記さ
れず、時としてこの情報を読み取ることができなくなる
という問題があった。このような問題は、芯持ち材以外
の原料木材を用いた加工材についても同様に生じること
である。例えば、胴付け部分に他の加工材を嵌め込むた
めの雌仕口(例えば、ほぞ穴)を切削加工により形成し
た加工材の場合、その端面(胴付け面)に組立て位置情
報を印刷すると、その雌仕口によって組立て位置情報の
一部が表記されず、時としてこの情報を読み取ることが
できなくなるという問題が生じる。
【0007】この発明の目的は、背割りや雌仕口(ほぞ
穴等)が加工形成されていても、木材の組立て位置情報
が確実に読み取れるように印刷表記された木造家屋用長
尺木材を提供することにある。この発明の他の目的は、
現場での組立作業性に優れる木造家屋用長尺木材を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明者は、上記目的を実
現できる技術として、以下に示す内容を要旨構成とする
発明を提案する。即ち、この発明は、 (1) 原料木材の切断加工により、端面に雄仕口を設ける
と共に、側面には軸方向に沿って端面に達する背割り用
スリットを設けてなる、樹芯を含んだ長尺木材におい
て、この長尺木材の組立て位置情報が、該雄仕口の端面
および/または胴付け面の複数箇所に表記されているこ
とを特徴とする木造家屋用長尺木材である(第1発
明)。 (2) 原料木材の切断加工により、端面に雄仕口を設ける
と共に、側面を含む胴付け面には雌仕口を設けてなる長
尺木材において、この長尺木材の組立て位置情報が、該
胴付け面の複数箇所に表記されていることを特徴とする
木造家屋用長尺木材である(第2発明)。
【0009】
【発明の実施の形態】第1発明は、樹芯を含んだいわゆ
る芯持ち材に対し所定のプレカット加工を行うことによ
り、その端面に雄仕口を設けると共に、側面には軸方向
に沿って端面に達する背割り用スリットを設けてなる、
長尺木材に関するものである。それ故に、乾燥条件下で
も、上記背割りが開くことによって側面に発生するひび
割れを防止できるので、木造家屋用として適用できる。
しかしながら、上記長尺木材に設けた雄仕口の端面や胴
付け面には、背割りのスリットが切り込むために、その
背割り部分に印刷される組立て位置情報を読み取ること
ができなくなるという問題があった。そこで、第1発明
の木造家屋用長尺木材は、上記雄仕口の端面および/ま
たは胴付け面の複数箇所に、長尺木材の組立て位置情報
を印刷表記することにより、前記位置情報を確実に読み
取れるような構成としたのである。
【0010】このような構成とすることにより、長尺木
材に設けた雄仕口の端面や胴付け面に背割りが形成され
ていても、組立て位置情報が2箇所以上に印刷表記され
ているので、背割り部分以外に印刷された表記を読み取
ることで、前記位置情報を確認することができる。その
結果、その長尺木材が、木造家屋の軸組みのどの位置に
相当するのかを瞬時に確認することができ、組み立て作
業性を改善することができる。しかも、印字可能領域を
検索する必要もないため、その検索システムが不要とな
り、作業工程を簡略化することができる。
【0011】なお、この発明において、背割りの形状
は、その断面が長方形であってもくさび形であってもよ
い。即ち、背割りのスリット幅が長尺木材の側面側と中
心側で同じであってもよく(長方形)、またその幅が長
尺木材の側面側の方が中心側よりも大きくしてあっても
よい(くさび形)。特に、歪みを考慮する場合は、乾燥
収縮が年輪の周方向に沿って生じるため、その断面をく
さび形にすることがより好適である。この場合、そのく
さび形断面の斜辺を延長した直線の交わる角度(図7参
照)は、2〜20°程度であることが望ましい。この理由
は、2°未満では歪みによる応力が発生して強度低下を
招き、20°を超えるとやはり強度の低下を招くからであ
る。また、この発明において、ほぞに背割りが切り込ん
でいる場合には、ほぞが背割りのスリットにより変形す
るため、ほぞ穴に挿入しやすく組立て作業に有利であ
る。
【0012】第2発明は、原料木材(芯持ち材を含む)
に所定のプレカット加工を行うことにより、端面に雄仕
口を設けると共に、側面を含む胴付け面には雌仕口(ほ
ぞ穴やあり継ぎ等)を設けてなる長尺木材に関するもの
である。そのため、前記雌仕口に相当する部分には組立
て位置情報が印刷されないので、この位置情報を読み取
ることができなくなるという問題があった。そこで、第
2発明の木造家屋用長尺木材は、前記胴付け面の複数箇
所に、長尺木材の組立て位置情報を印刷表記することに
より、前記位置情報を確実に読み取れるような構成とし
たのである。
【0013】このような構成とすることにより、印字可
能領域を検索することなく、確実な組立て位置情報を少
なくとも1箇所に印刷表記でき、雌仕口部以外に印刷さ
れた表記を読み取ることで、その位置情報を確認するこ
とができる。その結果、その長尺木材が、木造家屋の軸
組みのどの位置に相当するのかを瞬時に確認することが
でき、組み立て作業性を改善することができる。
【0014】以上説明したような発明にかかる木造家屋
用長尺木材において、組立て位置情報の表記は、雄仕口
の端面または胴付け面に印刷される。これらの面は、一
の部材と他の部材とが接合する面、すなわち交点であ
り、これらの面に印刷表記される情報はこの交点の位置
情報(座標)である。従って、各長尺木材に印刷表記さ
れた位置情報を照合しあうことによって容易に組み立て
を行うことができるのである。
【0015】このような組立て位置情報は、同一の位置
情報が雄仕口の端面および/または胴付け面の2箇所以
上に表記される。同一の位置情報とするのは、1の表記
が切り込み(背割り)や切削加工された部分(雌仕口)
に印刷されて判読できない場合でも、他の表記を読み取
ることで部材の位置情報を確認することができるからで
ある。
【0016】この発明において、長尺木材は、ほぞを設
けた柱材、またはほぞとほぞ穴設けた柱材であることが
望ましい。なぜなら、樹芯を含んだ長尺木材,いわゆる
芯持ち材は、柱材に多く使用され、背割りが形成される
ことが多く、第1発明の効果が顕著だからである。ま
た、長尺木材(芯持ち材を含む)を用いた柱材は、横架
材との接合を考慮して雌仕口(ほぞ穴等)が形成される
場合が多く、第2発明の効果が顕著だからである。な
お、このような柱材の端部には、土台やはり、けたとの
接合のためにほぞが設けられている。
【0017】この発明において、組立て位置情報は、雄
仕口の端面および/または胴付け面の2箇所に表記され
てなることが望ましい。3箇所以上に表記されると、文
字が小さくなり過ぎて判読が難しくなるからである。こ
の組立て位置情報は、木造家屋を組み立てる際の、一の
長尺木材と他の長尺木材とが交わる胴付け部の交点座標
を示すものであり、文字「い、ろ、は・・・」と数字
「一、二、三・・・」の組合せから構成される。また、
家屋の階層(1階、2階、3階・・・)を認識できるよ
うに、階層番号を数字(1、2、3・・・)で表記して
もよい。具体的な表記として、例えば、「Z X Y」
もしくは、「Z又X又Y」である。(Xは伏せ図のX軸
座標であり「い、ろ、は・・・」の文字で表記し、Yは
伏せ図のY軸座標であり「一、二、三・・・」の数字で
表記し、Zは家屋の階層であり1階ならば1、2階なら
ば2などの数字で表記する)
【0018】次に、この発明にかかる木造家屋用長尺木
材の一製造方法について説明する。まず、原料木材の側
面に背割りと呼ばれるスリットを加工形成する。次い
で、この木材を適度な長さに切断した後、角材に製材す
る。そして、この角材の端面に雄仕口を加工形成し、長
尺木材とする。なお、加工は、コンピュータ制御の自動
木材加工機を使用することができる。このようにして得
られた長尺木材に対し、インクジェット装置等、適当な
印字装置を用いて印字処理を施して組立て位置情報を印
刷表記することにより、この発明にかかる木造家屋用長
尺木材を製造する。なお、文字の印字は、鉄粉を混ぜた
液状インクを吹きつける場合には、磁場の作用にて吹き
つけ方向を制御することによって行うこともできる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づき説明
する。図1は、第1発明にかかる木造家屋用長尺木材の
一実施形態を示す柱材1の斜視図である。この柱材1
は、図示していないが芯持ち材(年輪の中心部分(樹
芯)を含んだ木材)である。この柱材1の端面(胴付け
面4)にはほぞ3が設けられ、側面6には背割り5が形
成され、この背割り5は、ほぞ3にまで切り込まれてい
る。このため、ほぞ3の端面に印刷された2箇所の組立
て位置情報2のうち一方は、背割り5の切りこみにより
解読できない。その点、この発明にかかる柱材1では、
その位置情報と同一の情報が他に印刷表記されているの
で、「2い4」なる位置情報を解読することができ、こ
の部材が2階の部材であり、胴付け部の交点座標がX座
標「い」、Y座標「4」であることが容易に理解でき
る。また、この柱材1は、側面に設けた背割り5の効果
により、芯持ち材の側面に発生しやすいひび割れを防止
することができる。なお、上記柱材1は、全長が2700〜
3300mm、断面が一辺 100mmの正方形の角材であり、その
端面には、長さ60mm、幅85mm、厚さ30mm、C面の面取り
3mmのほぞ3が設けられ、その側面には、スリット幅3
〜7mm、スリット深さ50mmの背割りを設けたものであ
る。ほぞがC面で面取りされるのは、欠けなどに起因す
る破損を防止するためである。
【0020】図2は、第2発明にかかる木造家屋用長尺
木材の一実施形態を示す柱材1′の斜視図である。この
柱材1′は、図示していないが芯持ち材(年輪の中心部
分(樹芯)を含んだ木材)である。この柱材1′の端面
(胴付け面4)にはほぞ3が設けられ、側面6には背割
り5が形成され、この背割り5は、ほぞ3にまで切り込
まれている。また、側面6′を含む胴付け面4には、ほ
ぞ穴(胴差し穴)7が形成されている。そのため、胴付
け面4に印刷された2箇所の組立て位置情報2のうち一
方は、ほぞ穴7により解読できない。その点、この発明
にかかる柱材1′では、その位置情報と同じ情報が他に
印刷表記されているので、「2ぬ5」なる位置情報を解
読することができ、この部材が2階の部材であり、胴付
け部の交点座標がX座標「ぬ」、Y座標「5」であるこ
とが容易に理解できる。また、この柱材1′は、側面に
設けた背割り5の効果により、芯持ち材の側面に発生し
やすいひび割れを防止することができる。なお、上記柱
材1′は、全長が2700〜3300mm、断面が一辺 100mmの正
方形の角材であり、その端面には、長さ60mm、幅85mm、
厚さ30mm、C面の面取り3mmのほぞ3が設けられ、その
側面には、スリット幅3〜7mm、スリット深さ50mmの背
割り5を設けたものである。また、側面6′を含む胴付
け面4には、底部までの深さが20mm、階段部までの深さ
が10mmで、胴付け面4における幅が上部で40mm、底部で
60mmで、側面6′における幅が30mmであるほぞ穴7が設
けられている。ほぞがC面で面取りされるのは、欠けな
どに起因する破損を防止するためである。
【0021】図3(a) 〜(e) は、第1発明にかかる柱材
の端部形状を示す正面図である。図3(a) は、ほぞ3の
長さ方向と背割り5のスリット方向とが直交する例であ
り、図3(b) は、図1と同様にほぞ3の長さ方向と背割
り5のスリット方向とが同じであるが、組立て位置情報
をほぞ3の端面の3箇所に表記した例である。これらの
場合、いずれも組立て位置情報がほぞ3の端面の複数箇
所に表記されているので、図1の例と同様に、その位置
情報を容易に解読することができる。図3(c) は、背割
り5のスリット形状をくさび形としたこと以外は図3
(a) と同様の例である。このようなスリット形状とする
ことにより、乾燥による歪みがさらに少なくなり、側面
のひび割れ発生をより確実に防ぐことができる。図3
(d) は、ほぞ3の長さ方向と背割り5のスリット方向と
が直交し、背割り5のスリットがほぞ3にまで切り込ん
で形成されていないが、組立て位置情報2が胴付け面4
の2箇所に表記されている例であり、図3(e) は、背割
り5のスリットがほぞ3にまで切り込んで形成されてい
ること以外は図3(d) と同様の例である。これらの場
合、胴付け面4に表記された2箇所の組立て位置情報2
のうち一方は、背割り5のスリットにより判読できない
が、もう一方の位置情報2を読み取ることができる。
【0022】図4は、従来技術にかかる一柱材の端部形
状を示す正面図である。この図に示すように、従来の柱
材は、組立て位置情報2がほぞの端面や胴付け面の一箇
所にのみ表記されているので、背割り5のスリットがほ
ぞ3にまで切り込んで形成されると、その背割りによっ
て組立て位置情報の一部が表記されず、そのほぞ3の端
面に印刷された位置情報2を読み取ることができなくな
る。そのため、この部材を木造家屋の軸組のどこに組付
けるかを理解できず、その木造家屋を組み立てることが
できない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
背割りや雌仕口(ほぞ穴等)が加工形成されていても、
木材の組立て位置情報が確実に読み取れるように表記さ
れた木造家屋用長尺木材を提供することができる。従っ
て、この発明の木造家屋用長尺木材は、現場での組立作
業性に優れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる一柱材の斜視図である。
【図2】この発明にかかる他の柱材の斜視図である。
【図3】(a)〜(e) は、この発明にかかる柱材の端部形
状を示す正面図である。
【図4】従来技術にかかる一柱材の端部形状を示す正面
図である。
【図5】従来技術にかかる伏せ図と位置情報の表記例を
示す図である。
【図6】(a) は芯持ち材のひび割れを示す図である。
(b) は芯持ち材に設けた背割りを示す図である。
【図7】くさび形背割りの断面形状を示す図である。
【符号の説明】
1、1′ 柱材 2 組立て位置情報 3 ほぞ 4 胴付け面 5 背割り 6、6′ 側面 7 ほぞ穴

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料木材の切断加工により、端面に雄仕
    口を設けると共に、側面には軸方向に沿って端面に達す
    る背割り用スリットを設けてなる、樹芯を含んだ長尺木
    材において、 この長尺木材の組立て位置情報が、該雄仕口の端面およ
    び/または胴付け面の複数箇所に表記されていることを
    特徴とする木造家屋用長尺木材。
  2. 【請求項2】 前記長尺木材は、ほぞを設けた柱材であ
    る請求項1に記載の木造家屋用長尺木材。
  3. 【請求項3】 前記組立て位置情報が、雄仕口の端面お
    よび/または胴付け面の2箇所に表記されてなる請求項
    1に記載の木造家屋用長尺木材。
  4. 【請求項4】 長尺木材に表記された前記組立て位置情
    報は、木造家屋を組み立てる際の、該長尺木材と他の長
    尺木材とが交わる胴付け部の交点座標を示すことを特徴
    とする請求項1に記載の木造家屋用長尺木材。
  5. 【請求項5】 原料木材の切断加工により、端面に雄仕
    口を設けると共に、側面を含む胴付け面には雌仕口を設
    けてなる長尺木材において、 この長尺木材の組立て位置情報が、該胴付け面の複数箇
    所に表記されていることを特徴とする木造家屋用長尺木
    材。
  6. 【請求項6】 前記長尺木材は、ほぞとほぞ穴を設けた
    柱材である請求項5に記載の木造家屋用長尺木材。
  7. 【請求項7】 前記組立て位置情報が、胴付け面の2箇
    所に表記されてなる請求項5に記載の木造家屋用長尺木
    材。
  8. 【請求項8】 長尺木材に表記された前記組立て位置情
    報は、木造家屋を組み立てる際の、該長尺木材と他の長
    尺木材とが交わる胴付け部の交点座標である請求項5に
    記載の木造家屋用長尺木材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002287813A (ja) * 2001-03-26 2002-10-04 Sumitomo Forestry Co Ltd 材料加工管理システム
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