JPH0958975A - クレーン支柱の制振機能付き支持装置 - Google Patents
クレーン支柱の制振機能付き支持装置Info
- Publication number
- JPH0958975A JPH0958975A JP21452395A JP21452395A JPH0958975A JP H0958975 A JPH0958975 A JP H0958975A JP 21452395 A JP21452395 A JP 21452395A JP 21452395 A JP21452395 A JP 21452395A JP H0958975 A JPH0958975 A JP H0958975A
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- Japan
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- damper
- crane
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のクレーンの支柱と構築物との支持に
おける問題点を解決する。 【解決手段】支柱を構築物に支持部材を介して支承させ
るクレーンにおいて、前記支持部材に、ダンパーを取り
付けて支柱支持装置を構成した。
おける問題点を解決する。 【解決手段】支柱を構築物に支持部材を介して支承させ
るクレーンにおいて、前記支持部材に、ダンパーを取り
付けて支柱支持装置を構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、クレーンの制振
装置に係り、特にクレーン支柱と構築物とを連結する支
持部材の構造を改良して、効果的にクレーン支柱の振
動、外力を減衰、低減できるクレーンの制振装置に関す
る。
装置に係り、特にクレーン支柱と構築物とを連結する支
持部材の構造を改良して、効果的にクレーン支柱の振
動、外力を減衰、低減できるクレーンの制振装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にクライミングクレーンにあって
は、地上より所定の高さに起立した支柱に支持されてい
る。例えば、図6に例示するように、比較的高層な構築
物50に近接してクライミングクレーン51を設ける場
合には、クライミングクレーン51の支柱52は、地上
53より構築物50に沿って起立して設けられる。そし
て構築物50に沿って起立した支柱52は、その基部が
地上に設けられた基礎54上に支持されるとともに、そ
の中間部が構築物50とを結ぶ支持部材55によって支
持される。この支持部材55は、鉄骨等の剛材によって
形成され、支柱52と構築物50とは剛構造をもって連
結される。従って、地震時や強風時、あるいは吊荷の地
切り時等において支柱52に加わる振れ荷重は、前記支
持部材55を介して構築物50に分散されて支承するよ
うに構成されている。また、このように起立した支柱5
2の上部には、クライミングクレーン51の操作台56
が設けられるとともに、ワイヤーロープ57およびフッ
ク58をガイドして荷重を支持するブーム59が設けら
れている。
は、地上より所定の高さに起立した支柱に支持されてい
る。例えば、図6に例示するように、比較的高層な構築
物50に近接してクライミングクレーン51を設ける場
合には、クライミングクレーン51の支柱52は、地上
53より構築物50に沿って起立して設けられる。そし
て構築物50に沿って起立した支柱52は、その基部が
地上に設けられた基礎54上に支持されるとともに、そ
の中間部が構築物50とを結ぶ支持部材55によって支
持される。この支持部材55は、鉄骨等の剛材によって
形成され、支柱52と構築物50とは剛構造をもって連
結される。従って、地震時や強風時、あるいは吊荷の地
切り時等において支柱52に加わる振れ荷重は、前記支
持部材55を介して構築物50に分散されて支承するよ
うに構成されている。また、このように起立した支柱5
2の上部には、クライミングクレーン51の操作台56
が設けられるとともに、ワイヤーロープ57およびフッ
ク58をガイドして荷重を支持するブーム59が設けら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来のクレーン支持には、次のような問題点が提起さ
れていた。 (1),地震時、強風時、あるいは吊荷の地切り時に、
クレーン支柱の振動や衝撃が構築物に加わるため、構築
物を補強しなければならない。 (2),クレーン支柱が振動する際には、下部から上部
に向かって振れ幅が大きくなるが、その中間部を支持部
材で拘束しているため、支柱に過大な応力が加わる。そ
のため、支柱も剛性の大きいものにしなければならな
い。 (3),クレーン支柱の支持部材を構築物との間に取り
付ける際、長さ調整のためにライナープレートやターン
バックル等のネジを中間部に入れる手間がある。 (4),支柱に支持部材を取り付けた場合におけるクレ
ーンの動特性をあまり考慮せず、支持部材を取り付けて
いる。
た従来のクレーン支持には、次のような問題点が提起さ
れていた。 (1),地震時、強風時、あるいは吊荷の地切り時に、
クレーン支柱の振動や衝撃が構築物に加わるため、構築
物を補強しなければならない。 (2),クレーン支柱が振動する際には、下部から上部
に向かって振れ幅が大きくなるが、その中間部を支持部
材で拘束しているため、支柱に過大な応力が加わる。そ
のため、支柱も剛性の大きいものにしなければならな
い。 (3),クレーン支柱の支持部材を構築物との間に取り
付ける際、長さ調整のためにライナープレートやターン
バックル等のネジを中間部に入れる手間がある。 (4),支柱に支持部材を取り付けた場合におけるクレ
ーンの動特性をあまり考慮せず、支持部材を取り付けて
いる。
【0004】そこでこの発明は、クレーン支柱と構築物
とを結ぶ支持部材の構造を改良して、制振機構を設けた
支持装置を構成し、前記した問題点を解決することを目
的とし開発したものである。
とを結ぶ支持部材の構造を改良して、制振機構を設けた
支持装置を構成し、前記した問題点を解決することを目
的とし開発したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明では装置を次のように構成した。支柱を構
築物に支持部材を介して支承させるクレーンにおいて、
前記支持部材に、ダンパーを取り付けて本支持装置を構
成した。
め、この発明では装置を次のように構成した。支柱を構
築物に支持部材を介して支承させるクレーンにおいて、
前記支持部材に、ダンパーを取り付けて本支持装置を構
成した。
【0006】また前記ダンパーは、シリンダー型の緩衝
器から構成した。
器から構成した。
【0007】さらに、前記支柱と構築物との間隔は、前
記ダンパーにより調整できる構成とした。
記ダンパーにより調整できる構成とした。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、この発明の具体的な実施の
形態を説明する。 ,まず、鉄骨等で必要数の枠体を構成して支柱支持枠
となし、クレーンによってクレーンの支柱に取り付け
た。そして、この支柱支持枠と相手側(構築物側)とを
ダンパーを装備した複数の支柱支持部材からなる本支持
装置で連結した。 ,また、前記した支柱支持枠と本支持装置の取り付け
数は、クレーンの自立の高さ、振れ度合い、外力の低減
率や相手側(構築物側)との取り付け条件等から決定す
るようにした。つまり、複数併用型とした。 ,また、前記ダンパーは、シリンダー型の緩衝器とし
て前記支柱支持部材の中間部、あるいは端部に取り付け
る構成とした。そして、このダンパーにより、支柱と相
手(構築物)との間隔が調整できるようにした。 ,さらに、本支持装置と支柱支持枠、あるいは相手側
(構築物側)との連結部には、ピンおよび球面軸受等を
使用した。
形態を説明する。 ,まず、鉄骨等で必要数の枠体を構成して支柱支持枠
となし、クレーンによってクレーンの支柱に取り付け
た。そして、この支柱支持枠と相手側(構築物側)とを
ダンパーを装備した複数の支柱支持部材からなる本支持
装置で連結した。 ,また、前記した支柱支持枠と本支持装置の取り付け
数は、クレーンの自立の高さ、振れ度合い、外力の低減
率や相手側(構築物側)との取り付け条件等から決定す
るようにした。つまり、複数併用型とした。 ,また、前記ダンパーは、シリンダー型の緩衝器とし
て前記支柱支持部材の中間部、あるいは端部に取り付け
る構成とした。そして、このダンパーにより、支柱と相
手(構築物)との間隔が調整できるようにした。 ,さらに、本支持装置と支柱支持枠、あるいは相手側
(構築物側)との連結部には、ピンおよび球面軸受等を
使用した。
【0009】また、本支持装置のセットおよび作動につ
いて説明する。 ,まず、支柱支持枠および本支持装置を、クレーンに
より設定位置に取り付ける。 ,次に、クレーンが適正位置(地上と垂直に起立した
位置)に設定されたところで、本支持装置に装備したシ
リンダー型のダンパーのロッドの長さを調整し、クレー
ンの支柱支持枠と相手側(構築物側)との間隔を調整す
る。 ,のセット完了後、クレーンによる構築物の建方作
業を開始する。 ,前記ダンパーは、クレーンの支柱許容外力や構築物
側の取り付け許容外力以上の外力、あるいは同程度の地
震力が加わると作動するようにセットする。なお、クレ
ーンの固有振動周期が地震波と共振しないように、ダン
パーの減衰係数および減衰力等の仕様を検討し、最適な
ダンパーを設定する。
いて説明する。 ,まず、支柱支持枠および本支持装置を、クレーンに
より設定位置に取り付ける。 ,次に、クレーンが適正位置(地上と垂直に起立した
位置)に設定されたところで、本支持装置に装備したシ
リンダー型のダンパーのロッドの長さを調整し、クレー
ンの支柱支持枠と相手側(構築物側)との間隔を調整す
る。 ,のセット完了後、クレーンによる構築物の建方作
業を開始する。 ,前記ダンパーは、クレーンの支柱許容外力や構築物
側の取り付け許容外力以上の外力、あるいは同程度の地
震力が加わると作動するようにセットする。なお、クレ
ーンの固有振動周期が地震波と共振しないように、ダン
パーの減衰係数および減衰力等の仕様を検討し、最適な
ダンパーを設定する。
【0010】
【実施例】さらに添付図面に基づき、この発明による具
体例を説明する。図1は、クライミングクレーンに本支
持装置を取り付けた第1実施例を示す側面概略図であ
る。図1に示すように、支柱10の基部は、地上18に
設けた基礎13上で支持させるとともに、支柱10に取
り付けた支柱支持枠11と近接する構築物19との間
に、本支持装置であるダンパー機能付き支柱支持装置1
2を取り付けて構成した。このダンパー機能付き支柱支
持装置12は、鉄骨等で枠体に構成した支柱支持枠11
と構築物19とを連結支持するとともに、制振機能を発
揮する。なお、図示では支柱支持枠11とダンパー機能
付き支柱支持装置12の1ユニットとして構成したが、
クレーンの自立の高さ・振れ度合い・外力の低減率・構
築物19の取り付け条件等を考慮し、その都度前記ユニ
ット数を増加して対処するようにした。すなわち、複数
ユニットの併用型として構成するものである。
体例を説明する。図1は、クライミングクレーンに本支
持装置を取り付けた第1実施例を示す側面概略図であ
る。図1に示すように、支柱10の基部は、地上18に
設けた基礎13上で支持させるとともに、支柱10に取
り付けた支柱支持枠11と近接する構築物19との間
に、本支持装置であるダンパー機能付き支柱支持装置1
2を取り付けて構成した。このダンパー機能付き支柱支
持装置12は、鉄骨等で枠体に構成した支柱支持枠11
と構築物19とを連結支持するとともに、制振機能を発
揮する。なお、図示では支柱支持枠11とダンパー機能
付き支柱支持装置12の1ユニットとして構成したが、
クレーンの自立の高さ・振れ度合い・外力の低減率・構
築物19の取り付け条件等を考慮し、その都度前記ユニ
ット数を増加して対処するようにした。すなわち、複数
ユニットの併用型として構成するものである。
【0011】また図2は、図1の本支持装置部を示すA
方向からの概略矢視断面図である。クレーンの支柱10
の周りに平面形状が四角形を呈する枠体からなる支柱支
持枠11を取り付け、その支柱支持枠11の四隅と構築
物19に設けた取り付けブラケット22との間を、支持
部材26およびダンパー機能付き支柱支持装置12とに
よって連結支持させた。前記支柱支持枠11は、鉄骨等
で枠体に構成したものであり、前記支持部材26もまた
鉄骨等の剛材により構成した。また、前記ダンパー機能
付き支柱支持装置12は、支持部材21(支持部材26
と同構造)とダンパー(この場合は、シリンダー型の油
圧ダンパー)25とから構成した。このような構成によ
り、クレーンの支柱10が適性位置(地上と垂直に起立
した位置)に設定されたところでダンパー25のロッド
20bの長さ調整を行ない、ダンパー機能付き支柱支持
装置12をセットするようにした。また連結部23での
取り付けは、ピンや球面軸受等を使用した。なお、支持
部材26にもダンパー25を取り付けることが可能であ
る。
方向からの概略矢視断面図である。クレーンの支柱10
の周りに平面形状が四角形を呈する枠体からなる支柱支
持枠11を取り付け、その支柱支持枠11の四隅と構築
物19に設けた取り付けブラケット22との間を、支持
部材26およびダンパー機能付き支柱支持装置12とに
よって連結支持させた。前記支柱支持枠11は、鉄骨等
で枠体に構成したものであり、前記支持部材26もまた
鉄骨等の剛材により構成した。また、前記ダンパー機能
付き支柱支持装置12は、支持部材21(支持部材26
と同構造)とダンパー(この場合は、シリンダー型の油
圧ダンパー)25とから構成した。このような構成によ
り、クレーンの支柱10が適性位置(地上と垂直に起立
した位置)に設定されたところでダンパー25のロッド
20bの長さ調整を行ない、ダンパー機能付き支柱支持
装置12をセットするようにした。また連結部23での
取り付けは、ピンや球面軸受等を使用した。なお、支持
部材26にもダンパー25を取り付けることが可能であ
る。
【0012】次に、図3は、クライミングクレーンに本
支持装置を取り付けた第2実施例を示す側面概略図であ
る。この実施例は、近接する柱脚24から支柱10を支
持する場合である。この場合、取り付けに角度がある
が、前述した取り付け方法と同様である。連結部23で
のダンパー機能付き支柱支持装置12の取り付けも勿
論、ピンや球面軸受等を使用する。また、支柱支持枠1
1と基礎13との間に、ダンパー機能付き支柱支持装置
12を設けることも可能である。
支持装置を取り付けた第2実施例を示す側面概略図であ
る。この実施例は、近接する柱脚24から支柱10を支
持する場合である。この場合、取り付けに角度がある
が、前述した取り付け方法と同様である。連結部23で
のダンパー機能付き支柱支持装置12の取り付けも勿
論、ピンや球面軸受等を使用する。また、支柱支持枠1
1と基礎13との間に、ダンパー機能付き支柱支持装置
12を設けることも可能である。
【0013】また図4は、クライミングクレーンに本支
持装置を取り付けた第3実施例を示す平面概略図であ
る。この実施例は、近接する構築物19の多方向から支
持する場合である。この場合は、支柱支持枠11の四隅
から構築物19に対し放射状に、支持部材21にダンパ
ー25を取り付けてなるダンパー機能付き支柱支持装置
12(本支持装置)を連結支持させたものである。勿
論、ダンパー25としては、シリンダー型の油圧ダンパ
ーを使用した。取り付け方法は、前述と同様に構成し
た。
持装置を取り付けた第3実施例を示す平面概略図であ
る。この実施例は、近接する構築物19の多方向から支
持する場合である。この場合は、支柱支持枠11の四隅
から構築物19に対し放射状に、支持部材21にダンパ
ー25を取り付けてなるダンパー機能付き支柱支持装置
12(本支持装置)を連結支持させたものである。勿
論、ダンパー25としては、シリンダー型の油圧ダンパ
ーを使用した。取り付け方法は、前述と同様に構成し
た。
【0014】さらに図5は、本支持装置に使用するダン
パーの一例を示す概略断面図である。好適なダンパーと
して、図示のようなシリンダー型の油圧ダンパー20を
使用した。油圧ダンパーの構造は公知であるので、詳細
な説明は省略する。また、振動および衝撃の減衰率を任
意に設定する場合は、図示するスプリング20d,オリ
フィス20eをチェンジすれば良い。なお、ロッド20
bの長さ調整を行なうことにより、前述した支柱10と
構築物19間の位置調整を可能とするわけである。
パーの一例を示す概略断面図である。好適なダンパーと
して、図示のようなシリンダー型の油圧ダンパー20を
使用した。油圧ダンパーの構造は公知であるので、詳細
な説明は省略する。また、振動および衝撃の減衰率を任
意に設定する場合は、図示するスプリング20d,オリ
フィス20eをチェンジすれば良い。なお、ロッド20
bの長さ調整を行なうことにより、前述した支柱10と
構築物19間の位置調整を可能とするわけである。
【0015】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、次のような効果を奏する。 (1),この発明によるクレーンの支柱支持装置によ
り、支柱の地震等による振動や強風、吊荷の地切り時等
における揺れや衝撃が建屋等に伝わるのを効果的に低減
できるので、支柱および建屋等に補強を施す必要がな
く、経済的で安全性をも高めることができる。 (2),この発明によるクレーンの支柱支持装置は、構
造が簡単であり、既設の各種のクライミングクレーン等
に容易に取り付けることができ、汎用性がある。 (3),この発明によるクレーンの支柱支持装置におけ
るダンパーには、シリンダー型の緩衝器を用いているた
め、支柱と建屋との位置をロッドの調整によって他の部
品を使用せず、適時に簡単に調整できる。 (4),この発明によるクレーンの支柱支持装置は、シ
リンダー型の緩衝器を使用しているため、その緩衝器に
おけるスプリング、オリフィスを取り替えることで、振
動や衝撃の減衰率の設定を任意かつ正確に行うことがで
きる。
れているので、次のような効果を奏する。 (1),この発明によるクレーンの支柱支持装置によ
り、支柱の地震等による振動や強風、吊荷の地切り時等
における揺れや衝撃が建屋等に伝わるのを効果的に低減
できるので、支柱および建屋等に補強を施す必要がな
く、経済的で安全性をも高めることができる。 (2),この発明によるクレーンの支柱支持装置は、構
造が簡単であり、既設の各種のクライミングクレーン等
に容易に取り付けることができ、汎用性がある。 (3),この発明によるクレーンの支柱支持装置におけ
るダンパーには、シリンダー型の緩衝器を用いているた
め、支柱と建屋との位置をロッドの調整によって他の部
品を使用せず、適時に簡単に調整できる。 (4),この発明によるクレーンの支柱支持装置は、シ
リンダー型の緩衝器を使用しているため、その緩衝器に
おけるスプリング、オリフィスを取り替えることで、振
動や衝撃の減衰率の設定を任意かつ正確に行うことがで
きる。
【図1】クライミングクレーンに本支持装置を取り付け
た第1実施例を示す側面概略図である。
た第1実施例を示す側面概略図である。
【図2】図1の本支持装置部を示すA方向からの概略矢
視断面図である。
視断面図である。
【図3】クライミングクレーンに本支持装置を取り付け
た第2実施例を示す側面概略図である。
た第2実施例を示す側面概略図である。
【図4】クライミングクレーンに本支持装置を取り付け
た第3実施例を示す平面概略図である。
た第3実施例を示す平面概略図である。
【図5】本支持装置に使用するダンパーの一例を示す概
略断面図である。
略断面図である。
【図6】従来のクライミングクレーンにおける支柱と構
築物との支持の様子を示す側面概略図である。
築物との支持の様子を示す側面概略図である。
10・・・支柱 11・・・支柱支持枠 12・・・ダンパー機能付き支柱支持装置 13・・・基礎 14・・・操作台 15・・・ワイヤーロープ 16・・・フック 17・・・ブーム 18・・・地上 19・・・構築物(建屋等) 20・・・油圧ダンパー 20a・・シリンダー 20b・・ロッド 20c・・ピストン 20d・・スプリング 20e・・オリフィス 20f・・オイル 20g・・チェックバルブ 20h・・アキュムレーター 20i・・ベアリング 20j・・シール 21・・・支持部材 22・・・取り付けブラケット 23・・・連結部 24・・・柱脚 25・・・ダンパー 26・・・支持部材 50・・・構築物 51・・・クライミングクレーン 52・・・支柱 53・・・地上 54・・・基礎 55・・・支持部材 56・・・操作台 57・・・ワイヤーロープ 58・・・フック 59・・・ブーム C・・・クライミングクレーン
フロントページの続き (72)発明者 明城 幹夫 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 山田 正明 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 長島 一郎 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 岡野 茂 東京都中央区明石町6番4号 石川島運搬 機械株式会社内 (72)発明者 田中 正吉 東京都中央区明石町6番4号 石川島運搬 機械株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 支柱を構築物に支持部材を介して支承さ
せるクレーンにおいて、 前記支持部材に、ダンパーを取り付けて前記支柱におけ
る振動および外力の低減を図る構成としたことを特徴と
するクレーン支柱の制振機能付き支持装置。 - 【請求項2】 前記ダンパーは、シリンダー型の緩衝器
からなることを特徴とする請求項1記載のクレーン支柱
の制振機能付き支持装置。 - 【請求項3】 前記支柱と構築物との間隔は、前記ダン
パーにより調整できる構成としたことを特徴とする請求
項1記載のクレーン支柱の制振機能付き支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21452395A JPH0958975A (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | クレーン支柱の制振機能付き支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21452395A JPH0958975A (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | クレーン支柱の制振機能付き支持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0958975A true JPH0958975A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16657138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21452395A Pending JPH0958975A (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | クレーン支柱の制振機能付き支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0958975A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2008002658A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Kajima Corp | 部材保持装置及び部材保持方法 |
JP2008184254A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-14 | Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd | クレーンの免震支持装置 |
JP2010173860A (ja) * | 2010-04-08 | 2010-08-12 | Kajima Corp | タワークレーンのマスト水平支持装置 |
JP2012206826A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | コンテナターミナル |
CN104261256A (zh) * | 2014-09-12 | 2015-01-07 | 三峡大学 | 一种塔机顶升状态在线监控系统及监控方法 |
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US9879474B2 (en) | 2014-05-06 | 2018-01-30 | Covestro Llc | Polycarbonate based rapid deployment cover system |
CN107814322A (zh) * | 2016-09-23 | 2018-03-20 | 成都九十度工业产品设计有限公司 | 一种带缆绳保护器的标准结构的使用方法 |
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-
1995
- 1995-08-23 JP JP21452395A patent/JPH0958975A/ja active Pending
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