JPH095861A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH095861A
JPH095861A JP7149140A JP14914095A JPH095861A JP H095861 A JPH095861 A JP H095861A JP 7149140 A JP7149140 A JP 7149140A JP 14914095 A JP14914095 A JP 14914095A JP H095861 A JPH095861 A JP H095861A
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JP
Japan
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cartridge
film
patrone
exposure
state
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7149140A
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English (en)
Inventor
Hidenori Sakurai
英則 桜井
Rai Se
磊 施
Masasuke Higuchi
正祐 樋口
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/663,902 priority patent/US5950032A/en
Publication of JPH095861A publication Critical patent/JPH095861A/ja
Priority to US09/019,315 priority patent/US6023591A/en
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/28Locating light-sensitive material within camera
    • G03B17/30Locating spools or other rotatable holders of coiled film
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2217/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B2217/26Holders for containing light-sensitive material and adapted to be inserted within the camera
    • G03B2217/263Details of exposure status indicators; Double exposure prevention
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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    • G03B2217/26Holders for containing light-sensitive material and adapted to be inserted within the camera
    • G03B2217/266Thrust-type cartridges

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】フィルムの露光状態に応じてパトローネの装填
を許可すると共に、撮影完了したパトローネを確実に取
り出せるカメラを提供することを目的とする。 【構成】パトローネ内のフィルムの露光状態表示手段3
0を有するフィルムパトローネ11を使用するカメラに
おいて、パトローネ装填室5内に形成され、パトローネ
11の露光状態表示手段30が露光完了表示位置にある
場合に上記パトローネ11の装填を阻止し、上記露光状
態表示手段30が未露光表示位置もしくは一部露光表示
位置にある場合に上記パトローネ11の装填を許容する
と共に、撮影動作終了後にパトローネ室の蓋部材を開放
した際に、該パトローネ11を上記パトローネ装填室5
から押し出すフィルム露光状態検知兼イジェクト部材1
とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ、詳しくは、フ
ィルムの露光状態表示手段を有するフィルムパトローネ
を使用するカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、写真撮影用フィルムは、遮光機
能付き簡易容器であるパトローネ内に収容された状態で
取り扱われ、カメラ内への装填や取り外し、更に保管、
持ち運びの際等にフィルムが露光しないように保護され
ている。また、パトローネ内に収納されているフィルム
が未露光であるか、あるいは露光済みであるかの判断
を、フィルム先端がパトローネの繰り出し口から出てい
るかどうかを確認することで行っていた。
【0003】ところで、米国特許USP4,423,943号,米国
特許USP4,998,123号,米国特許USP5,296,887号には従来
のパトローネとは異なる新しいタイプのパトローネが開
示されているが、該パトローネはフィルムが未露光、一
部露光済み、露光済みにかかわらず、フィルムが全てパ
トローネに収納されており、カメラのフィルム装着はモ
ータによってフォークおよび該フォークに噛合するスプ
ールを回動することにより自動的に行われるので、使用
者の不注意でフィルムが二重露光される虞がある。
【0004】上述した不具合を解消する手段として、米
国特許USP4,994,828号や特開平6−301106号公報
には、パトローネの露光状態指示装置と協働し、該状態
指示装置がその既露光にあるときにパトローネが装填室
へ挿入されるのを阻止する感知手段を有するカメラが提
案されている。また、カメラのイジェクト手段として
は、特開平4−90530号公報に記載されているよう
に、パトローネを排出する際にばね等の付勢手段により
パトローネを押し出すカメラが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記感
知手段が通常装填室へ突出するようにバネ偏圧され、未
露光パトローネを装填することにより該パトローネの軌
跡より退避し、同パトローネ側壁に当接するため、該パ
トローネ側壁に傷が付いたり、摩擦力により装填の力量
が重くなるという問題点がある。さらに撮影完了後パト
ローネを装填室から取り出そうした際に、上記感知手段
とパトローネとの間の摩擦力が発生によりパトローネを
装填室から取り出しにくいという不具合が生じる。
【0006】さらには、上記特開平6−301106号
公報に記載されている装置では、一担挿入を許されたパ
トローネが、撮影後途中まで取り出され、その装置にお
ける係止が機能する寸前で再度装填されると、カメラは
通常に作動し、2重に露光が行われるという不具合が生
じる。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、フィルムの露光状態に応じてパトローネの装
填を許可すると共に、撮影完了したパトローネを確実に
取り出せるカメラを提供することを目的とする。
【0008】また、パトローネの取り出しの際に、ある
一定の位置まではパトローネを押し出すが、その位置で
保持することによりパトローネの落下を防止するカメラ
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による第1のカメラは、パトローネ内のフィ
ルムの露光状態表示手段を有し、該露光状態表示手段
が、フィルムが未露光であることを目視可能に表示する
未露光表示位置から、フィルムが一部露光されているこ
とを目視可能に表示する一部露光表示位置もしくはフィ
ルムが現像済みであることを目視可能に表示する現像済
み表示位置もしくはフィルムの露光が完了していること
を目視可能に表示する露光完了表示位置へ移動可能にさ
れたフィルムパトローネを使用するカメラにおいて、上
記パトローネが装填されるパトローネ装填室と、このパ
トローネ装填室の蓋部材と、上記パトローネ装填室内に
形成され、上記露光状態表示手段が現像済み表示位置,
露光完了表示位置もしくは一部露光表示位置にある場合
に上記パトローネの装填を阻止し、上記露光状態表示手
段が未露光表示位置にある場合に上記パトローネの装填
を許容すると共に、撮影動作終了後に上記蓋部材を開放
した際に、該パトローネを上記パトローネ装填室から押
し出すイジェクト手段とを具備する。
【0010】上記の目的を達成するために本発明による
第2のカメラは、パトローネが装填されるパトローネ室
と、撮影動作終了後に上記パトローネを上記パトローネ
室から押し出すと共に、該パトローネが押し出された際
に該パトローネ室より飛び出さない位置で保持する保持
手段とを具備する。
【0011】上記の目的を達成するために本発明による
第3のカメラは、上記第1のカメラにおいて、上記イジ
ェクト手段は、該パトローネが押し出された際に上記パ
トローネ室から飛び出さない位置で保持する保持手段と
一体に形成されている。
【0012】
【作用】本発明による第1のカメラは、イジェクト手段
で、露光状態表示手段が現像済み表示位置,露光完了表
示位置もしくは一部露光表示位置にある場合に上記パト
ローネの装填を阻止し、上記露光状態表示手段が未露光
表示位置にある場合に上記パトローネの装填を許容する
と共に、撮影動作終了後に上記蓋部材を開放した際に、
該パトローネを上記パトローネ装填室から押し出す。
【0013】本発明による第2のカメラは、パトローネ
がパトローネに装填された状態で、保持手段で撮影動作
終了後に上記パトローネを上記パトローネ室から押し出
すと共に、該パトローネが押し出された際に該パトロー
ネ室より飛び出さない位置で保持する。
【0014】本発明による第3のカメラは、上記第1の
カメラにおいて、上記イジェクト手段は、該パトローネ
が押し出された際に上記パトローネ室から飛び出さない
位置で保持する保持手段と一体に形成されている。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0016】図1は、本発明の第1実施例であるカメラ
のパトローネ装填室と、該カメラに使用するパトローネ
とを示した要部斜視図である。なお、説明の都合上、本
図においては上下方向を反転して図示している。
【0017】本実施例のカメラ21に使用するパトロー
ネ11は、米国特許USP4,994,828号,米国特許USP4,99
8,123号,そしてさらに米国特許USP5,296,887号に開示
されているように、パトローネ内のフィルムの露光状態
を表示する露光状態表示手段30を有し、該露光状態表
示手段30が、該フィルムが未露光であることを目視可
能に表示する未露光表示位置から、フィルムが一部露光
されていることを目視可能に表示する一部露光表示位置
もしくはフィルムの露光が完了していることを目視可能
に表示する露光完了表示位置もしくはフィルムの現像が
完了していること目視可能にする現像完了表示位置へ移
動可能にされている。
【0018】上記カメラ21のカメラ本体3の一側方に
は、上記パトローネ11が装填されるパトローネ装填室
5が形成されている。図1は、該パトローネ装填室5と
その周辺部を示しており、該パトローネ装填室5の底面
部(図中、上方側)の一部を切りとって示している。
【0019】図1に示すように、上記パトローネ装填室
5の上面側(図中、下方側)には上記パトローネ11の
挿入口となる開口部7が形成されており、パトローネ1
1は該パトローネ装填室5の長手方向、すなわち軸線方
向(図中、Xで示す)に図中、矢印で示す方向に嵌挿さ
れるようになっている。
【0020】また、上記パトローネ装填室5にはパトロ
ーネ11のフィルム送出部が嵌挿するフィルム送出口が
形成されている。カメラ本体3の背面側(図中、手前
側)の所定箇所には突出部6が突設されており、該突出
部6の一側面には板バネ15の基端部が固定されてい
る。該板バネ15はパトローネ装填室5の上方に向けて
延設されており、その先端部は後述するレバー部1bに
当接するようになっている。
【0021】さらに、上記パトローネ装填室5は、上述
したようにカメラ本体3の一側方に形成されているが、
その内壁面がパトローネ11の挿入ガイドとなってい
る。
【0022】また、上記パトローネ装填室5の底面側
(図中、上方側)のカメラ本体3壁部の正面および背面
には、それぞれ支持部3b,3cが穿設されており、棒
状のフィルム露光状態検知兼イジェクト部材1が、その
両端部1a,1eをそれぞれ該支持部3b,3cに回動
自在に支持されて配設されている。なお、図において
は、パトローネ装填室5の底面部を一部切りとり、上記
フィルム露光状態検知兼イジェクト部材1を露出して示
している。また、これにより、上記支持部3b,3cは
孔の下側のみが示されている。
【0023】上記フィルム露光状態検知兼イジェクト部
材1の背面側端部1eは、さらに、カメラ本体3上方
(図中、下方側)に向けて延出し、上述したレバー部1
bを形成している。該レバー部1bは、上記支持部3c
を支点に回動自在に支持されており、その先端部は上記
板バネ15の先端部と当接して図中、反時計方向に付勢
されている。
【0024】上記支持部3cの近傍からは背面側に向け
て係止部10が突設されており、上記板バネ15に付勢
された上記レバー部1bの回動を規制している。
【0025】一方、上記フィルム露光状態検知兼イジェ
クト部材1は、その中程においてパトローネ装填室5内
部に向けて略コの字形状に屈曲し、その頂部からはさら
に、棒状の係合部1cが延設されている。
【0026】図2,図3は、上記レバー部1b,係合部
1cおよび板バネ15との位置関係を示した要部側面図
であり、図2は、パトローネの未装填時の様子を、図3
は、パトローネの装填時の様子をそれぞれ示している。
【0027】ここで、上記レバー部1bと係合部1cと
は一体的に形成されていることより、該係合部1cはレ
バー部1bの回動に協働してパトローネ装填室5内にお
いて回動することになる。そして、上記係合部1cがそ
の回動範囲が上記係止部10によって規制されているこ
とで、上記係合部1cの回動範囲も規制され、すなわち
パトローネ装填室5の内部への突出量が規制されるよう
になっている。
【0028】上記係合部1cは、上記パトローネ11を
パトローネ装填室5に装填する際に、パトローネ内のフ
ィルムの露光状態を表示する露光状態表示手段30と当
接可能に配設されている。そして、内蔵するフィルムの
露光状態に応じて該パトローネ11の装填の許可,不許
可を行う役目を果たすようになっている。なお、詳細は
後述する。
【0029】上記露光状態表示手段30は、図1に示す
ように、パトローネ11の上面において軸線Xの周りに
同心円状に約270°の扇状に形成された環状唇部12
と、該環状唇部12に挟設され、軸線Xの周りに同心円
状に約90°の扇状に形成された斜角部13とを具備し
ている。上記環状唇部12は、軸線Xの周りに同心円状
に溝部が形成されており、後述するように内蔵するフィ
ルムの露光状態に応じて係合部1cの先端部が該溝に係
合するようになっている。また、上記斜角部13は、外
周に向けてテーパー状に傾斜面が形成されており、後述
するように内蔵するフィルムの露光状態に応じて係合部
1cの先端部が該傾斜面に当接するようになっている。
【0030】すなわち、上記パトローネ11をパトロー
ネ装填室5に装填する際に、内蔵するフィルムの露光完
了状態あるいは一部露光状態もしくは現像完了状態にあ
る場合は、上記係合部1cの先端部は上記環状唇部12
の溝部に係合し(図4参照)、未露光状態である場合
は、該係合部1cの先端部は上記斜角部13の傾斜面に
当接するようになっている(図5参照)。
【0031】次に、このような構成をなす本実施例のカ
メラの作用を図2,図3および図4ないし図6を参照し
て説明する。
【0032】まず、上記パトローネ11に内蔵したフィ
ルムが完全露光状態または一部露光状態もしくは現像完
了状態にあるとき、該パトローネ11を装填しようとし
た場合について説明する。
【0033】図4は、パトローネ11に内蔵したフィル
ムが完全露光状態または一部露光状態もしくは現像完了
状態にあるときに、該パトローネ11を装填しようとし
た際の様子を示した要部側面図である。
【0034】このとき、上記露光状態表示手段30は完
全露光表示位置または一部露光表示位置もしくは現像完
了表示位置にある。使用者がこのような状態にあるパト
ローネ11をパトローネ装填室5に装填しようとする
と、上記環状唇部12の溝部に上記係合部1c先端部が
当接する。この状態よりさらにパトローネ11を挿入し
ようとすると(図中、矢印の方向)、該係合部1cの先
端部は図示の如く環状唇部12の溝部に係合し、環状唇
部12を外方、すなわちパトローネ装填室5の内壁面1
6の向きに押圧する。該パトローネ11は、その外周面
が内壁面16に当接するまで若干挿入するが、これ以降
は環状唇部12の溝部に係合した上記係合部1c(フィ
ルム露光状態検知兼イジェクト部材1)に阻まれ、それ
以上の挿入が阻止される。
【0035】次に、上記パトローネ11に内蔵したフィ
ルムが未露光状態にあるとき、該パトローネ11を装填
しようとした場合について説明する。
【0036】図5ないし図7は、パトローネ11に内蔵
したフィルムが未露光状態にあるときに、該パトローネ
11を装填しようとした際の様子を示した要部側面図で
ある。
【0037】このとき、上記露光状態表示手段30は未
露光表示位置にある。使用者がこのような状態にあるパ
トローネ11をパトローネ装填室5に挿入すると、上記
係合部1cの先端部は上記斜角部13の傾斜面に当接す
る(図5参照)。
【0038】この状態よりさらにパトローネ11を挿入
すると(図中、矢印の方向)、該係合部1cの先端部
は、上記板バネ15の弾性力に抗して該斜角部13の傾
斜面に沿って図中、矢印の方向に押し上げられ(図6参
照)、ついには、係合部1cがパトローネ装填室5の底
面5aに形成された収納部5bに当接するまでパトロー
ネ11が挿入される(図7参照)。この後、図示しない
パトローネ室蓋の閉成等によりパトローネ11が固定さ
れるが、このとき、上記係合部1cには上記板バネ15
の付勢力が蓄積される。
【0039】撮影完了後、上記パトローネ室蓋を開成す
ると、上記係合部1cに蓄積された板バネ15の付勢力
により、パトローネ11はパトローネ装填室5より突出
する方向(図7中、矢印の反対方向)に押圧され、パト
ローネ装填室5から押し出される。
【0040】このような本第1実施例のカメラによる
と、露光完了状態,一部露光状態,現像完了状態にある
フィルムパトローネの装填を阻止し、二重露光または未
露光を防止するとともに、撮影完了後のフィルムパトロ
ーネを自動的に押し出すことが可能となる。また、上記
フィルム露光状態検知兼イジェクト部材は、パトローネ
装填室の底部に配設,収納されるので、省スペース化が
図れ、カメラの小型化に貢献する。
【0041】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0042】図8は、本発明の第2実施例であるカメラ
のパトローネ装填室と、該カメラに使用するパトローネ
とを示した要部斜視図である。なお、説明の都合上、本
図においては上下方向を反転して図示している。また、
上記第1実施例と同一な構成要素には同一符号を付与
し、重複を避けるためここでの詳しい説明は省略する。
【0043】本第2実施例のカメラは上記第1実施例と
ほぼ同様な構成をなすが、以下に示す点においてその構
成を異にしている。すなわち、上記第1実施例において
は、フィルム露光状態検知兼イジェクト部材1の一端に
形成されたレバー部1bが板バネ15の弾性力を受け、
これにより、該フィルム露光状態検知兼イジェクト部材
1の係合部1cがパトローネ装填室5内部へ回転するよ
うに付勢されていた。これに対し本実施例では、上記レ
バー部1b(1b′)自体が弾性部材で形成され、さら
にその端部1dが、カメラ本体3の背面側(図中、手前
側)の所定箇所に突設された係止部10a,10bに挟
設されていることを特徴としている。その他の構成、作
用は上記第1実施例と同様であるので、ここでの説明は
省略する。
【0044】本実施例においては、上記レバー部1b′
は、上記支持部3cを支点に、その弾性力の範囲で回動
可能に支持されている。また、上記端部1dは、上記係
止部10a,10bにより、図中、左右方向の移動は規
制されているが、上下方向には摺動自在に構成されてい
る(図9,図10参照)。
【0045】一方、本実施例においても、上記第1実施
例と同様に上記フィルム露光状態検知兼イジェクト部材
1は、その中程においてパトローネ装填室5内部に向け
て略コの字形状に屈曲し、その頂部からはさらに、棒状
の係合部1cが延設され、該係合部1cの先端部は挿入
されたパトローネ11の露光状態表示手段30と当接可
能となっている。
【0046】図9,図10は、本第2実施例における上
記レバー部1b′,係合部1c,端部1dおよび係止部
10a,10bとの位置関係を示した要部側面図であ
り、図9は、パトローネの未装填時の様子を、図10
は、パトローネの装填時の様子をそれぞれ示している。
【0047】ここで、上記係合部1cとレバー部1
b′,端部1dとは一体的に形成され、さらに、上記係
止部10a,10bと端部1dとの関係により、該係合
部1cのパトローネ装填室5の内部への突出方向の回動
範囲は規制されている。
【0048】また、上記係合部1cは、上記パトローネ
11をパトローネ装填室5に装填する際に、上記第1実
施例と同様にパトローネ内のフィルムの露光状態を表示
する露光状態表示手段30と当接可能に配設されてい
る。そして、内蔵するフィルムの露光状態に応じて該パ
トローネ11の装填の許可,不許可を行う役目を果たす
ようになっている。
【0049】すなわち、上記パトローネ11をパトロー
ネ装填室5に装填する際に、内蔵するフィルムの露光完
了状態あるいは一部露光状態である場合は、上記係合部
1cの先端部は上記環状唇部12の溝部に係合し(図4
参照)、未露光状態である場合は、該係合部1cの先端
部は上記斜角部13の傾斜面に当接するようになってい
る(図5参照)。
【0050】次に、このような構成をなす本実施例のカ
メラの作用を図9,図10および上記図4ないし図6を
参照して説明する。
【0051】まず、上記パトローネ11に内蔵したフィ
ルムが完全露光状態または一部露光状態もしくは現像完
了状態にあるとき、該パトローネ11をパトローネ装填
室5に挿入しようとすると、上記第1実施例と同様に、
該パトローネ11は環状唇部12の溝部に係合した上記
係合部1c(フィルム露光状態検知兼イジェクト部材
1)に阻まれ、それ以上の挿入が阻止される(図4参
照)。
【0052】次に、上記パトローネ11に内蔵したフィ
ルムが未露光状態にあるとき、該パトローネ11を装填
しようとした場合について図5ないし図7および図9,
図10を参照して説明する。
【0053】図5ないし図7は、パトローネ11に内蔵
したフィルムが未露光状態にあるときに、該パトローネ
11を装填しようとした際の様子を示した要部側面図で
ある。
【0054】このとき、上記露光状態表示手段30は未
露光表示位置にある。使用者がこのような状態にあるパ
トローネ11をパトローネ装填室5に挿入すると、上記
係合部1cの先端部は上記斜角部13の傾斜面に当接す
る(図5参照)。
【0055】この状態よりさらにパトローネ11を挿入
すると(図中、矢印の方向)、該係合部1cの先端部
は、上記端部1dの弾性力に抗して該斜角部13の傾斜
面に沿って図中、矢印の方向に押し上げられ(図6参
照)、ついには、係合部1cがパトローネ装填室5の底
面5aに形成された収納部5bに当接するまでパトロー
ネ11が挿入される(図7参照)。
【0056】このとき、上記係合部1cと一体的に構成
されているレバー部1b′の基端部には、支持部3cを
支点に時計方向に回転する付勢力が印加される。これに
伴い該レバー部1b′の自由端部において、図10に示
す如く時計方向への弾性変形が生じる。なお、このと
き、上記端部1dは、上記係止部10a,10bの間で
上下方向に若干摺動する。
【0057】これにより、上記係合部1cにはパトロー
ネ装填室5内部に突出する方向の付勢力が加わり、上述
したパトローネ11の装填後、図示しないパトローネ室
蓋の閉成等により該パトローネ11が固定されると、該
係合部1cには該付勢力が蓄積される。
【0058】撮影完了後、上記パトローネ室蓋を開成す
ると、上記係合部1cに蓄積されたレバー部1b′の弾
性力により、パトローネ11はパトローネ装填室5より
突出する方向(図7中、矢印の反対方向)に押圧され、
パトローネ装填室5から押し出される。
【0059】このような本第2実施例のカメラによる
と、上記第1実施例における効果に加え、上記フィルム
露光状態検知兼イジェクト部材1に付勢力を付与する板
バネ15を省略することができ、より簡単な構成で、安
価なカメラを提供できる。
【0060】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。
【0061】図11ないし図19は上記第3実施例のカ
メラにおけるパトローネ装填室およびフィルム露光状態
検知兼イジェクト部材と該パトローネ装填室に装填され
るパトローネを示した要部側断面図である。
【0062】まず、図11は、本第3実施例のカメラに
おいてパトローネ装填室に未露光状態以外のパトローネ
が装填される様子を示した要部側断面図である。なお、
該図においては、パトローネが途中まで挿入された状態
を示している。
【0063】図に示すように、パトローネ装填室5Aの
底部(図中、上方)にはフィルム露光状態検知兼イジェ
クト部材1Aが配設されている。該フィルム露光状態検
知兼イジェクト部材1Aは、その基端部において軸1g
に回動可能に軸支された略L字形状のアームであり、そ
の自由端部は一担L字形状に曲折した後、さらに先端部
がくの字形状に曲折して延出している。該アームの先端
部とカメラ本体の所定箇所との間には、たとえば引張ば
ねで構成される弾性部材32が架設されており、これに
より、該フィルム露光状態検知兼イジェクト部材1Aの
自由端部は、図中、下方に向けて、すなわち時計回転方
向に付勢されている。
【0064】また、上記フィルム露光状態検知兼イジェ
クト部材1Aは、時計方向に回転した際、上記先端部よ
りやや中程においてパトローネ装填室5Aの一端面33
に当接し、これ以上の回転が規制されるようになってい
る。
【0065】さらに、上記フィルム露光状態検知兼イジ
ェクト部材1Aの自由端部における上記くの字曲折部か
らは、パトローネ装填室5Aの内部(図中、下方)に向
けて係合部1fが延出している。該係合部1fは、上記
パトローネ11Aが装填された際に、該パトローネ11
Aの上面に形成された環状凹部12Aに係合するように
なっている。なお、詳細は後述する。
【0066】上記パトローネ11Aは、その上面におい
て軸線の周りに同心円状に環状凹部12Aが形成されて
いる。該環状凹部12Aの最外周部には側壁が上面に向
けて突出して形成されており、該側壁の一部はその上面
が外周に向けてテーパー状に傾斜するように切り欠かれ
斜角部13Aを形成している。また、上記環状凹部12
A外周部の上記斜角部13Aの近傍には、パトローネ1
1Aを装填した際に上記係合部1fの先端部が係合する
ようになっている。
【0067】さらに、上記環状凹部12Aの凹部上面に
は、該パトローネ11Aに内設された図示しないスプー
ル軸に協働して回動する、露光状態表示手段としての円
板31が配設されている。該円板31は、その外径部が
一部突出して太径部を形成しており、内蔵するフィルム
の露光状態が未露光状態にあるときは、上記斜角部13
Aに対向する位置に太径部が突出するように位置し(図
15参照)、露光完了状態または一部露光状態もしくは
現像完了状態にあるときは細径部が位置するようになっ
ている(図11参照)。
【0068】次に、図11ないし図14を参照して、内
蔵するフィルムが露光完了状態または一部露光状態もし
くは現像完了状態にあるパトローネをパトローネ装填室
に装填した際の動作を説明する。
【0069】まず、上記状態にあるパトローネ11Aを
パトローネ装填室5Aに挿入すると(図11参照)、図
12に示すように上記係合部1fの先端が円板31の細
径部の側縁部に当接する。この状態でさらに該パトロー
ネ11Aを挿入すると、該円板31の側縁部により上記
係合部1fは上記弾性部材32の付勢力に抗して若干押
し上げられ、これによりフィルム露光状態検知兼イジェ
クト部材1Aは、軸1gの周りをわずかに回転する。上
記係合部1fはフィルム露光状態検知兼イジェクト部材
1Aと一体に形成されているため、やはり該軸1gの周
りに回転することになる。したがって、パトローネ11
Aが挿入されると、該係合部1fは円板31の側縁部か
らはずれ上記弾性部材32の付勢力により、上記円板3
1の側縁と環状凹部12Aの側壁との間に係合する(図
13参照)。
【0070】この状態よりさらにパトローネ11Aを挿
入しようとすると、上記係合部1fは上記軸1gの周り
をさらに回転するため、上記環状凹部12Aの側壁を図
中、矢印で示す方向、すなわちパトローネ装填室5Aの
内壁面に向けて押圧する(図14)。これにより、パト
ローネ11Aは該内壁面との摩擦力によりこれ以上の挿
入が阻止される。
【0071】次に、図15ないし図18を参照して、内
蔵するフィルムが未露光状態にあるパトローネをパトロ
ーネ装填室に装填した際の動作を説明する。
【0072】まず、未露光状態にあるパトローネ11A
をパトローネ装填室5Aに挿入すると(図15参照)、
図16に示すように上記係合部1fの先端が円板31の
太径部の側縁部に当接する。この状態でさらに該パトロ
ーネ11Aを挿入すると、該円板31の側縁部により上
記係合部1fは上記弾性部材32の付勢力に抗して若干
押し上げられ、これによりフィルム露光状態検知兼イジ
ェクト部材1Aは、軸1gの周りを回転する。上記係合
部1fはフィルム露光状態検知兼イジェクト部材1Aと
一体に形成されているため、やはり該軸1gの周りに回
転することになる。
【0073】この状態でパトローネ11Aをさらに挿入
すると、該係合部1fは円板31の側縁部からはずれ、
さらに斜角部13Aの傾斜面に沿って滑り、フィルム露
光状態検知兼イジェクト部材1Aはさらに回転する(図
17参照)。この後、さらにパトローネ11Aを挿入す
ると、該パトローネ11Aの上面がフィルム露光状態検
知兼イジェクト部材1AのL字形状に屈曲した自由端部
に当接するまで該フィルム露光状態検知兼イジェクト部
材1Aが回転し、装填が完了する(図18参照)。この
とき、該フィルム露光状態検知兼イジェクト部材1Aに
より図示しないカメラに配設された電気接点が切換えら
れ、パトローネ11Aが完全に装填されたことの情報が
カメラ本体の図示しない制御部に伝達される。
【0074】また、パトローネ11Aが装填された状態
でパトローネ装填室5Aの図示しない蓋を閉じると、カ
メラの制御部には上述したようにパトローネ11Aが装
填されたことの情報が伝達されているので、これによ
り、カメラは動作可能状態となる。
【0075】次に、本第3実施例における、上記パトロ
ーネ11Aを取り出す際の動作を図19を参照して説明
する。
【0076】撮影が終了し、上記パトローネ装填室5A
の蓋を開放すると、フィルム露光状態検知兼イジェクト
部材1Aは上記弾性部材32の付勢力によりパトローネ
11Aを突出する方向に回転する。このとき、該パトロ
ーネ11Aは上記係合部1fによって、その外周面11
bがパトローネ装填室5Aの内壁面5bに向けて押圧さ
れる。この押圧による摩擦力により、パトローネ11A
はパトローネ装填室5Aの開口部より若干突出した状態
で保持される。これにより、カメラを逆さにしても該パ
トローネ11Aが落ちることはない。使用者は、カメラ
より若干突出しているパトローネ11Aの先端部を指等
でつまみ取り出すことができる。
【0077】このような第3実施例のカメラによると、
上記第1実施例における効果に加え、パトローネの落下
を防止して安全に確実に取り出すことができる。
【0078】次に、本発明の第4実施例について説明す
る。
【0079】図20および図21は、上記第4実施例の
カメラにおけるパトローネ装填室およびフィルム露光状
態検知兼イジェクト部材と該パトローネ装填室に装填さ
れるパトローネを示した要部側断面図である。
【0080】まず、図20は、本実施例のカメラにおい
てパトローネ装填室に未露光状態のパトローネが装填さ
れた状態を示した要部側断面図である。なお、該図はパ
トローネが途中まで挿入された状態を示している。
【0081】図に示すように、本第4実施例のカメラに
は上記第3実施例と同様のパトローネ11Aが装填可能
となっており、また、パトローネ装填室5Bの底部には
上記第3実施例と同様のフィルム露光状態検知兼イジェ
クト部材1Aが配設されている。さらに、該アームの先
端部とカメラ本体の所定箇所との間には、上記第3実施
例と同様に弾性部材32が架設されており、これによ
り、該フィルム露光状態検知兼イジェクト部材1Aの自
由端部は、図中、下方に向けて、すなわち時計回転方向
に付勢されている。
【0082】上記パトローネ装填室5Bは、中程より底
部寄りが開口部より細径の中空円筒となっており、太径
部と細径部との境界部には段差5dが形成されている。
この細径部は、パトローネ11Aの直径とほぼ同一径と
なっており、また、フィルム露光状態検知兼イジェクト
部材1Aの回動を妨げないように該フィルム露光状態検
知兼イジェクト部材1の先端部1hの回動軌跡部分は切
り欠かれている。
【0083】なお、上記細径部と太径部との段差は、内
方に向けて突出した突起部で形成されてもよい。
【0084】次に、同図20を参照して、内蔵するフィ
ルムが未露光状態にあるパトローネをパトローネ装填室
に装填した際の動作を説明する。
【0085】上記未露光状態のパトローネ11Aを挿入
すると、上記第3実施例と同様にフィルム露光状態検知
兼イジェクト部材1Aの係合部1fは、円板31の側縁
部からはずれ斜角部13Aに沿って滑り、該パトローネ
11Aを内壁面5cに向けて(図中、矢印の方向)押圧
する。この状態でさらにパトローネ11Aを挿入する
と、該パトローネ11Aは上記細径部に挿入してやがて
完全に装填される。
【0086】次に、図21を参照して、内蔵するフィル
ムが未露光状態以外、すなわち、露光完了状態または一
部露光状態もしくは現像完了状態にあるパトローネをパ
トローネ装填室に装填した際の動作を説明する。
【0087】上記状態にあるパトローネ11Aを挿入す
ると、上記第3実施例と同様にフィルム露光状態検知兼
イジェクト部材1の係合部1fが円板31の側縁部と環
状凹部12Aの外壁との間に係合し、さらに、該パトロ
ーネ11Aを図中、矢印の方向に押圧する。この状態で
パトローネ11Aを挿入すると、該パトローネ11Aの
上面11dが上記段差5dに当接してそれ以上の挿入が
阻止される。これにより、未露光状態以外のパトローネ
11Aの装填が防止されるようになっている。
【0088】この第4実施例のカメラによると、上記第
1実施例の効果に加え、強い力でパトローネを挿入して
も上記フィルム露光状態検知兼イジェクト部材に対して
の加圧が軽減されるので、該部材を破損する虞がない。
【0089】次に、本発明の第5実施例について説明す
る。
【0090】図22ないし図25は上記第5実施例のカ
メラにおけるパトローネ装填室およびフィルム露光状態
検知兼イジェクト部材と該パトローネ装填室に装填され
るパトローネを示した要部側断面図である。
【0091】まず、図22は、本実施例のカメラにおい
てパトローネ装填室に未露光状態以外のパトローネが装
填された状態を示した要部側断面図である。なお、該図
は、該パトローネが途中まで挿入された状態を示してい
る。
【0092】図に示すように、本第5実施例のカメラに
は上記第3,第4実施例と同様のパトローネ11Aが装
填可能となっており、また、パトローネ装填室5Cの底
部には上記第3,第4実施例と略同一のフィルム露光状
態検知兼イジェクト部材1Bが配設されている。さら
に、該アームの先端部とカメラ本体の所定箇所との間に
は、上記第3,第4実施例と同様に弾性部材32が架設
されており、これにより、該フィルム露光状態検知兼イ
ジェクト部材1Bの自由端部は、図中、下方に向けて、
すなわち時計回転方向に付勢されている。
【0093】上記フィルム露光状態検知兼イジェクト部
材1Bは、係合部1fが延出している基端部より略クラ
ンク形状の保持部1jが延出している。また、該保持部
1jの回動軌跡上にあたるパトローネ装填室5Cの壁部
は一部切り欠かれている。
【0094】次に、図23を参照して、内蔵するフィル
ムが未露光状態以外、すなわち、露光完了状態または一
部露光状態もしくは現像完了状態にあるパトローネをパ
トローネ装填室に装填した際の動作を説明する。
【0095】上記状態にあるパトローネ11Aを挿入す
ると、上記第3実施例と同様にフィルム露光状態検知兼
イジェクト部材1Bの係合部1fが円板31の側縁部と
環状凹部12Aの外壁との間に係合し、さらに、該パト
ローネ11Aを図中、矢印の方向に押圧する。この状態
でパトローネ11Aをさらに挿入しようとすると、上記
第3実施例と同様に該パトローネ11Aの外周面とパト
ローネ装填室の内壁面との摩擦力によりこれ以上の挿入
が阻止される。
【0096】次に、図24を参照して、内蔵するフィル
ムが未露光状態にあるパトローネをパトローネ装填室に
装填した際の動作を説明する。
【0097】未露光状態にあるパトローネ11Aをパト
ローネ装填室5Cに挿入すると、上記第3実施例と同様
に、上記係合部1fの先端が円板31の太径部の側縁部
に当接する。この状態でさらに該パトローネ11Aを挿
入すると、該円板31の側縁部により上記係合部1fは
上記弾性部材32の付勢力に抗して若干押し上げられ、
これによりフィルム露光状態検知兼イジェクト部材1B
は、軸1gの周りを回転する。この状態でパトローネ1
1Aをさらに挿入すると、該係合部1fは円板31の側
縁部からはずれ、さらに斜角部13Aの傾斜面に沿って
滑り、フィルム露光状態検知兼イジェクト部材1Bはさ
らに回転し、該パトローネ11Aの上面がフィルム露光
状態検知兼イジェクト部材1BのL字形状に屈曲した自
由端部に当接するまで該フィルム露光状態検知兼イジェ
クト部材1Bが回転し、装填が完了する。
【0098】次に、本第5実施例のカメラおいて、パト
ローネ装填室からパトローネを取り出す際の動作につい
て図25を参照して説明する。
【0099】撮影が終了し、上記パトローネ装填室5C
の蓋を開放すると、フィルム露光状態検知兼イジェクト
部材1Bは上記弾性部材32の付勢力によりパトローネ
11Aを突出する方向に回転する。この後、該フィルム
露光状態検知兼イジェクト部材1Bの保持部1jが対向
する内壁面5cとの間にパトローネ11Aを挟み込み、
これによりパトローネ11Aはパトローネ装填室5Cの
開口部より若干突出した状態で保持される。したがっ
て、上記第3実施例と同様にカメラを逆さにしても該パ
トローネ11Aが落ちることはない。使用者は、カメラ
より若干突出しているパトローネ11Aの先端部を指等
でつまみ取り出すことができる。
【0100】なお、本第5実施例においては、撮影動作
終了後、上記円板31の状態の変化,非変化にかかわら
ずパトローネを保持することができるようになってい
る。
【0101】このような第5実施例のカメラによると、
上記第1実施例における効果に加え、より確実にパトロ
ーネの落下を防止して安全に確実に取り出すことができ
る。
【0102】なお、上記各実施例においては、パトロー
ネに内蔵するフィルムが露光完了状態または一部露光状
態あるいは現像完了状態にあるときに、該パトローネの
装填を阻止するように構成したが、これに限ることな
く、パトローネに内蔵するフィルムが露光完了状態また
は現像完了状態にあるときに、該パトローネの装填を阻
止するようにしてもよい。
【0103】[付記]以上詳述した如き本発明の実施態様
によれば、以下の如き構成を得ることができる。即ち、 (1) パトローネ内のフィルムの露光状態表示手段を
有し、該露光状態表示手段が、フィルムが未露光である
ことを目視可能に表示する未露光表示位置から、フィル
ムが一部露光されていることを目視可能に表示する一部
露光表示位置もしくはフィルムの露光が完了しているこ
とを目視可能に表示する露光完了表示位置へ移動可能に
したフィルムパトローネを使用するカメラにおいて、上
記パトローネが装填されるパトローネ装填室と、このパ
トローネ装填室の蓋部材と、上記パトローネ装填室内に
形成され、上記露光状態表示手段が露光完了表示位置に
ある場合に上記パトローネの装填を阻止し、上記露光状
態表示手段が未露光表示位置もしくは一部露光表示位置
にある場合に上記パトローネの装填を許容すると共に、
撮影動作終了後に上記蓋部材を開放した際に、該パトロ
ーネを上記パトローネ装填室から押し出すイジェクト手
段と、を具備したことを特徴とするカメラ。
【0104】(2) パトローネ内のフィルムの露光状
態表示手段を有し、該露光状態表示手段が、フィルムが
未露光であることを目視可能に表示する未露光表示位置
から、フィルムが一部露光されていることを目視可能に
表示する一部露光表示位置もしくはフィルムの露光が完
了していることを目視可能に表示する露光完了表示位置
へ移動可能にしたフィルムパトローネを使用するカメラ
において、上記パトローネが装填されるパトローネ装填
室と、このパトローネ装填室の蓋部材と、上記パトロー
ネ装填室内に形成され、上記露光状態表示手段が露光完
了表示位置もしくは一部露光表示位置にある場合に上記
パトローネの装填を阻止し、上記露光状態表示手段が未
露光表示位置にある場合に上記パトローネの装填を許容
すると共に、撮影動作終了後に上記蓋部材を開放した際
に、該パトローネを上記パトローネ装填室から押し出す
イジェクト手段と、を具備したことを特徴とするカメ
ラ。
【0105】(3) 上記(1),(2)において、上
記イジェクト手段は、上記パトローネ装填室の底部に配
設されている。
【0106】(4) 上記(1)において、上記パトロ
ーネをパトローネ装填室内に装填する際に、上記露光状
態表示手段が露光完了表示位置にある場合は、上記イジ
ェクト手段が上記パトローネ装填室内に形成されたパト
ローネ装填ガイド壁との間で上記パトローネに形成され
た環状唇部を挟み込むことによって、該パトローネの挿
入を阻止する。
【0107】(5) 上記(2)において、上記パトロ
ーネをパトローネ装填室内に装填する際に、上記露光状
態表示手段が露光完了表示位置もしくは一部露光表示位
置にある場合は、上記イジェクト手段が上記パトローネ
装填室内に形成されたパトローネ装填ガイド壁との間で
上記パトローネに形成された環状唇部を挟み込むことに
よって、該パトローネの挿入を阻止する。
【0108】(6) 上記(4),(5)において、上
記イジェクト手段は上記パトローネ装填室内に常に突出
するように付勢され、かつ上記露光状態表示手段と当接
可能な露光状態検出部を有する。
【0109】(7) 上記(6)において、上記イジェ
クト手段は、上記露光状態検出部は棒状の端部からな
る。
【0110】(8) パトローネ内のフィルムの露光状
態表示手段を有し、該露光状態表示手段が、フィルムが
未露光であることを目視可能に表示する未露光表示位置
から、フィルムが一部露光されていることを目視可能に
表示する一部露光表示位置もしくはフィルムが現像済み
であることを目視可能に表示する現像済み表示位置もし
くはフィルムの露光が完了していることを目視可能に表
示する露光完了表示位置へ移動可能にされたフィルムパ
トローネを使用するカメラにおいて、上記パトローネが
装填されるパトローネ装填室と、このパトローネ装填室
の蓋部材と、上記パトローネ装填室内に形成され、上記
露光状態表示手段が現像済み表示位置もしくは露光完了
表示位置にある場合に上記パトローネの装填を阻止し、
上記露光状態表示手段が未露光表示位置もしくは一部露
光表示位置にある場合に上記パトローネの装填を許容す
ると共に、撮影動作終了後に上記蓋部材を開放した際
に、該パトローネを上記パトローネ装填室から押し出す
イジェクト手段と、を具備したことを特徴とするカメ
ラ。
【0111】(9) パトローネ内のフィルムの露光状
態表示手段を有し、該露光状態表示手段が、フィルムが
未露光であることを目視可能に表示する未露光表示位置
から、フィルムが一部露光されていることを目視可能に
表示する一部露光表示位置もしくはフィルムが現像済み
であることを目視可能に表示する現像済み表示位置もし
くはフィルムの露光が完了していることを目視可能に表
示する露光完了表示位置へ移動可能にされたフィルムパ
トローネを使用するカメラにおいて、上記パトローネが
装填されるパトローネ装填室と、このパトローネ装填室
の蓋部材と、上記パトローネ装填室内に形成され、上記
露光状態表示手段が現像済み表示位置,露光完了表示位
置もしくは一部露光表示位置にある場合に上記パトロー
ネの装填を阻止し、上記露光状態表示手段が未露光表示
位置にある場合に上記パトローネの装填を許容すると共
に、撮影動作終了後に上記蓋部材を開放した際に、該パ
トローネを上記パトローネ装填室から押し出すイジェク
ト手段と、を具備したことを特徴とするカメラ。
【0112】(10) 上記(9)において、上記イジ
ェクト手段は、該パトローネが押し出された際に上記パ
トローネ室から飛び出さない位置で保持する保持手段と
一体に形成されている。
【0113】(11) 上記(10)において、上記イ
ジェクト手段は、上記保持手段によって上記パトローネ
が保持されている位置よりさらに装填した時点で上記露
光表示手段が未露光表示位置にあるパトローネ以外のパ
トローネに係止をかける。
【0114】(12) 上記(9)において、上記イジ
ェクト手段が移動することによって、該カメラに設けら
れた電気接点を切換える手段と有する。
【0115】(13) パトローネが装填されるパトロ
ーネ室と、撮影動作終了後に、上記パトローネを上記パ
トローネ室から押し出すと共に、該パトローネが押し出
された際に該パトローネ室より飛び出さない位置で保持
する保持手段と、を具備することを特徴とするカメラ。
【0116】(14) 上記(10),(13)におい
て、上記保持手段は、パトローネの外壁を上記パトロー
ネ室の内壁とで挟み込む係合部を具備する。
【0117】(15) 上記(9)において、上記イジ
ェクト手段は回動することを特徴とする。
【0118】(16) 上記(13),(14)におい
て、上記保持手段は、回動することを特徴とする。
【0119】(17) 上記(9),(10),(1
3)において、上記カメラは、パトローネを装填する際
に、上記露光状態表示手段が未露光表示位置にあるパト
ローネ以外のパトローネの装填を阻止する状態と、該装
填を許容する状態とを検出する手段を有する。
【0120】(18) 上記(9),(10),(1
3)において、上記カメラは、上記パトローネ室に、上
記露光状態表示手段が未露光表示位置にあるパトローネ
以外のパトローネの装填を阻止する突起を有する。
【0121】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ィルムの露光状態に応じてパトローネの装填を許可する
と共に、撮影完了したパトローネを確実に取り出せるカ
メラを提供できる。
【0122】また、イジェクトされたパトローネがカメ
ラ本体から飛び出さないで保持されるカメラを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であるカメラのパトローネ
装填室と、該カメラに使用するパトローネとを示した要
部斜視図である。
【図2】上記第1実施例のカメラにおける、パトローネ
の未装填時のフィルム露光状態検知兼イジェクト部材の
レバー部,係合部および板バネとの位置関係を示した要
部側面図である。
【図3】上記第1実施例のカメラにおける、パトローネ
の装填時のフィルム露光状態検知兼イジェクト部材のレ
バー部,係合部および板バネとの位置関係を示した要部
側面図である。
【図4】上記第1実施例のカメラにおいて、完全露光状
態または一部露光状態にあるフィルムを内蔵したパトロ
ーネを装填しようとした際の、フィルム露光状態検知兼
イジェクト部材およびその周辺部を示した要部側面図で
ある。
【図5】上記第1実施例のカメラにおいて、未露光状態
にあるフィルムを内蔵したパトローネを装填しようとし
た際の、フィルム露光状態検知兼イジェクト部材および
その周辺部を示した要部側面図である。
【図6】上記第1実施例のカメラにおいて、未露光状態
にあるフィルムを内蔵したパトローネを装填しようとし
た際の、フィルム露光状態検知兼イジェクト部材および
その周辺部を示した要部側面図である。
【図7】上記第1実施例のカメラにおいて、未露光状態
にあるフィルムを内蔵したパトローネを装填しようとし
た際の、フィルム露光状態検知兼イジェクト部材および
その周辺部を示した要部側面図である。
【図8】本発明の第2実施例であるカメラのパトローネ
装填室と、該カメラに使用するパトローネとを示した要
部斜視図である。
【図9】上記第2実施例のカメラにおける、パトローネ
の未装填時のフィルム露光状態検知兼イジェクト部材の
レバー部,係合部および係止部との位置関係を示した要
部側面図である。
【図10】上記第2実施例のカメラにおける、パトロー
ネの装填時のフィルム露光状態検知兼イジェクト部材の
レバー部,係合部および係止部との位置関係を示した要
部側面図である。
【図11】本発明の第3実施例のカメラにおいて、パト
ローネ装填室に未露光状態以外のパトローネを装填する
途中の状態を示した要部側断面図である。
【図12】上記第3実施例のカメラにおいて、パトロー
ネ装填室に未露光状態以外のパトローネを装填する途中
の状態を示した要部側断面図である。
【図13】上記第3実施例のカメラにおいて、パトロー
ネ装填室に未露光状態以外のパトローネを装填する途中
の状態を示した要部側断面図である。
【図14】上記第3実施例のカメラにおいて、パトロー
ネ装填室に未露光状態以外のパトローネを装填した状態
を示した要部側断面図である。
【図15】上記第3実施例のカメラにおいて、パトロー
ネ装填室に未露光状態のパトローネを装填する途中の状
態を示した要部側断面図である。
【図16】上記第3実施例のカメラにおいて、パトロー
ネ装填室に未露光状態のパトローネを装填する途中の状
態を示した要部側断面図である。
【図17】上記第3実施例のカメラにおいて、パトロー
ネ装填室に未露光状態のパトローネを装填する途中の状
態を示した要部側断面図である。
【図18】上記第3実施例のカメラにおいて、パトロー
ネ装填室に未露光状態のパトローネを装填した状態を示
した要部側断面図である。
【図19】上記第3実施例のカメラにおいて、パトロー
ネ装填室より未露光状態のパトローネを取り出す際の状
態を示した要部側断面図である。
【図20】本発明の第4実施例のカメラにおいて、パト
ローネ装填室に未露光状態のパトローネを装填する途中
の状態を示した要部側断面図である。
【図21】上記第4実施例のカメラにおいて、パトロー
ネ装填室に未露光状態以外のパトローネを装填した途中
の状態を示した要部側断面図である。
【図22】本発明の第5実施例のカメラにおいて、パト
ローネ装填室に未露光状態以外のパトローネを装填する
途中の状態を示した要部側断面図である。
【図23】上記第5実施例のカメラにおいて、パトロー
ネ装填室に未露光状態以外のパトローネを装填した状態
を示した要部側断面図である。
【図24】上記第5実施例のカメラにおいて、パトロー
ネ装填室に未露光状態のパトローネを装填する途中の状
態を示した要部側断面図である。
【図25】上記第5実施例のカメラにおいて、パトロー
ネ装填室より未露光状態以外のパトローネを取り出す際
の状態を示した要部側断面図である。
【符号の説明】
1…フィルム露光状態検知兼イジェクト部材 1b…レバー部 1c…係合部 3…カメラ本体 5…パトローネ装填室 10…係止部 15…板バネ 11…パトローネ 12…環状唇部 13…斜角部 30…露光状態表示手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パトローネ内のフィルムの露光状態表示
    手段を有し、該露光状態表示手段が、フィルムが未露光
    であることを目視可能に表示する未露光表示位置から、
    フィルムが一部露光されていることを目視可能に表示す
    る一部露光表示位置もしくはフィルムが現像済みである
    ことを目視可能に表示する現像済み表示位置もしくはフ
    ィルムの露光が完了していることを目視可能に表示する
    露光完了表示位置へ移動可能にされたフィルムパトロー
    ネを使用するカメラにおいて、 上記パトローネが装填されるパトローネ装填室と、 このパトローネ装填室の蓋部材と、 上記パトローネ装填室内に形成され、上記露光状態表示
    手段が現像済み表示位置,露光完了表示位置もしくは一
    部露光表示位置にある場合に上記パトローネの装填を阻
    止し、上記露光状態表示手段が未露光表示位置にある場
    合に上記パトローネの装填を許容すると共に、撮影動作
    終了後に上記蓋部材を開放した際に、該パトローネを上
    記パトローネ装填室から押し出すイジェクト手段と、 を具備したことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 パトローネが装填されるパトローネ室
    と、 撮影動作終了後に上記パトローネを上記パトローネ室か
    ら押し出すと共に、該パトローネが押し出された際に該
    パトローネ室より飛び出さない位置で保持する保持手段
    と、 を具備したことを特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】 上記イジェクト手段は、該パトローネが
    押し出された際に上記パトローネ室から飛び出さない位
    置で保持する保持手段と一体に形成されていることを特
    徴とする、請求項1に記載のカメラ。
JP7149140A 1995-06-15 1995-06-15 カメラ Withdrawn JPH095861A (ja)

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JP7149140A JPH095861A (ja) 1995-06-15 1995-06-15 カメラ
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US09/019,315 US6023591A (en) 1995-06-15 1998-02-05 Camera having ejector for film cartridge

Applications Claiming Priority (1)

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JP7149140A JPH095861A (ja) 1995-06-15 1995-06-15 カメラ

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US5950032A (en) 1999-09-07

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