JPH0958395A - ガス発生器 - Google Patents

ガス発生器

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Publication number
JPH0958395A
JPH0958395A JP7232005A JP23200595A JPH0958395A JP H0958395 A JPH0958395 A JP H0958395A JP 7232005 A JP7232005 A JP 7232005A JP 23200595 A JP23200595 A JP 23200595A JP H0958395 A JPH0958395 A JP H0958395A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
generating agent
gas
gas generating
central cylinder
gas generator
Prior art date
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Pending
Application number
JP7232005A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Omura
紘 尾村
Masayuki Ueda
正之 上田
Takeshi Takabori
健 高堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0958395A publication Critical patent/JPH0958395A/ja
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 燃焼ガス圧力を小としながら燃焼室へのガス
発生剤の充填を容易とするガス発生器を提供すること。 [構成] 中央筒32に線状のガス発生剤40を巻回さ
せ、これは中央筒32と薄肉円筒部材43との間に形成
される燃焼室41に位置させる。線状のガス発生剤は燃
焼表面積が大きく、燃焼圧力を小とすることできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアバッグ装置に使用
されるガス発生器に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】エアバッグ装置は、ガス
発生器と緩衝用エアバッグ等を具備して自動車等に装着
され、衝突時にガス発生器より発生するガスエアバッグ
に導入し、これによりエアバッグが膨張・展開して乗員
を衝撃から保護するものである。
【0003】ところで、ガス発生器は、ガス発生手段を
構成するガス発生剤(例えばアジ化ソーダと酸化銅との
混合物)を点火手段により点火・燃焼させてガスを発生
させる。そして、発生した固体あるいは凝結性副生物を
含むガスをフィルタを通してエアバッグに導き、エアバ
ッグを膨張・展開させるようになっている。
【0004】しかるに、従来のガス発生剤はディスクま
たはペレット状であり、外部からの衝撃等により亀裂が
入ったり、破壊しやすく、ガス発生器の性能を変動させ
る要因でもあった。そのため、外部からの物理的な力を
緩衝させるため、クッションは不可欠であった。またデ
ィスクまたはペレット状のガス発生剤では表面積が小さ
いため燃焼速度が大きい薬剤組成にするとか、燃焼圧力
を高くする必要があり、そのため薬剤の選定に限定があ
ったり、また高い圧力に耐えるように重い厚肉の金属製
外殻容器を使用しなければならない欠点があった。
【0005】これに対して、本出願人は先に特開平5−
221770号公報で、表面積が大きく低圧燃焼が可能
なガス発生剤として線状ガス発生剤を提供した。これに
よると、確かに燃焼表面積が大きく燃焼圧力を小さくす
ることができるのであるが、その具体的な構成は一切開
示されておらず、「単に適当な部位に巻き付ける等の方
法により固定している」とのみ記載しているだけであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上述の問題
に鑑みてなされ、線状のガス発生剤の特性を利用しなが
ら、また部品点数をそれほど増加させることなく具体的
に線状のガス発生剤を利用し得るガス発生器を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【問題点を解決するための手段】以上の目的は、少なく
とも点火装置を収容する中央筒と、該中央筒と同心的に
配設され周壁面に多数の孔を形成させた円筒部材とを具
備し、前記中央筒と前記円筒部材とでガス発生剤を収容
する燃焼室を形成したガス発生器において、前記ガス発
生剤は線状に均一に延長された糸状の物体にガス発生薬
剤を付着させてなり、前記中央筒に巻回されていること
を特徴とするガス発生器、によって達成される。
【0008】また以上の目的は、少なくとも点火装置を
収容する中央筒と、該中央筒と同心的に配設され周壁面
に多数の孔を形成させた円筒部材とを具備し、前記中央
筒と前記円筒部材とでガス発生剤を収容する燃焼室を形
成したガス発生器において、前記ガス発生剤は直線的な
糸状の物体にガス発生薬剤を付着させてなり、前記燃焼
室に束ねて配設されていることを特徴とするガス発生
器、によって達成される。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、中央筒に線状に均一
に延長される糸状のガス発生剤を巻回するのみで、その
線状ガス発生剤の特性を利用することができる。
【0010】また請求項2の発明によれば、線状に均一
に延長されているが、適当な剛性を有すれば直線状態で
多数本束ねて燃焼室に配設させるだけで、その線状のガ
ス発生剤の特性を利用することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例によるガス発生器につ
いて図面を参照して説明する。
【0012】図1は本発明の第1実施例によるガス発生
器を示すが助手席用であり、全体として31で示され、
中央筒32は軸方向に充分な強度を有し、耐熱性の材料
で成り、多数の孔32aを形成させており、図において
上端部、下端部にはねじが形成され、これに上側フラン
ジ部材33および下側フランジ部材34の突出部が螺合
し、締め付けられている。また、この内面には環状の溝
が形成され、これにO−リング35、36がそれぞれ嵌
着されている。中央筒32と同心的に薄肉の材質で成
り、多数の孔43cを形成させた金属筒部材43が配設
され、その上端、下端部はそれぞれフランジ部43a、
43bとして屈曲形成され、これは上端側では中央筒3
2の上端周壁面に図示するように当接し、下側フランジ
部43bは中央筒32の下端より下方に位置して、下側
フランジ部材34の螺着締め付けにより中央筒32と一
体的に固定される。また下側フランジ部材34に点火装
置37が嵌着され、その先端部にエンハンサ38が取り
付けられている。
【0013】薄肉円筒部材43と中央筒32との間に環
状の燃焼室41が形成され、この領域において本実施例
では線状で成るガス発生剤40をコイル状に、かつ、相
隣る層で交互に交叉するようにヘリカルに巻回させてい
る。また、薄肉円筒部材43の内周壁部にはクーラント
42が環状に収容されており、この外面は上述の薄肉円
筒部材43の内周面と当接している。さらに、この外周
面にはアルミニウム箔で成る筒状環状部材44が貼着さ
れている。薄肉円筒部材43の外周面には上述したよう
にアルミニウム箔44が貼着されているのであるが、こ
の外周面に高抗張力繊維ないしは糸を特開平6−472
23号公報で示すように、所定の間隔が保持されるよう
に巻き付けることにより、濾過性と耐圧性を有する積層
体46が形成されている。高抗張力繊維はガラス繊維、
セラミック繊維、炭素繊維、アラミド繊維、ポリエチレ
ン繊維およびスチール繊維のいずれか、またはこれらの
組み合わせで成っている。
【0014】本実施例では芯材となる糸状物体はアルミ
ニウム、マグネシウム、鉄、ニッケル、チタン、銅、
銀、金の単一または相互の合金から選ばれる金属で成る
か、あるいは炭素、黒鉛、ガラス、シリカ、アルミナ、
セラミックスから選ばれる無機物質で成る。例えば、平
均粒子径が200μmの過塩素酸アンモニウム50部、
平均粒子径15μmの過塩素酸アンモニウム30部、水
酸基化ポリブタジエンとイソホロンジイソアシアネート
との当量混合物から成る燃焼結合剤20部を0.01気
圧の減圧下で混合して、粘稠なスラリーを作成し、この
スラリーと線径0.1mmの銅線3本から成る束とを同
時にノズルより射出し、さらに80℃で重合・硬化させ
て、外径2mmの可撓性線状ガス発生剤を得た。なお、
81は車体への取付ボルトである。
【0015】本発明の第1実施例によるガス発生器31
は以上のように構成されるが、次にこの作用について説
明する。
【0016】ガス発生器31を装着した自動車が今、何
かに衝突したとする。この電気式の点火装置37はこの
衝突信号を受けて点火し、点火部38を燃焼させ、この
炎が中央筒32に形成した多数の孔32aを通って燃焼
41内のガス発生剤40を着火させる。よって、この
燃焼で高温、高圧のガスを発生させ、クーラント42に
より冷却され、薄肉円筒部材43に形成した多数の小孔
43cを通り、積層体46がフィルタの働きをし、塵埃
や小さな固形分がこれにより濾過され、ほぼ気体分のみ
がこのガス発生器31に取り付けたエアバッグに噴出さ
れ、これを膨張させ、乗員がウィンドウに対して衝突す
るのを防止する。
【0017】以上のように従来例と同様な作用を行うの
であるが、本実施例では中央筒32に線状のガス発生剤
40がコイル状に巻装されているので、この燃焼室41
内への収容作業が容易であり、例えば薄肉円筒部材43
の上端部に設けられる中径部43a’の上端部として真
直であって、すなわち、上側フランジ部43aがまだ形
成されていない状態で中央筒32にガス発生材40を巻
装させたものを上方から挿入した後、薄肉円筒部材43
の上方の中径部43a’を上側フランジ部43aを形成
させるべくかしめることにより、図1に示す形状とし、
次いで上下のフランジ部材33、34を上下から螺着締
め付けにより薄肉円筒部材43が中央筒32と一体化さ
れる。この後、上記材質で成る繊維束または糸を積層体
46を形成すべく巻装するのであるが、薄肉円筒部材4
3は円筒形状であるので、その周面に対する巻き付けが
あたかも糸巻きに対して糸を巻くがごとく容易に行うこ
とができ、薄肉円筒部材43は巻芯として働くことがで
きる。よって、従来よりフィルタの積層体46を形成す
るための繊維束または糸の巻回作業を容易とし、コスト
を低くすることができる。
【0018】図2は本発明の第2実施例によるガス発生
器を示すが、全体として51で示されるが、本実施例は
運転者席用であり、第1実施例とは若干形状が異なる
が、発明としては同一の範疇に入るものである。
【0019】軸方向に負荷がかかっても充分に耐えるこ
とのできる強度を有する中央筒形成部材52は全体とし
てT字形状を呈し、天板部52aが第1実施例の上側フ
ランジ部に対応し、下方へと垂下する筒状の垂下部52
b内に点火室を形成し、これに点火装置58の伝火部5
9を位置させている。点火装置58は車体への取付板5
3の中央の突起部に形成した凹所に嵌着され、O−リン
グ54を介在させて点火室内への水分の侵入を防止して
いる。中央筒形成部材52と同心的に薄肉円筒部材55
が配設され、この上端部55aは径内方に屈曲させて中
央筒形成部材52の天板部52aの突部との間にO−リ
ング56を介在させて内部への水分の侵入を防止してい
る。垂下部52bには図3に示すように複数のスリット
52b’を形成させている。
【0020】薄肉円筒部材55の外周突出部にはクーラ
ント56’を収容させており、これに対向して多数の小
孔55bを形成させ、これを閉塞するようにアルミニウ
ム箔57を貼着させている。
【0021】中央筒形成部材52の垂下部52bには線
状のガス発生剤60が図示するように多層に巻装されて
おり、これは中央筒形成部材52の垂下部52bと薄肉
円筒部材55との間に形成される燃焼室内に位置して
いる。線状のガス発生剤60は第1実施例のガス発生剤
40と同様に構成され、薄肉円筒部材55の上端部55
aを図示するように径内方にかしめる前に、このガス発
生剤60を巻装させた中央筒形成部材52を、この薄肉
円筒部材55内に挿入する。
【0022】薄肉円筒部材55の外周にはアルミニウム
箔57が貼着されているのであるが、この周囲に第1実
施例と同様な高抗張力繊維束または糸69aが同様に巻
かれて積層体69を形成させており、薄肉円筒部材55
が上下で中央筒形成部材52および取付部材53により
補強された形となり、この外周部に巻装されるのである
が、これがまた巻芯として働き、従来に比べるとその巻
回作業ははるかに容易であり、よってコストを低下させ
ることができる。
【0023】図4は本発明の第3実施例によるガス発生
器を示すが、以上の実施例は本出願人が最近開発した構
造のガス発生器に適用されたが、本実施例では従来型の
ガス発生器に本発明を適用したものである。
【0024】すなわち、本実施例も第1実施例と同様に
助手席用に用いられるものであるが、全体として71で
示され、円筒体72の上壁部72aの中心部に中央筒体
76が同心的に固定されている。これらの周壁部にはそ
れぞれ多数の孔72b、76aが形成されており、ま
た、これらの間に燃焼室77を形成させている。中央筒
体76に本発明に係る線状のガス発生剤78を多層で図
示するように相近接する層で交叉するようにヘリカルに
巻装されている。また中央筒体76の下端部には筒体7
2の下端開口に嵌着する蓋体73の中央突起部に形成さ
れる凹所に点火装置74が装着され、かつ、この上端部
にエンハンサ75が取り付けられている。また、筒体7
2の上壁部72aの中心部には一体的に取付ボルト81
が形成されており、これが自動車内の助手席近傍に螺着
固定させて、また図示せずともたたんだエアバッグは筒
体72の多数の孔72bを覆うように取り付けられてお
り、さらに筒体72の内周面にはクーラント79が配設
され、さらにこの外周面と筒体72の内周面との間にア
ルミニウム箔80が取り付けられている。
【0025】本実施例のガス発生器71も上記実施例と
同様な作用を行うが、ガス発生剤78は線状で筒体72
に巻回されており、上記実施例と同様な効果を奏するも
のである。なお、本実施例ではクーラント79が上記実
施例の積層体46、69と同様な濾過作用を行うのであ
るが、上記実施例と異なり、このような積層体を形成さ
せる代わりに金属で成る筒体72を用いているので全体
の重量は大きくなるが、従来のガス発生剤のようにペレ
ットやディスク状でなく燃焼圧力を小さくすることがで
きるのでその肉厚をより小として軽量とすることができ
る。なお、本実施例においても、第2実施例において
も、ガス発生剤60、78は第1実施例と同様に相隣る
層で交互に交叉するようにヘリカルに巻回されている。
【0026】以上本発明の各実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれらに限定されることなく、本発
明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0027】例えば以上の実施例では、ガス発生剤とし
て線状の部材40、60を巻回させて用いたが、これに
代えて剛性的に直線状態を保つ線状のガス発生剤を燃焼
4177に多数本を束にして充填させるように
してもよい。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように本発明のガス発生器に
よれば、ガス発生剤は線状で中央筒体に巻かれるか、燃
焼室に束にして配設されるだけであるので、従来より燃
焼室への充填作業が容易であり、また従来のペレットや
ディスク状と異なり、その燃焼表面積を大きくして、燃
焼圧力を小さくすることができるので、外殻容器の肉厚
を小さくして全体の重量を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるガス発生器の断面図
である。
【図2】本発明の第2実施例によるガス発生器の部分破
断側面図である。
【図3】同第2実施例のガス発生器の部分破断平面図で
ある。
【図4】同第3実施例のガス発生器の側断面図である。
【符号の説明】
31 ガス発生器 32 中央筒 33 上側フランジ部材 34 下側フランジ部材 40 ガス発生剤 43 薄肉円筒部材 46 高抗張力繊維で成る積層体 51 ガス発生器 52 中央筒形成部材 53 取付部材 55 薄肉円筒部材 60 ガス発生剤61 燃焼室 62 高抗張力繊維で成る積層体 71 ガス発生器 78 ガス発生剤

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも点火装置を収容する中央筒
    と、該中央筒と同心的に配設され周壁面に多数の孔を形
    成させた円筒部材とを具備し、前記中央筒と前記円筒部
    材とでガス発生剤を収容する燃焼室を形成したガス発生
    器において、前記ガス発生剤は線状に均一に延長された
    糸状の物体にガス発生薬剤を付着させてなり、前記中央
    筒に巻回されていることを特徴とするガス発生器。
  2. 【請求項2】 少なくとも点火装置を収容する中央筒
    と、該中央筒と同心的に配設され周壁面に多数の孔を形
    成させた円筒部材とを具備し、前記中央筒と前記円筒部
    材とでガス発生剤を収容する燃焼室を形成したガス発生
    器において、前記ガス発生剤は直線的な糸状の物体にガ
    ス発生薬剤を付着させてなり、前記燃焼室に束ねて配設
    されていることを特徴とするガス発生器。
  3. 【請求項3】 前記糸状の物体がアルミニウム、マグネ
    シウム、鉄、ニッケル、チタン、銅、銀、金の単一金属
    または相互の合金から選ばれる金属である請求項1また
    は請求項2に記載のガス発生器。
  4. 【請求項4】 前記糸状の物体が炭素、黒鉛、ガラス、
    シリカ、アルミナ、セラミックスから選ばれる無機物質
    である請求項1または請求項2に記載のガス発生器。
  5. 【請求項5】 前記中央筒は軸方向の荷重を負荷し得る
    ように充分に大きい強度を有する材料で形成され、かつ
    前記ガス発生剤の着火のため多数の孔を有する請求項1
    乃至請求項4のいずれかに記載のガス発生器。
  6. 【請求項6】 前記円筒部材の外周または内周に前記ガ
    ス発生剤の防湿のために金属箔で成る薄膜を貼着させて
    いる請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のガス発生
    器。
  7. 【請求項7】 前記ガス発生剤は多層に巻回されてお
    り、相隣る層で交互に交叉するようにヘリカルに巻回さ
    れている請求項1または請求項3乃至請求項6のいずれ
    かに記載のガス発生器。
JP7232005A 1995-08-17 1995-08-17 ガス発生器 Pending JPH0958395A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007308352A (ja) * 2006-05-22 2007-11-29 Daicel Chem Ind Ltd ガス発生剤成形体
DE102019100623A1 (de) * 2019-01-11 2020-07-16 Trw Airbag Systems Gmbh Gasgenerator, modul und fahrzeugsicherheitssystem

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