JPH0956230A - 施肥作業機 - Google Patents

施肥作業機

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Publication number
JPH0956230A
JPH0956230A JP24066195A JP24066195A JPH0956230A JP H0956230 A JPH0956230 A JP H0956230A JP 24066195 A JP24066195 A JP 24066195A JP 24066195 A JP24066195 A JP 24066195A JP H0956230 A JPH0956230 A JP H0956230A
Authority
JP
Japan
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fertilizer
float
machine
paste
seeding
Prior art date
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Pending
Application number
JP24066195A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Fukuma
英明 福間
Tomotaka Mishima
友孝 三島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP24066195A priority Critical patent/JPH0956230A/ja
Publication of JPH0956230A publication Critical patent/JPH0956230A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペースト施肥装置と粒状施肥装置とを併設し
た施肥作業機であっても、田面を滑走するフロートの直
進性を向上させて播種精度を良好に保持できるように
し、しかも施肥効果の向上を図ることができるようにす
る。 【解決手段】 施肥作業機の下部にフロート15を設
け、該フロート15には、左右両側に位置して二条の播
種位置22,22を設け、該二条の播種位置22,22
よりも機体外側にそれぞれペースト施肥装置の施肥吐出
部29,29を設け、播種位置よりも機体内側に粒状施
肥装置の施肥吐出部27,27を設けると共に、上記播
種位置22,22と施肥吐出部27,27,29,29
とを平面視でフロート15の中心から機体外側に位置す
るものほど順次後方に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、播種作業と同時に
施肥作業を行う農業機械の技術分野に属する施肥作業機
に係るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、圃場を耕起した後湛水し、その
後水を落した状態で土壌の表層を代掻きし、この圃場面
に播種作業を行うのと同時に施肥するため、ペースト施
肥装置と粒状施肥装置とをフロートに併設した施肥作業
機が知られている。ところで、このような施肥作業機で
は、フロートに併設した施肥装置に圃場抵抗が作用して
も、田面を滑走するフロートに悪影響を及ぼすことなく
フロートを直進させて播種精度を良好に保持し、しかも
施肥効果を向上させることが望ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
実情に鑑み創作されたものであって、圃場面に二条の播
種作業を行うのと同時に施肥できるように、ペースト施
肥装置と粒状施肥装置とを併設した施肥作業機であって
も、フロートに併設した施肥装置が田面を滑走するフロ
ートの直進性を向上させて播種精度を良好に保持し、し
かも施肥効果の向上を図ることができる施肥作業機を提
供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明が講じた技術的手段は、ペースト施肥装置と
粒状施肥装置とを併設した施肥作業機において、施肥作
業機の下部にフロートを設け、該フロートには、左右両
側に位置して二条の播種位置を設け、該二条の播種位置
よりも機体外側にそれぞれペースト施肥装置の施肥吐出
部を設け、播種位置よりも機体内側に粒状施肥装置の施
肥吐出部を設けると共に、上記播種位置と施肥吐出部と
を平面視でフロートの中心から機体外側に位置するもの
ほど順次後方に配置したことを特徴とし、また、ペース
ト施肥装置と粒状施肥装置とを併設した施肥作業機にお
いて、施肥作業機の下部にフロートを設け、該フロート
には、左右両側に位置して二条の播種位置を設け、該二
条の播種位置よりも機体外側にそれぞれペースト施肥装
置の施肥吐出部を設け、播種位置よりも機体内側に粒状
施肥装置の施肥吐出部を設けて、上記播種位置と施肥吐
出部とを平面視でフロートの中心から機体外側に位置す
るものほど順次後方に配置すると共に、播種位置の播種
溝深さをペースト施肥装置の施肥吐出部深さよりも浅
く、粒状施肥の施肥溝深さをペースト施肥装置の施肥吐
出部深さよりも深く形成したことを特徴とするものであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
示された一実施例に基いて詳細に説明する。まず図3に
おいて、1は前輪2および後輪3を備えた走行機体であ
って、該走行機体1の機体フレーム4の前部にエンジン
部5が搭載され、その後方に運転操作部6、運転座席7
等が配設されている。上記機体フレーム4の前部にはペ
ースト肥料タンク8が設けられており、該ペースト肥料
タンク8がサクションホース9を介してペーストポンプ
10に連通連結されている。また走行機体1の後部に
は、アッパーリンク11およびロアリンク12からなる
リンク機構13を介して施肥作業機14が昇降およびロ
ーリング自在に連結されている。15は施肥作業機14
の下部に設けた田面を滑走するフロートであって、該フ
ロート15に前記ペーストポンプ10に連結したパイプ
状のペースト施肥ノズル16を後方下方に向けて延設す
ることにより、ペースト施肥ノズル16の後端から肥料
を土中に施肥するペースト施肥装置17が構成されてい
る。
【0006】18は施肥作業機14のフレーム部19の
上方に支持された播種、粒状施肥タンクであって、該播
種、粒状施肥タンク18は、籾等の種子を貯溜する種子
タンク部18aと粒状肥料を貯溜する粒状肥料タンク部
18bとが一体状に形成されている。20は種子タンク
部18aに設けた種子操出部であって、該種子操出部2
0から下方に延設した種子吐出管21の下端部が、フロ
ート15の左右両側に位置して設けた二条の播種位置2
2,22に臨んでいる。上記播種位置22,22には、
播種溝を作溝する播種作溝体23がフロート15の下面
に設けられている。24は粒状肥料タンク部18bに設
けた粒状肥料操出部であって、該粒状肥料操出部24か
ら肥料吐出管25を下方に延設して、肥料吐出管25の
下端部から粒状肥料を吐出する粒状施肥装置26が構成
されている。
【0007】上記肥料吐出管25の下端部が臨む粒状肥
料の施肥吐出部27,27が、図1に示すようにそれぞ
れフロート15の播種位置22,22よりも機体内側に
形成されており、該施肥吐出部27には、施肥溝を作溝
する施肥作溝体28がフロート15の下面に設けられて
いる。一方、前記ペースト施肥ノズル16,16後端の
土中に没入した施肥吐出部29が上記播種位置22,2
2よりも機体外側に配置されている。そしてフロート1
5の左右両側に設けた上記粒状肥料の施肥吐出部27,
27と、播種位置22,22およびペースト肥料の施肥
吐出部29,29とが、平面視でフロート15の中心か
ら機体の外側に位置するものほど順次後方に配置されて
いて、配置状態が後方に拡開する略八の字状となってい
る。
【0008】また図2に示すように、播種作溝体23に
よる播種溝の深さh1 はペースト肥料の施肥吐出部29
の深さh2 より浅く、施肥作溝体28による粒状肥料の
施肥溝の深さh3 は、施肥吐出部29の深さh2 より深
くなるように形成されていて、粒状肥料をペースト肥料
よりも深層に施肥できるようになっている。30は施肥
後の施肥溝を培土する施肥培土板、31は播種後の播種
溝を培土する播種培土板であって、該播種培土板31は
ペースト施肥ノズル16による施肥跡も培土するもので
ある。また32は代掻きロータである。
【0009】上記の如き構成において、走行機体1を走
行させて播種作業を行うに当り、播種、粒状施肥タンク
18に収納した種子は、種子繰出部20から種子吐出管
21を経てフロート15に設けた播種位置22に播種さ
れる。また粒状肥料操出部24から操出された粒状肥料
は、播種位置22よりも機体内側に設けた施肥吐出部2
7から施肥され、ペースト施肥ノズル16からのペース
ト肥料は、播種位置22よりも機体外側の施肥吐出部2
9から施肥されるので、二条の播種作業と同時に播種位
置の両側に施肥することができ、根が両側に伸長して倒
伏性が良好となる。そしてフロート15に設けた粒状肥
料の施肥吐出部27,27と、播種位置22,22およ
びペースト肥料の施肥吐出部29,29とが、平面視で
後方に拡開する略八の字状となるので、田面を滑走する
フロート15には圃場抵抗が左右均等に作用してフロー
ト15の直進性が向上し、フロート15に沿った泥水の
流れが円滑になると共に播種精度を良好に保持すること
ができる。また施肥吐出部27から施肥される粒状肥料
は、深さh3 の施肥溝によりペースト肥料よりも深層に
施肥されるので、速効性のペースト肥料と遅効性の粒状
肥料とを使いわけて施肥効果の向上を図ることができ
る。
【0010】
【発明の効果】これを要するに本発明は、ペースト施肥
装置と粒状施肥装置とを併設した施肥作業機において、
施肥作業機の下部にフロートを設け、該フロートには、
左右両側に位置して二条の播種位置を設け、該二条の播
種位置よりも機体外側にそれぞれペースト施肥装置の施
肥吐出部を設け、播種位置よりも機体内側に粒状施肥装
置の施肥吐出部を設けると共に、上記播種位置と施肥吐
出部とを平面視でフロートの中心から機体外側に位置す
るものほど順次後方に配置し、また、ペースト施肥装置
と粒状施肥装置とを併設した施肥作業機において、施肥
作業機の下部にフロートを設け、該フロートには、左右
両側に位置して二条の播種位置を設け、該二条の播種位
置よりも機体外側にそれぞれペースト施肥装置の施肥吐
出部を設け、播種位置よりも機体内側に粒状施肥装置の
施肥吐出部を設けて、上記播種位置と施肥吐出部とを平
面視でフロートの中心から機体外側に位置するものほど
順次後方に配置すると共に、播種位置の播種溝深さをペ
ースト施肥装置の施肥吐出部深さよりも浅く、粒状施肥
の施肥溝深さをペースト施肥装置の施肥吐出部深さより
も深く形成したことから、播種作業と同時に、二条の播
種位置の両側にペースト肥料と粒状肥料を施肥できるの
で、根が両側に伸長し倒伏性を良好にすることができ
る。そしてフロートに設けた二条の播種位置と、その両
側に設けた粒状肥料の施肥吐出部およびペースト肥料の
施肥吐出部とが、平面視で後方に拡開する略八の字状と
なるので、田面を滑走するフロートには圃場抵抗が左右
均等に作用し、フロートの直進性を向上させて播種精度
を良好に保持することができる。また粒状肥料の施肥溝
深さがペースト施肥装置の施肥吐出部深さよりも深いの
で、粒状肥料をペースト肥料よりも深層に施肥すること
ができ、このため速効性のペースト肥料と遅効性の粒状
肥料とを使いわけて施肥効果の向上を図ることができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の平面図である。
【図2】同上側面図である。
【図3】施肥作業機の全体側面図である。
【符号の説明】
14 施肥作業機 15 フロート 17 ペースト施肥装置 22 播種位置 23 播種作溝体 26 粒状施肥装置 27 粒状肥料の施肥吐出部 28 施肥作溝体 29 ペースト肥料の施肥吐出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペースト施肥装置と粒状施肥装置とを併
    設した施肥作業機において、施肥作業機の下部にフロー
    トを設け、該フロートには、左右両側に位置して二条の
    播種位置を設け、該二条の播種位置よりも機体外側にそ
    れぞれペースト施肥装置の施肥吐出部を設け、播種位置
    よりも機体内側に粒状施肥装置の施肥吐出部を設けると
    共に、上記播種位置と施肥吐出部とを平面視でフロート
    の中心から機体外側に位置するものほど順次後方に配置
    したことを特徴とする施肥作業機。
  2. 【請求項2】 ペースト施肥装置と粒状施肥装置とを併
    設した施肥作業機において、施肥作業機の下部にフロー
    トを設け、該フロートには、左右両側に位置して二条の
    播種位置を設け、該二条の播種位置よりも機体外側にそ
    れぞれペースト施肥装置の施肥吐出部を設け、播種位置
    よりも機体内側に粒状施肥装置の施肥吐出部を設けて、
    上記播種位置と施肥吐出部とを平面視でフロートの中心
    から機体外側に位置するものほど順次後方に配置すると
    共に、播種位置の播種溝深さをペースト施肥装置の施肥
    吐出部深さよりも浅く、粒状施肥の施肥溝深さをペース
    ト施肥装置の施肥吐出部深さよりも深く形成したことを
    特徴とする施肥作業機。
JP24066195A 1995-08-25 1995-08-25 施肥作業機 Pending JPH0956230A (ja)

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JP24066195A JPH0956230A (ja) 1995-08-25 1995-08-25 施肥作業機

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JP24066195A JPH0956230A (ja) 1995-08-25 1995-08-25 施肥作業機

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ID=17062825

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JP24066195A Pending JPH0956230A (ja) 1995-08-25 1995-08-25 施肥作業機

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JP (1) JPH0956230A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102428782A (zh) * 2011-10-24 2012-05-02 上海市上海农场 开沟施肥双旋耕宽幅播种机
CN105532130A (zh) * 2015-12-22 2016-05-04 高大勇 中耕播种机施肥控制装置

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