JPH0956132A - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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JPH0956132A
JPH0956132A JP22736995A JP22736995A JPH0956132A JP H0956132 A JPH0956132 A JP H0956132A JP 22736995 A JP22736995 A JP 22736995A JP 22736995 A JP22736995 A JP 22736995A JP H0956132 A JPH0956132 A JP H0956132A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な構造上の工夫を要することなく、高い
起動信頼性を得る。 【解決手段】 磁性体よりなる円筒状周壁部4を有する
モータケース2の内側に、内方に突出する複数のポール
ピース30を放射状にかつ等間隔に有する環状のステー
タコア32及びポールピース30に巻回されたコイルを
備えたステータ28を配設し、ステータ28の内側にロ
ータマグネットを回転自在に配置し、かつ、円筒状周壁
部4に1対の開口窓8を対称状に形成し、両開口窓8
を、両開口窓8間の周壁部4の中心に最も近接する任意
のポールピース30が該周壁部4の中心を通る中心線か
らずれるように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DCブラシレスモ
ータに係り、例えばヘヤドライヤ等の比較的狭隘なケー
ス本体内の空間内に格納される小型のブラシレスモータ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種インナーロータ型ブラシレ
スモータは、有蓋円筒状のモータケースの下面開口にキ
ャップが嵌装され、モータケースの蓋部の中心部及びキ
ャップの中心部にそれぞれすべり軸受が装着されると共
に、この両すべり軸受にロータマグネットを一体に支持
したシャフトが枢支される。一方、モータケースの内側
には、内方に突出する複数の磁極歯を放射状に備えた円
環状のステータコアとこのコアの各磁極歯に巻回された
コイルとからなるステータが嵌合固定され、この内側に
ロータマグネットが配置され、ロータマグネットの外周
面が各磁極歯の内面にわずかな間隙を介して対向してい
る。キャップの外側面には回路基板が配置され、ロータ
マグネットの回転位置を検出するホール素子やモータ制
御用の制御回路部品が実装されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のブラシ
レスモータにあっては、ステータコアの磁極歯とロータ
マグネットの磁極数との相対位置によっては起動死点を
生じることがある。この起動死点を解消し起動信頼性を
高めるためには、ステータの磁極歯の数(ポール数)と
ロータマグネットの磁極数とを異なる数とした上で複数
のセンサを用いたり、ステータに補極を設けたり、或い
は磁極歯のティース形状を非対称にする等の工夫が必要
となり、構造が複雑になり、高価になる等の問題があ
る。
【0004】本発明は、前記従来に技術の有する問題点
に留意してなされたものであり、その目的とするところ
は、複雑な構造上の工夫を要することなく、高い起動信
頼性を得ることができるブラシレスモータを提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のブラシレスモータにおいては、磁性体より
なる円筒状周壁部を有するモータケースの内側に、内方
に突出する複数の磁極形成部を放射状にかつ等間隔に有
する環状のコイル支持体及び前記各磁極形成部に巻回さ
れたコイルを備えたステータを配設し、該ステータの内
側にロータマグネットを回転自在に配置し、かつ、前記
円筒状周壁部に1対の開口窓を対称状に形成し、該両開
口窓を、該両開口窓間の周壁部の中心に最も近接する前
記コイル支持体の任意の磁極形成部が該周壁部の中心を
通る中心線からずれるように配置されていることを特徴
とするものである。
【0006】この場合、前記ステータのコイル支持体
を、前記開口窓に対向する外周の一部を切り欠いた切除
面を形成してほぼ小判状に形成し、前記モータケース内
に配設される制御回路部材の一部を、前記切除面の外側
で前記開口窓の位置に配置するのが望ましい。また、前
記コイル支持体の外周面の適所に軸方向の帯状溝を複数
個形成し、前記モータケースの前記帯状溝に対向する位
置に係合孔を透設し、前記コイル支持体と前記モータケ
ースとの間に、外周面側に前記係合孔に係着する取付部
を有する軸方向に長い防振部材を介在し、該防振部材の
内周部を前記帯状溝に嵌合させるのがよい。
【0007】さらに、前記コイル支持体を、非磁性の樹
脂材料により構成したり、前記モータケースを、磁性体
よりなる円筒状周壁部と該周壁部の両端開口を閉塞する
樹脂製のキャップ部材とから構成するのもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づき説明する。まず、第1の実施例について図1〜図3
を用いて説明する。図1は本発明のブラシレスモータの
一部を省略した切断平面図であり、図2は図1の軸断面
図、図3は図1におけるステータのステータコアとモー
タケースと防振体とを示す分解斜視図である。
【0009】まず、図1および図2により、ブラシレス
モータの構造を説明する。有蓋円筒状のモータケース2
は磁性材料により構成され、円筒状周壁部4と蓋部6と
を備えてなり、円筒状周壁部4には1対の比較的大きな
開口窓8が対称状にモータケース2の下端に開口して形
成されている。蓋部6の中央部には中心開口を形成する
ボス部10が上方に折曲形成され、このボス部10内に
樹脂材料よりなる防振機能を有する軸受ブッシュ12が
嵌合固定されると共に、ブッシュ12内に上方すべり軸
受14が嵌着されている。
【0010】一方、モータケース2の下端開口部に防振
機能を有する樹脂製キャップ16が嵌着され、このキャ
ップ16の中央部に下方すべり軸受18が嵌着され、さ
らにキャップ16の下側に、キャップ16に突設された
3〜4個の爪片20を用いて制御回路基板22が固定さ
れている。制御回路基板22に実装された制御回路部材
の一部を構成するパワートランジスタ24は前記開口窓
8内にその一部分を臨ませて配置され、その外周側はモ
ータケース2の外面から殆ど突出しない状態で配置され
る。また、制御回路基板22上には後述するロータの回
転位置検出用のホール素子26が実装され、これが前記
キャップ16の透孔を通してロータに対向配置されてい
る。
【0011】モータケース2の内側にはステータ28が
配設されている。このステータ28は、内方に突出する
4極の磁極形成部つまりポールピース30を放射状にか
つ等間隔に有する環状のコイル支持体つまり積層鋼板よ
りなるステータコア32と、このステータコア32の各
ポールピース30に巻回された2相のコイル34とから
なる。ステータ28のステータコア32は、図1に示す
ように、円環状のものに前記両開口窓8に対向する外周
部の一部を切り欠いて切除面34を形成し、ほぼ小判状
の平面形状とされる。そして、前記モータケース2内部
における両開口窓8とステータコア32の両切除面34
とで形成される空間を利用して前記パワートランジスタ
24が配置される。
【0012】図2に示すように、上方すべり軸受14と
下方すべり軸受18とによりロータシャフト36が回転
自在に支持される。このシャフト36の中腹部には例え
ば4極の磁極が形成された円筒状のロータマグネット3
8が支持され、ステータコア32の各ポールピース30
の内周面にエアギャップを介して対向している。ロータ
マグネット38と上方すべり軸受14及び下方すべり軸
受18とのそれぞれの間にはスラストワッシャ40、4
2が介在され、ロータをスラスト支持する。なお、スラ
ストワッシャ40、42は、例えばポリスライダ等の滑
りのよい材質のものが望ましい。
【0013】モータケース2の内側に配設されるステー
タ28は、そのステータコア32がモータケース2の円
筒状周壁部4に対して複数個の防振部材44を介して支
持されている。この防振部材44はゴム等の緩衝材料か
らなり、図1及び図3に示すように、断面が弧状で軸方
向に長い(ステータコア34の軸長さにほぼ等しい)帯
状体44aと、その外周面のほぼ中央部に膨出形成され
た嵌合部44bとこの嵌合部44bのさらに外周面に連
設され嵌合部44bより一回り大きく形成された係合片
部44cとを備えている。他方、ステータ28のステー
タコア32には両切除面34を除く外周面の適所に前記
帯状体44aの幅にほぼ等しい溝幅で軸方向に長い4条
の帯状溝46が間隔をあけて形成され、かつ、モータケ
ースの円筒状周壁部4における前記各帯状溝に対向する
位置に矩形状の4個の係合孔48が透設されている。
【0014】そして、各防振部材44は、モータケース
2の内側よりその係合片部44cを係合孔48に通し嵌
合部44bを係合孔48に嵌合させてモータケース2に
抜け止めかつ回り止めして支持され、その後、ステータ
コア32がその帯状溝46に防振部材44の帯状体44
aの内周部を軸方向に嵌合させるようにしてモータケー
ス2内に挿入される。これによりステータ28のステー
タコア32は防振部材44を介してモータケース2に保
持され、しかもモータケース2に支持された各防振部材
44の一部がステータコア32に係合することにより、
ステータコア32はモータケース2に対して回り止めさ
れることになる。
【0015】ところで、前記ステータコア32において
は、各ポールピース30の位置がモータケース2の開口
窓8の存在により、両開口窓8間の円筒状周壁部4の中
心に最も近いポールピース30が前記円筒状周壁部4の
中心を通る中心線から所定角度θずれるように配置され
ている。すなわち、今、ステータ28の存在を無視して
モータケース2の円筒状周壁部4と4極のロータマグネ
ット38との関係を考えると、モータケース2の開口窓
8の存在により、ロータマグネット38の磁極が開口窓
8を除く円筒状周壁部4に対向する時にこれに対する磁
気吸引力が大きくなり、ロータマグネット38の任意の
対向する2つの磁極が両開口窓8間の円筒状周壁部4の
中心に対向するときが最も大きな磁気吸引力を生じ、ロ
ータ回転時のコギング、起動時のデッドポイントを生じ
ることになる。このような事実を踏まえ、ロータマグネ
ット38の磁極が円筒状周壁部4に対し最も大きな磁気
吸引力を生じる位置より周方向に一定角度θずれた位置
にステータコア32のポールピース30を配置すること
により、起動時のコイル通電によりロータマグネット3
8に確実に回転トルクを与えることが可能となる。これ
により起動死点を生じることなくロータの起動を円滑に
かつ速やかに行うことができる。
【0016】次に、本発明の第2の実施例を図4を用い
て説明する。第2の実施例では、モータケース2の内側
に配設されるステータ50を、内方に突出する4個の矩
形体状の磁極形成部52を放射状にかつ等間隔に有する
樹脂製環状のコイル支持体54と、このコイル支持体5
4の各磁極形成部52に巻回されたコイル(図示せず)
とにより構成し、いわゆるコアレスとしている。この場
合、予め空心コイルを用意しておき、これをコイル支持
体54の各磁極形成部52に装着する方法を採用するこ
とにより巻線作業の大幅な軽減が実現する。
【0017】コイル支持体54には、モータケース2の
円筒状周壁部4に対称状に形成された1対の開口窓8に
対向する外周の一部を切り欠いた切除面56が形成さ
れ、ほぼ小判状に形成されており、第1の実施例の場合
と同様に、円筒状周壁部4の内周面に4個の防振部材4
4を介して支持されている。さらにコイル支持体54の
各磁極形成部52は、両開口窓8間の円筒状周壁部4の
中心に最も近い磁極形成部52が前記円筒状周壁部4の
中心を通る中心線から所定角度θずれるように配置され
ている。
【0018】従って、第2の実施例においては、第1の
実施例におけるステータコアに換えて樹脂製のコイル支
持体54としたため、ロータマグネットの各磁極による
磁性体の円筒状周壁部4に対する磁気吸引の影響が顕著
になり、モータ停止時においてロータマグネットの任意
の対向する2つの磁極が磁気吸引力により両開口窓8間
の円筒状周壁部4の中心に対向する現象が定常化する。
このため、磁極形成部52のずれによる起動時のトルク
発生が確実となり、起動死点の形成が皆無となる。その
上、コイル支持体54をいわゆる樹脂成形により簡単に
形成することが可能になるため、生産コストの大幅なダ
ウンが実現し、しかも、ステータコアを用いる場合のよ
うな鉄損がなく、効率を高めることができる。
【0019】次に、本発明の第3の実施例を図5を用い
て説明する。第3の実施例では、モータケース60が磁
性材料よりなる円筒状周壁部62とこの円筒状周壁部6
2の両端開口にそれぞれ嵌着された樹脂材料よりなる上
側キャップ64及び下側キャップ66とで構成されてお
り、上側キャップ64の中央部に上方に突出した円筒状
ボス部68が形成され、これに上方すべり軸受14が内
嵌されると共に、下側キャップ66の中央部に有底円筒
状のボス部70が形成され、これに下方すべり軸受18
が内嵌され、両すべり軸受14、18にロータシャフト
36が回転自在に支持されている。円筒状周壁部62に
は1対の開口窓8が対称状に形成されている。ステータ
28は前記第1の実施例で説明したものと同じである。
【0020】下側キャップ66のボス部70の内底面に
は、シャフト36の下端を受けるスラスト支持面72が
形成されている。他方、シャフト36の中腹部に支持さ
れ周方向に4極の磁極が等間隔に形成されたロータマグ
ネット74は、ほぼ上半部の大径部74aとほぼ下半部
の小径部74bとを備えてなり、このロータマグネット
74がその磁気中心がステータ28の磁気中心より上方
に位置するように配置されている。従って、ステータ2
8の内周面とロータマグネット74の外周面との間のギ
ャップが大径部74aにおける場合の方が小径部74b
の場合の方より小さくなっており、しかもステータ28
とロータマグネット74との磁気中心が軸方向にずれて
いるため、ロータマグネット74には下方へのスラスト
力が作用し、シャフト36端部がスラスト支持面72に
当接し、スラスト支持される。
【0021】モータケース60内には、円筒状周壁部6
2の下部内周面の段部と下側キャップ66の上面との間
に挟むようにして制御回路基板22が支持され、この制
御回路基板22上に実装されたパワートランジスタ24
が開口窓8の位置に配置され、ホール素子26がロータ
マグネット74の下面に対向配置されている。
【0022】この第3の実施例においては、モータケー
ス60を円筒状周壁部62とこの両端開口に嵌着した上
側キャップ64及び下側キャップ66とで構成したの
で、円筒状周壁部62を通常のパイプ材を用いて形成で
きると共に、両キャップ64、66は成形品で構成で
き、モータケース60をプレス加工等で所望形状に特殊
加工する必要がなく、簡単にかつ安価に提供でき、しか
も、キャップ64、66にはその成形時にボス部68、
70を同時に形成でき、下側キャップ66にはスラスト
支持面72を同時に形成でき、モータ構成部品を極力少
なくすることが可能となる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、次に記載するような顕著な効果を奏する。
請求項1に記載のブラシレスモータにあっては、モータ
ケースにおける磁性体よりなる円筒状周壁部に1対の開
口窓を対称状に形成し、この両開口窓間の前記周壁部の
中心を通る中心線からずれた位置にコイル支持体の任意
の磁極形成部を配置するようにしたので、ロータは起動
死点を生じることなく円滑に回転し、複雑な構造上の工
夫を要することなく、高い起動信頼性を得ることができ
るものである。
【0024】また、請求項2に記載のブラシレスモータ
にあっては、ステータのコイル支持体をほぼ小判状にし
てモータケース内に形成された空間と開口窓とを利用
し、制御回路部材の一部をモータケース内に収納する構
成としたため、ブラシレスモータ全体の大型化が防止さ
れ、装置の狭隘スペース内に容易に収納できるといった
新規な効果が得られるものである。
【0025】さらに、請求項3に記載のブラシレスモー
タにあっては、モータケースの内面にステータのコイル
支持体を軸方向に長い複数個の防振体を介して支持する
構成としたため、ステータに生じる振動がモータケース
に伝達することを確実に防止でき、振動及び騒音の発生
を回避でき、しかも、防振体はモータケースに係合さ
れ、この防振体にコイル支持体の帯状溝が軸方向に嵌合
するため、防振体を介してステータのモータケースに対
する回り止めを同時に実現できるものである。
【0026】また、請求項4に記載のブラシレスモータ
にあっては、コイル支持体を非磁性の樹脂材料により構
成したので、コイル支持体の成形が容易で安価になるだ
けでなく、停止時におけるロータマグネットの停止位置
がより明確になり、起動死点解消がより確実になる上、
積層鋼板を用いた場合のような鉄損がなく、高速回転に
適したものになる。
【0027】さらに、請求項5に記載のブラシレスモー
タにあっては、モータケースを磁性体円筒状周壁部とそ
の両端の樹脂製キャップ部材とにより構成したので、モ
ータケースを安価かつ簡単に得ることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブラシレスモータの第1の実施例を示
す切断平面図である。
【図2】第1の実施例の軸断面図である。
【図3】第1の実施例の一部の分解斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す切断平面図であ
る。
【図5】本発明の第3の実施例を示す軸断面図である。
【符号の説明】
2,60 モータケース 4,62 円筒状周壁部 8 開口窓 24 パワートランジスタ 28,50 ステータ 32 ステータコア 34,56 切除面 38 ロータマグネット 44 防振部材 46 帯状溝 48 係合孔 54 コイル支持体 64,66 上側,下側キャップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体よりなる円筒状周壁部を有するモ
    ータケースの内側に、内方に突出する複数の磁極形成部
    を放射状にかつ等間隔に有する環状のコイル支持体及び
    前記各磁極形成部に巻回されたコイルを備えたステータ
    を配設し、該ステータの内側にロータマグネットを回転
    自在に配置してなるインナロータ型のブラシレスモータ
    であって、 前記円筒状周壁部には1対の開口窓が対称状に形成さ
    れ、該両開口窓は、該両開口窓間の周壁部の中心に最も
    近接する前記コイル支持体の任意の磁極形成部が前記周
    壁部の中心を通る中心線からずれるように配置されてい
    ることを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】 前記ステータのコイル支持体は、前記開
    口窓に対向する外周の一部を切り欠いた切除面が形成さ
    れてほぼ小判状に形成され、前記モータケース内に配設
    される制御回路部材の一部が、前記切除面の外側で前記
    開口窓の位置に配置されている請求項1記載のブラシレ
    スモータ。
  3. 【請求項3】 前記コイル支持体の外周面の適所には軸
    方向の帯状溝が複数個形成され、前記モータケースの前
    記帯状溝に対向する位置には係合孔が透設され、前記コ
    イル支持体と前記モータケースとの間に、外周面側に前
    記係合孔に係着する取付部を有する軸方向に長い防振部
    材が介在され、該防振部材の内周部が前記帯状溝に嵌合
    している請求項1又は2記載のブラシレスモータ。
  4. 【請求項4】 前記コイル支持体は、非磁性の樹脂材料
    により構成されている請求項1記載のブラシレスモー
    タ。
  5. 【請求項5】 前記モータケースは、磁性体よりなる円
    筒状周壁部と該周壁部の両端開口を閉塞する樹脂製のキ
    ャップ部材とからなる請求項1記載のブラシレスモー
    タ。
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