JPH0955858A - 画像データ処理装置 - Google Patents

画像データ処理装置

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JPH0955858A
JPH0955858A JP20861195A JP20861195A JPH0955858A JP H0955858 A JPH0955858 A JP H0955858A JP 20861195 A JP20861195 A JP 20861195A JP 20861195 A JP20861195 A JP 20861195A JP H0955858 A JPH0955858 A JP H0955858A
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JP20861195A
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Hiromichi Ogasawara
弘道 小笠原
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NEC Engineering Ltd
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NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別なハードウェアや非常に高速な処理能力
を持つCPUを使用することなく、簡単なソフトウェア
で高速な画像データ圧縮伸張処理を実現する。 【解決手段】 CPU1の処理に従い、画像入力装置4
で取得された画像データを符号化部5で圧縮符号データ
に変換し、符号蓄積部6を介して符号入出力装置7から
外部へ出力し、当該装置7により外部から入力される圧
縮符号データを復号蓄積部6を介して復号部8に入力
し、前記符号化部と逆の処理を行って元の画像データに
復元し、画像出力装置9より画像再生出力する。符号化
部5では、入力画像データをブロック(ライン)毎に区
切って1バイト単位で圧縮符号化処理を行い、1バイト
の符号化処理毎に入力画像バイト数と出力符号バイト数
を比較して、出力符号バイト数が入力画像バイト数を越
える場合に、それ以降、そのブロックのエンドまで圧縮
符号化を止めるようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばファクシミ
リ装置等に用いられ、白黒の2値のイメージデータを符
号化、復号化してデータ圧縮・伸張処理を行う画像デー
タ処理装置に係り、特に画像データの編集や表示等、そ
の装置内でローカルにデータ転送やデータ加工が必要と
なる部位における符号化・復号化処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ファクシミリ装置では、
原稿を白と黒の2値データに変換して読み取り、そのイ
メージデータをさまざまなデータ圧縮技術を使って符号
化して、その圧縮符号データを記憶装置に蓄積する。そ
して、モデム等の通信機能を使い、電話回線を通して遠
隔地の装置へ送信する。また逆に、電話回線を通して遠
隔地の装置から受信し、受信した圧縮符号データを記憶
装置に蓄積する。そして、同種のデータ圧縮技術を使っ
て、蓄積した圧縮符号データを復号化し、白・黒のイメ
ージデータに復元してプリンタに印字する、あるいは表
示装置に出力する。
【0003】この種のファクシミリ装置では、ITU−
T国際勧告にあるMH/MR/MMR符号化方式を使用
するのが一般的である。
【0004】しかしながら、これらの符号化方式を高速
に実現しようとした場合、その複雑なアルゴリズムゆえ
に特別なハードウェアを組み込む必要があり、装置コス
トが高価になる問題があった。仮に、ソフトウェアでM
H/MR/MMR符号化を実現した場合、ビット単位の
複雑な処理が必要であるため、高速化できないという問
題があった。その上、画像パターンによっては元画像デ
ータ量に対して符号量が最悪4.5倍以上に伸長してし
まい、データ転送や蓄積メモリ量を悪化させるという問
題もあった。
【0005】これらの問題を改善する有力な方法とし
て、従来、この種のファクシミリ装置に用いられる画像
データ処理装置が特開平1−183275号公報に開示
されている。
【0006】ここに示される画像データ処理装置は、入
力画像をブロックに分割して、白画素のみからなるブロ
ックが連続する白モードデータ群と、黒画素のみからな
るブロックが連続する黒モードデータ群と、白画素と黒
画素が混在するブロックが連続する混在モードデータ群
に分類する手段を持つ。また、各モードを区別するモー
ドフィールドと、連続するブロック数を示すカウンタフ
ィールドと、圧縮しないデータを付加するローデータフ
ィールドで構成される符号データに変換する手段を持
つ。
【0007】すなわち、上記構成による画像データ処理
装置では、入力画像ブロックを8bitとし、白画素を
2進数の“0”、黒画素を2進数“1”で表現する場
合、白モードデータ群とは“00000000”=00
H(末尾Hは16進数を示す。)、黒モードデータ群と
は“11111111”=FFH、それ以外を混在モー
ドとする。
【0008】モードフィールドは2bitで表現され、
“00”は白モード、“01”は黒モード、“10”は
混在モード、“11”はエンドモードを示す。カウンタ
フィールドは、6bitで表現され、1〜64の値をと
り、同一モードのブロックが何個連続しているかを示
す。ローデータフィールドは前記モードフィールドとカ
ウンタフィールドの後に続き、混在するモードブロック
の圧縮されないデータ列を示す。
【0009】したがって、連続する白モードブロックは
モードフィールド(2bit)とカウンタフィールド
(6bit)の8bit(1バイト)に圧縮される。同
様に、連続する黒モードブロックも8bit(1バイ
ト)に圧縮される。また、連続する混在モードブロック
は、モードフィールド(2bit)とカウンタフィール
ド(6bit)の8bit(1バイト)+ローデータフ
ィールド(混在モードブロックデータ量)になり、元の
データに対して、1バイトデータ量が増える。
【0010】本装置のデータフォーマットを図6に、デ
ータ処理例を図7に示す。図6において、(a)は白モ
ード、(b)は混在モード、(c)は黒モード、(d)
はエンドモードを示している。また、図7において、
(a)は入力画像に対してデータ符号化処理後の出力符
号が短くなる場合、(b)は入力画像に対してデータ符
号化処理後の出力符号が長くなる場合の様子を示してい
る。
【0011】引用した公報の従来技術の処理はソフトウ
ェアでも高速に処理できるアルゴリズムになっている。
しかしながら、本方式でも、白モードブロックまたは黒
モードブロックと混在モードブロックが交互に発生する
ような画像データに対しては、混在モードのモードフィ
ールド及びカウンタフィールドの8bitが混在モード
ブロック毎に付加されるため、元画像データ量に対し
て、最悪、1.5倍の符号データを生成してしまうとい
う問題が残る。これは、符号圧縮処理をしない場合に対
して、データ転送時間や蓄積メモリ量を1.5倍必要な
ことを意味し、高速化及び装置コストを圧迫することに
なる。
【0012】尚、先行技術として、特開平1−1364
69号公報に、白画素と黒画素とからなる画素データを
mビット単位毎に分割し、この単位データの構成及び単
位データ列における同一単位データの連続性を基に圧縮
符号を作成することで、安定した圧縮率の画像を得る
「画像の符号化圧縮方法」が開示されている。
【0013】また、特開昭61−133776号公報
に、部分画像に含まれる白画素と黒画素の比率に応じて
部分画像を分類し、各分類毎に画像データ圧縮を行うこ
とで、データ圧縮率を高める「画像データ圧縮装置」が
開示されている。
【0014】いずれの先行技術も、白画素(黒画素)の
連続性を利用し、画像データの圧縮を行っている。しか
しながら、前述の問題を解決するための有効な手段につ
いては何等開示されていない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように従来
の画像データ処理装置では、全白または全黒と白黒混在
が交互に発生する画像パターンで、最悪、1.5倍にデ
ータ伸張してしまうケースがあった。つまり、最悪ケー
スでは、符号蓄積メモリ量が増大し、コストアップする
問題があり、またデータ量増大により、データスループ
ットも低下するという問題があった。
【0016】本発明の課題は、上記の問題を解決し、特
別なハードウェアや非常に高速な処理能力を持つCPU
を使用することなく、簡単なソフトウェアで高速な画像
データ圧縮伸張処理を実現する画像データ処理装置を提
供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する本
発明の画像データ処理装置は、画像データを取得する画
像入力装置と、この前記画像入力装置で取得された画像
データを圧縮符号データに変換する符号化部と、外部へ
前記符号化部で処理された圧縮符号データを出力し、外
部から前記符号化部と同一形式で処理された圧縮符号デ
ータを入力する符号入出力装置と、この符号入出力装置
で入出力される圧縮符号データを蓄積する符号蓄積部
と、この符号蓄積部に蓄積された外部からの圧縮符号デ
ータを入力し、前記符号化部と逆の処理を行って元の画
像データに復元する復号化部と、この復号化部で得られ
た画像データを出力処理する画像出力装置とを具備し、
前記符号化部は、入力画像データを複数バイトからなる
ブロック毎に区切って1バイト単位で圧縮符号化処理を
行い、1バイトの符号化処理毎に入力画像バイト数と出
力符号バイト数を比較して、出力符号バイト数が入力画
像バイト数を越える場合に、それ以降、そのブロックの
エンドまで圧縮符号化を止めるようにしたことを特徴と
する。
【0018】上記符号化部において、入力画像をバイト
単位(8bit単位)に分割して、全白(=00H)が
何バイト連続するかを“00H”+“XXH”(XXは
連続カウンタ数)の2バイトで表わし、同様に全黒(=
FFH)を“FFH”+“XXH”の2バイトで表わ
す。それ以外の白画素と黒画素が混在するデータは、そ
のまま1バイトのデータで表わす。
【0019】また、処理する単位をあるブロック(通常
は1走査ライン分)で区切り、入力画像バイト数と出力
符号バイト数を比較して、出力符号バイト数が入力画像
バイト数を越える場合は、“00H”または“FFH”
の後の連続カウンタ数の“01H”を“00H”に置き
換えて、以後ブロックエンドまで全て圧縮しないで、そ
のままのデータ列を出力する。
【0020】尚、本方式では、連続しない全白及び全黒
の場合のみ入力1バイトが出力2バイトに伸長するた
め、出力符号バイト数が入力画像バイト数を越えるのは
これらの伸長するパターンの連続カウント数“01H”
の時に限定される。
【0021】したがって、本方式では、圧縮符号化処理
中、常に伸長しないかどうかをチェックして、画像パタ
ーンによって伸長する可能性が高くなると、それ以降そ
のブロックは圧縮符号化することを止めて、そのまま元
画像データを出力する。
【0022】この場合、復号化部は、連続カウント数0
0Hの圧縮符号(00H+00HまたはFFH+00
H)を検出し、その検出時点から、1バイトの00H
(全白)またはFFH(全黒)を復元した後、ブロック
エンドまで非圧縮画像として再現する。
【0023】つまり、“00H”+“00H”及び“F
FH”+“00H”が符号化中止コマンドになり、元画
像データ量に対して、最悪でも、1バイトしか増加する
ことはない。例えば、A4サイズ8本/mmの1ライン
は216バイトのデータ量があるが、最悪伸長時でも、
217バイトで0.5%以下の伸長率となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図5を参照して本
発明の一実施形態を詳細に説明する。
【0025】図1は本実施形態の画像データ処理装置の
概略構成図である。図1において、1は本装置全体を制
御するCPUで、このCPU1は制御プログラムを格納
したROM2と、各種プログラムを実行するためのワー
ク用メモリのRAM3を備えている。
【0026】上記CPU1はシステムバスを通じて画像
入力装置4、符号化部5、符号蓄積部6、符号入出力装
置7、復号化部8、画像出力装置9と接続され、所定の
プログラムに基づいて各装置を順次アクセス制御する。
【0027】画像入力装置4は、原稿イメージをラスタ
ースキャンして白画素/黒画素を電気信号“0”、
“1”に変換するもので、入力された画像データは破線
矢印に示すように符号化部5に入力される。
【0028】この符号化部5は、後述する図4の符号化
処理フローチャートに従って、画像データを圧縮符号デ
ータに変換し、符号蓄積部6にストアさせる。この符号
蓄積部6に蓄積された圧縮符号データは、符号入出力装
置7から他のシステムまたは通信回路へ送出される。逆
に符号入出力装置7から受信した圧縮符号データは符号
蓄積部6にストアされる。
【0029】また、符号蓄積部6に蓄積された圧縮符号
データは復号化部8へ渡され、後述する図5の復号化処
理フローチャートに従って画像データに復元され、プリ
ンタ装置やディスプレイ表示装置等の画像出力装置9へ
出力される。
【0030】ところで、上述の構成では、符号化部5と
復号化部8を物理的なブロックの如く説明しているが、
後述する図4、図5の処理フローチャートに従って、C
PU1及びROM2、RAM3にて、ソフトウェアで実
現してもよい。
【0031】次に、図2は本発明の圧縮符号データのフ
ォーマットを示すものである。データ圧縮処理はソフト
ウェアで容易に処理できるように1バイト、即ち8ビッ
ト単位で1つの画素データ群として扱い、圧縮符号デー
タもバイト単位に区切られる構造となっている。
【0032】本例では、白画素を“0”で、黒画素を
“1”で表現し、8ビットの画素データ群が全て白画素
は00H(Hは16進数を示す。)、全て黒はFFHと
なる。
【0033】図2に示すように、00Hの画素データ群
が連続する場合は、00H+XXHの2バイトで表現す
る。XXHは00Hの画素データ群が連続する個数を1
6進数で表現したものである。例えば00Hが4個連続
すれば“00H+04H”で表現される。同様にFFH
の画素データ群が連続する場合はFFH+XXHの2バ
イトで表現される。
【0034】画素データ群に白画素と黒画素が混在して
いるデータ01H〜FEHは圧縮しないでそのまま出力
する。
【0035】ここで、以上の条件だけで符号化すると、
00HまたはFFHが連続しないで1個のみ存在した場
合、例えば00H1バイトは00H+01Hの2バイト
の符号で表現されるため、最悪2倍にデータ量が増える
可能性がある。これは符号蓄積部6のメモリ容量を増大
させ、コストアップの原因となる上、符号入出力装置7
とのデータ転送においても、データバスのスループット
を悪化させる要因となる。
【0036】そこで、本発明では、処理する大きな単位
として、ブロック(本実施形態では1ラインを1ブロッ
クとしている。)毎に区切り、1バイトの符号化処理毎
に入力画像バイト数と出力符号バイト数を比較して、出
力符号バイト数が入力画像バイト数を越える場合は、そ
れ以降、そのブロックのエンドまで圧縮符号化を止める
処理を追加する。
【0037】ここで、符号化でデータが増加するのは前
述の通り、00HまたはFFHが連続しないで1個のみ
存在する場合だけである。非圧縮符号として、出力符号
バイト数が入力画像バイト数を越えた時の00Hまたは
FFHの連続カウント数01Hを00Hに置き替えたも
のを定義する。
【0038】つまり、復号化する時、連続カウント数0
0Hの圧縮符号(00H+00H、またはFFH+00
H)を検出したら、1バイトの00H(全白)またはF
FH(全黒)を復元した後、ブロックエンドまで非圧縮
画像として再現する。
【0039】図3は、以上説明した本発明のデータ圧縮
処理の例である。図3において、(a)では入力画像デ
ータ量を出力符号データ量が越えることはなく、ブロッ
ク内全てが圧縮符号の対象となっている。(b)では、
11バイト目の00Hを符号化する時に出力符号データ
量が入力画像データ量を越す(破線部)。
【0040】したがって、本来11バイト目の00Hは
00H+01Hに符号化されるべきであるが、本ブロッ
クは符号化することによってデータ量が増大する可能性
が高いので、00H+00Hの非圧縮符号に置き換え
て、12バイト目以降はブロックエンドまで圧縮せずに
元画像データのままとする。
【0041】このように、入力画像データ量と出力符号
データ量を随時比較してダイナミックに圧縮符号化処理
を停止させることによって、最悪の場合でも、ブロック
当たり1バイトのデータ伸長に抑えることができる。
【0042】ファクシミリ装置で一般によく使われるA
4サイズ8本/mmの線密度では、1ライン(ブロッ
ク)=216バイトであるが、本発明の符号化最悪伸長
時でも217バイト/216バイト≠1.0046であ
り、0.5%以下の伸長率となる。
【0043】次に具体的な符号化、復号化の実現方法と
して、図4に符号化処理のフローチャートを示し、図5
に復号化処理のフローチャートを示して、それぞれの処
理手順について説明する。
【0044】図4の符号化処理において、ステップS1
ではライン(ブロック)毎に必要な入力画像データカウ
ンタや出力符号データカウンタ等の初期化を全て行な
う。次に、ステップS2で画像データ1バイトを入力
し、ステップS3で00H(全白)またはFFH(全
黒)かそれ以外(白黒混在)かを判定する。ここで、白
黒混在の場合は(No)、ステップS4で入力した画像
データをそのまま符号として出力する。
【0045】続いて、ステップS5でライン(ブロッ
ク)エンドか判定し、NoならばステップS2に戻る。
また、YesならばステップS6でページエンドか判定
し、NoならばステップS1に戻り、Yesならば処理
を終了する。
【0046】ステップS3で00H(全白)またはFF
H(全黒)であれば(Yes)、ステップS7でさらに
00H(全白)かFFH(全黒)に分岐する。00H
(全白)ならば(Yes)、ステップS8で全白符号0
0Hを出力して、ステップS9で連続カウンタを01H
(1個)に初期化する。
【0047】続いて、ステップS10でライン(ブロッ
ク)エンドかチェックする。Yesの場合はカウント値
を出力して、ステップS16で次ライン(ブロック)を
継続するかを判定する。ステップS10でラインエンド
でなければ(No)、ステップS11で次の画像データ
1バイトを入力して、ステップS12で00Hが連続し
ているかを判定する。連続している場合は(Yes)、
ステップS13で連続カウンタをインクリメント(+
1)する。
【0048】さらに、ステップS14でカウンタの最大
値(=FFH)を越えたか判定し、Noならばステップ
S10に戻って次の画像データ入力を続けるかを判定す
る。もし、カウンタの最大値を越えたら、ステップS1
5で連続カウント値としてFFHを出力し、ステップS
8に戻って再び全白連続信号として00Hを出力し、ス
テップS9でカウンタを初期化し、前述と同様の連続数
をチェックする。
【0049】ステップS12で00H(全白)以外が発
生したら(No)、ステップS17で入力画像データの
カウント値と出力符号データのカウント値+1を比較す
る。ここで、入力画像データの方が大きければ(N
o)、圧縮符号化を継続できると判断して、ステップS
18で全白符号のカウンタの値を出力してステップS3
に戻り、ステップS11で入力された画像データの属性
を判定して同様の処理を続ける。
【0050】もし、ステップS17で入力画像データの
カウント値が出力符号データのカウント値+1以上にな
ったら(Yes)、符号化による伸張が発生したと判断
して、ステップS19で全白符号の連続カウント値の代
わりに非圧縮符号として00Hを出力する。以後、ライ
ン(ブロック)エンドまでステップS20〜S22で画
像データをそのまま出力する。ライン(ブロック)エン
ドになったら(Yes)ステップS6に戻り、ページエ
ンドでなかったら(No)、ステップS1に戻って処理
を続ける。
【0051】ステップS7で00H(全白)でない場合
(No)、つまりFFH(全黒)の場合はステップS2
3に進み、ステップS8〜S22の全白処理と同様に、
ステップS23〜S30及びステップS16〜S22で
全黒処理を実行する。
【0052】次に、図5の復号化処理において、ステッ
プP1ではライン(ブロック)毎に必要な出力画像デー
タカウンタ等を初期化する。ステップP2で符号データ
1バイトを入力し、ステップP3で00HまたはFFH
かそれ以外かを判定する。00HでもFFHでもなけれ
ば(No)、白黒混在符号として入力されたデータをス
テップP4でそのまま出力画像データとして出力する。
【0053】続いて、ステップP5でライン(ブロッ
ク)エンドか見て、NoならばステップP2へ戻り、次
の符号データ入力を続ける。ラインエンドなら(Ye
s)、ステップP6でページエンドか判定し、Noなら
ばステップP1へ戻り、次のライン処理を続け、ページ
エンドならば(Yes)復号化を終了する。
【0054】ステップP3で00HまたはFFHの場合
は(Yes)、ステップP7で00HかFFHかを判定
して、00Hの場合は(Yes)ステップP8で次の符
号データを1バイト入力する。
【0055】ステップP8で入力されたデータは連続カ
ウント値(01H〜FFH)または非圧縮符号(00
H)であるから、ステップP9で00Hかどうかをチェ
ックする。00Hでなければ(No)、連続カウント値
であるから、ステップP10で00H(全白)を出力し
て、ステップP8で入力したデータ(つまり連続カウン
ト値)をステップP11でデクリメント(−1)して、
ステップP12で連続カウント値が00Hになるまでス
テップP10〜P12を繰り返し、これによって00H
(全白)を必要数出力する。
【0056】もし、ステップP9で、ステップP8で入
力したデータが00Hならば(Yes)、非圧縮符号で
あるから、ステップP13で直前の画像データ00H
(全白)を出力して、ステップP14〜P16でライン
(ブロック)エンドまで符号データを入力して、そのま
ま画像データとして出力する。
【0057】ステップP7で、ステップP2で入力され
たデータがFFHの場合は(No)、黒画素符号と判断
してステップP17へ進む。ステップP17〜P25で
は、ステップP8〜P16の全白処理と同様に全黒処理
が実行される。
【0058】以上説明したように、図4及び図5のフロ
ーチャートに従って符号化、復号化処理を実現すれば、
非常に高速でかつほとんど伸張しない圧縮符号化がで
き、特別なハードウェアや不要な符号蓄積メモリを持た
ずに安価な画像データ処理装置を構成できる。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、特別なハ
ードウェアや非常に高速な処理能力を持つCPUを使用
することなく、簡単なソフトウェアで高速な画像データ
圧縮伸張処理を実現する画像データ処理装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態による画像データ処理
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態の圧縮符号フォーマットを示す図で
ある。
【図3】同実施形態におけるデータ処理例を示す図であ
る。
【図4】同実施形態の符号化処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図5】同実施形態の復号化処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】従来の画像データ処理装置における圧縮符号フ
ォーマットを示す図である。
【図7】従来装置のデータ処理例を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 画像入力装置 5 符号化部 6 符号蓄積部 7 符号入出力装置 8 復号化部 9 画像出力装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを取得する画像入力装置と、 この前記画像入力装置で取得された画像データを圧縮符
    号データに変換する符号化部と、 外部へ前記符号化部で処理された圧縮符号データを出力
    し、外部から前記符号化部と同一形式で処理された圧縮
    符号データを入力する符号入出力装置と、 この符号入出力装置で入出力される圧縮符号データを蓄
    積する符号蓄積部と、 この符号蓄積部に蓄積された外部からの圧縮符号データ
    を入力し、前記符号化c5部と逆の処理を行って元の画
    像データに復元する復号化部と、 この復号化部で復元された画像データを出力処理する画
    像出力装置とを具備し、 前記符号化部は、入力画像データを複数バイトからなる
    ブロック毎に区切って1バイト単位で圧縮符号化処理を
    行い、1バイトの符号化処理毎に入力画像バイト数と出
    力符号バイト数を比較して、出力符号バイト数が入力画
    像バイト数を越える場合に、それ以降、そのブロックの
    エンドまで圧縮符号化を止めるようにしたことを特徴と
    する画像データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記符号化部は、入力画像データをバイ
    ト単位に分割して、全白(=00H)が何バイト連続す
    るかを“00H”+“XXH”(XXは連続カウント
    数)の2バイトで表わし、同様に全黒(=FFH)を
    “FFH”+“XXH”の2バイトで表わし、それ以外
    の白画素と黒画素が混在するデータはそのまま1バイト
    のデータで表わすものとし、 処理する単位をあるブロックで区切り、入力画像バイト
    数と出力符号バイト数を比較して、出力符号バイト数が
    入力画像バイト数を越える場合は、“00H”または
    “FFH”の後の連続カウンタ数の“01H”を“00
    H”に置き換えて、以後ブロックエンドまで全て圧縮し
    ないで、そのままのデータ列を出力するようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の画像データ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記復号化部は、連続カウント数00H
    の圧縮符号(00H+00HまたはFFH+00H)を
    検出し、その検出時点から、1バイトの00H(全白)
    またはFFH(全黒)を復元した後、ブロックエンドま
    で非圧縮画像として再現するようにしたことを特徴とす
    る請求項2記載の画像データ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記ブロックは、前記画像入力装置の1
    走査ライン分であることを特徴とする請求項1記載の画
    像データ処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7444024B2 (en) 2004-04-26 2008-10-28 Fujitsu Limited Image compression method

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