JPH0955769A - クロック断検出回路 - Google Patents
クロック断検出回路Info
- Publication number
- JPH0955769A JPH0955769A JP7205828A JP20582895A JPH0955769A JP H0955769 A JPH0955769 A JP H0955769A JP 7205828 A JP7205828 A JP 7205828A JP 20582895 A JP20582895 A JP 20582895A JP H0955769 A JPH0955769 A JP H0955769A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clock
- channel mos
- input terminal
- terminal
- input
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- Pending
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- Manipulation Of Pulses (AREA)
- Dc Digital Transmission (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回路規模と消費電力の小さいクロック断検出
回路を提供する。 【解決手段】 クロック入力端子3をPチャネルMOS
トランジスタ1のゲート並びにインバータ12を介して
PチャネルMOSトランジスタ10のゲートにそれぞれ
接続する。PチャネルMOSトランジスタ10のソース
は電源5に接続し、またそのドレインとPチャネルMO
Sトランジスタ1のソースの間にコンデンサ11を、ま
たPチャネルMOSトランジスタ1のドレインとNチャ
ネルMOSトランジスタ2のドレインの間にコンデンサ
6をそれぞれ接続する。コンデンサ6には、一方の入力
端子に基準電圧8を接続した比較器7の他方の入力端子
に接続する。クロックがハイレベルないしローレベルで
停止した場合、PチャネルMOSトランジスタ1ないし
10はオフとなり、比較器7の他方の入力端子の電圧が
基準電圧8より低くなって、クロックなしと判定され
る。
回路を提供する。 【解決手段】 クロック入力端子3をPチャネルMOS
トランジスタ1のゲート並びにインバータ12を介して
PチャネルMOSトランジスタ10のゲートにそれぞれ
接続する。PチャネルMOSトランジスタ10のソース
は電源5に接続し、またそのドレインとPチャネルMO
Sトランジスタ1のソースの間にコンデンサ11を、ま
たPチャネルMOSトランジスタ1のドレインとNチャ
ネルMOSトランジスタ2のドレインの間にコンデンサ
6をそれぞれ接続する。コンデンサ6には、一方の入力
端子に基準電圧8を接続した比較器7の他方の入力端子
に接続する。クロックがハイレベルないしローレベルで
停止した場合、PチャネルMOSトランジスタ1ないし
10はオフとなり、比較器7の他方の入力端子の電圧が
基準電圧8より低くなって、クロックなしと判定され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路に
属し、特に、クロックの有無を検出するためのクロック
断検出回路に係る。
属し、特に、クロックの有無を検出するためのクロック
断検出回路に係る。
【0002】
【従来の技術】従来のクロック断検出回路として、図4
に示す回路を基本回路とするものが知られている。この
クロック断検出回路では、ソースを電源5に接続したP
チャネルMOSトランジスタ1のゲートをクロック入力
端子3に接続する。PチャネルMOSトランジスタ1の
ドレインは、ゲートを第1の基準電圧4に接続し、ソー
スを接地したNチャネルMOSトランジスタ2のドレイ
ンと、第1端子を接地したコンデンサ6の第2端子と、
第1入力端子を第2の基準電圧8に接続した比較器7の
第2入力端子とにそれぞれ接続し、さらに比較器7の出
力端子9から出力信号を得るようになっている。
に示す回路を基本回路とするものが知られている。この
クロック断検出回路では、ソースを電源5に接続したP
チャネルMOSトランジスタ1のゲートをクロック入力
端子3に接続する。PチャネルMOSトランジスタ1の
ドレインは、ゲートを第1の基準電圧4に接続し、ソー
スを接地したNチャネルMOSトランジスタ2のドレイ
ンと、第1端子を接地したコンデンサ6の第2端子と、
第1入力端子を第2の基準電圧8に接続した比較器7の
第2入力端子とにそれぞれ接続し、さらに比較器7の出
力端子9から出力信号を得るようになっている。
【0003】図5は上記基本回路22、23を使用して
構成されるクロック断検出回路であり、入力端子20を
インバータ21の入力端子と第1の基本回路23の入力
端子に接続し、インバータ21の出力端子を第2の基本
回路22の入力端子に接続して構成される。また、第1
の基本回路23と第2の基本回路22の出力端子をそれ
ぞれ2入力OR回路24の第1入力端子と第2入力端子
にそれぞれ接続し、2入力OR回路24の出力端子25
から出力信号を得ている。
構成されるクロック断検出回路であり、入力端子20を
インバータ21の入力端子と第1の基本回路23の入力
端子に接続し、インバータ21の出力端子を第2の基本
回路22の入力端子に接続して構成される。また、第1
の基本回路23と第2の基本回路22の出力端子をそれ
ぞれ2入力OR回路24の第1入力端子と第2入力端子
にそれぞれ接続し、2入力OR回路24の出力端子25
から出力信号を得ている。
【0004】次に、図4の基本回路の動作を図6及び図
7を参照して説明する。これらの図において、クロック
が継続入力している間、PチャネルMOSトランジスタ
1はオン(ON)、オフ(OFF)を繰り返し、コンデ
ンサ6を充電させる。このとき、NチャネルMOSトラ
ンジスタ2のオン抵抗とコンデンサ6で決まる放電時定
数は充電時定数より大きく設定されている。よって、比
較器7の入力はほぼハイ(HI)レベルとなり、基準電
圧8より高いため、比較器7はクロックありと判定し、
出力端子9にロー(LO)レベルを出力する。
7を参照して説明する。これらの図において、クロック
が継続入力している間、PチャネルMOSトランジスタ
1はオン(ON)、オフ(OFF)を繰り返し、コンデ
ンサ6を充電させる。このとき、NチャネルMOSトラ
ンジスタ2のオン抵抗とコンデンサ6で決まる放電時定
数は充電時定数より大きく設定されている。よって、比
較器7の入力はほぼハイ(HI)レベルとなり、基準電
圧8より高いため、比較器7はクロックありと判定し、
出力端子9にロー(LO)レベルを出力する。
【0005】ここで、図6に示されるように、クロック
入力端子3へのクロックがハイレベルで停止した場合、
PチャネルMOSトランジスタ1はオフとなり、比較器
7の入力はNチャネルMOSトランジスタ2のオン抵抗
とコンデンサ6とで決まる時定数で電圧降下し、基準電
圧8より低くなる。このため、比較器7はクロックなし
と判定し、出力端子9にハイレベルを出力する。一方、
図7に示したように、クロックがローレベルで停止した
場合には、PチャネルMOSトランジスタ1はオンとな
り、コンデンサ6を充電し続けることから、比較器7の
入力はハイレベルの状態を維持し、比較器7はクロック
なしを判定することができない。
入力端子3へのクロックがハイレベルで停止した場合、
PチャネルMOSトランジスタ1はオフとなり、比較器
7の入力はNチャネルMOSトランジスタ2のオン抵抗
とコンデンサ6とで決まる時定数で電圧降下し、基準電
圧8より低くなる。このため、比較器7はクロックなし
と判定し、出力端子9にハイレベルを出力する。一方、
図7に示したように、クロックがローレベルで停止した
場合には、PチャネルMOSトランジスタ1はオンとな
り、コンデンサ6を充電し続けることから、比較器7の
入力はハイレベルの状態を維持し、比較器7はクロック
なしを判定することができない。
【0006】このため、図5のように同じ基本回路2
2、23を2つ用い、基本回路22の入力にはクロック
の反転を、また基本回路23の入力にはクロックの正転
をそれぞれ入力するとともに、これら2つの基本回路の
論理和をとることで、クロックがハイレベルないしロー
レベルで停止した場合でもクロック断検出をするような
構成としている。
2、23を2つ用い、基本回路22の入力にはクロック
の反転を、また基本回路23の入力にはクロックの正転
をそれぞれ入力するとともに、これら2つの基本回路の
論理和をとることで、クロックがハイレベルないしロー
レベルで停止した場合でもクロック断検出をするような
構成としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のクロック断検出回路では、ハイレベルおよびローレ
ベルの双方においてクロックが停止した際にクロック断
を検出するために2つの基本回路を用いる必要がある。
このため、回路規模が増大し、また消費電流(消費電
力)が大きいという欠点があった。
来のクロック断検出回路では、ハイレベルおよびローレ
ベルの双方においてクロックが停止した際にクロック断
を検出するために2つの基本回路を用いる必要がある。
このため、回路規模が増大し、また消費電流(消費電
力)が大きいという欠点があった。
【0008】本発明の課題は、上記欠点を解消し、回路
規模および消費電流(消費電力)の小さいクロック断検
出回路を提供することにある。
規模および消費電流(消費電力)の小さいクロック断検
出回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のクロック断検出
回路は、ゲートにクロック信号が入力される第1のPチ
ャネルMOSトランジスタと、ゲートに前記クロック信
号が反転入力されるとともにソースに電源が接続された
第2のPチャネルMOSトランジスタと、第1端子が接
地され第2端子が前記第2のPチャネルMOSトランジ
スタのドレインと前記第1のPチャネルMOSトランジ
スタのソースとの間に接続された第1のコンデンサと、
第1端子が接地され第2端子が前記第1のPチャネルM
OSトランジスタのドレインに接続された第2のコンデ
ンサと、第1入力端子に所定の基準電圧が入力され第2
入力端子に前記第2のコンデンサの第2端子が接続され
た比較器とを有することを特徴とする。
回路は、ゲートにクロック信号が入力される第1のPチ
ャネルMOSトランジスタと、ゲートに前記クロック信
号が反転入力されるとともにソースに電源が接続された
第2のPチャネルMOSトランジスタと、第1端子が接
地され第2端子が前記第2のPチャネルMOSトランジ
スタのドレインと前記第1のPチャネルMOSトランジ
スタのソースとの間に接続された第1のコンデンサと、
第1端子が接地され第2端子が前記第1のPチャネルM
OSトランジスタのドレインに接続された第2のコンデ
ンサと、第1入力端子に所定の基準電圧が入力され第2
入力端子に前記第2のコンデンサの第2端子が接続され
た比較器とを有することを特徴とする。
【0010】上記構成において、比較器は、第2入力端
子への入力電圧が前記第1入力端子に入力された上記基
準電圧より低い場合にはクロック断検出を出力する。ま
た、ドレインが上記第1のPチャネルMOSトランジス
タのドレインに接続され、ソースが接地されるともに、
ゲートが所定の基準電圧に接続されたNチャネルMOS
トランジスタを更に有する構成とすることもできる。
子への入力電圧が前記第1入力端子に入力された上記基
準電圧より低い場合にはクロック断検出を出力する。ま
た、ドレインが上記第1のPチャネルMOSトランジス
タのドレインに接続され、ソースが接地されるともに、
ゲートが所定の基準電圧に接続されたNチャネルMOS
トランジスタを更に有する構成とすることもできる。
【0011】本発明のクロック断検出過回路では、第1
ないし第2のMOSトランジスタはクロックのハイ、ロ
ーでそれぞれオン/オフまたはオフ/オンを繰り返し、
第1ないし第2のコンデンサを充電する。この状態で
は、比較器の第2入力端子への入力電圧は第1入力端子
への基準電圧より高いため、クロック断検出回路はクロ
ックありと判定する。そして、クロックがハイレベルで
停止した場合には、第1のPチャネルMOSトランジス
タがオフとなり、比較器の第2入力端子への入力電圧が
電圧降下して第1入力端子への基準電圧より低くなり、
クロックなしと判定される。また、クロックがローレベ
ルで停止した場合には、第2のPチャネルMOSトラン
ジスタがオフとなり、比較器の第2入力端子への入力電
圧が電圧降下して同様にクロックなしと判定される。
ないし第2のMOSトランジスタはクロックのハイ、ロ
ーでそれぞれオン/オフまたはオフ/オンを繰り返し、
第1ないし第2のコンデンサを充電する。この状態で
は、比較器の第2入力端子への入力電圧は第1入力端子
への基準電圧より高いため、クロック断検出回路はクロ
ックありと判定する。そして、クロックがハイレベルで
停止した場合には、第1のPチャネルMOSトランジス
タがオフとなり、比較器の第2入力端子への入力電圧が
電圧降下して第1入力端子への基準電圧より低くなり、
クロックなしと判定される。また、クロックがローレベ
ルで停止した場合には、第2のPチャネルMOSトラン
ジスタがオフとなり、比較器の第2入力端子への入力電
圧が電圧降下して同様にクロックなしと判定される。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のクロック断検出
回路の一実施形態の構成図であり、従来例を示した図4
と同一の構成要素については同一符号を付してある。こ
のクロック断検出回路では、クロック入力端子3を、イ
ンバータ12の入力端子とPチャネルMOSトランジス
タ1のゲートとに接続している。また、インバータ12
の出力端子を、ソースを電源5に接続したPチャネルM
OSトランジスタ10のゲートに接続している。さら
に、PチャネルMOSトランジスタ10のドレインを、
PチャネルMOSトランジスタ1のソース、並びに第1
端子を接地したコンデンサ11の第2端子にそれぞれ接
続している。また、PチャネルMOSトランジスタ1の
ドレインを、ソースを接地しゲートを第1の基準電圧4
に接続したNチャネルMOSトランジスタ2のドレイ
ン、第1端子を接地したコンデンサ6の第2端子、並び
に第2の基準電圧8を第1入力端子に接続した比較器7
の第2入力端子にそれぞれ接続している。
回路の一実施形態の構成図であり、従来例を示した図4
と同一の構成要素については同一符号を付してある。こ
のクロック断検出回路では、クロック入力端子3を、イ
ンバータ12の入力端子とPチャネルMOSトランジス
タ1のゲートとに接続している。また、インバータ12
の出力端子を、ソースを電源5に接続したPチャネルM
OSトランジスタ10のゲートに接続している。さら
に、PチャネルMOSトランジスタ10のドレインを、
PチャネルMOSトランジスタ1のソース、並びに第1
端子を接地したコンデンサ11の第2端子にそれぞれ接
続している。また、PチャネルMOSトランジスタ1の
ドレインを、ソースを接地しゲートを第1の基準電圧4
に接続したNチャネルMOSトランジスタ2のドレイ
ン、第1端子を接地したコンデンサ6の第2端子、並び
に第2の基準電圧8を第1入力端子に接続した比較器7
の第2入力端子にそれぞれ接続している。
【0013】ここで、比較器7の出力端子9からはクロ
ック断検出のための出力信号が得られる。すなわち、比
較器7の第2入力端子への入力電圧が第1入力端子に接
続された第2の基準電圧8より低い場合には、クロック
断検出信号を出力するように構成されている。
ック断検出のための出力信号が得られる。すなわち、比
較器7の第2入力端子への入力電圧が第1入力端子に接
続された第2の基準電圧8より低い場合には、クロック
断検出信号を出力するように構成されている。
【0014】次に、図1の構成のクロック断検出回路の
動作を図2及び図3を参照して説明する。ここで、この
クロック断検出回路において、クロックが継続入力して
いる間は、PチャネルMOSトランジスタ10ないしP
チャネルMOSトランジスタ1は、図2及び図3のよう
に、クロックのハイ(HI)、ロー(LO)でオン(O
N)/オフ(OFF)またはオフ/オンを繰り返し、コ
ンデンサ11、6を充電する。また、NチャネルMOS
トランジスタ2のトランジスタ2のオン抵抗とコンデン
サ6、11の容量とで決まる放電時定数は、Pチャネル
MOSトランジスタ10ないしPチャネルMOSトラン
ジスタ1による充電時定数よりも大きく設定されてい
る。このため、比較器7の入力はほぼハイレベルとな
り、比較器7はクロックありと判定してその出力端子9
にローレベル信号を出力する。
動作を図2及び図3を参照して説明する。ここで、この
クロック断検出回路において、クロックが継続入力して
いる間は、PチャネルMOSトランジスタ10ないしP
チャネルMOSトランジスタ1は、図2及び図3のよう
に、クロックのハイ(HI)、ロー(LO)でオン(O
N)/オフ(OFF)またはオフ/オンを繰り返し、コ
ンデンサ11、6を充電する。また、NチャネルMOS
トランジスタ2のトランジスタ2のオン抵抗とコンデン
サ6、11の容量とで決まる放電時定数は、Pチャネル
MOSトランジスタ10ないしPチャネルMOSトラン
ジスタ1による充電時定数よりも大きく設定されてい
る。このため、比較器7の入力はほぼハイレベルとな
り、比較器7はクロックありと判定してその出力端子9
にローレベル信号を出力する。
【0015】ここで、図2において、クロックがハイレ
ベルで停止した場合、PチャネルMOSトランジスタ1
はオフとなる。すると、比較器7の第2入力端子の電圧
はNチャネルMOSトランジスタ2のオン抵抗とコンデ
ンサ6とで決まる時定数で電圧降下し、第1入力端子に
接続された基準電圧8より低くなる。このため、比較器
7は、クロックなしと判定するためのハイレベル信号を
その出力端子9から出力する。
ベルで停止した場合、PチャネルMOSトランジスタ1
はオフとなる。すると、比較器7の第2入力端子の電圧
はNチャネルMOSトランジスタ2のオン抵抗とコンデ
ンサ6とで決まる時定数で電圧降下し、第1入力端子に
接続された基準電圧8より低くなる。このため、比較器
7は、クロックなしと判定するためのハイレベル信号を
その出力端子9から出力する。
【0016】また、図3において、クロックがローレベ
ルで停止した場合、PチャネルMOSトランジスタ10
はオフとなる。すると、比較器7の第2入力端子の電圧
はNチャネルMOSトランジスタ2のオン抵抗とコンデ
ンサ6、11とで決まる時定数で電圧降下し、基準電圧
8より低くなる。このため、比較器7は、クロックなし
と判定するためのハイレベル信号をその出力端子9から
出力する。
ルで停止した場合、PチャネルMOSトランジスタ10
はオフとなる。すると、比較器7の第2入力端子の電圧
はNチャネルMOSトランジスタ2のオン抵抗とコンデ
ンサ6、11とで決まる時定数で電圧降下し、基準電圧
8より低くなる。このため、比較器7は、クロックなし
と判定するためのハイレベル信号をその出力端子9から
出力する。
【0017】なお、上記の構成において、NチャネルM
OSトランジスタ2のオン抵抗とコンデンサ6、11と
による放電時定数は、ハイレベルで停止した場合と、ロ
ーレベルで停止した場合とで放電時定数が異なる。すな
わち、ハイレベルで停止した時の放電時定数をτh 、ロ
ーレベルで停止した時の放電時定数をτl とそれぞれす
れば、下記式のようになる。
OSトランジスタ2のオン抵抗とコンデンサ6、11と
による放電時定数は、ハイレベルで停止した場合と、ロ
ーレベルで停止した場合とで放電時定数が異なる。すな
わち、ハイレベルで停止した時の放電時定数をτh 、ロ
ーレベルで停止した時の放電時定数をτl とそれぞれす
れば、下記式のようになる。
【数1】τh =RON・C6 τl =RON・(C6 +C11)
【0018】ここで、ゲート電圧をVG 、スレシュホル
ドをVT 、コンデンサ6と11の容量値をC6 とC11と
すれば、NチャネルMOSトランジスタ2のオン抵抗R
ON=1/β(VG −VT )である。そして、コンデンサ
6の値>>コンデンサ11の値とすれば、ハイレベルで停
止した場合の放電時定数と、ローレベルで停止した場合
の放電時定数はほぼ等しいとみなされる。つまり、放電
時定数τh =τl =RON・C6 となる。
ドをVT 、コンデンサ6と11の容量値をC6 とC11と
すれば、NチャネルMOSトランジスタ2のオン抵抗R
ON=1/β(VG −VT )である。そして、コンデンサ
6の値>>コンデンサ11の値とすれば、ハイレベルで停
止した場合の放電時定数と、ローレベルで停止した場合
の放電時定数はほぼ等しいとみなされる。つまり、放電
時定数τh =τl =RON・C6 となる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、クロックの停止したレベル(ハイレベル、ロ
ーレベル)に拘らず、1つの基本回路で検出することが
可能であるクロック断検出回路を提供することができ
て、回路規模の小形化と消費電流(消費電力)の低減を
図ることができる。
によれば、クロックの停止したレベル(ハイレベル、ロ
ーレベル)に拘らず、1つの基本回路で検出することが
可能であるクロック断検出回路を提供することができ
て、回路規模の小形化と消費電流(消費電力)の低減を
図ることができる。
【図1】本発明のクロック断検出回路の実施の形態の回
路図。
路図。
【図2】図1の実施の形態における各部の信号の波形
図。
図。
【図3】図1の実施の形態における各部の信号の波形
図。
図。
【図4】従来のクロック断検出回路の基本回路の回路
図。
図。
【図5】図4の基本回路を2つ用いて構成される従来の
クロック断検出回路の説明図。
クロック断検出回路の説明図。
【図6】図4の基本回路における各部の信号の波形図。
【図7】図4の基本回路における各部の信号の波形図。
1,10 PチャネルMOSトランジスタ 2 NチャネルMOSトランジスタ 5 電源 6,11 コンデンサ 7 比較器
Claims (3)
- 【請求項1】 ゲートにクロック信号が入力される第1
のPチャネルMOSトランジスタと、 ゲートに前記クロック信号が反転入力されるとともにソ
ースに電源が接続された第2のPチャネルMOSトラン
ジスタと、 第1端子が接地され第2端子が前記第2のPチャネルM
OSトランジスタのドレインと前記第1のPチャネルM
OSトランジスタのソースとの間に接続された第1のコ
ンデンサと、 第1端子が接地され第2端子が前記第1のPチャネルM
OSトランジスタのドレインに接続された第2のコンデ
ンサと、 第1入力端子に所定の基準電圧が入力され第2入力端子
に前記第2のコンデンサの第2端子が接続された比較器
とを有することを特徴とするクロック断検出回路。 - 【請求項2】 前記比較器は、第2入力端子への入力電
圧が前記第1入力端子に入力された前記基準電圧より低
い場合にはクロック断検出を出力するものであることを
特徴とする請求項1記載のクロック断検出回路。 - 【請求項3】 ドレインが前記第1のPチャネルMOS
トランジスタのドレインと接続され、ソースが接地され
るともに、ゲートが所定の基準電圧に接続されたNチャ
ネルMOSトランジスタを更に有することを特徴とする
請求項1または2記載のクロック断検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7205828A JPH0955769A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | クロック断検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7205828A JPH0955769A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | クロック断検出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0955769A true JPH0955769A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16513390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7205828A Pending JPH0955769A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | クロック断検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0955769A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008244787A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Seiko Epson Corp | 発振停止検出回路、発振装置、半導体装置、電子機器および時計 |
US20110320852A1 (en) * | 2010-06-23 | 2011-12-29 | Novatek Microelectronics Corp. | Clock circuit and reset circuit and method thereof |
-
1995
- 1995-08-11 JP JP7205828A patent/JPH0955769A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008244787A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Seiko Epson Corp | 発振停止検出回路、発振装置、半導体装置、電子機器および時計 |
US20110320852A1 (en) * | 2010-06-23 | 2011-12-29 | Novatek Microelectronics Corp. | Clock circuit and reset circuit and method thereof |
US8578199B2 (en) * | 2010-06-23 | 2013-11-05 | Novatek Microelectronics Corp. | Resetting real time clock upon reference clock interruption |
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