JP2008244787A - 発振停止検出回路、発振装置、半導体装置、電子機器および時計 - Google Patents

発振停止検出回路、発振装置、半導体装置、電子機器および時計 Download PDF

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Abstract

【課題】 発振検出回路の誤検出を抑制する。
【解決手段】発振停止検出回路は、発振回路の停止を検出する。発振停止検出回路は、発振回路の発振に基づいて生成されたクロック信号を用いて、電荷を充電するためのチャージポンプと、チャージポンプの出力ノードと前記第2の電源供給ノードとの間に配置されたキャパシタと、出力ノードの電位に基づいて検出結果を出力するバッファ回路と、を備える。バッファ回路は、第2の電源供給ノードに入力電極が接続され、前記チャージポンプの出力ノードに制御電極が接続されたNチャネルトランジスタと、第1の電源供給ノードとNチャネルトランジスタの出力電極との間に配置された第1の定電流源とを有する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、発振停止検出回路、発振装置、半導体装置、電子機器および時計に関する。
水晶などの振動子を発振させる発振装置が知られている。このような発振装置は、時計、携帯電話、コンピュータ端末などに広く用いられている。発振装置において、振動子の発振の停止を検出する発振停止検出回路を備える技術が知られている(例えば、特許文献1)。このような発振停止検出回路により発振の停止が検出できれば、発振を再開させるための処理を行うなどの対応を行い、発振装置の動作を確実なものとすることができる。
特開平2−32413号公報
しかしながら、上記技術では、発振停止検出回路に対する電力の供給源である電源電圧の変動について考慮されていない。このため、電源電圧が急激に変動した場合に誤検出が発生するおそれがあった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、発振検出回路の誤検出を抑制することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の第1の態様は、発振回路の停止を検出する発振停止検出回路を提供する。第1の態様に係る発振停止検出回路は、第1の電源が供給される第1の電源供給ノードと、第2の電源が供給される第2の電源供給ノードと、チャージポンプと、キャパシタと、バッファ回路と、を備える。前記チャージポンプは、前記発振回路の発振に基づいて生成されたクロック信号を用いて、電荷を充電する。前記キャパシタは、前記チャージポンプの出力ノードと前記第2の電源供給ノードとの間に配置される。前記バッファ回路は、前記出力ノードの電位に基づいて検出結果を出力する。前記バッファ回路は、前記第2の電源供給ノードに入力電極が接続され、前記チャージポンプの出力ノードに制御電極が接続されたNチャネルトランジスタと、前記第1の電源供給ノードと前記Nチャネルトランジスタの出力電極との間に配置された第1の定電流源とを有する。
第1の態様にかかる発振停止検出回路によれば、発振時に動作するチャージポンプの出力が第2の電源に入力電極が接続されたNチャネルトランジスタの制御電極に入力される。従って、発振回路が正常に発振している定常状態では、Nチャネルトランジスタがオンになり、Nチャネルトランジスタの出力電極の電圧は、第2の電源の電位に安定する。この結果、Nチャネルトランジスタの出力電極の電圧に基づいて、発振回路の発振の有無を判定すれば、第1の電源と第2の電源との電位差が変動した際における誤検出を抑制することができる。
第1の態様にかかる発振停止検出回路において、前記バッファ回路は、さらに、前記Nチャネルトランジスタの出力電極と、前記検出結果の出力ノードとの間に、少なくとも1つのインバータ回路を有しても良い。こうすれば、インバータ回路は、発振回路の発振の停止を検出する検出信号を出力することができる。
第1の態様にかかる発振停止検出回路には、前記第1の電源と前記第2の電源とに基づいて生成された定電圧が供給され、前記インバータ回路は、前記定電圧と前記第2の電源との電位差により動作しても良い。こうすれば、インバータ回路のしきい値電圧は、必ず第1の電源の電圧と第2の電源の電圧との間に位置する。そして、Nチャネルトランジスタの出力電極の電圧は、発振回路が正常に発振している定常状態では、第2の電源電位に安定し、発振回路が停止している定常状態では、第1の電源電位に安定する。この結果、インバータ回路は、第1の電源と第2の電源との電位差が変動しても正しい検出結果を出力することができる。
第1の態様にかかる発振停止検出回路には、前記第1の電源と前記第2の電源とに基づいて生成された定電圧が供給され、前記チャージポンプは、前記定電圧と前記第2の電源との電位差により動作しても良い。
第1の態様にかかる発振停止検出回路において、前記第1の電源と前記第2の電源との電位差は、所定の範囲において変動しても良い。
本発明は、上記態様のほか、種々の態様にて実現され得る。例えば、本発明は、上記態様に係る発振停止検出回路と、前記発振回路とを含む発振装置、あるいは、前記発振装置を含む半導体装置として実現される。かかる場合において、前記発振装置は、前記発振停止検出回路が前記発振回路の停止を検出した場合に、前記発振回路の再発振動作を行っても良い。こうすれば、発振装置は、発振回路が停止しても、発振を再開することができる。
また、本発明は、前記発振装置または前記半導体装置を含み、前記発振装置の発振出力を用いて、動作基準信号を生成する電子機器、あるいは、前記発振装置または前記半導体装置を含み、前記発振装置の発振出力を用いて、時刻基準信号を生成する時計として実現される。
以下、本発明の実施態様について、図面を参照しつつ、実施例に基づいて説明する。
A.実施例:
・発振装置の構成:
図1〜図4を参照して、第1実施例における発振装置について説明する。図1は、発振装置の概略構成を示す説明図である。図2は、レギュレータの内部構成を示す説明図である。図3は、水晶発振回路の内部構成を示す説明図である。図4は、発振停止検出回路の内部構成を示す説明図である。発振装置100は、基準電圧生成回路230と、レギュレータ210と、水晶発振回路110と、制御回路220と、発振停止検出回路300とを含んでいる。
基準電圧生成回路230は、基準電圧Vref1、Vref2、Vref3を生成する回路である。基準電圧生成回路230は、高電位側電源VDと低電位側電源VSとが供給され、高電位側電源VDと低電位側電源VSとの電位差を用いて、上記基準電圧Vref1〜Vref3を生成する。基準電圧生成回路230は、バンドギャップリファレンス回路などの周知の構成を用いることができる。基準電圧Vref1は、レギュレータ210に供給され、基準電圧Vref2、Vref3は、発振停止検出回路300に供給される。
レギュレータ210は、基準電圧生成回路230から供給される基準電圧Vref1を参照して、定電圧VR1およびVR2を生成する定電圧生成回路である。定電圧VR1は、水晶発振回路110に供給される。定電圧VR2は、発振停止検出回路300に供給される。図2には、レギュレータ210のうち、定電圧VR1を生成する回路が図示されている。レギュレータ210は、差動増幅回路2101と、出力回路2102とを備えている。
差動増幅回路2101は、定電流源として機能するNチャネル電界効果トランジスタM21と、差動対を構成する2つのNチャネル電界効果トランジスタM22およびM23と、カレントミラーを構成する2つのPチャネル電界効果トランジスタM24およびM25とを含んでいる。以下では、Nチャネル電界効果トランジスタをnトランジスタと表記し、Pチャネル電界効果トランジスタをpトランジスタと表記する。なお、特許請求の範囲におけるトランジスタの制御電極は、例えば、電界効果トランジスタのゲートに、バイポーラトランジスタのベースに対応する。特許請求の範囲におけるトランジスタの入力電極は、例えば、電界効果トランジスタのソースに、バイポーラトランジスタのコレクタに対応する。特許請求の範囲におけるトランジスタの出力電極は、例えば、電界効果トランジスタのドレインに、バイポーラトランジスタのエミッタに対応する。
nトランジスタM21のゲートには、上述した基準電圧Vref1が入力され、この結果、定電流I1が生成される。定電流I1は、本実施例では、5〜12nA(ナノアンペア)に設定されている。
出力回路2102は、定電流源として機能するnトランジスタM31と、ダイオード接続されたpトランジスタM32と、出力用トランジスタとして機能するpトランジスタM33とを含んでいる。3つのトランジスタM31〜M33は、低電位側電源VSの供給ノードと高電位側電源VDの供給ノードとの間に、低電位側電源VS側から符号の順に直列に配置されている。さらに、出力回路2102は、ブースト回路2103を備えている。ブースト回路2103は、pトランジスタM33と、pトランジスタM32との間に配置されている。
nトランジスタM31のゲートには、上述した基準電圧Vref1が入力され、この結果、定電流I2が生成される。定電流I2は、本実施例では、50nAに設定されている。
ブースト回路2103は、並列に配置された2つのpトランジスタM34、M35を含んでいる。pトランジスタM34は、制御回路220から供給されるブースト制御信号BSによってオンとオフが切り替えられるスイッチとして機能する。pトランジスタM35は、ダイオード接続されており、ソース・ドレイン電圧Vsdがしきい値電圧Vthと同程度の一定値となっている。したがって、pトランジスタM34がオン状態のときには、定電流I2は、pトランジスタM34が配置された経路に流れる。したがって、定電圧VR1は、pトランジスタM34がオン状態のときには、pトランジスタM32のソース電圧に等しくなる。一方、pトランジスタM34がオフ状態のときには、定電流I2は、pトランジスタM35が配置された経路に流れる。したがって、定電圧VR1は、pトランジスタM34がオフ状態のときには、pトランジスタM32のソース電圧にpトランジスタM35のしきい値電圧Vthを加えた値になる。ブースト制御については後述するが、通常時にはpトランジスタM34はオン状態にされ、ブースト時にはpトランジスタM34はオフ状態に制御される。
差動増幅回路2101は、第1の入力端に入力された電圧と、第2の入力端に入力された電圧との差分を増幅して出力する回路である。差動増幅回路2101の第1の入力端であるnトランジスタM22のゲートには、基準電圧Vref1が入力される。差動増幅回路2101の第2の入力端であるnトランジスタM23のゲートには、nトランジスタM31のドレイン電圧FBが入力される。差動増幅回路2101の出力であるpトランジスタM24のドレイン電圧は、出力回路2102のpトランジスタM33のゲートに入力される。この結果、基準電圧Vref1と、出力回路2102におけるnトランジスタM31のドレイン電圧FBが同じになるように、pトランジスタM33のドレイン電流が制御される(Vref=FB)。この結果、出力回路2102の出力ノード(pトランジスタM33のソース)から出力される定電圧VR1は、通常時には、基準電圧VrefにpトランジスタM32のソース−ドレイン電圧Vdsを加えた値に設定される(VR1=Vref+Vds(M32))。一方、定電圧VR1は、ブースト時には、通常時よりさらにpトランジスタM35のソース−ドレイン電圧Vds大きい値に設定される(VR1=Vref+Vds(M32)+Vds(M35))。
レギュレータ210は、さらに、キャパシタC2、C3、C4を含んでいる。キャパシタC2は、基準電圧Vref1の安定化容量として、基準電圧の入力ノードと低電位側電源VSの供給ノードとの間に配置されている。キャパシタC3は、位相補償容量として、差動増幅回路2101の出力ノード(pトランジスタM24のドレイン、pトランジスタM33のゲート)と、出力用トラインジスタの出力ノード(pトランジスタM33のソース)との間に配置されている。キャパシタC4は、定電圧VR1の安定化容量として、定電圧VR1の出力ノードと低電位側電源VSの供給ノードとの間に配置されている。
レギュレータ210は、さらに、定電圧VR2を生成する回路を含んでいるが、当該回路は、ブースト回路2103を備えていない点を除いて、上述した定電圧VR1を生成する回路(図2)と同様の構成であるので、詳しい説明を省略する。定電圧VR2を生成する回路では、図2における定電流I2に対応する定電流は、本実施例では、数nA〜数10nA程度の微少電流に設定されている。定電圧VR1およびVR2の大きさは、定電圧制御トランジスタ(図2に示す回路におけるpトランジスタM32)の選択により、所望のレベルに設定される。本実施例では、定電圧VR1は、後述する水晶発振回路110の発振停止電圧VIにマージンとして0.2V程度を加えた大きさに設定され、定電圧VR2は、1.8V程度に設定される。
水晶発振回路110は、水晶振動子500を発振させる回路である。水晶発振回路110は、定電圧VR1と低電位側電源VSとが供給され、定電圧VR1を用いて発振駆動される。水晶発振回路110は、インバータ1101と、フィードバック回路1102とを含んで構成される。フィードバック回路1102は、水晶振動子500の一端に接続されるゲート端子111、水晶振動子500の他端に接続されるドレイン端子112と、帰還抵抗Rfと、出力抵抗Rdと、位相補償用のキャパシタCacを含んでいる。フィードバック回路1102は、インバータ1101のドレイン出力の位相を、180度反転してインバータ1101のゲートへフィードバック入力する。インバータ1101は、ドレインが互いに接続された一対のpトランジスタM41、nトランジスタM42を含む。インバータ1101は、低電位側電源VSの供給ノードと定電圧VR1の供給ノードとの間に配置され、両者の電位差により電力供給を受け駆動される。以上の構成の水晶発振回路110は、インバータ1101に定電圧VR1が印加されると、インバータ1101を構成するトランジスタ対が交互にオンオフ駆動され、最終的には水晶振動子500が安定した発振動作を行うようになる。これにより、この水晶発振回路110の出力ノード(インバータ1101のドレイン)からは、所定の周波数をもつ発振信号FSが出力されることになる。なお、水晶発振回路110において、ゲート端子111と低電位側電源VSの供給ノートとの間、および、ドレイン端子112と低電位側電源VSの供給ノードとの間には、発振安定化容量として、それぞれ、キャパシタCG、CDが配置されている。
水晶発振回路110には、用いられる水晶振動子500の特性、インバータ1101の特性、キャパシタCG、CDなどにより定まる発振停止電圧VIが存在する。定電圧VR1が、発振停止電圧VIを下回ると、水晶発振回路110の発振動作が停止してしまう。一方で、水晶発振回路110の消費電力は、定電圧VR1に依存し、定電圧VR1が大きいほど大きくなる。水晶発振回路110を、少ない消費電力で駆動するためには、供給される定電圧VR1の値を、できるだけ小さく設定することが望ましい。従って、レギュレータ210から水晶発振回路110に供給される定電圧VR1は、発振停止電圧VIより大きく、かつ、できるだけ小さな値に設定することが望ましい。本実施例では、上述したように定電圧VR1は、水晶発振回路110の発振停止電圧VIにマージンとして0.2V程度を加えた大きさに設定されている。
発振停止検出回路300は、図4に示すように、チャージポンプ310と、バッファ回路320と、を含んでいる。発振停止検出回路300には、高電位側電源VDと低電位側電源VSとともに定電圧VR2が供給され、高電位側電源VDと低電位側電源VSとの電位差、および、定電圧VR2と低電位側電源VSとの電位差により動作する。
チャージポンプ310は、直列に接続された2つのpトランジスタM12、M13と、キャパシタCaを備えている。pトランジスタM12のソースには、定電圧VR2が供給される。キャパシタCaは、pトランジスタM12のゲート(図4:ノードA)と低電位側電源VSの供給ノードとの間に配置されている。2つのpトランジスタM12、M13のゲートには、それぞれ、制御回路220からクロック信号CLおよび反転クロック信号XCLが入力される。反転クロック信号XCLは、クロック信号CLの反転信号である。
pトランジスタM13のゲートと、低電位側電源VSの供給ノードとの間には、チャージポンプ310を駆動する定電流源として機能するnトランジスタM11が配置されている。nトランジスタM11のゲートには、基準電圧Vref2が供給され、nトランジスタM11は定電流I3を生成する。本実施例では、定電流I3は、0.08〜0.1nA程度の微少な電流に設定されている。
チャージポンプ310の出力ノードであるpトランジスタのドレイン(図4:ノードB)と、低電位側電源VSの供給ノードとの間には、チャージポンプ310により電荷を充電されるキャパシタCbが配置されている。
バッファ回路320は、入力部301と、第1のインバータ302と、第2のインバータ303とを含んでいる。入力部301は、チャージポンプ310の出力ノードBの電位が入力される入力段である。入力部301は、ゲートが出力ノードBと接続されたnトランジスタM15と、nトランジスタM15を駆動する定電流源として機能するpトランジスタM14とを含んでいる。pトランジスタM14は、高電位側電源VDの供給ノードとnトランジスタM15のドレインとの間に配置されている。pトランジスタM14のゲートには、基準電圧Vref3が入力され、定電流I4が生成される。定電流I4は、本実施例では、0.8〜1.0nA程度の微少電流に設定されている。
第1のインバータ302は、ドレインが互いに接続された一対のpトランジスタM16、nトランジスタM17を含む。第2のインバータ303は、ドレインが互いに接続された一対のpトランジスタM18、nトランジスタM19を含む。インバータ302、303は、それぞれ、定電圧VR2と低電位側電源VSの供給ノードとの間に配置され、両者の電位差により電力供給を受け駆動される。nトランジスタM15の出力ノード(図4:ノードC)は、第1のインバータ302のゲートに接続されている。第1のインバータ302の出力ノード(ドレイン)は、第2のインバータ303のゲートに接続されている。第2のインバータ303の出力ノードの電位が、発振停止検出信号STとして制御回路220に出力される。
制御回路220は、発振信号FSが入力され、発振信号FSを分周あるいは逓倍して、所望の周波数を有するクロック信号CLを生成する。発振装置100が生成したクロック信号CLは、例えば、発振装置100が搭載されている電子機器の中央処理装置600に供給される。中央処理装置600は、例えば、供給されたクロック信号を、中央処理装置600自身あるいは中央処理装置600が制御する他の回路や半導体装置の動作基準信号として用いる。あるいは、中央処理装置600は、例えば、供給されたクロック信号を、時刻基準信号として用いて、時計機能、時間計測機能を実現する。発振装置100が搭載される電子機器としては、例えば、携帯電話、ノートパソコンなどのモバイル機器、ビデオ、DVD、ゲーム機器、パソコンなどの家電製品がある。本実施例では、発振装置100は、半導体製造技術を用いて半導体装置として形成される。発振装置100は、中央処理装置600と同一の半導体装置として形成されても良いし、中央処理装置600とは別体の半導体装置として形成され、中央処理装置600とインターフェースを介して接続されても良い。
制御回路220は、また、クロック信号CLの反転信号である反転クロック信号XCLを生成し、クロック信号CLと共に上述した発振停止検出回路300に供給する。水晶発振回路110が発振しているときには、クロック信号CLおよび反転クロック信号XCLはローとハイを規則正しく繰り返す信号となる。水晶発振回路110が停止しているときには、クロック信号CLはロー信号、反転クロック信号XCLはハイ信号となる。制御回路220は、先に少し説明したブースト動作を行うブースト部221を機能部として備える。ブースト部221は、発振停止検出回路300から供給される発振停止検出信号STに基づき、水晶発振回路110が発振を停止したことを認識すると、レギュレータ210に供給しているブースト制御信号BSをローからハイに切り替える。すると、上述したように、レギュレータ210が生成する定電圧VR1が所定レベル高い電圧となり、定電圧VR1により駆動される水晶発振回路110を速やかに再発振させることができる。制御回路220は、発振停止検出信号STに基づいて、水晶発振回路110が再発振したことを認識すると、ブースト制御信号BSをハイからローに切り替える。
・発振停止検出回路の動作:
次に、図5を参照して、発振停止検出回路300の動作を説明する。図5は、発振停止検出回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。図5(a)(b)は、それぞれ、クロック信号CL、反転クロック信号XCLのタイミングチャートを示している。図5(a)(b)に示す例は、時刻t1に水晶発振回路110の発振が開始され、時刻t2に水晶発振回路110の発振が停止したケースを示している。図5(c)〜(e)は、それぞれ、上述した発振停止検出回路300におけるノードA〜C(図4)の電位のタイミングチャートを示している。図5(f)は、発振停止検出回路300の出力である発振停止検出信号STのタイミングチャートである。
水晶発振回路110が発振を開始すると、pトランジスタM12とpトランジスタM13とが互いに反対の位相でオンとオフを繰り返す。この結果、pトランジスタM12がオンで、pトランジスタM13がオフである時に、キャパシタCaに電荷が徐々に充電されていく。すると、図5(c)に示すように、ノードAの電位は、pトランジスタM12のオンとオフに応じて変化しながら、徐々に定電圧VR2に近づくように高くなっていく。ノードAの電位が高まると、pトランジスタM12がオフで、pトランジスタM13がオンである時にキャパシタCaに充電された電荷がキャパシタCbにも移るようになり、キャパシタCbにも徐々に電荷が充電されていく。すると、図5(d)に示すように、ノードBの電位は徐々に高まっていく。一方、入力部301の出力ノードであるノードCの電位は、ノードBが低電位側電源VSレベルにあるときはnトランジスタM15が完全にオフになるため、高電位側電源VDになっている(図5(e))。ノードBの電位が徐々に高まってくると、nトランジスタM15のソース−ドレイン間抵抗が徐々に下がってくるため、ノードCの電位は、高電位側電源VDから徐々に下がってくる(図5(e))。ノードCの電位が第1のインバータ302のしきい値電圧Vth(=1/2(VR2−VS))を下回ると、その時点で発振停止検出信号STは、ハイからローに切り替わる(図5(f))。この時点で発振停止検出信号STは、発振の開始を示すことになる。
発振開始時刻t1から発振停止検出信号STが切り替わるまでの期間Tsは、発振開始から発振の検出までの遅れ時間となる(図5)。発振が所定時間以上継続した定常状態では、ノードAおよびノードBは定電圧VR2レベルになる。そして、発振が所定時間以上継続した定常状態では、nトランジスタM15が完全にオンになるため、ノードCは低電位側電源VSレベルになる。
水晶発振回路110が発振している状態から発振停止状態になった場合の動作について説明する。図5(a)(b)に示すように、水晶発振回路110の発振が停止するとクロック信号CLはローに、反転クロック信号XCLはハイで一定になる(図5:時刻t2以降)。そうすると、キャパシタCbに充電されていた電荷がノードBを通って、低電位側電源VSに放出されていく。この結果、ノードBの電位は、徐々に低下していく(図5(d))。そうすると、nトランジスタM15のソース−ドレイン間抵抗が徐々に上がっていくため、ノードCの電位は、低電位側電源VSから徐々に上がってくる(図5(e))。ノードCの電位が第1のインバータ302のしきい値電圧Vth(=1/2(VR2−VS))を上回ると、その時点で発振停止検出信号STは、ローからハイに切り替わる(図5(f))。この時点で発振停止検出信号STは、発振の停止を示すことになる。発振停止時刻t2から発振停止検出信号STが切り替わるまでの期間Teは、発振停止から発振の停止の検出までの遅れ時間となる(図5)。以上のような動作により、発振停止検出回路300は、水晶発振回路110の発振、および、発振の停止を検出し、その検出結果を発振停止検出信号STとして出力することができる。
以上説明した本実施例によれば、高電位側電源VDが変動した場合であっても、発振停止検出回路300の誤検出が抑制される。その理由を図6〜図8を参照して詳しく説明する。図6は、電源電位が変動した場合における発振停止検出回路の動作を説明する図である。図7は、比較例における発振停止検出回路300aの構成を示す図である。図8は、比較例における発振停止検出回路300aの動作を説明する図である。
図6の上図に示すように、高電位側電源VDが、2.0Vから5.0Vに急激に変動した場合を想定する。このとき、図6の下図に示すように、レギュレータ210の出力する定電圧VR2は、高電位側電源VDの変化に合わせて、大きく上昇してしまう。本実施例では、レギュレータ210の消費電流を抑制するために、図2において説明したように、定電圧VR2を生成する回路の定電流を数nA〜数10nA程度の微少電流に設定しているため、高電位側電源VDが急激に変化したときに、定電圧VR2を狙い値(本実施例では1.8V)に維持することができないためである。このため、定電圧VR2は、高電位側電源VDが急激に上昇すると、それに合わせて一瞬上昇し、徐々に狙い値に戻っていく(図6)。このとき、第1のインバータ302のしきい値電圧Vthは、1/2(VR2−VS)であるため、図6において一点波線で示すようになる。
ノードBの電圧は、水晶発振回路110が発振している定常状態にあるとき、上述したように定電圧VR2になっているが、定電圧VR2が急激に変化すると、定電圧VR2の上昇に追従できず、少し遅れて定電圧VR2に近づくように上昇する(図6)。しかしながら、この場合であっても、入力部301のnトランジスタM15が完全にオンであることに変化はないため、入力部301の出力ノードCの電圧は、低電位側電源VSのままで安定している。したがて、水晶発振回路110が発振しているときに、図6上図に示すような急激な高電位側電源VDの上昇が発生した場合であっても、発振停止検出信号STをハイのままで安定させ、誤検出を抑制することができる。
理解の容易のため、比較例を示す。図7に示す比較例に係る発振停止検出回路300aが、実施例に係る発振停止検出回路300と異なる点は、入力部301が備えられておらず、チャージポンプ310の出力ノードBがインバータ302aのゲートに直接に接続されている点である。そして、インバータ302aの出力が発振停止検出信号STとなっている。比較例に係る発振停止検出回路300aのその他の構成は、図4に示す実施例に係る発振停止検出回路300と同一であるので、同一の構成要素については図7において図4と同一の符号を付し、その説明を省略する。
比較例に係る発振停止検出回路300aでは、チャージポンプ310の出力ノードBをインバータ302aに入力している。この結果、図8に示すように、水晶発振回路110が発振している時に、高電位側電源VDが急激に上昇すると、出力ノードBの電位と、インバータ302aのしきい値電圧Vthとが逆転してしまう場合がある。図8では、高電位側電源VDが急激に上昇した直後の期間Terrにおいて、このような逆転が生じていることが解る。この結果、比較例における発振停止検出回路300aでは、水晶発振回路110が発振しているにも関わらず発振が停止したことを表す発振停止検出信号STが生成されてしまう。
本実施例に係る発振停止検出回路300では、水晶発振回路110が発振している定常状態では、ノードCが低電位側電源VSになり、水晶発振回路110が停止している定常状態では、ノードCが高電位側電源VDになる。そして、レギュレータ210が定電圧VR2を、高電位側電源VDを用いて生成している以上、高電位側電源VDがどのように変動しても、定電圧VR2は、必ず高電位側電源VD以下になる。従って、第1のインバータ302のしきい値電圧Vth=1/2(VR2−VS)は、かならず、低電位側電源VSと高電位側電源VDの間に位置する。以上より、発振停止検出回路300では、誤検出を抑制することができる。
本実施例に示す発振停止検出回路300を採用することにより、レギュレータ210の定電圧VR2を生成する回路の消費電流を小さくしても、発振の停止を正しく検出することができる。また、高電位側電源VDにノイズが乗ることにより、高電位側電源VDの電位が変動しても、発振の停止を正しく検出することができる。また、近年では消費電流を抑制するため、通常モードと低消費電力モードとで、高電位側電源VDを切り替えることが一般的に行われており、高電位側電源VDが所定範囲で変動しても、問題無く動作することが要求されている。本実施例における発振停止検出回路300は、能力の高い(消費電流の大きい)レギュレータを用いることなく、このような要求を満足することができる。
B.変形例:
上記実施例では、水晶振動子を用いる水晶発振回路110が用いられているが、これに限られない。例えば、セラミック振動子を用いる発振回路を用いても良いし、水晶やセラミック振動子などの機械的な共振デバイスに基づいたもの以外にも、RC (抵抗、コンデンサ)発振器のような電気的位相シフト回路を用いたものを用いても良い。
上記実施例では、図1に示すように、発振装置100の出力であるクロック信号は、中央処理装置600に出力されるが、これに限られない。例えば、腕時計を始めとする時計に発振装置100を搭載する場合には、発振信号FSを分周して得られた1Hzのクロック信号を、時刻基準信号として、時計の秒針、分針、時針を回転駆動するステップモータの駆動コイルに出力することとしても良い。
以上、本発明の実施例および変形例について説明したが、本発明はこれらの実施例および変形例になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の態様での実施が可能である。
発振装置の概略構成を示す説明図。 レギュレータの内部構成を示す説明図。 水晶発振回路の内部構成を示す説明図。 発振停止検出回路の内部構成を示す説明図。 発振停止検出回路の動作を説明するためのタイミングチャート。 電源電位が変動した場合における発振停止検出回路の動作を説明する図。 比較例における発振停止検出回路の構成を示す図。 比較例における発振停止検出回路300aの動作を説明する図。
符号の説明
100...発振装置
110...水晶発振回路
111...ゲート端子
112...ドレイン端子
210...レギュレータ
220...制御回路
221...ブースト部
230...基準電圧生成回路
300...発振停止検出回路
300a...発振停止検出回路
301...入力部
302、302a、303...インバータ
310...チャージポンプ
320...バッファ回路
500...水晶振動子
600...中央処理装置
1101...インバータ
1102...フィードバック回路
2101...差動増幅回路
2102...出力回路
2103...ブースト回路

Claims (10)

  1. 発振回路の停止を検出する発振停止検出回路であって、
    第1の電源が供給される第1の電源供給ノードと、
    第2の電源が供給される第2の電源供給ノードと、
    前記発振回路の発振に基づいて生成されたクロック信号を用いて、電荷を充電するためのチャージポンプと、
    前記チャージポンプの出力ノードと前記第2の電源供給ノードとの間に配置されたキャパシタと、
    前記出力ノードの電位に基づいて検出結果を出力するバッファ回路と、
    を備え、
    前記バッファ回路は、前記第2の電源供給ノードに入力電極が接続され、前記チャージポンプの出力ノードに制御電極が接続されたNチャネルトランジスタと、前記第1の電源供給ノードと前記Nチャネルトランジスタの出力電極との間に配置された第1の定電流源とを有する発振停止検出回路。
  2. 請求項1に記載の発振停止検出回路において、
    前記バッファ回路は、さらに、前記Nチャネルトランジスタの出力電極と、前記検出結果の出力ノードとの間に、少なくとも1つのインバータ回路を有する、発振停止検出回路。
  3. 請求項2に記載の発振停止検出回路には、前記第1の電源と前記第2の電源とに基づいて生成された定電圧が供給され、
    前記インバータ回路は、前記定電圧と前記第2の電源との電位差により動作する、発振停止検出回路。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の発振停止検出回路には、前記第1の電源と前記第2の電源とに基づいて生成された定電圧が供給され、
    前記チャージポンプは、前記定電圧と前記第2の電源との電位差により動作する、発振停止検出回路。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の発振停止検出回路において、
    前記第1の電源と前記第2の電源との電位差は、所定の範囲において変動する、発振停止検出回路。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の発振停止検出回路と、前記発振回路とを含む発振装置。
  7. 請求項6に記載の発振装置において、
    前記発振停止検出回路が前記発振回路の停止を検出した場合に、前記発振回路の再発振動作を行う発振装置。
  8. 請求項6または請求項7に記載の発振装置を含む半導体装置。
  9. 請求項6または請求項7に記載の発振装置、または、請求項8に記載の半導体装置を含み、前記発振装置の発振出力を用いて、動作基準信号を生成する電子機器。
  10. 請求項6または請求項7に記載の発振装置、または、請求項8に記載の半導体装置を含み、前記発振装置の発振出力を用いて、時刻基準信号を生成する時計。
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