JPH095533A

JPH095533A - 光ケーブル接続装置

Info

Publication number: JPH095533A
Application number: JP7150489A
Authority: JP
Inventors: Kazuto Saito; 和人斎藤; Ichiro Matsuura; 一郎松浦; Takashi Ebihara; 孝海老原; Takashi Mima; 隆司美馬; Kiyoshi Omoto; 清尾本; Naoki Nakao; 直樹中尾
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp; Sumitomo Electric Industries Ltd
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp; Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date: 1995-06-16
Filing date: 1995-06-16
Publication date: 1997-01-10
Anticipated expiration: 2017-09-03
Also published as: JP3320951B2

Abstract

(57)【要約】【目的】本発明は、加入者側光ケーブルを容易に差し
替えることのできる光ケーブル接続装置を提供すること
を目的とする。【構成】加入者側光コネクタ収納ケース（１１）に全
ての加入者側光コネクタ（１４）が収納され、複数の局
側光コネクタ収納ケース（１２）の各々に局側光コネク
タ（１５）が収納されている。このように、全ての加入
者側光コネクタ（１４）が加入者側光コネクタ収納ケー
ス（１１）に収納されているので、いずれの加入者側光
コネクタ（１４）を必要とする場合でも、この加入者側
光コネクタ収納ケース（１１）から容易に取り出すこと
ができる。そして、この光コネクタ（１４）の部分で、
加入者側光ケーブル（３０）を容易に差し替えることが
できるようになった。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、加入者光ケーブルと局
内光ケーブルとを接続する光ケーブル接続装置に関し、
特に、加入者光ファイバに欠陥等が生じた場合に、別の
加入者光ファイバに差し替える作業を容易に行うことの
できる光ケーブル接続装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】図３に、従来の光ケーブル接続装置を示
す。同図に示すように、従来の光ケーブル接続装置１０
０は、加入者側光ケーブル１１０と局側光ケーブル１１
１とを接続する装置であり、電話局内の加入者ケーブル
成端架（以下、ＦＴＭ（FiberTermination Module）架
という）１２０に収納されている。

【０００３】光ケーブル接続装置１００には、加入者側
光ケーブル１１０と局側光ケーブル１１１とを接続する
接続用光コード１０１が設けられている。そして、接続
用光コード１０１と加入者側光ケーブル１１０との間
に、加入者側光コネクタ１０２が設けられ、接続用光コ
ード１０１と局側光ケーブル１１１との間に、局側光コ
ネクタ１０３が設けられている。

【０００４】さらに、接続用光コード１０１には、光カ
プラ１０４が取り付けられており、光ケーブル１１０，
１１１への試験光の入射、及び光ケーブル１１０，１１
１からの試験光の検出が可能となっている。この光カプ
ラ１０４からは、試験光伝送用の光コード１０５が延在
され、光コード１０５の先端に光コネクタ１０６が取り
付けられている。

【０００５】光カプラ１０４、光コネクタ１０２，１０
６、及びその他の光部品（図示せず）は、光部品収納ケ
ース１０７に収納されている。そして、光部品収納ケー
ス１０７は、ＦＴＭ架１２０に固定されたレール１２１
にスライド自在に取り付けられている。このため、光部
品収納ケース１０７は、レール１２１に沿って移動し、
ＦＴＭ架１２０の外に、光部品収納ケース１０７を引き
出すことができる。

【０００６】このように、光部品収納ケース１０７をＦ
ＴＭ架１２０の外に引き出して、光部品収納ケース１０
７から光コネクタ１０２を取り出すことにより、この光
コネクタ１０２の部分で加入者側光ケーブル１１０を差
し替えることができる。また、光部品収納ケース１０７
から光コネクタ１０６を取り出すことにより、この光コ
ネクタ１０６に、試験光伝送用の光コードを接続するこ
とができる。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の光ケーブル接続装置１００には、光部品収納ケース１
０７内に、光カプラ１０４、光コネクタ１０２，１０
６、及びその他の光部品が全て収納されている。ところ
が、このように多くの光部品を光部品収納ケース１０７
に収納させるためには、光部品収納ケース１０７の内部
構造を複雑にする必要があった。このため、光部品収納
ケース１０７の組立工程が繁雑になった。

【０００８】また、加入者側光ケーブル１１０の差し替
えや、試験光伝送用の光ケーブルの接続を行う際に、光
コネクタ１０２，１０６を光部品収納ケース１０７から
取り出す必要があった。この取り出し作業にあたって、
作業者の手が光部品収納ケース１０７の中に入り、光部
品収納ケース１０７内の他の光部品に接触することがあ
った。そして、この接触によって、他の光部品を損傷さ
せることがあった。

【０００９】本発明は、このような問題を解決し、光部
品収納する収納ケースを容易に組み立てることができ、
且つ、加入者側光ケーブルを容易に差し替えることので
きる光ケーブル接続装置を提供することを目的とする。

【００１０】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の光ケーブル接続装置は、複数の接続用光コ
ードを介して、複数の加入者側光ケーブルと複数の局側
光ケーブルとを各々接続する装置であって、複数の接続
用光コードと複数の加入者側光ケーブルとを接続する加
入者側光コネクタを、一括して収納する加入者側光コネ
クタ収納ケースと、複数の接続用光コードと複数の局側
光ケーブルとを接続する局側光コネクタを、個別的に収
納する複数の局側光コネクタ収納ケースとを備えてい
る。

【００１１】ここで、局側光コネクタ収納ケース内の接
続用光コードには、光合分波器が設けられている。

【００１２】また、加入者側光コネクタ収納ケースに
は、加入者側光ケーブルの余長を収納するスペースが設
けられている。

【００１３】さらに、局側光コネクタ収納ケースには、
接続用光コードと局側光コネクタとの間に設けられて、
多心光ファイバを単心光ファイバに変換する多心単心変
換部材が収納されているとよい。

【００１４】

【作用】本発明の光ケーブル接続装置を用いて加入者側
光ケーブルを差し替える場合には、まず、加入者側光コ
ネクタ収納ケースから、この加入者側光ケーブルに取り
付けられた加入者側光コネクタを取り出す。そして、こ
の加入者側光コネクタの部分で、加入者側光ケーブルを
差し替える。加入者側光コネクタ収納ケースには、加入
者側光コネクタが一括して収納されているので、いずれ
の加入者側光コネクタも、加入者側光コネクタ収納ケー
スから取り出すことができる。このため、加入者側光ケ
ーブルの差し替えの作業の際に、局側光コネクタ収納ケ
ースに作業者の手が触れることはない。

【００１５】

【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面を参照して説明する。なお、説明において同一要素に
は同一符号を用い、重複する説明は省略する。図１は、
本発明の第１の実施例に係る光ケーブル接続装置を示す
断面図である。

【００１６】図１に示すように、光ケーブル接続装置１
０は、加入者側光ケーブル３０の一端３０ａと局側光ケ
ーブル３１の一端３１ａとを接続する装置であり、電話
局内のＦＴＭ架４０に収納されている。そして、加入者
側光ケーブル３０の他端は、加入者端末（図示せず）に
接続されている。また、局側光ケーブル３１の他端は、
電話局内の伝送装置（図示せず）に接続されている。Ｆ
ＴＭ架４０は、横幅１６００ｍｍ、高さ１８００ｍｍ、
奥行き６００ｍｍの直方体形状を有しており、下段収納
棚４１と上段収納棚４２とを備えている。

【００１７】光ケーブル接続装置１０は、直方体形状の
一個の加入者側光コネクタ収納ケース１１と、直方体形
状の複数個の局側光コネクタ収納ケース１２とを備えて
いる。そして、加入者側光コネクタ収納ケース１１は、
下段収納棚４１に載置されている。また、複数個の局側
光コネクタ収納ケース１２は、上段収納棚４２に並設さ
れている。これらのコネクタ収納ケース１１，１２は、
プラスチック製のものが用いられている。

【００１８】加入者側光コネクタ収納ケース１１と局側
光コネクタ収納ケース１２との間には、接続用コード１
３が渡されている。この接続用コード１３の数は、局側
光コネクタ収納ケース１２と同数であり、各局側光コネ
クタ収納ケース１２から接続用コード１３が１本ずつ延
びている。そして、これらの接続用コード１３は、束と
なって、加入者側光コネクタ収納ケース１１に集まって
いる。

【００１９】加入者側光コネクタ収納ケース１１におい
て、対峙する側面１１ａ，１１ｂには、コード挿入孔１
１ｃとケーブル挿入孔１１ｄとがそれぞれ形成されてい
る。そして、コード挿入孔１１ｃには、複数本の接続用
コード１３の一端１３ａが、ゴムリング１１ｅを介して
挿入されている。また、ケーブル挿入孔１１ｄには、複
数本の加入者側光ケーブル３０の一端３０ａが、ゴムリ
ング１１ｆを介して挿入されている。そして、挿入され
た各接続用コード１３の一端１３ａには、加入者側光コ
ネクタ１４のプラグ１４ａが固着されている。また、挿
入された各加入者側光ケーブル３０の一端３０ａには、
加入者側光コネクタ１４のプラグ１４ｂが固着されてい
る。

【００２０】さらに、加入者側光コネクタ収納ケース１
１内には、局側光コネクタ収納ケース１２の数と同数の
加入者側光コネクタ１４のアダプタ１４ｃが収納されて
おり、これらのアダプタ１４ｃはブロック状に配置され
ている。従って、各アダプタ１４ｃの両側に、プラグ１
４ａとプラグ１４ｂとを装着させることにより、加入者
側光ケーブル３０と接続用コード１３とを光学的に接続
させることができる。

【００２１】さらにまた、加入者側光コネクタ収納ケー
ス１１には、加入者側光ケーブル３０の余長を収納する
のに十分なスペースＳが設けられている。このため、加
入者側光ケーブル３０が長すぎる場合には、加入者側光
コネクタ収納ケース１１内に光ケーブル３０を引き込む
ことができる。

【００２２】一方、局側光コネクタ収納ケース１２の側
面１２ａには、コード挿入孔１２ｂが形成され、このコ
ード挿入孔１２ｂに、接続用コード１３の他端１３ｂが
１本ずつ挿入されている。挿入された各接続用コード１
３の他端１３ｂには、局側光コネクタ１５のプラグ１５
ａが固着されている。また、局側光ケーブル３１の一端
３１ａには、局側光コネクタ１５のプラグ１５ｂが固着
されている。さらに、局側光コネクタ収納ケース１２の
側面１２ａと対峙する側面１２ｂには、局側光コネクタ
１５のアダプタ１５ｃがネジ等で固定されている。従っ
て、アダプタ１５ｃの両端に、プラグ１５ａとプラグ１
５ｂとを装着させることにより、局側光ケーブル３１と
接続用コード１３とを光学的に接続させることができ
る。

【００２３】以上のように、コネクタ１４を介して、加
入者側光ケーブル３０と接続用光コード１３とが光学的
に接続され、コネクタ１５を介して、局側光ケーブル３
１と接続用光コード１３とが光学的に接続される。その
結果、加入者側光ケーブル３０と局側光ケーブル３１と
を、接続用光コード１３を介して、光学的に接続させる
ことができる。

【００２４】なお、加入者側光ケーブル３０は、複数本
の単心光ファイバ心線がテープ状に加工された多心光フ
ァイバケーブルである。これに対して、局側光ケーブル
３１は、複数本の単心光ファイバ心線から構成された単
心光ファイバケーブルである。このため、加入者側光ケ
ーブル３０と接続用光コード１３とを接続する加入者側
光コネクタ１４には、多心の光コネクタが用いられてい
る。また、局側光ケーブル３１と接続用光コード１３と
を接続する局側光コネクタ１５には、単心の光コネクタ
が用いられている。さらに、接続用光コード１３と局側
光コネクタ１５との間には、多心・単心変換を行うジャ
ンパコード部１６が設けられている。ジャンパコード部
１６の単線分岐された部分は、被覆することなく心線の
ままである。

【００２５】このように、ジャンパコード部１６の単線
分岐された部分に心線が用いられるのは、局側光コネク
タ収納ケース１２にジャンパコード部１６が収納されて
いるため、ジャンパコード部１６を直接手で触れる恐れ
などが少ないからである。従って、ジャンパコード部１
６を被覆する必要がないので、光ケーブル接続装置１０
の製造コストを低く抑えることができる。

【００２６】ここで、局側光コネクタ収納ケース１２内
の接続用光コード１３には、光カプラ１７が固着されて
いる。そして、この光カプラ１７から２本の光コード１
８，１９が引き出され、光コード１８，１９の先端に光
コネクタ用のプラグ２０，２１が、それぞれ固着されて
いる。

【００２７】光カプラ１７は、合波分波機能を有してい
る。このため、プラグ２０，２１に試験装置（図示せ
ず）を接続して、この試験装置から加入者側光ケーブル
３０又は局側光ケーブル３１に試験光を入射することに
より、これらの光ケーブル３０，３１を伝送する伝送信
号光に、試験光を合波させることができる。また、これ
らの光ケーブル３０，３１内を伝送している伝送信号光
から試験光を分波させて、試験光を試験装置で検出する
ことができる。よって、光ケーブル３０，３１に試験光
を入射することにより、光ケーブル３０，３１が途中で
断線しているか判断することができる。なお、光ケーブ
ル３０，３１内を伝送させる試験光は、伝送信号光に影
響を与えないように、伝送信号光の波長と異なる波長の
ものが用いられる。

【００２８】上述したように、光ケーブル接続装置１０
は、単一の加入者側光コネクタ収納ケース１１と、複数
個の局側光コネクタ収納ケース１２とを備え、加入者側
光コネクタ１４は、一括して加入者側光コネクタ収納ケ
ース１１に収納されている。さらに、加入者側光コネク
タ収納ケース１１は、上部に蓋１１ｇを有しており、こ
の蓋１１ｇは簡単に取り外せるようになっている。この
ため、この蓋１１ｇを取り外して、加入者側光コネクタ
収納ケース１１の中から、所望の加入者側光コネクタ１
４を容易に取り出すことができる。このような構成を有
しているので、光ケーブル接続装置１０は、加入者光フ
ァイバ３０の差し替え作業を効率的に行うことができ
る。

【００２９】加入者光ファイバ３０の差し替え作業にお
いて、光コネクタ収納ケース１１には、加入者側光コネ
クタ１４しか入っていないので、光コネクタ収納ケース
１１から加入者側光コネクタ１４を、効率よく取り出す
ことができる。また、光コネクタ収納ケース１１から加
入者側光コネクタ１４を取り出す際に、光カプラ１７な
どの他の光部品に接触して、他の光部品を損傷させるこ
とがない。

【００３０】さらに、光ケーブル接続装置１０は、加入
者側光コネクタ１４が一括して光コネクタ収納ケース１
１に収納されているので、各加入者側光コネクタ１４が
別々の収納ケースに収納される場合に比べて、スペース
効率が高い。具体的には、２５０個の加入者側光コネク
タ１４を収納することのできる光コネクタ収納ケース１
１であっても、僅か、７００ｍｍ（横幅）×２００ｍｍ
（高さ）×２００ｍｍ（奥行）のサイズである。その結
果、ＦＴＭ架４０の１架当たりのモジュール収納総数を
増やすことができる。

【００３１】次に、本発明の光ケーブル接続装置の第２
の実施例について説明する。図２は、第２の実施例の光
ケーブル接続装置の加入者側光コネクタ収納ケース１１
Ａを示す斜視図である。第２の実施例が第１の実施例と
異なるのは、この加入者側光コネクタ収納ケース１１Ａ
に、上述した試験装置（図示せず）と接続するための複
数個の光コネクタ５０，５１が収納されている点と、光
カプラ１７から引き出された光コード１８，１９が、接
続用光コード１３と共に、加入者側光コネクタ収納ケー
ス１１Ａに挿入されている点とである。その他の構成に
ついては、図１に示す第１の実施例の光ケーブル接続装
置１０とほぼ同一である。

【００３２】図２に示すように、加入者側光コネクタ収
納ケース１１Ａには、加入者側光コネクタ１４以外に、
複数個の光コネクタ５０，５１が収納されている。光コ
ネクタ５０，５１はそれぞれブロック状に配置されてお
り、光コネクタ５０，５１の一方側に、光コード１８，
１９が装着されている。また、光コネクタ５０，５１の
他方側に、上述した試験装置（図示せず）からの光コー
ド５２，５３を装着することができる。従って、加入者
側光コネクタ収納ケース１１Ａに光コネクタ５０，５１
が収納されており、さらに、加入者側光コネクタ収納ケ
ース１１Ａの蓋１１ｇは簡単に取り外すことができるの
で、加入者側光コネクタ収納ケース１１Ａから容易に光
コネクタ５０，５１を取り出すことができる。

【００３３】なお、示したコネクタ収納ケース１１，１
２の材質は、例示であり、これらの材質に限定されるこ
とはない。また、ＦＴＭ架４０の下段収納棚４１に加入
者側光コネクタ収納ケース１１，１１Ａを、上段収納棚
４２に局側光コネクタ収納ケース１２をそれぞれ収納し
ているが、上下逆に収納してもよい。さらに、加入者側
光コネクタ収納ケース１１，１１Ａと局側光コネクタ収
納ケース１２とを左右に並べて収納してもよい。

【００３４】

【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の光
ケーブル接続装置であれば、加入者側光コネクタ収納ケ
ースに加入者側光コネクタが一括して収納され、複数の
局側光コネクタ収納ケースに局側光コネクタが個別的に
収納されている。このように、本発明の光ケーブル接続
装置は、２つの収納ケースを備えており、光部品を分散
させて各収納ケースに収納している。このため、単体の
収納ケースに全ての光部品を収納していた従来の光ケー
ブル接続装置に比べて、収納ケースの構造が単純にな
り、収納ケースの組立が容易になった。

【００３５】また、加入者側光コネクタが一括して加入
者側光コネクタ収納ケースに収納されているので、いず
れの加入者側光コネクタを必要とする場合でも、この加
入者側光コネクタ収納ケースから容易に取り出すことが
できる。そして、この光コネクタの部分で、加入者側光
ケーブルを容易に差し替えることができるようになっ
た。

【００３６】特に、加入者側光コネクタ収納ケースに
は、加入者側光コネクタだけが収納されている。このた
め、この加入者側光ケーブルの差し替えの際に、局側光
コネクタなどの他の光部品に接触して、他の光部品を損
傷させることがない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施例に係る光ケーブル接続装
置を示す断面図である。

【図２】本発明の第２の実施例に係る光ケーブル接続装
置の加入者側光コネクタ収納ケースを示す斜視図であ
る。

【図３】従来の光ケーブル接続装置を示す断面図であ
る。

【符号の説明】

１０…光ケーブル接続装置、１１，１１Ａ…加入者側光
コネクタ収納ケース、１２…局側光コネクタ収納ケー
ス、１３…接続用光コード、１４…加入者側光コネク
タ、１５…局側光コネクタ、１６…ジャンパコード部
（多心単心変換部材）、１７…光カプラ（光合分波
器）、３０…加入者側光ケーブル、３１…局側光ケーブ
ル、４０…ＦＴＭ架（キャビネット）、Ｓ…スペース。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者海老原孝東京都千代田区内幸町一丁目１番６号日本電信電話株式会社内 (72)発明者美馬隆司東京都千代田区内幸町一丁目１番６号日本電信電話株式会社内 (72)発明者尾本清東京都千代田区内幸町一丁目１番６号日本電信電話株式会社内 (72)発明者中尾直樹東京都千代田区内幸町一丁目１番６号日本電信電話株式会社内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】複数の接続用光コードを介して、複数の
加入者側光ケーブルと複数の局側光ケーブルとを各々接
続する光ケーブル接続装置において、前記複数の接続用光コードと前記複数の加入者側光ケー
ブルとを接続する加入者側光コネクタを、一括して収納
する加入者側光コネクタ収納ケースと、前記複数の接続用光コードと前記複数の局側光ケーブル
とを接続する局側光コネクタを、個別的に収納する複数
の局側光コネクタ収納ケースとを備えることを特徴とす
る光ケーブル接続装置。
【請求項２】前記局側光コネクタ収納ケース内の前記
接続用光コードには、光合分波器が設けられていること
を特徴とする請求項１記載の光ケーブル接続装置。
【請求項３】前記加入者側光コネクタ収納ケースに
は、加入者側光ケーブルの余長を収納するスペースが設
けられていることを特徴とする請求項１又は請求項２に
記載の光ケーブル接続装置。
【請求項４】前記局側光コネクタ収納ケースには、前
記接続用光コードと前記局側光コネクタとの間に設けら
れて、多心光ファイバを単心光ファイバに変換する多心
単心変換部材が収納されていることを特徴とする請求項
１から請求項３のいずれか１項に記載の光ケーブル接続
装置。