JPH0953142A - 耐疲労特性に優れた非調質鋼材及びその製造方法 - Google Patents
耐疲労特性に優れた非調質鋼材及びその製造方法Info
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Abstract
造部品などの素材用として好適な低コストの鋼材とその
製造方法を提供する。 【解決手段】特定の化学組成を有し、組織がJIS粒
度番号6以上のフェライトとラメラ間隔0.2μm以下
のパーライトからなるフェライト・パーライト組織であ
る耐疲労特性に優れた非調質鋼材。 1100〜1300℃の温度域の温度に加熱した後9
00℃以上の温度域で熱間加工を行い、次いで5〜30
℃/分の冷却速度で冷却して、JIS粒度番号6以上の
フェライトとラメラ間隔0.2μm以下のパーライトか
らなるフェライト・パーライト組織とする。
Description
た非調質鋼材及びその製造方法に関する。更に詳しく
は、熱間加工後に焼入れ焼戻しの調質処理を施さずとも
高い疲労強度を有する、機械構造部品などの素材として
好適な非調質鋼材及びその製造方法に関するものであ
る。
造部品などは所定の形状に熱間加工した後、焼入れ焼戻
しの調質処理を施すのが一般的であった。しかしこの調
質処理には多くのエネルギーとコストを費やす。そのた
め近年、省エネルギーと低コスト化の観点から熱間加工
のままで調質鋼と同等の耐疲労特性を持つ非調質鋼の開
発が行われてきた。
5号公報に開示されている様な従来の非調質鋼は、Vの
炭窒化物を析出させてフェライト基地を強化し、これに
よって高強度化及び高疲労強度化を達成しようとするも
ので、中炭素鋼にVを添加した化学組成を有し、その組
織は粗大なフェライト・パーライト組織からなるもので
あった。そのため高強度化は達成できても、靭性は中炭
素鋼の調質処理材に比べて低いという問題を有してい
た。更に、Vは高強度化には有効であっても高価な元素
であるためコストの増加が避けられないという問題も含
んでいた。
題を解決するものとして、特開昭62−196359
号、特開昭62−202054号及び特開昭62−20
7821号の各公報には、Zrを添加して非金属介在物
(主に硫化物と酸化物)を微細分散させ、熱間鍛造前の
高温加熱時のオーステナイト結晶粒の粗大化抑制と鍛造
後の組織を微細化させて靭性向上を図る「熱間鍛造用非
調質鋼」及び「熱間鍛造用非調質鋼の製造方法」が提案
されている。しかし上記の公報に記載の化学組成や製造
方法では「鋳込み」を連続鋳造法とした場合には効果を
奏しないことがあった。更に、特開昭62−20205
4号公報及び特開昭62−207821号公報の提案
は、鋼材組織がベイナイトを基地とするためフェライト
・パーライト組織を基地とする非調質鋼より被削性の点
で劣り、又、変態による歪が大きくなるという問題があ
った。又、特開平4−141550号公報には、Cr、
Mo、Nb及びTiを複合添加して微細なベイナイト組
織とした「熱間鍛造用非調質鋼」が開示されている。し
かしこの非調質鋼もベイナイト型であるため従来のフェ
ライト・パーライト型の非調質鋼に比べて被削性が劣る
し、更には大きな変態歪が生じるため曲がりが大きくな
るという問題を有していた。従って、曲がり取りの矯正
工程が必要となってコストアップにつながるものであっ
た。
テナイト温度域まで再加熱して焼入れし、次いで焼戻し
処理する調質処理に替わるものとして、特開平6−21
2347号公報に特定の化学組成を有する鋼を熱間鍛造
後直ちに焼入れし、その後焼戻し処理を行ってTiCを
析出させる「高疲労強度を有する熱間鍛造品及びその製
造方法」が開示されている。しかしこの公報に記載の熱
間鍛造品は、熱間鍛造後に直ちに焼入れしてマルテンサ
イト組織とするので、焼入れ時の焼き割れに対する管理
が必要となるし、固溶したTiCを析出させるために焼
戻しを行うのでエネルギーコストが嵩むという問題も有
していた。
ト・パーライト型の非調質鋼では高強度化を達成できて
も、高価な元素であるVを含むため低コスト化という産
業界の要請には応えきれない。又、ベイナイト型の非調
質鋼にも前記した問題があって、産業界の要請に応じる
ことができていない。更に近年、多様な機械構造用部品
を低コストに製造するため鋼種を統合することも要請さ
れ出したが、合金元素の含有量が微妙に異なるため、従
来鋼では充分な鋼種統合ができていない。
素を含有せず、且つ汎用性のある鋼材であって、焼戻し
を含めて熱処理を行うことなく非調質のままで優れた耐
疲労特性を有し、且つ被削性にも優れ、機械構造部品な
どの素材用として好適な低コストの鋼材とその製造方法
を提供することにある。
を達成するため非調質鋼材の化学組成及び組織について
研究を重ねた結果、下記の知見を得た。
疲労強度は降伏強度(YS)と正の良い相関を示す。従
って、疲労強度を高めるためにはYSを向上させれば良
い。引張強度(TS)を上げることは被削性の点から好
ましくないので、フェライト・パーライト組織のTSを
上げずにYSを高めることで被削性と高い疲労強度を兼
備できる。
ラ間隔の微細化はフェライト・パーライト組織のTSを
それほど上げることなくYSを高めるのに有効である。
有させて熱間加工後の冷却条件を適正化すれば、フェラ
イト・パーライト組織のTSをそれほど上げることなく
YSを高めることができ、疲労強度が飛躍的に向上す
る。これは次の理由によるものである。
ェライトが強化される。
したTiCがフェライト生成核となってフェライト粒を
微細化し、微細強化(粒界強化)の効果をもたらす。
す耐疲労特性に優れた非調質鋼材及び(2)に示す耐疲
労特性に優れた非調質鋼材の製造方法を要旨とする。
Si:0.05〜1.0%、Mn:0.4〜2.0%、
S:0.01〜0.1%、Cr:0.03〜2.0%、
Ti:0.04〜0.25%、Al:0.005〜0.
05%、N:0.008%以下を含有し、残部はFe及
び不可避不純物からなり、且つ、fn1>0及びfn2
>0の組成であって、組織がJIS粒度番号6以上のフ
ェライトとラメラ間隔0.2μm以下のパーライトから
なるフェライト・パーライト組織である耐疲労特性に優
れた非調質鋼材。但し、fn1=Ti(%)−10N
(%)、fn2=Al(%)−1.95N(%)とす
る。
る鋼を、1100〜1300℃の温度域の温度に加熱し
た後900℃以上の温度域で熱間加工を行い、次いで5
〜30℃/分の冷却速度で冷却して、JIS粒度番号6
以上のフェライトとラメラ間隔0.2μm以下のパーラ
イトからなるフェライト・パーライト組織となすことを
特徴とする耐疲労特性に優れた非調質鋼材の製造方法。
しく説明する。なお、成分含有量の「%」は「重量%」
を意味する。
果を確保するためには0.2%以上の含有量を必要とす
る。しかし、0.6%を超えて含有するとフェライト・
パーライト組織におけるフェライト相の体積率が低下
し、それに伴ってフェライト強化の効果が薄れて疲労強
度が低下すると共に硬いパーライト相により被削性も劣
化するようになる。従って、Cの含有量を0.2〜0.
6%とした。
更にSiにはフェライト相を強化する作用がある。しか
しその含有量が0.05%未満では添加効果に乏しく、
一方、1.0%を超えると前記効果が飽和するばかりか
被削性が劣化するようになるので、その含有量を0.0
5〜1.0%とした。
向上させる効果がある。しかし、その含有量が0.4%
未満では所望の効果が得られず、2.0%を超えるとこ
の効果が飽和するだけでなく、むしろ焼入れ性が高くな
りすぎてベイナイト組織あるいは島状マルテンサイト組
織の生成を促進し、耐久比(疲労限度/引張強度)及び
降伏比(降伏強度/引張強度)が低下するようになる。
従って、Mnの含有量を0.4〜2.0%とした。
を高めるのに有効な元素である。しかし、その含有量が
0.01%未満では所望の効果が得られず、0.1%を
超えるとその効果は飽和すると共にMnSが粗大化し、
これが疲労亀裂発生の核となって疲労強度が低下するよ
うになる。従って、Sの含有量を0.01〜0.1%と
した。
向上させる効果がある。しかし、その含有量が0.03
%未満では所望の効果が得られず、2.0%を超えると
この効果が飽和するだけでなく、むしろ焼入れ性が高く
なりすぎてベイナイト組織あるいは島状マルテンサイト
組織の生成を促進し、耐久比及び降伏比が低下するよう
になるので、その含有量を0.03〜2.0%とした。
ある。冷却中に微細なTiCとして析出し鋼を析出強化
すると共に、冷却中フェライト変態の前に析出したTi
Cがフェライト生成核となってフェライト粒を微細化
し、微細強化(粒界強化)の効果をもたらす。加えて、
前記の析出強化と微細強化とが重畳して疲労強度を改善
する作用を有する。しかし、その含有量が0.04%未
満では所望の効果が得られず、0.25%を超えると粗
大なTiCが生成して却って疲労強度が低下する。更
に、フェライト生成核密度が異常に増加してフェライト
量が多くなりすぎ、鋼全体の強度が低下し、コストも嵩
む。従って、Tiの含有量を0.04〜0.25とし
た。なお、安定して疲労強度を向上させるためには、T
iの含有量を0.08〜0.20%とすることが好まし
い。
である。その効果を確保するためには0.005%以上
の含有量を必要とする。しかし、0.05%を超えて含
有してもその効果が飽和しコストが嵩むばかりである。
従って、Alの含有量を0.005〜0.05%とし
た。
とが極めて重要である。すなわち、NはTiとの親和力
が大きく容易にTiNを生成してTiを固定してしまう
ので、Nを多量に含有する場合には前記したTiの効果
が充分に発揮できないこととなる。N含有量が0.00
8%以下で、且つ後述のfn1とfn2が共に正の値の
場合に前記したTiの効果が確保される。なお、Tiの
効果を高めるために、N含有量の上限は0.005%と
するのが一層好ましい。
以下で、fn1=Ti(%)−10N(%)>0、且つ
fn2=Al(%)−1.95N(%)>0の場合に前
記したTiの効果が確保される。従って、本発明ではf
n1>0、且つfn2>0と規定する。
く劣化させるので、本発明鋼中の不純物元素としてのP
は、鋼の靭性確保の点から0.04%以下とすることが
好ましい。
織がベイナイトやマルテンサイトといった所謂「低温変
態生成物」からなるものでは、被削性が劣化する。更
に、熱間加工後の冷却過程で、製品に大きな変態歪が生
じて曲がりが大きくなるため曲がり取りの矯正工程が必
要となってコストアップにつながる。従って、良好な被
削性を得ると共に変態歪を小さくするために鋼の組織
は、先ずフェライト・パーライト組織とする必要があ
る。なお、前記の化学組成は熱間加工後に鋼材を適正な
条件で冷却すれば「低温変態生成物」が生成しないよう
に配慮されたものである。
ェライトがJIS粒度番号6以上の細粒であり、且つパ
ーライトのラメラ間隔が0.2μm以下の場合にフェラ
イト・パーライト組織のTSを上げることなくYSを高
めることができるので、被削性を低下させることなく疲
労強度を高めることができる。従って、鋼材の組織を、
JIS粒度番号6以上のフェライトとラメラ間隔が0.
2μm以下のパーライトからなるフェライト・パーライ
ト組織とした。
は、微細であればあるほど前記した効果(フェライト・
パーライト組織のTSを上げることなくYSを高める効
果)が大きいので、フェライトのJIS粒度番号の上限
及びパーライトのラメラ間隔の下限は特に規定されるも
のではない。
は、1100〜1300℃の温度域の温度に加熱した
後、900℃以上の温度域で行う必要がある。
オ−ステナイト粒の粗大化が著しいため所望のサイズの
フェライト・パーライト組織が得られないという品質面
での問題があることに加えて、コストアップになるとい
う経済面での不利もある。又、1100℃を下回る温度
域で加熱した場合には、Tiのオ−ステナイト中への固
溶が充分でないため、熱間加工後に適正な冷却条件で冷
却しても微細なTiCの析出が充分生じず、所望の組織
及び機械的性質が得られない。従って、本発明において
は熱間加工の加熱温度を1100〜1300℃に限定し
た。
は、900℃を下回る温度域で熱間加工すれば加工中に
TiCが加工誘起析出してしまうので再結晶が抑制さ
れ、所望の組織が得難いためである。また鋼材の変形抵
抗が高くなって疵の発生や割れにつながることにもな
る。このため、熱間加工は900℃以上の温度域で行う
こととした。この加工温度の上限は1050℃程度とす
るのが良い。また熱間加工時の加工度は断面減少率で1
0〜90%程度とすることが好ましい。なお、所望の特
性をより安定して得るために、上記の熱間加工時の加工
度を断面減少率で30〜90%程度とすることが一層好
ましい。
なくとも500℃まで空冷あるいは放冷する必要があ
る。30℃/分を超える冷却速度で冷却した場合には、
微細なTiCの充分な量の析出が生じないので所望の組
織と機械的性質が得られない。一方、5℃/分未満の冷
却速度ではTiCが粗大化してしまい所望の微細な組織
が得られず、機械的性質も所望のものが得られない。な
お、5〜30℃/分の冷却速度で500℃まで冷却した
後の冷却速度は特に規制しなくても良い。
材に、上記の(C)及び(D)に示した条件で熱間加工
・冷却を行うことにより、上記の(B)に示した組織を
有する非調質鋼材を製造することができる。
溶解炉を用い通常の方法によって溶製した。表1におけ
る鋼1〜11は本発明鋼、表2における鋼12〜19は
成分のいずれかが本発明で規定する含有量の範囲から外
れた比較鋼である。
1時間加熱してから900℃以上で仕上げる熱間鍛造を
1回あるいは2〜3回行って直径60mmの丸棒を作製
した。なお、直径60mmの丸棒とするための最終の熱
間鍛造工程において、熱間鍛造後の冷却条件は15℃/
分とし常温まで冷却した。
の位置(R/2部位置、Rは丸棒の半径)から、JIS
14A号の引張試験片、小野式回転曲げ試験片(平行部
の直径が8mmでその長さが18.4mm)を採取し、
室温での引張特性(TS、YS、伸び(El)及び絞り
(RA))と疲労強度を調査した。又、光学顕微鏡によ
る組織観察を行った。
た。すなわち、直径60mmの丸棒を45mmの長さの
輪切りにしたものを用いてその長さ方向に深さ40mm
の孔をあけ、刃先摩損により穿孔不能となった時の孔の
個数を判定した。穿孔条件はJIS高速度工具鋼SKH
51のφ10mmドリルを使用し、水溶性の潤滑剤を用
いて、送り0.20mm/rev、回転数980rpm
で行った。
の比較から、本発明鋼は良好な被削性を有すると共に、
YSが高く耐疲労特性に優れていることが明らかであ
る。すなわち、本発明鋼1〜11については所望の疲労
特性(疲労限度(σw):400MPa以上、耐久比
(σw/TS):0.45以上)が得られている。これ
に対して比較鋼12と13は、本発明において重要な意
味を持つTiやN、更にはfn1やfn2が規定の値か
ら外れるため所望の疲労特性が得られていない。比較鋼
14も本発明で重要な意味を持つTiを過剰に含有する
ため、所望の疲労特性が得られていない。又、比較鋼1
5と16は各々MnとCrが規定の含有量から外れるた
め所望の疲労特性が得られていない。比較鋼17〜19
では各々Si、C、Sの含有量が規定の範囲から外れる
ため所望の疲労特性が得られておらず、更に、被削性も
大きく低下している。
材は耐疲労特性に優れているので機械構造部品などの素
材として利用することができる。この耐疲労特性に優れ
た非調質鋼材は本発明方法によって比較的容易に低コス
トで製造することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】重量%で、C:0.2〜0.6%、Si:
0.05〜1.0%、Mn:0.4〜2.0%、S:
0.01〜0.1%、Cr:0.03〜2.0%、T
i:0.04〜0.25%、Al:0.005〜0.0
5%、N:0.008%以下を含有し、残部はFe及び
不可避不純物からなり、且つ、fn1>0及びfn2>
0の組成であって、組織がJIS粒度番号6以上のフェ
ライトとラメラ間隔0.2μm以下のパーライトからな
るフェライト・パーライト組織である耐疲労特性に優れ
た非調質鋼材。但し、fn1=Ti(%)−10N
(%)、fn2=Al(%)−1.95N(%)とす
る。 - 【請求項2】請求項1に記載の化学組成を有する鋼を、
1100〜1300℃の温度域の温度に加熱した後90
0℃以上の温度域で熱間加工を行い、次いで5〜30℃
/分の冷却速度で冷却して、JIS粒度番号6以上のフ
ェライトとラメラ間隔0.2μm以下のパーライトから
なるフェライト・パーライト組織となすことを特徴とす
る耐疲労特性に優れた非調質鋼材の製造方法。
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- 1995-08-15 JP JP20816095A patent/JP3149741B2/ja not_active Expired - Fee Related
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