JPH0953056A - pH指示性粘着シート及びそれを用いた水浸透度の測定方法 - Google Patents

pH指示性粘着シート及びそれを用いた水浸透度の測定方法

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JPH0953056A
JPH0953056A JP7203136A JP20313695A JPH0953056A JP H0953056 A JPH0953056 A JP H0953056A JP 7203136 A JP7203136 A JP 7203136A JP 20313695 A JP20313695 A JP 20313695A JP H0953056 A JPH0953056 A JP H0953056A
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JP
Japan
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water
sensitive adhesive
pressure
adhesive sheet
indicating
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JP7203136A
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Makoto Miura
誠 三浦
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構築物の外壁や配管などからの漏出水量や水
透過性の樹脂や粘着剤などの水透過特性を簡便な方法で
正確に知ることができる、pH指示性粘着シート及びそ
れを用いた水浸透度の測定方法を提供する。 【解決手段】 この発明のpH指示性粘着シートは、p
H指示薬を含有する水浸透性粘着剤を用いてpH指示性
粘着シートを得る。そして、試験体の表面に、このpH
指示性粘着シートを貼着し、pH指示性粘着剤の呈色に
より試験体の水浸透度を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、pH指示性粘着
シート及びそれを用いた水浸透度の測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、構築物の外壁や配管から漏出する
水(酸性水、中性水、アルカリ性水)は、主に目視等の
視覚で検知されており、その漏出水量を簡便な方法で正
確に測定することは困難であった。
【0003】また、水透過性の樹脂や粘着剤の水透過特
性は、主に、水(酸性水、中性水、アルカリ性水)に対
する溶解速度で評価されているが、溶解速度の測定が面
倒であり、しかも水に溶解しない膨潤タイプの樹脂や粘
着剤では評価が困難であった。
【0004】一方、pH試験紙が市販され慣用されてい
る。また、特開平1−148961号公報には、アセチ
ルセルロースやポリ塩化ビニルなど非水溶性高分子膜に
疎水性ポルフィリンを含有させたpH感応性材料が提案
されている。
【0005】このようなpH試験紙やpH感応性材料
は、一般にpHを知りたい試験液に浸漬してそのpHを
簡便に測定するもので、構築物の外壁や配管などからの
漏出水量や水透過性の樹脂や粘着剤などの水透過特性な
どを測定するものではなく、このような用途には使用さ
れていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記の問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
構築物の外壁や配管などからの漏出水量や水透過性の樹
脂や粘着剤などの水透過特性を簡便な方法で正確に知る
ことができる、pH指示性粘着シート及びそれを用いた
水浸透度の測定方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のpH指示性粘
着シートは、pH指示薬を含有する水浸透性粘着剤を用
いることを特徴とする。
【0008】また、この発明の水浸透度の測定方法は、
試験体の表面に、上記pH指示性粘着シートを貼着し、
pH指示性粘着剤の呈色により試験体の水浸透度を測定
することを特徴とする。
【0009】ここで、pH指示性粘着シートとは、pH
指示薬を含有する水浸透性粘着剤がシート状に形成され
たもの、或いはシート基材にpH指示薬を含有する水浸
透性粘着剤が塗設されたものを意味する。また、水浸透
性粘着剤とは、酸性水(溶液)、中性水(溶液)、アル
カリ性水(溶液)の少なくとも一つの水(溶液)を浸透
し得る粘着剤を意味する。さらに、呈色とは、発色又は
変色を意味する。
【0010】この発明に用いる水浸透性粘着剤は公知の
もので、水により粘着性を示す再湿性のもの、常態で粘
着性を有するもの、いずれでもよい。ベースポリマーと
しては、澱粉、デキストリン、にかわ、アラビアゴム等
の天然物系の水溶性高分子、或いはポリビニルアコー
ル、ポリエチレンイミン、ポリビニルピロリドン、水溶
性のアクリル系共重合体が用いられる。
【0011】これ等のベースポリマーには、必要に応じ
てポリエチレングリコール、アルカノールアミン、アル
キルアミン等の水溶性の可塑剤、イソシアネート系、ア
ジリジン系、金属キレート系、エポキシ系等の架橋剤、
水溶性の粘着付与剤、老化防止剤、充填剤、着色剤等が
配合される。
【0012】特に、架橋剤を配合してベースポリマーを
架橋させると、水浸透性粘着剤の凝集力が高められると
ともに、これに含有されるpH指示薬がベースポリマー
中に良好に閉じ込められてブリードアウトが防止でき
る。
【0013】この発明において、水浸透性粘着剤を用い
るのは、この粘着剤が水を吸収しやすいため、これに含
有されるpH指示薬が呈色するまでのタイムラグが短い
ためである。粘着剤が非水浸透性であると、この粘着剤
が水の浸透をブロックするため、これに含有されるpH
指示薬が呈色しないか、呈色までのタイムラグが長くな
って、正確な測定ができない。
【0014】特に、アルカリ水の透過度を測定する場合
は、水浸透性粘着剤のうち、中性水、酸性水には溶解や
膨潤しにくく、アルカリ水には中和して溶解するアルカ
リ水浸透性粘着剤を用いるのが好ましい。それは、中性
水を吸収しやすい水浸透性粘着剤は、測定中に湿度や結
露水などの外部要因のため、pH指示薬の溶出や試験体
からの剥げ落ちが生じやすく、測定できる環境が限られ
るからである。
【0015】このようなアルカリ水浸透性粘着剤は、
0.13〜1.0mol/100gの酸性基を含むもの
が好ましい。酸性基が0.13mol/100g未満で
は、親水性が不足して透過水に対して反応しにくくな
り、逆に酸性基が1.0mol/100gを越えると、
粘着剤が硬質化したり大気中の水分の影響を受けやすく
なるため、取扱い性が悪くなることがある。
【0016】そして、上記酸性基を含むアルカリ水浸透
性粘着剤を用いると、酸性基がアルカリ物質を速やかに
閉じ込めて、呈色までのタイムラグが極めて短くなり、
また透過してきたアルカリと直接反応して呈色するた
め、より正確にアルカリ水の透過度を測定することがで
きる。
【0017】上記アルカリ水浸透性粘着剤は、ベースポ
リマーとして、アルキル基の炭素数が2〜12、好まし
くは4〜8のアクリル酸アルキルエステルを主成分と
し、これに適量のアクリル酸、メタクリル酸、クロトン
酸、マレイン酸、イタコン酸等のカルボン酸基を有する
モノマー、或いはスルホン酸基や燐酸基を有するモノマ
ーを共重合させたアクリル系共重合体を用いて得ること
ができる。
【0018】特に、ベースポリマーとしては、上記アク
リル酸アルキルエステルとカルボン酸基を有するモノマ
ーとの共重合体が好適である。アクリル酸アルキルエス
テルのアルキル基の炭素数が1のものは、共重合体が硬
質化して粘着性が充分に発揮できず、逆にアルキル基の
炭素数が12を越えると、共重合体が疎水化して粘着性
が不足する。
【0019】なお、上記アクリル系共重合体には、アル
カリ水浸透性が損なわれない範囲で、必要に応じて酢酸
ビニル、スチレン、N−ビニルピロリドン、N−ビニル
オキサゾリン等のモノマーを共重合成分として含有させ
てもよい。
【0020】上記水浸透性粘着剤に含有されるpH指示
薬としては、フェノールフタレイン、フェノールレッ
ド、メチルオレンジ、メチルレッド、ブロモチモールブ
ルー、チモールフタレイン、ブルーチモールブルー等が
挙げられる。このようなpH指示薬は、アルコール等の
溶剤に溶解した状態で、上記水浸透性粘着剤の溶液中に
混合するのが、均一に含有される点で好ましい。
【0021】pH指示薬は、試験体を透過する水の液性
によって選択される。例えば、透過水が中性水の場合
は、中性域に変色域のあるpH指示薬を用い、予め弱酸
性或いは弱アルカリ性の化合物を極微量添加してpH指
示薬を呈色させておく。また、透過水が酸性又はアルカ
リ性の場合も、透過水により変色するように、予めpH
指示薬を呈色させておくのが好ましい。
【0022】pH指示薬の含有量は、pH指示薬の呈色
が確認できる範囲であればよく、一般に水浸透性粘着剤
100重量部に対し、0.1〜10重量部の範囲で含有
されるのが好ましい。pH指示薬の含有量が0.1重量
部を下回ると、呈色が充分でないことがあり、逆に10
重量部を上回ると、粘着剤の接着性が阻害されることが
ある。
【0023】こうしてpH指示性粘着剤が得られる。こ
のようなpH指示性粘着剤は、エタノールや酢酸エチル
などの適当な有機溶剤に溶解され、公知の粘着シートの
製法と同様な方法で、適当なシート状支持体の片面に塗
布され乾燥され、pH指示性粘着シートとされる。この
pH指示性粘着シートは、水浸透性粘着剤をシート状に
形成したものでもよく、また基材の片面に水浸透性粘着
剤を塗設したものでもよい。
【0024】シート状支持体として、離型処理ポリエス
テルフィルム等の剥離性シートを用いる場合は、このシ
ート状支持体の片面にpH指示性粘着剤がシート状で剥
離可能に形成される。そして、使用の際には、試験体に
貼着する前又は試験体に貼着した後に、このpH指示性
粘着シートからシート状支持体が剥離除去される。
【0025】シート状支持体として、ポリエステルフィ
ルム、セロハン等のプラスチックシート、コロナ放電処
理等の酸化処理がなされたプラスチックシート等を用い
る場合は、このシート状支持体が基材とされ、この基材
の片面にpH指示性粘着剤が塗設されてpH指示性粘着
シートとされる。そして、使用の際には、そのまま試験
体に貼着される。この場合、基材としては、呈色が目視
で確認できる程度に透明又は半透明で、pH指示性粘着
剤に対して接着性の良好なシートが用いられる。
【0026】こうして、この発明のpH指示性粘着シー
トが得られる。この発明のpH指示性粘着シートは、粘
着性で、pH指示薬の呈色域にある液性の水に触れると
呈色するので、このpH指示性粘着シートは、構築物の
外壁や配管、水透過性の樹脂や粘着剤、セラミックなど
の試験体の表面に貼り付けるだけの簡単な作業で、これ
等の試験体を透過してきた水の有無を簡単に知ることが
できる。
【0027】特に、上記のような試験体の表面にpH指
示性粘着シートを貼着し、試験体が水の透過を開始して
から、pH指示性粘着シートが変色するまでの時間を測
定することによって、水が試験体を透過してくる速度を
簡単に知ることができる。
【0028】この場合、pH指示性粘着シートは、その
粘着力によりより試験体によく密着し、透過してきた水
に鋭敏に反応し、正確に水浸透度を測定することがで
き、しかも水浸透性粘着剤を用いているので、試験体を
透過しきた水を速やかにpH指示性粘着シートの内部に
取り込み、呈色までのタイムラグが短く、水の透過をた
だちに知ることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例及び比較
例を示す。実施例1 pH指示性粘着剤の調製 ポリビニルピロリドン(数平均分子量200万)100
重量部にトリエタノールアミン50重量部を配合したエ
タノール溶液に、メチルレッドのエタノール溶液を高速
攪拌機で混合溶解させて、粘着剤固形分に対して1重量
%のメチルレッドが含有されたpH指示性粘着剤の溶液
を得た。
【0030】pH指示性粘着シートの製造 ポリエステルフィルム(厚さ12μm )の片面に、上記
pH指示性粘着剤の溶液をコンマコーターで塗布し乾燥
して、糊厚3μm のpH指示性粘着シートを得た。
【0031】実施例2 pH指示性粘着剤の調製 ポリエチレンイミン(エポミンP−1000:日本触媒
社製)100重量部にポリエチレングリコール(重合度
16)50重量部を配合したエタノール溶液に、メチル
オレンジのエタノール溶液を高速攪拌機で混合溶解させ
て、粘着剤固形分に対して1重量%のメチルオレンジが
含有されたpH指示性粘着剤の溶液を得た。
【0032】pH指示性粘着シートの製造 ポリエステルフィルム(厚さ12μm )の片面に、上記
pH指示性粘着剤の溶液をコンマコーターで塗布し乾燥
して、糊厚3μm のpH指示性粘着シートを得た。
【0033】実施例3 pH指示性粘着剤の調製 アクリル酸ブチル−アクリル酸共重合体(アクリル酸成
分15重量%、重量平均分子量45万)100重量部に
エポキシ系架橋剤(TETRAD X:三菱瓦斯化学社
製)0.01重量部を配合した酢酸エチル溶液に、フェ
ノールフタレインのエタノール溶液を高速攪拌機で混合
溶解させて、粘着剤固形分に対して1重量%のフェノー
ルフタレインが含有されたpH指示性粘着剤の溶液を得
た。
【0034】pH指示性粘着シートの製造 ポリエステルフィルム(厚さ12μm )の片面に、上記
pH指示性粘着剤の溶液をコンマコーターで塗布し乾燥
して、糊厚3μm のpH指示性粘着シートを得た。
【0035】比較例1 pH指示性粘着剤の調製 アクリル酸ブチル−アクリル酸共重合体(アクリル酸成
分5重量%、重量平均分子量55万)100重量部にエ
ポキシ系架橋剤(TETRAD X:三菱瓦斯化学社
製)0.01重量部を配合した酢酸エチル溶液に、フェ
ノールフタレインのエタノール溶液を高速攪拌機で混合
溶解させて、粘着剤固形分に対して1重量%のフェノー
ルフタレインが含有されたpH指示性粘着剤の溶液を得
た。
【0036】pH指示性粘着シートの製造 ポリエステルフィルム(厚さ12μm )の片面に、上記
pH指示性粘着剤の溶液をコンマコーターで塗布し乾燥
して、糊厚3μm のpH指示性粘着シートを得た。
【0037】比較例2 pH指示性粘着シートの代わりに、公知のpH試験紙
(井内盛栄堂社製)を用意した。また、このpH試験紙
を固定するために、延伸ポリプロピレンフィルムの片面
にゴム系粘着剤を塗設した公知の粘着シート(積水化学
社製)を用意した。上記各実施例及び各比較例に用いた
粘着剤の組成をまとめて表1に示す。
【0038】pH指示性粘着剤の特性及びpH指示性粘
着シートの性能評価 上記pH指示性粘着剤(実施例1〜3、比較例1)及び
ゴム系粘着剤(比較例2)について、その酸性基の含有
量、pH呈色域、水浸透性(酸性、中性、アルカリ性)
をまとめて表2に示す。なお、表2の水浸透性におい
て、溶解又は膨潤するものは水浸透性を有し、白濁する
ものは膨潤には至らないが水浸透性を有し、不変のもの
は非水浸透性であることを意味する。
【0039】また、上記pH指示性粘着シート(実施例
1〜3、比較例1)及びpH試験紙(比較例2)を用い
て、下記の方法でイオン交換水及びアルカリ水の水浸透
速度を測定した。測定は3回行い、その測定値のばらつ
きは、変動係数〔(標準偏差(σn )/測定値の平均)
×100(%)〕で示した。その結果をまとめて表3及
び表4に示す。なお、これ等の測定において、各実施例
のpH指示性粘着シートのpH指示性粘着剤は水浸透性
であるが、試験体にはよく粘着しており、試験体から剥
れ落ちることはなかった。
【0040】<イオン交換水の水浸透速度の測定>試験
体として、厚さ35μm のセロハン(二村化学社製の♯
500)を用い、この試験体を水平にセットし、試験体
の下面に上記各pH指示性粘着シートを貼付け、試験体
の上面にイオン交換水(23℃、pH7)を数滴滴下
し、イオン交換水がセロハンを浸透していき、滴下して
からpH指示性粘着シートが呈色(変色)するまでの時
間を測定し、(試験体の厚み)/(呈色するまでの時
間)により水浸透速度を求めた。
【0041】なお、実施例1及び実施例2のpH指示性
粘着シートを用いる場合は、これにジブチルフォスフェ
ートを極微量含浸させて酸性にして、予め酸性呈色させ
ておく。また、実施例3及び比較例1のpH指示性粘着
シートを用いる場合は、これに酢酸ナトリウムを極微量
含浸させてアルカリ性にして、予めアルカリ呈色させて
おく。
【0042】<アルカリ水溶液の水浸透速度の測定>上
記イオン交換水の水浸透速度の測定において、イオン交
換水(23℃、pH7)に替えて、0.1規定の酢酸ナ
トリウム水溶液(23℃、pH10.8)をを用い、上
記と同様な方法で、滴下してからpH指示性粘着シート
が呈色(変色)するまでの時間を測定し、(試験体の厚
み)/(呈色するまでの時間)により水浸透速度を求め
た。
【0043】表3及び表4の比較例1において、判定不
能とは、pH指示性粘着剤が非水浸透性であるため、こ
の粘着剤が水の浸透をブロックしてpH指示薬が呈色
(変色)せず、測定できないことを意味する。
【0044】比較例2の公知のpH試験紙を用いる場合
は、上記試験体を水平にセットし、この試験体の下面に
pH試験紙を押付け、その表面に公知の粘着シートを貼
付けて、試験体の下面にpH試験紙を固定し、上記と同
様な方法で、イオン交換水及びアルカリ水溶液の水浸透
速度を測定した。
【0045】この比較例2においては、粘着シートなど
の固定手段を用いてpH試験紙を試験体に固定せねばな
らず、その固定作業が面倒であった。また、試験体にp
H試験紙が押付けられていても隙間があり、水の浸透に
時間がかかり、しかも測定値のばらつきが大きくなっ
た。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】
【表3】
【0049】
【表4】
【0050】
【発明の効果】上述の通り、この発明のpH指示性粘着
シートは、pH指示薬を含有する水浸透性粘着剤を用い
るので、このpH指示性粘着シートを構築物の外壁や配
管や水透過性の樹脂や粘着剤などの試験体の表面に貼着
するだけの簡単な作業で、構築物の外壁や配管などから
の漏出水量や水透過性の樹脂や粘着剤などの水透過特性
を簡単に且つ正確に知ることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 pH指示薬を含有する水浸透性粘着剤を
    用いることを特徴とするpH指示性粘着シート。
  2. 【請求項2】 試験体の表面に、請求項1記載のpH指
    示性粘着シートを貼着し、pH指示性粘着剤の呈色によ
    り試験体の水浸透度を測定することを特徴とする水浸透
    度の測定方法。
JP7203136A 1995-08-09 1995-08-09 pH指示性粘着シート及びそれを用いた水浸透度の測定方法 Pending JPH0953056A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022168916A1 (ja) * 2021-02-08 2022-08-11 日東電工株式会社 粘着剤組成物、粘着シート、粘着剤組成物の製造方法、および水または水蒸気の存在を検知する方法
WO2023100460A1 (ja) * 2021-11-30 2023-06-08 サカタインクス株式会社 脱離用プライマー組成物層を有する積層体

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