JPH0952693A - 車両用不整地脱出装置 - Google Patents
車両用不整地脱出装置Info
- Publication number
- JPH0952693A JPH0952693A JP23755995A JP23755995A JPH0952693A JP H0952693 A JPH0952693 A JP H0952693A JP 23755995 A JP23755995 A JP 23755995A JP 23755995 A JP23755995 A JP 23755995A JP H0952693 A JPH0952693 A JP H0952693A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- vehicle
- rough terrain
- hook
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】車両に常備することができ、一人でも簡単に操
作できる車両用不整地脱出装置を提供する。 【解決手段】本体6の一端にワイヤー巻き上げローラー
2を設け、ワイヤー巻き上げローラー2に一端を固定す
るワイヤー13と、ワイヤー13の先端に設けたフック
14と、本体6他端に、先端にフック12を設けたワイ
ヤー11とを接続した車両用不整地脱出装置。また、本
体6他端に接続されるワイヤー12の先端を固定する固
定杭30を設ける車両用不整地脱出装置。
作できる車両用不整地脱出装置を提供する。 【解決手段】本体6の一端にワイヤー巻き上げローラー
2を設け、ワイヤー巻き上げローラー2に一端を固定す
るワイヤー13と、ワイヤー13の先端に設けたフック
14と、本体6他端に、先端にフック12を設けたワイ
ヤー11とを接続した車両用不整地脱出装置。また、本
体6他端に接続されるワイヤー12の先端を固定する固
定杭30を設ける車両用不整地脱出装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術】この発明は車両がぬかるみや不整
地、または脱輪状態で走行不能になった場合に車両を引
き上げるために使用する車両用不整地脱出装置に関す
る。
地、または脱輪状態で走行不能になった場合に車両を引
き上げるために使用する車両用不整地脱出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に車両用不整地脱出装置としては車
両のフロントバンパに設置された電動ウインチが知られ
ている。また、排気ガスを利用して車両と地面の間に入
れた空気袋を膨らませ車両を持ち上げるエアジャッキタ
イプのものが知られている。
両のフロントバンパに設置された電動ウインチが知られ
ている。また、排気ガスを利用して車両と地面の間に入
れた空気袋を膨らませ車両を持ち上げるエアジャッキタ
イプのものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電動ウ
インチはいわゆるオフロードタイプの4WD車に設けら
れているのみであり、一般のセダンタイプの乗用車に取
り付けるのは困難である。また、エアジャッキタイプの
ものでは空気袋の準備、ホースの接続などの操作が容易
でない。
インチはいわゆるオフロードタイプの4WD車に設けら
れているのみであり、一般のセダンタイプの乗用車に取
り付けるのは困難である。また、エアジャッキタイプの
ものでは空気袋の準備、ホースの接続などの操作が容易
でない。
【0004】本発明は上記事実を考慮し、車両に常備す
ることができ、一人でも簡単に操作できる車両用不整地
脱出装置を提供することが目的である。
ることができ、一人でも簡単に操作できる車両用不整地
脱出装置を提供することが目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、本体の一端
にワイヤー巻き上げローラーを設け、ワイヤー巻き上げ
ローラーに一端を固定するワイヤーと、ワイヤーの先端
に設けたフックと、本体他端に、先端にフックを設けた
ワイヤーとを接続したことにより、簡単に操作できる車
両用不整地脱出装置を提供できる。とともに、本体他端
に接続されるワイヤーの先端を固定する固定杭を設けた
ことにより、周りにワイヤーを結びつけるところがなく
ても使用することができる車両用不整地脱出装置を提供
できる。
にワイヤー巻き上げローラーを設け、ワイヤー巻き上げ
ローラーに一端を固定するワイヤーと、ワイヤーの先端
に設けたフックと、本体他端に、先端にフックを設けた
ワイヤーとを接続したことにより、簡単に操作できる車
両用不整地脱出装置を提供できる。とともに、本体他端
に接続されるワイヤーの先端を固定する固定杭を設けた
ことにより、周りにワイヤーを結びつけるところがなく
ても使用することができる車両用不整地脱出装置を提供
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1、図2には本発明の実施の形
態を示す車両用不整地脱出装置が示されている。巻き上
げローラー2の一端には第1歯車3が固定され、他端に
はストッパー歯車4が固定される。
態を示す車両用不整地脱出装置が示されている。巻き上
げローラー2の一端には第1歯車3が固定され、他端に
はストッパー歯車4が固定される。
【0007】上記巻き上げローラー2に第1歯車3とス
トッパー歯車4が固定され、第1軸5に回転自在に取り
付けられる。第1軸5は本体6に回転自在に取り付け
る。第1歯車3に連動する第2歯車7、ストッパー歯車
4の逆回転を防止するストッパー8は第2軸9に固定さ
れ、第2軸9は本体6に回転自在に取り付ける。第2軸
9の一端には巻き上げハンドル10を着脱可能に取り付
ける。
トッパー歯車4が固定され、第1軸5に回転自在に取り
付けられる。第1軸5は本体6に回転自在に取り付け
る。第1歯車3に連動する第2歯車7、ストッパー歯車
4の逆回転を防止するストッパー8は第2軸9に固定さ
れ、第2軸9は本体6に回転自在に取り付ける。第2軸
9の一端には巻き上げハンドル10を着脱可能に取り付
ける。
【0008】本体6は略コ字断面となっており、下端中
央部に第1ワイヤー11の一端が取り付けられ、ワイヤ
ーの他端には第1フック12が接続される。巻き上げロ
ーラー2には第2ワイヤー13の一端が着脱可能に固定
され、他端には第2フック14を接続する。
央部に第1ワイヤー11の一端が取り付けられ、ワイヤ
ーの他端には第1フック12が接続される。巻き上げロ
ーラー2には第2ワイヤー13の一端が着脱可能に固定
され、他端には第2フック14を接続する。
【0009】次に、本発明に係わる車両用不整地脱出装
置の作用について説明する。図3、図4に示すように車
両がぬかるみ、不整地で走行不能になった場合には、車
内に常備してある車両用不整地脱出装置1を取り出し車
両の前端に第2フック14を接続し、第2ワイヤー11
を大きな木などに巻き付け、第1フック12で固定す
る。
置の作用について説明する。図3、図4に示すように車
両がぬかるみ、不整地で走行不能になった場合には、車
内に常備してある車両用不整地脱出装置1を取り出し車
両の前端に第2フック14を接続し、第2ワイヤー11
を大きな木などに巻き付け、第1フック12で固定す
る。
【0010】次に巻き上げハンドル10を回転させて第
2ワイヤー13を巻き上げる。巻き上げハンドル10を
回転させると第2歯車7が回転する。すると第1歯車3
が連動し、逆向きに回転し巻き上げローラー2が第2ワ
イヤー13を巻き上げる。第2ワイヤー13を巻き上げ
ると第2歯車7と第1歯車3のギヤ比から大きな力とな
って車両が引き上げられる。
2ワイヤー13を巻き上げる。巻き上げハンドル10を
回転させると第2歯車7が回転する。すると第1歯車3
が連動し、逆向きに回転し巻き上げローラー2が第2ワ
イヤー13を巻き上げる。第2ワイヤー13を巻き上げ
ると第2歯車7と第1歯車3のギヤ比から大きな力とな
って車両が引き上げられる。
【0011】巻き上げの途中では逆向きの力が作用する
がストッパー歯車4にストッパー8がかかるため巻き上
げ方向にのみ巻き上げられる。
がストッパー歯車4にストッパー8がかかるため巻き上
げ方向にのみ巻き上げられる。
【0012】走行不能になった車両の付近に、木や第1
ワイヤー11、第2フック12を結びつける適当なもの
がない場合には、固定用杭30を地面に打ち込み、これ
に第1ワイヤー11、第1フック12を接続する。ま
た、第2歯車7を回転させる手段として小型モーターを
用いてもよい。
ワイヤー11、第2フック12を結びつける適当なもの
がない場合には、固定用杭30を地面に打ち込み、これ
に第1ワイヤー11、第1フック12を接続する。ま
た、第2歯車7を回転させる手段として小型モーターを
用いてもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明は上記の構成としたので、本発明
に係わる車両用不整地脱出装置を車両に常備しておくこ
とにより、簡単な構造で迅速かつ容易にぬかるみ、不整
地、脱輪状態から車両を引き出すことができるという優
れた効果を有する。
に係わる車両用不整地脱出装置を車両に常備しておくこ
とにより、簡単な構造で迅速かつ容易にぬかるみ、不整
地、脱輪状態から車両を引き出すことができるという優
れた効果を有する。
【図1】本発明の実施の形態を示す車両用不整地脱出装
置の正面図である。
置の正面図である。
【図2】上記車両用不整地脱出装置のストッパー部を示
す側面図である。
す側面図である。
【図3】上記車両用不整地脱出装置の実施の形態の使用
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図4】上記車両用不整地脱出装置の実施の形態の固定
用杭を使用した状態を示す図である。
用杭を使用した状態を示す図である。
1…車両用不整地脱出装置、2…巻き上げローラー、3
…第1歯車 4…ストッパー歯車、5…第1軸、6…本体、7…第2
歯車 8…ストッパー、9…第2軸、10…巻き上げハンド
ル、11…第1ワイヤー、12…第1フック、13…第
2ワイヤー 14…第2フック、30…固定用杭
…第1歯車 4…ストッパー歯車、5…第1軸、6…本体、7…第2
歯車 8…ストッパー、9…第2軸、10…巻き上げハンド
ル、11…第1ワイヤー、12…第1フック、13…第
2ワイヤー 14…第2フック、30…固定用杭
Claims (2)
- 【請求項1】 本体の一端にワイヤー巻き上げローラー
を設け、 ワイヤー巻き上げローラーに一端を固定するワイヤー
と、 ワイヤーの先端に設けたフックと、 本体他端に、先端にフックを設けたワイヤーと、 を接続したことを特徴とする車両用不整地脱出装置。 - 【請求項2】 上記車両用不整地脱出装置であって、 本体他端に接続されるワイヤーの先端を固定する固定杭
と、 を有することを特徴とする車両用不整地脱出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23755995A JPH0952693A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 車両用不整地脱出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23755995A JPH0952693A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 車両用不整地脱出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0952693A true JPH0952693A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=17017119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23755995A Pending JPH0952693A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 車両用不整地脱出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0952693A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103465740A (zh) * | 2012-06-07 | 2013-12-25 | 芜湖市金鼎网络科技有限公司 | 车用自动拖拽装置 |
CN104064996A (zh) * | 2014-07-09 | 2014-09-24 | 国家电网公司 | 架空地线提线器 |
CN107323188A (zh) * | 2017-08-31 | 2017-11-07 | 杭州富阳新远新能源有限公司 | 一种基于气泵控制的自动缠绕的汽车绞轮 |
-
1995
- 1995-08-11 JP JP23755995A patent/JPH0952693A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103465740A (zh) * | 2012-06-07 | 2013-12-25 | 芜湖市金鼎网络科技有限公司 | 车用自动拖拽装置 |
CN104064996A (zh) * | 2014-07-09 | 2014-09-24 | 国家电网公司 | 架空地线提线器 |
CN107323188A (zh) * | 2017-08-31 | 2017-11-07 | 杭州富阳新远新能源有限公司 | 一种基于气泵控制的自动缠绕的汽车绞轮 |
CN107323188B (zh) * | 2017-08-31 | 2018-03-06 | 浙江润华机电有限公司 | 一种基于气泵控制的自动缠绕的汽车绞轮 |
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