JPH0952598A - セミドライスーツ - Google Patents
セミドライスーツInfo
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- JPH0952598A JPH0952598A JP7226083A JP22608395A JPH0952598A JP H0952598 A JPH0952598 A JP H0952598A JP 7226083 A JP7226083 A JP 7226083A JP 22608395 A JP22608395 A JP 22608395A JP H0952598 A JPH0952598 A JP H0952598A
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- semi
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Links
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Landscapes
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造で防水性が高く、着脱が容易で低
コストのセミドライスーツを提供する。 【構成】 外着1と内着2を組み合わせたセミドライス
ーツの外着本体3の胴部内側に、下端を閉鎖した筒状の
胴巻き部4を設ける。内着2の下端部に外着本体3と胴
巻き部4の間に侵入して挟持される侵入片21を設け
る。胴巻き部4の外側と侵入片21の内側をネオプレー
ンゴム生地の平滑面で構成し、この平滑面同士は、装着
状態で密着し水の侵入を阻止する。
コストのセミドライスーツを提供する。 【構成】 外着1と内着2を組み合わせたセミドライス
ーツの外着本体3の胴部内側に、下端を閉鎖した筒状の
胴巻き部4を設ける。内着2の下端部に外着本体3と胴
巻き部4の間に侵入して挟持される侵入片21を設け
る。胴巻き部4の外側と侵入片21の内側をネオプレー
ンゴム生地の平滑面で構成し、この平滑面同士は、装着
状態で密着し水の侵入を阻止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーフィン、ウィ
ンドサーフィン、ダイビング等のマリンスポーツ全般に
おいて、水温の低い時に着用されるセミドライスーツに
関するものである。
ンドサーフィン、ダイビング等のマリンスポーツ全般に
おいて、水温の低い時に着用されるセミドライスーツに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、サーフィン、ウィンドサーフィ
ン、ダイビング等のマリンスポーツ熱の高まりは、マリ
ンスポーツをオールシーズンスポーツへと変化させ、セ
ミドライスーツも冬場などの水温の低い時に着用される
ようになっている。そのため、セミドライスーツの防水
性、保温性及び着脱の容易性などの要求が高まってい
る。特に、セミドライスーツの着用時には襟首部から身
体の背中へ直接水が侵入し易く、このような水の侵入は
保温効果を著しく減退させることになる。
ン、ダイビング等のマリンスポーツ熱の高まりは、マリ
ンスポーツをオールシーズンスポーツへと変化させ、セ
ミドライスーツも冬場などの水温の低い時に着用される
ようになっている。そのため、セミドライスーツの防水
性、保温性及び着脱の容易性などの要求が高まってい
る。特に、セミドライスーツの着用時には襟首部から身
体の背中へ直接水が侵入し易く、このような水の侵入は
保温効果を著しく減退させることになる。
【0003】従来のセミドライスーツでは、首部からの
水の侵入を防ぐために、首部に柔軟性のある素材からな
る襟巻き部を複数層設けることにより、首部の密着性を
高めるようにし、また着脱用のファスナーからの水の侵
入を防ぐために防止ファスナーを使用している。また一
方で、従来のセミドライスーツには、保温性を高めるた
めに、外着(アウター)と内着(インナー)を組み合わ
せたものがある。
水の侵入を防ぐために、首部に柔軟性のある素材からな
る襟巻き部を複数層設けることにより、首部の密着性を
高めるようにし、また着脱用のファスナーからの水の侵
入を防ぐために防止ファスナーを使用している。また一
方で、従来のセミドライスーツには、保温性を高めるた
めに、外着(アウター)と内着(インナー)を組み合わ
せたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
セミドライスーツにあっては、上記のように防水のため
に首部の構造が複雑となるために着脱性に難点があると
ともに、襟首からの水の侵入を完全には防ぐことができ
ず防水性も不完全なものであった。また、防水ファスナ
ーは通常のファスナーに比べて高価であるため、コスト
高の原因ともなっていた。さらにまた、上記の外着と内
着を組み合わせたセミドライスーツにおいては、内着の
首部に薄手の密着性のある素材を用いることにより、首
部からの水の侵入を防ぐことはできるが、外着の首部を
複数層にし、かつ防水ファスナーを使用したとしても、
内着と外着の間からの水の侵入は完全には防ぐことはで
きず、防水性、着脱性及びコスト面で上記と同様の問題
点があった。
セミドライスーツにあっては、上記のように防水のため
に首部の構造が複雑となるために着脱性に難点があると
ともに、襟首からの水の侵入を完全には防ぐことができ
ず防水性も不完全なものであった。また、防水ファスナ
ーは通常のファスナーに比べて高価であるため、コスト
高の原因ともなっていた。さらにまた、上記の外着と内
着を組み合わせたセミドライスーツにおいては、内着の
首部に薄手の密着性のある素材を用いることにより、首
部からの水の侵入を防ぐことはできるが、外着の首部を
複数層にし、かつ防水ファスナーを使用したとしても、
内着と外着の間からの水の侵入は完全には防ぐことはで
きず、防水性、着脱性及びコスト面で上記と同様の問題
点があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、簡単な構造で防
水性が高く、着脱が容易でしかも低コストのセミドライ
スーツを提供することにある。
水性が高く、着脱が容易でしかも低コストのセミドライ
スーツを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のセミドライスーツは、外着と内着との組み
合わせからなるセミドライスーツであり、外着の本体の
内側に、下端を閉鎖した胴巻き部を形成している。内着
には、本体と胴巻き部の間に侵入する侵入片を設けてい
る。侵入片の少なくとも内側は、上下方向に所定長さの
平滑面を有する弾性材からなる。そして、侵入片の内側
の平滑面と対面接合する胴巻き部の外側は、上下方向に
所定長さの平滑面を有する弾性材からなることを特徴と
する。
に、本発明のセミドライスーツは、外着と内着との組み
合わせからなるセミドライスーツであり、外着の本体の
内側に、下端を閉鎖した胴巻き部を形成している。内着
には、本体と胴巻き部の間に侵入する侵入片を設けてい
る。侵入片の少なくとも内側は、上下方向に所定長さの
平滑面を有する弾性材からなる。そして、侵入片の内側
の平滑面と対面接合する胴巻き部の外側は、上下方向に
所定長さの平滑面を有する弾性材からなることを特徴と
する。
【0007】上記のセミドライスーツでは、挿入片内側
の平滑面と胴巻き部外側の平滑面とが対面接合する接合
面の上下方向の長さは、少なくとも7ないし8cm以上
であるのが好ましい。
の平滑面と胴巻き部外側の平滑面とが対面接合する接合
面の上下方向の長さは、少なくとも7ないし8cm以上
であるのが好ましい。
【0008】また、上記のセミドライスーツの外着本体
に、この本体の内側と外側を貫通する排水口を形成して
あることを特徴とする。
に、この本体の内側と外側を貫通する排水口を形成して
あることを特徴とする。
【0009】上記の排水口は、外着本体と胴巻き部との
間の空隙に開口し、かつ背中側の下端部に設けてあるの
が好ましい。
間の空隙に開口し、かつ背中側の下端部に設けてあるの
が好ましい。
【0010】さらに、上記のセミドライスーツの侵入片
の外側とこれに対面接合する外着本体の内側のそれぞれ
が平滑面を有する弾性材からなることを特徴とする。
の外側とこれに対面接合する外着本体の内側のそれぞれ
が平滑面を有する弾性材からなることを特徴とする。
【0011】
【作用】以上の構成によれば、外着本体と胴巻き部の間
に、内着の侵入片が侵入した状態で挟持され、侵入片内
側の弾性材の平滑面と胴巻き部外側の弾性材の平滑面と
が密着接合され、水の侵入を阻止する。また、外着本体
と内着の間に侵入した水は、排水口により排出される。
に、内着の侵入片が侵入した状態で挟持され、侵入片内
側の弾性材の平滑面と胴巻き部外側の弾性材の平滑面と
が密着接合され、水の侵入を阻止する。また、外着本体
と内着の間に侵入した水は、排水口により排出される。
【0012】
【実施の形態】以下、図1ないし図8を参照して本発明
の実施の形態を説明する。
の実施の形態を説明する。
【0013】図1〜2は、セミドライスーツの全体構成
を示すものであり、外着1と内着2の組み合わせからな
る。外着1と内着2の素材は、伸縮性及び防水性に富む
弾性材からなり、この弾性材としては、発泡合成樹脂生
地に合成ゴム系のシール加工又はスキン加工を施したも
の、あるいは、独立気泡系のネオプレーンゴムのような
ゴム系生地などの伸縮性の高い生地を用いるが、この実
施の形態では、ネオプレーンゴム生地G(図8参照)
に、ジャージ面を貼着して構成している。
を示すものであり、外着1と内着2の組み合わせからな
る。外着1と内着2の素材は、伸縮性及び防水性に富む
弾性材からなり、この弾性材としては、発泡合成樹脂生
地に合成ゴム系のシール加工又はスキン加工を施したも
の、あるいは、独立気泡系のネオプレーンゴムのような
ゴム系生地などの伸縮性の高い生地を用いるが、この実
施の形態では、ネオプレーンゴム生地G(図8参照)
に、ジャージ面を貼着して構成している。
【0014】図1〜4に示すように、外着1は本体3と
胴巻き部4とからなる。本体3の胴部の内側には、その
全周に対接して筒状の胴巻き部4を設けている。図8に
示すように、胴巻き部4はその下端を本体3の胴部内側
に貼着して閉鎖しており、その外側をシール材5により
シールして防水処理している。
胴巻き部4とからなる。本体3の胴部の内側には、その
全周に対接して筒状の胴巻き部4を設けている。図8に
示すように、胴巻き部4はその下端を本体3の胴部内側
に貼着して閉鎖しており、その外側をシール材5により
シールして防水処理している。
【0015】本体3は、その外側をネオプレーンゴム生
地Gからなる平滑面3aとし、その内側をジャージ面3
bとしている(図8参照)。また、本体3には、円筒状
の首部30が形成してあり、背部にはファスナーを縫着
し、かつ外側にゴム片を設けた開閉部31を形成してい
る(図2,図4参照)。ファスナーにはプラスチックフ
ァスナーを用いている。本体袖部の口縁部32は、外側
をジャージ面とし、内側をネオプレーンゴム生地Gの平
滑面に形成し、水の侵入を防止している。口縁部32と
本体3との間には、ネオプレーンゴム生地Gの外側と内
側の両面にジャージ面を貼着して補強した継ぎ部33を
形成している。
地Gからなる平滑面3aとし、その内側をジャージ面3
bとしている(図8参照)。また、本体3には、円筒状
の首部30が形成してあり、背部にはファスナーを縫着
し、かつ外側にゴム片を設けた開閉部31を形成してい
る(図2,図4参照)。ファスナーにはプラスチックフ
ァスナーを用いている。本体袖部の口縁部32は、外側
をジャージ面とし、内側をネオプレーンゴム生地Gの平
滑面に形成し、水の侵入を防止している。口縁部32と
本体3との間には、ネオプレーンゴム生地Gの外側と内
側の両面にジャージ面を貼着して補強した継ぎ部33を
形成している。
【0016】胴巻き部4は、後述の内着2の侵入片21
に密着して水の侵入を防止するためのものであり、図8
に示すように、その外側(外着本体3の内側と対向する
側)をネオプレーンゴム生地Gからなる平滑面4aと
し、その内側をジャージ面4bとしている。
に密着して水の侵入を防止するためのものであり、図8
に示すように、その外側(外着本体3の内側と対向する
側)をネオプレーンゴム生地Gからなる平滑面4aと
し、その内側をジャージ面4bとしている。
【0017】次に、図5〜7に沿って内着2の構成を説
明する。図5は内着2の正面を示し、図6は背面を示
し、図7は裏側を示している。内着2は、本体20と侵
入片21を主要部材とする。侵入片21は本体の下部の
全周に沿って設けてあり、装着時に前述の外着本体3と
胴巻き部4との間に侵入するように装着される(図8参
照)。侵入片21の内側をネオプレーンゴム生地Gの平
滑面21aに形成しており、外側をジャージ面21bに
形成している。侵入片21は、前身頃に当たる前側を後
身頃に当たる後側よりも短く形成しており(図5参
照)、その前側及び後側のいずれも中央部を凹部に形成
している。これにより、装着時に装着者が運動し易くな
っている。
明する。図5は内着2の正面を示し、図6は背面を示
し、図7は裏側を示している。内着2は、本体20と侵
入片21を主要部材とする。侵入片21は本体の下部の
全周に沿って設けてあり、装着時に前述の外着本体3と
胴巻き部4との間に侵入するように装着される(図8参
照)。侵入片21の内側をネオプレーンゴム生地Gの平
滑面21aに形成しており、外側をジャージ面21bに
形成している。侵入片21は、前身頃に当たる前側を後
身頃に当たる後側よりも短く形成しており(図5参
照)、その前側及び後側のいずれも中央部を凹部に形成
している。これにより、装着時に装着者が運動し易くな
っている。
【0018】内着2の本体20は、外側をネオプレーン
ゴム生地Gの平滑面20aに形成しており、内側をジャ
ージ面20bに形成している。本体20と侵入片21と
の間には、ネオプレーンゴム生地Gの外側と内側の両面
にジャージ面を貼着して補強した継ぎ部22を形成して
いる。本体20の上部には円筒状の首部23が形成して
あり、この首部23はその径を狭く形成してあり、かつ
伸縮性の高いネオプレーンゴム生地Gを使用しているの
で、水の侵入を防ぐことができるようになっている。本
体袖部の口縁部24は、外側をジャージ面24bとし、
内側をネオプレーンゴム生地Gの平滑面24aとして形
成し、水の侵入を防止している。口縁部24と本体20
との間には、ネオプレーンゴム生地Gの外側と内側の両
面にジャージ面を貼着して補強した継ぎ部25を形成し
ている。
ゴム生地Gの平滑面20aに形成しており、内側をジャ
ージ面20bに形成している。本体20と侵入片21と
の間には、ネオプレーンゴム生地Gの外側と内側の両面
にジャージ面を貼着して補強した継ぎ部22を形成して
いる。本体20の上部には円筒状の首部23が形成して
あり、この首部23はその径を狭く形成してあり、かつ
伸縮性の高いネオプレーンゴム生地Gを使用しているの
で、水の侵入を防ぐことができるようになっている。本
体袖部の口縁部24は、外側をジャージ面24bとし、
内側をネオプレーンゴム生地Gの平滑面24aとして形
成し、水の侵入を防止している。口縁部24と本体20
との間には、ネオプレーンゴム生地Gの外側と内側の両
面にジャージ面を貼着して補強した継ぎ部25を形成し
ている。
【0019】次に、外着1と内着2の装着方法と装着状
態について説明する。このセミドライスーツの使用に当
たっては、まず、図1に示すように、外着1の上半部を
反転して裏返し状態とした後、内着2を着用する。この
際、内着2の首部23の上端部を内側に折り込んで着用
する。これにより水の侵入が阻止される。次いで、内着
2の侵入片21を、外着1の胴巻き部4の外側にに重ね
合わせるように装着する。その後、図2に示すように、
外着1の上半部を内着2の上に着用し、開閉部31のフ
ァスナーを閉じる。そして、外着1の脚部の下端部を図
示しない弾性ゴムベルト等で締め付けて止水する。
態について説明する。このセミドライスーツの使用に当
たっては、まず、図1に示すように、外着1の上半部を
反転して裏返し状態とした後、内着2を着用する。この
際、内着2の首部23の上端部を内側に折り込んで着用
する。これにより水の侵入が阻止される。次いで、内着
2の侵入片21を、外着1の胴巻き部4の外側にに重ね
合わせるように装着する。その後、図2に示すように、
外着1の上半部を内着2の上に着用し、開閉部31のフ
ァスナーを閉じる。そして、外着1の脚部の下端部を図
示しない弾性ゴムベルト等で締め付けて止水する。
【0020】前記の装着状態においては、図8に示すよ
うに、内着2の侵入片21が外着1の本体3と胴巻き部
4の間に侵入して挟持されている。そして、前述の通り
侵入片21の内側は、伸縮性の高いネオプレーンゴム生
地Gの平滑面21aに形成してあり、これに対面接合す
る胴巻き部4の外側もネオプレーンゴム生地Gの平滑面
4aに形成してあるので、この平滑面同士の接合面S
は、着用者の体圧によって押圧されることによって密閉
する。このため、外着本体3の首部30等から外着本体
3と内着2の間に侵入した水は、侵入片21の平滑面2
1aと胴巻き部4の平滑面4aとの接合面Sよって止水
される。すなわち、このセミドライスーツでは、内着2
と外着1の下半部によって内部の密閉空間が形成され、
防水性、保温性を保つことができる構造になっている。
うに、内着2の侵入片21が外着1の本体3と胴巻き部
4の間に侵入して挟持されている。そして、前述の通り
侵入片21の内側は、伸縮性の高いネオプレーンゴム生
地Gの平滑面21aに形成してあり、これに対面接合す
る胴巻き部4の外側もネオプレーンゴム生地Gの平滑面
4aに形成してあるので、この平滑面同士の接合面S
は、着用者の体圧によって押圧されることによって密閉
する。このため、外着本体3の首部30等から外着本体
3と内着2の間に侵入した水は、侵入片21の平滑面2
1aと胴巻き部4の平滑面4aとの接合面Sよって止水
される。すなわち、このセミドライスーツでは、内着2
と外着1の下半部によって内部の密閉空間が形成され、
防水性、保温性を保つことができる構造になっている。
【0021】実験例によれば、前記の接合面Sによって
ほぼ完全な止水効果を得ることができた。また、接合面
Sは上下方向に少なくとも7ないし8cm以上であるこ
とが止水効果を得る上で好ましいことが判明した。
ほぼ完全な止水効果を得ることができた。また、接合面
Sは上下方向に少なくとも7ないし8cm以上であるこ
とが止水効果を得る上で好ましいことが判明した。
【0022】さらに、この実施形態では、図2,図4に
示すように、外着本体3の背中側の下端部に、外着本体
3の外側と内側を貫通し、外着本体3と胴巻き部4の間
の空隙部に開口する排水口34を2箇所設けている。こ
のため、外着本体3の首部30等から外着本体3と内着
2との間に侵入した水の水抜けが良く、良好な運動性を
保つことができる。なお、この排水口34の位置は、必
ずしも背中側の下端部でなくともよいが、その位置に設
ければ水抜きに一層効果的である。また、排水口の数は
限定されない。
示すように、外着本体3の背中側の下端部に、外着本体
3の外側と内側を貫通し、外着本体3と胴巻き部4の間
の空隙部に開口する排水口34を2箇所設けている。こ
のため、外着本体3の首部30等から外着本体3と内着
2との間に侵入した水の水抜けが良く、良好な運動性を
保つことができる。なお、この排水口34の位置は、必
ずしも背中側の下端部でなくともよいが、その位置に設
ければ水抜きに一層効果的である。また、排水口の数は
限定されない。
【0023】さらに、このセミドライスーツでは、従来
のように外着1の首部30で止水する構造ではないた
め、外着1の開閉部31に高価な防水ファスナーを用い
る必要もない。
のように外着1の首部30で止水する構造ではないた
め、外着1の開閉部31に高価な防水ファスナーを用い
る必要もない。
【0024】本発明の他の実施の形態としては、例え
ば、内着2の侵入片21の外側と、これに対面する外着
本体の内側にも、それぞれネオプレーンゴム生地Gの平
滑面を形成し、これを密着接合するようにして、第2の
止水面を形成してもよい。この場合は、止水性は更に良
くなるが、運動性の点からは前記の実施形態のように構
成するのが好ましい。
ば、内着2の侵入片21の外側と、これに対面する外着
本体の内側にも、それぞれネオプレーンゴム生地Gの平
滑面を形成し、これを密着接合するようにして、第2の
止水面を形成してもよい。この場合は、止水性は更に良
くなるが、運動性の点からは前記の実施形態のように構
成するのが好ましい。
【0025】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明のセミドラ
イスーツは、外着の内側に胴巻き部を形成し、内着に本
体と胴巻き部の間に侵入する侵入片を設け、侵入片の内
側とこれに対面接合する胴巻き部の外側とを、平滑面を
有する弾性材で構成しているので、簡単な構造で防水性
が高く、着脱が容易でしかも低コストである。
イスーツは、外着の内側に胴巻き部を形成し、内着に本
体と胴巻き部の間に侵入する侵入片を設け、侵入片の内
側とこれに対面接合する胴巻き部の外側とを、平滑面を
有する弾性材で構成しているので、簡単な構造で防水性
が高く、着脱が容易でしかも低コストである。
【0026】また、外着本体には、その内側と外側を貫
通する排水口を形成してあるので、水抜きに有効であ
り、運動性が向上する。さらに、この排水口を外着本体
の背中側の下端部に設けているので、水抜きに一層有効
である。
通する排水口を形成してあるので、水抜きに有効であ
り、運動性が向上する。さらに、この排水口を外着本体
の背中側の下端部に設けているので、水抜きに一層有効
である。
【図1】本発明のセミドライスーツの全体構成を示す前
方斜視図である。
方斜視図である。
【図2】同上の後方斜視図である。
【図3】同上の正面図である。
【図4】同上の背面図である。
【図5】セミドライスーツの内着の正面図である。
【図6】同上の背面図である。
【図7】同上の縦断面図である。
【図8】図4のA−A部拡大断面図である。
1 外着 2 内着 20 侵入片 20a 平滑面 3 外着の本体 34 排水口 4 胴巻き部 4a 平滑面 G 弾性材(ネオプレーンゴム生地) S 接合面
Claims (5)
- 【請求項1】 外着と内着との組み合わせからなるセミ
ドライスーツにおいて、 上記外着の本体の内側に、下端を閉鎖した胴巻き部を形
成し、 上記内着には、上記本体と上記胴巻き部の間に侵入する
侵入片を設け、この侵入片の少なくとも内側は、上下方
向に所定長さの平滑面を有する弾性材からなり、 上記侵入片の内側の上記平滑面と対面接合する上記胴巻
き部の外側は、上下方向に所定長さの平滑面を有する弾
性材からなることを特徴とするセミドライスーツ。 - 【請求項2】 請求項1において、上記挿入片内側の上
記平滑面と上記胴巻き部外側の上記平滑面とが対面接合
する接合面の上下方向の長さは、少なくとも7ないし8
cm以上であることを特徴とするセミドライスーツ。 - 【請求項3】 上記外着本体には、この本体の内側と外
側を貫通する排水口を形成してあることを特徴とする請
求項1又は請求項2記載のセミドライスーツ。 - 【請求項4】 請求項3において、上記排水口は、上記
外着本体と上記胴巻き部との間の空隙に開口し、かつ背
中側の下端部に設けてあることを特徴とするセミドライ
スーツ。 - 【請求項5】 上記侵入片の外側と、これに対面接合す
る上記外着本体の内側のそれぞれは平滑面を有する弾性
材からなることを特徴とする請求項1ないし請求項4の
いずれか1項に記載のセミドライスーツ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7226083A JPH0952598A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | セミドライスーツ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7226083A JPH0952598A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | セミドライスーツ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0952598A true JPH0952598A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16839564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7226083A Pending JPH0952598A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | セミドライスーツ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0952598A (ja) |
-
1995
- 1995-08-11 JP JP7226083A patent/JPH0952598A/ja active Pending
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