JPH0951477A - 外部同期型ccd制御装置 - Google Patents

外部同期型ccd制御装置

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JPH0951477A
JPH0951477A JP7201010A JP20101095A JPH0951477A JP H0951477 A JPH0951477 A JP H0951477A JP 7201010 A JP7201010 A JP 7201010A JP 20101095 A JP20101095 A JP 20101095A JP H0951477 A JPH0951477 A JP H0951477A
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circuit
external
pulse
read pulse
generation circuit
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JP7201010A
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Inventor
Hiroya Nishimoto
博也 西本
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部同期型CCDカメラにおいて、外部トリ
ガ入力直後の1フィールドの映像を正確に抽出するこ
と。 【解決手段】 CCD制御部4において、駆動回路10に
入力される読出しパルス610の信号線に、Vリセット後
最初の読出しパルス610のみが通過するように設定及び
制御される読出しタイミング設定回路43及び読出しパル
ス用ゲート81が挿入される。また、電子シャッタ方式の
場合、読出しパルスの発生時点を時間基準とする露光時
間生成回路42に代えて、内部VD400の発生時点又はV
リセットの時点のいずれか一方を時間基準とするクイッ
クモード露光時間生成回路42aが使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FA(factory au
tomation)における工程監視用カメラや製品検査用カメ
ラにおいて、高速で画像処理するためのCCD(電荷結
合素子)カメラの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CCD撮像素子(3)は、周知のように、
主に受光部(30)、垂直レジスタ(31)及び水平レジスタ(3
2)から構成され、図3のように配列される。CCD撮像
素子(3)に光が入射されると、各受光部(30)において光
電変換により電荷を生じ、蓄積される。該電荷は、短い
周期で発生する読出しパルス(610a)により、受光部(30)
毎に対応する垂直レジスタ(31)へ転送され、垂直転送パ
ルス(600a)により垂直転送方向に転送され、水平転送パ
ルス(630a)により水平レジスタ(32)から信号処理回路(1
1)へ転送されて、映像出力される。また、電気的に露光
時間を調節する電子シャッタ方式では、前回の読出しパ
ルス(610a)の後、露光開始時点までは、CCD撮像素子
(3)に掃捨てパルス(620a)を入力し続けることにより、
受光部(30)にて発生する電荷をオーバーフロードレイン
へ掃き捨てて該電荷の蓄積をなくし、露光開始時点から
読出しパルス(610a)の発生時点までの期間は、該掃捨て
パルス(620a)の入力を停止することにより、該期間に受
光部(30)にて発生する電荷のみが垂直レジスタ(31)へ転
送され、水平レジスタ(32)及び信号処理回路(11)を介し
て映像出力される。よって、掃捨てパルス(620a)の入力
を停止した後、読出しパルス(610a)が到来するまでの期
間Bが露光時間となる。
【0003】CCD撮像素子(3)への入射光は、図2の
制御部(4)に制御され、映像出力される。CCD撮像素
子(3)へ入力される各種パルス(6a)は、制御部(4)にて
生成された各種パルス(6)を、駆動回路(10)にてCCD
撮像素子(3)への入力に適するように電圧変換及び波形
調整されたものである。各種パルス(6)のタイミング
は、一般に、いわゆるNTSC方式又はPAL方式と呼
ばれるTV方式に同期したタイミングである。その一例
を図10の制御部(4)及び図11の内部VD(垂直同期
信号)(400)、内部HD(水平同期信号)(410)、掃捨て
パルス(620)及び読出しパルス(610)にて説明する。な
お、本願掲載のタイミングチャート(図5、図7、図
9、図11及び図13)における各種パルスのパルス幅
は、実際よりも誇張して描かれている。
【0004】まず、内部VD生成回路(40)にて内部VD
(400)を生成し、これを垂直転送パルス生成回路(60)
に入力して、内部VD(400)に同期する垂直転送パルス
(600)を生成する。また、内部VD(400)を読出しパルス
生成回路(61)に入力して、内部VD(400)の立下り時
点cから所定期間D経過後に読出しパルス(610)を発生
する。次に、内部HD生成回路(41)にて、内部VD(40
0)の立下り時点cに同期した内部HD(410)が生成さ
れ、内部HD(410)に同期する掃捨てパルス1(621)及び
水平転送パルス(630)が、それぞれ掃捨てパルス1生成
回路(62)及び水平転送パルス生成回路(63)にて生成され
る。そして、内部VD(400)の立下り時点cからTV方
式の1フィールド期間Aが経過すると、内部HD生成回
路(41)により内部VD生成回路(40)が時間リセットされ
て再び内部VD(400)が立ち下がり、以下これを繰り返
す。なお、垂直転送パルス(600)及び水平転送パルス(63
0)は、本発明の装置においても従来のものをそのまま利
用するので、これ以降省略する。
【0005】また、上記電子シャッタ方式において、掃
捨てパルス(620)は、読出しパルス(610)の発生時点
0、e、e1を時間基準とし、露光開始時点を決定する
露光時間生成回路(42)により、掃捨てパルス用ゲート(8
0)を介して前記掃捨てパルス1(621)を制御することに
より生成される。よって、読出しパルス(610)の発生時
点eにより、次のフィールドの露光開始時点d1が決ま
り、露光開始時点d1とその後の読出しパルス(610)の発
生時点e1との期間B1が露光時間となる。なお、読出し
パルス(610)において、発生時点eと次のフィールドの
発生時点e1との期間F1の長さは、1フィールド期間A
の長さに等しい。また、読出しパルス(610)の発生時点
eから次のフィールドの露光開始時点d1までの期間
は、前記期間F1から露光期間B1を差引いた期間に等し
い。
【0006】図2のように、外部からのトリガ信号(20
0)の入力により、上記パルスの生成を開始する外部同期
型システムにおいて、ランダムな前記トリガ(200)によ
り、瞬時に映像を取出す必要があるシステムでは、以下
のシステムが適している。すなわち、図10の外部同期
部(5)及び図11のように、外部HD生成回路(51)にて
生成される外部HD(510)により、PLL回路(52)及び
VCO回路(53)を介して、制御部(4)全体を予め同期さ
せておく。外部トリガ(200)の入力により、外部VD生
成回路(50)にて外部VD(500)が生成される。そして、
外部VD(500)の入力により、内部VD生成回路(40)に
て時間カウンタをリセット(以下「Vリセット」と呼
ぶ)し、内部VD(400)を立ち下げて、前述同様、各種
パルス(6)が生成される。この場合、制御部(4)全体は
外部HD(510)と同期しているため、Vリセットによる
内部VD(400)の立下り時点は、外部VD(500)の立下り
時点aの直後に生じる外部HD(510)の立下り時点bで
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記外
部同期型システムにおいて、さらに電子シャッタ方式を
使用しているものでは、外部トリガ(200)は、読出しパ
ルス(610)の発生時期とは関係なくランダムに入力され
るため、内部VD生成回路(40)をVリセットして生じた
内部VD(400)の立下り時点cとその直前の読出しパル
ス(610)の発生時点e0との期間Eは不定である。そのた
め、Vリセット直前の読出しパルス(610)の発生時点e0
とVリセットによる内部VD(400)の立下り時点cから
所定の期間D経過後に発生する読出しパルス(610)の発
生時点eとの期間Fは、前記期間Eと該期間Dの和であ
るから、同じく不定となり、1フィールド期間Aの長さ
に等しいとは限らない。よって、Vリセット後の露光開
始時点dも不定となり、Vリセット直後の1フィールド
の露光時間Bも不定となる。その結果、Vリセット直後
の1フィールドの映像信号は、Vリセット入力毎に露光
時間が変化するため、映像を画像処理して画像比較する
ことが不可能である。
【0008】また、一般の電子シャッタ付IT(インタ
ーライン転送)型CCD撮像素子の場合、図3における
垂直レジスタ(31)内の電荷全てが水平レジスタ(32)へ転
送完了するには、図11の転送期間Cが必要である。そ
のため、図11のように、前フィールドの読出しパルス
(610)の発生時点e0の後に短時間でVリセットされるタ
イミングの場合、該発生時点e0での読出しパルス(610)
により垂直レジスタ(31)に転送されたが、水平レジスタ
(32)への転送が未完了の電荷と、Vリセット後の、発生
時点eでの読出しパルス(610)により垂直レジスタ(31)
に転送される電荷とが、垂直レジスタ(31)内にて重畳
し、Vリセットの直前の映像と直後の映像が重なる、い
わゆる2重写しの現象が発生するおそれがある。以上の
問題点は、Vリセットした直後の映像信号を画像処理す
るシステムでは非常に不都合である。本発明の目的は、
Vリセットした直後から所定の露光時間での映像抽出が
可能であり、また、いかなるタイミングでVリセットが
起きても2重写しとならない、外部同期型CCDカメラ
制御装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決する為の手段】本発明は上記課題を解決す
るため、以下のように構成される。外部同期型CCD制
御装置において、駆動回路に入力される読出しパルスの
信号線に、内部VD生成回路のVリセット後、最初の読
出しパルスのみが通過するように設定及び制御される読
出しタイミング設定回路及び読出しパルス用ゲートが挿
入される。さらに、読出しパルス用ゲートが常に開いた
状態であるモードと、読出しタイミング設定回路の設定
により該ゲートを制御するモードとを切替使用可能にす
る読出しタイミング用モード切替えスイッチ回路を必要
に応じて具える。また、電子シャッタ方式の外部同期型
CCD制御装置において、露光時間生成回路の時間基準
を、従来の読出しパルスの発生時点ではなく、内部VD
の発生時点またはVリセットの時点のいずれか一方と
し、この時間基準に基づいてそのフィールドの露光開始
時点を決定する、クイックモード露光時間生成回路が使
用される。さらに、前記クイックモード露光時間生成回
路と共に、必要に応じて前記露光時間生成回路と前記ク
イックモード露光時間生成回路を切替使用可能にする露
光時間生成用モード切替えスイッチ回路を具える。
【0010】
【作用及び効果】読み出しタイミング設定回路及び読出
しパルス用ゲートを使用することにより、Vリセット後
の最初の読出しパルスのみが駆動回路に入力され、CC
D撮像素子の垂直レジスタに電荷が転送される。そし
て、該電荷の全ては、1フィールドの期間内に水平レジ
スタから信号処理回路へ転送されるので、次のVリセッ
ト直前には、前記垂直レジスタには電荷が残っていな
い。よって、外部からいかなるタイミングでVリセット
しようとも、2重写しを防止することができる。また、
クイックモード露光時間生成回路を使用すると、該生成
回路は、内部VDの発生時点またはVリセットの時点の
いずれか一方を基準として時間カウントを開始するの
で、該開始時点から読出しパルスの発生時点までの期間
が一定である。よって、外部からいかなるタイミングで
トリガを入力しようとも、その直後の1フィールドから
所定の露光時間で映像を抽出することができる。さら
に、切替えスイッチを使用することで、CCDカメラ
が、前記効果を必要としないときに、一般的な用途に利
用されることができ、無駄がない。
【0011】
【実施の形態】以下、本発明の実施形態及び実施例につ
いて図面に沿って詳細に説明する。図1は本発明装置の
使用例である。ベルトコンベア(9)上を高速で運ばれて
くる検査対象物(90)を、光センサー等のセンサー(2)が
検知すると、直ちにCCDカメラ(1)が作動して撮影
し、抽出した映像を出力し、画像処理されて検査され
る。その間の時間が、該対象物(90)1個当り30分の1秒
程度であることが要請されているので、1フィールド60
分の1秒である一般のCCDカメラ(1)では、対象物(9
0)の検知直後の1フィールドから正確に撮影する必要が
ある。その場合の問題点は、上記「発明が解決しようと
する課題」に示される通りである。
【0012】上記「従来の技術」にて示した掃捨てパル
ス(620)の実際の生成方法は、掃捨てパルス1(621)の種
類により異なる。例えば、図12(a)及び図13(a)の
ように、掃捨てパルス1(621a)が内部HD(410)に常に
同期して発生する方式では、露光時間生成回路(42)は、
露光時間設定回路1(44)を具え、設定回路1(44)にて、
期間HのみHレベルになる露光時間タイミング1(440)
を生成して、これをORゲート(80a)に入力する。期間
Hにおいて、ゲート(80a)を閉じて、掃捨てパルス(620
a)を停止することにより、露光時間Bが規定される。ま
た、図12(b)及び図13(b)のように、掃捨てパルス
1(621b)が、内部VD(400)の垂直ブランキング期間G
内においては、該期間G内の最初と最後にのみ発生する
方式では、露光時間生成回路(42)は、露光時間設定回路
2(45)と掃捨てパルス2生成回路(64)を具える。該設定
回路2(45)は、前フィールドの読出しパルス(610)の発
生時点e0から露光開始時点fまでの期間はHレベルに
なる露光時間タイミング2(450)を生成して、この信号
を掃捨てパルス2生成回路(64)に入力する。掃捨てパル
ス2生成回路(64)は、露光開始時点fでの露光時間タイ
ミング2(450)の立下りにより、掃捨てパルス2(640)を
1回発生してANDゲート(80b)に入力する。その結
果、図13(b)のような掃捨てパルス(620b)を生成し、
露光時間Bを規定する。
【0013】(実施形態1)まず、図4のように、従来
の制御部(4)内に組み込まれて、従来の制御部(4)を改
良した実施形態について考える。なお、本実施形態で
は、駆動回路(10)に入力する掃捨てパルス(620)の生成
方法は図12(a)の方式を使用する。制御部(4a)は、本
発明の実施形態であるが、これは、図10に示す従来の
制御部(4)の構成に対して、クイックモード/通常モー
ド切替え(7)、該切替えスイッチ回路(70)(71)、クイッ
クモード露光時間設定回路1(44a)、読出しタイミング
設定回路(43)及び読出しパルス用ゲート(81)が以下のよ
うに追加されたものである。
【0014】露光時間生成用モード切替えスイッチ回路
(70)の入力端子n、qに、それぞれ通常モード、クイッ
クモード露光時間設定回路1(44b)(44a)を接続し、出力
端子に掃捨てパルス用ゲート(80a)を接続する。なお、
クイックモード露光時間設定回路1(44a)は、内部VD
(400)の立下り時点cを基準として時間カウントを開始
する点のみが、通常モード露光時間設定回路1(44b)と
異なる。駆動回路(10)へ入力する読出しパルス(610)の
信号線に、読出しパルス用ゲート(81)を挿入し、該ゲー
ト(81)の他の入力端子に、読出しタイミング用モード切
替えスイッチ回路(71)の出力端子を接続する。該スイッ
チ回路(71)の入力端子nを接地し、入力端子qを読出し
タイミング設定回路(43)に接続する。該設定回路(43)に
は時間基準として外部VD(500)が入力されるが、本実
施形態の制御部(4a)全体が外部HD(510)と同期してい
ることから、実際にはVリセットの時点bが時間基準と
なる。さらに該設定回路(43)は、Vリセット後の最初の
読出しパルス(610)のみが該ゲート(81)を通過するよう
に、すなわち本実施形態では図5のように、Vリセット
の時点bからその後の最初の読出しパルス(610)の発生
時点e直後まではLレベル、それ以外ではHレベルの信
号をゲート(81)に入力するように設定される。露光時間
生成用及び読出しタイミング用モード切替えスイッチ回
路(71)(70)は、モード切替えスイッチ(7)からの信号(7
00)により、通常モードでは端子nに、クイックモード
では端子qにそれぞれ切替わるように設定される。
【0015】上記のように構成された制御部(4a)につい
て、モード切替えスイッチ(7)により、通常モードに切
り替わると、モード切替えスイッチ回路(70)(71)が端子
nに接続されて従来のCCD制御が実行され、クイック
モードに切り替わると、該スイッチ回路(70)(71)が端子
qに接続されて以下のように動作する。クイックモード
露光時間設定回路(44a)は、内部VD(400)の立下りcを
基準として時間カウントを開始して、図13の期間Hで
掃捨てパルス用ゲート(80a)を閉じて、掃捨てパルス(62
0)の駆動回路(10)への入力を停止する。Vリセットされ
るまでは、読出しパルス(610)は、読出しパルス用ゲー
ト(81)が閉じた状態なので、駆動回路(10)に一切入力さ
れない。すなわち、CCD撮像素子(3)において、掃捨
てパルス(620)により、受光部(30)に蓄積される電荷の
オーバーフローが防止され、垂直レジスタ(31)には電荷
が残っていない。このときVリセットされると、図5の
ように、読出しタイミング設定回路(43)からの読出しタ
イミング(430)により、Vリセットから所定期間D経過
後発生する読出しパルス(610)のみを駆動回路(10)に入
力するように読出しパルス用ゲート(81)が開かれる。そ
して、前記読出しパルス(610)の発生後、ゲート(81)が
閉じられ、以後Vリセット毎に、これを繰り返す。
【0016】よって、Vリセット直後の1フィールドの
期間Aにおいてのみ、所定の露光時間B内に蓄積された
電荷による映像が抽出されるので、Vリセット直後の1
フィールドでも、露光時間が確定し、しかも2重写しと
ならない。さらに、安価なIT型CCD撮像素子を使用
することもできる。なお、垂直及び水平読出しタイミン
グを、TV方式に同期したタイミングよりも早いタイミ
ングにすると、より早い速度で1フィールドの画像抽出
が可能である。また、本実施形態では、駆動回路(10)に
入力する掃捨てパルス(620)の生成方法として、図12
(a)の方式を使用したが、図12(b)の方式も使用で
き、さらに、両方の方式を組合せて使用することもでき
る。
【0017】(実施形態2)次に、従来の制御部(4)を
そのまま利用して課題を解決する実施形態を示す。この
とき実施形態1と異なる問題点は、Vリセット時に発生
するパルスを新たに生成する必要があること、掃捨てパ
ルス1(621)の信号線を制御部(4)から外部へ引出せな
い場合に制御部(4)外部で掃捨てパルス1(621)を生成
する必要があること、及び新たな掃捨てパルス用ゲート
(83)を制御部(4)外部に設ける必要があることである。
そこで、図6のように、従来の制御部(4)に対して、実
施形態1にて追加した回路に、さらにVリセットパルス
生成回路(54)、クイックモード掃捨てパルス1用ゲート
(82)及びクイックモード掃捨てパルス用ゲート(83)が、
以下のように追加構成される。なお、本実施形態では、
駆動回路(10)に入力する掃捨てパルス(620)の生成方法
として、図12(b)の方式を使用する。
【0018】クイックモード/通常モード切替え(7)、
読出しタイミング用モード切替えスイッチ回路(71)及び
読出しパルス用ゲート(81)の接続は、実施形態1と同様
であるので、説明は省略する。Vリセットパルス生成回
路(54)は、外部VD生成回路(50)からの外部VD(500)
及び外部HD生成回路(51)からの外部HD(510)の入力
により、Vリセット時に発生するパルス(以下Vリセッ
トパルスと呼ぶ)(540)を生成し、クイックモード露光
時間生成回路(42c)と読出しタイミング設定回路(43c)へ
出力する。読出しタイミング設定回路(43c)は、Vリセ
ットパルス(540)の入力により、実施形態1と同様に設
定された読出しタイミング(430)を読出しタイミング用
モード切替えスイッチ回路(71)へ出力し、その反転信号
をクイックモード掃捨てパルス1用ゲート(82)へ出力す
る。クイックモード掃捨てパルス1用ゲート(82)は、内
部HD(410)と、前記読出しタイミング(430)の反転信号
との入力により、掃捨てパルス1(623b)を生成して、ク
イックモード掃捨てパルス用ゲート(83)へ出力する。ク
イックモード露光時間生成回路(42c)は、本実施形態で
はクイックモード露光時間設定回路2(45c)及び掃捨て
パルス2生成回路(64c)を具え、該設定回路(45c)がVリ
セットパルス(540)の入力によりVリセットの時点bを
時間基準とすること以外は、図12(b)の方式と同様で
ある。クイックモード掃捨てパルス用ゲート(83)は、掃
捨てパルス1(623b)及び掃捨てパルス2(640c)の入力に
より、図7のように、クイックモード掃捨てパルス(62
2)が生成され、露光時間設定用モード切替えスイッチ回
路(70)へ出力される。露光時間設定用モード切替えスイ
ッチ回路(70)は、実施形態1の場合と異なり、前記掃捨
てパルス用ゲート(83)の出力側に位置し、入力端子qに
はクイックモード掃捨てパルス(622)を、入力端子nに
は従来の掃捨てパルス(620)をそれぞれ入力し、駆動回
路(10)へ出力する。
【0019】上記のように制御部(4)に追加構成される
とき、モード切替えスイッチ(7)により、通常モードに
切り替わると、モード切替えスイッチ回路(70)(71)が端
子nに接続されて従来のCCD制御が実行され、クイッ
クモードに切り替わると、該スイッチ回路(70)(71)が端
子qに接続されて以下のように動作する。Vリセットさ
れるまでは、クイックモード掃捨てパルス(622)は、
クイックモード掃捨てパルス1用ゲート(82)及びクイッ
クモード掃捨てパルス用ゲート(83)により、常に内部H
D(410)に同期して駆動回路(10)に入力されるが、読出
しパルス(611)は、読出しパルス用ゲート(81)が閉じ
た状態なので、駆動回路(10)に一切入力しない。すなわ
ち、CCD撮像素子(3)において、受光部(30)に蓄積さ
れる電荷のオーバーフローが防止され、垂直レジスタ(3
1)には電荷が残っていない。このときVリセットされる
と、読出しタイミング設定回路(43)は、Vリセットパル
ス(540)によりVリセットの時点bから時間カウントを
開始して、図7のように、その後の読出しパルス(611)
の発生時点eの直後まで、前記掃捨てパルス1用ゲート
(82)を閉じることにより掃捨てパルス1(623b)の駆動回
路(10)への入力を禁止し、読出しパルス用ゲート(81)を
開くことにより読出しパルス(610)の駆動回路(10)への
入力を許可する。さらに、前記露光時間生成回路(42c)
は、Vリセットパルス(540)によりVリセットの時点b
から時間カウントを開始して、図7のように、期間I経
過後掃捨てパルス2(640c)が1回生成され、駆動回路(1
0)に入力される。そして、読出しパルス(611)の発生時
点e以後は、読出しタイミング設定回路(43)が、前記掃
捨てパルス1用ゲート(82)を開くことにより掃捨てパル
ス1(623b)の駆動回路(10)への入力を再開し、読出しパ
ルス用ゲート(81)を閉じることにより読出しパルス(61
1)の駆動回路(10)への入力を禁止して、以後Vリセット
毎にこれを繰り返す。
【0020】よって、実施形態1同様、Vリセット直後
の1フィールドにおいてのみ、所定の露光時間B内に蓄
積された電荷による映像が抽出されるので、Vリセット
直後の1フィールドでも、露光時間が確定し、しかも2
重写しとならない。さらに、従来の制御部に上記構成要
素を追加することで、上記課題を解決できるので、市販
されているCCD制御用タイミングICを利用でき、コ
ストを抑えることができる。
【0021】なお、従来の制御部から掃捨てパルス1(6
21b)を外部へ取り出せるならば、これをクイックモード
掃捨てパルス用ゲート(83)に入力すればよく、前記掃捨
てパルス1用ゲート(82)は不要である。また、本実施形
態では、駆動回路(10)に入力する掃捨てパルス(620)の
生成方法として、図12(b)の方式を使用したが、図1
2(a)の方式も使用でき、さらに、両方の方式を組合せ
て使用することもできる。また、本実施形態では、クイ
ックモード露光時間生成回路(42c)には、Vリセットパ
ルス(540)を入力しているが、これを実施形態1同様内
部VD(400)を入力するように変更できる。さらに、本
願の実施形態1及び実施形態2では、適宜ORゲート又
はANDゲートを用いたが、上記効果を実現するもので
あれば、ゲートの種類は自由に選択できる。
【0022】
【実施例】図8は、実施形態2に関して、従来の制御部
(4)に付加すべき回路例であり、以下のように構成され
る。なお、モード切替えスイッチ(7)及びスイッチ回路
(70)(71)は省略してある。また、実際にCCD撮像素子
(3)から映像を取出す方式として、4相駆動方式で2画
素を混合読出しする方式があり、そのとき読出しパルス
は2回連続して発生する。図8では該方式での回路図を
示しており、該方式に対応して2つの読出しパルス用信
号線及び読出しパルス用ゲート(81)が配備され、最初に
発生する方を読出しパルス1とし、次に発生する方を読
出しパルス2とする。
【0023】Vリセットパルス生成回路(54)では、Dラ
ッチ回路を利用して、外部VD(500)を入力端子Dに入
力し、外部HD(510)をクロック端子Gに反転入力する
ことにより、Vリセットパルス(540)を生成して、読出
しタイミング設定回路(43c)及びクイックモード露光時
間設定回路(45c)に入力する。クイックモード露光時間
設定回路(45c)及び掃捨てパルス2生成回路(64)は、単
安定マルチバイブレータであり、それぞれ実施形態2で
説明したように設定される。クイックモード掃捨てパル
ス用ゲート(83)は、2つのNAND回路でAND回路を
形成する。その他、読出しパルス用ゲート(81)及びクイ
ックモード掃捨てパルス1用ゲート(82)は、図5と同様
である。
【0024】読出しタイミング設定回路(43c)では、D
−FF(フリップフロップ)回路を利用して、出力Qの
初期設定をLレベルとし、該出力Qがクイックモード掃
捨てパルス1用ゲート(82)に入力され、その反転出力Q
Bが自身の入力端子D及び読出しパルス用ゲート(81)へ
出力される。さらに、D−FF回路のクロック端子CLK
に、Vリセットパルス(540)の立下りと、読出しパルス
用ゲート(81)を通過した読出しパルス2(611b)の立上り
とを検出するパルスを入力する。すなわち、Vリセット
パルス(540)をOR回路とNOT回路に入力し、且つ該
NOT回路の出力信号を該OR回路に入力することによ
り、OR回路からVリセットパルス(540)の立下りを検
出するパルス(541)を出力する。同様に、読出しパルス
用ゲート(81)を通過した読出しパルス2(611b)をNAN
D回路とNOT回路に入力し、且つ該NOT回路の出力
信号を該NAND回路に入力することにより、NAND
回路から前記読出しパルス2(611b)の立上りを検出する
パルス(611c)を出力する。そして、前記2つのパルス(5
41)(611c)を別のNAND回路に入力して、その出力信
号(431)を、D−FF回路のクロック端子CLKに入力す
る。以上により、実施形態2と同様の読出しタイミング
(430)をD−FF回路にて生成することができる。
【0025】上記のように構成された回路に対しVリセ
ットされると、図9のように、Vリセットパルス(540)
の立下りによりクイックモード露光時間タイミング2(4
50c)が立ち上がり、所定期間J経過後の該露光時間タイ
ミング(450c)の立下りにより掃捨てパルス2(640c)が発
生する。また、Vリセットパルス(540)の立下りによ
り、該パルス(540)の検出パルス(541)が発生してD−F
F回路のCLK入力信号(431)が立ち上がり、そのQB出力
である読出しタイミング(430)が立ち下がる。そして、
読出しパルス用ゲート(81)を通過した読出しパルス2(6
11b)の立上りにより、該パルス(611b)の検出パルス(611
c)が発生してD−FF回路のCLK入力信号(431)が再び立
ち上がり、読出しタイミング(430)を立ち上げる。以後
Vリセットされる毎にこれを繰り返す。
【0026】よって、実施形態2と同様の作用及び効果
が実現できる。なお、図9では、それぞれの回路での時
間遅延を誇張して描かれている。また、本回路例では、
クイックモード露光時間設定回路(42c)に単安定マルチ
バイブレータを使用しているが、代りにカウンタ回路で
もよく、種類は問わない。同様に他の回路も上記効果及
び作用を実現できるものであれば、任意に回路を選択で
きる。
【0027】上記実施形態及び実施例の説明は、本発明
を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載
の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきでは
ない。又、本発明の各部構成は上記実施形態及び実施例
に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々
の変形が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の使用状態を示す概略図である。
【図2】従来のCCD制御に関するブロック図である。
【図3】CCD撮像素子の概略図である。
【図4】本発明の実施形態1のCCD制御に関する要部
ブロック図である。
【図5】実施形態1の読出しタイミング及び読出しパル
スに関するタイミングチャートである。
【図6】本発明の実施形態2のCCD制御に関する要部
ブロック図である。
【図7】実施形態2のCCD制御に関するタイミングチ
ャートである。
【図8】本発明の実施例のCCD制御に関する要部回路
例である。
【図9】実施例に関するタイミングチャートである。
【図10】従来のCCD制御に関する要部ブロック図で
ある。
【図11】CCD制御に関するタイミングチャートであ
る。
【図12】掃捨てパルスの制御に関する要部ブロック図
である。
【図13】掃捨てパルスの制御に関するタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
3 CCD撮像素子 4 CCD制御部 5 外部同期部 10 駆動回路 70、71 モード切替えスイッチ回路 40、400 内部VD生成回路及び内部VD 41、410 内部HD生成回路及び内部HD 42 露光時間生成回路 50、500 外部VD生成回路及び外部VD 51、510 外部HD生成回路及び外部HD 80、82、83 掃捨てパルス用ゲート 81 読出しパルス用ゲート 200 外部トリガ信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部VD(垂直同期信号)生成回路(50)
    は、ランダムに発生する外部からのトリガ信号(200)に
    より外部VD(500)を生成し、内部VD生成回路(40)
    は、前記外部VD(500)により時間リセットされて、内
    部VD(400)を生成し、読出しパルス生成回路(61)は、
    前記内部VD(400)の発生時点から所定期間後に読出し
    パルス(610)を生成し、CCD撮像素子(3)を駆動する
    駆動回路(10)へ前記読出しパルス(610)を出力する外部
    同期型CCD制御装置において、 駆動回路(10)への読出しパルス(610)の信号線に、前記
    外部VD(500)による内部VD生成回路(40)の時間リセ
    ットの後に発生する最初の読出しパルス(610)のみを駆
    動回路(10)へ入力するように設定及び制御される読出し
    タイミング設定回路(43)及び読出しパルス用ゲート(81)
    を具える外部同期型CCD制御装置。
  2. 【請求項2】 読出しパルス用ゲート(81)が常に開いた
    状態であるモードと、読出しタイミング設定回路(43)の
    設定により該ゲート(81)を制御するモードとを切替使用
    可能にする読出しタイミング用モード切替えスイッチ回
    路(71)を具える請求項1記載の外部同期型CCD制御装
    置。
  3. 【請求項3】 外部VD生成回路(50)は、ランダムに発
    生する外部からのトリガ信号(200)により外部VD(500)
    を生成し、内部VD生成回路(40)は、前記外部VD(50
    0)により時間リセットされて、内部VD(400)を生成
    し、読出しパルス生成回路(61)は、前記内部VD(400)
    の発生時点から所定期間後に読出しパルス(610)を生成
    し、露光時間生成回路(42)は、前記読出しパルス(610)
    の発生時点から所定期間後の電子シャッタ方式の露光開
    始時点を決定する電子シャッタ方式の外部同期型CCD
    制御装置において、 前記露光時間生成回路(42)は、内部VD(400)又は前記
    外部VD(500)による内部VD生成回路(40)の時間リセ
    ットのうち何れか一方の発生時点から、そのフィールド
    の露光開始時点を決定するクイックモード露光時間生成
    回路(42a)により構成される外部同期型CCD制御装
    置。
  4. 【請求項4】 クイックモード露光時間生成回路(42a)
    を具え、且つ露光時間生成回路(42)と前記クイックモー
    ド露光時間生成回路(42a)を切替使用可能にする露光時
    間生成用モード切替えスイッチ回路(70)を具える請求項
    3記載の外部同期型CCD制御装置。
  5. 【請求項5】 CCD撮像素子(3)を駆動する駆動回路
    (10)への読出しパルス(610)の信号線に、前記外部VD
    (500)による内部VD生成回路(40)の時間リセットの後
    に発生する最初の読出しパルス(610)のみを駆動回路(1
    0)へ入力するように設定及び制御される読出しタイミン
    グ設定回路(43)及び読出しパルス用ゲート(81)を具える
    請求項3又は4記載の外部同期型CCD制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のクイックモード露光時間
    生成回路(42a)と露光時間生成用モード切替えスイッチ
    回路(70)を具え、且つ読出しパルス用ゲート(81)が常に
    開いた状態であるモードと、読出しタイミング設定回路
    (43)の設定により該ゲート(81)を制御するモードとを切
    替使用可能にする読出しタイミング用モード切替えスイ
    ッチ回路(71)を具える請求項3乃至5の何れかに記載の
    外部同期型CCD制御装置。
JP7201010A 1995-08-07 1995-08-07 外部同期型ccd制御装置 Withdrawn JPH0951477A (ja)

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