JPH09512949A - マイクロ波マルチポート転送スイッチ - Google Patents

マイクロ波マルチポート転送スイッチ

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JPH09512949A
JPH09512949A JP7528971A JP52897195A JPH09512949A JP H09512949 A JPH09512949 A JP H09512949A JP 7528971 A JP7528971 A JP 7528971A JP 52897195 A JP52897195 A JP 52897195A JP H09512949 A JPH09512949 A JP H09512949A
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JP7528971A
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Inventor
エル. サン,リチャード
Original Assignee
テレダイン インダストリーズ,インコーポレーテッド
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/10Auxiliary devices for switching or interrupting
    • H01P1/12Auxiliary devices for switching or interrupting by mechanical chopper
    • H01P1/125Coaxial switches

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  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 マイクロ波マルチポートスイッチ(25)は三つの動作位置と三つのRF通路(J3−J4、J2−J5、J1−J6)を備える。RF体(27)の中の六角形空胴(26)の角の近傍に六つの接触接続点(J1−J6)を設け、空胴中心(36)に共通接点(17)を設ける。六つのリード(15a−15f)が周辺部接点(J1−J6)の互いに近接するものと接触または接触はずれの状態で橋絡し六つのリード(19a−19f)が周辺の接続点(J1−J6)および共通接点(17)の間でこれらと接触または接触はずれの状態で橋絡する。リード(15a−15f)は、コイル駆動搖動子(80)の動きによって、中心柱部材(36)を含む三つの駆動機構(44)を通じて、物体(27)の上の三つのレベルに駆動される。機構(44)は放射方向に延びる重ね板ばね(35)と、中心柱部材(36)に緩やかにはめ合わされたアクチュエータ(50)と、搖動子(80a)によって可動であってアクチュエータ(50)を傾斜押し下げするピボット重ね板ばねとを含み、重ね板ばね(35)と固定誘電体柱部材(43)とがリード(15a−15f)から上向きに延びている。

Description

【発明の詳細な説明】 マイクロ波マルチポート転送スイッチ 発明の分野 この発明はマイクロ波スイッチに関する。より詳細にいうと、この発明は少な くとも三つのスイッチ位置と各スイッチ位置あたり少なくとも三つのマイクロ波 通路とを有するマルチポートRF転送スイッチに関する。 発明の背景 従来、マイクロ波用同軸コネクタ相互間の接続は一般にプッシュロッドへの押 付け、すなわち導電性リードまたはそのリードを然るべく位置づけてコネクタの 導電性中心ピンへの橋渡しをするスイッチブレードにばね戻しで接続する押付け によって行ってきた。導電性部分は通常はんだ付け特性と耐磨耗特性およびRF 特性の良好な金メッキベリリウム銅で構成する。機械的スイッチアクチュエータ の位置の切換えは電力オフおよび電力オンの両方の状態で起こりうる。プッシュ ロッドは各プッシュロッドの上の駆動用コイルを付勢することによって個別に駆 動でき、プッシュロッドのアレーの各々を一つずつ押し下げる角度方向の動きで 順序づけをするように角度方向駆動を用いることもできる。一つの入来信号の通 路を二つの出力の一方または他方に転換し、または一つの出力に対する一つの入 力を選択するのに単極双投(SPDT)同軸スイッチが用いられてきた。標準6 リード構成、または本願と同一譲受人名義の米国特許第5,281,936号の 従来技術図示の図1におけるリードアレー10の駆動用のいわゆるTスイッチは 、リード12aおよび12bの系列に各々とりつけた一連の誘電体プッシュロッ ド11を用いている。一つのプッシュロッドの押下げでRF導体接点14および 15の間の電気的接続を形成するようにリード12aを動かし、もう一つのプッ シュロッドの押下げで接点14および16の間の接続を形成する。その場合、そ れらリードは特定のプッシュロッド11への力ベクトルで押し下げられる。同図 1は接点14および17の間および接点15および16の間のスイッチの開いた 状態における短リード12aおよび長リード12b、スイッチの閉じた状態にお け るリード12cおよび12dをそれぞれ示す。戻しばね18は力ベクトルの解除 によりプッシュロッドおよびリードを通常の「非押下げ」位置に戻す。開放スト ロークにおいてリードはハウジング内空胴の上部に押し付けられる。これによっ て遮断周波数以下の導波路を実効的に形成する。 上記米国特許第5,281,936号は一つまたはそれ以上のリード、例えば 二つのリードを選択的に駆動して通常6個のマイクロ波コネクタ接点列の接点対 間の接続を迅速に最小の移動量およびエネルギーで行う。好ましくは片持ちばね 形成の重ね板ばねの形式の少なくとも二つ、通常は三つのアクチュエータを駆動 体に対し互いに異なるレベルの互いに平行な平面内に取り付ける。重ね板ばね変 位手段が備えられており、その手段は種々の長さの一体化押付け腕を有する搖動 板を通常備える。これら押付け腕は重ね板ばねと同じ特定の平行ニュートラル面 内の板ばねに並置された状態で終端している。押付け腕が重ね板ばねに面した搖 動板の下側から延びている。駆動体に取り付けられ搖動板の上側からの反発力お よび吸引力によって搖動板を搖動させると、重ね板ばねの一つまたは二つが変位 してマイクロ波コネクタ接点アレーの対に特定のリードを接触状態になるように 押し付ける。 この出願の図1A、1Bおよび1CはRF通路二つだけを形成する上記米国特 許第5,281,936号記載の従来技術の4ポートTスイッチの三つの動作部 分をそれぞれ示す。 この従来技術のTスイッチにおけるRF回路は方形断面のTEM伝送線路を利 用している。中心導体は方形伝送線路切片で構成する。これら伝送線路切片は、 入出力コネクタピンと接触しまたは離れるように垂直方向に駆動されてスイッチ 作用を生ずる。ポートとRF共通線路との間が開いている状態では内側導体は戻 しばねによって空胴の上側に押し付けられている。これによって、これら二つの ポートの間で遮断周波数以下の導波路が形成される。この通路の分離はDCから 6GHzまでで70dbの最小値であり、6GHzから14GHzまでで60d bの最小値である。もう一つのポートとRF共通線路との間の「閉じた」通路は ラッチ駆動回路からの力によってコネクタと接触状態に保たれる。この通路は2 .5GHzまで0.1db以下のごく低い挿入損失を示す。また、この通路のV SWR(電圧定圧波比)も2.5GHzまで通常1.10:1、14GHzまで 1. 30:1であり、良好である。 この従来技術のTスイッチの基本的駆動回路は二つのコイルと、二つの磁鉄コ アと、永久磁石とを用いている。これらの部品は、二つの永久磁石磁路、すなわ ち「開いた」スイッチ位置での一つの磁路と「閉じた」位置でのもう一つの磁路 の二つの磁路を形成するように配置してある。開いた磁路よりも閉じた磁路の方 が大幅に強いので逆方向磁界による操作が加わるまで搖動子は所定の位置に留ま る。閉磁路内のコイルにパルス電圧を印加すると搖動子は反発力を受け、反対側 のコイルのコアに吸引される。これによって搖動子を反対側にラッチする。搖動 子の位置の変化が二つの内側導体の垂直方向の動きを制御する誘電体ロッドを駆 動する。この形式の駆動回路はいくつかの利点を有する。この駆動回路は可動部 分を実質的に一つだけ、すなわち搖動子だけを備えていてごく単純である。搖動 子への単一の中心ピボット点により低摩擦が得られる。接触圧力は最大化され駆 動電流は最小化されているので効率は高い。しかし、三つ以上のRF通路を有す るマイクロ波転送スイッチに対する需要はあった。それは追加の信号伝送の処理 を可能にするので望ましい。 発明の概要 この発明は以下Zスイッチと呼ぶマルチポート転送スイッチ、すなわち上記従 来技術のTスイッチと同様に三つの動作位置を有するもののTスイッチにおける 各スイッチ位置あたり二つのRF通路でなく各スイッチ位置あたり三つの別々の RF通路を有するスイッチを提供する。図2A、2B、2Cは三つのRF通路を 備えるこのZスイッチの三つの動作位置をそれぞれ示す。記号J1−J6は太線 表示の一連の導体で多様に接続形成する接続点を表す。一つの好適な実施例では 12個の可動RF導体があり、そのうちの4個がRF導体プローブに接触し残り の8個が開いている。これら12個の導体を三つの組に分ける。一つの組は常に 閉じており、それ以外の二つの組は開いている。RF導体の開閉は搖動子/アク チュエータ組立体で駆動する。図2A、2Bおよび2Cに示すとおり、「Z」ス イッチは次の三つの動作モード、すなわち、 位置1 −J1−J6,J2−J5,J3−J4 位置2 −J5−J6,J1−J4,J2−J3 位置3 −J1−J2,J3−J6,J4−J5 の三つの動作モードを有する。 接続点J2−J5間、J1−J4間およびJ3−J6間の接触は二つの導体と RF導体中心にある中心接続点とによって形成する。 Zスイッチの駆動機構は上述の駆動回路と同じ考え方に基づくものの、「Z」 スイッチ機能実現に必要なTスイッチ駆動機構への大幅な改変を加えたものであ る。これは、Zスイッチが三つのスイッチ位置と九つのRF通路を有するからで ある。改変は電磁石駆動手段、揺動子組立体およびアクチュエータ組立体にある 。 この発明はTスイッチのボールピボット継手の変形形式、すなわち三つの「Z 」スイッチ位置の間の相互作用についての慣用の設計手法において必要な複雑な リンク機構を不要にする変形形式を用いる。このZスイッチは動作回数一つのス イッチ位置あたり100,000回以上のスイッチ寿命を実現できる高信頼性および耐 久性を備える軽量(約220グラム)スイッチを提供する。また、このZスイッ チは一つの電圧パルスだけで以前の状態に関わりなく選定位置にスイッチをラッ チするようにランダムアクセスを提供する。 図面の簡単な説明 図1Aは従来技術の4ポート転送Tスイッチの位置1における概略的平面図で ある。 図1Bは同スイッチの位置2における平面図である。 図1Cは同スイッチの位置3における平面図である。 図2Aはこの発明の6ポートZスイッチの位置1における概略的平面図である 。 図2Bは同スイッチの位置2における平面図である。 図2Cは同スイッチの位置3における平面図である。 図3はこの発明の6ポートZスイッチの接続点および可動RFリード導体を示 すRF空胴の概略的平面図である。 図4は従来技術のランダム駆動組立体の分解斜視図である。 図5はこの発明のZスイッチの分解斜視図であって、搖動腕だけ、とくにレベ ルI、IIおよびIIIにおける駆動機構を示した分解斜視図である。 図6はスイッチ駆動機構の一つのレベルの概略的側面図である。 図7は図6の線7−7でみた部分的上面図であって、とくに中心案内柱および キー付きの細長ワッシャーを示した部分的上面図である。 図8はこのZスイッチの外観側面図である。 図9はRFコネクタを示す同物品の端面図である。 図10は内部駆動コイルはんだ付け端子を示した同物品の反対側端面図である 。 図11は位置1で示したZスイッチの概略的回路図を示す。 詳細な説明 図2AはZスイッチの第1の相対的位置における三つの個別のRF通路J3− J4、J2−J5およびJ1−J6を概略的に示す。Zスイッチの周辺に合計6 つの接続点を形成する。内側の共通接続点は図3にみられるとおりスイッチ体空 胴中心に位置づけてあり、この中心接続点がJ2−J5間、J4−J1間および J3−J6間の接続を形成するように導体対と作用する。 図3は導体15および19および周辺接続点J1−J6を示すこの発明のスイ ッチ25のRF空胴配置を示す。中心RF接触接続点17は下部スイッチ体27 の好ましくは六角形の多角形空胴26の内部に含まれている。プローブとしても 知られる周辺接続点J1−J6は六角形の空胴の角ごとに間隔を隔てて位置づけ てある。薄い可動リードの形のRF導体19a−19fの先端部はプローブJ1 −J2、J2−J3、J3−J4、J4−J5およびJ5−J6とそれぞれ接触 状態および接触はずれ状態に達する動きができるように配置してある。同様に薄 い可動リードの形の放射方向RF導体15a−15fの先端部はプローブJ1− J6の一つおよび共通接触接続点17と接触状態および接触はずれ状態に達する 動きができるよう配置してある。この発明を多角形空胴について述べてきたが、 上記周辺接続点を円形空胴沿いに配置してその空胴の曲線に合致させて曲線状ま たは翼弦状にすることもできる。したがって、中心接続点に延びる多数の放射方 向リードと併せて多数の導体リード19を収容することができる。 アレー28状の可動リードは12個ある。動作モードでは、これらリードのう ち四つはRFコネクタプローブJ1−J6および接続点17と接触状態にあり残 り八つのリードは開いた状態にある。これら12個の導体リード15および19 は三つの組に分けられ、一つの組は閉じてそれ以外の組は開いている。これら導 体リードの開閉は図4−7を参照して次に述べる搖動子/アクチュエータ組立体 によって駆動する。 図4に示した「Z」スイッチ駆動体80は三つの部分71、72および73を 有する。この駆動体は米国特許第5,281,936号の第5図の駆動体と同様 である。各部分は一つのコイル74、一つのコア75および一つの永久磁石76 を有する。磁石板77はこれら三つの部分を120°間隔で物理的に保持する。 ねじ付きスタブ78が磁石板77の開口77aにねじで結合されこの駆動体を搖 動組立体80Aに連結する。これらの部分品を、三つの磁路、すなわち「開いた 」駆動位置のための一つと「閉じた」駆動位置のための他の二つの磁路が形成さ れるように配置する。閉じた磁路は開いた磁路よりも大幅に強力であるので、搖 動子はコイルの発生する磁界をかけられるまでは所定位置に留まる。コイルにパ ルス電圧が印加されると搖動子は一つのコアに反発され他の二つのコアに吸引さ れて組立体80を所要の位置にラッチする。 図4にさらに示すとおり、スイッチ搖動体組立体80Aは三腕付きの「Y」型 機構の形状を備える。この搖動体の中心には、三角形板83と「Y」型搖動板8 1内の球状空胴との間にはめ込んだ球とリンク89の一端とで玉継手を形成する 。すりわり付き調節ねじ88でこの搖動体の搖動板/搖動体81の軸方向調節と 搖動体の間隔/角精度調節を行う。板83は搖動板81の上面にねじ止めする。 上記玉継手は「Y」型搖動子の実効的な回転方向ピボットとして作用する。搖動 板には三つの直交押圧部85、86および87付きの押圧板84を取り付ける。 各押圧部は垂直方向に互いにずらした所定の三つのレベルに配置してある対応の 一つのアクチュエータを押圧部端85a、86aおよび87bの押し下げにより 駆動する特有の長さを有する。 図5に示すとおり、三つの互いに異なる垂直方向レベル、すなわちレベルI、 II、およびIIIに配置した三つの駆動機構50がある。駆動機構50はRF部下 部の上面27aまたは部材27に取り付け、120°ずつ均等間隔を設ける。各 駆動機構50は四つのRF導体を同時に駆動して各スイッチ位置に所要の相互接 続を与える。各駆動機構50は四つの重ね板ばね51の組、すなわち上部RF部 または部材31から上側誘電体表面32のすぐ上のレベルまで上方に延びるよう にその一端で上げ柱部材33に取り付けたひと組を含み、他のレベルにおける組 は表面32へ下向きに延びる下がり柱部材33を有し、上部RF部の中心棒36 に案内される一つのアクチュエータ34が重ね板ばねの面に垂直な一つの軸の方 向の動きを生じ、一つの板ばね35が上部RF体にピボット付けされ対応搖動腕 、 例えば腕87と一直線上に並ぶように配置する。上部体31は下部体27の上に 重ねてある。明確化のために図4のスイッチ駆動体および連結は図5では省略し てある。各アクチュエータ機構50は三つの搖動腕85、86および87の一つ およびコイル−磁石駆動部71、72および73(図4)の一つと軸方向に一直 線に軸合わせする。それぞれの機構50の柱部材33は互いに異なる長さを有し 各駆動機構の互いに異なる高さへの配置を可能にする。レベルI機構の柱部材は 短く、レベルIIIの柱部材は長く、レベルIIの柱部材は中間の長さである。 RF上部体および下部体および柱部材はMIL−C−26074,CL.4規 格による0.0003−0.004インチ厚のつや出し無電解ニッケルメッキ仕上げのQQ −A−250/II規格のアルミニウム合金板6061−T6で構成するのが好ま しい。リードはQQ−C−533状態に1/4時間または1/2時間保ち、38 HRC分間熱処理し、金メッキ仕上げしたベリリウム銅合金172で構成するの が好ましい。 スイッチが定常状態(コイルが付勢されていない)にあるとすると、「開」位 置におけるその搖動子の押圧部は対応の重ね板ばね35を押し下げる。重ね板ば ね35はアクチュエータ34経由で圧力を四つの重ね板ばね51に伝達しそれら 板ばねを上部RF導体の向きに撓ませる。重ね板ばね51の撓みによって対応の RF導体に圧力がかかり、選択スイッチ位置における相互接続が全部形成される 。 上述の動作は図6および図7により明確に示してある。重ね板ばね35は図5 におけるレベルにIIもっとも明瞭に示してある二又39を含み、その二又を中心 案内棒36に押し付けた状態で位置定めしてある。ばね35の他端は柱部材33 に取り付けたピボット37にピボット支持してある。アクチュエータ34は中心 棒36に緩やかにはめあわせた細長いワッシャの形状を備え、ばね二又29の下 および重ね板ばね51a、51b、51cおよび51dの上に向かって延びる。 選ばれた押圧子を選択位置に動かすと、押圧子が重ね板ばね35に向かって下 がってきて(矢印41)、この板ばね35がワッシャ34に押し付けられるよう にピボット押圧され(矢印42)、これによって重ね板ばね51a、51b、5 1cおよび51dの全部にワッシャを押し付ける(図7)。これによって、重ね 板ばね51は戻り圧縮ばね44に囲まれた誘電体柱部材43の上面に押し付けら れる。これら柱部材43の基底部は個々のリード、例えばリード15aおよび1 5bに固定され、これらリードは押し下げ時に中心接続点17と例えば周辺接続 点J6とJ3との間(図3)およびその下に延びるRF接続接点45および46 との間の電気的接続の橋渡しを行う。搖動子を別の搖動位置に動かすと、「下が り」位置に位置づけるように選ばれた押圧子腕85、86または87の長さに応 じたもう一つの垂直方向レベルで別のアクチュエータ50を駆動する。押圧子の 力が各ばね35を開放すると(搖動板または揺動予80の再搖動により)、ばね 43により上向きに変位しているばねバックアップおよび重ね板ばね51a−5 1dおよび例えばリード15aおよび15bはばね43のばね作用により開放さ れ、リードが上がってきて接続点J6およびJ7をオフにし、スイッチのその部 分を「開」状態にする。 このように、三位置三RF通路スイッチは、図2A、2Bおよび2Cおよび図 3にみられるとおり、放射状に整列した状態で延び共通中心接続点17を通り抜 ける二つのリードから成る一つの長いリード通路と、最も近傍の周辺接続点2対 の間で延びる二つの短い通路とを備えて構成する。 図8は他のRF部品に接続された同軸ケーブルを受けるねじ付きコネクタポー 卜91を片側に有するスイッチハウジング90の外観を示す。接続点J1乃至J 6の下端が図9に露出させて示してある。図10ははんだ付け端子C、1、2、 3、D、E、F、およびG、およびコネクタ端子94間でスイッチハウジングの 圧力および周囲圧力を等しくするためのハウジング通気膜92を示す。 図11は位置1(図2A)におけるスイッチ回路の概略図である。所要の位置 への切換には、正のパルス電圧を指定の端子経由で所要のコイルに印加する。過 渡電圧抑圧ダイオード93を用いる。各パルス電圧が三つのコイルの一つを付勢 して被選択コイルと搖動板との間のスイッチ用反発力を生ずる。一つのコアと被 選択揺動腕との間の反発力が搖動腕の一つに反発力を与えて押し付け、他の二つ の搖動腕はそれらに伴う非付勢コアに向かって離れる。反発力を受けた腕部材は 選ばれたレベルで被選択駆動メカニズム50のばねを同時に押し下げる。 六角形空胴についてこの発明を述べてきたが、同様の駆動機構、例えばリード 16個以上を伴う八角形など他の形状の空胴を備える駆動機構を用いることもで き、多数のRFリード形導体を駆動する同様の搖動子型押圧子および駆動回路を 提供することもできる。それによって第4のRF通路、またはリード数に基づく 追加通路が得られる。駆動機構を4番目以降のレベルにも追加して搖動子4個以 上の押し下げ部および駆動回路を提供することもできる。 真空中で動作する大電力同軸スイッチにおいてはRF部の設計に格別の考慮を 払う必要がある。それはマルチパクションと熱放散である。マルチパクションに よる絶縁破壊はスイッチ内電極間(すなわち内導体と外導体との間)の電子走行 時間が印加RF電界の約半周期のときに生ずる。この条件はNASAJPL技術 報告書32−1500、1970年10月発行所載のリチャードウー(RichardWo o)によるRF電圧絶縁破壊分析に報告されている。この報告書は、FをMHz単 位の周波数、dをセンチメートル単位の内側導体−外側導体間距離としたとき、 当該装置のFd積についてこの条件を正規化している。マルチパクションの発生 には電子の平均自由行程が電子相互間の分離距離と同程度でなければならない。 「Z」スイッチの一実施例に対する要件は周波数1650MHzおよび2500 MHzで最小70ワット、最大100ワットである。連続波100ワットでRF 絶縁破壊に耐えるFd積の臨界領域は約70乃至180MHz−cmである。「 z」スイッチの分析から、導体間の所要最短距離は0.115cmであり、この値は 1650MHzでマルチパクションに必要な臨界Fd領域外のFd積190MH z−cmを与えることが判った。「Z」スイッチの挿入損による熱発生で最悪の 場合(連続は100ワット)内部ユニット温度が約30℃上昇する。このスイッ チの最高動作温度は70℃であるから、内部ユニット温度は100℃になろう。 この「Z」スイッチは125℃で動作し、物理的劣化なしに−150℃の最低温 度まで耐えるように設計しなければならない。これによって、RF電力印加後も スイッチには何ら損傷は生じない。 上述のこの発明の好適な実施例の説明は説明を意図するものであって限定を意 図するものではない。この発明のこれ以外の実施例も上述の開示事項から当業者 には自明であろう。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 5a−15f)から上向きに延びている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.マイクロ波マルチポート転送スイッチであって、 空胴と、 前記空胴内の中心接続点接点と、 前記空胴の周辺近傍に配置した少なくとも六つの導電性周辺部接続点の系列と 、 前記空胴の周辺と各々がほぼ一直線上に並び前記周辺部接続点の近接対を橋絡 するのに適合した少なくとも六つの導電性周辺部リードの第1の系列と、 前記中心接続点接点の上の位置から前記周辺部接続点の上の位置に放射方向に それぞれ延びる少なくとも六つの導電性放射方向リードの第2の系列とを含み、 前記第1および第2の系列の少なくとも12の前記リードを少なくとも三つの組 に組分けし前記スイッチが少なくとも三つの動作モードに可動で少なくとも三つ の個別のマイクロ波通路を任意の動作モードで前記三つの組の一つが開き他の少 なくとも二つが閉じるように形成し、 前記導電性放射方向リード対が相互間で、前記中心接続点接点との間で、およ び前記周辺部接続点との間で直線状に整列され、 前記放射方向リード対の各々を接触させるとともに前記周辺部リードの一対を 同時に接触させ、前記放射方向リードの前記対および前記周辺部リードが同時に 押し下げられて二つの相対する周辺部接続点の間の放射方向の電気的接続および 二つの相対する近接周辺部接続点対の各々の周辺方向の電気的接続を形成するよ うにする複数のスイッチ駆動機構をさらに含む マイクロ波マルチポート転送スイッチ。 2.前記少なくとも三つの組の第1の組が第1の周辺部接続点と第1の直近接周 辺部接続点との間で延びる第1のリードを含み、 前記少なくとも三つの組の第2の組が前記第1の直近接周辺部接続点と第2の 直近接周辺部接続点との間で延びる第2のリードを含み、 前記少なくとも三つの組の第3の組が前記第2の直近接周辺部接続点と第3の 直近接周辺部接続点との間で延びる第3のリードを含む 請求項1記載のスイッチ。 3.前記第1のリード、前記第2のリード、および前記第3のリードが、一対の 直線状に整列されたリード、すなわち前記中心接続点接点の上から前記第1の周 辺部接続点の直前の周辺部接続点に放射方向に延びるリードと前記中心接続点接 点の上から前記第2の直近の周辺部接続点に延びるリードとの一対のリードに平 行である請求項2記載のスイッチ。 4.三つの部分、すなわち各々がコイルと、コアおよび磁石と、前記部分の一つ により所望のスイッチ動作モードに多様に駆動される搖動子とを備える三つの部 分を有するコイル−磁石駆動体を含む請求項1記載のスイッチ。 5.前記搖動子が玉軸受けのまわりで搖動可能な三腕付きアクチュエータと、互 いに異なる長さの三つの押圧子つきの押圧板とを含み、前記駆動機構が前記空胴 の上に延びる物体内の互いの異なるレベルで120°ずつ間隔を置いて取り付け た三つの駆動機構を含み、各機構が前記リードの複数個を同時に駆動して前記ス イッチ動作の前記モードの各々のための前記リード間の所望の相互接続を形成す る請求項4記載のスイッチ。 6.前記駆動機構の各々が前記物体に結合した中心案内棒を含む請求項5記載の スイッチ。 7.前記駆動機構が、前記第1および第2の系列の複数のリードの上に配置可能 で前記リードの複数のものに取り付けた誘電体柱部材への接触に適合した一連の 互いに隔てられた重ね板ばねであって、前記案内柱部材から放射方向に間隔を置 いて延びる重ね板ばねと、前記案内柱部材に緩やかにはめ合わされ前記一連の重 ね板ばねと接触状態にあるワッシャと、前記押圧子の一つにより可動であって前 記ワッシャを前記重ね板ばねに押し付けて押下しそれによって前記誘電体柱部材 のうちの選択されたものおよび前記リードの複数個を押下するピボット支持駆動 ばねとをさらに含む請求項6記載のスイッチ。 8.マイクロ波マルチポート転送スイッチであって、 第1のスイッチ部分と、 前記第1のスイッチ部分の内部の中心接続線接点と、 前記接続線接点のまわりに延びる一連の周辺方向の電気的接点と、 前記第1のスイッチ部分に配置され、前記第1のスイッチ部分内の周辺方向の 電気的接点の間を橋絡するとともに前記中心接続点接点と前記周辺方向の電気的 接点のうち選ばれたものとの間を同時に橋絡する可動導電性リードと、 前記リードの各々から延びる誘電体柱部材と、 前記導電性リードおよび柱部材の選ばれた系列を多様に活性化する搖動子と、 第2のスイッチ部分に配置され、前記リードおよび柱部材の選ばれたものを多 様に動かすように前記搖動子により操作可能な駆動機構であって、前記誘電体柱 部材の選ばれた一つの上に位置づけ可能な一連の重ね板ばねと、中心柱部材に緩 やかにはめ合わされ前記第2のスイッチ部分から延び前記重ね板ばねの前記系列 の各々と接触しているワッシャと、前記重ね板ばねの系列と前記誘電体柱部材の 前記選ばれた一つとの一括押し下げを生ずるように前記搖動子によりピボット駆 動可能であるピボット装着した駆動ばねとを各々が含む駆動機構と を含むマイクロ波マルチポート転送スイッチ。 9.前記第1のスイッチ部分が六角形の空胴を含み、前記導電性リードが12個 あり、その内野6個のリードは前記空胴の六角形の辺に平行に前記周辺方向の電 気的接点の互いに近接する対の間で延び残りの6個のリードは前記電気的接点の 一つから前記中心接続点接点に放射方向に延びる請求項8記載のスイッチ。 10.前記機構の各々が前記第1のスイッチ部分に関して互いに異なる垂直方向レ ベルに配置されている請求項8記載のスイッチ。 11.前記駆動機構が重ね板ばねの第1の系列の外側周辺端を第1のレベルで固定 して支持する放射方向に間隔を置いた第1の柱部材を含み、 重ね板ばねの第2および第3の系列が別の第2および第3のレベルにあって、 互いに間隔を置いた第2の柱部材および第3の柱部材に外側周辺端でそれぞれ取 り付けてあり、前記第2の柱部材が前記第3の柱部材とは異なる長さを有し、柱 部材の各々が横方向に互いに隔てられているとともに前記第1の柱部材から横方 向に隔てられており、 前記搖動部材が重ね板ばねの系列を唯一の選択したレベルで駆動する請求項10 記載のスイッチ。 12.前記第1のスイッチ部分が多角形の空胴を含む請求項8記載のスイッチ。 13.前記空胴が六角形の形状を備える請求項12記載のスイッチ。
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