JPH09511683A - 導電性収着装置及び方法 - Google Patents

導電性収着装置及び方法

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Abstract

(57)【要約】 流体中の吸着特性が異なる種を分離するため元位置で収着及び再生をする導電性装置(10)及び方法であって、多数の吸着サイトがある導電性の収着材ベッド(12)に汚染流体を通す。収着材ベッド(12)へ電源(16)から電流を流して収着材ベッド(12)を加熱することにより、その収着材ベッド(12)中の吸着サイトを占居し得る比較的低い強度で吸着される種が収着材ベッド(12)に吸着されるのを抑制して、比較的高い強度で吸着される種のそのベッドによる吸着に利用可能な吸着サイトを増大させる。

Description

【発明の詳細な説明】 導電性収着装置及び方法 発明の分野 本発明は、吸着特性が異なる種を分離するための吸着及び再生の両者を元の位 置で行なえる改良された導電性収着装置及び方法に関し、とくに吸着特性が異な る種を分離することができる前記装置に関する。 発明の背景 従来の一型式の水浄化装置は水中の揮発性(低沸点)有機汚染物質を放散させ るために空気を使う。歴史的には、浄化装置から放出された空気をそのまま大気 中へ出していた。この空気は汚染されているので、多くの場合もはや受入れられ ない。空気もまた適正に浄化し、汚染物質は適正に廃棄しなければならない。受 入れ可能な実用的解決策は、汚染物質を適正に捕捉することができるもので以下 に炭素と呼ぶ活性化炭素等の吸着材ベッドに汚染ストリッパー空気を流すか又は 貫流させるにある。しかしその空気は水から汚染物質を放散させるので、空気に 水分が含まれる。水分は、例えばトリクロロエチレン(TCE)などの汚染物質 で占居するのが理想的である炭素上の吸着サイトの多くを占居することがあるの で、水分は炭素の有効性を制限する。このような装置の効率を改善するため、ベ ッドへ進入する空気を予熱して相対湿度を下げることが考えられるが、これには 特別のヒータ及びベッドを貫流する大量の空気に対する加熱用の付加的エネルギ ーが必要となる。 時間が経つと、ベッドは揮発性有機汚染物質(VOC)と水分との負荷により 非効率的となり、例えば100℃への加熱で揮発性汚染物質及び水分を駆逐するこ とによりベッドを再生しなければならない。比較的重く比較的複雑な有機分子で 汚染された流体の浄化に炭素ベッドを使う場合には、再生のためにベッドを例え ば800℃の一層高い温度に加熱しなければならない。これらの高温(800℃)再生 では、特殊炉が必要となり、通常は元の位置での再生が行なえず、ベッド全体を 再生用の高温炉へ移行させさらにその後戻して運転再開のために再据え付けする という費用が嵩み面倒な作業が必要となる。 活性化炭素法の主な運転コストは、その再生コストである。水蒸気が炭素再生 に最も普通の手段である。先ず水をボイラーで加熱して水蒸気にし、次いでその 水蒸気を炭素の上又は中へ通す。水蒸気が炭素をその再生温度まで加熱すると、 VOCは解除され水蒸気によって放出される。VOCは、凝縮により水との混合 物として回収されるか又は凝縮及びVOC/水分離(デカンテーション法又は蒸 留法)により別々に回収される。炭素を水蒸気で加熱する方法は非効率的である が、それは最初に熱が間接的に水へ伝達されて水蒸気が作られ、次いで水蒸気の 熱容量を介して炭素へ伝達されるためである。水蒸気法は、VOCを水から分離 するために高価な蒸留装置を必要とし、それがさらに所要エネルギーを増大させ る。 活性化炭素の他の再生法として最近導入されたものは、溶剤回収の用途に対す る窒素等の乾燥不活性気体の使用を含む。不活性気体を先ず炭素の再生温度以上 に加熱し、次いで炭素ベッドの上へ通す。炭素が加熱されるに伴い、VOCが炭 素から脱離し且つ水蒸気の場合と同様な態様で炭素ベッドからパージされる。こ の方法の主な利点は、不活性気体が乾燥しており、VOCを水/VOC分離工程 なしに冷却と凝縮によって直接に回収できる点にある。この装置の運転コストは 、例えば蒸留等の他の処理過程が必要となる水溶性溶剤の除去及び回収の分だけ 低額である。しかし、不活性気体の熱容量は水蒸気のそれより小さいので、容積 流量及び流れ時間の両者の観点から、炭素加熱のためにより多くの気体が必要で あ る。その結果、不活性気体法の場合のVOC回収装置の資本費は水蒸気法の場合 よりずっと高くなる。 吸着について、水は、TCEのより効果的な回収のために炭素ベッド上の吸着 サイトの占居をしないように抑制することが望ましい種であるとの問題点を先に 説明したが、問題はそれより広範囲に亘る。除染用の収着材ベッドに適当な材料 を使う場合に、二つ以上の種の間でそれが起こり得る。 ティッグルベック等の米国特許第5,187,131号に開示された一つの先行技術シ ステムは元位置での再生を教示するが、このシステムは上記従来の不活性気体技 術と類似の技術を使う。炭素ベッドのパージに不活性気体を使うことは、エネル ギー的に非効率的であり運転コストを上昇させる。 リィントールの欧州特許出願第83306795.4号に開示された他の先行技術システ ムは、元位置式ではなく遠隔方式の活性化炭素再生を教示する。このシステムも 、炭素から汚染物質をパージするために不活性気体又は水蒸気の使用を必要とす る。 発明の要約 従って、本発明の目的は、炭素及び他の導電性収着媒体の元位置における再生 に係る改良された装置及び方法を提供するにある。 本発明の他の目的は、改良された収着装置及び方法を提供するにある。 本発明のさらに他の目的は、炭素上の吸着サイトについて競合する比較的無害 な種の収集を抑制する如き改良された収着装置及び方法を提供するにある。 本発明のさらに別の目的は、再生のために基本的に同一の装置を使用する如き 改良された収着装置及び方法を提供するにある。 本発明がさらに目的とするところは、より経済的にしてより簡単でありしかも 改良された元位置式の再生・収着装置及び方法を提供するにある。 本発明は、活性化炭素及び他の導電性材料が電気抵抗加熱の使用により効率的 に加熱できる事実の認識に基づく。さらに、湿気のある入来汚染空気の替りに吸 着ベッドを電気的に加熱(室温より数度高くまで)して、比較的高い強度で吸着 される種(室温で、例えば水)のベッドによる収集を抑制し且つ例えば空気であ る流出流体の加熱を最少化するように加熱エネルギーを間欠的に加え、さらに元 位置でのベッド再生のため同一加熱手段を用いてベッドを比較的高い温度まで加 熱することにより、改良された収着を行なうことができる。 本発明の特徴は、封じ込め容器と前記容器内にあって多数の吸着サイトを有し 透過性がある導電性収着材ベッドとを備え、流体中の吸着特性が異なる種を分離 する導電性収着装置にある。前記ベッドの一つの表面へ汚染流体を供給し且つ前 記ベッドの他の表面で除染流体を受取る出入口構造を設ける。吸着作用時に前記 ベッドへの通電で前記ベッドを加熱して、前記ベッドの吸着サイトを占居するよ うな比較的強く吸着される種が前記ベッドへ吸着されるのを抑制することにより 、比較的低い強さで吸着される種のベッドへの吸着に利用できる吸着サイトを増 大させる如き一対の隔てられた電極を設ける。 好ましい実施例では、前記容器をほぼ円筒形としそれに熱絶縁を施すことがで きる。収着材ベッドを顆粒状又はペレット状とし、それを炭素製とすることがで きる。容器と収着材ベッドとの間の絶縁媒体をセラミック又はテトラフルオロエ チレン製のライナーとしてもよい。出入口構造に電極内の一つ以上の穴を含めて もよく、又はそれに電極の間でベッドに至る横向き入口及び出口を含めてもよい 。表面をベッドの対向端としてもよい。比較的低い強度で吸着される種を水とし てもよい。汚染された容器は導電性をもつことがあり、ベッドを容器から電気的 に絶縁するため電気的絶縁媒体を設けてもよい。ベッドを流体入口温度より約20 ℃高くまで加熱してもよい。制御装置を設けて電極へ間欠的に通電することによ りベッドの温度を周期的に高め、比較的高い強度で吸着される種を駆逐し且つ比 較的低い強度で吸着される種の吸着のために多くの収集サイトを解放してもよい 。電極を炭素製とし、電気的接触増強のため、収着材ベッド内へ延在する如き突 出 部を電極に含めてもよい。電極をベッドとの恒常的接触のため弾性的に押圧する 偏倚構造を設けてもよい。 また、本発明の他の特徴は、流体中の1以上の吸着された種を収着材ベッドか ら除去する元位置式の導電性収着・再生装置にあり、その装置に、封じ込め容器 、前記容器内にあって多数の吸着サイト及び透過性を有する導電性収着材ベッド 、前記ベッドを前記容器から電気的に絶縁する電気絶縁性媒体、脱離種を除去す る出入口構造、及び少なくとも前記1以上の被吸着種を脱離させ且つ前記ベッド を再生させる一つの温度まで前記ベッドを加熱するため前記ベッドと接触して前 記ベッドへ通電する如き一対の隔てられた電極を含める。好ましい実施例におい ては、前記出入口構造に、一つ以上の吸着種のパージ用のパージ流体をベッドへ 及びベッドから流す入口と出口を含めることができる。前記出入口構造に、一つ 以上の吸着種の流出用出口を設けること、及び一つ以上の吸着種の除去用の真空 を印加すべき出口を設けることができる。 さらに本発明の特徴は、流体中の水を含む吸着特性が異なる種を分離するため の元位置式の導電性収着装置にもある。封じ込め容器、及び前記容器内にあって 多数の吸着サイトを有し透過性がある導電性収着材ベッドを設けることができる 。電気絶縁性媒体により、前記ベッドを前記容器から電気的に絶縁し、出入口構 造が、前記ベッドの一つの表面へ汚染流体を供給し且つ前記ベッドの他の表面で 除染流体を受取る。一対の隔てられた電極が、吸着作用時に前記ベッドへ通電す る。制御装置が、前記電極へ間欠的に通電して前記ベッドを周期的に加熱し、前 記ベッド内の吸着サイトを占居すべき水の前記ベッドによる吸着を抑制すること により、前記比較的高い強さで吸着される種の吸着のために吸着サイトを増大さ せる。 本発明のさらに他の特徴は、吸着特性が異なる少なくとも他の一つの種から水 の吸着を抑制するための元位置式の導電性収着装置にあり、その装置は、封じ込 め容器、前記容器内にあって多数の吸着サイトを有し透過性がある導電性収着材 炭素ベッド、及び前記ベッドを前記容器から電気的に絶縁する電気絶縁性媒体を 含む。前記炭素ベッドの一つの表面へ汚染流体を供給し且つ前記炭素ベッドの他 の表面で除染流体を受取る出入口構造を設ける。一対の隔てられた電極が、吸着 作用時に前記炭素ベッドへ通電し前記炭素ベッドを加熱して前記炭素ベッド内の 吸着サイトを占居すべき水の前記炭素ベッドによる吸着を抑制することにより前 記比較的高い強さで前記炭素ベッドに吸着される種の吸着のために吸着サイトを 増大させる。 本発明がまた特徴とするところは、流体中の1以上の水が含まれる被吸着種を 収着材ベッドから除去する元位置式の導電性収着・再生装置にある。封じ込め容 器、前記容器内にあって多数の吸着サイトを有し透過性がある導電性収着材炭素 ベッド、前記ベッドを前記容器から電気的に絶縁する電気絶縁性媒体、水及び1 以上の吸着種を除去する出入口構造、並びに前記ベッドに接触し前記ベッドへ通 電し前記炭素ベッドを一つの高い温度まで加熱して前記炭素ベッドから被吸着水 を脱離させる如き一対の隔てられた電極を設ける。 また本発明の特徴は、多数の吸着サイトを有し透過性がある導電性収着材ベッ ド中に汚染流体を流し、且つ前記吸着ベッドへ電流を通し該ベッドを加熱し前記 ベッド内の吸着サイトを占居すべき最も高い強さで吸着される種の前記ベッドに よる吸着を抑制することにより比較的低い強さで吸着される種の前記ベッドによ る吸着のために吸着サイトを増大させてなる吸着特性が異なる種の分離方法にあ る。好ましい実施例では、前記電流を間欠的に通して前記ベッドの熱を維持し、 且つ汚染気体流への熱伝達を最小化してもよい。元位置での再生のため前記電流 の大きさを増大して通すことにより前記ベッドを高い温度へ加熱してもよい。 好ましい実施例の開示 他の目的、特徴及び利点は、好ましい実施例及び添付図に関する以下の説明か ら、当業者には明らかになろう。 図1は、流体中の吸着特性が異なる種を分離するための本発明による導電性収 着装置の図式的ブロック図である。 図2は、本発明の円筒形収着ベッドの細部を示す断面図である。 図3は、本発明の収着ベッドの他の実施例を示す図2と同様な図である。 図4は、本発明の収着ベッドの他の実施例を示す立体図である。 図5は、図4の炭素ベッドの詳細図である。 図6は、図5の炭素ベッドの側面、立面及び断面を示す図である。 本発明は流体中の異なった吸着特性の種を分離する導電性収着装置として実施 することができる。例えば流体を、水蒸気と汚染水から放散させたトリクロロエ チレン(TCE)等の汚染物質とが含まれる空気とすることができる。この装置 に、金属又はプラスチック製の円筒形タンク等の容器、及びその容器内に設けら れ多数の吸着サイトを有し透過性がある導電性収着材ベッドを含める。典型的な 収着ベッドは、所要の分離及び分離すべき種の性質によるが、炭素、より正確に は活性化炭素、又は活性化アルミナとすることができる。収着材がシリカゲル又 は分子ふるい等のように非導電性である場合には、銅又は銀の繊維又は球のよう な導電性材料を収着材ベッドに加えてもよい。炭素を使用する場合、典型的には 顆粒又はペレット状のものとする。導電性炭素ベッドは、例えばセラミック又は テトラフルオロエチレン製のライナー等の絶縁媒体によって周囲の容器から電気 的に絶縁される。 本説明において、特定の材料は、問題の工程及び温度で現れる当該材料への攻 撃であって耐えなければならないものに対する当該材料の特定の抵抗能力に依存 する。ベッドの一つの表面へ汚染流体を供給すると共に該ベッドの他の表面で除 染流体を受取るために出入口構造を設ける。吸着サイクル中に前記ベッドへの通 電で前記ベッドを加熱する如き一対の隔てられた電極を設け、然らざる場合に前 記ベッドの吸着サイトを占居するように比較的強く吸着される例えば水のような 種が前記ベッドへ吸着されるのを抑制することにより、比較的低い強さで吸着さ れる種の該ベッドへの吸着に利用できる吸着サイトを増大させる。容器を、例え ばガラス繊維マット又は剛性発泡体で取囲むことにより熱的に絶縁する。電極に 一つ以上の穴を穿ち、その穴を出入口構造の一部としてもよい。その代わりに、 一対の隔てられた電極の間に配置されたベッドへの横向き入口及び出口を出入口 構造に含めてもよい。前者の場合は、円筒形ベッドの両端がそれぞれ汚染流体の 受取り及び除染流体の送出表面となる。後者の場合には、入口及び出口が横向き に設けられ、上記表面はベッドの円筒形壁面上にある。 典型的には、吸着サイクル中にベッドを流体入口温度より約10℃ないし20℃高 くまで周期的に加熱する。制御装置が電極へ間欠的に電流を通してベッドの温度 を上記レベルまで周期的に上昇させ、本例では水である比較的高い強度で吸着さ れる種を駆逐し、本例ではTCEである比較的低い強度で吸着される種の吸着の ための吸着サイトを比較的多く解除する。制御装置の設定により、高設定を流体 入口温度より20℃高いものとし、高設定を高設定より数分の一度以上低いものと してもよい。こうするのはエネルギー供給を、ある温度にベッドを維持するに足 るだけのものとし、例えば水である比較的高い強度で吸着される種を吸着サイト から駆逐してベッドが飽和しないように保ってその効率を維持し、同時にベッド が周囲より20℃高く常時保たれるのを確実に防止するが、それは若しそのように なれば装置が入口流体(即ち、水及びTCEが混入した空気)を同一温度まで加 熱することになるからである。本発明の目的の一つは、ベッドのみを加熱し流体 の加熱を最少化するにあるが、それは水又は他の種によるベッドの飽和を防止す るにはベッドのみの加熱で足り、ベッドの周期的加熱に比し空気の連続加熱に要 するエネルギー量は遥かに大きいとの知見に基づく。 電極は、前記穴の有無とは関係なしに、炭素又はステンレス鋼製とすることが でき、例えばフィンガーの様な突起を設けそれを収着ベッド内へ延在させベッド との電気的接触の増強及びアーキングの抑制を図ることができる。これにより、 温度変化に伴うベッドの伸縮に起因する電気的接触の変化に対処することができ る。突出フィンガーは前記状況下における電気的接触改善手法の一つである。他 の手法はある種の偏倚装置を使うもので、例えばばねにより各端部の電極をベッ ドへ常時押圧し、結果的に炭素ベッドの境界部における伸縮に電極を追随させる 。 本発明は、導電性収着ベッドを単に吸着に使うだけでなく、元の位置のままで 炭素ベッドの再生にも使える構造のものとすることができる。この場合、100℃ の高温を上記と同じ装置に加え、この特定の例の場合TCEである吸着種の駆逐 によりベッドを再生することができる。窒素のような不活性ガスをパージ流体と して流すために上記と同じ出入口構造を使い、再生サイクル中に一つ以上の吸着 種をパージすることができる。さらに、パージ流体の替りに出口構造へ真空装置 を接続して再生中に脱離種を引抜くことができる。除去は、単に出入口構造を収 集装置へ開放して離脱した吸着種をして外向きに移行させることによっても実施 できる。 図1に示す本発明の導電性収着装置10は、収着材ベッドを含む容器12、そのベ ッドの温度を制御する制御装置14、及び制御装置14に応答してベッドを所要温度 に維持するに要する量の電気エネルギーを電線17、19経由で供給する電源16を有 する。図1の実施例の収着装置10は異なる三つのモードで運転することができる 。即ち、TCEを吸着し湿気又は水分の吸着を抑制する吸着/抑制モード18、元 の位置で炭素ベッドを再生する再生モード20、及び元の位置で炭素を完全に再活 性化する再活性化モード22である。この例において、吸着/抑制モード18の期間 中は水分及びTCEが含まれる空気の温度が入口24へ導入され、そこで入口温度 が熱電対26により検出されそれを表す信号が制御装置14へ加えられる。ベッドの 温度は熱電対28により検出されそれを表す信号も制御装置14に加えられる。吸着 /抑制モード18では、ベッド温度の高設定30を熱電対26の入口温度プラス20℃に 設定できる。低設定32を、それよりも0.5℃、又は5℃又は10℃低く設定できる 。これらの設定は、エネルギーに関する所要条件及び所要効率に依存する。この 低設 定32を適当に選択して制御装置14の制御下に電源16からベッドを間欠的に十分付 勢し、この例では水である比較的高い強度で吸着される種を駆逐すると共に、ベ ッドの一定温度維持を回避するが、前記一定温度維持は、入口24への入来空気を 必然的に同一温度へ加熱して、汚染空気の相対湿度、従ってその吸着を低下させ るためにヒータが全汚染空気の全量加熱に使われる従来技術で生ずるのと同様な 非効率を招く。除染後の空気は出口34を通して排出される。 ある期間後、除染効率が低下した時には、単に制御装置を操作するだけで再生 モード20に入れ、電源を継続的に接続してベッド温度を180℃まで上昇させTC Eを駆逐することができる。この操作において、ベッド温度が180℃に維持され ている間に窒素のような不活性気体を使ってベッドをパージすることができる。 パージは、吸着/抑制モードで使われる図1に示すのと同じ方向で行なうことが でき、又はパージ気体の向きを逆転させて出口34を入口にすると共に入口24を出 口にしてもよい。汚染種が比較的重く且つ比較的低揮発性の有機分子である場合 には、ベッドを再活性化モード22で作動させ、それらの比較的重い分子を破砕し ベッドからも除去するために約800℃まで加熱する。この際、本発明によれば再 生の場合と同様にこの再活性化を、吸着/抑制モード18用に使ったと同じ装置を 同じ位置で即ち元の位置で使って実施することができる。 図2の実施例では、容器12にガラス繊維マット又は剛性の発泡材で円筒形容器 を取り巻いてなる断熱材40を設ける。炭素ベッド42は、例えばセラミック又はテ トラフルオロエチレン製ライナー等の絶縁媒体46により容器12から絶縁した複数 個の顆粒又はペレット44によって形成される。上方スクリーン48及び下方スクリ ーン50が炭素ベッド42を適正位置に保持する。同様に炭素製である一対の電極52 、54をベッド42の両端に配置する。電極52、54に穿つことのある穴56、58及び入 口24と出口34により出入口構造を形成し、汚染気体を炭素ベッド42の一端へ進入 させ、除染させ、清浄流体として炭素ベッド42の他端経由で貫通させ流出させる 。炭素製の電極とベッド42との接触を改善するため、電極54について図示したよ う なフィンガー60を付加してもよく、それを炭素ベッド42内部へ延在させベッドと 電極との間に緊密な接触を維持すると共に接触面積を増大させる。これはアーク 発生を減少させ、且つ温度変化に伴ってベッド42に伸縮が生じた時にも電極54と 炭素ベッド42との間に十分な電気的接触を確保する。同様なフィンガーを電極52 についても使うことができる。電極52、54を炭素ベッド42と良好な接触状態に確 実に保つため、ばね62、64及び66、68のような偏倚手段により電極52及び54にそ れぞれ内向き偏倚力を与え、それらを炭素ベッド42へ常時押圧するようにしても よい。 他の実施例を示す図3において、電極52a、54aを単一穴70、72以外では中実の ものとし、それらの単一穴を介して出口延長部34a及び入口延長部24aを延在させ る。入口延長部24aは拡大してマニホールド76と連通した高圧室74を形成し、進 入する汚染流体をベッド42内へ分配する。同様なマニホールド78が、出口延長部 34aの端部に形成された同様な高圧室80と連通して浄化流出気体に対する収集室 として作用する。他の変形として、入口延長部24aおよび出口延長部34aを、それ ぞれ横向きの入口延長部24bおよび出口延長部34bとして設計し、両電極52a、54a における又はそれらの貫通部材としてではなく、円筒形側壁の両電極52a、54aの 中間で横方向にベッド42に連通する部材としてもよい。とくに出口延長部34bに 関して図示したように、再生及び/又は再活性化動作中にパージされた種の排出 を、後段の収集システム86又は真空ユニット88へ選択的に連通する弁84によって 行ない、その真空ユニット88により汚染材種を格別のパージ流体無しに抜き出し てもよい。 図4に示す他の実施例では、矢印100、102で示す気体流が電極104、106の面に 直交するので、流れの分配用の穴をそれらの電極に穿つ必要はない。図5及び6 の炭素ペレットベッド108はガラス繊維織布110(電気絶縁物としての)に包まれ ており、その織布が底部金属網支持体113付きの金属ケース112に収められる。ス テンレス鋼製の電極104、106がテフロン被覆114により金属ケース112から絶縁さ れる。電力線116、118をステンレス鋼製の電極104、106に取付ける。炭素ペレッ トベッド108の全体が図4に示すベッドホールダ用スチールドラム120に保持され る。出入口ダクト122、124をスチールドラム120に設け、汚染気体又は不活性再 生気体を装置に対して流出流入させ、炭素ペレットがその流れを炭素ベッドの横 断面に亘って分配する。 本発明の特定の特徴が一部の図には示され他の図には示されていないが、これ は便宜上のことに過ぎず、本発明によれば各特徴を他の特徴の一部又は全てと結 合することができる。 他の実施例が、当業者には自明となるであろうし、それらは以下の請求項の範 囲内にある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハーベイ アンドリュー セシル 米国 02154 マサチューセッツ ウォル サム、ウッドチェスター ロード 60 (72)発明者 マッコイ ジョン フランクリン サード 米国 01863 マサチューセッツ ノース チェルムスフォード、ドーラル ドライ ブ 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.流体中の吸着特性が異なる種の分離用収着装置であって、封じ込め容器、前 記容器内にあって多数の吸着サイトを有し透過性がある導電性収着材ベッド、前 記ベッドの一つの表面へ汚染流体を供給し且つ前記ベッドの他の表面で除染流体 を受取る出入口構造、並びに吸着作用時に前記ベッドへの通電で前記ベッドを加 熱して前記ベッドの吸着サイトを占居するように比較的強く吸着される種が前記 ベッドへ吸着されるのを抑制することにより比較的低い強さで吸着される種のベ ッドへの吸着に利用できる吸着サイトを増大させる如き一対の隔てられた電極を 備えてなる導電性収着装置。 2.請求項1の収着装置において、前記収着材ベッドを顆粒状としてなる導電性 収着装置。 3.請求項1の収着装置において、前記収着材ベッドをペレット化してなる導電 性収着装置。 4.請求項1の収着装置において、前記収着材ベッドを炭素としてなる導電性収 着装置。 5.請求項1の収着装置において、前記ライナーをテトラフルオロエチレンとし てなる導電性収着装置。 6.請求項1の収着装置において、前記出入口構造に前記電極における一つ以上 の穴を含めてなる導電性収着装置。 7.請求項1の収着装置において、前記一つの表面及び他の表面を前記ベッドの 対向端としてなる導電性収着装置。 8.請求項1の収着装置において、前記比較的低い強さでベッドへ吸着される種 を水としてなる導電性収着装置。 9.請求項8の収着装置において、前記ベッドを流体の入口温度より約20℃高く まで加熱してなる導電性収着装置。 10.請求項1の収着装置において、前記電極へ間欠的に通電して前記ベッドの 温度を周期的に上昇させることにより前記比較的強く吸着される種を駆逐すると 共に前記比較的低い強さで吸着される種の吸着のためにより多くの吸着サイトを 解除する制御装置を設けてなる導電性収着装置。 11.請求項1の収着装置において、前記封じ込め容器を導電性とし、前記ベッ ドを前記容器から電気的に絶縁するための電気的絶縁媒体を設けてなる導電性収 着装置。 12.一つ以上の汚染物質種を流体から収着ベッドへ収集しその後前記汚染物質 種を前記収着材ベッドから除去することによって流体中の一つ以上の被吸着種を 収着材ベッドから除去する収着及び再生装置であって、封じ込め容器、前記容器 内にあって多数の吸着サイト及び透過性を有する導電性収着材ベッド、前記ベッ ドを前記容器から電気的に絶縁する電気絶縁性媒体、前記ベッドの一つの表面へ 汚染流体を供給し且つ前記ベッドの他の表面で除染流体を受取る出入口構造、一 つ以上の被吸着種を除去するための出入口構造、前記ベッドと接触し少なくとも 前記一つ以上の被吸着種の脱離と前記ベッドの再生とを起こさせる一つの温度ま で前記ベッドを加熱するため前記ベッドへ通電する如き一対の隔てられた電極、 並びに前記電極へ間欠的に通電して前記ベッドの温度を周期的に上昇させること により前記比較的強く吸着される種を駆逐すると共に前記比較的低い強さで吸着 される種の吸着のためにより多くの吸着サイトを解除する如き制御装置を備えて なる元位置式の導電性収着及び再生装置。 13.請求項12の収着装置において、一つ以上の被吸着種除去用の真空を印加 するための出口を前記出入口構造に含めてなる元位置式の導電性収着及び再生装 置。 14.流体中の水を含む吸着特性が異なる種の分離用収着装置であって、封じ込 め容器、前記容器内にあって多数の吸着サイトを有し透過性がある導電性収着材 ベッド、前記ベッドを前記容器から電気的に絶縁する電気絶縁性媒体、前記ベッ ドの一つの表面へ汚染流体を供給し且つ前記ベッドの他の表面で除染流体を受取 る出入口構造、吸着作用時に前記ベッドへ通電する如き一対の隔てられた電極、 並びに前記電極へ間欠的に通電して前記ベッドを周期的に加熱し然らざる場合に 前記ベッド内の吸着サイトを占居すべき水の前記ベッドによる吸着を抑制するこ とにより前記比較的低い強さで吸着される種の吸着のために吸着サイトを増大さ せる制御装置を備えてなる元位置式の導電性収着装置。 15.水を吸着特性が異なる少なくとも他の一つの種から分離するための収着装 置であって、封じ込め容器、前記容器内にあって多数の吸着サイトを有し透過性 がある導電性収着材炭素ベッド、前記ベッドを前記容器から電気的に絶縁する電 気絶縁性媒体、前記炭素ベッドの一つの表面へ汚染流体を供給し且つ前記炭素ベ ッドの他の表面で除染流体を受取る出入口構造、吸着作用時に前記炭素ベッドへ 通電し前記炭素ベッドを加熱して前記炭素ベッド内の吸着サイトを占居すべき水 の前記炭素ベッドによる吸着を抑制することにより前記比較的高い強さで前記炭 素ベッドに吸着される種の吸着のために吸着サイトを増大させる如き一対の隔て られた電極、並びに前記電極へ間欠的に通電して前記ベッドを周期的に加熱し然 らざる場合に前記ベッド内の吸着サイトを占居すべき水の前記ベッドによる吸着 を抑制することにより前記比較的低い強さで吸着される種の吸着のために吸着サ イトを増大させる制御装置を備えてなる元位置式の導電性収着装置。 16.一つ以上の汚染物質種を流体から収着ベッドヘ収集しその後前記汚染物質 種を前記ベッドから除去することによって流体中の一つ以上の水が含まれる被吸 着種を前記収着材ベッドから除去する収着及び再生装置であって、封じ込め容器 、前記容器内にあって多数の吸着サイトを有し透過性がある導電性収着材炭素ベ ッド、前記ベッドを前記容器から電気的に絶縁する電気絶縁性媒体、水及び一つ 以上の吸着種を除去する出入口構造、前記ベッドに接触し前記ベッドへ通電し前 記炭素ベッドを一つの高い温度まで加熱して前記炭素ベッドから被吸着水を脱離 させる如き一対の隔てられた電極、並びに前記電極へ間欠的に通電して前記ベッ ド を周期的に加熱し然らざる場合に前記ベッド内の吸着サイトを占居すべき水の前 記ベッドによる吸着を抑制することにより前記比較的低い強さで吸着される種の 前記ベッドによる吸着のために吸着サイトを増大させる制御装置を備えてなる元 位置式の導電性収着装置。 17.多数の吸着サイトを有し透過性がある導電性収着材ベッド中に汚染流体を 流し、且つ前記吸着ベッドへ電流を通し該ベッドを加熱し前記ベッド内の吸着サ イトを占居すべき比較的高い強さで吸着される種の前記ベッドによる吸着を抑制 することにより比較的低い強さで吸着される種の前記ベッドによる吸着のために 吸着サイトを増大させてなる吸着特性が異なる種の分離方法。 18.請求項17の方法において、前記電流を間欠的に通して前記ベッドの熱を 維持し且つ汚染気体流への熱伝達を最小化してなる吸着特性が異なる種の分離方 法。 19.請求項18の方法において、元位置での再生のため前記電流の大きさを増 大して通すことにより前記ベッドを高い温度へ加熱してなる吸着特性が異なる種 の分離方法。
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