JPH09511114A

JPH09511114A - ２つのアンテナを有する無線アンテナ・ダイヴァーシチ遠隔通信装置用アンテナスイッチ

Info

Publication number: JPH09511114A
Application number: JP8508408A
Authority: JP
Inventors: ザウアーユルゲン; デーテリングフォルカー; レッピングユルゲン
Original assignee: Siemens AG
Current assignee: Siemens AG
Priority date: 1994-08-31
Filing date: 1995-08-28
Publication date: 1997-11-04
Also published as: ATE166506T1; EP0777939A1; WO1996007248A1; CA2198613A1; EP0777939B1; US5933122A; FI970831A; AU682978B2; AU3252895A; ES2116758T3; FI970831A0; DE4430987C1

Abstract

(57)【要約】２つのアンテナを有する無線アンテナ・ダイヴァーシチ遠隔通信装置、例えばＤＥＣＴコードレス電話の基地局に対するアンテナスイッチにおいて発生する切換損失を最小限に抑えるために、送信機（ＴＲ）から第１の送受信アンテナ（Ａ１）への第１の信号路（ＳＷ１）と、送信機（ＴＲ）から第２の送受信アンテナ（Ａ２）への第２の信号路（ＳＷ２）と、受信機（ＲＥ）から第１の送受信アンテナ（Ａ１）への第３の信号路（ＳＷ３）と、受信機（ＲＥ）から第２の送受信アンテナ（Ａ２）への第４の信号路（ＳＷ４）とにおいて、それぞれに、例えばＰＩＮダイオードあるいは切換ダイオードとして形成される電子的切換素子（ＳＥ１〜ＳＥ４）が設けられる。この切換素子（ＳＥ１〜ＳＥ４）はここでは信号路（ＳＷ１〜ＳＷ４）によってリング回路を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】２つのアンテナを有する無線アンテナ・ダイヴァーシチ遠隔通信装置用アンテナスイッチ本発明は、請求項１の上位概念記載の、２つのアンテナを有する無線アンテナ・ダイヴアーシチ遠隔通信装置用アンテナスイッチに関する。２つのアンテナを有する無線アンテナ・ダイヴァーシチ遠隔通信装置、例えばＤＥＣＴ（Digital Europian Cordless Telecommunication；Nachrichtentechni k Elektronik，Berlin，第42巻，第２号，1-2/1992，23頁から29頁，U.Pilger： “Struktur des DECT-Standards”を参照）規格あ Global Systems for Mobile Communication；Informatik Spektrum，Springer V erlag Berlin，第14巻，1991，第３号，137頁から152頁，A.Mann：る無線ＴＤＭＡ（Time Division Multiple Access時分割マルティプルアクセス）遠隔通信装置は、国際公開９４／１０８１２号（図１及び２とそれに属する明細書）から公知である。この公知のアンテナ・ダイヴァーシチ無線送信装置／無線受信装置は、２つのアンテナの間の切換（アンテナ・ダイヴァーシチを実現する）と、無線送信装置／無線受信装置の送受信動作の切換とのために、順次切り換わる２つの切換素子を有するアンテナスイッチ（ダイヴァーシチスイッチＤＳ及び国際公開９４／１０８１２号の図２によるＴ／ＲスイッチＴＲ−Ｓ）を有する。図１は、順次切り替わる２つの切換素子、すなわち第１の切換素子ＳＥＩ及び第２の切換素子ＳＥIIを有する縦続アンテナスイッチ１の基本回路図を示している。この第１の切換素子ＳＥＩと第２の切換素子ＳＥIIとによって、それぞれ、第１の信号路ＳＷ１は送信機から第１の送受信アンテナＡ１へ、第２の信号路ＳＷ２は送信機ＴＲら第２の送受信アンテナＡ２へ、第３の信号路ＳＷ３は受信機ＲＥから第１の送受信アンテナＡ１へ、第４の信号路ＳＷ４は受信機ＲＥから第２の送受信アンテナＡ２へと選択的に導通接続される。この縦続構成では、前述の切換機能の実現のためのそれぞれの切換素子ＳＥＩ及びＳＥIIにおいて切換損失が生じ、この切換損失が最終的に送出された送信電力と無線送信装置／無線受信装置の受信感度を不必要に低下させる。本発明の課題は、２つのアンテナを有する無線アンテナ・ダイヴァーシチ遠隔通信装置用のアンテナスイッチにおいて、発生する切換損失を最小限に抑えることである。この課題は、請求項１の上位概念に記載のアンテナスイッチにもとづき、請求項１の特徴部分に記載の構成によって解決される。送受信アンテナ２つを有する無線アンテナ・ダイヴァーシチ遠隔通信装置、例えばＤＥＣＴコードレス電話の基地局に対するアンテナスイッチ（このアンテナスイッチには前述の切換機能が割り当てられる）において、それぞれただ１つの、例えばＰＩＮダイオードあるいは切換ダイオードとして形成された電子的切換素子を設ける（リング回路の構成）ことによって、発生する切換損失を公知のアンテナスイッチに比べて半減させることができる。さらに前述のアンテナスイッチをただ１つのケーシングにまとめることができ、これによって特に備えつけおよび組み立てのコストを低減させることができる。本発明のさらに有利な別の実施形態が請求項２以下に示されている。本発明の実施例を図２に即して説明する。図２は、図１のアンテナスイッチ１にもとづき変形されたアンテナスイッチ１ａを示している。このスイッチ１ａには、図１のそれぞれの信号路ＳＷ１〜ＳＷ４に対して、例えばＰＩＮダイオードあるいは切換ダイオードとして形成することのできるただ１つの電子的切換素子ＳＥ１〜ＳＥ４が設けられている。この切換素子ＳＥ１〜ＳＥ４はここでは信号路ＳＷ１〜ＳＷ４によってリング回路を形成する。

Claims

【特許請求の範囲】１．送受信の２つのアンテナを有する無線アンテナ・ダイヴァーシチ遠隔通信装置用アンテナスイッチであって、第１の信号路（ＳＷ１）は送信機（ＴＲ）から第１の送受信アンテナ（Ａ１）へ、第２の信号路（ＳＷ２）は送信機（ＴＲ）から第２の送受信アンテナ（Ａ２）へ、第３の信号路（ＳＷ３）は受信機（ＲＥ）から第１の送受信アンテナ（Ａ１）へ、第４の信号路（ＳＷ４）は受信機（ＲＥ）から第２の送受信アンテナ（Ａ２）へと、それぞれ選択的に導通接続することができるように配置されている形式のものにおいて、それぞれの信号路（ＳＷ１〜ＳＷ４）に電子的切換素子（ＳＥ１〜ＳＥ４）が配置されており、該切換素子（ＳＥ１〜ＳＥ４）がリング回路になるように接続されている、ことを特徴とするアンテナスイッチ。２．切換素子（ＳＥ１〜ＳＥ４）がＰＩＮダイオードとして形成されていることを特徴とする、請求項１記載のアンテナスイッチ。３．切換素子（ＳＥ１〜ＳＥ４）が切換ダイオードとして形成されていることを特徴とする、請求項１記載のアンテナスイッチ。